桑木志帆(23歳)全英女子オープン優勝の「自らのマネジメント」

Everybody! Good Monday!!
[2026vol㉛]
2026年第32週。
8月第1週。
熊本の地震。
内閣府が今日までの状況を発表した。
「令和8年熊本地震に係る被害状況等について」
震源地は熊本県熊本地方、
震源の深さは暫定値で16km、
地震の規模は7.1。
死者は38人。
行方不明の人はなくなった。
重傷者は13人。
避難者は8700人で、
避難所は206カ所。
心からお見舞い申し上げたい。
さて私は1日中、横浜商人舎オフィス。
月刊商人舎8月号責了の日。
いつものように、
特集の扉のまえがきを書く。
まだまだ編集主筆の役目を果たしている。
さらに表紙のタイトルと文言ををつくる。
徐々に編集長に譲っていきたいと思っているが、
まだ私が考えて、
二人の編集長やゼネラルマネジャー、
編集スタッフに相談する。
するとGMの亀谷しづえさんと、
編集スタッフの鈴木綾子さんが、
イラストや写真を選んでくれる。
そうして表紙が出来上がる。
今月号はインパクトを優先してチョイスした。
最後に[Message of August]を書いた。
山本恭広web編集長が、
緊急提案の記事を書いた。
そうして責了した。
お疲れ様。
さてイギリス中部のリザムセントアンズ。
ロイヤルリザム&セントアンズGC。
全英女子オープン。
テレビのCSチャンネルで、
予選から少しずつ見ていた。
渋野日向子はこの大会では、
いまだレジェンド。
2019年に優勝を果たしたからで、
現地でも人気は抜群。

渋野と同郷・岡山県出身の桑木志帆が、
優勝してしまった。23歳。
おめでとう。

世界ランキング46位。
優勝賞金は150万ドル(約2億3700万円)。
全英オープンは男子も女子も、
難しいコースで行われる。
アメリカのゴルフコースが人工的なのに対して、
イギリスのコースは自然をそのまま取り入れる。
リンクスと呼ばれたりする。
桑木は3バーディー、2ボギー、
パー71のリザム&セントアンズGCを、
70打で回った。
通算5アンダーの279。
クラブハウスリーダーで待っていたら、
最終組のエスター・ヘンゼライトが、
18番ホールでバーディを奪って、
桑木と並んだ。
ドイツ人のヘンゼライトは、
2024年のパリ五輪で銀メダルを獲得。
27歳の実力者だ。
プレーオフは1ホール目に桑木がピンチを迎えた。
ティーショットを右の深いラフに打ち込む。
しかし3打目をピンに絡めて、
パーを死守した。
直後の2ホール目は、
ヘンゼライトのティーショットが、
右のブッシュへ。
編是ライトのボギーが確定したあと、
短いウイニングパットを沈めた。

初のメジャー制覇。
昨年の山下美夢有に続いて、
2年連続で日本選手が全英を制した。

桑木は21年に日本ツアーのプロテストに合格。
今季は体重を落としてスリムになった。
揚げ物と菓子を断ち、
カフェオレをブラックコーヒーに替えた。
食生活を見直して1年で15kgの減量。
絶好調のゴルフで日本で今年2勝。
通算では5勝を挙げている。
日本勢の全英女子オープン優勝は、
1984年に岡本綾子が成し遂げている。
しかしこのときは4大メジャーではなかった。
2001年からメジャーに昇格し、
2019年に渋野日向子が劇的な優勝。
「シンデレラスマイル」と称された。
その後、日本女子は、
堰を切ったようにメジャーを制覇し始めた。
日本女子の4大メジャー制覇の歴史。
1977年、樋口久子の全米女子プロ選手権
2019年、渋野日向子の全英女子オープン
2021年、笹生優花の全米女子オープン
2024年、笹生優花の全米女子オープン
2024年、古江彩佳のエビアン選手権
2025年、西郷真央のシェブロン選手権
2025年、山下美夢有の全英女子オープン
桑木志帆はこれに並んだ。
桑木の世界ランキングは46位だったが、
この勝利でランクを駆け上がって16位。
2019年の渋野は、
日本ツアー実質1年目だった。
当時20歳。
怖いものなしで攻めに攻めた。
その渋野を慕う桑木は、
致命的なリスクを避けるコースマネジメント、
距離を稼げるドライバーショット。
精度の高いアイアンショット。
絶妙のパッティング。
弱点なしのラウンドで、
文句なしの優勝だった。
4日間を通してダブルボギーなし。
スポット参戦の今季の海外メジャーは、
4戦すべてで決勝に進出した。
そして、
Women’s British Open制覇。

素直に感動した。
日本の女子アスリート、
世界に対して怖気づくことがない。
桑木志帆。
自分自身の努力で減量できたことの自信が、
それをさせたのだと思う。
ピーター・ドラッカー。
『経営者の条件』の中で書いている。
「自らをマネジメントすることは、
常に可能である」
では、みなさん、今週も、
なにごとも恐れずに。
Good Monday!
〈結城義晴〉

























