結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年04月30日(火曜日)

ヤマダの役員総降格人事とローソンのポイントカード「ポンタ」戦略

商人舎からのお知らせ。
第1は「第3回ミドルマネジメント研修会」。
5月28日(火)~30日(木)開催。
今回は第1回同様、東京のベルサール西新宿。

上田惇生先生始め、鈴木哲男先生、高野保男先生、
白部和孝先生、そして結城義晴。

全員、さらにさらに良い研修会にしようと、
内容充実に研鑽しています。

結城義晴は、コミュニケーションや、
チームマネジメントに関して、
そして日本の小売流通業の官僚化に対して、
強い危機感を抱きつつ、
その組織硬直化から脱する方法を提示します。

お申込み、よろしく。

第2は、『商人舎magazine』。
『月刊商人舎』はデジタルブックリーダーで、
無料公開中。

今日のWeekly商人舎は、
常盤勝美の「2週間ウェザーMD予報」。
力の入った火曜日連載です。

Daily商人舎は、
Worldニュース、
「小売世界トップ企業 関心は海外よりもEコマース」。

よろしく。

さて今朝から、東京・大門。
カスタマー・コミュニケーションズ㈱の役員会。

なんというか世の中は、
様々な思惑に取り囲まれて、
思いもよらない出来事が起こる。

それらに丁寧に、一所懸命に向き合い、
真摯に問題解決を図る。

それが経営であり、マネジメントだ。

昼食は東京プリンスホテル。
㈱プラネット会長の玉生弘昌さん、
カスタマー・コミュニケーションズ㈱社長の米倉裕之さん、
同取締役の川崎清さんらと。

毎月の役員会だが、
米倉さんのintegrityには、
いつも感心させられる。

その後、一時、横浜の商人舎オフィス。

月刊『商人舎』最終締め切りのオフィス。
殺気立って仕事している。

夕方、私は、池袋へ。
立教大学。
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ずいぶん、日が長くなった。
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名物の銀杏の木。
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冬の間、きれいに刈り取られた枝に、
銀杏の葉が茂り始めた。

そしてキャンパスの木々にも、
緑の葉が実り始めた。
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私はマキムホールへ。
5階の研究室と会議室フロア。
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503号室は、
平浩一郎教授と結城義晴の研究室。
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平先生は、ホテル・マネジメントの専門家。
コーネル大学ホテルスクール出身。

私たちの研究室の前の会議室502。
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この部屋で、結城ゼミ。

ゼミが終って、書類に目を通して、
もう夜の9時。

エレベーターホール。
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1階のネームプレート・ボード。
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大学に来ると、
このボードの自分の名前のところのボタンを押して、
ランプをつける。
帰りにはランプを消す。

そのマキムホール。
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そして立教名物の蔦の絡まる本館。
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昨日もここに来た。
今日も来た。
今週土曜日も来る。

