結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年08月15日(金曜日)

69回目の終戦記念日、森鴎外の「御代」と「経済民主主義」の真意

69回目の終戦記念日。

その8月15日。
晴れ渡った横浜港。

風が強い。

だから房総半島や三浦半島が見える。
東京スカイツリーや東京タワーも。
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わが日の本は島国よ
朝日かがよう海に
連りそばだつ島々なれば
あらゆる国より舟こそ通え

されば港の数多かれど
この横浜にまさるあらめや
むかし思えばとま屋の煙
ちらりほらりと立てりしところ

今はもも舟もも千舟
泊るところぞ見よや
果なく栄えて行くらんみ代を
飾る宝も入りくる港

「横浜市歌」。
1909年、明治42年、
南能衛が作った曲に、
森林太郎が詞をつけた。
林太郎は、あの鴎外。

私は博多生まれの横浜育ち。

この横浜の歌を聴くと、
なぜか胸がジンとしてくる。

最初と三番目のパラグラフが同じ旋律。
重厚ではあるが行進曲風。

真ん中のサビの部分は、
ゆったりとした歌唱曲風。

横浜市民は、
この自分たちの市の歌を誇りにしている。

歌詞の中、
「果てなく栄えて行くらん御代を」の「御代」は、
「天皇の時代」という意味だが、
明治の時代に森鴎外が書いた詞だ。

時を経た現代には、
主権在民の「尊い民(たみ)の時代」とでも、
とらえたらいいと私は思う。

経済が繁栄するところに、
平和がある。

商売繁盛のなかに、
安穏がある。

日本の平和は、
経済の発展に支えられる。

故渥美俊一先生は、
「経済民主主義」を唱えたが、
この概念は1928年に、
フリッツ・ナフタリが『経済民主主義』と題して、
多くの研究者の議論をまとめた。

ドイツ・ワイマール共和国時代、
社会民主党系労働組合運動の理論である。

「経済民主主義とは、
経済的諸関係の民主化によって、
政治的民主主義を仕上げること」

故上野光平先生は、
商業界での講義のなかで、
そのことを指摘したうえで、
「経済民主主義」を渥美流に、
言葉通りに受け取ることも、
「まぁ、良しとしよう」と述懐した。

私も、上野光平と同じ考えだ。

それは森鴎外の「御代」を、
「民の時代」と理解する姿勢と、
似ていなくもない。

ただし知識商人ならば、
声高に「経済民主主義」という言葉を、
唱えるだけという態度は慎みたい。

「経済民主主義」は、
ワイマール時代の労働運動理論として登場し、
それは政治的民主主義を目標としていた。

しかし渥美俊一は、
「経済民主主義」の実現を、
チェーンストア産業化のスローガンとして使った。

国民が等しく
経済的豊かさを享受できる社会。
そんな社会をつくるために、
本格的なチェーンストアが必須である。

上野光平の博識に驚かされるが、
上野光平はコミュニストでもあった。
だから労働運動に詳しい。
もちろん上野はコミュニストである以上に、
ヒューマニストだったけれど。

チェーンストアによる経済民主主義は、
明らかに近代化思想である。

私は現代化を標榜する。

その現代化は脱近代化。
モダンに対するポスト・モダン。

「経済的諸関係」は、
ワイマール時代とは異なる。
「経済的豊かさ」も、
戦後から高度成長の時代とは、
もう異次元のレベルだ。

だから現代化が必須。

しかし、それでも、
69回目の終戦記念の日。

商売繁盛のなかに、
安穏を求めたい。

〈結城義晴〉

 

2014年08月14日(木曜日)

お盆に「死」を考える社説の稚拙さと産業の先駆者たちの熱い思い

お盆の14日。

横浜みなとみらいをぶらり。
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右がランドマークタワー、
左がコレット・マーレ。

ポケモンのバスに、
子どもたちは大はしゃぎ。
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親も。

横浜の街。
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神奈川県庁。
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館内ツアーを催し、
屋上を解放し、
ビールやつまみを供する。

後ろは横浜港。
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港内クルーズの船上では、
パーティが開かれる。
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日本大通り。
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そして日本丸と観覧車。
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さて日経新聞は社説で、
「お盆に『死』を考えてみよう」

