結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2016年01月28日(木曜日)

糸井重里の「夢に手足を。」と甘利明辞任の「質のよくない金」

甘利明経済財政・再生大臣、
閣僚を辞任。

やはり。

どの情報が事実なのか。
私にはわからないが、
二度の現金授受を認めて辞任するのならば、
『週刊文春』の記事が出た段階で、
すぐに事実関係を調べて、
即座に決断すべきだった。

安倍晋三首相が慰留に努めたらしいが、
それも事実とすれば、
筋が通らない、おかしな話だ。

押し切ることができる、
という甘い判断だったのだろうか。

経済界からは、もったいないの声。

それも理解できなくはないが、
こんな前時代的な金銭授受行為が、
本当に行われたのだとしたら、
開いた口が塞がらない。

いい政治家の一人だと感じてはいたが、
残念ながら我が国の政党政治は、
いまだ、低次元だ。

何とも言えない気分にさせられる。

『ほぼ日刊イトイ新聞』
巻頭言「今日のダーリン」で、
糸井重里さんが書く。

「株式会社東京糸井重里事務所が
どういうことを考えて、
どういうことをしていく会社なのか、
やっとことばになった」

夢に手足を。

 夢には翼しかついていない。
 足をつけて、
 歩き出させよう。
 手をつけて、
 なにかをこしらえたり、
 つなぎあったりさせよう。
 やがて、目が見開き、
 耳が音を聞きはじめ、
 口は話したり歌ったりしはじめる。

 夢においしいものを食べさせよう。
 いろんなものを見せたり、
 たくさんのことばや歌を聞かせよう。
 そして、森を駆けたり、
 海を泳いだりもさせてやろう。

 夢は、ぼくたちの姿に似てくるだろう。
 そして、ぼくらは、夢に似ていく。
 夢に手足を。
 そして、手足には夢を。

まったく、素晴らしい。

日本の小売業も、
「夢に手足を。」であるべきだ。

日本の消費産業も、
もちろん「夢に手足を。」でありたい。

そして日本の政治も、
「夢に手足を。」でなければならない。

わが商人舎も、
「夢に手足を。
手足には夢を。」だ。

今日は、朝から、
東京の御成門。

東京タワーが美しい。DSCN7610-6
やはりこのタワーの下に、
30年暮らした私は、
東京スカイツリーよりも、
こちらに愛着がある。

右手に目を向けると、
愛宕ヒルズ。DSCN7611-6

そして今朝は、恒例の取締役会。
カスタマーコミュニケーションズ㈱。
愛称・略称はTrue DataのCCL。

順調に報告と議論と決議とが終わって、
浜松町駅前の㈱プラネットへ。DSCN7614-6
CCLのオフィスもいいが、
こちらも実に快適な空間。

代表取締役会長の玉生弘昌さん(前列右)と、
CCL常勤監査役の中川浩之さん。
後ろはCCL社外取締役の田窪伸郎さんと私。DSCN7612-6
中川さんは元㈱宇徳代表取締役社長。
田窪さんは優秀な経営コンサルタントで、
㈱コーポレイトディレクションのパートナー。

玉生さんを囲んで、
その論文集や書評冊子を見ながら、
楽しい懇談。

考えてみれば、
プラネットこそ「夢に手足を。」で、
日本の卸売業と製造業に、
EDIの架け橋を作ってきた会社だ。

True Data CCLも、
日本の消費者と小売業との間に、
「夢に手足を。」で橋を架け、
製造業や卸売業に役立つ会社へと、
成長発展しなければいけない。

それにしても日本の政党政治。
「夢の懸け橋」を壊してはいけない。

「夢に手足を。」と言いつつ、
菓子折りと50万入りの封筒を、
懐に入れてはいけない。

夢は金では賄えないものだ。
もちろん質(たち)のいい金は、
政治にも事業にも必須だが。

ピーター・ドラッカーが8番目に掲げたのが、
「必要条件としての利益の目標」
これを「質のいい金」という。

質の悪い金の、
質の悪い入手の仕方は、
よろしくない。

それを「甘益」と名づけておこう。
それが正義によって、
らかにされてしまったのだ。

私たちは絶対に、
「夢に手足を。
手足に夢を。」である。

糸井さんに感謝しておきたい。

〈結城義晴〉

2016年01月27日(水曜日)