立教大学にはお世話になる。

大学院教授と㈱商人舎代表取締役社長。
二足の草鞋。

ありがたい。

超のつく忙しさだが、
それにも感謝しなければならない。

今日で終わる4月の商人舎標語、
「おかげさまで」。
そのとおり、
おかげさまで4月を終る。

ありがとう。

さて昨日の日経新聞のウェブ版の記事。
「ヤマダ電機、山田会長が社長復帰」
同社は山田昇会長が6月27日付で、
社長に復帰する。
山田さんは70歳。

一宮忠男社長は降格して副社長。
2人の副社長は専務に、
5人専務は常務に、
7人の常務は上席執行役員に。

オール降格。

理由は、3月期決算の減益。
連結純利益は前の期比62%マイナス。

株主と従業員に対して、
総懺悔。

ワンマン経営の特徴だが、
上場企業でありながら、
ファミリー企業のような思い切った降格人事。

これはこれでヤマダ電機らしい。

さて、今日の日経新聞、
「進化するコンビニ 新市場を拓く(上)」

主役はローソン。
セブン-イレブンに次いで業界第2位。

その共通ポイントカード「ポンタ」。
ポンタを使って、ローソンは、
CRMに取り組む。
カスタマー・リレーションシップ・マネジメント。

ローソンは、秋田市内で家々に「ポンタ」の入会案内を配布。
秋田県では168店のローソンがシェア首位。
対するセブン-イレブンは昨年5月から秋田進出。

ポンタはポイントカードだから、
1ポイント=1円の割引。

秋田県では全国に先駆け、5年前から、
購入データによる単品の売れ筋分析を導入。

ID・POSデータの活用。

人気商品の欠品減少、客数増加。
ポンタ利用率は全国トップの62%。
全国平均は45%。

セブン-イレブンのトータルシステム力に対して、
ローソンのポンタは顧客との密着によって対抗。

これはコンビニの競争方法。

スーパーマーケットでは、
巨大企業の規模と低価格の論理に対して、
ポンタ同様のポイントカードの顧客分析で、
顧客との密着を図る。

先週訪れた山梨のオギノも、
今週の埼玉県・首都圏のヤオコーも、
フリークエント・ショッパーズ・プログラムで、
少子高齢化の時代の日本で、
顧客に近づこうとしている。

闘い方は一つではない。
いかにして顧客との距離を縮めるか。

そのことに知恵を絞る。
それが知識商人。

ナレッジ・マーチャントの時代到来を強く感じる。

〈結城義晴〉

2013年04月29日(月曜日)

ヤオコー川野幸夫会長インタビューと立教F&Bマーケティング講義

Everybody! Good Monday!
[2013vol17]

2013年第17週です。
4月第5週と5月第1週の境目。
つまりゴールデンウィークのまんなか。

今日4月29日は、
「昭和の日」の祭日。
昭和生まれの私としては、
なんだか懐かしい日。

もともとは昭和天皇の「天皇誕生日」の祝日だった。

昭和64年(1989年)1月7日、
その昭和天皇崩御。

小渕恵三官房長官が「平成」の年号を発表。
これも、懐かしい。

そこでこの年、「天皇誕生日」は、
「みどりの日」と改められて祝日となり、
さらに平成19年(2007年)から、
再度改められて「昭和の日」となった。

同時に「みどりの日」は、
ゴールデンウィークの連休を埋める役割として、
5月4日に移動し、やはり祝日となった。

私自身は、4月29日は、
「昭和の日」の方がいいと思っている。

消去した詩が生きている世界では
桜の色は蒼ざめたまま

〈日経歌壇より 和泉市・佐久間雄二郎〉

しかしゴールデンウィークは、
ツツジの花が主役となって、
しかも夏を意識させられる。

質問に質問で返す君とゐて
どうやら夏が始まつたみたい

〈日経歌壇 名古屋市・伊藤昌之〉

人ぞれぞれに夏の感じ方がある。

春昼のセルフレジへと手をのばし
唐揚げ弁当ピッと鳴かせる

〈日経歌壇 仙台市・岩間啓二〉

仙台市のスーパーマーケットで、
セルフレジを採用しているのは、
どこの企業だっただろう。

私など、この歌から、
そんなことを考えてしまう。
職業病。

さて、今週の販促は、
いつもこの月曜日の毎日更新宣言ブログで、
Good Monday!と呼びかけて書いてきたが、
現在は、商人舎magazineの、
Weekly商人舎に譲っている。
「月曜朝一 今週の販促企画はこれだ!」

毎週毎週、月曜日はWeekly商人舎で、
今週の販促企画、今週の「記念日」を確認してほしい。

さて今週の私のスケジュール。
今日は午後、埼玉県川越市の㈱ヤオコー本部へ。
会長の川野幸夫さんのインタビュー。
日本スーパーマーケット協会会長。

『月刊商人舎』5月号の特集にご登場いただく。
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消費税増税に対するスーパーマーケットの対応の在り方、
ディスカウント一辺倒の現状の課題、
ライフスタイルアソートメント論、
そしてヤオコーの経営戦略の基本までを、
しっかり1時間30分話してくださった。
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川野さんの話はいつも理路整然としているし、
ヤオコーの戦略には微塵のブレもない。
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最後は、日本スーパーマーケット協会会長としての、
組織運営の在り方まで伺った。
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対談をしていると、
商人としての誇りがひしひしと感じられて、
ほんとうに楽しくなる。
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ありがとうございました。

月刊『商人舎』5月グランド創刊号。
大いにご期待ください。

対談を終えると、
急ぎ池袋へ。

立教大学大学院ビジネスデザイン科の
「フード&ベバッレッジ・マーケティング」の授業。
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今期に入って、
二度目の院生との顔合わせになる。
ついつい力が入る。
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2コマ180分の講義。
最近は私、テンションが高くて、
いつも、大声の講義になる。

