結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年05月14日(火曜日)

「両利き経営」の新製品比率基準と15%ルール/ラスベガスに出発

日経新聞の連載『一目均衡』。
「両利きの経営」を、
編集委員の西條都夫さんが書く。
英語で、Ambidexterity。
ニューヨーク州立大学助教授の入山章栄さんの解説。

知的活動には両極がある。
自分の専門領域を究める「知の深化」
自らの知の範囲を横に広げ、
多様性を高める「知の探索」

成功企業は成功体験を持つがゆえに
「深化」に集中しがちだが、
それだけでは行き詰まる。

「シンカ」をどんな言葉に置き換えようと、
専門を掘り下げることに他ならない。

それと対極にあるのが、
横展開する「知の探索」。

「両利き」の人は右手も左手も器用に使う。

同じように「深化と探索をバランスよくこなす」ことが、
イノベーションを生み、企業を成長させるカギ。
それが入山助教授の説。

記事には米国優良企業として
ミネソタ州に本社を置くスリーエム(3M)が紹介される。

売上高は日本円で約3兆円、
営業利益率20%を超える。

手掛ける商品の幅が広すぎて、
既存の業種分類には当てはまらない。

3Mの経営は一見、脈絡はないし、
雑多なビジネスの「寄せ集め」の観がある。

しかし、1本軸が通っている。
「イノベーションの促進」である。

3Mが重視するのは、全売上高のうち、
「発売から5年以内の新製品が占める比率」。

足元の実績は33%だが、
近く40%に高めるのが全社の目標だ。

小売業でいえば、
「店齢」だろうか。

「5年以内の新店や大型改装店が全体の4割」
こんな尺度。

100店あれば、
40店が5年以内。

とすれば、
1年に8店ずつ、
新店や改装店を準備し、
それを実行する。

50店ならばこれが1年に4店舗になるし、
150店ならば、12店になる。

いい目安だ。

全店の平均店舗年齢が、
小学校低学年、高学年だとか、
中学校、高校などと表現するが、
この3Mの考え方は、
現実的だ。

幼稚園・保育園生が3分の1、あるいは4割、
小学校も、中学・高校生も、時には成人もいる。

4割の幼稚園生・保育園生が、
全体のイノベーションを誘引し、
イノベーティブな体質をつくる。

これはいい目安だと思う。

3Mの「新製品5年以内比率」は、
イノベーションの生産性を落とさない効果をもつ。

そのカギを握るものは、
組織に根づいた一種の「緩さ」。

例えば同社の「15%ルール」

「エンジニアは勤務時間の15%を
自分の好きな研究に使ってよい」

だから開発テーマが、
性急に絞り込まれることもない。

個人に委ねられている。
外山滋比古さん言うところの、
「脱グライダー化」が図られている。

重視する技術領域は一応、決まっている。
「接着」「フィルム」など46の分野。
それが今後も、さらに増えていく。

「異質な技術の掛け合わせから、
思わぬ発見、発明が生まれる」

これはチェーンストアにたとえれば、
商品部バイヤーの「商品開発15%ルール」となろうか。

アメリカのトレーダー・ジョーは、
プライベートブランドの比率がもう、
9割に届くが、そこには、
マーチャンダイザーの「自由度」がある。

例えば、15%の時間は、
自分の好きな商品を探してよろしい。

結語として、記者は書く。
「ゴリゴリした『集中と選択』ではなく、
緩やかな『多様性』こそ
イノベーションを産む母体である」

新聞記者の書きそうなことだ。

それはそれで当たっているかもしれないが、
この話の本質は、
「集中と選択」、
および「緩やかな多様性」の、
Ambidexterityである。
「両利き」である。

「15%ルール」を持つ企業であるからには、
「5年以内の新製品比率」には厳密なはずだ。

それが「両利き経営」の本質であると思う。
もちろん一人ひとりの個性や独自性を活かしつつ。

さて今日から、
商人舎USA研修会ベーシックコース。
ラスベガス1カ所に滞在し、
アメリカ小売業の主だった企業、業態・フォーマットを、
くまなく視察し、原理原則、基礎基本を体得する好評企画。
今年で3回目となる。

横浜ワイキャットを12時15分に出発。
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車中でブログを執筆。

今日は、夏のような暑さ、
京都では30度を超すらしいが、
横浜でも朝から、
ぐんぐん気温が上がり、
うだるような暑さ。

横浜ベイエリアもかすんで見える。
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今回は、事務局を入れて、
総勢50名。

