結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年05月21日(火曜日)

商人舎USA研修会は「学ぶことの愉しさ」と「新しい人生の始まり」

学ぶことがこれほど、
愉しいと想ったことは
いままでありませんでした。

ご教授、誠に
ありがとうございました。

永くて短い、
とても充実した日々でした。

参加者全員が、
大きな成果のあった研修だったと思います。

私も本日から、
新しい人生が始まる気持ちで
努力して参りたいと思います。

尾崎好浩さんの帰国後のfacebookから。
尾崎さんは㈱なとり高松営業所長、
第13回商人舎USA研修会参加者。

ありがとう。

商人舎のUSA研修会の意図が、
尾崎さんの言葉にすべて表現されている。

「学ぶことの愉しさ」
それが商人舎研修会の中にある。
それが自分の仕事に深く関心を持たせてくれる。

「新しい人生が始まる」
私はいつも訴える。
「自ら、変われ!」

会社に帰って、
報告するためだけに、
研修会に来るのではない。

もちろん報告もするだろう。
今回の参加企業の多くも、
帰国後に盛大な報告会が待っている。

その報告会は、
単なる印象や感覚だけでなく、
科学的な視点、
論理的な戦略、
最新の動向を分析し、
「鳥の目・虫の目・魚の目」に
基づいたものになる。

それが派遣した会社組織に、
イノベーションを促す。

しかし結城義晴が考える商人舎研修会は、
もっともっと欲張っている。

参加者全員が、
自らのbehaviorを変える。
自分の人生を変える。

それが会社に、社会に、
貢献する。

そのために商人舎USA研修会がある。

尾崎さんが覚醒したように、
第二の人生に踏み出すために、
商人舎研修会がある。

そしてそれが実は一番、
自分の職場や店や会社に、
貢献することになる。

全員がそう感じとってくれたとしたら、
結城義晴、これ以上の喜びはない。

その米国オクラホマ州を、
昨日、巨大竜巻が襲った。
日本の台風や津波ほどの被害。
昨日まで商人舎研修会で
お世話になったアメリカ。
心よりお見舞い申し上げたいし、
亡くなられた国民のご冥福を祈りたい。

いま、このことを、
絶対に忘れてはいけない。

映画「オズの魔法使い」は、
舞台がカンザス州だったが、
巨大竜巻をテーマとした。
ジュディー・ガーランド主演で1939年制作。
ジュディはライザ・ミネリの母親。
主題歌「虹の彼方に」は、素晴らしい。

Somewhere over the rainbow,
way up high♪

今でもやはり、素晴らしい。

次に映画「ウィズ」は1978年作で、
主演はダイアナ・ロス、助演はマイケル・ジャクソン。

ニューヨークは
マディソンスクウェアガーデンの映画館、
私はその1978年、たった一人で、
この映画を見た。

夜中の12時。
満員の観客は黒人ばかり。
しかし、感動した。

ただし竜巻は、そんなに、
ロマンティックなものではない。

ご冥福を祈りたい。
合掌。

さて第13回商人舎アメリカUSA研修会。
私が目覚めたラスベガス。
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噴水ショーで有名なホテル・べラージオ。

私たちのホテルフラミンゴを
朝6時半に出発。

バスの中で最後のMessage。
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私のテキストはA4判で376ページ。
これ以上ないほどの情報。
しかし、講義でその中身を摘出し、
強調し、理解、納得してもらう。

最後の最後まで。

空港に着いたら、
解団式。

全員で静かに、
一本締め。
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それから最後の全員写真。
私が指導して・・・。
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意思統一して。
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ハイ、ポーズ。
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右手で1、左手で3。
13回を表わす。
全員のキラキラした目を見てほしい。

みんな、「自ら、変われ!」
の決意にあふれている。

それから企業ごとに、
最後の記念写真。
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最後の最後に団長と握手。

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㈱ロピア取締役の福島道夫さん。

「結城先生眼鏡が光ってます。
ちょっと下を向いてください」

「ハイ」
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そして旅立ち。
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ラスベガスの中心街が見える。
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全米小売業の縮図ラスベガス。
この10年間で最も人口増加が激しい州ネバダ。
だから1カ所で視察するには最も適していて、
イノベーションが顕著に表れたエリア。

今年3度目のラスベガスでのbasicコース。
だから連続参加の企業は、
時系列で深く学びとることができる。

連続参加だからこそ、
報告会も共有できる。

コーディネーター自身が、
初めて訪れた店ばかりで、
どうして正しい解説ができるだろうか。

私は1978年からずっと、
アメリカのチェーンストアを観察し続けている。
そして現在も、1年間に7回、8回と、
研究と視察のために
アメリカ各地を訪れる。

そのうえで、
できる限りの時間をかけて、
分析し、解説し、主張する。

故渥美俊一先生が、
渥美先生らしい言い方で、
いつも強調していた。
「現場の店長に話を聞き続けても、
ほとんど経営戦略解明には意味を持たない。
彼らは店長にしか知らさていないことを、
しゃべるだけだからだ」

しかし私は働く人たちの声を、
直接聞くことは大切だと考えている。

エンプロイーサティスファクションが、
カスタマーサティスファクションに、
どれだけ影響を与えているかを知るには、
それが大切だからだ。

だから、店長インタビューもする。

その時には参加者からの質問を最重視する。
その質問が足りない時にだけ、
私が補足インタビューをする。

私にとってアメリカ人店長たちのコメントは、
ほぼ90%予測できるし、
それは当たっている。

しかしその店長の企業の戦略構想は、
そのトップマネジメントの政策を監視し続け、
分析し続けることでしか判明しない。

日本のイオン岡田元也社長の戦略眼、
ファーストリテイリング柳井正CEOのビジョン、
本人に確かめ続けるか、
そのコメントを追い続け、考察するしか、
解明はできない。