おっと、なんという重いテーマ。

「日本では今、年間で
130万人近い人が亡くなっている
(中略)2030年ごろには
160万人を超える見込みだ」

私はその頃、喜寿か。

「日本人の8割は病院で亡くなる」。

しかし「最期は自宅で迎えたい」、
そう希望する人は多い。

「どんなふうに最期を迎えたいのか」
「終末期にどのような医療を施すのか」
「判断の最も大切な基準は、
本人の意思とされる」。

そこでお節介の提案。

「周りの人を戸惑わせないため、
不必要な治療を受けないため、
何よりも自分自身のため、
自分はどんな最期を迎えたいのかを考え、
身近な人に聞いてもらったり、
書き留めておいたりすることは大切だ」

この社説、
「死を考える」にしては、
ひどく幼い。

私の父は87歳。
こんなことはすべて終わらせて、
いま、終りのときを迎えようとしている。

人の死をこんなふうな社説にしかできない。
お粗末極まりない。

毎日新聞の社説は、
「増税後の景気
消費回復がカギになる」

「いま食料品など生活必需品が幅広く値上がりし、
消費者の懐を直撃している」

「給料は少し上向いてきたが
増税と値上げに追いついていない。
『家計が苦しくなっ てきた』と
消費者は不安に思っている。
これを払拭(ふっしょく)し、
消費回復につなげられるかが
増税後の経済を支えるカギになる」

このブログで書いた内容だが、
こちらも幼すぎる。

「年末に向け、
来年秋の消費税再増税の議論も迫られる。
家計にさらに負担増を求める話だ。
社会保障の安定や財政健全化に向け、
議論を前向きに進めるためにも、
今は家計へのきめ細やかな目配りが必要な時だ」

私が年をとってきたからか。
社説の書き手が皆、年下だからか。

ずいぶん稚拙な社説ばかりだ。

わかりやすく書くこと。
それと幼いこと、拙いこととは、
決定的に異なる。

難しい問題だからこそ、
深い考察や洞察を繰り返し、
それを平易に簡潔に書かねばならない。

稚拙な思考や、
聞きかじりのノウハウもどきを、
社説で展開していては、
新聞の信頼が崩れる。

しかしこれは、
日本社会全体が、
幼児化していることの表れかもしれない。

そちらこそ大いなる問題だ。

われわれの世界でも、
わかりやすい断言だけれど、
幼すぎる議論や提案が、
ひどく多い。

さて日経新聞の最終面『交遊抄』。
ジュンテンドー社長の飯塚正さんが、
「先駆者との旅」と題して述懐する。

「大学4年の春に
米国の流通業を視察するツアーに参加した」。

そこで一緒だった人々。
カーマ会長の鏡味順一郎さん、
HIひろせ社長の廣瀬舜一さん、
ケーヨー副社長の岡本正さん。

日本ホームセンター業界の先駆者たち。

「年齢は私と親子ほど離れていた」、
「3人が熱く語る経営への思い」。

「私が大学卒業後、証券会社を経て
ジュンテンドーに入社する決心をしたのは、
この時の経験が影響している」

産業の先駆者たちの熱い思いは、
人を動かす。

仕事を成し遂げてきた者。
私の父を含めて、
その人々の生き様には、
ただただ頭が下がる。

彼らからは幼稚さは、
微塵も感じられない。

〈結城義晴〉

2014年08月13日(水曜日)

4月~6月のGDP年率換算▲6.8%なるも「谷深ければ山高し」

8月13日。
盆の入り。

近年、身近な人を、
ずいぶん亡くした。

迎え火にも思いがこもる。

しかし帰省ラッシュは今日の午前中だった。

夏の甲子園高校野球は1回戦が、
悲喜こもごも。
それでも淡々と消化される。

子どもたちは、
夏休み真っ只中。
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日差しはちょっと、
秋めいてきた。
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内閣府が今日、
4~6月期の国内総生産速報値を発表。
Gross Domestic Product。
GDPと略される。

