結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年10月14日(火曜日)

FoodLion・HarrisTeeter・Publix・WholeFoodsの現代化競争

大型の台風19号。
10月の3連休の日本列島を、
まさにご丁寧に縦断。

2週連続の台風の上陸。

アメリカの空から、
お見舞い申し上げたい。

しかし、ライフライン、
しっかり守ってください。

市民生活を守る砦たれ。
故倉本長治先生が、
徳島のキョーエイに贈った言葉。

それを日本列島の小売商業が、
全体で全うしてもらいたい。

さて月刊『商人舎』10月号。
随分、読んでくださっているようで、
心から感謝。

あちこちからメールが入ります。

【特集】
2014年末商戦「営業〈マーケティング〉企画」
もう、これまでの販促企画書は捨てよう!

商人舎magazineのMonthly商人舎の、
目次をご覧ください。

ID-POSデータ分析が二つ入って、
秀逸です。

さて、サッカー日本代表。
シンガポールのナショナルスタジアムで、
ブラジル代表と対戦。

結果は0-4。
当然というか0が日本で、
4がブラジル。

私は見ることができなかったが、
ネイマールが4ゴール。

つまりこの試合の全得点を、
ネイマールが上げた。

日本はブラジルに対して、
12戦0勝9敗・3分。

まだまだ、です。

さて私はノースカロライナ州。
北にバージニア州、
南にサウスカロライナ州、
ジョージア州。

イーストコーストと呼んでいい地域。

人口は954万人、
全米第10位。

その最大都市シャーロット。

朝の9時きっかりに、
ホテルを出発。
20141014211632.jpg

霧雨が降っている。
20141014211646.jpg

ホテルの目の前の、
フードライオン。
20141014211659.jpg

ベルギーのデレーズの傘下。
デレーズアメリカという会社。
20141014211813.jpg

これ以上ないという、
典型的なコンベンショナル型。
20141014211827.jpg
つまり、守旧派。

デリ売場はあるが、
セルフサービス・デリ。
20141014211839.jpg

唯一のサービスデリは、
まだ商品が揃っていない。
20141014233623.jpg
この地域のシェア一番企業が、
一番の守旧派。
つまりマーケット・リーダー。

しかしマーケットをリードする要件は、
規模だけではない。
だから、マーケット・リーダーの地位は危うい。
いや、もうフォロワーになってしまっている。

次にハリスティーター。
20141014221754.jpg

このエリアの高級スーパーマーケット。
そしてマーケット・チャレンジャー。

しかし昨年、クローガーに買収された。
つまり今や、
米国第1位スーパーマーケット企業の傘下。
20141014221813.jpg

実にいい店をつくっていたが、
徐々に競争が激しくなってきて、
とうとうクローガー傘下に入った。

そして今、ニュー・ロワー・プライス。
20141014221825.jpg

もちろん洗練されたところは残す。
20141014221836.jpg

けれど、コモディティ商品は、
ロワー・プライスのオンパレード。
20141014221847.jpg

それがクローガーの指導。
20141014221900.jpg

クローガー自身、
ウォルマートに対抗すべく、
コモディティ商品には、
エブリデーロープライス戦略を採用。
ノンコモディティには、
ダンハンビーUSAのFSPを活用。

それをハリスティーターにも、
指導している。
20141014221912.jpg

それがロワー・プライス。
20141014221927.jpg

ハロウィンのプレゼンテーションも、
きちんとしている。
20141014221944.jpg

念の為に、
もう1店、ハリスティーター。
20141014222011.jpg

こちらも店づくりには、
クォリティがある。
20141014222033.jpg

それを残しつつ、
ロワー・プライス。
20141014222050.jpg

この調子。
20141014222105.jpg

ハリスティーターのこの判断、
悪くないと私は思う。
20141014222122.JPG

フード・ライオンとハリスティーター。
そこに侵入したマーケットリーダー候補。

それがパブリックス。
20141014222138.jpg

ご存知、全米第3位のスーパーマーケットで、
フロリダに本拠を置くリージョナルチェーン。

1位クローガー、
2位セーフウェイ。

ナショナルチェーンは2社になった。

そのセーフウェイも買収され、
アルバートソンと企業統合される。

規模は大きくなるが、
セーフウェイの経営内容は、
ますます悪くなる。

そこでパブリックスの存在感が、
さらに増してくる。
20141014222159.jpg

ノースカロライナに、
そのパブリックスが上陸。
今年2月のこと。

この店は最新の4月オープンの店舗。

生鮮食品の鮮度とプレゼンテーションが、
素晴らしい。
20141014222217.jpg

全体にこれほどに、
クォリティ、クレンリネス、ホスピタリティ、
三位一体のバランスが取れた店は、
アメリカでもそう見当たらない。
20141014222230.jpg

そのパブリックスの最新店。
20141014222259.jpg
この店を見ていると、
このマーケットで、
やがてリーダーシップを握るのは、
パブリックスだろうと思えてくる。