3日目の朝、
「理解度テスト」を実施する。
それにもかかわらず、
参集してくれた。

勉強熱心な企業ばかりだと期待している。

テスト結果は、
本人の理解度を、
本人に知ってもらうことが第一の目的。

そしてそれが、
一人ひとりの理解度を、
飛躍的に高めることになる。

知識商人が養成される。

私の願い、私の目的。

何をするか、
何をしたかではなく、
何のためにするか、
何のためにしたか。

それがこのbasicコースで、
示されることになる。

全員が定刻前に集合し、
事前ミーティング。
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事務局からのガイダンス。
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その後、1人1人名前を紹介し、
顔合わせ。
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そして30分ほど、私の講義。
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テキストは376ページ。
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皆、熱心に聞いてくれた。
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ミーティングを終わらせて、
最初の記念写真。
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では、行ってきます。

3Mに負けないイノベーションを起こしに。

〈結城義晴〉

2013年05月13日(月曜日)

ローカルフードの総まくりとポジショニング戦略の不変

Everybody! Good Monday!
[2013vol19]

2013年も第19週。
5月の第3週。

ゴールデンウィークが終り、
母の日が過ぎ、
梅雨入りまでの1カ月ほどが、
私の大好きな、いい季節。

いい季節年がら年中いい季節

いい季節を連呼しながら、
この5月のいい季節の実感が、
いまいち薄い。

なんでだろ~♪
と考えると、
毎年この季節には、
アメリカに滞在している。

テキサス州も、ネバダ州、
カリフォルニア州も、
季節感が薄い。

それがアメリカの特徴。

だから私は、「いい季節」の日本になじみが薄く、
だから私は、「いい季節」の感覚に飢えていて、
だから私は、「いい季節」を繰り返しているんだろう。

春といふ寒暖の中身を委ね
〈朝日俳壇 東京都・瀧澤博〉

私は明日からネバダ州ラスベガス。
第13回目の商人舎USA研修会。
basicコースが、満を持して開催される。
春は春とて、いい季節。
しかし立夏を過ぎ、
暦の上ではもう夏。

先日、秋葉賢也衆議院議員に会ったら、
「政治家も役人もクールビズで失礼します」
そう、クールビズの季節に入った。

夏は夏とて、いい季節。

木に木陰人に人影夏来たる
〈日経俳壇 国分寺・越前春生〉

それでも人間は生きていける。
水・空気・衣類・食べ物・家・スマホ
これさえ有れば明日も生きれる

〈日経歌壇 横浜・山本章〉

スマホが入っているのが、
なんとも軽いが、それも世相。

私もいま、スマホのお世話になっている。
アメリカに行くと余計に頼りになる。

そしてスマホと言えば、
商人舎magazine
紙の『月刊商人舎』はお手元に届いたようで、
反応をいただく。

心から感謝。

特集『ニッポンCRM元年!!』
㈱ヤオコーまでID-POSデータ活用の試みを始めた。
「ポイントは百害あって一利なし」と、
言い切っていたヤオコーまで。

そこでカスタマー・リレーションを研究したのが、
この創刊号の特集。

皆さんも、考えてください。
マス・マーケティングから、
ワン・トゥ・ワン・マーケティングへ。

時代は変わっていく。
それはスマホを使うことと似ている。

便利になって行く。
そう考えればいい。

Monthly商人舎には、
當仲寛哲さんの連載。
『リテイル・インフォメーション・システム論』

Weekly商人舎は、
「月曜朝一 今週の販促企画はこれだ」

そしてWeeklySpecialは、
「BRTに乗って南三陸さんさん商店街へ」
東日本大震災後の仮設商店街レポート。

商人舎magazineへのアクセスも、
徐々に増えてきて、手ごたえ十分。

お申し込みは、
こちら

商人舎magazineもそうだが、
第3回ミドルマネジメント研修会も、
参加者募集中

よろしく。

三陸の人々も必死です。

懸命に働らいてこそ真実が
見えて来る事あるのであろう

〈日経歌壇 茅ケ崎・中野博司〉

震災被災地の商人と、
心持を一緒にして、
懸命に働きたい。

さて日経新聞巻頭言『春秋』。
「旅の神髄はスーパーにあり。
などと言えば怪訝な顔をされそうだが、
出張でも観光でも、どこかに出かけたときは
地場のスーパーをのぞいてみると面白い」