経済産業省のホームページのなかに、
「キッズ・ページ」がある。
Kid’s Page。

こどものページということ。

そのKid’s PageのGDPの説明
おそらくもっともわかりやすい言い回し。

「GDP(国内総生産)とは、
日本の国内で、
1年間に新しく生みだされた
生産物やサービスの
金額の総和のことです」

一方、Wikipediaでは、
「国内総生産とは、
一定期間内に国内で産み出された
付加価値の総額のことである」

Kid’s Page、なかなかいい。

毎日更新宣言ブログも、
商人舎magazineも、
経産省Kid’s Pageのレベルを目指したい。

「GDPはその国の経済の力の目安に
よく用いられます。
また、経済成長率はGDPが
1年間でどのくらい伸びたかを表わすものです。
経済が好調なときはGDPの成長率は高くなり、
逆に不調なときは低くなります」

ちょっと違うのは1年間だけではなく、
3カ月間のGDPも目安にされること。

だから今日の内閣府の発表がある。

4月1日から消費税が8%に増税された。
来年10月には10%にさらに増税される見込み。
その影響はいかほどか?

そんな事情もあって、
4月から6月のGDPは、
特に注目されていた。

結果は、
物価変動の影響を除いた「実質」の季節調整値で、
前期比1.7%のマイナス。
これは年率換算で6.8%マイナス。

「年率換算」とは、
当該期の増減率が1年間続いた場合、
年間でどのくらいの変化率になるかを示した数値。

四半期の前期比増減率の年率換算の式がある。

年率換算実質GDP成長率(%)
={(1+四半期実質GDP成長率)4乗-1}×100

この式を覚えよとは言わないが、
意味は知っておいてよい。

年率換算に関してよくたとえられるのが、
マラソン競技のタイムの話。
マラソンレースの途中で、
ゴールのタイムを予想するのと同じ。

4月~6月は、
その年率換算でマイナス6.8%だった。
今年の1~3月期は、
年率換算で6.1%のプラスだった。

その前の昨年10~12月期は、
年率換算でプラス1.0%。
(今日の日経新聞夕刊は「マイナスだった」と報じたが、
何かの間違い)

ただし、今回のダウン率は、
2011年1~3月期以来のもの。
このときは6.9%のマイナスだった。
そう、東日本大震災のとき以来。

さらに、1997年4月1日に、
3%から5%に消費増税をした前回、
4~6月期の国内総生産は、
前期比年率3.5%マイナスだった。

今回は、あの時よりも、
ダウン率が大きい。

日本では個人消費が、
国内総生産の6割近くを占める。
その個人消費は今回、
実質で前期比5.0%マイナス。

これは前回の消費増税のときの、
3.5%ダウンを上回る。

住宅投資はマイナス10.3%、
設備投資もマイナス2.5%、
公共投資も前期比マイナス0.5%。

輸出がマイナス0.4%、
輸入がマイナス5.6%。

輸出から輸入を引いた外需の成長率への寄与度は、
4四半期ぶりにプラスで、1.1ポイント。

収入の動きを示す雇用者報酬は、
実質でマイナス2.2%。

つまり軒並みマイナス。

特に我々の商売に影響する個人消費は、
マイナス5.0%だった。

過去のことを振り返っても仕方ないが、
甘利明経済財政・再生相は、
「先行き反動減は和らぐ」とコメント。
「夏以降は緩やかな回復が続く」ことを強調。

これは心強い。

日経新聞夕刊は、
ESPフォーキャスト調査を紹介。
「7~9月期のGDPは、
前期比年率4.08%増」。

まとめは「谷深ければ山高し」。

夏場から秋は「高めの成長」。

つまり経済のフォローウィンドが吹いている。
思う存分、盆商戦を楽しみたい。

それぞれの商売、
それぞれの仕事ぶりがある。
それを貫徹してほしい。

ドキドキ・ワクワク・ニコニコ!!
これに尽きる。

〈結城義晴〉

2014年08月12日(火曜日)