住吉美紀「人生チーム。」と藤田晋「同じ話はしたくない」

1日中、横浜商人舎オフィス。DSCN7609-6
真冬にしては、暖かい。

フリーアナウンサーの住吉美紀さん。
その「すみきちブログ」は、
商人舎公式ホームページでも、
「知識商人の輪」にリンクを張っている。

2011年の12月2日には、
ふたりのビッグショーで、
個人的に司会をお願いした。
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大久保恒夫&結城義晴のデュエット。
住吉さんもコーラスで加わってくれた。
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NHK出身の人気アナウンサーで、
猫好きとしても著名。

その住吉さんが、
今日のブログ「人生チーム。」で、
アラフォーでの再婚を発表。

おめでとう。

「20代は仕事のオニだった。
30代、人を傷つけ、自らも傷つき、
生きることはきれいごとでは
済まされないことを知った。
職場の居心地がよく、
仕事仲間を家族のように思った。
40代を目前に、
組織を離れ、自営業になり、孤独を知った。
自分の弱さと未熟さを知った。
人の優しさのありがたみを知った。
時の過ぎゆく早さを
かみしめるようになった。
気づくと、
人生を一緒に創っていく家族が欲しいと、
心から思っていた」

人生チーム。
おめでとう。

さてDaily商人舎の今日のニュースは、
ウォルマート時給アップ第2弾!
今年度27億ドルの投資

ウォルマートもここへきて、
2年連続で人材投資。

昨年が10億ドル、今年度は27億ドル。

人手と人材の確保。

これが現時点の最大課題だ。

今年の商人舎標語。
「人をつくる、人を残す」
会社は人が集うところ。
店は人が群がるところ。
売場も人が寄ってくるところ。

2016年をとおして、
会社も店も売場も、
人々が好んで集まるところとなりたい。

金を残すは下なり、
事業を残すは中なり、
そして人を残すは上なり。(後藤新平)

そのために人を集め、
人を育み、
人を残す。

もちろん金がないと人を雇えない。
事業がないと人に仕事を与えられない。
それらがないと人を育てられない。

だから金も儲ける。
事業も栄えさせる。
そして人を伸ばす。

2016年をとおして、
社長は社員を愛でる。
店長は店員を育てる。

リーダーは仲間を励まし、
会社はパートタイマーを大切にする。
それらすべてが顧客を喜ばせる。

2016年は人で決まる。
人が好んで集まるか否かで決まる。
2020年まで人で決まる。

人の強みを生かすこと。
一人ひとりの個性を花開かせること。
それがマネジメントの本質である。

金を残すは下なり、
事業を残すは中なり、
そして人を残すは上なり。

そのために人を集め、
人をつくる。
人を残す。

2016年をとおして、
会社も店も売場も、
人々が喜び勇んで集まるところとなりたい。
〈結城義晴〉

今年は、言い続ける。
視点の角度を変え、
表現方法を変え、
何度も何度も、
言い続け、書き続ける。

さて、日経電子版の『経営者ブログ』
藤田晋(ふじた・すすむ)さんは、
隔週水曜日に書く。
サイバーエージェント社長。

1973年福井県生まれで、
98年、同社設立、
2000年に当時史上最年少経営者として、
東証マザーズ上場。
派手なM&Aとは一線を画して、
自力で成長を求める経営スタイル。