ウォルマートのマイク・デュークも、
クローガーのデイビッド・ディロンも、
ホールフーズのジョン・マッケイも、

その思想と意図が理解できなければ、
現場の現象を解き明かすことはできない。

そして戦略やビジョンと、
戦術や現場の士気と、
どちらも欠かせないのが、
小売業やスーパーマーケットの
経営なのである。

ラスベガス空港を飛び立つと、
中心街が見えてくる。
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私たちが泊まったフラミンゴを中心に、
シーザースパレス、べラージオ、
ミラージュやトレジャー・アイランドなどが見える。
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そして砂漠のアメリカ国土。
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岩場の山波。
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雪のロッキー。
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90分で、サンフランシスコのベイエリア。
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埋め立てが進む。

そしてサンフランシスコ周辺のサバーブ。
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サンフランシスコで降りて、
浅野秀二先生とお別れ。

それからまたフライト。
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一面の千切れ雲。
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10時間後に、日本の成田空港。
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「今日も、雨だった♪」

お疲れ様。

成田には、
山田邦弘さんが出迎えてくれた。
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奥様の久枝さんが、
参加していたからだ。
山田さんは、
ヨークベニマル出身のコンサルタント。
非常にまじめで、優れたコンサルタント。

出迎え、ありがとう。

まあ、夫唱婦随を、
これというほど見せつけられて、
ご馳走様。

お疲れ様とご馳走様。

帰国してみると、
みんなの党と日本維新の会の提携解消。
まあ、当然の成り行きか。

橋下徹代表の沖縄発言も問題だが、
「みんな」と「日本維新」は、
ネーミングもコンセプトも差異がありすぎる。

アメリカ小売業研修も、
ポピュリズムに煽られ過ぎると、
判断を誤る。
道を間違える。

さてしばらく報告していなかったが、
商人舎magazine。
特集のためのCover Messageと
Message of May「商売は科学だ」。

Daily商人舎は、
ほぼ毎日、日本と世界の情報を、
ピック・アップしてお届けする。
「食品表示法案一体化に備えよ!」

Weekly商人舎Weekly連載では、
火曜日「常盤勝美の2週間ウェザーMD予報」
月曜日は「今週の販促企画はこれだ!」。

渡米中も、
毎日更新宣言ブログと、
Daily商人舎、Weekly商人舎の記事公開に、
日夜邁進。

意気軒高。

知識商人の
「新しい人生」と「学ぶことの愉しみ」が
かかっている。

のんびりと眠ってはいられない。

〈結城義晴〉

2013年05月20日(月曜日)

理解度テスト・商品調査優秀者の表彰と「この一瞬の積み重ね」

Everybody! Good Monday!
[2013vol20]

帰国しました。
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アメリカ・ネバダ州ラスベガスから。
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商人舎USA研修会第13回。
basicコース第3回。

本当にほんとうに、
充実した研修会でした。

ご参加の皆さん、
ありがとうございました。

派遣してくださった皆さん、
ありがとうございました。

大切なのは、
帰ってきたその瞬間からです。

この一瞬の積み重ねこそ
君という商人の全生涯

〈倉本長治〉
ラスベガス空港で最後に言った。
「みなさんの恩返し、期待します」
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その恩返しとは、
一人ひとりが、
自分のお客様に喜んでもらうこと、
自分の地域社会に貢献すること。
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自分が、変わること。
イノベーションを起こすこと。

ラスベガス空港の解団式では、
第13回研修会団長の福島道夫さんが挨拶。
㈱ロピア取締役。
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「商人舎さんと結城先生に、
恩返しのために頑張りましょう」
とてもいい挨拶をしてくれた。

そのあとで、浅野秀二先生のMessage。
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「動き続けよう。
それがイノベーションにつながる」

最後に全員で、
静かに手締め。
よ~っ!
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チャン!
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この後、サンフランシスコ経由で、
全員、無事に帰国。

しかしこれからが大切です。
さて、ラスベガス研修会の最終日。
出発の前日。

商品調査の発表が行われた。

AチームからJチームまで、10チームが、
それぞれの指定カテゴリーから調査品目を選択し、
価格と陳列量、あるいは価格とフェイス数を調査。
そのP(プライス)F(フェイス)グラフを作成し、
各社の商品戦略を分析するというもの。

10リームが順番で5分間の発表。
発表をする者も、聞く者も皆、真剣。
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Aチームは青果からバナナとトマトを商品調査。
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壁にプロジェクタでPFグラフを表示し、
発表者が解説する。
Bチームはミート部門から1羽売りのチキンの調査。
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デアリー担当のCチームは1ガロンの牛乳。
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Dチームはフローズンフーズから冷凍ピザの調査。
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Eチームはミート部門で牛肉ミンチを調査・分析。
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ベーカリーのFチームは食パン。
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Gチームは菓子カテゴリーでポップコーンの発表。
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ホワイトボードを使った独自のプレゼンはとてもよかった。
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ドリンクを担当したHチームは
コモディティ・アイテムの2リットルコーラ。
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Iチームはグロサリーから砂糖の調査。
各社の価格戦略を分析しつつ、
自社がこの競争状況におかれた場合にまで
言及したのはよかった。
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10番目のJチームは、
HBC部門のキッチンタオルを調査。
キッチンタオルの使用特性なども説明。
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皆、それぞれにしっかりと調査し、
分析発表も的確な表現ですばらしかった。
事務局が調査内容を精査し、
優秀チームを表彰し景品を贈呈。
優劣つけがたい各チームの分析だった。

その発表の前に、
前日実施した理解度テストの優秀者。
私の自筆のメッセージカードを贈って表彰。

㈱関西スーパーマーケット長居店店長の坂本淳さん。
メッセージは「心は燃やせ 頭は冷やせ」
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㈱ロピア取締役の福島道夫さんには、
「今日も一日 優しく強く」
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㈱ユニバース二戸福岡店店長の立崎亘さん。
メッセージは「朝に希望 昼に努力 夕に感謝」
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ミヤマコンセプト&プラニングの山田久枝さん。
リサーチ&VMDマネジャー。
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「おねがい ごめん ありがとう」を贈った。

そして㈱USEI取締役管理本部長の嶋内仁さん。
カードには「鳥の目 虫の目 魚の目 心の目」。
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事務局が成績優秀者として想定していた枠は5人。
しかし自らの言葉で回答してくれた4人を、
私の独断で表彰。
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いよいよ商品調査優秀チームの発表。

