結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年10月28日(日曜日)

ジジとサンフランシスコのおとうさん[日曜版2012vol44]

おなか、すいた。
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おとうさんは、いないし。
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ユウキヨシハルのおとうさん、
また、アメリカです。

サンフランシスコのピア39。
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ネプチューン・パレス。
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きれいなお店。
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ゴールデンゲート・ブリッジがみえる。
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アルカトラズ島も。
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こんなに、ちかい。
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おわかれパーティ。
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ナツハラさんが、おはなし。

そして、カニ。
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ダンジネスクラブといいます。

おとうさんは、タンノウ。

ボクも、いただきます。
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シーバ。
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ボクはカニは、
たべません。
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ただただ、シーバ。
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そしてお水。
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ビールやワインではありません。
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それで、タンノウ。
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マンゾク。
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あ~あ、おいしかった。
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おとうさんと、おんなじ気分。
うれしい。

つぎの朝、つまり今日ですね。
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バスのなかでさいごの講義をして、
サンフランシスコの空港へ。
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みんなは、かえります。
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ナツハラさんとかたいシェイク・ハンド。
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事務局のみなさん、
ごくろうさまでした。
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ロサンゼルス経由で、ナリタへ。
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アメリカン・エアライン。

ちょっとさみしかったけれど、
ひとあんしん。
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みんな、ありがとう。

おとうさんは、ひとり。
バートにのった。
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ベイエリアをぐるりとまわる鉄道。
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サンフランシスコでは地下鉄になる。

パウエル・ストリート・ステーション。
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地上にあがると、
人がならんでいる。
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ケーブルカーが、おりかえすあたり。
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そのケーブルカーが坂をのぼる。
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ユニオン・スクエアのむかい。
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それがおとうさんのホテル。
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ウェスティン・サンフランシスコ。
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やっと、つきました。
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おとうさんは、ちょっと、つかれたみたい。
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へやにもどって、
サンポして。

またへやにもどって。
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窓からサンフランシスコ湾がみえる。
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きょうは、ほんものの快晴。

すこしずつ、陽がかたむいてきた。
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そして西の空に、陽がしずむ。
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月がでる。
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夜景がうつくしい。
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おとうさん、ひさしぶりに、
ゆっくり。

夕方から、
メジャーリーグのワールドシリーズ。

サンフランシスコ・ジャイアンツ三連勝。
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ひとしごと、おわって、
おとうさんは、マンゾク。

帰国したひとたちの無事をいのりつつ、
これからビールでものみにいきます。
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おとうさん、おつかれさま。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2012年10月27日(土曜日)

スーパーウェアハウスストア2強「安くてもクレンリネス&フレンドリー」

今回のアメリカの旅、
前半戦も大詰めを迎えつつある。

充実した5日間だった。

㈱平和堂のアメリカ研修。

朝から講義。

まず今回の団長の山本喜敬さんの気合のこもった挨拶。
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そして全員でハイタッチ。
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それから私の講義。
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最も重要なテーマを語る。
すなわちフォーマット時代のポジショニング戦略。
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日本で、いくら、
論理的に整理しても、
情熱的に語っても、
アメリカ流通業を目の当たりにして、
そのうえで解きほぐしていくことには、
かなわない。

目から鱗。

それがこの研修の目的。
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私は最初に、標語を書いた。
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こまかく、
きびしく、
しつこく、
なかよく。

これこそ「徹底する」ことの中身。

徹底のなかから、
イノベーションは生まれてくる。

講義2時間5分。
まだまだ語りたいがスケジュールは詰まっている。

すぐに出発し、
ナゲットマーケット。
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全員で写真。

驚くべき回復力で、
ナゲットが甦りつつある。

バスのなかで「人間力経営」を語った。

そして二つのスーパーウェアハウスストア。
フード4レスとウィンコ・フーズ。

スーパーマーケットという業態は、
企業ごとの戦略行動に従って分化してきた。
1980年代から30年以上かけて。

そのひとつがこのスーパーウェアハウスストア。
日本で言えば、アークスのビッグハウスが、
スーパーウェアハウスストアの事例として最適。

その世界的な代表格が、フード4レス。
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全米第1位のスーパーマーケット企業クローガーが展開する。