その通り。

「土産物店には置いてない、
普段づかいの食品が
そこここに控えているはずだ」

そして、こう褒める。
「ローカルフードの総まくりである」

立教大学大学院・結城ゼミの卒業旅行。
沖縄に行って、サンエーを訪れた。
帰りに全員が「ローカルフード」を買いまくって、
ダンボール詰めで自宅に送っていた。
サンエーのサービスカウンターで、
実に丁寧に対応していただいた。

ここでコラムは、
民俗学者の宮本常一の、
膨大な記録写真の話を出す。

「その大半はよろず屋の店先や
日用品の看板や行商の様子や、
つまり『日常』である」

現代の地場スーパーマーケットの棚に、
それが満載されている。

「たとえばあちこちでよく出くわすのは、
土地ごとの麩(ふ)のかずかずである」

「このひどく地味な食品をあまたのメーカーがつくり、
さまざまに調理して食べ続ける日本人がいる。
戦前も戦後も、高度成長期もバブル期も
揺るがなかった暮らしのしぶとさを知るわけだ」

「世の有為転変に踊らないものが、
たしかにそこにあるのだ」

私が提唱しているのが、
「小売業のポジショニング戦略」。

このポジショニング戦略は、
アル・ライズとジャック・トラウトによって、
はじめて広告業界でオーソライズされた。
フィリップ・コトラーは、この言葉を、
「マーケティング界の革命」と、
褒め称えた。

その決め手の一つが、
「変化に慎重になること」
私はこの逆説的な考え方が好きだ。

「世の中の変化が激しくなるほど、
変わらないものの価値は上がる」

変わるものと変わらないもの。

日本の四季は移り変わるし、
アメリカのネバダ州の季節は変わらない。

どちらも、意味があり、
どちらも、私は好きだ。

明日からそのラスベガス。
今日はこれから立教で、
F&Bマーケティング講義。

では、みなさん、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2013年05月12日(日曜日)

ジジと8回目の母の日[日曜版2013vol19]

ハコはボクのおうち。
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ベッドでもあります。

ジジです。
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お花がきれい。
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いい季節です。
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5月です。
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ユウキヨシハルのおとうさん、
シラハタにいきました。
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ずっとまえに、
PTA会長をしていた。
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いまも、おシゴト。
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こどもたちは、
お絵かき。
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のぞいてる。
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運動会の練習。
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ゲンキそうです。
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ボクも、
元気です。
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スローガン。
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クジラ。
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きょうは、なんの日?
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母の日です。
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Mother’s Day。
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ボクは、むねが、
キュンとなります。
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自由が丘の花屋さん。
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母の日は、
カーネーション。
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ほかの花も、きれいですね。
はなやかです。
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みずいろのアジサイ。
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この花屋さんをみていると・・・・。
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ボクも、おもいだします。
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かあさんのこと。
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なまえは、ミント。
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ボクはうまれてすぐに、
かあさんとはなれて、
ユウキヨシハルさんのところに、
もらわれてきました。

いまのおとうさんも、
やさしいけれど、
でも、かあさん、
げんきですか?
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ボクは、げんきです。
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かあさん、ありがとう。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2013年05月11日(土曜日)

日産ゴーン「日本は世界の中心に戻ってきた」とコミュニケーション

日産自動車のカルロス・ゴーン社長。
「円高の是正は称賛に値する。
アベノミクスは正しい方向だ」

そして言い切った。
「日本は世界の中心に戻ってきた」

これはうれしい。

日経新聞『私の履歴書』。
今月はプロゴルファーの岡本綾子。

ストレートな語り口が、
実にいい。

米国女子プロトーナメントで、
1987年に賞金女王になった岡本の、
その理由がわかる。

今週火曜日の連載第7回。
女子ソフトボール実業団の大和紡績に入って、
エースピッチャーとして日本一になった岡本。

「ソフトボール部には
『禁酒・禁煙・禁男』の規則があったが、
私は全部破っていた」

この後、ゴルフに転向するが、
常に自分の道を突き進む。

迷いはするし、
行き当たりばったりだが、
自分を見失わない。

岡本らしさを喪失しない。

それが、実にいい。
さて昨日は学習院ビジネススクールで講義。

今日は、本拠地立教で、結城ゼミ。
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雨の東京・横浜。
池袋の立教キャンパスも雨にぬれるが、
それが若葉をもりもりと引き立たせる。
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立教大学の象徴・蔦の絡まる本館。
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蔦と芝。
そして雨。
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こちらも立教の象徴・第一食堂。
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レンガと蔦と雨。
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右手には私の研究室があるマキムホール。
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キャンパスを歩く学生も、
傘をさして急ぎ足。
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菫の花が雨に優しく打たれる。
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雨の日
(鈴木順子作詞 未曽司作曲)

