結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2009年08月26日(水曜日)

エスカレーターを歩けば、あなたもタイムマシンに乗れる

皆さんは、駅や建物のエスカレーター、
利用しますか?

私は、ほとんどの場合、
利用します。

そして、必ず、
エスカレーターの階段を、
歩きます。  

関東では、右側。
関西では、左側。

そしてできる限り、
スピードを上げて、登ります。

この写真の女性のように。

なぜか?

先日富士登山をご一緒させていただいた平富郎さん。
70歳にして、階段を二段跳びで歩くことで、
脚力を鍛えたといいます。

だから、階段を上るのは、良いことです。

しかし私は、エスカレーターで、歩く。

なぜか?

私は、エスカレーターは、
「タイムマシン」だと考えているからです。

エスカレーターがタイムマシンというのではなく、
エスカレーターを歩くことが、
タイムマシンの機能を果たす。

私たちには三つの選択肢があります。

①階段を歩く
②エスカレーターに乗って立っている
③エスカレーターで歩く  

どれも、上階に上がる、あるいは下がるという目的は一緒です。

しかし、③の方法で、
しかも階段と同じスピードで歩けば、
時間が短くなる。

それは、まるでタイムマシンに乗って、
未来に行くような気分を、
私に与えてくれます。  

だから必ず、私はエスカレーターで歩く。
急いでいなくても、エスカレーターで歩く。
混んでいても、空いていても、
エスカレーターで歩く。  

さて、日本チェーンストア協会から、
7月の売上高が発表されました。  

既存店ベースの前年対比売上高は、
マイナス4.8%。  

7月単月でみると、1999年以来の低水準。
10年ぶりの悪い傾向。

前年割れは、8カ月連続。

衣料品がマイナス13.7%、
住関連品がマイナス5.1%。
食品もマイナス2.3%。
サービスが、わずかにマイナス0.1%

現在の消費全体のトレンドをよく表現しています。

日本DIY協会発表の既存店売上前年比も、
マイナス8.8%。  

こちらは、電機カテゴリーがマイナス13.9%、
レジャー用品がマイナス14.5%。
全カテゴリーがマイナス。  

6月7月と消費の低迷は、とどまるところを知りません。

だからこそ、
「節約、倹約。もったいない」  
この顧客の気分に同期できなくてはいけない。

「最良のベーシック」に徹しなければいけない。  

安かろう悪かろうではありません。

いま、必要なことは、
お客さまの信頼を得ること。
お客様から頼りにされること。 

そのためにも、
あなたも、
タイムマシンに乗ってみませんか?  

ささやかなことだけれど。

<結城義晴>  

2009年08月25日(火曜日)

荒井伸也さんと対談し大久保恒夫さんと熱談した幸せな日

昨夜は大変でした。
紙の媒体と違って、インターネットは、
とても便利である反面、
おおもとのシステムが故障したり壊れたりすると、
いっぺんに全体がストップしてしまいます。
だから二重三重の防御態勢を敷いておかねばなりません。

商人舎のホームページもすぐに復旧しましたが、
まだまだ復旧途中です。
ご不便をおかけします。

さて、昨日は、午後から、
東京・新宿のローズガーデンホテル。

商人舎と商人ねっとの共同企画。
CDオーディオセミナー「知識商人登場」の収録。
1
これほど「知識商人」の言葉がふさわしい人はいない。
荒井伸也さん。  
ペンネームは、安土敏さん。
(もうおひとりあげるとしたら、故上野光平先生だろうか)

ご存知、サミット㈱の元社長・会長にして、
この会社の中興の祖。

住友商事からの出向社員時代から、
会社を立て直し、エクセレントカンパニーに育て上げた。

すごいのは、その荒井さんがサミットを去ってからも、
サミットは荒井イズムを貫いて、
エクセレントカンパニーの評価を続けていること。

現在の社長・田尻一さんももちろん荒井門下生。
田尻さんは、荒井イズムを進化させつつある。

このシリーズは12回終了して、
丸1年。

2年目に突入して、さらにパワーアップを願って、
ご登場いただいた。

テーマは、
「スーパーマーケットの社会的機能」  

2時過ぎに始まって、90分。
休憩も取らず、一気に語りきってくださった。

今回の「知識商人登場」は、これまで以上に、
聴きものです。

何事にも、ハタラキとカタチがある。
スーパーマーケットというビジネスにもハタラキがあって、
だからカタチがある。

そのハタラキから、ビジネスを組み立て、
見直し、検証していけば、
カタチもはっきりしてくる。

そしてこのハタラキとカタチがしっかりしたビジネスは、
社会的機能が明確だから、
成長を続けることができる。
スーパーマーケットの社会的機能は、
内食材料提供業である。  

