結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年06月08日(土曜日)

タイ・バンコクのビッグCとセントラル・フード・ホールの店長たち

日本は空梅雨。
雨は降らず、気温は高い。
そんな日が続いている。

この空梅雨も、
成果に結び付ける商才がほしい。
商売の神様に祈りたい。

ここタイ王国のバンコクも、
1週間ほど前に雨季に入ったが、
雨が降るわけでもなく、
蒸し暑い。

外は蒸し暑いが、
ホテルもショッピングセンターも、
バスも高架鉄道BTSも、
クーラーをガンガンかけて、
キンキンに冷やす。

落語家の立川志の輔は、
このバンコクの状態を称する。
「冷蔵庫の中の麦茶の気持ち」

日本をフランス大統領が訪れている。
フランソワ・オランド。
参院本会議場で演説。

第2次世界大戦後、
フランスとドイツは友好関係を樹立。
今年、その50周年を迎えた。

「かつての敵は今は友人だ。
それにより欧州は統合され、
力を蓄えた」

然り。

「痛みを伴うかもしれないが、
過去に対して
一線を引かなくてはならない」

これは日本と中国、韓国とのことを示す。
歴史認識問題など、けじめをつけるべきだ。

タイにいると、
国と国との友好の大事さを
痛感する。

タイ国民は日本に対して、
とても親しみをもっている。

今日、チャチャイ・トングラタナハンさんから言われた。
タイ小売業協会専務理事。
「バンコクにずっと住んで、
指導してくださいよ」

ありがたいけれど、
冷蔵庫の麦茶は、
ときどきにしてもらいたい。

しかし中国や韓国とも、
こうありたい。

個人の付き合いは、
私たち自身、極めて友好的だ。

それが国家同士となると、
なぜかそうはいかない。

さて今日は、
怒涛のバンコク店舗視察。

まずサイアム・スクェアで全員写真。
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ガネーシャは「商売繁盛」の神様。
学問の神様・お金の神様・開運の神様でもある。
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ゾウの頭に人間の体。
珍しい姿だが、
タイの人たちは信じている。

私たちもそれにあやかりたい。

土曜日の朝9時にもかかわらず、
クルマが押し寄せる。
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初めに、ビッグCスーパーセンター。
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ビッグCは、もともと、
タイ最大の小売財閥セントラルグループに属した。
しかしフランスのカジノに売却された。
カジノはスーパーマーケット企業だが、
2010年にタイのカルフールを買収し、
ハイパーマーケットの数は国内最大。

この店のナンバー2ユーピンさんにインタビュー。
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チャチャイさんはかつて、
ビッグCの経営幹部で、
ユーピンさんの上司だった。

だから、インタビューと言いながら、
チャチャイ&ユーピンのダブル解説。
素晴らしかった。
〈以下、詳細はできれば商人舎magazineにて〉

ユーピンさんと写真。
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店は2フロアのハイパーマーケット。
実質的には2階の食品と化粧品などのフロア。
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ドライグロサリーとフレッシュフードが、
全体の55%。
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広い店ながら、
良く管理されていて、
それは日本のレベルを凌ぐほど。
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化粧品売り場もご覧のように素晴らしい。
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スロープを登って上階へ。
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衣料品もベーシックをしっかり押さえ、
在庫管理も的確だ。
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ホーム・ファニシングも充実。
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繁盛している店は、
生きている。

続いて、向かいの百貨店モールへ。
セントラル・ワールドプラザ。
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伊勢丹とセントラル百貨店、
ZEN百貨店が連なる。

その伊勢丹へ。
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上階に食品スーパーマーケットがある。
しかし日本人をターゲティングし過ぎて、
しかも売場は旧態依然。
クイーンズ伊勢丹そのままに、
世界最高峰の売場づくりを見せてほしい所だ。

対してセントラル百貨店。
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セントラル・グループの百貨店は、
3つのバナーを持つ。
第1がセントラル、第2がロビンソン、
そして第3が高級百貨店のZEN。

この百貨店は世界レベル。
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セントラルグループは、
スーパーマーケットもチェーン展開している。
それがCentral Food HallとTops。

セントラル百貨店の7階に、
「セントラル・フード・ホール」がある。
高質スーパーマーケット。

店長のチェルサック・カンパクディさんには、
2月にも会った。
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この3カ月ほどで、すごい成長ぶり。
受け答えだけでもそれがわかった。

素晴らしい。

トップの青果売り場。
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精肉は対面。
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惣菜も宝石を売る如し。
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伊勢丹とはえらい違い。

冷凍食品もコンパクトにまとめてある。
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柱周りの3面を使って、
オーガニック・フードの展開。
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1面だけ、「グルテン・フリー」のコーナー。
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レジの付近も見晴らしがよく、
すっきりしている。
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2006年オープン。
ますます好調。

8000㎡の売場に、
20社のサプライヤーを上手に配置し、
ロスを抑えつつ、利益を上げる。

チェルサックさんが、
店長として心掛けている「クレンリネス」は、
引き続き徹底されていたし、
学ぶ意思が見られた。

店に対して、
注文を付けてほしいとの要望。

「イメージが先行しているが、
セルフサービスの売場として、
もっと説明のサインやショーカードを、
的確につけよう」

「写真でもいいから、
アメリカのホールフーズを学べ」

そんなことを手短に教授した。

きちんとメモをとって、
目をキラリとさせた。

若いチェルサック店長、
130人の従業員をまとめて、
どんどん成長している。

何だかうれしくなった。

この後、向かい合って闘う、
テスコロータス・エクストラと、
ビッグCエクストラ。
さらにエンポリアム百貨店の高級スーパーマーケット、
イオンのマックスバリュやツルハ、
ダイソー・ジャパン、幸楽苑など、
紹介したい店ばかりだが、
今日はこのへんで。

「おあとがよろしいようで」

〈結城義晴〉

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