そのクローガーとフランチャイズ契約をして、
ナゲットマーケットが経営、運営している。

副店長がインタビューに応じてくれて、
熱心にポリシーを語ってくれた。
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入り口にウォールと呼ばれる「一丁目一番地」が続く。
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商品の関連性はないが、
この倉庫型ディスカウント・スーパーマーケットの、
最も主張したい商品と価格を、
これでもかと見せつける。
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ナゲットのフード4レスの違いは、
この青果売り場。
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見事な前進立体陳列。
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グロサリーのディスカウントと青果の鮮度、品揃え。
それがナゲット・フード4レスの強み。
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もちろんベーカリーからミートまで、
スーパーマーケットの商材は、
きちんとディスカウント販売されている。
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冷凍食品部門の壮大でピカピカの売り場。
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グロサリーはラック陳列。
そのアイルの床もピカピカ。
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レジ前のスペースの床もウェット・ルック。
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光や光景が映り込むほどにのクレンリネス。
「濡れたように見える」
それをWet Lookという。

現段階のディスカウント・スーパーマーケットは、
「安いから汚い、安いからノーサービス、安いから悪い」ではない。

安くてクレンリネス、
安くてフレンドリー、
安くて良い
。

それがこのナゲットのスーパーウェアハウスストア。

続いてウィンコ・フーズ。
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こちらもまず「ウォール・オブ・バリュー」の売り場。
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価格比較が積極的に行われている。
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青果はダンボール陳列またはクレート陳列。
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バナナももちろん、圧倒的な量と価格、そして品質、鮮度。
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スーパーウェアハウスストアにとって、
青果部門は生命線である。
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バルク売り場、ミート売り場。
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これらも、強烈な価格と的確な品ぞろえ。

ミルクも価格比較。
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ウォルマートよりも安いことを強調。

冷凍食品売り場も壮大でピカピカ。
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広大な店舗の端から端まで見通せる。

レジ前もピカピカ。
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レジ外もピカピカ。
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フード4レスと比べてほしい。
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どちらもピカピカの床。
解放的な天井。

これがディスカウント・フォーマット。
安売り店舗。

現段階のディスカウント手法は、
「安いから汚い、
安いからノーサービス、
安いから悪い」

ではない。

安くてクレンリネス、
安くてフレンドリー、
安くて良い。

時代は大きく変わっている。(つづきます)

<結城義晴>

2012年10月26日(金曜日)

9月販売実績・米国小売業プラス5.4%、日本は全業態マイナス

空にはユニクロ・オープン記念の飛行船。
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10月5日、オープン。

私たちの研修は絶好調。
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トレーダー・ジョーでは、
店内、バックヤード、
くまなく歩いてレクチャーを受ける。
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そのうえで、クルーたちと交流。
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心からの感謝。
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レクチャーしてくれたリネーさんと記念写真。
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平和堂社長の夏原平和さんもスマイル。
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ホールフーズも絶好調。
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見事な店づくり。
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小型店では、店員総出で、棚卸し。
店は営業しているが、
何かパフォーマンスを見せているような感じで、
それに好感が持てる。
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このハンディターミナルを使う。
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店内を巡ってレクチャーを受け、
その後、質疑応答。
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大満足。