荒井さんの話は、いつも筋が通っている。
2

日本人は、古くは中国から知識の体系として様々なことを学んだ。
明治維新以後は、欧米から学んだ。

だから知識を体系として取り入れ、
それをそっくり模倣することにたけている。

しかし、本来のハタラキからものを考えてみなければ、
日本の実情に合わないことが多い。

スーパーマーケットもその一つだった。

だから荒井さんはそれをした。

「知識商人」が「知識の体系」を否定するところが、
私にはとても面白かった。

全面否定ではない。
知識の体系といわれ、そう思い込まれているものをも、
疑ってかかれ、ということなのだ。

荒井さんは、小説家としても、評論家としても、
一流となった。

それはなぜか。

「いつも崖っぷちにいたから」
「良き誤解者に恵まれたから」  

それが、荒井伸也であるとともに、
安土敏であるこの人をつくった。

私は、㈱商業界入社直後にお会いして、
一度で意気投合。
それ以来の32年のお付き合い。

「小説・スーパーマーケット」の初出「他人の城」の、
覆面作家と編集者としての関係、
サミットという企業の経営者と取材者としての関係、
人生の師匠と弟子としての関係、
最近ではゴルフの好敵手としての関係、
さらにコーネル大学ジャパンの副学長と首席講師としての関係。

これほど、私の人生に影響を与えた人はいない。
私が、商業ジャ-ナリストを続けてきたのは、
荒井さんが、「この世界に骨をうずめよう」との固い意志を持っていたからだ。

だから商人舎発足の会では、主催者代表としてご挨拶を頂いた。

そんな荒井さんとの対談。
心から、私は楽しんだ。
3

最後に荒井さんが言った言葉。
「商売十訓は、素晴らしい」。
「損得より先に善悪を考えよう」こそ、
最も大切な考え方です。  

私は、本当にうれしかった。
荒井さんのスーパーマーケットに対する愛に溢れた対談だった。

心から感謝。

その後、急いで、品川へ。
㈱フランチャイズアドバンテージへ。
代表取締役社長の田嶋雅美さんはじめ幹部の皆さんと面談。

㈱成城石井社長の大久保恒夫さんのお引き合わせ。  

この会社は「作業システムの改善」をコンサルティングテーマとしている。

私は、この切り口は、極めて重要だと考えている。

成城石井におけるオペレーション改革の実態を、
プレゼンテーションしていただいて、大いに感心。

その後、銀座で食事。

NHK製作局の末次徹さんが加わって、
銀座ブルガリの最上階のイタリアンレストラン。
4
大久保さんの行きつけのお店。

楽しいひと時。

大久保さんが、NHKの「プロフェッショナル」に出る。
10月下旬のこと。

末次さんはその取材。

私と田嶋さんは、取材のお手伝い。

おいしいシャンパン、おいしいワインが、
おいしい料理と相まって、
全員が饒舌。

楽しい夜だった。

大久保さんも、小売業の仕事を心から愛している。

私は、それが嬉しかった。

大久保さんは、コーネル・ジャパン第一期生。
だから「コーネリアン」と呼ばれる。

その大久保さんに、第二期の講師をお願いした。
もちろん快諾。
二講座を担当してくださる。

今日は、商業を愛する「知識商人」お二人と、
時間を楽しんだ。

「知識商人」が商業の現代化を成し遂げる。
私はますます、意を強くした。  

<結城義晴>

2009年08月25日(火曜日)

[お知らせとお詫び]


[お知らせとお詫び]
昨夕、4時ごろ、
商人舎サイトのサーバーがダウンしました。
そのため一時、このホームページを、
ご覧いただくことができなくなりました。

すぐに復旧に努めましたので、
間もなく、ホームページは回復しましたが、
1年分の写真データが消失してしまいました。

幸い、写真のバックアップはとってあります。

再度、写真画像アップにまい進しておりますので、
完全復旧まで、今しばらく、お待ちください。

せっかくこのホームページにおいでくださったのに、
まことに申し訳ありませんでした。
お詫びいたします。

㈱商人舎スタッフ一同

2009年08月24日(月曜日)

夏の終わりの蝉の声、あなたには聞こえるか?


