結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年04月13日(日曜日)

ジジとロンドン[日曜版2014vol15]

ジジです。
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ユウキヨシハルのおとうさん、
ロンドンにいってます。
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まずナリタで、レクチャー。
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12時間のフライトで、
ロンドン。
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ホテルでレクチャー。
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バスのなかでも、
ずっとレクチャー。
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あいかわらず、
いそがしそうです。
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おとうさんは、
おはなしすることもすきですし、
まなぶこともすきです。
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でも、たのしむことも、
すきです。

ブリティッシュ・ミュージアム。
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みんなでフォト。
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ロゼッタ・ストーン。
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ライオン狩り。
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すばらしい。
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アテネの神殿。
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まねる。
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パルテノン神殿の彫刻。
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フンコロガシ。
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おもしろい?
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ほかにも、たのしんだ。
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シャーロック・ホームズのパブ。
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セカンドフロアーには、
名探偵のへやがある。
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推理の道具が、
たくさんある。
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このパブでビール。
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いちばん左のワトソンズ・エイルをのんだ。
うまかった。

それからペキンダックも。
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よかったですね。
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ロンドンの街もすばらしい。
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観覧車。
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ウェストミンスター寺院。
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国会議事堂のウェストミンスター宮殿。
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学ぶことも、
楽しむことも、
生きているってことです。
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3日間、ロンドンにいて、
飛びたった。
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バルセロナへ。

まだまだ旅はつづきます。
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気をつけてください。
そして、ぶじに、
かえってきてください。

ボクはまってます。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年04月12日(土曜日)

セインズベリー&テスコ、ハロッズから大英博物館まで最高峰を堪能

商人舎第15回海外視察研修会。
ロンドン・バルセロナツアー。
2日目は朝8時から夜8時までの、
ハードワーク研修。

ロンドンの宿泊ホテルは
ミレニアム・グロースター・ホテル。
ケンジントン近くの市街地にある。
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朝8時から2階の会議室で
第1回の結城義晴セミナー。
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イギリス小売産業の動向、
テスコのマルチ・フォーマット戦略、
ロンドンで学ぶべきことなどを解説。
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2時間の駆け足講座。
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まだまだ語り足りないが、
今日はスケジュールが、
目いっぱい。

郊外のセインズベリーへ。
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イギリス小売業第3位。
ウォルマート・アズダと、
2位を競い合っている。

売場を視察する参加者たち。
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売場でもできるだけ解説する。
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そして店長のビルさんのインタビュー。
3階にあるホールのような会議室。
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ビル店長は、
イギリスのスーパーマーケット業界動向から、
セインズベリーの基本戦略、
この店の運営について、
実に丁寧に話してくれた。
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質問にも率直に答えてくれる。
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数値も手元の資料を見ながら、
出せるものは示してくれた。
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セインズベリー滞在1時間の予定が、
2時間にも及んだが、
いいインタビューだった。

店長を囲んで記念写真。
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ナイスガイのビル店長と握手。
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セインズベリーの成長の牽引役は、
ネット販売と小型店。

その小型店のバナーは、
「セインズベリー・ローカル」。
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市街地のいたるところに、
まるで東京のセブン-イレブンとローソンのように、
セインズベリー・ローカルや
テスコ・エキスプレスが立地する。
これがロンドンの特徴だ。
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そしてイギリス最大小売業のテスコは、
テスコ・メトロという都市型のフォーマットをもつ。
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テスコ・メトロ。
1000㎡。

これがスーパーストア、エクスプレス、
そして超大型のエクストラと融合して、
高いマーケットシェアをはじき出す。

一方、大型商業施設も、大繁盛。
ロンドンには20万㎡を超える大型SCは、
4つしかないが、
その一つ「ウェストフィールド・ストラットフォード」
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このSCはスーパーリージョナル型。
その両翼の核店舗として、
2つの総合店が入る。
一つはマーク&スペンサー。
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1階が食品売場で、
これが上出来。
天井を吹き抜けにした高級感あふれる空間。
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もう一方には、
百貨店ジョンルイスと、
そのグループのスーパーマーケット
ウェイトローズ。
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店の前には、
ソファや飲食スペースが設けられている。