選ばれたのは次の3チーム。
第3位は、キッチンタオル調査のJチーム。
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コストコの価格戦略を解き明かしてくれたし、
ダラーゼネラル・マーケットも位置付けた。
おめでとう。

第2位は、冷凍ピザのDチーム。
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膨大な冷凍ピザ売場を短時間で調査し、
複雑な線を描いたPFグラフを、
詳細な分析で整理してくれた。
おめでとう。

最優秀リームはEチーム。
1ポンド当たりの牛肉ミンチを調査し、
各社の価格戦略を丁寧に、
わかりやすく発表してくれた。
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両手を挙げた喜びの記念撮影。
ほんとうにおめでとう。

これらの10カテゴリーの調査データは、
後日、参加者全員に郵送される。

単独ではこんな膨大な調査はできない。
しかしチームプレイで短時間でリサーチを行い、
各チームのデータを皆の財産として共有する。
それが商人舎の考え方。

そして私の最終講義。
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Epilogueは、
第1にロイヤルカスタマー、
第2にサービス、
第3にコミュニケーション、
そして第4にイノベーション。

最後の最後に、
自分が変わらねば、
仲間を変えることはできない。
自分が変わらねば、
店を変えることはできない。
自分が変わらねば、
会社を変えることはできない。
そして、自分が変わらねば、
社会を変えることはできない。

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これは㈱商人舎を発足した時からの、
私自身の心構え。

この一瞬の積み重ねこそ、
君という商人の全生涯

最後に盛大な拍手をもらった。
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心から感謝したい。

帰国までの7日間の、
一瞬の積み重ね、
その貴重な経験の共有こそが、きっと、
イノベーションを興す原動力となるに違いない。

ピーター・ドラッカーの言葉。
「イノベーションとは、つまるところ、
経済や社会を変えなければいけない」

自分の仕事を改革する。
それはほんとうに小さなことかもしれないが、
つまるところ経済や社会を変えることだ。

全員の健闘を祈りたい。

では、みなさん。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2013年05月19日(日曜日)

ジジとラスベガス・ストリップ散策[日曜版2013vol20]

ジジです。
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おひるね。

ユウキヨシハルのおとうさん、
また、いません。
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ラスベガスのおへや。
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シーザースパレスがみおろせる。

さいごのセミナーが、
おわりました。
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とてもマンゾク。
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表彰もした。
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おめでとう。

おしごとが、
ぜんぶおわった。
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ランチ。
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ボクもランチ。
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ポーク・カツ・カレー。
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アサノセンセーは、
ごはんぬきポークカツ・カレー。
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炭水化物ダイエットしてる。

それからおとうさんも、
ひるねしました。

とても、とても、
つかれた。

ほんとうに、おつかれさま。
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ゆうがた、街の散策に。
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ラスベガスの大通りを、
ストリップといいます。

たくさんのひとが、
でている。
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ボクもあるきましょう。
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パリス。
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エッフェル・タワー。
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べラージオ。
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ラスベガスのビルと空。
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クルマもいっぱい。
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ラスベガスは夜の街です。
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おおきなオートバイ。
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それでも、
ストリップにドラッグストア。
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ウォルグリーンが王者。
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フュージョン・タイプの店です。
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ここにも、ウォルグリーン。
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通りのむこう側には、
CVSファーマシー。
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おとうさんたちは、
夕ごはん。

焼肉。

うらやましい。

ボクも、おなかすいた。
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ボクは、いつものシーバ。
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保守的なんです。
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コンサバティブといいます。
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でも、おいしかった。
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おとうさんたちも、
大満足。
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それからまた、
食後の散策。
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おもしろいクルマ。
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エッフェル・タワーは、
ライトアップされていた。
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べラージオもライトアップ。
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なんだかたのしそうです。
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そしてホテルにかえってきました。
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女のひとの足。
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ショップ。
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今回は、ゴルフはやりません。
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でも、ホテルにはカジノがある。
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スロットマシン。
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いろいろなゲームがある。
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おとうさんは、
ブラック・ジャックをすこし。
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おつかれさまでした。
はやくかえってきてください。
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ボク、まってます。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2013年05月18日(土曜日)

ラス4日目はSCのフォーマット転換を体験、シアーズに愕然

ネバダ州ラスベガスは、
18日の土曜日に入ったばかりだが、
昨日のニューヨーク外国為替市場で、
円相場が1ドル103円12銭まで下落。

2008年9月15日に、
投資銀行のリーマンブラザーズが破綻し、
世界的経済危機が訪れた。

そのリーマン・ショック直後の10月7日に、
円ドル相場は103円をつけていたが、
それ以来の水準で約4年7カ月ぶり。

毎日、アメリカでお金を使っているが、
実感として「円高も悪くなかったなぁ」と、
思ってしまう。

しかし私は、
100円から120円までの間あたりが、
1ドルの生活価値だとは心得ていて、
これが当たり前となるだろうとは思う。

さて、日本では、昨日、
日本チェーンストア協会通常総会開催。
清水信次さんが、会長に再任された。
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総会後の記者会見。
消費税増税に関する清水会長の見解。
「日本は世界最高レベルの生活水準で、
世界一の長寿国家。
社会保障も医療も世界的に見れば高レベル」

「世界で消費税を導入している国は、
193カ国中147カ国。
その中で最低消費税の5%は4か国、
10%が13カ国、
それ以外の国は15~27%」

「日本は生活水準は最高レベルなのに
消費税は最低レベル。
これでは国がもたない。
日本の国のレベルからして、
10%でも高いとは言えない」

「日本は狭い国土で、
多くの人口を支えなければならない。
国民は納税を誇りに思うべきだ。
経済情勢のためではなく、
弱者・高齢者のために、
喜んで税金を払うべきだ」

「そして政府はこの税制を、
国民が明るく、前向き、上向きな感情になるように
仕向けていかねばならない」
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昨日午前中、つまりウィークエンドぎりぎりで、
消費税転嫁対策特別措置法案が
衆院経済産業委員会を通った。