パブリックスも、もう1店訪問。

こちらは今年2月オープン。
シャーロット1号店。
20141014222314.jpg

2015年度末には、
このエリアで15店のドミナントを築く計画。

競争相手は、うかうかしていられない。

店頭に幕を張って、
「他社のクーポン、引き受けます」。
20141014222329.jpg
ハリスティーター、フードライオン、
そしてBILOの名前がある。

店内は実によく管理されていて、
フロリダの店とは、
失礼ながら大違い。
20141014222343.jpg

オーソドックスを絵に描いたような店。
20141014222355.jpg

社員持株制度を採用しているから、
従業員の対応もいい。
20141014222409.jpg

ここで店長と面談。
20141014222421.jpg
メーガン・ホワイトさん。
パブリックスで15年のキャリア。
いわゆる「アラフォー」。

左右に男性を率いて、
上出来のストアマネジャー。
20141014222431.jpg

ただし、このパブリックスも、
コンベンショナル型スーパーマーケットの、
その最高峰。

いわば最高の近代化店舗。

この2店のスタディも、
Weekly商人舎に特別企画で掲載しよう。

しかし、パブリックスを含めて、
現代化されたフォーマットが出てきたら、
一体どうなるのか。

実に興味深い。

そのポスト・モダンがすでに出店している。
ホールフーズ。
20141014222446.jpg

この店がまた、実に、
脱コンベンショナルを実現させている。
20141014222523.jpg

入口の花売場。
20141014222538.jpg

バナナは吊り下げ方式。
20141014222556.jpg

チーム・メンバーたちが、
にこやかに対応してくれる。
20141014222610.jpg
ホールフーズはチーム・マネジメントを採用。
これもポスト・モダンの経営だ。

エンド陳列も美しい。
20141014222622.jpg

ミート・デパートメント。
20141014222637.jpg

チーズはラグジュアリー・デパートメント。
にこやかにポーズを取ってくれた。
20141014222649.jpg

店づくりは1店1店異なる。
しかし、全店は紛れもなく、
ホールフーズそのもの。
20141014222702.jpg
ポスト・モダンの標準化とは、
これを意味する。

サービスデリ部門の俯瞰写真。
20141014222718.jpg
もうほとんど、
ビュッフェ・レストラン。

ホールフーズは最近、
ますます美しくなっていく。
20141014222731.jpg

内食材料提供業から、
内食・外食・中食の融合。
20141014222751.jpg
その根底に、
オーガニックや環境のテーマがある。

そしてこの地に、
来年、ウェグマンズが、
やってくる。

隣のバージニア州では、
ドミナントを築きつつある。

その結果、
ホールフーズ、ウェグマンズ、
パブリックス、ハリスティーターによる、
ポスト・モダンの競争が繰り広げられる。

コンベンショナル型に、
決定的な影響を及ぼすのは、
ホールフーズではなく、
ウェグマンズだ。

ハリスティーターは、
いち早く手を打って、
クローガー傘下に入った。

パブリックスはどう出るか。
どう変わるか。
実に興味深い。

〈結城義晴〉

2014年10月13日(月曜日)

ミネアポリスとシカゴでエクスプレスストアの本質を掴んだ!

Everybody! Good Monday!
[2014vol40]