そのアメリカ小売業の9月の売上高は、
前月比で1.1%増、
前年同月比では
5.4%プラス。
4129億3900万ドル。

米国商務省は8月の増加分も、
前月比1.2%に上方修正。

したがってこの8月、9月のプラスは、
2010年10月以来最大となった。

これは、2年ぶり。

さらに9月はほとんどの主要な分野で、
売上高が増加。

電子製品は、4.5%の売上高増。
Appleから最新のiPhoneがリリースされたから。

カーディーラーの販売は1.3%増。
ガソリンは価格の上昇分を調整しても2.5%プラス。

車、ガソリン、建築資材を除く小売売上高は0.9%だが、
これは予想をはるかに上回った。

米国小売業の売上高は、
経済活動の7割を占める。
つまりアメリカ経済の最重要指数である。

1月から3月を2012年の第1四半期、
4月から6月を第2四半期、
そして7月から9月を第3四半期とすると、
これは第3四半期の終わり方として、
極めて良好。

米国経済全体を見ると、
第2四半期までの趨勢は、
1.3%の年率で成長。

私たちが今、接している米国小売業は、
絶好調の消費と経済のなかにある。

しかし店舗間、企業間の競争は、
その伸びる分を狙って、
し烈さを増している。

一方、日本小売業の9月の販売統計。
10月22日から、
百貨店、コンビニ、総合スーパー、
そしてスーパーマーケットと、
続々と発表された。

まずは「全国百貨店売上高概況」。
日本百貨店協会発表。

売上高総額は4338億7064万円、
既存店前年比は0.2%のマイナス。
ほぼ前年並み。

ブランド品や宝飾品などの高額商材は、
プラス7.1%と好調。
化粧品も新商品の売れ行きが良く、
プラス4.8%。

逆に、本来9月の主力であるはずの秋物商材は、
記録的な残暑の影響で、マイナス2.2%と低迷。

外国人客の動向は、
尖閣諸島問題や竹島問題の影響が懸念されたが、
売上げプラス0.6%、購買客数プラス9.1%と
好調を維持。

次に、「コンビニエンスストア統計調査月報」。
日本フランチャイズチェーン協会発表。
ここのところ、足踏み状態が続くコンビニは、
9月もまた、既存店前年同月比マイナス。
売上高は6780億1700万円で、
マイナス1.6%。

来客数は11億7727万2000人でマイナス0.9%、
平均客単価は588.9円でマイナス0.7%。

不調の要因は二つ。
第1は台風などの天候異変、
第2は昨年好調だったタバコ売上げの反動。

さらに「チェーンストア販売統計月報」。
日本チェーンストア協会発表で、
半分は総合スーパー企業が占める。

総販売額が9665億1948万円で、
既存店前年同月比はマイナス2.0%。
これで、7カ月連続で前年同月比を下回った。

残暑が続いたことで、
アイスクリームや飲料、殺虫剤、タオルケットなど、
夏物商材の動きは良かった半面、
秋物の動きは鈍化。

部門別でみても、
すべての項目でマイナス。
総合スーパーも厳しい結果となった。

そして最後に、
スーパーマーケットの販売統計。
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3協会の合同統計発表記者会見。
これには商人舎編集スタッフが取材に出かける。

9月の販売統計結果。
全店総売上高は7823億2562万円、
既存店前年同月比はマイナス1.3%。

食品合計 6854億4588万円、マイナス1.6%
生鮮3部門合計 2493億4409万円、マイナス2.2%
青果 1030億9323万円、マイナス2.3%
水産 680億2582万円、マイナス3.2%
畜産 782億2504万円、マイナス1.2%
惣菜 722億4746万円、マイナス0.1%
日配 1500億3910万円、マイナス3.0%
一般食品 2138億1522万円、マイナス0.2%

非食品 654億5053万円、マイナス2.2%
その他 314億2921万円、マイナス0.3%

全部門、きれいにマイナス。
オール日本スーパーマーケット協会専務理事、
松本光雄さんの見解。
「9月は6つの動向が見られた」
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「一つめは、企業別に、
好調・不調の格差が顕著に表れたこと。

既存店前年比を超えた企業が33%あるのに対して、
前年比90%を下回った企業は19%もいる」

「二つめは、土日が1日多かったにもかかわらず、
高温傾向が売れ行きにブレーキをかけたこと。
秋の棚割ができず、展開が不十分だった。
もっとも、秋物展開をしても売れなかった」

「三つめは、一品単価が、
上がらなかったこと」

「四つめは、敬老の日や秋分の日など、
『ハレの日』の盛り上がりに欠けたこと」

「五つめは、生鮮食品の不調。
前年の影響もあるが、鶏肉と豚肉の売上げはあがらず。
しかし、牛肉は回復傾向がみられる」

「最後は、出店競争の激化。
スーパーマーケットは、
ドラッグストア、コンビニ、ネットショップなどと、
厳しい状況で戦っている。
そんな中、生活者のニーズを把握し、
しっかり提案できている企業は、
前年数値をオーバーし、好調」

ゲストスピーカーには、
㈱サンプラザの山口力副社長。
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サンプラザは大阪府羽曳野市で
31店舗を展開しているスーパーマーケット。
全店が半径10km圏内に位置しているという
ドミナントエリア戦略を志向する。

「2011年度の売上高は約340億。
前年比をみると、
2009年は10.2%アップ、
2010年も10.7%アップ。
2011年は増加率が鈍化したものの3.4%アップ。
好調に推移している」