それだけ充実しているということ。
ありがたい。

昭和の日の祝日だが、
ヤオコーの本部では、
たくさんの社員が勤務していたし、
授業にも院生たちがやってきた。
私も、フル活動。

それぞれの休日。
それもいいもの。

明日は、朝一番で、
カスタマー・コミュニケーションズ㈱役員会。
夕方から池袋で結城ゼミ。

明後日の5月1日は、
エキスパート研修会。
そしてこの日が、
月刊『商人舎』5月号最終締め切り日。

5月2日は、横浜の商人舎オフィス、
来客多数。

そして一応、5月3日の憲法記念日、
5月4日みどりの日、
5月5日こどもの日、
5月6日振り替え休日と、
4連休。

ただしこの時に、
『商人舎magazine』ウェブ版の締め切りが迫って、
原稿に追われる。

まあ、貧乏暇なし。

これが私の人生さ。

みなさんも、
2013年のゴールデンウィーク。

それぞれの充実を、
それぞれの貢献を。
それぞれの喜びを。

では、みなさん、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2013年04月28日(日曜日)

ジジと新緑と富士[日曜版2013vol17]

ジジです。
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ゴールデンウィーク。
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ミョーレン寺。
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しずかです。

ボクはひまです。
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ユウキヨシハルのおとうさん、
シゴトで、でかけています。
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新緑。
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中央線。
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ボクのシッポ、
りっぱでしょ?
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新緑。
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中央線。
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目にまぶしい。
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山がつづく。
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やすらぐ。
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おとうさんは、
電車にのって、出張。
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新緑。
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山、山。
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空もあおい。
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山をぬけて、
盆地がみえてくる。
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ずっとむこうに、
南アルプス。
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勝沼のあたり。
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ぶどうの樹。
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街をみおろす。
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ちょっと、みえました。
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山のうえに、白い、いただき。
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おとうさんも、
まっていました。
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富士のやま。
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すごい。
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おとうさんは、
満足しました。
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ゴールデンウィークの出張も、
新緑と富士で、ずいぶん、
こころがやすらぎました。

よかった!

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2013年04月27日(土曜日)

山梨のオギノ荻野寛二社長対談とオオキ講演、電脳に感謝

今日から、
2013年ゴールデンウィーク。

小売りサービス業にとっては、
書き入れ時。
消費者にとっては、
楽しみ時。
私にとっては、
仕事の時。

成田国際空港会社の発表。
ゴールデンウィーク前日から最終日まで、
つまり昨日の4月26日から5月6日まで、
出入国者数は約75万3000人の見通し。

一方、JR各社。
東海道新幹線のぞみは乗車率100%。
東北、上越、長野、東海道、山陽の各新幹線は、
指定席が満席。

高速道路の下りは渋滞。

日本民族大移動の季節。
消費者のみなさんには、
「楽しんで」と、
言っておこう。

そしてわが商人のみなさんには、
「仕事、頑張って」と、
励ましのエールを贈ろう。

消費を楽しみ、
消費を支える。

それが日本経済を活性化させる。

ゴールデンウィークは、
経済活動活発化の時なのだ。

日経新聞『文化』欄に、
「将棋界、電脳時代の妙手は」の記事。
おもしろい。

5種類のコンピューター将棋ソフトと、
5人のトッププロ将棋棋士。
第2回電王戦は、
人間の1勝3敗1分け。

コンピュータソフト「GPS将棋」は、
1秒に2億7000万手を読む。

渡辺明竜王・棋王・王将は若手の大天才。
「追い越されたとは思っていない」、
しかし「プロと対等のレベルまで上がってきた」

チェスの世界では1997年、
世界チャンピオンがコンピューターに巻けた。

日本の将棋は、
実質的なチャンピオンの羽生善治王座・王位・棋聖も、
現役の森内俊之名人も、
コンピュータと闘ってはいない。

応用数学の一分野に「ゲーム理論」がある。
その分類のひとつが、
「2人ゼロ和有限確定完全情報ゲーム」。
チェスもチェッカーも、将棋も囲碁も、
この分類に入る。

だから「チェスで起きたことが、
将棋で起こらない理屈はない。
おそらくはいずれ、
囲碁でも同様の日が訪れる」

そこでプロ棋士の考え方が面白い。

プロアマ問わず一般の見解。
「コンピューターに頼るなんていかがなものか」

現役名人の森内。
「コンピューターはあくまで道具。
人間とは能力も役割も異なる」

竜王の渡辺。
「今回のような強いソフトが手に入るならば、
詰み以外の部分の研究にも使いたいくらい」

第1局に勝った新鋭四段の阿部光瑠。
「怖がらず踏み込めるところなど、
ソフトのいいところを吸収したい。
コンピューターを通して
棋士が強くなる。

そういう時代が来たのだろう」

プロはここまで勝負に徹する。
感心させられるが、同時に、
将棋という極めて人間的な勝負の世界に、
コンピュータが入って来て、
その「人間的なるもの」に、
インスピレーションを与える。