Everybody! Good Monday!  

Good MorningやGood Nightがあるのだから、
Good Mondayがあってもいいに違いない。  

そんな思いをこめて、
2007年9月3日から始めた呼びかけ。

そろそろ“Good Monday!”も2周年です。

さて、2009年8月は、あと1週間。
今週末の第45回衆議院総選挙まで1週間。

「選挙に行こう・投票しよう」  
今月の標語を掲げてから24日目。

期日前投票が、
当日投票日のように盛況だとか。
いいことです。

こういう形で期日前投票率が増加していくと、
投票率はぐんと上がる。

小売業・サービス業に従事する人々にも、
期日前投票が当たり前になってくると、
私は世の中が変わると思う。

本当にいい傾向です。

今日の朝日新聞の一面コラム「天声人語」。
コラムニストが書いている。

「久しぶりに、いや初めて、
『歴史』に関与している感慨を覚える」  

ここでひとつは、
この人は完全に、
民主党が勝つという「歴史」が起こることを信じている。
自民党が歴史的大敗をすることに疑いを持っていない。

ふたつに、朝日新聞というメディアが、
この歴史の変化に関与したことに誇りを感じている。

だからわざわざ、「コラム書きではなく、一人の有権者として」と、
最後に書き添えている。

このコラムニスト氏、期日前投票をしてきた。

このブログを読んでいる方にはおわかりだと思う。

朝日新聞は、
「政権交代」をメディアとしての主張にしている。
ハッキリ言えば、今、民主党支持である。

だから、コラムニスト氏は、
もう、勝利宣言をしたようなもの。

一方、読売新聞は、「政権交代」よりも、
「政界再編成」を誘導したがっている。
再編の鍵を、「大読売」が握りたがっている。
これは、しかし、妄想にすぎない。

日本経済新聞は、財界の意向を反映させて、
経済至上主義である。
だから景気がよくなる方に、シフトしていく。
いま、自民党から民主党に傾斜し始めた。

新聞にそれぞれの主張が出てくることは、
悪くはない。

しかし、それならば、もっとはっきりと、鮮明に、
どこの党を支持していると言えばいい。

ただしそうなると、系列のテレビ局の番組が、
面白くなくなる。

「田原総一郎のサンデープロジェクト」は民主党支持だ、となると、
あの番組の「公平らしさ」の表現がおかしくなってしまう。

しかし、見ているとよくわかるから、
テレビ局が考えるほど、
視聴者も馬鹿ではない。

新聞もテレビ局も、
支持政党を明確にすることは、
悪くはない。

そうなると、選挙期間中の選挙番組は、
つくれなくなって、困るんだろうなあ。

と、いったところで、
自分の尊厳をかけて、
「選挙に行こう・投票しよう」  

期日前投票も、よろしく。

さて、夏の終わり。
完全に、秋の態勢づくりを今週、
しなければならない。  

2月決算の企業は、第二四半期の終わり、
上期の期末。
それが今週。

普通の人々は、今週末まで、
子供たちの夏休み。

不思議なんもので、
家族の誰かが夏休みをとっていると、
全員が夏休み気分になる。

お父さんは一生懸命働いているのに、
お父さんの勤務モードではなく、
子供たちの夏休みモードが勝つ。
家族全員が夏休みモード。
お父さんだけ仕事モード。

しかしそのお父さんも、ちょっと傾いて、
夏休みモード。

このゆったり感が、今週の生活トーン。

いいものです。

そして、夏の終わりは、さみしいものもあります。

妙に蝉の声が、耳に残る。
これまで夏の間、さんざん聞いてきたはずなのに、
そのときには意識しなかった。

それが8月の最終週となると、
大きく聞こえる。

これこそ、夏の終わりを象徴している。

蝉の声に足を止め、
手を休めて、
聴き入る。  

人間らしさを取り戻したい。

選挙運動している人たちは、
この蝉の声、聞こえるのだろうか。

きっと、蝉の振り絞っている声が、
聞こえる人が、当選するんだろうな。

そんな人に投票したいな。

私は、そう思う。

もちろん、自分の仕事をしっかりとしながら、
蝉の声にも、耳を傾ける。

そんな1週間でありたい。

では、みなさん。

Everybody! Good Monday!  