その藤田晋ブログのタイトルは、
「同じ話をする経営者にはなりたくない」

2014年の12月に「麻雀最強位」となって、
2連覇達成を掲げた。
しかしそれには失敗。

ただし、業界誌『近代麻雀』に連載を書く。
ほかにも『日経ビジネスアソシエ』の連載、
さらにこの『経営者ブログ』も執筆。

それ以外にも2004年から続けている、
渋谷ではたらく社長のアメブロ

こんなにあっちこっちに書き、
それを続けるには、
訳がある。

そのひとつは、
「自分を追い込む道具として使っている」
全く同感。

「広く自分の考えや意見、目標を
媒体を通じて宣言することで、
後には引けない状況を作り出し、
自分にプレッシャーを与えるようにしている」

「自分を律し、悔いのない過程を
踏むことにはつながります。
結果がどうであれ、書いたことによって
得るものは大きいと思っています」

これは私にもよくわかる。

もう一つが、
今回のタイトルになっていることで、
「同じ話をする経営者にはなりたくない」

これは彼自身の経験。
「朝礼や年初挨拶などで、
『毎回、同じ話を聞かされる』と
ぼやいているのを何度か
耳にしたことがあります」

この、同じ話をする経営者、
実に多い。

「日々『ネタ』を生み続ける鍛錬をしていないと
そうなってしまうのも無理はない」

同じ話をしてはいけないというのではない。

同じことを、繰り返し繰り返し、
語り続けるのが、
経営者やリーダーの本来の役割だ。

しかし同じエピソードや、
同じ自慢話は、
いけない。

「芯は保ちつつも、毎回、
新たなネタや発想を発掘し、
それを文章にする。
そういった作業は、
頭脳の整理や活性化にもつながり、
新たな『引き出し』も増えていきます」

趣旨は一貫している。
しかし切り口や、
説明の仕方は変わる。

そして行動は一気通貫。

今年は、
「人をつくる。人を残す」

よろしく。

〈結城義晴〉

2016年01月26日(火曜日)

ライフ押上駅前店訪問とニトリ社長交代の「愛嬌と度胸」

北極振動(Arctic Oscillation)
日本列島を覆う寒波。
ニューヨークなど北米を襲う大雪。

その原因が「北極振動」らしい。

北極と北半球中緯度地域の気圧が、
相反して変動する大気振動の一種で、
北極付近で寒気のため込みと放出が繰り返される。

年を越してから、
北極付近の気圧が高くなった。
一方で、アメリカ東部や日本など、
中緯度地域の気圧が低くなった。

このため、北半球では、ほぼ同時期に、
偏西風の南北方向の蛇行が強まった。

そこで北極から流れ出した寒気が、
偏西風の蛇行に沿うように南下した。

ああ、寒い。

昨年は1月2月にニューヨークに滞在して、
あのときも、極寒だった。

ああ、寒い。

けれど、北極振動が原因と知ると、
「地球の運動なのだから」と許す気になる。

さて、その寒い朝、
東京スカイツリーへ。
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ライフの押上駅前店。
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地階と1階がライフコーポレーションの店舗。
セントラルスクエアというフォーマット。
2階はニトリ。

ライフは地階が600坪、
1階が400坪。

ニトリは900坪。

12月5日にオープンして、
絶好調のままに年末年始を経過した。

ライフコーポレーションの上柿景吾さんが、
ずっと案内してくれた。
管理本部兼広報部兼社会環境推進部担当課長。
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その後、秋葉原のライフ本社へ。
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2時間以上もインタビューと情報交換。
依田宏さん(右)と上田隆さん。
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依田さんは首都圏営業企画部RE担当部長、
上田さんは管理統括本部担当部長、
兼広報部長兼社会環境推進部長。

いい店、いい話でした。

ありがとう。

さて押上の東京スカイツリーの店で、
ライフとコンビネーションを組むのが、
ニトリホールディングスのニトリ。
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そのニトリホールディングスが、
社長交代の記者会見。