「しかし、今期はまだ既存店売上高が、
前年比100%を超えてない。
入居ビルの関係で好調店舗を閉店したこと、
毎月、どこかしらで競合店が出店するなどの影響が大きい」

「地域密着・地元貢献を掲げている。
地元中学校での給食事業、食育活動、
“大阪もん”農産物や加工品の販売、
社内での食育コミュニケーターの育成など、
さまざまな取り組みをしている」

「一昨年から自社の惣菜センターを稼働。
力を注ぐ産直野菜を使った惣菜を作っている。
青果販売との相乗効果も狙いだ」

「外部からの調達では、
添加物や化学調味料の使用が多くなる。
サンプラザの惣菜は、
極力それらを削減することを目標にしている。
賞味期限が短くはなってしまうが、
家庭でつくる商品に近いものを提供できる。
それなりの価格で提供しても、
お客の満足につながっている」

「太陽光発電やLED照明を積極的に導入している。
太陽光発電1号店の埴生店では、
屋根に900枚の太陽光パネルを乗せている。
発電量は200kWと大規模。
既存店でも条件があえば、取りつけていく方針。
しかし、雨の日はほぼ発電がなく、
自然エネルギーの脆弱性がみえる。
たとえ900枚乗せようが、
1店舗の電気代はまったくまかなえない。
この現実をふまえて取り組んでいかなければならない」

今月も各小売業態、
昨対マイナスが確定。

日米の格差がついた9月。
しかしこの格差、追いついてみせるし、
追い抜いてみせる。

そんな意欲が、私たちには、
あふれている。

<結城義晴>

2012年10月25日(木曜日)

フォートワースのHEBからホールフーズまでのポジショニング競争

内陸のダラスを後に、
ベイエリアのサンフランシスコへ。

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今、ウェスティン・ホテル。

ワールドシリーズのデトロイト・タイガースの大リーガーが同宿。
やたらに混んでいる。

昨日はテキサス州フォートワース地区を中心に、
「とんがった店」ばかり巡った。

まずはHEBの広大な駐車場で、
みんなで写真。
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アメリカにも慣れてきて、
知識欲と好奇心は盛り上がって、
みんな元気。
それがうれしい。

さてHEB。
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ローカルスーパーマーケットの希望の星。
アメリカだけでなく日本でも、
世界中でも。

インディペンデント・カンパニーにして、
ファミリー企業。
年商180億ドル。
1ドル80円換算でも、1兆4400億円。

全米スーパーマーケット専業企業ランキングでは、
①クローガー
②セーフウェイ
③パブリックス
④アホールドUSA
⑤デレーズ・アメリカ

その次の第6位。

アホールドとデレーズが、
オランダとベルギーの資本だから、
国産スーパーマーケット企業では、
第4位。

しかもテキサス州のサンアントニオとオースチンで、
それぞれ50%以上のシェアを確保し、
ヒューストンで15%にまで上昇し、
いよいよこのダラス・フォートワース地区に登場。
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ウォルマート、クローガー、物ともせず。

そのHEBの「一丁目一番地」。
最も重要な売り場。
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この時期、リンゴが一番大事。
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1ポンド(454グラム)98セント。

一丁目二番地には、
ハロウィンと花。
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最も得意の青果部門。
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そして価格比較パネル。
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なんと牛乳1ガロン98セント。
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腰を抜かした。

1ガロンは3.8リットル。
だから80円換算で1リットル20円。

ダラス・フォートワース地区で何かが起こっている。

おそらく「ウォルマート復活」がその理由。

HEBのここまでやるかという意思が、
ひしひしと感じられる。

インディペンデントカンパニーだからこそ、
機敏に展開できる作戦だ。

そのHEBのアップグレード・フォーマット。
セントラルマーケット。
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一丁目一番地は、
ヒゲのおじいさんが試食を勧めるリンゴ。
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このおじいさん、クリスマス商戦では、
きっとサンタクロースになるんだろう。
そんなことを想像させられる。
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一丁目二番地は、ぶどう。
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いい導入。
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全米最大のスーパーマーケット企業クローガー。
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そのシグニチャー・タイプ。
地域のお客様の要望を受け入れて、
地域から「サイン」してもらってつくる店。
それがシグニチャー。