2014年第41週です。
10月の第3週の始まり。

アメリカは10月第2月曜日は、
コロンブスデーの祭日。
今年は10月の13日。

そして日本は、
体育の日の祭日。

しかも台風19号が、
南から来襲して、
心配です。

いま、私は、
ノースカロライナ州、
シャーロット・ダグラス国際空港のA10ゲート。

金曜日はサンフランシスコ。
土曜日はミネアポリス、
日曜日はシカゴ。
そして今日はシャーロット。

サンフランシスコで、
1日だけゆっくりして、
あとは視察と取材の連続。

4時間の時差の中を、
動き回った。

土曜日の朝5時にホテルを出発して、
サンフランシスコ国際空港。
20141014040431.jpg

朝日が昇るのを拝んで、
ユナイテッド航空に乗り込んだ。
20141014040445.jpg

サンフランシスコ国際空港から、
まずはデンバーまで。

デンバーの地平線まで広がる、
広い広い大地。
20141014040645.jpg

2時間ほどで、
湖が点在するミネアポリスに。
20141014040702.jpg

朝5時にホテルを出て、
夕方の3時過ぎに空港到着。
20141014040715.jpg

現地ガイドの土井啓子さんに出迎えていただいて、
土井さんの車で早速、取材。
20141014040733.jpg

オープンしたばかりの、
ターゲット・エクスプレスへ。
20141014040750.jpg

ミネアポリスはダーゲットの本拠地。
20141014040805.jpg
そこで小型店実験。

Youtubeで見ていたが、
実際に見なければ、
評価することはできない。

その評価は、
来月の月刊『商人舎』で。

ぜひ、読んでください。

ミネアポリスの街。
心地よい。
20141014040820.jpg

それからホールフーズの大型店。
20141014040835.jpg
これが優れもの。

Weekly商人舎の特別企画で、
たっぷりと紹介しよう。

さらに地元スーパーマーケットのランズ。
20141014040907.jpg
コンベンショナル型で、
今後、どうなるか。

マーケット・リーダーか、
マーケット・チャレンジャーならば、
なんとか生き残るが。

ミネアポリスは、
同じ建物で酒を売ることができない。
だから別棟のリカーショップ。
これが実に斬新だった。
20141014040927.jpg

その後、25階建てコンドミニアムの屋上。
20141014041012.jpg

ダウンタウンが見える。
20141014040952.jpg

湖も遠くにある。
20141014041029.jpg

そして夕陽がしずむ。
20141014041044.jpg

それでも取材は、
やめない。

かつて一世を風靡したバヤリース。
高級スーパーマーケット。
20141014041056.jpg

さらにさらにコワルスキー。
高級スーパーマーケットだが、
バヤリースよりも洗練されている。
20141014041111.jpg

それから世界最大のショッピングセンター、
モール・オブ・アメリカ。
ここで遅い遅い夕食。

ホテルに入ると、
直ぐに12時になった。

朝5時に出発。
ミネアポリス空港で朝焼けを見る。
20141014043328.jpg

小型機に乗り込んで、
2時間。
20141014043344.jpg

シカゴ・オヘア空港。
20141014043401.jpg

市内は厳重警戒。
20141014043454.jpg

道路も封鎖。
20141014043509.jpg
多数のポリスマンが出ている。

そう、シカゴマラソン。
20141014043524.jpg

選手がゾロゾロ、駆け抜ける。
20141014043543.jpg

私はここへ。
20141014043418.jpg

ウォルマート・エクスプレス。
20141014043433.jpg
想像を超えていた。

日本のスーパーマーケットの人々に、
実に参考になる。

若い店長にインタビューして、握手。
20141014053303.jpg

新ブランド「プライス・ファースト」。
購入して試食。
20141014043612.jpg
収穫は無限大。

ウォルマート・エクスプレスも、
月刊『商人舎』11月号で、
たっぷりと分析。

店を全部、くまなく、
取材してきた。
その成果をご披露する。

そしてエクスプレスストアの本質を、
私はこの時、掴んだ。

カエルのカフェ。
20141014043558.jpg

そしてイータリーへ。
20141014043643.jpg
アメリカではニューヨークの次に、
第2号店としてオープン。

こちらのほうが、
本来のイータリー。

ニューヨーク店の反省も、
反映されている。

これもWeekly商人舎で、
詳細に分析しよう。

私自身の宿題が、
どんどん増えていく。

そしてシカゴのホールフーズ。
20141014043658.jpg
これも息を呑む。
Weekly商人舎で紹介。

さらにマリアーノス。
20141014043713.jpg
シカゴを代表する高級スーパーマーケット。
しかしただの高級店ではない。

これもWeekly商人舎で。

そのまま空港へ。
20141014043727.jpg

そして小型機で、
ミネアポリスへ。
20141014043741.jpg
シカゴには6時間の滞在。

シャーロットでは、
ホテルについて、11時。

隣のファミレス。
アービーズ。
20141014043755.jpg
ネオンは見事だが、
しまっていた。

そこでセブン-イレブンへ。
20141014043811.jpg
ここで夕食を仕入れて、
部屋でビールで乾杯。

お疲れ様でした。

とにかく動き回る。

私はマグロ。

では、みなさん、
Good Monday!

今週もよろしく。
それにしても台風19号、
心配です。

〈結城義晴〉

2014年10月12日(日曜日)

ジジとサンフランシスコ散策[日曜版2014vol42]

ジジです。
20141012205307.jpg
ユウキヨシハルのおとうさん、
いません。

いちおう、
おとうさんにかわって、
きのうのクイズの答えを、
発表します。
20141011235125.jpg
このビールと餃子とラーメン。
アメリカのサンフランシスコ、
刀屋。