雨の日は
お部屋にひとり
鶴折りながら
ないてます

雨の日は
赤い傘
くるくるさせて
歩きます

ああ、
雨の日は
小さな草が
可哀そう
血を流す

雨の日は
お部屋にひとり
鶴折りながら
ないてます

鈴木順子は天才詩人。
未曽司は結城義晴のペンネーム。

立教キャンパスは、
優しい。
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新緑がどんどん、
深まっていくのが、
日々、わかる。

冬の間、
刈り取られた銀杏の枝に、
葉が茂り始めた。
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その生命力に感動する。
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結城ゼミは、
ゼミ生それぞれの、
この1週間の研究の進捗状況を報告し合う。
意見を言い、場合によっては、
ディスカッションずる。

私は「カスタマー・リレーションシップ・マネジメント」を解説。
ちょうど月刊『商人舎』創刊号の特集。
「ニッポンCRM元年!!」
一人ひとりの研究や仕事は、
最先端の理論やテーマと深く関連している。

それから私の講義は、
ピーター・ドラッカー。
「目標管理とコミュニケーション」
コミュニケーションは期待である。
コミュニケーションは要求である。
コミュニケーションは情報ではない。

今週も忙しかった。
月刊『商人舎』と『商人舎magazine』の創刊。
仙台でヤマザワ共栄会講演、
東京・目白で学習院マネジメントスクールの講義、
立教ではF&Bマーケティングと結城ゼミ。

来週は火曜日からアメリカ・ラスベガス。
第13回商人舎USA研修会Basicコース。

しかし、
本当のコミュニケーションがあれば、
疲れは吹っ飛ぶ。

ありがたいことだ。

みなさんも、よい週末を。

〈結城義晴〉

 

2013年05月10日(金曜日)

月刊『商人舎』創刊号発刊! 特集「ニッポンCRM元年!!」ありがとう

月刊『商人舎』5月号が出来上がりました。
毎月10日発行。
4月準備号に続く第2弾。
年間購読の申し込みは5月号からの受け付けなので、
グランド創刊号。

それぞれが雑誌を手に持って、喜びの写真。
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右は、七海真理さん。
今月号から専属デザイナーとして、
存分に活躍してくれた。

そして、鈴木綾子エディター・スタッフ、
亀谷しづえゼネラル・マネジャー、
私の隣は、渋木克久チーフ・エディター。

真新しい雑誌を手にするとワクワクしてくる。

ピーター・ドラッカー先生の言葉を借りれば、
「ドキドキ、ワクワクする仕事」をしている。
そんな充実感。

オフィスにはもう一人。
商人舎エグゼクティブ・プロデューサーの松井康彦さん。
アドパイン代表。
『月刊商人舎』のマーケティング・広告営業を仕切る。
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一方で、午前10時には、
『商人舎magazine』
Monthly商人舎をページアップ。

『月刊商人舎』の拡充版。
5月号の記事をさらに充実させて再掲し、
magazineだけの連載を一挙にアップ。

連載陣はトップコンサルタントから
気鋭の実務家まで多彩。

まず、特集「ニッポンCRM元年」には、
ウェブ版で2本の記事を追加。
西脇紀男の「独創 CRM実践論」
河野正幸の「顧客軸視点と商品軸視点を融合させよう」

この後、さらに3本の特集追加原稿が、
順次、アップされる。

連載は次の11本。
関智美の新連載「小売りの暮らしカレンダー」
山本真砂美の「商売くらし歳時記」
常盤勝美の「王道のウェザーMD理論」
鈴木國朗の「売り方・販促に正しく檄を飛ばす!」
西川隆の「“本物の”店舗デザイン」
白部和孝の「人時生産性と正面から向き合え!」
嶋内仁の「〈ポスト・モダン〉チェーンストア組織論」
浅香健一の「スーパーマーケットのM&A対策」
設楽清美の「多様化・増加する労務トラブル解決法」
田中実の「ホスピタリティ実践講座」
朝川康誠の「サービスビジネス考現学」