これに関する清水さんのコメント。
「消費税還元セール禁止に関しては
企業の良識にまかせるべきだ。
大企業は中小をいたわり、
中小企業は自分の立場を考えつつ、
業者同士で妥協点を見つけるべきだ。
今後もそのように働きかけていく」

消費税増税に関しては、
月刊『商人舎』創刊準備号で、
清水さんに、存分に語ってもらった。

この対談がきっかけで、
外税が決まったと言ってよいほど。

しかし清水さんは、
消費税還元セールは、
企業の良識に任せるべきだとした。

私もまったく同感。

そしてその良識とは、
国民に税金を払っているという自覚を、
強く持ってもらうこと。

だから還元セールはやるべきではない。
もちろん還元セールとは関係なしのプロモーションは、
大いによろしい。

お上が商売に口出しするのは、
まだ士農工商の序列意識が残っている証拠。

商業の現代化は、
まだまだ先のことになりそうだ。

さてさてそんな序列意識がないアメリカ小売業。
昨日は、ラスベガス4日目。
朝8時半にいつものように会議室に集合。
そして、「理解度テスト」を実施。
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商人舎ミドルマネジメント研修会では、
二日目三日目の朝、恒例のように行われるテストだが、
海外視察研修会では、今回が初めてとなる。

会議室が緊張感に包まれる。
この何とも言えない静寂がいい。

参加者全員が真剣に向き合う。
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何を学び、何を理解したのか、
はたまた理解していないのか。
自らの強みと弱みを知ることが、
このテスト実施の目的。

だから、本人にのみ、
その結果を知らせる予定だ。
アメリカに来て、視察をして、講義を聞いて、
へとへとの上に理解度テストまで受けさせられる。

それに耐えて、全力で立ち向かってくれた。
答案用紙にその熱意がにじみ出ていた。

全員の奮闘を、
心からたたえたい。

派遣してくれたトップ、幹部の皆さん、
全員がほんとうに良く学んでいますよ。

素晴らしいことです。

理解度テストのあと、
毎日続けられる私の講義。
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この日の講義内容は、
アメリカ小売業の核となるウォルマートの経営戦略、
コモディティとノンコモディティの経営戦略の相違、
プライベートブランドの整理と最新動向などなど。
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1時間45分ほど語った。

毎日の講義も、
丁寧に伝えようとすると、
まだまだ時間が足りない。
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明日が最後の講義。
伝えられるすべてを訴えたい。

講義の後は、商品調査チームごとに、
1時間のミーティング。
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初日、2日目の両日にわたって、
10チームに分かれて店頭調査を行った。
その視察店舗のPFグラフの作成。
ディスカッションしつつ、まとめ上げていく。
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今回は4~5人のチームに分かれて、
計10チームで10のカテゴリーを調べている。
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最終日には、
各チームの発表が行われる。
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PFグラフを作成したうえで
代表企業の商品戦略を分析してもらう。
だから、ミーティングにも熱が入る。
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私自身も、
各チームのプレゼンテーションを楽しみにしている。

昼前には専用バスで視察を開始。
もちろん、車中でもずっと講義。
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最初に向かったのは、
タウンスクエア・ラスベガス。
新しいコンセプトのショッピングセンター。
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オープンエアー型のライフスタイル・センター。
2007年に開発された。

中央部分には噴水や広場がある。
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広場では、木陰で親子がくつろぐ。
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核テナントは、
リージョナルセンターの百貨店ではない。
スーパーマーケットのホールフーズとコンテナストア、
それに家電専門店フライズ。
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ホールフーズでは、
皆、意欲的に視察。
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現地コーディネーターの浅野秀二先生も、
ANDIスコアについて、現場解説をしてくれた。
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地元の顧客に支持されている。
そして新たな取り組みも始めている。
この店には、ほんとうにイノベーションの積み重ねがある。
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最近のそのイノベーションのひとつが、
NON-GMOアイテムの表示。
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徹底している。
その徹底ぶりは、
これもWeekly商人舎に。

ホールフーズで昼食をとるメンバー。
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店舗中央に配されたイートインコーナーは、
明るめの木製のテーブルとベンチ。
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こちらは店舗入り口近くのイートインコーナー。
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私もセンター内を散策。
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専門店は人気のブランドショップが多数、
リーシングされている。
北の端にH&M。
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アバクロンビーのキッズ・ショップ。
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「収納」をコンセプトにするコンテナストア。
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レストランやコーヒーショップなどのフードサービスも充実。
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次に向かったのはターゲット。
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食品を持たないターゲット。
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ところが店頭に、この掲示。
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生鮮とグロサリーの取り扱いを始める。
つまりスーパーターゲットへのフォーマット転換。

ごらんのとおり、店内では改装が始まっていた。
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アメリカでは部分改装の場合、
営業したまま行うことが多い。
冷凍リーチインも、一部は使用され、
商品が販売される。
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入り口付近に設けられたクリアランスセール催事。
掘り出しものを探す面々。
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こちらは仮面をかぶった人。
誰だろう。
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レジに並ぶメンバー。
ターゲットのエコバックを大量に買った人も。
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とはいえ、連日の猛暑の中、
4日目ともなると、疲れ気味。
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午後の日差しはこたえる。
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ダラージェネラル・マーケット。
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ダラージェネラルの新しいフォーマット。
生鮮食品をラインロビングして、
スーパーマーケットに切り込んだ。

しかも、安い。

この店は、コンビニエンスセンターの中にある。
詳細は商人舎magazine』のWeeklySpecialにて。

それなりの品質と超低価格、
しかも今後、ドミナントを築いていく小型店。
ウォルマートにとっても、
アルディに続いて、
実に厄介な存在になる気配。
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チャレンジャブルなフォーマットが、
次々に登場してくる。