いくらでしょうか。

正解は、
25ドル。
1ドル100円で、
2500円。

川口博巳さん、大当たり。
田中康雅さん、
だいたいあたっていますが、
ビールはもう少し、高いです。
残念。

高いでしょうか。
安いでしょうか。

まあまあ。

みなさん、ご協力、
ありがとうございました。

おとうさんにかわって、
お礼します。

報告のシゴトがおわったら、
ボクは、つめとぎ。

これが気持ち、いいんだな。
20141012205342.jpg

おとうさんは、
ながい旅。

サンフランシスコで、
いちにち、
ゆっくり、
のんびり。
20141012205952.jpg

ホテルのベランダから、
プールがみえる。
20141012210006.jpg
ゆっくり、
ねむりました。

それから街にでる。
ゆっくりと。
20141012210049.jpg

星条旗がたなびく。
20141012210102.jpg
アメリカです。

噴水。
20141012211005.jpg

ボクもいってみたい。
20141012210022.jpg

ベジタリアン・レストラン。
20141012211017.jpg

大繁盛のレストラン。
20141012210923.jpg

こんでる。
20141012210936.jpg

エスニックのちいさなレストランが、
6つくらいはいって、
セルフサービスのフードコート。
20141012210953.jpg

ボクもおなか、
すいた。
20141012210035.jpg

おとうさんは、
街をあるく。
20141012211141.jpg

ノードストローム・ラック。
20141012211157.jpg

それから、かならず、
ユニクロ。
20141012211214.jpg

ケーブルカー。
20141012211229.jpg

サンフランシスコです。
20141012210842.jpg

ピアノ、ひいてる。
20141012211418.jpg

道のまんなか。
20141012211434.jpg

ミュージアム。
20141012211448.jpg

ボク、ねむくなった。
20141012210122.jpg

ねます。
20141012211049.jpg

CVSファーマシー。
20141012211530.jpg

ドラッグストアですが、
もう、コンビニです。
20141012211543.jpg

ねむる。
20141012211101.jpg

こんなビルも。
20141012211635.jpg

そしてシビック・センター。
20141012212348.jpg
バンの屋台。

テントのフリーマーケット。
20141012212404.jpg

銅像。
20141012212417.jpg

このあたりは、
ゆったりとしています。
20141012211250.jpg

サンフランシスコ市庁舎。
20141012212452.jpg

右が図書館。
20141012212509.jpg

左がミュージアム。
20141012212525.jpg

おとうさん、ゆったり。
20141012211303.jpg

こどもたちが、
あつまっている。
20141012212555.jpg

めがさめた。
20141012211607.jpg

パフォーマンス。
20141012212612.jpg

こどもたち。
20141012212626.jpg

かわいい。
20141012212432.jpg

サッカー。
20141012212640.jpg

あつまれ。
20141012212652.jpg

ゲーム。
20141012212705.jpg

いいなあ。

おとうさん、
ゆっくりした?
20141013015539.jpg
市庁舎の前で、
サッカー。
20141012212717.jpg

おとうさんも、
つかれがとれました。
20141012212731.jpg
よかった。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年10月11日(土曜日)

9月の消費者態度指数悪化の今後の影響と三度目のクイズ

商人舎公式サイトのリニューアル。
予想外の大不具合で、
元に戻しました。

大騒ぎして、
ご迷惑をおかけしました。

今一度、原点に戻って、
リニューアルに、
再チャレンジします。

さて日経新聞に、
「消費者態度指数」の記事。

タイトルはその結論を一言で、
「消費者心理、9月悪化」。

もちろん日本の話。

その9月の消費者態度指数、
一般世帯の季節調整値が、
8月に比べて1.3ポイント低下。

39.9。

これは2カ月連続。

4月1日から消費税が増税され、
消費は落ち込んだ。

それが7月までは持ち直しの傾向を示した。

それが8月・9月とダウントレンドで、
これから暮らし向きが悪くなるとの見方が増えた。
内閣府の基調判断。
8月は「持ち直しのテンポが緩やかになっている」、
9月は「足踏みがみられる」。

消費者態度指数には、
4つの項目がある。
①「暮らし向き」
②「収入の増え方」
③「雇用環境」
④「耐久消費財の買い時判断」

それぞれに、今後半年間に、
「良くなるか悪くなるか」を消費者に直接聞き、
その比率から指数が算出される。

9月はなんと、
4項目すべてで指数が前月を下回った。
その中で「暮らし向き」項目の指数が、
2.0ポイント減少の37.1。

小売サービス業にとって、
最も影響のある消費者心理。
その悪化幅が最も大きかった。

9月には、
食料品の値上げが相次いだ。
野菜価格も高騰した。

日経記事は、
それが「消費者の景況感を冷やした」と指摘。

さらに1年後の物価予想。
87%の世帯が「上昇する」と回答。

物価高が消費者心理に、
打撃を与えている。

ここは渥美俊一先生に蘇ってもらって、
「物価凍結宣言」を、
ぶち上げてもらわねばならないか。

一方、ドラッグストアの寵児コスモス薬品。
2014年6・7・8月期の連結決算、
売上高は前年同期比12%増の1047億円。
しかし純利益は13%減の27億円。

この第2四半期として、
2004年11月の上場以来、
初めての最終減益。

コスモス薬品は、
消費税価格表示も総額のまま、
さらにほとんどのアイテムを、
増税前のまま。

つまり消費増税分を転嫁しなかった。
表現は法律違反スレスレ。

しかし粗利益率はもちろん、
粗利益額も激減。
12%も売上げを乗せたにも関わらず、
13%の減益。

ただし、本来、
それも読み込み済みのはず。

人件費、電気代等の上昇も、
純利益現象には影響を与えたが、
コスモス薬品がもともと、
低価格志向の顧客をターゲットにしていたから、
この減益になった。

もちろんコスモス薬品と同じ顧客層を、
同じようにターゲットにしている企業は、
コスモス薬品からも影響を受けて、
もっとひどいことになった。

一方、かれらとは違う顧客層を、
ターゲティングした企業は、
ほとんど響くことはなかった。

それがこの4月以降の真相。

ただし、この9月の消費者動向を見ると、
全ての客層にジワジワと、
ボディブローが効いてくる。

そして来年10月の、
再度の消費増税。

だから私は、今から、
1%のイノベーションを強調する。
その小さなイノベーションを持続させ、
3%に、そして5%に積み上げる。

一部コンサルタントが今、
いいぞ、いいぞ、と騒いで、
大成功しているかに見える店や企業にも、
このボディブローは容赦しない。

それに、上場企業並みに、
数値公開されていない場合、
自己申告の営業数値は、
信用できない。

みんな、自分の成績は、
自分でよくわかっている。

それをコツコツ、
改善、改革しよう。

これが自己管理の目標管理だ。

さて私の行動日記。
2014マルト米国研修団を見送った。
20141011053248.JPG

そのあと空港に乗り入れているBARTへ。
ベイエリアをぐるっと巡る電車。
サンフランシスコダウンタウンでは、
地下鉄となる。
20141011233046.jpg