<結城義晴>  

[追伸]
①本日の日経新聞一面トップ。
「ローソン、マツモトキヨシ提携」  
共同出資で、今年度内に新会社を設立。

方向性として、大いにあります。
コンビニとドラッグストア。
「コンビネーション・ストア」の考え方というよりも、
融合して、新フォーマットが出来上がる。

アメリカのドラッグストアの機能は、
日本のコンビニの機能と似ている。

だから薬事法が改正された今、
日本で、両者の融合が始まる。

当然の成り行き。
もちろん今回も、
三菱商事が関係しています。 

②9月30日からの商人舎USA視察研修会。
このひとつの目玉が、
「ウォルマートのマーケットサイド」  
「このフォーマットは、日本のコンビニ機能である」  

私はそう考えている。
世界中の小売業が、
互いの国々での展開を勉強し、
相互作用が始まった。

面白い時期です。
勉強になります。

三菱商事のあなたも。

私も。

ご一緒しましょう。
いかが?  

2009年08月23日(日曜日)

ジジと二周年と100回記念[日曜版]

今日、8月23日は記念日です。
このブログ[毎日更新宣言]の二周年。
jiji1
ユウキヨシハルのおとうさんが、
毎日更新を宣言したのが、
2007年の8月23日でした。

だから今日で、まるまる2年。

ボクが、毎週の日曜日に、
このブログに出るようになったのが、
2009年の9月30、日曜日。

それから今日で、
ちょうど100回目になります。

ボクが生まれたのは、
2005年3月7日。
tannjou1
みつごでした。

まだ、ちいさかった。
tanjou2
でも、ブログは、
はじまっていなかった。

ブログがはじまったころから、
思い出してみます。
2

夏から、秋へ。
そして冬になり、
クリスマス。
お正月。

おとうさんといっしょに、
ブログで、新年のごあいさつ。
2

このころは、おとうさんも、
不安でいっぱいだったと思います。
でも、着物すがたで、
きっぱりと。

ボクは、3歳でした。

それから、また。
3
春がきて、
夏になって、
秋をむかえ、
冬となりました。

また、新年のごあいさつ。
4

かんがえてみると、
いつもユウキヨシハルさんと、
いっしょでした。
9

去年の夏の終わりに、
ボクは全身の毛をカットしました。
そして、秋の到来を、
予言しました。
6

おとうさんは商人舎という会社をつくり、
コーネル大学ジャパンの副学長になって、
ボクたちはすこし、安心しました。
7

サムくんがやってきたのは、
去年の冬でした。
8
ボクは、すぐにナカマになりました。

ボクはいつも、
ベランダから外を見ます。
5

花が咲いていたり、
雪が積もっていたり、
風が吹いたり、
日が差していたり。
10

それを見ながら、
ボクは、想像します。
11
ユウキヨシハルのおとうさん、
どうなっていくんだろう。

でも、はっきりしていることが、
ひとつだけあります。

このブログが毎日、続いていて、
日曜日には、かならず、
ボクがでてくること。

ボクも、それで満足です。

そのためにボクも、
ユウキヨシハルさんも、
元気でいることが、
ボクの2周年と100回記念にあたっての、
ささやかな希望です。

みなさん、こんごも、
よろしくおねがいします。
<『ジジの気分』(未刊)より>  

2009年08月22日(土曜日)

[毎日更新宣言]丸二年、「学び、考え、纏め、発する」そして感謝

今日のこのブログで、
[毎日更新]を宣言してから、
丸二年。  

昨年がうるう年だから、
366日+365日=731日  
連続して、やや長編のブログを書き続けてきました。

ご愛読くださっているすべての皆さんに、
心から感謝したします。

読むひとがいる。
だから書く。  

これが丸二年続いた原動力です。

阪神タイガーズの「アニキ」金本知憲選手のような連続記録は、
実は2007年8月12日から続いています。
だから厳密には、連続741日。

当時、私は、㈱商業界の代表取締役社長でした。
60年近くの会社の七代目の社長。
8月31日に定時株主総会を控えていて、
その場で、商業界勤続30年と取締役11年、
代表取締役2期4年を無事終了させ、
退任することになっていました。