そして、クローガーのスミス。
ネイバーフッドセンターの核店舗。
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古い店舗だが、地域に密着した品ぞろえで、
お客はよく入っている。
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青果の値下げ販売のプロモーションが、
大々的に実施されていた。
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このショッピングセンターには、
ファミリーダラーが入っている。
バラエティストア第2位。
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アメリカのネイバーフッドショッピングセンターには、
核店舗が二つ。
スーパーマーケットとダラーストア。

ドラッグストアは入っていないことが多い。

なぜなら1980年代以降、
ほとんどのスーパーマーケットが、
フード&ドラッグになってしまったから。

スミスを後に、
CVSファーマーシーへ。
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ドラッグストア最大手のCVSケアマークが展開。
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主通路は奥壁面のファーマーシーへと顧客を導入する。
競合のウォルグリーンが欧州のブーツを買収したため、
現時点では1位の座を譲りわたしている。
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そしてリージョナルショッピングセンターへ。
核店舗の一つはかつての王者シアーズ。
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シアーズの店舗は、
1、2階のツーフロア構成。
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ゼネラルマーチャンダイズストア(GMS)最大手。
しかしウォルマート、ターゲットと、
メイシーなど百貨店に挟撃されて、
業態としての特徴を著しく喪失し、
年々売上げも利益も大幅に落ち込む。
いまや手の施しようがない。

どんなセンスなのか。
コーディネートもひどすぎる。
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白物家電売り場には、
店員しかいない状況。
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アメリカでは、GMSや百貨店は、
衰退業態となって久しい。

事実、百貨店は合併統合が進んで、
ほとんどがメイシーズに買収されてしまった。
ジュニアデパートのコールズ、
ローコスト・ローカル百貨店のディラード、
この三社にノードストローム、ニーマンマーカス、
サックスフィフスアベニューが絡んで、
寡占状態。

日本のチェーンストア業界でGMSと名づけられた業態は、
シアーズとJCペニーの「複占」。
どちらも驚くほどひどい店。
それに、復活の妙策はない。

昨日のアルバートソン、
一昨日のスーパーKマート、
そしてシアーズ。

20年前、30年前には、
絶好調だった企業群が、
見るも無残な姿をさらけ出す。

そして最後の視察は、
プレミアムアウトレットセンター。
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(撮影: 日穀製粉㈱石山直由氏)

ラスベガス中心部からわずか15分で行くことができる。
立地に恵まれ、大人気。
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買い物袋を引きるようにして買い物をする人、人。
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こちらは大盛況。

私たちも随分買い物した。

最後にアメリカのショッピングセンター。
いまや、「ショッピング」という言葉を除いて表記される。

さらに店舗は業態からフォーマットへと転換しているが、
同様にショッピングセンターにもフォーマットの変質が見られる。

モールは、
Regional Center
Super regional Center

そしてOPEN-AIR CENTERSは、
Neighborhood Center
Community Center
Convenience Center
Life style Center
Power Center
Theme/Festival Center
Outlet Center

今日はライフスタイルセンターに始まり、
コンビニエンスセンター、
ネイバーフッドセンター、
コミュニティセンター、
リージョナルセンター、
そしてアウトレットセンターで終わった。

昨日、一昨日は、
パワーセンターをずいぶん回ったし、
ギャラリアのスーパーリージョナルセンターを訪れた。

その違いを体験する日だった。
いい勉強ができた。

ショッピングセンターに関しては、
月刊『商人舎』で特集を組むことになるだろう。
帰国したらこのテーマも、
Weekly Specialで紹介整理しよう。

朝の理解度テストと講義、
それからショッピングセンターめぐり。

団員の奮闘を祝福賛美したい。

〈結城義晴〉

2013年05月17日(金曜日)

熱風ラスベガスでの研修会3日目、企業と店の立ち位置を確認する

ラスベガス3日目。
連日熱帯地方のような日差しと暑さ。
それでも乾燥しているので、
いくらか凌ぎやすさはあるが、
吹き付ける熱風に、
体力は消耗される。

この日も朝8時半から11時半まで、
熱の入った講義。
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商人舎USAベーシック研修会は、
毎日、午前中は講義、
そして午後は目いっぱい視察する。
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講義では、大事なことを伝えたい。
だから、講義が進むと次第に熱が入ってきて、
ジャケットを脱いで、手振り身振り。
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米国小売業の業態の歴史を整理し、
業態からフォーマットへの変化と、
ポジショニングの重要性を訴えた。

なぜポジショニング戦略が大事なのかを、
実際に自分の目で見て、わかってもらう。
それが視察の大きな目的。

かつて全米第2位のスーパーマーケットとして
その名を馳せたアルバートソン。
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店内に入るとご覧のとおり。
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お客がいない。
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青果売場も形は整っているが、
ひどく在庫が少なくて、
貧弱な陳列。
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それでいて、床だけはピカピカ。
これはつらい。
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参加者も、
かつてのエクセレントカンパニーの現状に、
言葉も出ない様子。

対照的に個性の際立ったスーパーマーケット。
トレーダー・ジョー。
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何よりも活気がある。
その上で、店づくり、サインなど、
トレーダー・ジョーにしかないポジショニングがある。20130518000826.jpg

売場もスタッフも元気いっぱい。
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とにかく楽しいお店。
買い物がしたくなる空間。

そしてもう一つ。
スプラウツ ファーマーズ マーケット。
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中央部に青果部門がデンと構えるスーパーマーケット。20130518000845.jpg

ウェットルックの床。
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濡れたように見える床。

地元農家の産品をできる限り多く品揃えする。
つまり「地産地消」。
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清潔で開放的な売場空間。
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参加メンバーもショッピングを楽しんだ。
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ウィンコ・フーズもスーパーマーケットのひとつ。
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入り口の「ザ・ウォール」。
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スーパーウェアハウスストア。
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ウォルマートよりも安さを強調し、
それでいてウェットルックの床。
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スーパーマーケットの業態は、
分化して、フォーマットの差異を表現する時代となった。