日経新聞は夕刊で、
「唐突な退任」と見出しを付けた。

何か、知っているとでもいいたげ。

しかしこの交代は、
極めて順当。

2月21日に正式に就任するのは、
白井俊之さん。60歳。
現㈱ニトリ社長にして、
ニトリホールディングス副社長。

まあ、予定の継承で、
その時期が早まったか、
といったところ。

創業者の似鳥昭雄さんは、
ホールディングス社長で71歳。

今後も、代表権を持つ会長として残る。

白井さんは、
生粋のニトリのチェーンストアマン。
1979年に宇都宮大学工学部卒業後、
当時年商29億円の㈱ニトリ家具に入社。
社員は100人にも満たない規模だった。

「完成されたものほど、
つまらないものはない」
このニトリの求人コピーに惹かれた。

店長など現場のキャリアを積み、
実務に関しては「ピカイチ」。
2004年常務取締役、2008年専務取締役、
そして14年、ニトリ社長に就任し、
ニトリホールディングス副社長を兼務する。

似鳥昭雄さんの右腕。

ニトリホールディングスは、
2013年2月期に300店3000億円を達成。
昨年2月期に4000億円、
昨年10月400店達成。

1店平均年商10億円、
2年で100店、1000億円を上積みする。
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今年2月期にはニトリ時代から、
通算29期連続の増収・営業増益を達成する。

来年は30期連続増収増益。

それが似鳥さんの花道との見方が強かったが、
「意思決定を単純化、迅速化する」ために交代。

今後の課題は、
ニトリは「32年3000店」を目標に掲げる。
その目標時点の店数は、
国内1000店、海外2000店。

現在は、台湾と中国、
それからアメリカに出店しているが、
海外店舗数はまだ40に満たない。

記者会見のコメントが面白い。

似鳥さんの発言。
「実務は私以上に詳しい。
物事を即断即決できる」

「私がCEOで、白井さんがCOOとなる」

「白井さんとは苦楽をともにしてきた。
作り上げたものを否定して、
リスクに果敢に、未来に向けて挑戦してきた」

「彼は逃げる姿勢を見せない。
そして、性格が明るい」

「愛嬌も度胸もあり、一番、
条件にあっているんじゃないかなと思う」

「愛嬌と度胸」
この二つの特性は似鳥昭雄自身のものだ。
そしてこのユニークさがニトリの真骨頂。

「常に私に報告に来るから安心だ。
彼しかいないなと前々から思っていた。
満を持してのエースが登板する。
もうちょっと早くてもよかったが」

「ただ、私もまだ20代
という気持ちでやっているので、
死ぬまで現役でいたいと思っている」

白井さんのコメント。
「今までのことは全面的に
否定するようにと言われている」

「何ができるかではなく
何が重要なのかという点を考え、
職務に励んでいきたい」

何があっても、時期はどうでも、
この社長交代は、ニトリの、
専門経営者時代到来を意味している。

そう言えばライフコーポレーションも、
清水信次会長という創業者から、
岩崎高治社長への交代で、
専門経営者の時代を体現して、成功した。

愛嬌と度胸。
場合によってはそれを否定することも、
白井俊之には許されている。

〈結城義晴〉

2016年01月25日(月曜日)

琴奨菊の「稽古は嘘をつかない」と結城義晴「嘘をつく店」

Everybody! Good Monday!
[2016vol4]

2016年1月も最終の第5週。
来週月曜日から、もう2月。

日射しは1月下旬。
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しかし大寒から立春に向かう。
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今年の正月は、
時の移ろいが、
ひときわ早く感じられた。