店内では無料コーヒーのサービス。
これが大人気。
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金曜だというのに、
SCには人人人。
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モールのなかに、
ドラッグストアのブーツ。
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広大なフードコートも満席。
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大ロンドンには、SCがつくりにくい。
この施設はロンドン・オリンピックの跡地につくられた。

ロンドン中心部には、
世界に誇る百貨店ハロッズ。
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この最高峰の芸術的な売場。
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息をのむしかない。

地下1階のワイン売場は、
文句なく世界最高。
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つい見入ってしまう。
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街中に展開される小型スーパーマーケット。
エクスプレスストアというフォーマット。

そして通常のスーパーマーケットや、
都市型スーパーマーケット、
マークス&スペンサーのような総合スーパー、
そして百貨店のハロッズとジョン・ルイス。

顔ぶれは少ないが、
それぞれに個性あふれる役者が、
自分の演技力を存分に発揮する。

よくできた芝居を見ているようなロンドン。

ポジショニング戦略というコンセプトが、
心に残る。

いそがしく店を見るばかりではいけない。

束の間に大英博物館視察。
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ニューヨークならメトロポリタン、
パリならルーブル美術館、
そしてロンドンは大英博物館。

これらを訪れねば、
ロンドンに来たかいがない。

夜は、ホテルから5分のインド料理。
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左が日穀製粉㈱社長の小山紀雄さん、
右が関西スーパー常務の福谷耕治さん。

ロンドン第一のインド料理を堪能。

今日は店舗から博物館、ディナーまで、
最高峰ばかりを楽しんだ。
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心から感謝しよう。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2014年04月11日(金曜日)

日経一面記事の小売トップ発言集と12時間フライト後のロンドン初日

日経新聞が壱面トップで、
「小売業、7割が増収増益」

と言っても、2015年2月期の決算予想。
消費増税後の反動をものともしないらしい。

日経新聞が集計したのが、
2014年2月期決算の小売企業51社。

終了した2014年2月期は、
合計で増収8%、増益0.3%。

これに対して2015年2月期見通しは、
「7%増収、8%増益」。

36社が増収増益の見込み。

イオンの岡田元也社長。
「生活費の上昇を収入増で補えない人々は
日用品の節約に動く」。

そのイオンの2014年2月期連結決算の詳細は、
今日のDaily商人舎で、
つかんでおいてほしい。

総合スーパーやスーパーマーケットは、
新年度も予断を許さない。

百貨店やニトリなどは、
消費増税の反動が大きいと見る。

髙島屋木本茂社長。
「夏ごろまでに完全に復調するのは難しい」

Jフロント山本良一社長。
「百貨店事業を中心に
増税の反動減が出る」

しまむら野中正人社長。
「賃上げの動きが広がれば、
消費には追い風」

しかしニトリ似鳥昭雄社長。
「影響は9月まで続く可能性がある」

似鳥さんの発言、
物議を醸している。

この発言が全体のものだとすると、
来年10月のさらなる増税ができなくなるからだ。

セブン&アイ・ホールディングス村田紀敏社長。
「日常使いできる利便性で、
増税の影響はほとんどない」
セブン&アイはセブン‐イレブンに牽引されている。
そのコンビニは影響なしという判断。

ただしイトーヨーカ堂やヨークベニマルは、
岡田元也さんと同じような見解だろう。

ローソン玉塚元一最高執行責任者。
「増税後は消費者の選別の目が、
一段と厳しくなる」

玉塚さんの見解は、
すべての小売業に当てはまる。

挙句、小売企業の淘汰が進む。
私はこれを確信している。

さて、成田空港を飛び立って、
九十九里浜。
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ブリティッシュエアライン006便、
10日10時50分発。

