結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2016年05月15日(日曜日)

ラスベガス3日目の講義・視察研修、買物と大試食会

5月15日、日曜日。
4月まではブログ『ジジの気分』でした。

現在は日曜日『猫の目博物誌』
DSCN8963-2016-4-10-66666
けれど今日は休載。

ラスベガス3日目の報告。
朝焼けがホテル群を赤く染める。 DSCN8998-1

商人舎ベーシックコースも、
全員が揃い、いよいよ佳境。
DSCN8999-1

ベーシックは毎朝、
結城義晴の講義でスタートする。
DSCN9002-1

朝8時から11時まで3時間。
DSCN9004-1

全員が揃った講義は、熱が入る。
DSCN9008-1

初めにPFグラフの使い方。
DSCN9026-6

それから理論編講義。
いま、コンテスト型競争時代。
その新しい競争のなか、
業態がフォーマットに変貌してきた。
その必須要件とポジショニング戦略を、
わかりやすく説明。
DSCN9031-1

1時間15分の講義を2講座。
その講義後は、カリスマ添乗員の登場。
佐藤公彦さん。
DSCN9037-1
今夜のイベント「大試食会」の狙いと、
段取りを説明。

そしてリムジンバスで出発。
今日の視察はまず、
アルバートソン。
DSCN9063-1

かつてのエクセレントカンパニー。
DSCN9043-1

しかし相変わらずお客がまばら。
われわれ視察メンバーだけが、
やけに目立つ。
DSCN9047-1

しかもこのプロモーション。
1個買えば1個がタダ、2個がタダ。
売場のいたるところで展開している。
DSCN9050-1

コーラ2リットル1本、1ドル99セント。
しかし10本買えば10ドルの販促。
コーラを10本購入すると1本1ドルになるが、
いかにも売らんかなの販促。DSCN9054-1

セーフウェイを傘下に入れた投資会社サーベラス。
アルバートソンはその傘下にいて、
セーフウェイの先輩格。
だから社名はアルバートソンになっているが、
先は厳しい。