今月号は長編ばかり。
皆さんに、健筆を奮っていただいた。
ぜひ、読んでほしい内容ばかり。

さらにWeekly商人舎には、「目玉講義」。
土井弘さんの「日記調査と生活導線マーケティング」。
実に役に立って、面白い。

みなさんは「got milk?」キャンペーン、
知っていますか。

アメリカの広告大賞をとったキャンペーン。
牛乳を売ろうとしたら、
牛乳を売り込んではいけない!
その秘密が書かれている。

さて、『月刊商人舎』年間購読者には、
アクセス権を5つ差し上げる。
パソコンからでもスマホからでもタブレットからでも、
いつでもどこからでもアクセスできる。
それが『商人舎magazine』のコンセプト。
ぜひ、ご贔屓を。

グランド創刊成って、
絶賛発売中。

ただし『月刊商人舎』+『商人舎magazine』、
産地直結の年極方式です。

よろしく。
そんなあわただしかった今日、
午前中に来客あり。

パナソニックES産機システム㈱の皆さん。
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2時間ほど、情報交換とアドバイス。

昼食は全員で、
商人舎の向かいにある鰻の老舗・野田岩。
鰻が焼きあがるのを待ちながら、
ここでもサジェスチョン。
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そして鰻重。
元気が出てきた。
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左からEMS営業推進チーム担当課長・白川康裕さん、
営業戦略チーム主事・馬場麻紀さん、
経営企画グループ事業戦略チームリーダー・秋本直行さん、
マーケティングプロモーショングループ主事・湯村真之さん。

私の横は、長い付き合いの阿久澤光明さん。
パナソニック㈱都市環境商品営業企画部参事。
奥には松井康彦さん。

鰻の元気を維持しながら、
夕方には目白へ。
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学習院マネジメント・スクールの講義。
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ディマンド&サプライチェーンマネジメント基礎コース。

スクール開講挨拶は、
名誉教授の湯沢威先生。
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私は毎年、
このスクールの最初の講義「流通概論」を担当する。
今年は、29名が参加。
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18時45分くらいから2時間半、
21時15分まで。

この講義では、
パラダイムの転換に関して、
丁寧に時間を割く。

「流通概論」を展開するにあたって、
静的な構造論だけでは、
正しくそれを把握することにならないからだ。

流通業のダイナミズムを描かねば、
「概論」にはならないと考える。

その後、業種・業態・フォーマット、
コモディティとノンコモディティ、
そしてポジショニング戦略まで、
重要なテーマを一気に語った。
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この講義は、私にとって、
意義あるものだ。
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それは故田島義博先生の創設されたスクールであり、
上田隆穂先生が校長を務められるコースだからでもある。

私は田島先生のご遺志を、
少しでも継いでいる気になって、
力が入り、時間を延長する。

あぁ、疲れた。
講義の後はポットラックで懇親。
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ここでも質問に応えて、
身振り手振りで講義。
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ご清聴を心から感謝したい。

最後に、全員で写真。
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最近、この写真も恒例になったが、
私の課したレポート、お忘れなく。

今日も充実した日だった。

今月の商人舎標語。
「商売は科学だ」

学習院大学に来ても、
もちろん立教に居ても、
さらに商人舎オフィスでも、
サイエンスを志さねばいけない。

それを強く感じた一日だった。

みなさん、充実した週末を。

〈結城義晴〉

2013年05月09日(木曜日)

東北新幹線の旅フォトレポートとコンビニのタバコ依存症(?)

今は山中 今は浜
今は鉄橋渡るぞと
思う間も無く トンネルの
闇を通って広野原


遠くに見える村の屋根
近くに見える町の軒
森や林や田や畑
後へ後へと飛んで行く


廻り灯籠の画の様に
変わる景色のおもしろさ
見とれてそれと知らぬ間に
早くも過ぎる幾十里

文部省唱歌『汽車』。
作詞者は不明、乙骨三郎という説もあり、
作曲者は大和田愛羅。

今日は、仙台から横浜まで、
列車の旅を楽しんだ。

仙台発やまびこ。
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「笑顔咲くたび
伊達な旅」

うまい。

発車するとすぐに、
蔵王が見える。
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『河北新報』。
日本を代表する堂々たる地方紙。
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一面には欠かさず、
「東日本大震災関連記事」。
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そして「死者数」。
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心からご冥福を祈りつつ、合掌。