エントランスでハロウィン・プロモーション。
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左サイドは、乳癌キャンペーンのピンクリボン運動の提案。
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そして入り口を入ると、
一丁目一番地にピンクリボンの花。
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クローガーは例外なく、
花でお客を迎えてくれる。
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それがこの企業の特徴のひとつ。

それからオーガニックの両雄。
まずトレーダー・ジョー。
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テキサス州第1号店。
それがフォートワースにオープン。
壁にそのことが示されている。
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そしてトレーダー・ジョーの一丁目一番地は、
いつもいつも花とバナナ。
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良く売れているし、
そのホスピタリティは、
アウトスタンディングなポジショニングを築いている。

最後にホールフーズ。
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年商101億ドルを超え、
絶好調。

しかしこのホールフーズも、
エブリデー・ロープライスの実験。
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HEBといい、ホールフーズといい、
何かがまた、動いている。

今年の10月31日のハロウィンから、
11月第4木曜日からのサンクスギビング商戦、
そして12月24日までのクリスマス商戦で、
大きくマーケットでのポジショニングが変動する。

いや、もう一段、振り落とされる企業が出てくる。
そんな予感がする。

だからHEBもホールフーズも、
必死の形相で、自分らしさを出しつつ、
価格攻勢を強める。

ホールフーズも当然ながら、
ハロウィン・デコレーションで、
私たちを出迎えてくれる。
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まず青果部門が一丁目一番地であることは、
間違いない。
すばらしいANDIスコアの売り場。
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花の島陳列は一丁目二番地。
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そしてこの店は、床のペインティングを、
積極的に活用している。
これなど芸術的な売り場。
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今年の秋から冬の商戦で、
何かが起こる。

そこに向けて、
自分らしさを究極まで追求する。

それがダラス・フォートワースの、
激戦地区の姿だ。

〈つづきます〉

<結城義晴>

2012年10月24日(水曜日)

ウォルマートからメイシーズまでの一丁目一番地、アルバートソン悲惨

朝日新聞の一面コラム『天声人語』。
日米のトップリーダーを比較する。

私が今、テキサス州ダラスにいるからかもしれないが、
日米比較のコメントは、
そのコメントの仕方が気になる。

「駆け引きに終始する二大政党を見るにつけ、
いつにもましてまぶしいのは米大統領選だ」
日本の民主党と自民党の駆け引きを指摘。

「弁舌で鳴らすオバマ大統領に、
共和党のロムニー候補が食い下がる」

「現職がさすがの安定ぶりなら、
挑戦者も得意の経済に引きつけて反撃を試みる」

ディベートができるかできないか、上手か下手かは、
人間の魅力やカッコよさを浮き上がらせるが、
ディベートの本質は議論を深めさせることにある。

それに対して永田町。

「しゃべりは政治家の生命線である。
口だけでも困るが、わが国会が退屈なのは
『ただの頭数(あたまかず)』が多いせいだろう」

そして結び。
「論戦力における雲泥の隔たりを思えば、
日米で佳境を迎えたベースボールの実力差など、
無いに等しい」。

日米政治トップの比較が、
ワールドシリーズと日本シリーズを目前にした、
ベースボールと野球に飛び火して終る。

これはちょっと、つまらなかった。

昨日は、朝から2時間の講義。

最初に団長の山本喜敬さんが、
平和堂独特の「後出しじゃんけん」で、
みんなを覚醒させた。
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その後、2時間一気呵成の講義。
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アメリカ滞在二日目の朝は、
エネルギーがみなぎっているし、
テンションは最高潮。

全身全霊の講義ができる。

講義終ったら、
バスに乗り込んで視察。

バスのなかでも喋り詰めだった。

ウォルマート・スーパーセンターには、
2店訪問。
20121024210022.jpg

アシスタントマネジャーのキャシーさんからは、
店内、バックヤードをくまなく案内してもらい、
丁寧にレクチャーしてもらって、
大感激。
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女性らしい細やかな観察と配慮。
私たちに、仲間のアソシエーツに、
そしてカスタマーにまで。

素晴らしかった。

キャシーさんを囲んで、
平和堂社長の夏原平和さんも加わって、写真。
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私も感謝の握手。
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さてその平和堂には、
とてもいいキーワードがある。
「一丁目一番地」
お店のなかで、もっとも重要なスペース。