機体は向きを変えて、
北へ向かう。

そしてシベリア平原が、
延々と続く。。
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さらにヨーロッパ大陸。
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12時間ほどのフライトで、
イギリスのグレイトブリテン島へ。
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最後にテムズ川が流れる大ロンドン市。
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ヒースロー空港には、
現地時間15時20分に到着。
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早速、専用バスに乗り込み、
市郊外の高級住宅地ケンジントン地区へ。

テスコのスーパーストア。
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24時間営業の超繁盛店。

入り口を入ると真ん中に
ミールソリューションと、
デリカテッセンの対面売場。
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青果売場はスポット照明を多用。
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お客は実によく入っている。

テスコの2013年2月期の売上げは、
723億6300万ポンド。
伸び率0.5%、
純利益34億53300万ポンド。
こちらは伸び率マイナス11.8%。

英国内の店舗数は3146店で、
もちろん国内最大手。

一方、同じケンジントンにあるセインズベリー。
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同じ高級住宅地に立地しながら
安さを打ち出すだけの旧来型店舗。
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精肉や鮮魚は対面販売を取り入れるも、
お客からのオーダーは、
決して多いようには見えない。
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この店、明らかに加工食品が多い。
テスコとは戦略が違うと言えば、そうも言えるが、
高級住宅立地で、デリが弱すぎる。
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セインズベリーの売上高は、
256億3200万ポンド。
伸び率3.5%。
純利益7億5600万ポンド。
伸び率6.1%。

店舗数は小型店を含めて1106店。
イギリス第2位の小売業。
テスコとの格差が歴然としてきた。

アメリカのスーパーマーケット産業。
第1位のクローガーは絶好調。
しかし第2位のセーフウェイは、
投資会社サーベラスに買収されてしまった。
イギリスのテスコとセインズベリーも、
おなじような様相を呈してきた。

日本での小売企業淘汰も、
欧米に来ていると、
当たり前に感じられる。

着いて早々、
2店舗を比較視察して、
初日の学習は終了。
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元英国首相マーガレット・サッチャー女史。
そのご愛用のシーフードレストランで、
懇親夕食会。

日穀製粉㈱社長の小山紀雄さんが
乾杯のあいさつ。
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濃厚なエビのスープ、
サーモンのソテー、
蟹のフライなどを賞味しながら、
一人ひとりが、
自己紹介を兼ねてあいさつ。

関西スーパーマーケット常務の福谷耕治さん。
コーネル・ジャパン伝説の第1期生。
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山本誠社長以下11名で、
大挙参加してくれた㈱万惣の皆さん。
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それに聞き入るのは、
スーパーマーケット各社のトップ。
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視察で何を学びたいか、
何を持ち帰りたいのかなどを語ってもらったが
その内容を聞いていると、
始まったばかりだが、
すごくいい手ごたえを感じる。

今日から3日間、
世界一訪れたい都市ロンドンで過ごし、
その後、バルセロナに向かう。

決してサッカー観戦ではありません。
始まったばかりだが、
いいツアーになる予感。
ひしひしと感じられる。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2014年04月10日(木曜日)

台湾立法院学生占拠とロンドン・バルセロナへの出発

ああ、今年の桜も終わる。
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そんな感傷的な心持ちになる。
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今年の桜は、
はやく咲いて、
早く散った。
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しかし散り際に粘った。
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なにか、今年の日本を、
象徴しているように感じた。
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毎年毎年、
桜が咲いて、
桜が散る。
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それを楽しむ。

あと何度、
これができるのか。

さて、先週末、
私は台湾にいた。

その立法院を学生が占拠していた。
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立法院は、
日本でいう国会。
つまり三権分立の「立法」をするところ。
国会議事堂にあたる。

その中に学生たちが乱入して、
占拠し、立てこもった。
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なぜか。