身の錆をみな声にして初鴉
〈朝日俳壇より 甲斐市・松田健嗣〉

「初鴉」は「はつがらす」 で、正月のカラス。

初雪や雪国なれど嬉しかり
〈同 長野県川上村・丸山志保〉

わかる気がする。

平年の寒さに安堵することも
〈同 枚方市・中嶋洋太〉

暖冬の今冬、しかし今度は寒波が続く。
沖縄県名護市や久米島では、
25日未明、みぞれが降った。
1953年の統計開始以来、初めて。

安堵といえば、
琴奨菊。

10年ぶりに日本出身力士の大相撲優勝。

毎日新聞巻頭言『余禄』
「今さら力士の出身国を問うのも無粋だが、
そのがぶり寄りで地元・福岡県はじめ
多くのファンに愛された力士の栄誉は
うれしい」

同感。

しかし日経新聞のスポーツ欄。
元大関魁皇の現浅香山親方が苦言。
魁皇は5回の優勝を誇る。
「先日、巡業の稽古を見たが失望した。
白鵬を突き上げていくべき若手が全然、
稽古していない。
結局、外国人力士の方が
稽古しているから強いということ」

誰が言ったか、定かではないが、
「稽古は嘘をつかない」

商売も絶対に嘘をつくことなく、
正直でありたい。

さて商人舎magazine、
Weekly商人舎の日替り連載。
月曜朝一・2週間販促企画。

今週の記念日も多い。

今日1月25日 (月)は、
ホットケーキの日、
美容記念日、
あったか旭川まんの日、
プリンの日、
主婦休みの日、
石ノ森章太郎生誕記念日。

明日の1月26日 (火)は、
コラーゲンの日、
プルーンの日、
携帯アプリの日、
文化財防火デー。

明後日1月27日 (水)は、
船穂スイートピー記念日。

1月28日 (木)は、逸話の日。
へえっ。

1月29日 (金)は、
クレープの日、
キン肉マンの日、
タウン情報の日。

ここでキン肉マンがでてくるか。

1月30日 (土)は、
EPAの日、
女性医師の日。

EPAは「エイコサペンタエン酸」のこと。

そして1月31日 (日)は、
愛妻感謝の日、
愛菜の日、
生命保険の日。

まあ、いろいろな記念日。
それなりに活用したい。

そしてDaily商人舎は、
12月SC売上高は前年比0.1%減、
暖冬で「衣」不調「食」好調

ご愛読ください。

今日は、夕方からWeb会議。
㈱プラージュから、
大挙、参会してくれて、
賑やかになった。

プラージュは、
商人舎公式サイトと商人舎magazineを、
ずっと構築してくれている。
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私の左隣が、
㈱プラージュ社長の磯浩一郎さん、
その隣へ中村道隆さん、
八ッ田一成さん。
一番右が高瀬精宥さん。

私の右隣は、
いつもの猪股信吾さんと、
内田憲一郎さん。

これまでの懸案事項が、
一挙に片付いて、
商人舎のwebページは、
充実していきます。

ご期待ください。

さて、先週木曜日の1月21日、
一般財団法人が発足。
名称は食品安全マネジメント協会。

食品安全、品質管理、および、
信頼確保を高度化する取り組みを推進する。

参加企業は、小売業からイオン㈱と、
㈱セブン&アイ・ホールディングス、
コンビニエンスストアから㈱ローソン。
外食から㈱吉野家ホールディングス、
それに日本生活協同組合連合会。

食品メーカーは13社。
味の素㈱、キッコーマン㈱、キユーピー㈱、
アサヒグループホールディングス㈱、
サントリービジネスエキスパート㈱、
日清製粉グループ本社㈱、日本製粉㈱、
㈱ニチレイ、日本ハム㈱、㈱明治、
㈱ヤクルト本社、雪印メグミルク㈱、
そして山崎製パン㈱。