次に向かったのは、
ターゲット。
DSCN9080-1

入口のカラフルなプレゼンテーション。
週末土曜のターゲットには
ずいぶんお客が入っている。
DSCN9068-1

昨年ドラッグ部門1700店分を、
CVSヘルスに売却。
だからターゲットの店内に、
CVSファーマシーがインショップで店を出す。
DSCN9072-1

Ava & Vivブランドのふくよかなマネキン。
アメリカはこのリアルなマネキンが当たり前。
DSCN9078-1

隣接するレーンブライアントでも、
ご覧のマネキン。
同社は大サイズ専門ショップ。
DSCN9067-1

ウォルマート・ネイバーフッドマーケット。
DSCN3270-1

スーパーセンター同様、
サマーをテーマにした入口のプロモーション。DSCN3274-1

カラーリングされた縦陳列が見事。DSCN3278-1

青果売場も斜めにゴンドラを配する。
訪れるたびに、新たな、
改善の取り組みが見られる。DSCN9084-1

プライベートブランドだけの、
コーヒーのエンドも縦陳列。
ウォルマートのプレゼン技術は、
格段に高くなっている。
DSCN9086-1

一方、ウォルマートと55%の店舗が競合する、
クローガー系のスミス。
ラスベガスエリアで最大シェア22%を有する。DSCN3285-1

入口の花売場が素晴らしい。
店に入ったらすぐに、花でお客を出迎える。DSCN9096-1

ザ・ガーデンと名付けられた青果売場。
天井も、壁面も、サインも美しい。DSCN9098-1

さらに、ザ・ディストリクトの、
ホールフーズ。
DSCN3302-1

ラスベガス地区のホールフーズには、
バーが設けられ始めた。
DSCN9127-1

ホールフーズはどんどん外食へシフトしている。
DSCN9129-1

売場のいたるところで、
試飲・試食が展開されている。DSCN9119-1

スミスとホールフーズでは
「大試食会」の食材を購入。
DSCN9131-1

10人一組みで5グループ。
DSCN3307-1

視察・調査をしているときとは違い、
食材を吟味し、買い物体験をする。
つまりショッピングエクスペリエンス。
DSCN3308-1

アメリカ人になったつもりで、
メニューを考える。
DSCN3310-1

販売スタッフとのコミュニケーションも進む。
DSCN3312-1

試飲、試食も積極的。
DSCN3314-1

チーズ売場では全員が試食。
DSCN3319-1

カート押しはやはり、男性の役目。
DSCN3315-1

買物をしていると、皆楽しそう。
DSCN3316-1

ホールフーズの肉売場は、
日本人にも大人気。
DSCN3326-1

大量の食材と飲料を買い込み、
向かったのは「MR.MAMAS」

このカジュアルレストランを借り切り、
「大試食会」が開かれる。DSCN9162-1

オーナーのニック・パリスさんが、
昨年に引き続いて、
われわれを歓迎してくれる。DSCN9135-1

さぁ、いよいよ始まる。
そんな臨戦態勢の顔つき。DSCN9138-1

そうして調理スタート!
DSCN9140-1

厨房に入れるのは、
各チーム2人まで。
DSCN9142-1

早速、氷でビールを冷やす。
DSCN9143-1

手を洗って準備。
DSCN9144-1

なにやら食材を掲げてチェック。
DSCN9150-1

アボカドをカッティング。
DSCN9147-1

野菜をカットし、
サーモンを広げる。
DSCN9174-1

ベーコン焼きあがりました!DSCN9171-1

一方、厨房組とは別に、
テーブルでは、
火を使わないメニューをつくり、
セッティングが進む。
DSCN9164-1

カットサラダの盛り付けをする。DSCN9155-1

こちらでもサラダの彩りを考え、盛り付ける。
DSCN9166-1

早くも支度を終えたグループ2。
後は厨房のメニュー待ち。
DSCN9168-1

準備をしながら早々にビールで乾杯、
グループ3の「ジーサン」の面々。
DSCN9152-1

こちらはビールも飲まず、
丁寧な仕事のグループ1。
DSCN9178-1

ビール片手に厨房組を待つグループ4。
DSCN9210-1

そのころ、厨房組は一気に佳境へ。

スパゲティの麺をゆでる。

ガスコンロで何やら煮込む。
DSCN9205-1

グリルで焼いたり、炒めたり。
DSCN9201-1

焼きあがったステーキを切り分ける
見事な手さばき。
DSCN9239-1

できあがった料理を、
スマホで撮影するグループ5。
DSCN9220-1

すべてのグループの料理が出揃いました。
そこで私も加わって記念撮影。

グループ1のメニューはご覧の通り。
DSCN9250-1

グループ2はステーキがメイン。
DSCN9247-1

男性ばかりだったグループ3も、
無事に出来上がり。
スイカをくりぬいて、
フルーツを盛り合わせた技が光った。DSCN9253-1

グループ4は女性2人が活躍。
DSCN9256-1

グループ5は一番乗りで料理を仕上げた。
DSCN3340-1

各グループが料理のテーマをプレゼンテーション。
グループ1は「彩りとバランスを考えたメニュー」
DSCN9259-1

グループ2のテーマは「ラスベガスの休日」
DSCN9261-1

グループ3は、
ホールフーズの高級食材を中心に揃え、
「高学歴高収入の人たちのパーティメニュー」DSCN9262-1

グループ3のテーマは、
「早く食べたい」
DSCN9270-1

グループ5は「野菜が食べたい」
野菜豊富なタコスメニュー。
DSCN9276-1

みんなで料理を見ながら、
プレゼンテーションに耳を傾ける。
DSCN9282-1

プレゼンテーションの後、
やっと、試食を開始。
私のところにもおすすめ料理が、
次々に運ばれてくる。
DSCN9301-1

ビールもワインもどんどん注がれて、
いい気分。
DSCN9315-1

「大試食会」は食べることが楽しい。
しかしいよいよフィナーレ。
DSCN3369-1

各グループのテーマと味を事務局が吟味し、
優勝と敢闘賞の2グループを表彰。
DSCN3361-1

「敢闘賞はジーさん(G3)!」
DSCN3367-1

大喜びのG3メンバー。
DSCN3372-1

「優勝チームはG1!!」
DSCN3374-1

肩を組んで喜び、記念撮影。
おめでとう!!
DSCN3376-1

優勝コメントもよかった。
DSCN3381-1

最後はニック・パリスさんのあいさつ。
DSCN3388-1
2年連続でレストランをお借りし
スタッフ全員でサポートしていただいた。

最後は全員で記念撮影。
スタッフの皆さんにも、
本当によくしてもらった。
DSCN3393-1

全員大満足の笑顔。
DSCN9332-1

MR.MAMASのパパさん、ママさんと写真。
DSCN3397-1

買物は楽しい。
調理・料理は楽しい。
みんなでの試食会は楽しい。

そしてなにより、
アメリカ人との交流は楽しい。

パリスさんご夫妻に心から感謝したい。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2016年05月14日(土曜日)