現在の中華民国総統は、
馬英九(ば えいきゅう、マー・インチウ)。
ハーバード大学法学博士のエリート。

その馬総統が強引に、
中華人民共和国との経済統合を図ろうとした。

学生たちは、
それが台湾の自主性を損なわせると、
立ち上がった。
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立法院の外側を、
支援者が取り巻いて、
学生たちが強制退去されるのを防ぐ。
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機動隊が入り口を固めるが、
その外側に陣取って、
学生を支援している。
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ひっきりなしに演説をし、
集会を開く。
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一般の人々が、
それに参加している。
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当然、立法院の敷地内にも泊まり込む。
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支援のTシャツなども販売している。
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バスが横付けされている。
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私たちも支援。
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周辺地図。
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ダンボールには手書きの告示。
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大型トイレ車。
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立法院右サイドは、
テント村になっている。
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日本ならば警察や機動隊が、
一気に学生たちを撤去させる。
しかし台湾では、
それをしたら国民が許さない。

そして国民が泊まり込みで、
外から学生たちを守っている。
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右サイドでも集会。
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テントにも人が参集している。
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食事の炊き出し。
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資材部。
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今回の運動の象徴は、
ヒマワリの花。
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黄色い紙の横断ビラ。
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馬総統を揶揄している。
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裏門には機動隊。
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マスコミも常駐。
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立法院左サイドにも、
支援のテント村。
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そこで馬総統と内閣は、
学生たちに妥協した。
正当な手続きを踏んで、
中国との関係を結ぶとの条例案を出した。

今日、この学生たちの立法院占拠は、
自ら解除される。

つまり、学生たちが、
立法院から出てくる。

日本のメディアでも、
報道されるに違いない。

立教大学大学院・結城ゼミの修了旅行は、
この台湾立法院占拠に遭遇した。

そして私は、
政治的イデオロギー抜きに、
台湾というエリアの、
エネルギーを感じとった。

一方、私たちの国・日本は同だろうか。
考えさせえられた。

外国を訪れて、
そこで起こっている事実と向き合う。

もちろん店舗や商業集積も、
紛れもなくその国の、
「今の事実」の一部である。

それを知る。
感じる。
学ぶ。

私たちが生きることは、
他との違いを知ることだ。

他との差異を認識して、
自分を確認することだ。

今、私は成田空港72番ゲート。
これからロンドンに旅立つ。

イギリスやスペインと、
日本の違いを知るために。

彼の地の小売流通業と、
日本の流通業との差異を、
学ぶために。

そして日本の小売流通業の、
発展を考えるために。
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第15回商人舎海外視察研修会。
ロンドン・バルセロナ。

出発します。

あとは、よろしく。

〈結城義晴〉

2014年04月09日(水曜日)

月刊『商人舎』4月号刷り上がりと小保方記者会見の「福澤心訓」

月刊『商人舎』4月号が、
印刷されてきました。
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1977年4月に、
㈱商業界に入社し、
5月1日に『販売革新』5月号の発刊。
その時の感動が、
今日も甦ってきました。

この仕事を私の天職として、
それから30年続けてきました。

㈱商人舎を創設して、
それからコーネル・ジャパン副学長、
立教大学大学院教授など、
最大限の努力を払ってきて、
あらためて昨年4月から、
雑誌づくりに励んできました。