自動販売機で20ドル分のカードを買い、
入口を入って、階段を降りる。
20141011233104.jpg

そして長い長い電車に乗り込む。
20141011233119.jpg

さらに乗り換えて、一路、
サンフランシスコのダウンタウンへ。
20141011233137.jpg

30分ほどで、シビック・センター駅。
20141011234959.jpg
子供が跳ねている。

ユニオンンスクェアに近い、
パウエル駅の一つ手前。
地上に上がると、
大通り。
20141011235020.jpg

そしてホリデーイン・シビック・センター。
20141011235033.jpg

フロント・ロビーには、
航空会社のキャビン・アテンダントたち。
20141011235046.jpg

部屋に落ち着いて、
サンフランの街を見下ろす。
20141011235057.jpg
ちょっと曇り空。

曇り空 曇り空
狂いだしそな曇り空

みんなみんな
こなごなにくだけて
灰色にとけていったよ

曇り空 曇り空
狂いだしそな曇り空

〈国井桂子作詞 未曽司作曲〉

午後3時半頃から、
10時半まで、
気がついたら7時間。

ずっとパソコンに向かって、
仕事、シゴト、しごと。

そして慌てて、
タクシーに乗って、
刀屋へ。

サンフランに来たら、
イチローが訪れるラーメン屋。

そこで、まずはドラフトビール。
20141011235112.jpg
喉が乾いていたので、
写真を撮るのも忘れて、
一口飲んでから、
慌てて、パチリ。

そして餃子と醤油ラーメン。
20141011235125.jpg
これもお腹がすいていたので、
二口くらい食べてから、
慌てて写真。

さて、最後にクイズ。

このビールと餃子とラーメンで、
いくらでしょう。

円でも、ドルでも、
どちらでもいいから、
予想してみてください。

ただし、チップが含まれて、
私が払ったのはチョッキリ価格。

といっても、
10ドル、20ドル、30ドル、
あるいは40ドルという、
チョッキリではありません。

では、みなさん、
お元気で。

私の旅は、
まだまだこれから。

サンフランシスコから、
ミネアポリスに向かう。

〈結城義晴〉

2014年10月10日(金曜日)

月刊『商人舎』10月号発刊!! ラスベガスのロウリーズとOショー

10月10日。
かつては体育の日。

このところ現地時間で、
毎日更新宣言ブログを書いている。
本日、月刊『商人舎』10月号発刊。

特集
2014年末商戦「営業〈マーケティング〉企画」
もう、これまでの販促企画書は捨てよう!

Cover Message。

販促企画は同質化している。
商品がコモディティ化しているだけではない。
売場づくりが真似ばかりになっているだけでもない。
顧客への提案そのものが、同質化している。