業態はどんどん変化を遂げている。
イノベーションが起こっている。

だから、自分の立ち位置を際立たせたものが輝いている。
お客の支持がそれを証明している。

もちろん王者ウォルマート。
その主力部隊のスーパーセンター。
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ウォルマートのポジショニングが、
アメリカ消費社会で群を抜いている。
だから他はそのウォルマートにできないポジションを築く。
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コストコはその典型だ。
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メンバーシップ・ホールセールクラブ。
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ウォルマート・スーパーセンターよりも、
決定的なくらい安い。

しかし大容量。

その安さによって、
大容量の弱点を免除してもらう。

その論理性の明確さが、
コストコのポジショニング。

ダイヤモンドは、
最高額2万8399ドル99セント。
約284万円也。
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ドン・ぺリニヨンは139ドル89セント。
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トイレットペーパーと、
ダイヤモンドを、
一つ屋根の下で売るフォーマット。

コストコはどこの店も、
大繁盛している。
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レジのうしろには天井から大きな垂れ幕。20130517235958.jpg
コストコ・ドット・コムの宣伝。

O2Oの時代がやって来ている。
on-line to off-line。

どの企業もどの店も、
ポジショニングを競っている。

自分の立ち位置を明確にし、
それを際だたせている。

同質化の中に埋没している企業から、
顧客は去って行く。

それは厳しい世界だ。

昼食はIn-N-Out Burger。
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厨房の中の店員は、
われわれ50名のオーダーにもまったく焦る気配を見せない。
淡々と作業をこなす。
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そしておいしいハンバーガーとポテトフライ。

ギャラリア・アット・サンセットでは自由視察。
スーパーリージョナルショッピングセンター。

百貨店のメーシーズがデンと構え、
コールズ、ディラードの百貨店勢が核店舗。
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GMSのJ.C.ペニー。
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さらにディックス。
スポーティンググッズの専門大店。
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最後にエントランス前で集合写真。
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みんなの目つきが変わってきた。
何かを掴み始めてくれているのを感じた。

今日も充実した1日だった。

〈結城義晴〉

2013年05月16日(木曜日)

ラスベガス2日目、食品スーパーマーケット視察とインタビューと調査

商人舎magazine。

その長所、利点、良さ。

第1に簡便性。
アメリカなどに来ていると、
いつでもスマートフォンで見ることができる。
もちろん日本でも同じ。

会議の時にスマホを見るのは、
これは礼儀に失するが、
それでも商人舎magazineの情報やデータを、
いつでも見ることができる。

第2に、記録性。
コンテンツは全部、データ化されている。

例えば、今、Monthly商人舎は、
『月刊商人舎』5月号がネットに掲載されているが、
そのページの右下には、
「月刊商人舎バックナンバー」のボタンがあって、
「2013年・5月」と出ている。
これを「4月」に変えると、
『月刊商人舎』4月号のページが出てくる。

1台のパソコンやスマホ、タブレットで、
これから先、ずっと『月刊商人舎』を見ることができる。

それはWeekly商人舎Daily商人舎も、
フォトギャラリーやデータも同じ。
膨大なデジタル情報が、
蓄積されている。

これをデータベースと呼ぶが、
その記録性はすごい。
ちなみに今日のDaily商人舎。
二つのニュース。
①Food Lion、バナー転換・店舗改装を断行
ベルギーのスーパーマーケット企業Delhaize。
2011年売上高192億ドル。その改革の話。

②第1四半期GDPも4月消費マインドも改善
内閣府の16日の発表。2012年度、実質国内総生産GDPの新事実。

第3はそのビジュアル性。
カラー写真、カラー図解、
その巨大さ、詳細さ。
紙の雑誌に比べると、
これは圧倒的な優位性。

第4は経済性。
何しろ1カ月換算で1人300円。
流通専門誌の「価格破壊」。

しかもまだまだ改善の余地が、
おおいにある。
商人舎一同、
日々、改革・改善に邁進中。

ご愛読のほど、
遠く、アメリカ・ネバダ州の空の下から、
お願いしておきたい。

お申し込みは、
こちら。
さて昨日は、ラスベガス2日目。
朝食のあと、ホテルの会議室へ。
第1回セミナー。
3時間に及ぶ。

そのうち2時間半は、
事前テキスト・メインテキストを使って、
結城義晴の講義。
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みんな朝から真剣な表情。
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セミナーの後、10チームに分かれて、
視察・調査テーマの打ち合わせ。
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ただ見るだけではいけない。
感じるだけでも足りない。

自分たちの頭で考え、判断する。
そのための科学的なデータを
収集しなければならない。

目指すのは、
私がいつも言っている「脱グライダー人間」。

しかもそれをチーム・マネジメントで、
体験する。

さて、バスに乗り込んで目的地へ。
今日は食品小売業の視察。

最初はホールフーズ マーケット。
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視察の後、ケンドラさん(右)とスティービーさんが
インタビューに応じてくれた。
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二人はこの店のマーケティング・チームに属する。
店ごとにマーケティング・チームを配置して、
地域コミュニティやカスタマーへの働きかけをする。
これがホールフーズの戦略。

ケンドラさんはチームリーダー。
広告宣伝や、地域イベント等の担当。
スティービーさんは料理学校出身のシェフで、
デモンストレーションを担当する。
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生きいきとした表情で、
インタビューに答えてくれ、
ホールフーズの教育や人事、
チーム・マネジメントの実際、
そしてモチベーションやプライドを、
語ってくれた。

二人を囲んで写真。
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ありがとうございました。

続いて、ボンズの「ニューライフスタイルストア」。
全米第2位のスーパーマーケット企業セーフウェイ傘下。
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スミス・フード&ドラッグ。
こちらはスーパーマーケット全米第1位クローガーのバナー。
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クローガーがどんどん充実し、
セーフウェイを引き離している。
このクローガーは、
ダンハンビーUSAの力を借りて、
CRMを展開。

それが店に如実に表れてきた。

そして、トレーダージョー。
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もちろん最高のレベル。
ここでは店内を視察後、
マネージャーのステッフェンさんへインタビュー。
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通訳は野秀二先生。
(株)JAC代表取締役社長。
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売上高や人員体制など、
やり取りの中からくっきりと浮かび上がった。