やはり、いい。

小売業のみなさんが、
店づくりをする。
あるいは商品開発をする。

製造業の皆さんが、
製品の開発をして、
その販売営業をする。

おなじような感動が、
あると思います。

自分の仕事に感謝して、
それを精一杯成し遂げる。

そうすると、
その仕事に習熟し、
自分の天職と考えられるようになる。
その仕事のスキルを通じて、
社会に貢献する。

ありがたいことです。

自分の仕事のスキルを持てない人。
不幸な人です。

福澤諭吉の『福澤心訓』。

その一、世の中で一番楽しく立派な事は、
一生涯を貫く仕事を持つという事です。

その三、世の中で一番さびしい事は、
する仕事のない事です。

私はいまのところ、
幸せです。

みなさんも、
幸せになってください。

さて月刊『商人舎』4月号の特集。
誰が価格を決めるのか?!
三度目の消費増税直後の決定的プライス戦略考

Message of April
「利は人にあり」  

2014消費増税と新価格体系への処方箋

結城義晴

「増税価格戦略」イオンへの12の質問状 

ユニバース社長・アークス会長
三浦紘一の「真っ正直商法」&「大台価格セオリー」 

エブリイ岡﨑雅廣社長インタビュー
増税後の「価値訴求」と「100品目値下げ宣言」

知識商人必修講座
価格決定の原理原則と応用技術
保科 篤

プライス・マーケティング・マネジメント対談
学習院大学経済学部上田隆穂教授
×商人舎社長 結城義晴
「価格を決めるのはお客だ!」
前編  プライシングの大前提となる価格の本質
後編  マーケティング志向のプライスマネジメント

アイダスグループ代表鈴木國朗
VS商人舎社長 結城義晴
スーパーマーケットの価格政策を斬る
「異常値ではなく基準値をつくれ!」

結城義晴のBlog [毎日更新宣言] Review
「姑息な商人になるな!」 

今月もいい本になりました。
インタビューや対談に応じてくださったみなさま、
ご協力、心から感謝します。
今日は、朝から、
商人舎Web会議。
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右からWebコンサルタントの猪股信吾さん、
facebookコンサルタントの内田憲一郎さん、
Webデザイナーの田中翔太さん。
そしてチーフ・エディターの渋木克久。

猪股さんがリーダーとなって、
毎月、鋭い分析と提案をしてくれる。

内田君も商人舎Magazineのfacebookに、
的確な指導をしてくれる。

二人とも、立教大学院の結城ゼミの俊英。

ありがたいことだ。

プロフェッショナルと仕事すると、
本当にうれしくなる。

そのプロフェッショナルの仕事といえば、
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー。

今日の午後、大阪新阪急ホテルで記者会見。

まずは謝罪。
これは当たり前。

そのうえで「私自身、STAP細胞は
200回以上、作製に成功しています」。

そして論文の撤回を否定した。

しかし専門家の評価は厳しい。
NHKに語った二人の学者。

日本分子生物学会副理事長・中山敬一さん。
九州大学教授。
「作製に成功したというには、
すべての証拠を示し
正確な論文として発表する必要がある。
こうした手順が踏まれていないなかでは、
小保方氏が成功したと言っても、
科学者の世界では信用できる話ではない」

大阪大学の中村征樹准教授。
「実験データに切り貼りを加えることは、
科学的な結果の信頼性を
担保するという点で問題がある。
この状況で『改ざんではない』というのは
かなり強引な主張だ」

iPS細胞の・山中伸弥教授も、
小保方さんの「実験ノート」の、
決定的欠陥を指摘している。

つまり専門家の仕事は、
専門家が評価する。

自分の仕事を考えれば、
それはすぐにわかる。

世界最先端の仕事には、
そんな絶対的な厳しさがある。

再び福澤心訓。
その二、世の中で一番みじめな事は、
人間として教養のない事です。

小保方さんは今、
みじめだ。

科学者として、研究者として、
教養がなかったことは、
自分でも認めている。

その七、世の中で一番悲しい事は、
うそをつく事です。

決して嘘をつかなかったと信じたいし、
だから小保方さん、
悲しいことはなかったが、
みじめなことは確かだ。

従って、この研究は、
認められない。

ただしSTAP細胞自体には、
大いなる希望がある。

その希望は、
誰かが受け継ぎたい。

誰かのなかに、
今、みじめな小保方さんも、
含まれている。

〈結城義晴〉

2014年04月08日(火曜日)