そこで、いわば自由になる自分に、
負荷をかける意味で、
[毎日更新宣言]を発したのでした。

毎日できるかどうか、
まったく自信がなかったので、
8月12日の日曜日から、
ウォーミングアップを10日ほど。

そして勢いをつけて、
8月23日に「宣言」を発しました。

「宣言」すると、意地でもやめられない。

ついでにブログのタイトルも、このときから
結城義晴のBlog[毎日更新宣言]  

2007年8月23日。木曜日。
私は、以下のように書いています。

[結城義晴のBlog 毎日更新宣言]の今日。
私の心の中にあるのは、
「凡時徹底」と「有事活躍」である。
「悪戦苦闘能力」である。  

まったくこの通りでした。

以来私は、いつどこに行くときにも、
パナソニックCF-W7を携帯し続けました。
たった一回の例外は、富士山頂に向かった時だけ。

毎日毎日、「凡事徹底」の積み重ね。
昨日感じたこと、考えたこと
感動したこと、怒ったこと。

良い言葉、良い店。
新聞、雑誌、本。

毎日を意識しているうちに、
日々の生き方が大切で貴重だということがわかり、
そのうえで、1週間の過ごし方が鍵を握ることが実感され、
1カ月は結果であることが判明しました。

私は、30年間、
主に月刊雑誌を執筆し、編集し、統括してきました。
だからマンスリーのサイクルで生きてきた。

しかし、デイリーが基礎単位であって、
ウィークリーこそ生活単位なのだということを、
いやというほど思い知らされたのです。

「凡事徹底」が、「毎日」を充実させるのです。

しかし「有事活躍」もありましたし、
「悪戦苦闘」もありました。

アメリカ出張するたびに、
このブログは私に、大きな負荷をかけました。
ほとんど毎日2~3時間の睡眠で書き続けました。

先日は、富士山頂からブログをお届けしました。
この時だけは、携帯電話からでしたが。

[毎日更新宣言]を始めた週末の2007年8月26日[日曜日]。
参議院選挙がありました。
ここで自民党は大敗し、
安倍晋三首相は、8月28日の火曜日に新内閣を組閣し、
9月中旬、突如、退任してしまいました。

私の退任は、その組閣の3日後でした。

それから福田康夫首相、
麻生太郎首相。
この[毎日更新宣言]は、
三人の首相と付き合ってきたわけですが、
4代目の首相で、政権交代の雲行きです。

朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞こぞって、
民主党300議席獲得を予言しています。

このブログを続けている間、私は、
「病気になれない」と思っていましたが、
昨年春の桜のころには、
緑内障手術で10日ほど入院しました。
2時間の手術を2回受けました。

しかし、「ブログだけは」と思って、
「悪戦苦闘能力」を発揮させました。

いつしか、結城義晴は、
「ブログ命」となっていました。

2007年9月30日、日曜日からは、
「ジジ」が登場しはじめました。
jiji
いまでは、全国的な人気を頂戴しています。
これも、うれしいことでした。

苦しいこと、
楽しいこと、
悲しいこと、
憤ること。  

私は、すべてを、このブログに表現しています。

ご愛読くださっている皆さん、
応援してくださっている皆さん。

心から、感謝いたします。

これからも、
結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
毎日、続きます。

さて、神出鬼没の結城義晴。
昨日は、東京・芝の機械振興会館で研究会のレクチャー。
社団法人流通問題研究協会の、
「チャネル戦略研究交流会」。  

テーマは「リテール・マーケティングの方向性」  
一昨日の盛岡講演とは、全く別次元の内容。

こういった小さいけれども鋭い人々の集まる研究会で話すこと、
私は大好きです。

協会理事長の三浦功先生、
㈱プラネットの玉生弘昌社長。
お二人が中心の研究会。

質問も討論も、高い次元のレベル。
ここでも私、本当に勉強になった。

学び、
考え、
纏め、
発する。  

再び、
学び、
考え、
纏め、
発する。  

みたび、
学び、
考え、
纏め、
発する。  

この繰り返しが、
私の人生。

私の人生自体にも、
心から感謝。

<結城義晴>  

2009年08月21日(金曜日)

コンビニ25カ月ぶりの売上げ減と業態の盛衰・ライフサイクル

コンビニエンスストアの7月売上高が落ち込んだ。
昨年の7月との既存店比較で、
マイナス7.5%。  

全店売上高も前年同月比5.0%減で、
これは25カ月ぶりのマイナス。

日本フランチャイズチェーン協会に加盟するコンビニ11社の統計。
セブン-イレブン・ジャパンが既存店マイナス5.5%。
ローソンがマイナス8.7%
ファミリーマートはマイナス7.3%。  