俺はパソコンはしない。
携帯もスマホも持たない。

そんな頑固な団塊世代に、
コンピュータの「人間臭さ」を
教えねばなるまい。

さて私は、朝早く横浜から八王子へ向かい、
8時33分発の特急スーパーあずさ5号で、
甲府へ。

この季節、新緑が目にまぶしい。
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日本は山国だと認識させられる。
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藤の花も満開で、
新緑に薄紫色がほんのりと溶け合って、
いい景色です。
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1時間足らずで甲府盆地。
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少し風が強い分、空気が澄み渡って
南アルプスや富士山がくっきりと見えた。

朝から小旅行気分。

とはいえ、今日の目的は、
『月刊商人舎』のインタビュー取材。

甲府を地盤とする㈱オギノ。
荻野寛二社長へのインタビュー。
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オギノは山梨を中心に、
長野、静岡で39店舗を展開。
有力なローカルスーパーマーケット。
昨年度の売上高は705億円。

詳細は『月刊商人舎』をご覧いただきたいが、
荻野さんの話は、ほんとうにおもしろかった。
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昭和27年生まれの同年。

2時間にも及ぶインビュー。
久々の取材はいつの間にか、
意見交換のような形になり、
私自身も楽しかった。
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同席してくれたのは、
私のfacebook仲間。
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営業企画部統括マネジャーの手塚帰一さん(左)、
社長室統括マネジャーの渡辺泰夫さん。

こういったfacebookの友達との交流が、
今後はますます増えてくる。
嬉しいことだ。

手塚さんと渡辺さんに、
心から感謝したい。

昼食をご一緒しながら、さらに情報交換。

再び本部に戻り、隣接する貢川店を視察。
昨年11月にリニューアルオープンしたばかり。
荻野社長自らが案内してくれた。
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良い店だし、よくお客が入っていた。
その店の前で固い握手。
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『月刊商人舎』のグランド創刊号が、
5月10日発売の5月号。

すごく、勉強になる内容です。
示唆に富んだインタビューです。
ご期待ください。

次に向かったのが甲府市流通会館。
包装資材商社の㈱オオキの社員勉強会での講演。
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昨年秋に続く2回目。
大木勝志社長は、
商業界精神を守りながら経営するおひとり。
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私への要望も、商業界精神を解説し、
社員のモティベーションアップにつなげてほしいというもの。
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2回目の今日は、
「商業界イズムとイノベーション」をテーマに、
90分の枠時間を超えて、
120分ちかく。
魂を込めて語ってしまった。
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「店は客のためにある」
それが商業界精神のエッセンス。
さらに「損得よりも先に善悪を考えよう」
これが商業界精神の軸。

しかし善悪を優先し、正義を貫いた商人が、
店を潰し、会社を倒産させることがある。

なぜか。

それがこの講演の趣旨。

イノベーションがないからだ。

そのイノベーションのために、
「自ら、変われ!」と訴えた。
最後に、大木社長の二人のご子息と一緒に記念写真。
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終わったころには、
夕陽を受けた富士山が、
壮大な姿を見せてくれた。
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朝の藤、夕の富士。
甲府での充実した一日。

心地よい疲れが私を満たしてくれた。
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今週は、火曜日にアメリカから帰って来て、
その後もまったく休みなしに、動き回った。

今年の商人舎標語は、
「今日も一日、優しく、強く」

そして今月の商人舎標語は、
「おかげさまで」

おかげさまで、
ご要望にお応えして、
あちこち動き回っています。

本当におかげさまで、
それでも体はもっているし、
健康です。

おかげさまで、
私の活動は、
PanasonicのLet’s noteに助けられている。

『商人舎magazine』も、
コンピュータに支えられている。

コンピュータは、
人間とは能力も役割も、
異なる。

コンピュータと経験を共有し、
コミュニケーションする時代が
来ている。

〈結城義晴〉

2013年04月26日(金曜日)

UAゼンセン流通部門・産業政策委員会講演とコミュニケーション

今朝の日経MJに寄稿しました。
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マーケティング・スキル欄に、
「ウォルマート 2つの悩み」
価格透明化現象とプライスマッチング政策のこと。