それは小売流通サービス業にとって死活問題だ。
知識商人にとっては、存在意義の喪失を意味する。

差異性がなくなれば、規模の大きな企業が勝つ。
店数の多いチェーンが勝利する。

そして顧客は、
規模だけ、店数だけの小売業・サービス業を
求めてはいない。

だから2014年末商戦では、
これまでの「販促企画書」を捨てよう。
尖った「営業企画」を生み出そう。

組織の総力を挙げて、マーケティングしよう。

商品部も店舗運営部も販促部も、
全員がその気になる、
「マーケティング営業企画」をつくろう。

それこそが、
アウトスタンディングなポジショニング戦略である。

商人舎magazineの
マンスリー商人舎
も、
10月号バージョンです。
当然ながら。

趣旨は、
本質的なマーケティングを、
営業に取り入れ、
活用しようということ。

よろしくお願いします。

今回は刷り上がったばかりの雑誌を、
手にすることができない。

それが残念。

なんだか1号分、損した気分。

さて、日経新聞に、
「小売り、回復もたつき」の記事。

見出しに「小売り」とついていると、
黙ってはいられない。

「増税後に落ち込んだ消費の回復が遅れ、
主要小売業の収益を圧迫している」。

ほぼ出そろった2014年上半期決算。

スーパーマーケットに関しては、
デイリー商人舎で分析している。

日経の記事は、
2月期決算の小売業の8割の77社。

経常減益の企業が46社。
全体の約6割。

増税直前の駆け込み需要で、
第1四半期は、
減益企業が32社の4割。

第2四半期は、それが6割で逆転。

当初の見通しは、
「6月ごろから持ち直すとの見方」。

セブン&アイ・ホールディングスは、
上期最高益。
しかし第2四半期は1%減。
第1四半期は5%増。

「消費は刺激しないと動かない」
セブン&アイ社長の村田紀敏さん。

刺激して動かす――
これこそマーケティングだ。

今月の月刊「商人舎』の趣旨と同じ。

さて昨夜のラスベガス。
20141010072541.jpg
ホテル・モンテカルロ。
ブルーマンのショーをやっている。

私たちはロウリーズへ。
20141010072554.jpg

マルト社長の安島浩さんが、
自ら、みんなの面倒を見る。
20141010073013.JPG

そのみんなの、嬉しそうな顔。
20141010072616.jpg

乾杯の音頭。
20141010072632.JPG

そして今日のワインの解説。
20141010072646.jpg

まず、サラダ。
20141010072702.jpg

アイス・ボウルに乗せて、
和えてくれる。
20141010072716.jpg

そして出ました。
ローストビーフ。
プライムリブ。
20141010073026.JPG
シェフがカットしてくれる。

これです。
20141010073040.jpg
ミディアムレア。

あっという間に食べ終わって、
締めの挨拶。
20141010073057.JPG
心より、満足。

次はホテル・ベラージオ。
20141010073112.jpg

Oshow。
20141010073142.jpg

フランス語で水。
eauで「オー」と発音する。
それをアメリカでは「O」と表現する。

つまり水のサーカス・ショー。
20141010073156.jpg

ショップの陳列。
20141010073128.jpg

真っ赤な幕。
20141010073210.JPG

天井はパリ・オペラ座の、
シャガールのよう。
20141010073221.JPG

会場は赤と青。
20141010073235.JPG

イントロダクションは、
ふたりのピエロのパフォーマンス。
20141010073251.JPG

最後まで、
彼らが狂言回しの役を演ずる。
20141010073307.JPG

そして、はじまりはじまり。
20141010073319.JPG
感動した。

何度見ても、感動する。

考えてみると、
世界中にサーカスがあった。

日本では木下サーカス。

しかしこれらは小売業に例えると、
「業態」だった。

サーカスという業態。

シルク・ド・ソレイユは、
それをフォーマットにした。

フォーマットにするために、
ユニークな芸術性が存分に加味され、
模倣困難なポジショニングが出来上がった。

ホールフーズやトレーダー・ジョーは、
そんなシルク・ド・ソレイユの小売版だ。

稀少性と模倣困難性。
ジェイ・バーニーが説く。

それを目指さねば、
人々を感動させることはできない。

最後の夜は、
深々と更けて行った。

そして朝。
20141011051632.JPG

ラスベガス国際空港まで、
バスの中で最終講義。

そしてチェックイン。
20141011051649.JPG

ゲートまで歩く。

マーシャルズが、
まもなくオープンする。
オフ・プライス・ストア。
絶好調。
20141011051702.JPG

ベストバイは、
エクスプレスの自販機で、
小銭稼ぎ。
20141011051732.JPG

ラスベガスともお別れ。
20141011051749.JPG

ゲート脇で、真剣な顔。
20141011051806.JPG

㈱マルト代表取締役社長・安島浩。
20141011062443.JPG
将棋名人戦、
長考中の九段といったところか。

みんなはリラックス。
20141011051929.JPG
あ~あ、おわった。
あっという間に終わった。
でも、帰れる。

乗り込んで、眼下に、
ラスベガス渓谷。
20141011053144.JPG
山裾に向かって、
まだまだ新興住宅が開発され続けている。

そして山肌。
20141011053156.JPG

時々、グリーン実験が見える。
20141011053209.JPG

1時間でベイエリア。
20141011053221.JPG

隣りを飛行体。
20141011053234.JPG

ランディングして、
サンフランシスコ国際空港。

みんなとお別れ。
20141011053248.JPG
いい旅だった。

1年間、頑張れ。
自ら、変われ。

1%のイノベーションを起こせ。

また、一緒に学ぼう。

このジェット機に乗って、
帰っていった。
20141011053302.JPG
私は一人、
見送った。

〈結城義晴〉

[追伸]
昨日のクイズ。
回答は鏡に映った写真でした。

2014年10月09日(木曜日)

ウォルマート「Rollbackクイズ」の意外な結末とベガス研修最終日

明日の10月10日。
商人舎公式サイトをリニューアル。

まず、新サーバに移行。
画面の読み込みが高速化。

デザインはシンプルに。

不具合はご容赦。
朝の8時から9時。

よろしく。

さて昨日のこのブログのクイズ
20141008234616.JPG
「この写真の間違いを探してください」

フェイスブックでもブログでも、
すぐに回答をお寄せいただき、
心から感謝。

正解、多数?

ウォルマートは、
エブリデーロープライスを前提に
営業体制を敷いています。

同じ商品は1年間、
ほぼ特売のような価格で、
売価を変えずに売り続けること。

この売り方が一番、生産性が高まる。

しかしそれだけでは、
生産性は高いが、
どうしても全体の売上げが下がる。

そこでベンダーの協力を得て、
エブリデーロープライスから、
さらにディスカウントする。

エブリデーロープライスの中の、
ハイ&ロー。

もともと廉価なのに、
さらに価格を下げるから、
「RollBack」と称する。
ニュアンスは、
「強制的な価格引き下げ」といった感じ。

そしてこのRollback販売の際、
トップパネルやPOPでは、
もとの売価を、
右サイドのオレンジ色のスペースに、
やや小さく表示する。

それが「Was $3.89」などと表記される。

WasはIsの過去形。

It was $3.98.
略して Was $398

つまり、この商品は、
「3ドル98セント」だった。

そして真ん中にでかでかと、
下げた売価を自慢げに記す。

$298

それがこのトップパネルは、
Was $398

$398

過去は3ドル98セント、
現在は3ドル98セント。

これが、間違い。

こういったことを、
答えてくれた人が、
一応、正解です。

しかし、しかし。

フェイスブックで、
エバラ食品工業社長の宮崎遵さんが答えてくれた。
「100円の商品を
本日なんと、
大特価の100円で!」

座布団二枚差し上げたが、
それは類稀なるユーモア。

しかしこの宮崎さんのメッセージを見て、
私は再度、考えた。

ウォルマートなら、
そんなユーモア、
やるかも知れない。

宮崎説が真相かも知れない。

今一度、写真を見た。

そうすると、
プライスマッチングの文句が、
オレンジ色のスペースの下に入っている。
20141010065841.jpg
Find a lower advertised price?
We’ll match it.

これはウォルマートの、
「プライスマッチング政策」の常套句。

他のチェーンが、
我々より安い価格を広告していたら、
それを探してください。
その価格に合わせます。

これは顧客の申告制。
申告してきた顧客には、
「合わせますよ」ということ。

では、通常のRollbackのPOPは、
どうなっているか。

こうなっている。
20141010070408.JPG

プライスマッチングの文句がない。

そうすると、こんな予測ができる。

Rollbackと謳っておいて、
POPでは売価が安くなっていない。

申告してきてください。
Rollbackしますよ!!