それを「一丁目一番地」という、
わかりやすい言葉にしている。

ウォルマートの一丁目一番地は、
ここ。
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ハロウィンの食品の島陳列が、
店舗の食品側の入り口にある。
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ウォルマートの一丁目一番地の徹底ぶりは、
いつも、どこの店でも、群を抜いている。

もちろん、通常の売場も見事。
20121024210245.jpg

対するターゲット。
この店は食品を扱うスーパーターゲット。
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一丁目一番地はこれ。
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非食品ずいぶん良くなってきた。

メンバーシップホールセールクラブの2強。
ウォルマートのサムズクラブ。
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一丁目一番地には、大型テレビ。
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これでは家電専門店チェーンのベストバイも、
堪らない。

対するコストコ。
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まったく同じようにテレビだが、
コストコにはウォルマート以上に、
超のつく魅力的な商品が、
売場の随所に配置されている。

このバギー199ドル99セントなど、
私はほんとうに買って帰りたかった。
20121024210343.jpg

メンバーシップホールセールクラブの2強。
ますます強くなっている。

さてスーパーマーケット。
ウォルマートのネイバーフッドマーケット。
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店舗入り口の一丁目一番地は、
スーパーセンターと同じハロウィン・フーズ。

しかしこのデコレーションは、凄い。
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1200坪のスーパーマーケットでも、
こんなことができる。

ネイバーフッドマーケットは、現在の200店を、
この3年で500店にすると発表された。

セーフウェイ傘下のトムサム。
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入り口に一丁目一番地を持ってこない。
代わりに青果部門の真ん中がそれ。
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オーガニックの島陳列。

そしてかつてのエクセレントカンパニー。
アルバートソン。
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入り口のところに、
オーソドックスな一丁目一番地。
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精肉の冷ケース。
しかしよく見ると、
右が1Buy1Get、
左が1Buy2Get。
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「なんと1個買ったら2個差し上げます」の展開。

あきれ返った。

商品が売れなくて、
「廃棄するならタダでどうぞ」
これは商売ではない。

アルバートソン、もう、救いようがない。

さてアルディ。
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ボックスストアの雄。
一丁目一番地はない。
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店全体が安売りでローコスト。
一丁目一番地をつくることすら無駄。
そんな考え方。

あえて言えば、
ここだろう。
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これもポジショニングの考え方のひとつ。

そしてHEBセントラルマーケット。
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極めてオーソドックス。
入り口にハロウィン・プレゼンテーション。
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青果部門に入ると、
この一丁目一番地。
20121024210837.JPG

売場のなかには新しい「くくり」が登場していた、
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ついでに百貨店。
メーシーズ。
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クリスマス・プレゼンテーションは、
ひときわ目をひく。
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ノードストローム。
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一丁目一番地にはマネキン。
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ニューヨーク・バーニーズ。
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芸術的領域に達している。

しかしそれでも食品小売業も、
負けてはいないと感じた。

ただしアルバートソン。
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Buy1Get2Free。

ひど過ぎて、
悲しくなる。

これは日本の政治家以下だ。

<結城義晴>

2012年10月23日(火曜日)

ダラス・フォートワース到着したらオバマ・ロムニーのディベート

1ドル80円台に下落。

東京外国為替市場の円相場。
3カ月半ぶりのこと。

欧米経済への過度の不安が去った。
さらに何よりも日米欧の金融緩和の影響。

ただし円安になればそれでいいかというと、
そうでもないから、
ややこしいし、むつかしい。

21世紀の困難さはここにある。

日本プロ野球は、
読売ジャイアンツが中日ドラゴンズを辛くも破って、
日本シリーズ進出。

北海道日本ハムファイターズが順当に進んだから、
面白いシリーズになりそう。

こういった場合、
苦労して残った方が有利になることが多い。

アメリカ大リーグでもナショナルリーグでは、
サンフランシスコ・ジャイアンツが、
セントルイス・カージナルスを破って、
ワールドシリーズ進出。

一方の、アメリカンリーグは、デトロイト・タイガースが、
ニューヨーク・ヤンキースをあっさりと負かして、
ワールドシリーズに出ることが決まっている。

日米でジャイアンツが最高峰を目指すが、
こちらはタイガースが強そう。

ジャイアンツは日米共同歩調、
タイガースは日米で天と地の差。

面白い。

さて私は昨日、アメリカに向けて出発。
横浜ベイブリッジをリムジンバスで駈け抜ける。
「行くぞ!」という気になる。
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今回はまず㈱平和堂米国流通視察研修会。
成田に着いたら、結団式。
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主催は平和堂教育人事部。
この企画をずっと推進してきた教育採用課の荒木信吾さんが、
冒頭の挨拶。
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私が簡単に目的と方法論を総括。
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9月26日に事前ガイダンスでたっぷり講義しているので、手短。