事務局は㈱三菱総合研究所。

もともとは、昨年8月に組織されたのが、
食品安全マネジメント協会設立者集会。
それが母体となって、
一般財団法人が設立された。

おりしも、ココイチに端を発して、
廃棄商品転売事件が起こって、
この協会の意義はますます高まる。

発足会は1月28日、17:00~18:30、
大手町サンケイプラザホール。

大企業ばかりでなく、
中小企業も含めて、
日本の食品産業全体で、
取り組んでほしいところだ。

ここでも大手が集まって、
深い研究や啓もう活動をする前に、
「嘘をつかない」精神を確認する必要がある。

最後に、結城義晴『message』から。
嘘をつく店

「この店は滅びる」
倉本長治は言い放った。
よほど腹が立ったのか、
それともひどく悲しかったのか。
私も近頃、そんな気持ちになることがある。

客を平気で待たせる店。
買いたい品が見つかりにくい店。
欲しいものが品切れしている店。
買った商品が傷んでいる店。
きたない店。

一番いけないのは、嘘をつく店。

「安い」と「良い」とは突き詰めると同じことだ。
品質が同等で価格が低い状態を「安い」といい、
価格が一定で品質が高い状態を「良い」という。
ただし、「安い」も「良い」も、
嘘をつかない店でのことだ。

客を待たせない店、
分類と陳列の整った店、
欠品のない店、
品質のしっかりした店、
きたなくない店、でのことだ。

「安いよ、安いよ」と
大声を張り上げている。
そんな者にかぎって、
嘘つきの店がある。
きたない店が多い。

そしてこんな店には、
「買物の得」はあっても、
生活の得」はない。
暮らしの得」を提供する店こそ、
デスティネーションストア」と表現する。

競争はやがて、
賢い消費者を多種多数、誕生させる。
逆に、競争者自身は多産多死の状態に陥る。
しかし、それは良いことなのだと思う。
進化を意味するのである。

だから私もこう言い切ろう。

嘘をつく店など、滅びてしまえ。
永遠に、この地上から無くなれ。
〈㈱商業界刊より、一部変更〉

では、みなさん、
今週も、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2016年01月24日(日曜日)

ジジの家族[日曜版2016vol4]

ジジ デス。
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ミナサン
コンニチハ。

ユウキヨシハル ノ オトウサン。
ゲンキ デスカ?

ガンバッテ クダサイネ。

ボク
シバラク ノ アイダ
ニチヨウビ ニハ
モドッテ クルコトニ
シマシタ。

トモダチ ガ
タスケテクレマス。
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ボクノ 猫ノ ファミリー。
ミンナ イキテイルミタイデ
ウレシイデス。

カアサン ノ ナマエ ハ ミント。
050404
キレイデショ?

ボク ノ ジマン ノ カアサン デス。

ウマレタバカリ ノ コロ
イツモ ボク ヲ ダッコシテ
カオ ヲ ナメテ クレマシタ。
050401-02
カアサン アリガトウ。

アイタカッタ ナア。

ソレカラ トウサン ハ
ジンジャー。
090622-父と3兄妹
オオキナ カラダ。

オナカ ノ トコロ ニ イルノガ
ボク デス。

トウサン モ アリガトウ。
アイタカッタ デス。

ソレカラ 姉妹タチ。
ヘーゼル ト ミルキー。
050401c
イチバン ヒダリ ガ
ボク デス。

シヌ マエニ イチド
アイタカッタ ナア。

イツモ クッツイテ
ネテイマシタ。050425右端がGigi君いつも3匹くっついて寝ていました。
イチバン ミギ デ
ヒックリカエッテ イルノガ
ボク デス。

カゾク ヲ オモウ ト
ココロ ガ ヤスラグ。

ヘーゼル モ ゲンキ デ
クラシテ クダサイ。
050511-02左がGigi君
オニイサン ノ ボク ガ
ミマモッテ イマス。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2016年01月23日(土曜日)

プログレスデザインでの座談会と『ひこばえ』の新年会

大阪・船場のホテルで目覚めた。
今日はこの冬一番の寒さになる。

すぐに、㈱プログレスデザインへ。DSCN0898^6

商業施設や店舗のプロデュース、
および店舗デザインの専門集団。
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そのオフィスを借りて、
月刊『商人舎』の座談会。
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代表取締役VMDディレクター西川隆さんと、
㈱アイダスグループ代表の鈴木國朗さん。
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朝の9時半から12時半まで。
みっちりとディスカッション。

そして全員集合で記念写真。
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左から取締役営業部長の柳本浩三郎さん、
東京分室長の根本薫一さん。
一番右は福田真由美さん、
ゼネラルマネージャー。

