ジジとお父さんの「強み」[日曜版2013vol22]

ボクは、いつものように、
ねていました。

ユウキヨシハルのおとうさん、
ずっと、いなかった。
夜叉のようなあくびをして。

むきをかえて。

もいちど、ねようか。

そうしたら、かえってきた。

ミドルマネジメントのセミナー。

3日間も、
全力で講演してきた。

ドラッカーの分身・上田惇生先生には、
スタンディング・オベーション。

よかったみたい。

そのあとは、つづいて、
ハーバード・リテール・スクール。

アナンス・ラーマン教授とシェーク・ハンズ。 
ふたりの競演も、
よかったそうです。

それからきのうは、
rikkyoで結城ゼミ。

おつかれさまでした。

きょうは、いちにち、
おうちにいます。

のんびりしています。

でも、ゆっくりしていると、
おとうさんが、
だしてくるものがあります。

これです。

ギブソンJ100。
チェンバロのところに、
もってきた。

おおきなギターでしょ?

まず音をあわせて。

それから、いろいろ、
ひいたり、うたったり。

ずいぶん、きげんがよくなった。

ボクも、うれしいです。

ほんとうに、おつかれさま。

でも、すぐに、
げんきになるんですよね。

それがおとうさんの「つよみ」です。
よかった。
〈『ジジの気分』(未刊)より〉




 
             
             
             
             
             
            








 
 
 