日航機墜落事故から29年/坂本九の「とかくこの世はままならぬ」

日本航空123便墜落事故。
昭和60年、1985年の8月12日、
群馬県の御巣鷹の尾根。

あれから29年。

通称ジャンボジェット、
ボーイング747。

520人の人々が亡くなった。

その中に坂本九さんがいた。
1941年12月10日生まれだから、
生きていたら72歳。

私より11歳年上で、
好きだったなあ。

今でも、カラオケで歌うことがある。

見上げてごらん夜の星を
小さな星の小さな光りが
ささやかな幸せをうたってる

見上げてごらん夜の星を
ぼくらのように名もない星が
ささやかな幸せを祈ってる

永六輔作詞、いずみたく作曲。

いい歌です。

520名の人々のご冥福、
お盆の季節に、
あらためてお祈りします。

日経新聞に「7月の消費動向調査」の記事。
「消費者態度指数」が3カ月連続改善。
7月の指数は41.5で、
6月よりも0.4ポイント上昇。

昨年12月から5カ月連続下降。

しかし7月は、昨2013年11月以来の水準まで回復。

消費者態度指数は、
今後半年間における消費者の意識を表す。

一般世帯(2人以上の世帯)と単身世帯ごとに、
三段抽出によって選ばれた8400世帯に調査をかける。
三段抽出は、市町村段階、調査単位区段階、世帯段階の三段。

毎月1回で、毎月15日に調査する。
10日前後に調査対象世帯に調査票が届く。
そのうち毎月20日までに届いた調査票を集計する。

4つの指標がある。
①「暮らし向き」
②「収入の増え方」
③「雇用環境」
④「耐久消費財の買い時判断」

今後半年間にどう変化するのかを、
消費者に5段階評価で回答してもらう。

良くなる(1点)、やや良くなる(0.75点)、
変わらない(0.5点)、やや悪くなる(0.25点)、
そして悪くなる(0点)。

この点数を加重平均して指数にする。
50が指数の善し悪しの判断目安となっている。

7月の場合、
雇用環境は前月比0.3ポイント高い48.7。
暮らし向きは前月比0.1ポイント高い38.5、
収入の増え方は1.2ポイント高い39.1。

これらの3つの指標は、3カ月連続改善。

耐久消費財の買い時判断は39.6で、横ばい。

一方、家計調査の6月の消費支出。
物価変動の影響を除いた実質ベースで、
前年同月比3.0%マイナス。

消費者意識は改善したが、
実質的消費はまだまだ。

こんなところか。

日経新聞に、
第一屋製パン㈱の細貝正統常務が発言。
「『エルニーニョ』で気温が下がるとの当てがはずれた」。

経験則では、冷夏ならば、
パンの売れ行きはまずまずとなる。

今年はエルニーニョと踏んで、
夏商戦に臨んだ。

しかし、結果は猛暑。

ビールやソフトドリンクはよく売れたが、
パンは冷やし中華などに、
まさに売上げを食われた。

8月に入って、売上げは減速。

第一屋製パンの期待は、
「ポケットモンスター」など、
キャラクターをあしらった菓子パン。

細貝常務は頭を悩ます。
「夏休みは家族連れの買い物客が多い。
うまく子どもにアピールできれば……」。

坂本九の持ち歌に、
「九ちゃん音頭」がある。
作詞は青島幸男、作曲はダニー飯田。

花が咲く時ゃ風が吹く
月が出て来りゃ雲が出る
とかくこの世はままならぬ
愚痴はよそうぜ
歌でも歌おう
それがね
それが浮世と云うものさ
キタサ ホイサッサ

青島らしい歌詞だ。

二番は、
好きなあの娘にゃひじ鉄くらい
きらいな娘にゃほれられる

そして三番は、
金がある時ゃひまがない
ひまがある時ゃ金がない

とかくこの世はままならぬ。
それが浮世と云うものさ。

坂本九の無念さに比べたら、
消費者心理や天候変化は、
たいしたことない。

ねっ、細貝さん。

〈結城義晴〉

2014年08月11日(月曜日)

月刊『商人舎』8月号本日発刊! 「ドキドキ・ワクワク・ニコニコの店」

Everybody! Good Monday!
[2014vol32]