いい会社には、
いいオフィスがある。

ありがとう。
心から。

プログレスデザインを辞して、
新大阪から新幹線。

京都を過ぎ、
名古屋を超えて、
静岡へ。

残念ながら、
富士は見えなかったが、
かわりに横浜に近づくと、
丹沢山系が姿を現した。
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あまり知られていないけれど丹沢山系は、
神奈川県の総面積の6分の1ほどを占める。

新横浜に着くと、
妙蓮寺の自宅に戻って、
それからすぐに、横浜駅南口へ。

三代目魚河岸青木鮮魚店。
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新鮮魚介料理と日本酒の店。
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プライベートレーベルの炭菜坊が、
ズラリと並ぶ。
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突き出しは、キビナゴと薩摩芋。
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年に一度の、
中学高校時代の仲間の集まり。
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左から富澤弘文、関孝和、
篠田宏、廣部秀一。

横浜の中高一貫教育の私学。
聖光学院という。

その高校のころ、
先輩から引き継いで、
同人誌をやっていた。

誌名は『ひこばえ』。
「蘖」と書いて、
切り株や木の根元から 出る若芽のこと。

そのころの同人7人が、
いまでも正月に集まって、
旧交を温める。

小説や詩、評論を書いたり、
ともに山に登ったり。

みんな還暦を過ぎて、
それでもひとりも欠けることなく、
年を重ねてきた。

若芽が古株となっってしまったけれど。

(わか)くして学べば、
すなわち壮にして為すこと有り。

壮にして学べば、
すなわち老いて衰えず。

老いて学べば、
すなわち死して朽ちず。

今日はつくづくと、
この佐藤一斎の「三学戒」を思った。

我々はまだ、
壮と老の間くらいだと、
互いに話し合った。

〈結城義晴〉

2016年01月22日(金曜日)

阪急オアシス箕面船場店・甲陽園店とアンパンマンセミナー

日経新聞の『経済教室』
昨日から始まった「ノベーションを考える」
一橋大学准教授の清水洋さんが、
わかりやすく解説。

何度も書いて申し訳ないけれど、
今月の『私の履歴書』は、
今のところ、つまらない。

小椋佳。

この連載の主旨は本来、
「壮大なる自慢話」なのだが、
自慢話だけに、うまく書かねば、
どうしても鼻につく。

『私の履歴書』の代わりに、
経済教室を学ぼう。

「イノベーションとは簡単にいえば、
経済的な価値を生み出す新しい物事です」

「経済的な価値」と「新しい」
この2点が重要。

私もよく書いたり語ったりするが、
ジョセフ・シュンペーターは、
「既存の均衡を創造的に破壊して
新しい均衡を作る『新結合』を、
イノベーションだと捉えました」

「既存のシステムを変革し、
新しい生産性のフロンティアに移るような
急進的(ラジカル)なイノベーション」

その後、クレイトン・クリステンセンらによって、
「既存の枠組みを維持しながらも
生産性を高めるような漸進的な改善」も
重要なイノベーションだととらえられた。

そして重要なこと。
「急進的なイノベーションと
漸進的なイノベーションは
トレードオフの関係」にある。

企業がこの二律背反を、
同時に追求することを、
「両利きの経営」と呼ぶ。

ここまでが第1回。

そして第2回の今日は、
イノベーションと発明に関して。

イノベーションは、
「技術革新」と捉えられることが多い。

しかし優れた技術が開発されても、
それだけではイノベーションにつながらない。

つまり、イノベーションは、
「インベンションと混同される傾向」にある。
インベンションが「発明」。

しかしこの2つは本質的に異なる。

さらに、イノベーションは、
新しい科学的な発見とも違う。

発明や科学的な発見は、
「将来のイノベーションの重要なタネ」。

ピーター・ドラッカーは、
イノベーションを7つに整理した。

そのなかで発明・発見は、
一番少ないケースだった。

おっと、来週の清水さんの内容を、
書いてしまったか。

さて今日は大阪で阪食の取材。
まず向かったのは、
阪食研修センター。
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ここで、志水孝行さんが取材に応じてくれた。
志水さんは、取締役執行役員店舗統括部長、
兼店舗企画部長。
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阪食の店づくりのキーマン。