それは『月刊商人舎』6月号の特集へ。

ステッフェンさんも、
実に率直に答えてくれた。
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そのステッフェンさんと笑顔で握手。

全員で写真。
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ありがとうございました。

今度は、ウォルマートのネイバーフッド マーケットへ。
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ウォルマートのスーパーマーケットのバナー。

どんどん良くなっているし、
2015年には500店体制を築くと意気軒高。

最後は、フレッシュ&イージーを視察。
先日、イギリスのテスコは撤退を決めた。
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この姿をもう見られないのかと思うと、
ちょっと寂しい気もする。
詳細はDaily商人舎に掲載されている。

しかし本当に不思議なもので、
撤退が表明されると、
店は活気づいてきて繁盛する。

私は、199店段階での撤退、
実にもったいないと思う。

300店まで我慢したら、
きっと収益が上がったに違いない。

経営には、ガマンも必要だと思う

この間、団員は、
視察店の商品戦略を全員で調査した。
10チームに分かれて、
青果、ミート、デアリー、グロサリーなど、
10カテゴリーを調査する。

カテゴリー別にPFグラフを作成し、
各社の商品価格戦略をそれぞれ、探っていく。
Pはプライス、Fはフェイシング数。
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こちらはHBCチーム。
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私も巡回し、
アドバイスする。
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デアリーのグループは1ガロン牛乳を調査。
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飲料カテゴリーはコーラか。
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こちらも真剣な顔。
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数店舗をまわると、皆、すぐに慣れてくるし、
チームワークもよくなる。
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もちろん、店舗視察も真剣そのもの。
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ウォルマート・ネイバーフッドでもカウント。
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テスコの小型店フレッシュ&イージーでも調べる。
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今日も充実した視察だった。
ありがとう。
感謝します。

夜は各自、自由行動。

私はリムジンに乗って、
ローストビーフの名店ロウリーズへ。
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といっても、ご覧のとおり9人乗車で、
ぎゅうぎゅう詰めだったが。
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レストランに到着して、記念写真。
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ロウリーズに着いたら、
まずはBARで一杯。
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それから、
この日曜日に結婚式を挙げる岡本あゆ子さんへの、
メッセージのビデオレター撮影。
Take5まで。

そして、出ました。
おいしいワインと、
パフォーマンスのついたサラダと、
絶品のローストビーフ。
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プライムリブのローストビーフ、
ロウリーズカットをレアーで。

つまり最上級のプライム・グレード、
その部位はリブ、
調理法はローストビーフ、
容量はロウリーズカットの6オンス、170グラム、
それを血も滴るレアーで。

堪能した。
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皆さんも、アメリカにきたら一度はためしてください。
日本にも東京・溜池にロウリーズ東京がある。

ラスベガス・ストリップ大通りを歩く。
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べラージオの噴水ショー。
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そして私たちのホテル。
フラミンゴ。
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今日もながい長い一日、
疲れ切ったけれど、
充実していた。

朝に希望、昼に努力、夕に感謝。

(つづきます)

〈結城義晴〉

2013年05月15日(水曜日)

アンジーと橋下「口は関なり舌は兵なり」とラスベガス到着直後猛学習

アンジェリーナ・ジョリーが、
両乳房の切除手術を受けていたことを告白した。
もちろん2カ月後には、乳房の再建手術を受けている。

5月14日のニューヨーク・タイムズへの寄稿文が、
こちらでも話題になっている。

アンジェリーナ・ジョリーは愛称アンジー。
映画『トゥームレイダー』1と2の主演女優、
『Mr.&Mrs. スミス』は大ヒットしたし、
クリント・イーストウッド監督の『チェンジリング』も、
実によかった。

私生活では、
あのブラッド・ピットのパートナー。
いわゆるガールフレンド。

母親は癌で、56歳の時に早世。
アンジーにも乳癌のリスクを高める遺伝子の変異が見つかった。
そこで予防措置として両乳房を切除。
「乳癌になる可能性が5%未満まで低下した」

女性としてもつらい決断だったろうし、
女優であるだけに、なおさら勇気ある告白だ。
「私の経験が他の女性に役立てばと思った」と発言。

発言と言えば、橋下徹大阪市長。
従軍慰安婦問題と沖縄基地の「風俗業活用」発言。
日経新聞『春秋』と毎日新聞『余禄』が取り上げた。

『春秋』はフーテンの寅さんの、
「それを言っちゃあ、おしまいよ」

「世の中にはいろいろと理屈をまぶしてみたって、
口に出したら収拾のつかなくなる言説がある」

「だいたい、こんなことを言ってのける神経には
女性への意識が抜け落ちている」

「この人のほとばしる言葉はときに的を射ている。
けれどこんな具合では橋下さん、
ブームもおしまいよ」

私はこの『春秋』の茶化し方も、
嫌いではある。

ここは、品のある文言で迫らねば駄目だ。

『余禄』は、「説苑(ぜいえん)」から引いた。
説苑は中国の前漢の故事・伝説集。
「口は関なり、舌は兵なり、
言を出して当たらざれば
反って自ら傷なう」。

「口は関所で舌はそこに詰める兵である。
いったん関を出た言葉が適切でなければ自らを損なう」

沖縄の米海兵隊の司令官とのやりとり。
「兵士の性的エネルギー発散に
もっと風俗業を活用してほしい」

「相手は困惑しつつ『(買春は)禁じている』と語った」

「聞いただけでも
顔から火が出る問答だ」

アンジェリーナ・ジョリーの人間の品格。
橋下徹の人間の品性。

私も日本人として、
顔から火が出る思いだ。

さて昨日から今日にかけて、
太平洋を渡ってきた。

成田空港を出発。
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今回はユナイテッド航空。

九十九里浜に別れを告げる。
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すぐに日暮れがやって来る。
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食事をして、一眠りして、
映画など見ていると、
太平洋に千切れ雲。
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サンフランシスコ半島が見えてくる。
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サンフランシスコ国際空港で、
浅野秀二先生と合流。
すぐに乗り換えて、
再び、飛び立つ。
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ロッキー山脈の白い尾根。
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そして岩肌露出。
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ラスベガス渓谷が現れる。
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砂漠の中の大都市ラスベガス。
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現在は、ギャンブルとゲーミング、
さらにエンターテインメントとコンベンションの、
融合の街。