2014年第33週です。
8月の第3週。

台風11号。
四国から関西に上陸し、
日本海に過ぎ去った。

被災された皆さんには、
お見舞い申し上げたい。

日本国が領土とする島々は
地震列島でもあり、
台風列島でもある。

台風裡友生き姉病み子は出張
〈日経俳壇より 橿原・草女〉

台風が過ぎていく。
そのなかでの老女の思い。
友は生きている、
姉は病んでいる。
そして子供は出張。

「裡」は「り」と読む。
つまり「たいふうり」。
「そのような状態のうちに」という意味。
「成功裡に終わる」など常とう句。

その台風11号がうろうろしているとき、
広島と長崎の原爆忌。

水のコップつかみ飲みたり原爆忌
〈東京俳壇 選者・小澤實〉

今回から東京新聞の俳壇・歌壇にも目を通す。
東京新聞だから「東京俳壇」。
「日経俳壇」より格上に感じるから妙だ。

さてWeekly商人舎の日替り連載。
月曜は「今週の販促企画」。
今日はお盆商戦と甲子園高校野球。

「販促企画」と銘打っていても、
今週の「営業の心得」のようなもの。
読んでおいてください。

今週はお盆ウィークであると同時に、
その盆の中日15日は終戦記念日。
いまでも「敗戦記念日」という人がいる。

戦争の足音消えず八月来
〈日経俳壇 横浜・神尾幸子〉

こんな不安を抱いている人は多い。

今週が終れば、
一気に秋めいてくる。

蝉時雨やんで一村軽くなる
〈朝日俳壇より 岡山市・岩崎正子〉

これはいい句だ。
朝日新聞の俳壇は、情緒派である。

さて、月刊『商人舎』8月号・本日発刊!!
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今月は屋外ロケをして、
発刊のお知らせ。
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『商人舎』8月号のコンテンツ、
すなわち目次。

徹底実例研究特集
ドキドキ・ワクワク・ニコニコ店舗
ウェグマンズから一期家一笑まで
規模の大小を問わないケーススタディ集

Message of August
ふたたびつづけて、
ドキドキ・ワクワク・ニコニコ!!

〈徹底実例特集のまえがきに代えて〉
ドキドキ・ワクワクの「正体」結城義晴

ウェグマンズの「ピープル」
1店平均84億円のミール・ソリューション・カンパニーを支えるもの

ナゲット・マーケットの「不可能の可能」
たった12店舗・年商3億ドルの北カリフォルニア州のローカルチェーン

阪急オアシスの「人とコンテンツ」
「宝塚中筋店」のアッパーミドル型フォーマットを支えるもの

ハローデイの「感謝と感動」
お客も従業員も楽しんで19年連続で増収増益!(福岡県北九州市)

一期家一笑の「超ローカル」
試行錯誤の5年間親子奮戦記

てっちゃんのドキドキ「独白」
かましん平松本町店大越鉄夫店長の
「売れる52週売場づくりで部下を育てる仕事術」

ドキドキ・ワクワクPHOTO Report
スチュー・レオナード
バークレー・ボール
アルディ

今月のblog Essay
ウォルマートBack to School商戦の
Retail is Detail
いかがだろうか。

今月の特集も、
充実していた。

オールカラーの実例特集は、
ほんとうにいい。

ウェグマンズ、ナゲット・マーケット、
ため息が出るほど。
阪急オアシスもハローデイも、
てっちゃんのかましんも一期家一笑も。

ドキドキ・ワクワク・ニコニコの店。
もっともっと日本中に、
増えていってほしいものだ。

今月の商人舎標語。
「ふたたび、つづけて、
ドキドキ・ワクワク・ニコニコ!!」

今週の私のスケジュール。

㈱商人舎のオフィスは、
1週間夏季休業。
つまり今日11日から金曜日の15日まで、
スタッフは休暇をとる。

ただし、メール等での緊急連絡はつきます。

よろしくお願いします。

もちろん私自身は、
今週前半は東北遠征。
土曜日からは、
ハワイの事前視察。

9月4日~8日、
商人舎初のビギナーズコースが開催される。
その直前の準備。

今週中は、
毎日更新宣言ブログを続けるし、
今日、明日はDaily商人舎の記事も、
投稿し、公開する。

Daily商人舎は基本的に、
ウィークデーに記事の更新をしているが、
お盆期間の13日から16日までは、
こちらも休刊(16日は土曜日だけれど)。
お許しください。

店舗で働くみなさんは、
お盆商戦の書き入れ時。

元気なブログで、
みなさんを励まそう。

今月の商人舎標語。
ふたたび、つづけて、
ドキドキ・ワクワク・ニコニコ!!

ドキドキ・ワクワク、仕事しなさい。
ドキドキ・ワクワク、お客に接しなさい。
ドキドキ・ワクワクしない仕事はやめなさい。

お客さんがニコニコする店をつくりなさい。
みんながニコニコして働く会社にしなさい。
そんな店や会社はかならずうまくいく。

ピーター・ドラッカー教授の極意。
上田惇生先生の真髄。
それがドキドキ・ワクワク・ニコニコ!

