11月2週/日曜日に低気圧が通過する 11月3週/週前半冬型⇒週末崩れるサイクル続く
●11月2週(11/10~11/16)の天候予測とMDポイント
日曜日に低気圧が通過する

<概況>
週の初めは冬型の気圧配置。13日(木)も北日本で冬型となるが、それ以外は週末にかけて移動性高気圧に覆われる所が多い。16日(日)はまた日本付近を低気圧や前線が通過する見込み。
なお、南西諸島では週後半にかけて台風26号の影響を受けやすい。
<天候解説>
週の初めと13日(木)は北日本の日本海側でしぐれの天気。初雪のエリアが東北地方を南下する。また13日(木)は西日本の太平洋沿岸部の一部で湿った空気が入りぐずついた天気となる可能性がある。
16日(日)は北日本中心に天気が崩れるが、東日本~西日本では大きな天気の崩れとはならない可能性が高い。
なお南西諸島では週後半にかけて、台風26号の影響でぐずついた天気が続く。
気温は週前半やや低め、週後半はやや高めの所があるが、全般的にはおおむね平年並み。九州地方ではやや高めが続く。
<ウェザーMDのポイント>
週前半は、順調に朝晩の冷え込みが強まる日が多い。寒さをしのぐため、熱々の鍋物料理が好まれるくらいの気温水準。さっぱり系の鍋つゆばかりでなく、こってり系の鍋つゆも好まれる。
東北中部付近や一部中部地方内陸部の標高の高いエリアまで雪の範囲が広がる可能性があり、対策商品の売場拡大を。
なお、三陸沖で8日(土)以降、マグニチュード5前後あるいはそれ以上の地震が頻繁に発生しているので、今後の活動に注意しよう。地震防災関連商品の売り込みも強化しておきたい。
●11月3週(11/17~11/23)の天候予測とMDポイント
週前半冬型⇒週末崩れる、のサイクル続く
<概況>
週の初めは、直前(16日(日))に日本付近を通過した低気圧が日本の東海上で発達し、冬型となる。北日本は週半ば~後半もう一度低気圧が通過し、その直後に冬型となるが、東日本~西日本はおおむね高気圧に覆われる。週末は日本付近をまた気圧の谷が通過する可能性が高い。
<天候解説>
週の初めは冬型。北日本の日本海側で雨や雪。北陸の山間部でも雪となるところがある。その後は全般に晴れるが、週末はまた全国的に天気が崩れる。
気温は週初め、強い寒気の通過により一時的に低めとなるが寒気の動きは早く、週半ば以降は平年並みか高めに推移する所が多い。気温上下の波が少し大きくなる見込み。
<ウェザーMDのポイント>
勤労感謝の日を含む週は、冬物耐久財の売上げが東日本~西日本でピークを迎える頃(北日本はすでにピークを過ぎる頃)。今年は5年ぶりに3連休となる。サイクル的に日曜日頃天気が崩れる可能性が高いのが気になる所だが、時期が近づいてきたら週間予報を細かく確認しよう。天気から客数を、気温から売れ筋商品を予測し、ビッグセールスにつなげたい。
<By 常盤勝美>