毎月1回、2000字。
私にはとてもよい分量。

私はモノを書くことに命を懸けている。

新聞にも、雑誌にも、
このブログにも、
商人舎のメディアにも、
真剣に書いている。

小売流通業の専門メディアに対して、
深く考慮することなく、
口先の物言いで、
それらを軽んじる発言は、
いかなる者であっても許さない。

日経MJはその中で、
流通サービス業界最大のメディア。
ご愛読ください。


商人舎magazine。

結城義晴帰国記念サービスで、昨日から、
デジタルブックリーダーを、
無料公開しています。

紙の『月刊商人舎』は毎月10日発売。
網の『商人舎magazine』は毎日更新。

しかし網の『商人舎magazine』でも、
紙の『月刊商人舎』を読むことができる。
デジタルブックリーダー。

もちろん網のMonthly商人舎には、
紙の『月刊商人舎』以上の記事が満載されている。
それは網の『商人舎magazine』のなかの、
Monthly商人舎を読んでください。

それ以外に網の『商人舎magazine』には、
第2にWeekly商人舎がある。
今日の公開は「Weekend News Summary」。

第3にDaily商人舎は、
毎日2本の記事。
今日は、
①関西スーパー厳しい3月期決算と新役員人事
②Walmart CEO「我々の道は間違っていない」

この紙の『月刊商人舎』は、
網の『商人舎magazine』内でも、
デジタルブックリーダーで、
ページをめくりつつ読むことができる。

購読料は年間〈本体価格1万8000円+税〉

1購読者当たり、
IDとパスワードは5人に供与される。

1人当たり年間3600円、
月に300円。

店長が購読者になって、
部門責任者やチーフに、
IDとパスワードをプレゼントしてもいい。

チーフバイヤーが、
部下のバイヤーたちに与えてもいい。

あるいは5人の仲間が寄って、
一緒に勉強する形で購読するのもいい。

プロジェクトチームが、
5人で1購読者となって、
情報をもとにディスカッションを続けるのもいい。

メーカーや問屋の営業マンが、
取引先小売業の担当者にプレゼントして、
情報共有するのもいい。

もちろん社長が読者になって、
役員や幹部と経営戦略を練るのもいい。

江戸時代に「五人組」という組織があったが、
それに近い5人グループ。

『商人舎magazine』は情報を提供して、
5人グループはコミュニケーションを図ってほしい。

「コミュニケーションが成立するためには、
経験の共有が不可欠である」

スポーツでいえば、
バスケットボールでしょうか。

私も長らく、㈱商業界で、
編集部をつくっていたが、
5人体制が一番、コミュニケーションが良くて、
仕事ができた。

その5人を基本にした『商人舎magazine』。
読者大募集中。

さて、午前中は自宅で、
テキストづくり。

そして午後1時。
東京・市ヶ谷のゼンセン会館。
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UAゼンセン流通部門の会合。
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昨2012年11月6日、
UAゼンセンが誕生した。
そのスローガンは、
「原点を見つめ、未来を拓こう! UAゼンセン」。

旧UIゼンセン同盟とサービス・流通連合が統合、
組合員141万2699名、2478組合の、
世界最大の産業別労働組合組織となった。

流通部門は、
79万4604人、517組合で、最大。
GMS部会、食品関連部会、住生活関連部会、
さらに百貨店部会、ドラッグ関連部会、専門店部会。

2階の大会議室。
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流通部門の第4回産業政策委員会で、
講演とディスカッション。
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「第5次産業政策 基本政策答申案」に対して、
私なりの意見を、75分間、語った。
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生存基盤としての「環境」
生存と生活基盤としての「地域」
そして生活の手段である「労働と生産性」
三つの切り口から、
第5次産業政策は構成されている。

その内容に対して、
私なりの見解を述べ、
注意点を指摘した。

その後、質疑応答とディスカッション。
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産業政策委員会委員長の新妻健治さんから質問。
イオングループ労働組合連合会会長。
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新妻さんの指摘はいつも的を射ている。

私も答えつつ、同感することが多い。
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UAゼンセン流通部門事務局長の木暮弘(ひろむ)さんも質問。
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木暮さんは、労働運動の流通業界におけるリーダー。

木暮さんの質問に対しても、
よく考えて丁寧に答えた。
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質疑応答時間45分間。
充実した内容だった。
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この産業政策委員会に参加したメンバー。