いかがだろう。

宮崎遵さん並みのユーモア。
それを販促にした。

店舗奥主通路の一番目立つエンド。
気がついた顧客だけがニンマリして、
Rollbackしてもらう。

私の推理、
いかが?

しかしこの推理が当たっていれば、
「間違いはなかった」ということになる。

さて、デイリー商人舎で、
ファーストリテイリングの決算ニュース。
アメリカのGAPは越えられなかったが、
日本の三越伊勢丹を抜いた。

日本小売業第4位。

私には、感慨深い。
さてさてラスベガス3日目。
実質的な最終日。

終わりはすぐにやって来る。

朝、MGMホテルに移動。
20141010071733.JPG

会議室で、セミナー。
20141010071617.JPG

まず団長の栄島一雄さんが、
ここまでのまとめ。
20141010071629.JPG

それから私の講義。
20141010071642.JPG

これまでずっと、
アメリカの小売業を学んできて、
それらを位置づけ、
ポジショニング戦略とフォーマット戦略を、
わかりやすく解説。
20141010071655.jpg
かなり高度な理論を、
しっかり理解してもらった。

セミナーが終わったら、
最後の視察。

まず、ダラーゼネラル・マーケット。
20141010071748.JPG

1万店のダラーストアが、
スーパーマーケットをコンバインして、
新しいフォーマットにチャレンジ。
20141010071800.JPG
ダラー・ゼネラルを、
最も恐れているのがウォルマート。
その王者につきつけた刃。

次はアルバートソン。
20141010071814.JPG
ポジショニングのど真ん中のはかなさを、
しっかり確認。

この売場。
20141010072000.JPG
きれいだけれど、
何も感じない。

そしていまどき、
まだ柵を設けた店。
20141010072014.JPG

しかもフード&ドラッグではないから、
隣接してCVSファーマシー。
20141010072029.JPG

セーフウェイとアルバートソンは、
統合させられる。

規模はさらに大きくなるが、
深刻さはさらに深まる。

その対極にあるのが、
ホールフーズ。
20141010072408.JPG
最新のショッピングセンター。
ライフスタイルセンターの、
タウンセンター。

その核店舗がホールフーズ。

アルバートソンと比較して、
時代の激変を確認。

その後、アウトレットモール。
20141010072425.jpg

ラスベガスの、
プレミアムアウトレット・ノース。
20141010072443.JPG

大盛況。

私はNikeとEcco。
20141010072457.JPG

ふらっと寄ったら、
衝動買い。
20141010072511.JPG

それをさせる何かが、
この店にはある。
20141010072526.jpg
最後に、今日も、
やさしいクイズ。

上の写真、何か変です。
当ててください。

やさしすぎて、恥ずかしい。

〈結城義晴〉

2014年10月08日(水曜日)

[商人舎サイトリニューアル]とラスベガス10店駆け巡りのクイズ

はじめに、
【商人舎からのお知らせ】。
10月10日に、
この商人舎公式サイトを、
新サーバに移行します。

読者の皆様には、
これまでよりも、
画面の読み込みが速くなります。

デザインもちょっとだけ刷新して、
読みやすいサイトになります。

朝8時から9時の間に移行する予定です。
とくに問題は生じないと思いますが、
万一、不具合がありましたらご連絡ください。
宜しくお願いします。

しかし、何度目のリニューアルでしょう。
最初にサイトをつくったのが、
2007年9月9日9時9分9秒。

それから7年が経過しますが、
10月10日のゾロメの日に、
リニューアルすることにしました。
しかし常に、
新しくて、
便利で、
シンプルに。

イノベーションを、
志向しなければならないと思う。

さてノーベル物理学賞受賞のニュースで、
日本はもちきり。

昨日のこのブログで書いたように、
三つの研究領域があるが、
政府は産業応用に直結する研究を、
重視する姿勢を鮮明にし始めた。

地味な基礎的な研究を育てるよりも、
即、成果が上がりやすい分野で、
大型プロジェクトを組む。

しかしこれも行き過ぎはいただけない。

基礎研究と、
応用研究、
実用化研究の三つが、
いずれも必要だ。

それに研究者にも、
好き嫌いや得意不得意がある。
問題はそれらの連携やマッチング、
そのスピードだと思う。

さてラスベガス二日目。
朝一番で、
ホテルモンテカルロの前で、
マルト研修団全員写真
20141008230809.jpg
この旅も折り返し点。
元気いっぱい。

10店舗を駆け巡った。
まず、ウォルマート。
20141008230745.jpg

アソシエーツ4人が、
インショップのマクドナルドで、
ブレークファスト。
20141008230626.jpg
ユニホームの背中のマーク4つ、
マクドナルドのMマークも4つ。