蔵王の姿が大きく、
くっきりとしてくる。
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頂きに雪を被った蔵王は、
とくにいい。
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そして列車の旅につきものの、
駅弁。
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牛タン弁当にしようかといつも迷うが、
今日はこれ。

温かいおーいお茶も必須。

はらこ飯。
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鮭といくら、宮城米のひとめぼれ。

美味かった。

新緑の山々の陰に、
蔵王が少し小さくなった。
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そして福島到着。
駅前のイトーヨーカ堂。
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鳩のマークが懐かしい。

ここで10分間停車。
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なんでだろう~♪
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停まっているやまびこに、
山形新幹線のつばさが近づいてくる。
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山形新幹線は、
奥羽本線の在来線のレールを使っている。
20130509190025.jpg
だから車両と台車が、
別々のパーツとなっていて、
在来線の台車を、
新幹線の標準軌に自動交換して、
同一線路を走っている。

いよいよ連結。
20130509190049.jpg

合体。
20130509190109.jpg

いざ出発。
20130509190128.jpg

福島の市内幹線道路。
20130509190146.jpg
コジマが見える。

郡山に到着し、すぐに出発。
駅裏のイオンタウンが出てくる。
20130509190416.jpg
このショッピングセンターのオープンは、
たいへんだった。

ヨークベニマルの金城湯池のど真ん中に、
イオンのショッピングセンター登場。

オープン直後のある日、
故大高善二郎さんと遭遇して、
レストランでディスカッションした。
ヨークベニマル前社長。

懐かしい。

そのヨークベニマル。
20130509190435.jpg
同社はすぐに態勢をつくって、
イオンタウン包囲網を強化した。

私は景色ばかりみているわけではない。
レジュメをつくったり原稿を書いたり、
ちょっと本を読んだりと、
せわしない。

宇都宮に着くと、
左手に見えるのは、
たいらやの本部。
20130509190507.jpg
村上篤三郎社長はいるんだろうか。

ここまで来ると、仕事に邁進。
その間に大宮を通過。

いつの間にか荒川。
20130509190525.jpg

そして上野の地下駅を過ぎて、
東京駅。
20130509190538.jpg

ステーションホテルのドームと丸ビル・新丸ビルの姿。
20130509190557.jpg

それから東海道線に乗り換えて、
横浜へ。
20130509190618.jpg
やっと帰ってきました。

地元はやはり、
落ち着きます。

しかしヤマザワの皆さん、
仙台の皆さん、
東北の皆さん。

ありがとうございました。
廻り灯籠の画の様に
変わる景色のおもしろさ
見とれてそれと知らぬ間に
早くも過ぎる幾十里♪

さて、政府が消費増税の時の割引セールを、
実質的に容認するがごとき発言。

このニュースに関しては、
明日のWeekly商人舎にて。

さらに日経新聞に衝撃的な記事。
「コンビニ高成長に隠れた立役者」
それはタバコ。
『真相深層』の連載に、
中村直文編集委員が書く。

タスポ導入がコンビニを救った。

その導入前のコンビニの販路別シェアは30%程度。
今年2013年3月には65%。

セブン-イレブンの2008年2月期、
総売上高に占めるタバコの割合は15%程度だった。
2013年2月期は25%。

ローソンも現在、28%。

ファミリーマートは、
2008年2月期のチェーン全店売上高は、
1兆1218億円。
タバコは1809億円で全体の16%。
それが今では、
全店売上高1兆5843億円に対して、
4124億円の26%。

「5年間のファミマの増収分の半分がたばこだ」
中村さんの指摘。

4位のサークルKサンクスは3割を超える。

これはたとえてみれば、
「コンビニのタバコ依存症」。

アメリカのコンビニ大手はかつて、
ほとんどが倒産状態になった。

その理由の一つは、
アメリカのコンビニが、
ビールとコーラとタバコの店に、
なってしまったからだった。

私はずっとこのことを指摘しているが、
これは危険な兆候だ。

しかしそうはいっても、
昔の列車の旅では、
車内販売の3大カテゴリーは、
飲みもの(お茶とビール)と弁当、
新聞・雑誌だった。

その次にタバコがあって、
大人はみんな、
車内でプカプカふかしていた。

コンビニの主力商品は、
車内販売のアイテムと重なる。

それがコンビニ業態の基本コンセプトだ。
これも私は指摘し続けている。

ともあれ、
今やタバコをやらない私にとって、
今日の旅は、快適だった。

もう一度、みなさんに感謝。

〈結城義晴〉

 