人は企業の所有物ではない。
仕事を通じて働く人々を活かす。
マネジメントとは人の強みを活かすことである。

店は客のためにあり、
店員とともに栄え、
店主とともに滅びる。

考え方はすべて、
ここに収斂される。
ドキドキ・ワクワク・ニコニコ!

良い店、
良い会社、
良い人生。

ときどき、
ドキドキ・ワクワク・ハラハラもあるが、
しかしそれも人生。

朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。

そしてドキドキ、
ワクワク、
ニコニコ。

朝に希望、昼に努力、
夕に努力、夜にも努力。
深夜に静かに感謝。

それでもドキドキ、
ワクワク、
ニコニコ。

ふたたびつづけて、
ドキドキ・ワクワク!
ニコニコ・ニコニコ!

そして、
こころから、
ありがとう。

今月の特集のまえがきで、
私は「ドキドキ・ワクワクの正体」を考察した。

そしてそれは「自らの強み」に依拠していると、
結論づけた。

アブラハム・マズローの欲求五段階説。
その自己実現の欲求。
これがドキドキ・ワクワクの源。

だから、この1週間、
自分の最も得意なことをやり遂げて、
ドキドキ・ワクワクしてほしい。

そしてお客さんがニコニコ、
働く仲間たちもニコニコ。

そんな店や職場をつくってほしい。

では、みなさん、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2014年08月10日(日曜日)

ジジと台風11号[日曜版2014vol33]

ジジです。
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たいへんです。
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タイフーンがきた。
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南の海から。
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すごいタイフーン。
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はげしい雨と風。
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水びたし。
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水があふれた。
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水にうまった。
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みなさん、
だいじょうぶですか?
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川も水がふえた。
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橋もあぶなかった。
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交通もみだれた。
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新幹線はとまった。
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おみまいします。
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おうちのベランダ。
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雨がすこしずつ、
よわくなっていきました。
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タイフーンのニュースばかり、
みていました。
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ボクは、ちょっとつかれて、
おなかもすいた。
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それから、ベッド。
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ねむくなった。
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あくび。
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あ~あ。
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おやすみ。
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なさい・・・・・。
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〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年08月09日(土曜日)

大学・大学院と学士・修士・博士と知識商人のこと

強い台風11号
西日本に接近して、
夏の高校野球甲子園大会は、
初日から早々と中止を決定。

珍しいことだが。

今年は台風の当たり年になりそうな予感。

さて、日本私立学校振興・共済事業団の調査。
一昨日の日経新聞がとり上げた。

全国に国公私立合計782大学がある。
そのうち私立大学は587校。
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そのうちの578校が回答。
高い回答率。

定員割れが265校、
昨年から33校も増えた。

定員を上回る学生が入学した大学は、
313校で、これは31校減。

入学定員充足率104%、
これは2ポイントのダウン。

この充足率は、
定員全体に占める入学者の割合。

ダウンしたとはいえ、
100%を超えているから、
全員が私立大学に入学できることになる。

入学定員の規模別にみると、
800人未満の大学419校の充足率が100%を切った。
800人以上の159校は100%を超えた。

規模の大きな大学には学生が集まり、
小規模の大学ほど学生の確保に苦しむ。

充足率が高い地域は東京110%、
神奈川・京都、大阪が105%。
充足率が低い地域は、
宮城県を除く東北が82%で最も低い。

四国が90%、
滋賀、奈良、和歌山と広島が92%。

都市部の大学に学生が集まっている。

小売りサービス業も、
人口の都市集中化によって、
世界的にエクスプレスストアの開発が進む。

アメリカのコーネル大学など、
ニューヨーク州とはいえ、
イサカという僻地にある。
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素晴らしい環境の中で、
学生たちが学んでいる。
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大学や大学院で学ぶ期間だけでも、
地方の豊かな環境の中で生活できないか。