この統計が始まった1998年12月以降、
最大の落ち込みという。

理由は、はっきりしている。
第一は、昨年のタバコ自動販売機成人識別カード・タスポ効果の消失。
第二は、全国的な天候不順。  

コンビニは、気温や天気の予測はずれが、
営業に大きく響く。

1店舗の面積が30坪と狭く、
従って、品揃え幅は狭い。
だから予測と発注の精度が必要になるが、
天候不順はその精度を狂わす。

精度が高ければ、
狭い面積で高い効率をはじくことができるが、
それに狂いが生じると、
売上げそのものが減ってくる。

スーパーマーケットなどと比べると、
天候不順に弱い業態ということになる。

しかしこの二つの理由以外にも、
コンビニでは、10年近く、
弁当・惣菜など核商品がジワリジワリと、
下がり始めていた。

「店舗飽和」こそが、本当の理由。  
誕生以来、伸び続けたコンビニ・フォーマットのライフサイクルが、
下り坂に差し掛かったというのが、
客観的な見方だろう。

飽和の次にやってくるのは、
当然ながら、淘汰である。

さて、神出鬼没の結城義晴。
昨日は、盛岡で講演。

「2009サマー・オーナー・セミナー」  
秋山会計事務所と大沢会計&人事コンサルタンツの共催。

最初のご挨拶は、秋山信勝所長。
1

200人を超える参加者だった。
2

私の講師紹介をしてくださった大沢英夫先生。
3

そして、私の講演。
4
タイトルは「未曾有の危機への戦略と対策」。  

最初に、「理念武装・理論武装・技術武装」と、
「顧客創造」こそ、2010年までの対策であることを強調。

それから、イノベーションのすすめ。
すなわち「自ら、変われ」の提案。

多業種・多業態の集まりには、
まず第一に、この提案をすることにしている。
それが、共通課題だから。

これは日本社会全体の課題でもあるし、
現在進行形の衆議院選挙で展開されるべきテーマでもある。

講演のあと、
私を推薦してくださった小松務さんから記念品を授与していただいた。
㈱小松製菓代表取締役社長にして、
商業界全国連合同友会会長。
もちろん、商人舎発足の会発起人のおひとり
5
ありがたいこと。

この講演のなかで、気づいたこと。

小売業や外食業は、店がある。
店の社会的機能としての業態がある。
だから業態の盛衰やライフサイクルが、
極めて明確にわかる。

コンビニが、そのピークにさしかかろうとしている。

もちろん、息の長い業態もあるし、
それが短いものもある。

しかし店舗という形をもたないビジネスや商売では、
自らの社会的機能の盛衰とライフサイクルが、
見分けにくい。

ビジネスや商売は、
地域社会に貢献することで成り立っている。
だから地域が変わり、社会が変貌し、生活が変化し、
競争環境が変質すれば、
当然ながら、ビジネスの形は変わってこなければならない。  

それがわかりにくいビジネスが、意外に多い。
製造業は商品をつくるから、
小売業ほど業態がはっきりしていない。
出版社、雑誌社、マスコミ、広告代理店なども、
業態というか、フォーマットが明確ではない。

コンサルタントや団体・政党にも、業態があるだろう。
しかしその盛衰は、見分けにくい。

だから、イノベーションや転換が進みにくい。

しかしそんなビジネスや社会的機能にこそ、
イノベーションは求められている。

上田惇生先生訳で、ドラッカーは言う。
「イノベーションの必要性を最も強調すべきは、
技術変化が劇的でない事業においてである」  

「イノベーションとは、
顧客にとっての価値の創造である」

「それは、科学的・技術的重要度ではなく、
顧客への貢献によって評価される」

そしてつづける。
「イノベーターは、リスク志向ではない。
イノベーターは機会志向である」  

語りながら、説明しながら、
私はそんなことを考えていた。

夕方、5時に講演会が終了してから、
小松さんご夫妻と、
秋山会計事務所第一部門総括主査の高橋有幸さんと、
食事。
6
小松さんは、岩手県を代表するほどの優れた経営者。
もちろん、21世紀の商業界のリーダー。

この夜も、勉強することが多かった。

心から感謝。

<結城義晴>  

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