スロットマシンがお出迎え。
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長旅にちょいと疲れが溜まったか。
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空港から大型バスに乗り込み、
すぐさま、ラスベガスのアローヨ地区に向かう。

バスの車内で結城義晴の講義の始り。
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376ページのテキストを片手にマイクを握る。

アローヨ地区はオープンエアー型のショッピングセンター。
ディスカウント業態が集積した「パワーセンター」。

ここにはウォルマートスーパーセンターを筆頭に、
各業態最強の企業が出店している。

到着し、バスを降りると早速視察を開始。
まずそのウォルマートスーパーセンター。
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ウォルマートの入り口を入るやいなや、
見知った顔に遭遇。

そう、富山睦浩さん(左)と、
富山浩樹さん。
サッポロドラッグストアーの社長と取締役営業本部長。
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社員とお取引先総勢50名で、
ラスベガス視察二日目。

よく勉強する会社だ。

実は、私も合流して、ちょっとだけ、
サツドラグループでの講義を依頼されていたが、
時間が合わなかった。

でも、ウォルマートで会えるなんて、
良かった。

生鮮売り場の鮮度がどんどん良くなっている。
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ジュースの棚もご覧のとおり、
商品の動きがすこぶる良い。
20130515160557.JPG

ペプシのエンド陳列。
1ケース6ドル48セント。
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アシスタント・マネージャーのイェールさんにインタビュー。
20130515160621.JPG
意外なことにウォルマートの競合相手として、
グレーザーズの名前を挙げた。
ラスベガスのインディペンデント・スーパーマーケット。

そのほかにも、クローガー系スミス、
セーフウェイ系ボンズ、そしてアルバートソンまで。

つまりウォルマートはスーパーマーケットを、
ずいぶん意識しているということ。

そのほかにも専門的な質問が、
団員から次々に浴びせられた。

それにひとつ一つ、丁寧に答えてくれた。
イェールさんと記念のツーショット。
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ありがとうございました。

駐車場でも講義。
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先日、欧州撤退を決めたベスト・バイ。
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その隣はオフィス・マックス。
全米第3位のオフィスサプライチェーン。
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2月に業界第2位のオフィス・デポとの統合が発表された。
首位のステープルズを追撃する。

ベビーザらス。
子ども用品全般のトイザらスから、
ベビーに特化したフォーマットへ主力を移している。
子供用品全般ではウォルマート&ターゲットに、
勝てなくなってきた。
20130515160849.JPG

続いてオフプライスストアのマーシャルズ。
TJXのなかのバナーのひとつ。
ブランド品の掘り出し物が格安で買える。
20130515160923.JPG

さらにその隣は
ベッドバス&ビヨンド。
20130515160953.JPG
ホームファッションストアも、
リネン&シングスが倒産して、
一人我が道をゆく。

敵はウォルマート&ターゲット。

マイケルズ。
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アート&クラフト。
手芸用品まであって、
一見、日本のユザワヤのようなフォーマット。

しかしこの分野にも、
ウォルマートは触手を伸ばしている。

そして、マーシャルズと同じオフプライスストアのロス。
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最近のロスは、TJXよりも強い感じがする。
つまり集荷の力が高まってきたということ。

当初、見学予定にはなかったが、
急きょグレーザーズを見学することに。
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ウォルマートのイェールさんが競合として名前を挙げたから。

地元で熱烈な支持を受け、
ラスベガスのベスト・グロサリーストアに、
2010年、2011年、そして、
1年おいて2013年に選ばれた。
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店内に入ると、Weekly Specialが各コーナーにある。
ウォルマートスーパーセンターを意識した価格設定。20130515161304.JPG

1ポンド5ドル98セントの牛肉。
1ポンドは454グラムだから、
100グラムにすると、132円也。
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牛乳は1ガロン2ドル98セント。
つまり、3.785リットルで約300円。
これも1リットル79円也。
20130515161353.JPG

このショッピングセンター内には、
ドラッグストアのウォルグリーンがある。
日本のドラッグストアが、
よりコンビニに近づいた便利なお店。
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アメリカはウォルマートを中心に回るメリーゴーランド。
だから私は真っ先にウォルマートを見る。
視察し、考察するための基準をつくるためだ。

クローガーやセーフウェイもいい。
もちろんホールフーズやトレーダー・ジョーも素晴らしい。
しかしそられはウォルマートという大きな基準があるからこそ、
市場でのポジショニングをつくり、
自らの良さを際立たせることができるのだ。

ウォルマートを真似る企業は少ない。
しかしポジショニングを学ぶ企業は、
ウォルマートを学ばねばならない。

コモディティグッズがあるから、
ノンコモディティグッズや、
ライフスタイル商品があることと一緒。

それらをすべて吸収して、自分で考える。
原理原則と基礎基本を学び、
日本に帰って、自分で仕事を改革する。

それが商人舎の考え方。

今日の視察を終え、
懇親会場のイタリアン・レストランに向かう。
Sergio’s Italian Gardens。
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事務局からお願いした団長は、
㈱ロピア取締役の福島道夫さん
20130515165504.JPG
組織があれば、いつでもどこでも、
常にリーダーは必須の存在となる。

その福島さんの発声で。
20130515161444.JPG

乾杯!!
20130515161457.JPG

会場では参加者同士の名刺交換が始まる。
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私の前にも名刺交換の列ができた。
20130515161519.JPG

参加者から今回の視察の抱負を、
一人ずつ語ってもらった。
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現地コーディネーターの浅野秀二先生。
㈱JAC代表取締役社長。
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「商売が心理学であるならば、
一番大事な『働く人』の心理をこそ、
知らなければいけない」
これ大事な話。

最後は結城義晴からメッセージ。
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誤解無きよう、強調しました。
「ラスベガスは最も学べるところです」

ながい長い一日。
皆さん、お疲れ様。

しかしこれからです、本番は。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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