ヨークベニマル労働組合・玄葉威視さん、
全髙島屋労働組合連合会・末吉武嘉さん、
コープこうべ労働組合・浦井紀彰さん、
マルエツ労働組合・上田省吾さん、
カスミユニオン・黒澤一仁さん、
関西スーパー労働組合・松浦充幸さん、
イトーヨーカ堂労働組合・石合弘二さん、
ダイエーユニオン・佐々木啓真さん、
イオングループ労連・坊野正武さん、
全ユニー労働組合・葛山浩之さん、
ヤマダ電機労働組合・青木克之さん、
カーマ労働組合・村井秀行さん、
ホーマックユニオン・大石真実さん、
ニトリ労働組合・小池美紗登さん、
エイチ・ツー・オーリテイリンググループ労働組合連合会・中村裕二さん、
マツモトキヨシ労働組合・本田寿男さん、
スギ薬局ユニオン・神野沙織さん、
アルペン労働組合・藤沼伸一さん、
ツルハユニオン・笹森智子さん。

最後に残った生産性部会のみなさんと写真。
20130426184632.jpg
右からニトリの小池さん、
新妻委員長、
髙島屋の末吉さん、
流通部門総務・財政部長の福本良介さん、
ツルハの笹森さん。

福本さんは、
今日の会合のすべてを仕切ってくれた。
ありがとう。

私は今日の会合を通して、
コミュニケーションの大切さを訴えた。

労使の関係も、
上司と部下の関係も、
人間と人間の関係も、
コミュニケーションが基礎となる。

ピーター・ドラッカー教授は言っている。
「コミュニケーションが成立するためには、
経験の共有が不可欠である」

今日のディスカッションも、
その意味で経験の共有だった。

ふたたび、ありがとう。

〈結城義晴〉

2013年04月25日(木曜日)

超多忙な1日・13人と対話、5・31「ハーバード・リテール教室」開催

商人舎magazine。
結城義晴帰国記念サービスで、現在、
デジタルブックリーダーを、
無料公開しています。

紙の『月刊商人舎』と網の『商人舎magazine』、
その融合。
それが㈱商人舎が提供する
新しいジャーナリズム。

この紙の『月刊商人舎』は、
網の『商人舎magazine』内でも、
デジタルブックリーダーで、
ページをめくりつつ読むことができる。

もちろん
年間〈本体価格1万8000円+税〉を払って、
購読者にならねば読むことはできない。

それをプレ創刊号の4月号では、
無料で見ることができる。

商人舎magazineの特徴は、
IDとパスワードを、
1冊当たり5人
に提供すること。

従って、1人当たり年間3600円、
1人当たり月間300円の購読料となる。

月に300円。

そのデジタルブックリーダー無料公開中。

プレ創刊号だから、
結城義晴の主張を込めさせていただいた。

主張したいこととは、
「ポリティカル・マーチャントたれ」。

尊敬する故渥美俊一先生の反省。
「チェーンストア産業づくりの過程で、
政治的活動を軽視してしまった」

「士農工商」の序列を引っ繰り返すには、
ひとり1人の商人が、
政治的な見識を持ち、
行動しなければならいと思う。

「政治的商人」
すなわちポリティカル・マーチャント。

「政商」ではない。
政商とは政府や役人と癒着して儲ける商人。

ポリティカル・マーチャントは、
国民として正しく政治に参画し、
社会のために明確な主張をする商人

前にも書いたが、
ファーストリテイリングの柳井正さんが、
『現実を視よ』という本を書いたが、
これはポリティカル・マーチャントの態度のひとつだ。

儲けることしか考えない、
儲けることしかできない商人は、
21世紀の時代には尊敬もされなければ、
存続もできない。

安全安心、環境、地域、教育、
産業構造の在り方などなど。
それらに自分なりの考察をつづけ、
自分なりの見解を持つ。

そういえば、
ファーガル・クインさんは、
上院議員だった。
アイルランドのスーパークイン会長。

まさに、ポリティカル・マーチャントだった。

そういった思いが『商人舎プレ創刊号』には、
強く込められている。

デジタル・ブックリーダーで、
『月刊商人舎』をお楽しみいただきたい。

『商人舎グランド創刊号』は、
5月10日発売。
鋭意、編集中。

最も重要な営業政策の特集を準備中。
乞う! ご期待。

そして読者大募集中。

その網の『商人舎magazine』、
今日のWeekly商人舎は、
毎週木曜日の「林廣美の今週のお惣菜」。
「お肉たっぷり大盛りミートソース」。

Daily商人舎は、
2本の結城義晴ピックアップニュース。
①西友PB「みなさまのお墨付き」500品目を追加
②ユニクロ、メルボルンSCに出店、海外14カ国目

毎日、更新する商人舎magazine。
Monthly、Weekly、Dailyの3要素を持つし、
「フォトギャラリー」と「データ」の資料ページも、
徐々に充実していく。

