｢イオンタウン旗の台｣開業と立教大学院･結城ゼミ3期生の10周年
イオンタウンは、
近隣型ショッピングセンターを展開する。
ネイバーフッドショッピングセンターと呼ぶ。
略してNSC。
対してイオンモールは、
広域型ショッピングセンターで、
リージョナルショッピングセンター。
そのイオンタウンの新しい試み。
商人舎流通SuperNews。
イオンタウンnews｜
12/17｢イオンタウン旗の台｣オープン/東京23区内初出店
東京都品川区旗の台。
東急大井町線･池上線の旗の台駅。
駅前の商店街の中に出店。
全国で154カ所目。
東京23区内への初出店。
したがって都市型近隣ショッピングセンター。
｢ヘルス＆ウエルネス｣に重心を置く。
核店舗はビオセボンとウエルシア薬局。
ビオセボンはオーガニックスーパーマーケット、
ウエルシア薬局は調剤薬局併設型ドラッグストア。
だからヘルス＆ウエルネス。
敷地面積は1229㎡、総賃貸面積1690㎡。
鉄骨造3階建て。
駐車台数は2台、駐輪台数76台。
朝8時45分からオープニングセレモニー。
そしてテープカット。
一番右から、
松本忠久ウエルシアホールディングス㈱社長、
八木盛之ビオセボン･ジャポン㈱社長。
10時半からは八木社長が記者会見。
2組に分かれて店内説明が行われた。
ビオセボンnews｜
イオンタウン旗の台内に｢旗の台店｣12/17オープン
売場面積は約143㎡(43.4坪)。
この店で27店となる。
コンパクトな青果部門から入るが、
写真左の冷蔵冷凍ショーケースは、
ノンフロン自然冷媒。
温暖化への影響が小さい。
価格志向の店舗ではない。
それがこの小型NSCの核店として、
集客に寄与するか。
ウエルシア薬局頼みの商業集積で終わるか。
そして核店たる新しい試みはあるか。
それは商人舎1月号で明らかになる。
さて、私は夕方、新宿へ。
新宿野村ビル50階。
東京の夜景が美しい。
Wine＆Dining Duke。
フランス料理のフルコース、
それにスパークリングから白赤のワイン。
立教大学大学院･結城ゼミ。
その3期生の10周年懇親会。
彼らが修了して10年が経過する。
それぞれの道を歩んで、
環境の変化が大きかった人、
比較的安定していた人。
さまざまだ。
それぞれの人生、
それぞれに存分に生きてきた。
あらかた食事が終わって、
デザートが出てきたころ、
私の著書を贈って、
それぞれに対する言葉を書いた。
全員が10年前に修士論文を書いた。
この会合の前にその論文を取り出して、
ざっと見てきた。
修士論文集。
1期生から5期生まで、
30の論文が執筆された。
本人たちは、
それぞれに出来不出来を感じただろうが、
労作ばかりだ。
これらは私自身の、誇れる業績だ。
そして一人ひとりの生き様も、
私自身の誇れるものだ。
子育てと仕事を見事に両立させた人。
しっかりした事業展開を果たしている人。
新しい社会貢献ビジネスを立ち上げる人。
自己研鑽に励んで海外事業に抜擢された人。
みんな、ありがとう。
私も10年前を思い出した。
そしてこの10年の自分の歩みを振り返った。
｢艱難が忍耐を生み出し、
忍耐が練達を生み出す。
そして練達が希望を生み出す。
この希望は、
失望に終わることがない｣
[注]｢練達｣とは｢練られた品性｣のことをいう。
新約聖書･ローマ人への手紙5章。
艱難は人を鍛える。
つくづく、そう思った。
〈結城義晴〉
