結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2023年02月02日(木曜日)

ロピアUS研修第2班3日目の「学ぶ、楽しむ、学ぶ、楽しむ」

3年ぶりにアメリカにやって来て、
6日が経過した。

COVID-19パンデミックで、
世界最大の感染国になったUSA。

しかし世界最速でワクチン開発がなされ、
街中でも店舗でも、
マスクをしている人は2割くらいか。

完全にコロナが去ったわけではないが、
日本よりも平常に近くなった。

コロナ感染に関しても、
アメリカはわれわれを先導している。

ロピア第2班の研修は3日目を迎えた。

昨夜の調理大会。
事務局の集計ミスが発覚した。
そこで改めて、朝一番に、
優勝チームを表彰。
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優勝したチームの中に、
集計ミスをおこしたサブリーダーが入っていた。
そこで、賞金はなし。
名誉だけの表彰となった。
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表彰のあと、全員で朝の行事。
ロピアの経営理念と七大接客用語を唱和。IMG_0229

そして結城義晴の第2班二度目の講義。IMG_0231

2時間以上の講義タイム。
ロピアの躍進を支えた理論の解説もする。IMG_0234

業種の肉の宝屋藤沢店から、
業態のユータカラヤへ、
そしてフォーマットのロピアへ。
まるで教科書のような「蛻変」を遂げた。IMG_0244

コモディティ化の理論は重要だ。
アメリカは理論通りの発展を見せている。IMG_0242

講義を終えると、
全員で「ありがとうございました」
礼に始まり、礼に終わる。
IMG_0249

すぐにホテルを出発して、
第2班3日目の視察を開始。

フリーウェイを走って、
ゴールデンゲートブリッジを渡り、
サンラファエル地区へ。
IMG_0110-1

モーリーストーンズ。
インディペンデントの、
高級スーパーマーケット。

インディペンデントは「独立経営」のこと。
多くが単独店、または支店経営である。

高級住宅地に立地して、
このエリアの顧客をしっかりつかんでいる。
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サービス&クオリティ型のスーパーマーケット。
メンバーたちも、陳列や商品を丁寧に見て歩く。
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質問を受ければ、
その場で丁寧に答える。
「アニマルウェルフェア」に関する質問だった。
Good Question!
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奥壁面のリーチインケース。
サンドイッチやデアリー商品(乳製品)、
そしてフローズンフードが品揃えされている。IMG_0118-1

その対面には寿司コーナー。IMG_0119-1

同じショッピングセンター内の、
Gott’s-Roadside(ゴッツ・ロードサイド)。IMG_0131-1

人気のハンバーガーショップ。
Joel and Duncan Gott兄弟が1999年に設立。
カリフォルニア州に6店舗を展開する。
1号店はナパにオープンして、
大人気を博した。

この会社もインディペンデントだ。

商品は地元の食材をメインに使う。IMG_0133-1

ハンバーガーとガーリックフライドポテト。
私たちが買ったハンバーガーは植物性で、
健康志向の人気アイテム。
IMG_0268

そしてミントチョコシェイク。IMG_0284

45名分のハンバーガーセットを、
手際よくつくってくれた。
IMG_0269

もちろん私もいただく。
ボリューミー。
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ガブリとかじりつく。
美味!!
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ガーリックフライドポテトは、
ガーリックが利いていて、
実にうまかった。
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サンラファエル地区から、
再びゴールデンゲートブリッジを渡って、
ダウンタウンへ。
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フェリービルディング。
フェリーターミナルの跡を、
2003年に食や土産物屋の並ぶマーケットに変えた。IMG_0153-1

ロック・フィールドの惣菜と弁当の店。
「DELICA rf-1」。
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日本のゲルシーナ惣菜が人気だ。IMG_0157-1

ベイブリッジが見える。
ちょっとした観光を楽しんだ。
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そして最後の視察店、
ホールフーズ。
Now Open。
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ミッドマーケット地区にオープンした、
サンフランシスコ市内最大規模を誇る。IMG_0297

メンバーたちは
店内をゆっくり回って、
じっくりと商品をチェックした。IMG_0316

フードサービスエリアも広い。IMG_0320

すべての視察を終えて、
自由時間に入る。

解散地のユニオンスクエアに向かうとき、
ホームレスがたむろするエリアを通過した。

危険な地帯だ。
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絶対に足を踏み入れないよう、
厳重注意した。

コロナ禍でこうしたエリアが拡大している。

事務局はホテルに戻って休息。
私は月刊商人舎2月号の原稿執筆。

そしてディナーはクラスタシアン。
ベトナム料理店。
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ガーリックローストのダンジネスクラブが名物。
手をオイルまみれにして堪能した。
写真を撮りそこなったが、大満足。

コロナ禍で3年間、ブランクがあった。

小売業にかぎらず、
本格的な米国視察は再開されていない。

170名を超える大規模な視察は、
コロナ後では日本初のことだ。

そのロピア第2班の研修も、
予定通り終了しそうだ。

これで行程の半分が終わる。
月刊誌の執筆を続けながらの講義。
ホテルのセミナールームと車中。

全力で語り続けたが、
それがロピアのInnovationにつながれば、
私の役目は果たせる。

私の持論はアメリカで、
現実のものとなっている。

学ぶ、楽しむ。
学ぶ、楽しむ。
それがロピアのUS研修だ。
(つづきます)

〈結城義晴〉


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