志水さんは、
阪食の店づくりについて
スライドを使って、
詳細に説明してくれた。
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初めはホワイトボードに記して、
解説。
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1時間ほどのレクチャーのあと、
研修センターを視察。
プレゼンテーション研修のスペースには、
さまざまな陳列棚が並ぶ。DSCN0485-1

鮮魚の商品化技術を学ぶ研修室。DSCN0487-1

今日は新入社員が研修を実施中。DSCN0488-1

レジ研修のルーム。DSCN0493-1

部署に関係なく、
レジ作業は社員全員が学ぶ。
これによって店舗では、誰もが、
レジ業務をこなすことができるようになる。
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精肉の研修ルームでは、
牛肉のカッティング研修中。
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指導員がつきっきりで、
商品化の基本技術を教える。
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この研修所で、社員・従業員は、
基本の作業を徹底的に学ぶ。
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基本作業のマニュアル書。
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阪食は、新店オープンに際し、
150日前研修、75日前研修など、
徹底的な社員教育を行う。
それを担うのがこの研修センター。

その研修でも志水さんは、
責任者として活躍する。

その後、話題の阪急オアシスの2店舗を取材。
どちらも昨年末にオープン。

まず阪急オアシス箕面船場店。
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志水さんがつきっきりで、
売場づくりの要点を説明してくれた。
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店舗ではみな、生き生きと、
笑顔で働いている。

キッチンステージの女性。
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デリの焼きたてピザの試食をすすめる女性。
マスクをしていても笑顔がわかる。
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サービスカウンターの女性も笑顔。
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お客さまが快適な環境で、
買物ができる場所をどう作るか。
さらにスタッフがこの店で働く喜びを
いかに実現させるか。

それが志水さんの役割だ。
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日が暮れてから向かったのは、
阪急オアシス甲陽園店。
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300坪の小型店だが、
さまざまな仕掛けが施され、
欧米の店舗にも引けを取らない出来映え。
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しかもお客がよく入っている。
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男性客も多い。
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月刊『商人舎』の2月号では、
この2店の店づくりを、
詳しくレポートする。

楽しみにしてください。
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最後に志水さんと握手。
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志水さんの仕事ぶりを大いに評価しつつ、
今日のレクチャーに感謝したい。

今夜は、大阪に滞在。
ホテルに着くとすぐに、
船場の隠れ家のような食事処へ。

入口はくぐり戸のようになっていて
そこに「全力で営業中」の文字。
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カウンターとテーブル席2つの店内。
すでに満員。
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鮮度抜群の刺身から始めて、
手づくり料理に舌鼓を打つ。

旧知のコンサルタントの皆さんと懇親。
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正義の味方アンパンマン談義で、
大いに盛り上がった。
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私の隣から、
アイダスグループ代表の鈴木國朗さん。
サミットリテイリングセンター代表の新谷千里さん。
プライズ代表の井上謙二さん。
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スーパーマーケットの売場づくりを指導する
プロフェショナル3人。
美味しい料理を堪能しつつ、
スーパーマーケットの改革談義は、
大いに盛り上がった。

アンパンマン役は、
まん丸ほっぺたの鈴木さん。
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新谷さんが提起してくれた、
スーパーマーケットの課題解決のための、
アンパンマンセミナー。

ぜひ、実現しましょう。
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このアンパンマンセミナーは、
真のイノベーションを追究して、
ココイチの廃棄物商品転売から露わになった、
業界にはびこるバイキンマン的体質を、
懲らしめる目的を持つ。

皆さん、楽しみにしてください。

〈結城義晴〉

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