プレゼンテーションも、
迫力満点。
20141008230700.jpg

ここではインタビュー。
20141008233046.JPG

二人のアシスタント・マネジャー。
20141008233109.jpg
ジョッシュさん(右)とシンディさん。

ウォルマートという会社の良さ。
「オープンドアであること」。
つまり風通しがいいということ。

大切にしていること。
「スマイリング、グリーティング」。
微笑みと挨拶。

いいねえ。

店内のプレゼンテーション。
「店ごとに、自分たちで決めて、
自分たちで実行する」

ウォルマートはその意味で、
個店対応だ。

しかし価格はディストリクトごとに、
本部が決める。

団長の栄島一雄さんから、
お礼のプレゼント。
㈱マルト生鮮本部副本部長。
20141008233132.jpg

そしてみんなで、
満足の写真。
20141008233211.jpg

次は、スーパーマーケットの両雄。
まずクローガーグループのスミス。
20141008233229.JPG

実によろしい。
20141008233428.jpg
ウォルマートと55%の店舗が、
直接競合する。
しかし43四半期連続既存店増収。

そのウォルマートとの違いは、
「買い物環境」にフォーカスした4つのスローガン。
1.クリーンな店舗
2.スピーディなレジ
3.良くトレーニングされてお客の役に立つ店員
4.良いアソートメント

原則的なことばかり。

それがいい。

クローガーのライバルはセーフウェイ。
そのネバダ州のバナーはボンズ。
20141008233450.JPG

今年3月に投資ファンドのサーベラスに買収され、
アルバートソンと統合させられる。

それもあって、
店は死んでいる。
20141008233508.jpg
床はピカピカ、売り場は綺麗。
しかし顧客はいない。

ハロウィンの飾りつけが、
虚しくなる。

一方、スーパーマーケットの元気組。
トレーダー・ジョー
20141008233530.JPG

店頭から、
ハロウィンの飾りつけで、
お出迎え。
20141008233554.JPG

店に入ると、
浅野秀二先生が、
HELMSの首飾りを借りて、
おどけてみせる。
20141008233611.JPG

ここでもインタビュー。
まずブランドン店長に花束プレゼント。
20141008233636.JPG

プレゼンターとハグ。
20141008233700.JPG

それからインタビュー。
20141008233721.JPG
「我々に競争相手はいない。
9割ほどがプライベートブランドで、
だから他とは違う独自の商品を販売している」。

まさにブルーオーシャン戦略。
ジャン・キムとレネ・モボリュニュの主張そのもの。

そしてホスピタリティ。

バスの中まで来て、
くじ引きをしてプレゼントをくれた。
20141008233741.JPG

キャプテン・ブランドンと握手。
20141008234131.jpg

一方、ホールフーズ。
こちらはこの1年、
店舗改装を試みた。
20141008234152.JPG

インタビューは、
ステファニーさん。
マーケティング・チームのシェフ。
20141008234210.JPG
チーム・マネジメントの実際を話してくれた。

そしてここでも花束のプレゼントと、
プレゼンターとのハグ。
20141008234228.jpg
ぎこちない。

そして全員写真。
20141008234101.jpg

さらにスプラウツ・ファーマーズマーケット。
20141008234254.JPG
昨年8月に株式上場して、
今、絶好調。

オーガニック商品20%引きセールを展開。
20141008234316.JPG

オーガニックや健康・環境に対応する、
新しいフォーマットの企業三者三様。

これをスーパーマーケットから、
除外してはならない。

この3社こそ、
スーパーマーケットのポジショニング競争の、
花形企業だ。

一方、ディスカウント・スーパーマーケットも、
新しいフォーマットを確立している。

まずウィンコ・フーズ。
20141008234346.JPG

安くてきれい、
安くて親切、
安くて良い。

それが実現した。
20141008234408.jpg

価格比較の挑戦的なPOP。
20141008234452.JPG
ウォルマートやクローガーに、
正面攻撃。

しかしアクション・アレーの島陳列は、
ウォルマートの真似をし始めた。
20141008234429.JPG
それもよし。

ディスカウント・スーパーマーケットといえば、
ウォルマートのネイバーフッドマーケット。
20141008234526.JPG

リーマンショック以降、
こちらも絶好調。
20141008234544.JPG
社会不安が訪れると、
ウォルマートは顧客の支持を得る。

そしてこのスーパーマーケットを、
主力フォーマットとして開発していく。

見事なエンド。
20141008234600.JPG

しかしこれは間違い。
現場の手違いだ。
20141008234616.JPG
ここで〈クイズ〉。
「どこが間違っているのか?」

回答は明日のこのブログで。

わかる人には、一目でわかる。
考えてください。

それからトータル・ワイン。
20141008234732.JPG

入口近くのガラスケースに、
「スクリーミング・イーグル」。
20141008234808.jpg
世界中のワインコレクター垂涎の的、
カリフォルニア・ナパバレーのカルトワイン。
1992年のヴィンテージには、
50万ドルの値がついた。

年間生産数6000本の逸品。

この店こそ、
アメリカの専門店。
20141008234750.JPG

最後に総合店、コストコ。
20141008234824.JPG

相変わらず大繁盛。
20141008234844.JPG

いずれも個性豊かな、
尖った店ばかり。

新しいフォーマットの開発競争。

古い「業態発想」はもう完全に駄目だが、
ボンズのように自らのポジショニングが、
曖昧な存在も、アメリカでは、
「死んだ店」となる。

恐ろしい。

それにしても、クイズ。
考えてください。

投稿も歓迎します。

〈結城義晴〉

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人
海外研修会
サンフランシスコ&サクラメント視察研修会
2026年USA研修会
国内研修会
第18回 ミドルマネジメント研修会

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
前略お店さま

チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
2026年8月
« 7月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031 
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

  • ホームに戻る
  • トップに戻る
  • 友達・上司・部下に知らせる

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.