山の日。
台風15号。
妙な軌道を進む。
太平洋上を西向きに進んで、
関東の東側から日本列島に上陸。
気圧配置・偏西風・台風の構造の3要因が、
すべて通常と逆に働いた。
つまり台風の進路を決める「力学」が、
通常と違っていた。
第1に太平洋高気圧が東に偏っていた。
通常の台風は、太平洋高気圧の縁に沿って、
北から北東に進む。
その結果、台風は高気圧の縁に押されて、
西へ進む「逆走型」ルートをたどった。
第2に偏西風が北へ離れていた。
台風の進路を決める最大の要因は、
偏西風である。
偏西風が本州上空にから吹けば、
台風は北東へ引っ張られる。
しかし15号の場合、
偏西風が北へ離れて、
台風を捕まえる流れが弱くなった。
そこで台風が自力で進む「自走モード」になった。
結果として、本州付近で迷走する気圧配置となった。
第3に台風自体の構造が弱くて、
流されやすかった。
12日の昼過ぎまでには、
熱帯低気圧に変わると予想されているが、
これは台風としての構造が弱いことを示す。
弱い台風は自力で北上する力が弱い。
つまり周囲の気圧配置に流されやすい。
すなわち進路が曲がりやすい。
それもこれも地球温暖化に影響されている。
被害が少なければいいが。
目次では下の方に出ているが、
雑誌のページをめくると、
特集の前にあるのが、
[巻頭特別企画]
パネルディスカッション
「供給連鎖」全体最適化と「商品マスタ」の統一

6月26日(金)、
日本スーパーマーケット協会の通常総会後に、
記念パネルディスカッションが開催された。
全体テーマは、
「サプライチェーン全体最適による流通生産性改革」
パネリストは製配販と行政のトップ7人。
⑤岩崎高治日本スーパーマーケット協会会長
㈱ライフコーポレーション代表取役社長執行役員

⑥服部哲也日本スーパーマーケット協会副会長
サミット㈱代表取締役社長

画期的と言ってよい討論会で、
パネラーのみなさんも歯切れのいい発言をした。
そのディスカッションを、
ほぼ削除せずに掲載した。
工藤澄人商人舎編集長が、
全文を執筆した。
協会にも文章を読んでもらって、
間違いがあるかどうか確認した。
極めて重要な発言ばかりだったからだ。
前にもこのブログで書いたが、
2017年の月刊商人舎3月号。
[ケーススタディ特集]
商品情報Platform
「商品Master/商品Contents」の共有と競争
9年前の特集。
我ながら先鋭的だった。

このころは特集1本主義を貫徹していた。
第1章は「1WorldSynk」
ニハット・アーカンさんとテレビ電話で対談した。

第3章は「ジャパン・インフォレックス」
こちらは故人となられた西田那夫さんと対談して、
「激白」の形でまとめた。

この雑誌の[CoverMessage]を再掲しよう。
――商品マスタ(Product Master)が整備され、商品情報の交換と交流によって、数多の商品がつつがなく流通・供給される。そこでは情報をベースとした社会システムの標準化と効率化、合理化、最適化が推進される。製配販のサプライチェーン・マネジメントが貫徹される。さらに商品デジタルコンテンツが充実して、実店舗とElectronic Commerceが融合する時代がやってくる。結果として豊かで、多様で、低価で、オムニチャネルのライフスタイルが保障される。そのためのさまざまな社会インフラが構築される。それが近未来型の「商品情報プラットフォーム」である。この動きを推し進める者、阻む者、そして傍観する者。鍵を握るのは、Platform概念の産業レベルでの社会化と、その「共有と競争」の共通認識に他ならない。
この2017年3月号を学んでから、
それから2026年8月号も読んでほしい。
それが一番いいのだけれど。
パネルディスカッションのあとに、
[結城義晴の述懐]
「解決されてしまえばシンプルだ」
――27年間、ゼネラル・モーターズ研究所を率いたチャールズ・ケタリング。生涯に300以上の特許を取得した。そのケタリングは研究所の壁に言葉を掲げていた。
「解決されてしまえば、どんな問題もシンプルだ」
商品マスタと商品コードの統一も、
解決されてしまえば、
実にシンプルなことなのだ。
製配販を挙げて、
頑張りましょう。
〈結城義晴〉






