そんなことも感じるけれど、
今後の少子化潮流の中で、
地方大学の経営は厳しくなる。

同じ一昨日の日経新聞。
編集委員の小玉祥司さんが、
力を込めて書く。
「増える博士、問われる質」。

「末は博士か大臣か」
明治の昔の言葉。

その博士号について論じる。

大学や大学院が学生に与える学位は3種類。
学士、修士、博士。

その博士に関して、
東京大学の大学院学則には、こうある。
「専攻分野について
自立して独創的研究を行うに必要な高度の研究能力
およびその基礎となる豊かな学識を養うこと」

①専攻分野を持つこと。
②研究能力と基礎学識を養うこと。
③自立して独創的研究ができること。

2010年度には、
1万6760人の博士が誕生。

凄い数だ。

このうち大学院博士課程から誕生した博士が、
1万4002 人で8割超。

立教大学大学院で、
私は修士課程を指導し、
結城ゼミで30人の修士が誕生した。
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その中で今、
博士課程に進んでいるのは、
ひとり。

もちろん社会人大学院だから、
全員が仕事をもっている。
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修士を取った後、
博士に挑むのは、
時間的にも金銭的にも制約がある。

博士課程の大学院生は、
自分の研究で成果を出し、
学術誌への論文掲載や
学会での発表が求められる。

どの大学でも博士論文をまとめる段階では、
学内の審査委員会の予備審査を受ける。

予備審査を通過した後で、博士論文を執筆。

この論文は審査委員による公聴会を経なければならない。
その審査に合格してやっと博士号が授与される。

国内国公私立大学782校のうち、
435大学が博士課程をもつ。

2010年度の博士号取得者を出した大学は、
東大が2150人で圧倒的に多い。
東大の大学生は1学年に約3000人だから、
7割以上が博士号をとることになる。

旧帝国大学7校合計は5347人。
私立では早稲田の259人が最多。

しかし日本では供給過剰状態。

特に理科系人材強化を目的に、
大学院重点化が政策になったからだ。

例えば、1996年度から、
5年計画で「ポスドク1万人計画」が実施。

「ポスドク」は、「ポストドクター」の略。
博士課程を修了して博士号を取得し、
常勤研究職になる前の研究者。

全国に1万人以上。

理工系大学院卒の博士号取得者は、
1995年度に3435人、
2000年度に4953人、
2005年度に5820人。
大幅増。

大学教員や研究者の採用の際、
博士号が条件づけられることが多い。

しかし、大学教員などのポストは増えない。

従って、理工系では博士号取得者は減少傾向。
同時に博士の質の低下が懸念されている。

私は大学を卒業して、
すぐに㈱商業界に入社した。

ずっと編集部門で、
最初は編集記者。
12年して編集長となり、
それから8年で取締役編集担当、
その後、代表取締役社長となったが、
その間も編集統括を続けた。

この間、毎月毎月、
小売流通サービス業を、
取材し、インタビューし、考察し、研究して、
レポートや論文を書き続けた。

結局、商業界で30年を経験し、
その後、コーネル大学RMPジャパンの副学長となり、
立教大学大学院の特任教授となった。
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学校教育法や文部科学省の大学設置基準では、
「教授」を次のように定めている。
「専攻分野について、教育上、研究上又は実務上の
特に優れた知識、能力及び実績を有する者であって、
学生を教授し、その研究を指導し、
又は研究に従事する」

その教授の資格は、
「博士の学位を有する者や
これに準ずる研究上の業績などが認められること」

私の場合は後者で、
同期の沖本美幸さんらと一緒に、
ビジネススクールの「特任教授」となった。

つまりは商業界30年間の研究と文筆活動が、
博士に準ずる研究上の業績と、
認められたことになる。

そして今、私は、
小売りサービス業のフィールドで働く人々を、
「知識商人」と呼んで、
修士や博士、それらに準ずる存在に、
育て上げようと試みている。

その際も、3つの条件は変わらない。
①専攻分野を持つこと。
②研究能力と基礎学識を養うこと。
③自立して独創的研究ができること

実際に、彼ら知識商人は、
専攻分野に関して、
実務上の特に優れた知識、能力及び実績がある。
その上で、部下や後輩を教授し、
その実務を指導し、自らも研究に従事する。

もちろん立教で私が教授した修士たちも、
知識商人の代表であることは変わりない。

博士号取得者は減少傾向にあるらしいが、
知識商人はどんどん増やしていきたい。

台風11号が接近してくる中、
そんなことを考えた。

〈結城義晴〉

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