よろしく。

さて今日の結城義晴は朝から大忙し。

まず10時から、
国際電話会議。

来月5月31日(金)開催の、
「リテールセミナー2013」の打合せ。

サブタイトルは「在庫と小売りを科学する」。
通称『ハーバード・リテール教室』
日米欧の最新情報を、
半日セミナーで紹介するという内容。
経営トップを対象にした招待セミナー。

電話会議は、セミナースピーカーがそれぞれに、
主催者のゴードン・ブラザーズ・ジャパンへ電話をつないで、
ミーティングを行うというもの。

アメリカから参加したのは、
アナンス・ラーマン教授。
ハーバード・ビジネス・スクール。

ラーマン教授は小売りビジネスにおける
サプライチェーンマネジメント、
オペレーショナルマネジメント、
インベントリー・コンロール研究の第一人者。
「リテール・サプライチェーンとインベントリー」をテーマに
在庫コントロールのノウハウと、
米国流通業の最新事例を話してくれる。

日本からは、
㈱ジョイフル本田社長の矢ヶ崎健一郎さんと、
私、結城義晴が参加。
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矢ヶ崎さんは同社の在庫・物流戦略を語ってくれるし、
私は日米チェーンストアの最新動向と、
現在、最も重要と考えているポジショニング戦略を、
存分に述べるつもりでいる。

会議の進行と通訳は、
ゴードン・ブラザーズジャパンの
増田春彦社長が務めてくれた。

電話会議は約1時間。

お互いの自己紹介に始まり、
セミナー当日の発表内容を確認し合い、
さらには、日米小売業の質問をぶつけあった。
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英語で議論されたこともあって
集中しなければならず、
本当に疲れた。

でも充実した1時間だった。

この「ハーバード・リテール教室」は、
今回初めて開催されるものだが、
私は企画段階から参加し、
全面協力している。

すでにチェーンストア企業のトップ、
関係する卸、メーカーのトップの皆さんに、
招待状が送られている。

まだ、返事をいただいていない方がいる。
ぜひお急ぎください。
いいセミナーにします。
是非、ご参加ください。

昼食を終える間もなく、
午後は㈱紀文食品の面々が来社。

はじめは、販促カレンダー企画へのアドバイス。
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右から、営業推進室営業販促部部長の福本篤英さん、
執行役員社長室副室長の山本真砂美さん、
㈱豊珠興産LSI事業部チーフマネジャーの中尾崇司さん。

1時間半、びっしりと話し合った。

入れ替わるようにやってきたのが、
営業推進室の幹部の皆さん。

小売業の業態からフォーマットへの動き、
ポジショニング戦略の必要性などをレクチャー。
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右から、執行役員室長の飯嶋雄次さん、
営業企画部マネジャーの鈴木博樹さん、
副室長兼営業企画部長の緑川善三さん。
そしてここでも山本さん。

今日は山本さんが大活躍。

腰を据える間もなく、
急ぎ、池袋の立教大学へ。
結城ゼミ5期生への研究指導。
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足立幸一さんと塩田木綿子さん。

各自が研究テーマにそった文献を収集し、
先行研究を調査しだした。
このスタートが大事。
皆頑張ってほしい。
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細野直樹さん。

アメリカから帰国したのが火曜日。
なんだか遠い昔のような気がする。

今週から来週にかけて、まだまだ忙しい。
『月刊商人舎』の取材やインタビューが目白押し。
講演も2本。

ありがたいことだが、
さすがに疲れがたまっている。
でも、ここが踏ん張り時。

「九州男児の肝っ魂をご覧に入れよう」
と、高杉晋作のように、
大見えを切ってみる。

〈結城義晴〉

2013年04月24日(水曜日)

「型にはめていく」か「こねあげていく」か/CCLの機能と役割

昨日、帰国して、
今朝は東京・大門へ。

東京タワーは小雨にけぶる。
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けれど芝公園は、
新緑がまぶしいほど。
20130424204154.jpg
いい季節です。