新約聖書とボブ・ディランとスカーレット・オハラの「明日という未来」

ボブ・ディランが来日して、
歌っている。

しかしまったく自分でギターを弾かない。
ピアノの弾き語りが多いそうだ。
日経新聞の文化欄。

ディランも72歳。
ずいぶんと変わった。

何もかも失ったときにも、
まだ未来だけは残っている。

私は今日、
仙台へ。

朝、東京駅から、
東北新幹線はやぶさに乗り込む。
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蔵王の姿が見えた。
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仙台に着くと卸センターへ。
TERAOKAニューバランスフェア2014。
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ここで講演。
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月刊『商人舎』2月号の特集タイトル。

そのまま講演の演題にした。
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冒頭に新約聖書のローマ人への手紙。
「艱難が忍耐を生み出し、
忍耐が練達を生み出し、
練達が希望を生み出す。
この希望は
失望に終わることがない」 

しかし、今日のテーマの本質は、
客数主義とホスピタリティ。
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1時間40分、
あっという間に
終わってしまった。

ご清聴を感謝したい。

今日のDaily商人舎は、
西友 増税後に約400品目を
平均7.2%値下げでEDLP戦略徹底

西友というよりも、
ウォルマート。

そのイデオロギーともいえるEDLPを、
消費増税後の今、強調する。

当然のことだ。

今こそ、
自分の本来の戦略を、
前面に押し出して闘う時だ。

さて日経新聞一面コラムは『春秋』。
トヨタ生産方式をテーマにした。
「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」。

しかしこの方式のヒントは、
米国のスーパーマーケットから得られた。

「消費者は、セルフサービスで
食料品や日用品を手に取っていく。
まさに必要なときに、必要なものを――」。

ジャスト・イン・タイムの仕組み。
故北野祐次関西スーパー社長の、
「じゃんじゃん売れても品切れしないシステム」。
それがスーパーマーケットの本質。

昭和20年代のこと、
「自動車産業の競争力を
押し上げた新しい生産方式は、
流通業から刺激を受けての産物だった」

小売業にかかわるものにとって、
誇らしい歴史的事実だ。

『春秋』はこの後、
コメ生産農業法人の
トヨタ生産方式導入を指摘する。

一方、同じ日経新聞最終面『私の履歴書』。
今月は豊田章一郎さん、
トヨタ自動車名誉会長。
今日のタイトルは、「父の死」。

父・喜一郎社長の特筆すべき点。
「その一つは国際性だ」。

1929年、欧米に出張し、
フォードやシボレーと
正面から競合する大衆乗用車づくりを決意。

「2つ目はスピーディーな決断と実行」。

「最後に現場の重視」。

喜一郎氏はよく、
『ナッパ服精神』と言った。

小売業で言えば、
「前垂れ精神」だろうか。

「エンジニアだ、
工場長だといって、
きれいな作業服で
きれいな手でいたのでは
人はついてこないよ。
技術者の本分はあくまで
現地現物にあるんだ」。

ヘンリー・フォードは、
食肉の解体現場を見て、
オートメーションを思いついた。

小売業や食肉産業が、
20世紀を代表する自動車産業に、
貴重なヒントを与えた。

トヨタの「現地現物」主義は、
ウォルマートのサム・ウォルトンに通ずる。

Retail is Detail.
小売りの神は細部に宿る。

これも現場の細かなことが、
ことさらに大切だということ。

今年の商人舎標語は、
こまかく、
きびしく、
しつこく、
なかよく。

アンテナを張っていると、
毎日のようにわかることがある。

多くの事実や事例が、
ひとつの方向に向かっている。

意外にも、
わかりやすい時代に
突入したのかもしれない。

それにしてもボブ・ディラン。
何もかも失ったときにも、
まだ未来だけは残っている。

考えてみるとこれも、
わかりやすいテーゼだ。

映画「風と共に去りぬ」では、
主人公のスカーレット・オハラが、
最後の言葉をつぶやく。
“After all,
tomorrow is another day”

「明日は明日の風が吹く」なんて、
翻訳もあるが、
私は、このニュアンスは、
むしろディランに近いと思う。
「結局、
明日という別の日があるんだわ」

ビビアン・リーが強烈だった。

そして今日の講演。
「艱難が忍耐を生み出し、
忍耐が練達を生み出し、
練達が希望を生み出す。
この希望は
失望に終わることがない」 

聖書は深い。

〈結城義晴〉

2014年04月07日(月曜日)

博多祝いめでた「ああた百までわしゃ九十九まで」

Good Monday!
Everyone!