今回の団長の山本喜敬さんが、挨拶。
アルプラザ八日市支配人・店長。
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そして平和堂社長の夏原平和さんのスピーチ。
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夏原さんはペガサスクラブの事務局として、
故渥美俊一先生から直々に伝授されている。
だから実に的確に学び方のポイントを解説してくれた。

すばらしい。

全員で写真。
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これまで以上に気合が入っている。

夏原さんと固い握手。
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私にとってもスリリングな研修会となりそう。

出発は18時30分。
もう外は暗くなっている。
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飛び立って、約11時間。
テキサス州ダラス・フォートワース地区が見えてきた。
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イミグレーションのところがずいぶん混んでいて、
混んでいてもスーパーマーケットのレジのようにあけてくれないので、
1時間以上もかかってしまった。

すぐに夕食のレストランへ。
ステーキの名門「トレイル・ダスト」。
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壁にネクタイが下がっている。
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この店で、シャイナー・ボックのビールと、
ポーターハウスステーキ。
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Tボーンの両サイドに、
テンダーロインとサーロインの部位があって、
それが何とも言えないハーモニー。

ステーキの王様。

この店独特の焼き方で、
これもいい。

食事が進んで、サプライズ。
誕生日が近いお二人に、
まずはネクタイのプレゼント。
そのあと店からのバースデーケーキ贈呈。
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右が勝部隆弘さん、
フレンドマート膳所店店次長。
左が中嶋大介さん、
フレンドマート長岡京店店次長。

おめでとう。

そしてお決まりのネクタイ切り。
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プレゼントされたばかりのネクタイ、
見事にカットされて大拍手。

荒くれのテキサスカウボーイの店。
だからネクタイをしてやってきた気取った客からは、
そのネクタイをちょん切る。

勝部さん、中嶋さん。
うれしそう。

たのしい食事が終って、
ホテルに帰る前に、
コンビニに寄る。
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TETCO。

テキサス州とユタ州の174店舗が、
セブン-イレブンに買収されて、
この11月に店舗の引き渡しが行われる。

店内右翼はビール売り場。
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中央がスナック売り場で、
左翼がコーヒーやアイスクリーム。
サンドイッチなど日本でいう惣菜はごくわずか。
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それでも店員は、思わぬ大繁盛に大喜び。
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長い長い一日、
やっとホテルに到着。
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ダラス・ヒルトン・リンカーンセンター。

ロビーのテレビは、ジャストミートで、
バラク・オバマとミット・ロムニーのディベート中継。
場所はフロリダ州ボカラトン。
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テーマは「外交と安全保障」。

最後のディベートということもあって、
互いに大きな失点を防ぐ狙い。

今日のところは互角か。

アメリカの大統領も、
あちらを立てればこちらが立たず、
こちらを立てればあちらが立たず。

ややこしい、むつかしい。

いよいよ「米国史上最も混戦の大統領選」となってきた。
しかし私はもう寝ます。

午前1時。

お疲れ様。

<結城義晴>

2012年10月22日(月曜日)

塚腰勇人さんの「5つの誓い」と商売・仕事の「無私と利他」

Everybody! Good Monday!
[2012vol43]

2012年も第43週。
10月は早くも第4週を迎える。

9月10月11月を秋とすると、
今、その真っ盛り。

1年を24等分する「二十四節気」では、
第18番目が「霜降」(そうこう)となり、
それが10月24日、今週水曜日。

意味は「露が冷気によって霜となって降り始めるころ」。

そろそろ、そんな季節。

しっかりとした足取りで秋は行く
このままで居たいわたしを置いて

〈日経歌壇より 東京・南本禎亮〉

秋の足取りはしっかりしている。
私も同感。

自分はこのままでいたい気もする。
しかし秋の足取りは着実。

猫は猫 亀には亀の時が流れ
我を縁(えにし)に出会う一瞬

〈同じく日経歌壇より 上尾・菅原玲子〉

猫と亀。
おもしろい。

さて、先週の立教大学公開講座で、
大間々の松崎靖さんと足利屋洋品店、
そして松﨑さんが発行する地域情報紙『虹の架け橋』を、
紹介し、スタディした。
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チラシのように配るけれど、
チラシではない。