2013年05月08日(水曜日)

月刊『商人舎』創刊号刷り上がり、仙台でヤマザワ共栄会講演

月刊『商人舎』グランド創刊号。
刷り上がりました。
20130508225950.jpg
5月10日、発刊。

おかげさまで。

申込みは、
年極め購読のみ。
直接、インターネットhttp://www.shoninsha.co.jp/magazine/about.html
あるいはメールinfo@shoninsha.co.jp、
または電話045-350-6651、
ファックス045-313-1261で、
お申し込みください。

今日、書店から、
問い合わせがありました。

お許しください。
書店には卸していません。

月刊『商人舎』は産地直結です。

何しろ紙の『月刊商人舎』と、
網の『商人舎magazine』。
網の方はインターネットで見てもらいます。
だからIDとパスワードを差し上げます。

このweb版は1カ月区切りでは、意味がない。
だから最短期間が1年。

本体価格1万8000円。
IDとパスワードは、5人組制度。
だから1人年間3600円。
1カ月に換算すると1人300円。

「価格破壊」

さて創刊号は、
『特集 ニッポンCRM元年!!』

表紙に言葉が書かれている。

「顧客を知れ!」 よく言われることだ。
しかし、あなたは自分のお客のことを
どれだけ知っているだろうか。
顔を見知っているか。
名前を憶えているか。
何をどれだけ買ってくれるか、
わかっているか。

このニッポンで、
POSデータの活用が始まってから、
売り場での商品の動向は、
ずいぶんと分析され、活用されてきた。
しかしその商品を買ってくれる顧客の動向は、
商品と顧客の関連性は、
どこまで知覚されているのか。

マス・マーケティングから
ワン・トゥ・ワン・マーケティングへ。

少子高齢化が進むニッポンの消費「全体」を
活力あるものにしようと考えるとき、
鍵を握るのは「個」の把握である。

フリークエント・ショッパーズ・プログラム(FSP) から
カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)まで。

それは「個」の動向をつかんで、
マス・カスタマイゼ―ションに結び付ける
ニッポン経済再生の切り札なのである。

私が㈱商業界に入社して、
『販売革新』編集部に配属されたのは、
昭和52年(1977年)4月。

このころ、絶頂期。
B5版の雑誌だったが、
1年ほどしてA4変形に大リニューアルした。
そして表紙に言葉が登場した。

実は月刊『商人舎』の表紙は、
あのころの『販売革新』を意識した。

その月の主張を、
表紙に込める。

表紙とは、あるいは外装とは、
そうあるべきだ。

JCペニーの最初の店の看板には、
「Golden Rule」と書かれていた。
「さらば、すべて、人にせられんと思うことは、
人にもまた、そのごとくせよ」

(新約聖書マタイ福音書7章12節)

ウォルマート第1号店は、
1962年にオープンした。
この店の店頭にも、
二つの言葉が掲げられていた。

「We sell for less」
「Satisfaction Guaranty」

ファサードや表紙に、
言葉があってもいいじゃないか。

岡本太郎は言った。
「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」

私はそう思うし、
そうした。

月刊『商人舎』を1ページめくると、
Message of May
〈商売は科学だ〉

これが巻頭言。

『販売革新』では、
Editor’s Voiceといった。
これは昭和38年の創刊号から、
話題をさらった巻頭言だった。

『食品商業』には、
初め、巻頭言がなかった。
私が編集長になってから、
Messageという巻頭の辞を書き始めた。

月刊『商人舎』5月号は、
Message of May

そしてタイトルがある。
これは商人舎ホームページの「今月の標語」と連動している。

〈商売は科学だ〉

リテールをサイエンスせよ。
いや、商売は勘と経験だ。
あなたは、どっち派?

現代の消費社会と情報社会を鑑みれば、
明らかに、サイエンス派が有利に見える。

しかし、多くの小売り現場では、
まだまだ「勘と経験」や
変な「人間力」が幅を利かせている。

この時、最も人間臭いゲームの
「第2回将棋電王戦」において、
コンピュータソフトが
天才プロ棋士たちをなぎ倒してしまった。

そして人間の天才たちは述懐した。
「コンピュータを使ってでももっと強くなりたい」

だとすると商売も「強くなる」ために、
徹底的に科学しなければいけない。
心底、お客のためにと思い詰めるならば、
サイエンスしなければならない。
そして「商売は科学だ」と
胸を張らなければならない。