[2014vol14]

2014年第15週。
4月は第2週。

その販促企画は、
商人舎MagazineのWeekly商人舎、
日替り連載・月曜朝一。

Daily商人舎は、
Kroger
チェックアウトの時間短縮技術が
エリート100ランキング3位

これは月刊『商人舎』2月号で、
取り上げたチェックアウト最新技術。

アメリカでは第2位のセーフウェイが、
投資会社サーベラスに買収され、
これも傘下に入ったアルバートソンと、
統合させられている。

一方の第1位のクローガーは、
ますます元気で、
イノベーションを続けている。

その技術革新が、
Check-Out Serviceであり、
ID-POSによるOne to One Marketingだ。

前者は月刊『商人舎』2月号、
後者は昨年5月号。

さて昨夜11時ごろ、台湾から帰国。
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私の隣から、山﨑亮君、
倉内和博君、足立幸一君、細野直樹君。

実に充実した旅だった。

旅の報告のつづきもしたいが、
それは今週中に。

帰国後すぐに、ゴルフ。
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千葉県の泉カントリークラブ。

桜がすばらしい。
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お相手は、
前東武ストア社長の玉置富貴夫さん、
前クリエイトエス・ディー社長の若尾鐵志郎さん、
元アイフル専務の堀場勝英さん。

みんな元ダイエー幹部。

玉置さんは、
東武ストアの再建を果たした実力者。

若尾さんはドラッグストアを、
一部上場企業に育て上げた立役者。
昨年度実績で1都3県379店、
年商1800億円。

イオンの100%子会社になったダイエー、
人財と流通科学大学が残った。

絶好のゴルフ日和、
桜の中をリフレッシュ。

帰りは桜並木の下、
ゆっくりと車を走らせた。
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さて帰国して、
ゴルフでリフレッシュして、
横浜商人舎オフィスに出社すると、
仕事が山積み。

それらを急いで片付けて、
オフィスから10分の実家に戻った。

父と母がいる。

父母の元を福岡から、
伯父夫妻が訪ねてくれた。

私の父は87歳、母は88歳、
伯父は89歳、伯母は85歳。

父と伯父の母、
つまり私の祖母・結城なかは、
99歳9カ月まで生きた。

その父が今年に入ってから、
大腸癌であることが判明。

切らずに余生を楽しむことを、
自分で決めて、
至って健全な精神状態。

タバコをふかし、ワインを飲み、
毎日のように碁会所に通って、
癌自慢をしている。

一族が全員そろって、
まるで父の癌祝いの会のようになった。

春の磯松には松の風が棲み

〈日経俳壇 静岡・二藤覚〉

父が珍しく、
アカペラで歌を歌った。
「イタリーの庭」
昔々、友人が出征する時に、
贈った歌だそうだ。

私も「博多節」を歌った。

博多帯締め
筑前絞り
歩む姿が柳越

博多へ来るときゃ
一人で来たが
帰りゃ人形と二人連れ

途中、歌詞を忘れた。

それから私の妹も加わって、
「博多祝いめでた」。

祝いめでたの
若松さまよ
若松さまよ
枝も栄ゆりゃ葉も繁る

エーイーショウエー
エーイーショウエー
ショーエ ショーエ ア ションガネ
アレワイサソ
エーサーソー
エー ションガネ

ああた百まで
わしゃ九十九まで
わしゃ九十九まで
ともに白髪の生ゆるまで

エーイーショウエー
エーイーショウエー

春の夜はそうして、
更けていった。

みなさんも、いつまでも、
月曜日には、
Good Monday!

〈結城義晴〉

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