新聞のようであるけれど、
足利屋が発行している。

どちらでもあって、
どちらでもない。

それがまさしく現代的。

その松﨑さんが親しくしている人の一人が、
腰塚勇人さん。
怪我で首から下が動かなくなった学校の先生。

「命の授業」と題する本を書き、
同じタイトルで講演もする。

身体が動かなくなって、
腰塚さんは5つのことを考えた。
そして「5つの誓い」を立て、実践した。

①口は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう
②耳は、人の言葉を最後まで聞いてあげるために使おう
③目は、人の良いところを見るために使おう
④手足は、人を助けるために使おう
⑤心は、人の痛みがわかるために使おう

ピーター・ドラッカーは、
「ブレインズ&ハンズ」と表現する。
脳と手。

口も、耳も、目も、手足も、心も、
そしてブレインズもハンズも、
いずれも使い方によって、
まったく違ったものになる。

腰塚さんは、5つの誓いを立て、
奇跡的に回復した。

「人」のために生きる。
それが特別の力を与えてくれる。

商売というのも、
仕事というのも、
「人」のために行う。

商売と仕事の、
たった一つの極意を上げれば、
「人のため」
。

これを「無私」といい、「利他」という。

私を無くし、
他の利を図る。

それが、「為すべき事」。
すなわち「仕事」。

今週は、仕事がしたい。
仕事の神様に応援してもらいたい。

ただし、それはお客様のためでなくてはならない。
自分の名誉や栄誉のためであってはいけない。

さて私は今日からアメリカはテキサス州。
その後、週の中ごろにカリフォルニア州に戻る。
また来週の始めにテキサス州に行き、
その週末にワシントンDCからニューヨーク州に。

忙しく駆けずり回る16日間。
帰国する11月6日が、
アメリカ合衆国大統領選挙の日。
今日が三度目にして、最後のテレビ公開討論。

私は2012年の大統領選のピークに、
アメリカを巡ることになる。

どんなに忙しくても、
「無私」と「利他」を忘れないでいたい。

アメリカから帰ったらすぐ翌週に、
第2回商人舎ミドルマネジメント研修会。

知識商人を養成し、
日本商業の現代化を図る。

私の「無私と利他」の結実であり、
ライフワークを実現する研修。

そのための重要な研修会。

今回は、より実践的な内容となる。
リーダーシップ、
チームワーク、
コミュニケーション。

その基本の考え方、
ケーススタディも提示する。

上田惇生先生の「ドラッカーの真髄」は、
これ以上ないほどのモチベーションを与えてくれる。

鈴木哲男さんは特別に「年末対策」を講義してくれるし、
もちろん52週マーチャンダイジングの錯覚を正し、
成果の上がる「商売と経営」のやり方を指導してくれる。

白部和孝さんは、極めて実践的な計数指導をしてくれるし、
高野保男さんは作業問題の本質をえぐり出し、
改革の鍵を教授してくれる。

これ以上ないという講師陣。
これ以上ない盛り上がりを見せている。

今月末が申込み締め切り。
是非のご参加をお願いしたい。

橋下徹報道で味噌をつけた朝日新聞は、
世論調査で「野田内閣支持率18%」と打ち出した。

コンピューター無作為方式で、
1620人を対象に実施。

野田内閣の発足は昨年9月で、
支持率20%以下は初めて。
「日本では危機的なものとみなされ、
数か月以内に内閣及び首相の交代がある兆候」

この年末年始、そして来年3月くらいまで、
政局も忙しい。

しかし商売や仕事は、
「人のため」を貫きたい。

それが貫徹された商売や仕事は、
忙しくても、あわただしくはない。
急場しのぎにはならない。

今月の商人舎標語。
「お客という名の友人をつくろう」

無私と利他を実践するところからしか、
親友はできない。

みなさん、
ほんとうにいい季節です。

Good Monday!

<結城義晴>

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コロナは時間を早める

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