『ほぼ日』の巻頭言。
糸井重里のコラム。

「どこかを歩いていても、
クルマで走っていても、
知らず知らずのうちに
大きな樹木を、
目が探している」

「大きな木が、いまそこにある」
それを糸井が考察する。

結論は、
「一本ずつの大きな木は、人びとの望んだものだ。
人びとが、景色のなかに望みを残していく。
それは、文化というものなのかもしれない」

「山やら森やら林やら、木のことを考えるのは、
むつかしくもおもしろいです。
困難そうな問題も、たくさんありそうです」

そのとおり。
CWニコルさんはその達人。

私も「商業の現代化」を考えるとき、
ニコルさんの実行法と思考法が、
ほんとうに役に立った。

「簡単なことなどひとつもありはしません。
知ったかぶりをしないで、
わかることはわかる、わからないことはわからないと、
素人のままで、考え続けていこうと思います」

「テレビとか見てると、ある問題があると、
いかにもすっきりと答えを断定してくれそうな人に、
一気に結論を言ってもらうというスタイルが
とても多いように思うのですが、
ぼくらは、『うろうろする』ことそのものを、
楽しんで行きたいと思っています」

小売流通業界においても、
この傾向は大いにある。

わかりやすく断言する。
それが受ける。

しかし現実と照らし合わせると、
絶対にそんなことはない。

糸井さんはつぶやく。
『型にはめていく』やり方ではなく、
最近、気に入ってる『こねあげていく方法』です」。

こねあげていくのは、
一人ひとり。
誰かが「これだ」というのは、
「型にはめていく」やり方。

私の言う「脱グライダー」は、
「こねあげていく方法」。

糸井さんの結論。
「だって、わかっている結論に合わせるように
未来がやってくるわけじゃないですもんね」

「予感と現実が、飛び交い踊り合うようにして、
未来のすがたになっていくんだもんね」

未来の姿を「これだ」と断言する者は、
信用できない。

ここには人間としての謙虚さがない。

ピーター・ドラッカー教授の主張、
「Integrity」がない。

ドラッカーは、
「既に起こった未来」を、
自分の目と耳で見て、
読み取れ、考えよ、と説く。

誰かにそれをやってもらうという習性は、
もう捨て去ろう。

誰かが断言したことは、
どこかでは正しかったかもしれないが、
あなたにとって正しいとは限らない。

正しいのは、
あなたの前に横たわっている事実だけである。
そのあなたの前の事実に、
率直に目を向けよう。

自分で、あるいは仲間とともに、
「こねあげていく」ところに、
真実がある。

これだ。

さて芝公園を通りながら考える。

ダラスは寒波に見舞われて、
今回はよろしくなかったけれど、
サンフランシスコもサクラメントも、
本当に素晴らしかった。

小雨模様ではあっても、
やはり、東京も横浜も、
私自身に染みついた懐かしさがある。

よくぞ日本に生まれけり。

こんなに日米間を行ったり来たりしていて、
私の身体がもつのだろうか。

今朝の日経新聞『ライフ&タイム』。
「世界の航空利用者、29億人」
国際民間航空機関(ICAO)のまとめ。
定期便を使って飛行機で移動した人の数、
2012年に全世界で約29億人。

これは1992年の約2.5倍。
20年前は約11億人だった。

前年の2011年比でも5.5%増。

私もわずかながらこの数字に貢献している。

さて、大門では
カスタマー・コミュニケーションズ㈱(CCLを訪問。

『月刊商人舎』と『商人舎magazine』のインタビュー。
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まず米倉裕之さんが対応してくれた。
カスタマー・コミュニケーションズ代表取締役社長。
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リテールソリューションユニットマネジャーの島崎尚子さん。20130424215428.jpg

同じくシニアアナリストの本田貴洋さん。
20130424215418.jpg
三人、存分に語ってもらった。

商人舎側はライターの小林麻里さん、
チーフエディターの渋木克久、
ゼネラルマネジャーの亀谷しづえ、
そして結城義晴。

7人で大いに語り、
大いに考えた。

CCLはID-POSで、
顧客の動向をデータにして、
それを読み取るマーケティング機能を発揮する。
まさしく事実を科学的に、
「こねあげていく」会社。

5月10日のグランド創刊号『月刊商人舎』、
ご期待いただきたい。

最後は私と米倉さんのツーショット。
20130424191307.jpg
帰国したらすぐに、
月刊『商人舎』の取材。

休む間もないが、
これも「こねあげていく方法」の実践。

「既に起こった未来」を、
追い求めながら。

〈結城義晴〉

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