結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2023年01月21日(土曜日)

米クローガーの「Simple Truth」とイオンの「トップバリュ」

今日は土曜日だが、
商人舎オフィスに出た。

そしてアメリカの小売業のことを調べた。IMG_E90743
ウォルマートはコロナ禍で、
凄い決断をしている。

チームマネジメントへの大転換は、
『コロナは時間を早める』に書いた。
コロナ本
それ以外にも凄い決断をしている。
出店に関する転換である。

驚かされる。

それから、
商人舎流通SuperNews。

クローガーnews|
オーガニックPB「シンプル・トゥルース」発売10周年

米国スーパーマーケットNo1。
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クローガーのプライベートブランドは、
16種類のレガシー・ブランドを、
「Smart Way(スマート・ウェイ)」にまとめた。
昨2022年9月のことだ。
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さらに大ヒットのオーガニックPBが、
発売10周年を迎えている。
「シンプル・トゥルース」である。
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オーガニックを基本として、
指定の101種類の化合物を使用しない製法、
そしてオーガニックとしては、
ディスカウント価格。
圧倒的な人気を誇る。

2013年に発売開始されると、
伸びに伸びて10年が経過した。

現在は1500アイテム。

累計売上高は3000億ドルを超える。
1ドル100円換算で30兆円。
130円換算ならば39兆円。

10年でこのスケールになったのだから、
1年では単純平均して300億ドル。
現在は1年に400億ドルは売るブランドだ。

2021年度の通期売上高は1378億ドルだから、
全体の29%がシンプル・トゥルースとなる。

10周年記念キャンペーンは、
1月31日まで実施される。
kroger_simpletruth

一方、
イオンnews|
従業員26万人がおすすめ「トップバリュ いいね大賞2023」

イオンの全国のグループ従業員は26万人。
かれらにアンケート調査をした。
「お客さまにおすすめしたいトップバリュ商品」

「トップバリュ いいね大賞2023」 topvalu_iine20230120
トップバリュ&グリーンアイ、
そしてトップバリュベストプライス。

それぞれからBEST10商品が選ばれた。

前者の第1位は、
「トップバリュ 本みりん」。
1000㎖267円(本体価格、以下同)。
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第2位が、
トップバリュ JAS特級あらびきポークウインナー。

第3位がトップバリュ 国産のり使用 おにぎりのり」
3切れ50枚 板海苔16.6枚488円。

後者の「トップバリュベストプライス」では、
第1が「ベストプライス バナナ」1袋。
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従業員評価は、
「もちもちバナナって言えるぐらい
もっちもちです」
「バナナはこれしか買わなくなりました!」
「子どもの毎日のおやつに重宝しており、
食べっぷりが違います!」

これらの評価コメントはやはり、いい。

第2位は「ベストプライス 国産茶葉使用 緑茶」
2000㎖90円。

第3位「ベストプライス 国産六条大麦100%使用 麦茶」
2000㎖90円。

ベーシックなアイテムばかりだが、
PBはまず従業員が飛びつく商品でなければいけない。

従業員がみんな買って、
食べている、使っている。
そんなアイテム。

その意味で、
この「トップバリュ いいね大賞2023」は、
それこそ「いいね!」
座布団三枚。

コロナ禍によって、
一番手のナショナルブランドは、
その支持の強さが証明された。

相次ぐ値上げの中でも、
トップのNBはすぐに売上げが戻る。

二番手以下は戻りにくい。

そして値上げの季節には、
PBでもコンペティティブブランドがよく売れる。
ファイターブランドとも言われる。

価格すえ4沖される商品が多い。

それがイオンの「ベストプライス」である。

クローガーとイオン。
PBに関して、
軌道が一致している。

コンペティティブブランドは、
スマート・ウェイとベストプライス。

これは根強く売れる。

オーガニックブランドは、
シンプル・トゥルースとグリーンアイ。

クローガーのSimple Truthは、
10周年で29%のシェアになった。

イオンのグリーンアイは、
この点で物足りない。

それでも軌道は同じだ。

価格設定を含めた売り方に問題あり。

イオンはクローガーを、
徹底的に研究しなければならないだろう。

それは他のチェーンストアでも同じだ。

リテールオリジナルブランドは、
2023年も焦点になる。

〈結城義晴〉


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