この境地に至って初めて、「勘と経験」も
最高のレベルで活かされるのである。

〈2013年5月 株式会社商人舎代表取締役社長 結城義晴〉

ここから目次、
特集扉と続き、
それから本文になる。

今月は、自分でいうのもなんだが、
非常によくできた特集となった。

おかげさまで。

5月10日。

ウェブサイトでも、
Monthly商人舎で公開される。

ご覧ください。

もちろんMonthly商人舎は、
紙の『月刊商人舎』の特集にさらに、
記事やレポート、技術論などが加えられている。

さて、今日の『商人舎magazine』
Weekly商人舎のWeekly連載水曜版は、
猪股信吾の勝手に企業サイト拝見(5)
母の日ポータルサイトの「母の日コム」を訪問した。
リアル店舗の人々も、
ウェブサイトを勉強しなければいけない。

Daily商人舎は、2本の記事。
①べストバイ欧州撤退と日米家電業界の正反対

②ヨーカ堂の店舗管理組織「規模別」⇒「地域別」

どちらも言いにくいことを、
はっきりと言い切っている。

それがこの「結城義晴のPick Up News」の特徴。

これもご覧いただきたいものだ。

さて昨日は、河野正幸さん来社。
カスタマー・コミュニケーションズ㈱出身の、
CRMコンサルタント。
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やや太ったが、相変わらずエネルギッシュ。
Monthly商人舎に原稿を書いてもらおう。

今日は今日とて、
東北新幹線で仙台へ。

㈱ヤマザワの共栄会総会。
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その第15回で、記念講演。

1年ごとに荒井伸也さんと交代で講演している。

私のテーマは、
「ポジショニング戦略のススメ」
今、最も強調している私の持論。
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中身もわからずに、
パクる人が出てこないことを祈りたい。

いつもよりちょっと長く、
95分を語りきった。
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ご清聴に感謝したい。

フィリップ・コトラーは、
4Pを提唱した。
Product
Price
Place
Promotion

そして次にResearchのRが必要だと指摘した。

そのあとで、
STP。

それがSegmentation
Targeting
Positioning

これが小売業のフォーマット論と同期してくる。

この論理立てが、
私のオリジナル。
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日本中のチェーンストア関係者、
スーパーマーケット関係者。
さらに卸売業、製造業の皆さんに、
この私の持論は聴いてもらい、
知ってもらい、
考えてもらいたいものだ。

山澤進会長に心から感謝。
20130508230050.jpg

懇親会では、
(財)ヤマザワ教育振興基金に、
共栄会から寄付金が贈呈され、
取引先優良賞の授賞式があり、
乾杯。

途中で、
山形芸子・舞子の華やかな歌と踊り。

さらに合唱団「キンコンカン」のコーラス。
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中年合唱団。
素晴らしい。
アンコールまで出た。

真ん中で歌う団長は、
味の素東北支社長の根田進一さん。

良い合唱だったので、
団員全員の名前を記して祝福しよう。
伊藤忠商事東北支社食糧部長 塩川典正さん、
キッコーマン食品東北支社長 伊東真也さん、
日本アクセス東北支社長 菅原正美さん、
ニチレイフーズ東北支社長 水高清明さん、
ハウス食品仙台支社長 島村和宏さん、
ミツカン東北支社長 真野恭彰さん、
日清オイリオグループ仙台支社長 高原歩さん、
そしてカルピス仙台支社長 齊藤充弘さん。
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見事でした。

歌い終わると、
舞妓さんたちからがキンコンカンに、
花束贈呈。
20130508230113.jpg

私の隣の席は、
衆議院議員・秋葉賢也さん。
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一応、隣の席に座ったということで握手。
宮城2区選出の厚生労働副大臣、復興副大臣。

その隣の席は、
参議院議員の丸山和也さんだった。
あの「行列の法律相談所」の弁護士。
夏の参議院選の全国区に立候補する。

㈱粧苑ヤマザワ取締役の古山真理さん。
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中締めは500人の参加者が総立ちで三本締め。
20130508230145.jpg

最後に㈱ヤマザワ社長の板垣宮雄さん。
20130508230154.jpg
私の講演に、
「目から鱗」といった評価をしてくれた。

頑張ってほしい。

そして出口では、
山形舞子さんたちが、
笑顔で送ってくれた。
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嬉しい一日だった。

全ての人に感謝したくなった。
ありがとう。

〈結城義晴〉

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