消費増税見送りの「転がる石」とbasicコース2日目の大満足

「首相、消費増税先送り」
日経新聞一面トップ記事。

あったりー!

安倍晋三首相。
来年4月予定の消費税率10%への引き上げを、
再び延期する方針を固め、
政府・与党幹部に増税見送り方針を伝えた。

この情報が日経記者に伝わって、
スクープとなった。

今、検討しているのは、
増税を1~3年延期する場合の影響。

2年後の19年4月か、2020年の4月か。
前者は「東京五輪の前景況」が期待できる。
そのあたりか。

記事に書かれているのは、もうひとつ、
「衆参同日選も見送る意向」

つまり、7月参院選で、
「増税再延期」の信を問う。

その際、衆参同日選挙の実施は、
焦点がまぎれる。

そうした判断が働いたのだろう。

再延期の最大の理由は経済。

消費税率は14年4月、5%から8%へ。
さらに15年10月、10%への再増税の予定。

しかし「個人消費を押し下げ、
デフレ脱却も危うくなる」
そこで14年11月に、10%への引き上げを、
17年4月に延期。

さらにそれは延期されることになる。

国内経済は、
15年10~12月期のGDP改定値が、
実質で前期比0.3%減。

16年1~3月期の速報値も、
低成長予想が多く、
消費者物価も下落。

熊本地震の影響も、
景気に影を落とす。

もう、妥当というよりも、
当然の成り行きだ。

まずは来年の消費増税と軽減税率が、
延期され、清水信次さんの指摘が通った。

しかし、経済状況は予断を許さない。

そのことはしっかりと確認しておきたいし、
方針がころころ変わる安倍政権であることも、
見据えておかねばならない。

朝日新聞一面『折々の言葉』
A rolling stone gathers no moss.
「転がる石に苔は生えない」

元来の意味は、
「職をころころ変えるようでは金はたまらない」

しかし、使われ方は逆になった。
「きびきび働いていれば苔は生えない」

鷲田清一編著者は、問う。
「爺(じじい)」となってもステージで歌い、
唸りつづけるザ・ローリング・ストーンズ。
どっちの意味でこのバンド名を付けた?

もちろんミック・ジャガーが、
苔は生えないなんて、
考えるはずがない。

しかし政策をころころ変えていては、
国の金はたまらない。
つまり経済はよくならない。

安倍晋三も、
A rolling stone gathers no moss。

さて、ラスベガス2日目。
DSCN8776-6

アメリカ視察ベーシックコース。
モンテカルロホテル。
朝から、ボールルーム8で、
第1回セミナー。
DSCN3029-1

昨夜0時に到着した参加者たちも
元気に揃った。

未着のメンバーが6名いるが。
DSCN3016-1

疲れを吹き飛ばすように
講義に力がこもる。
DSCN3033-1

アメリカ小売業で何を学ぶのか。
有力小売業に共通する理念、
最新のマーケットトレンド、
そして成熟社会の中で
業態からフォーマットへの分化。
DSCN3035-1

朝8時から10時まで
2時間、しっかりと解説。
DSCN3040-1

昨日は成田からラスベガスへ、
24時かけて到着した。
しかし、その疲れも見せず、
皆、真剣に受講。
DSCN3041-1

派遣企業の皆さん。
参加者は元気です。
DSCN3044-1

講義のあと、
チーム分けをして、
すぐに専用バスで出発。

初めに向かったのは
ホールフーズ。
DSCN8844-6

ここのところ、店の状態は、
以前の絶好調時から、
ややトーンダウン。
DSCN8801-6
その理由は客数の減少。

スプラウツファーマーズマーケットの躍進。
クローガーはじめ各社のオーガニック充実。
それらがホールフーズに影響を与えている。
DSCN8814-6

それでも、ケン・マローンさんが、
店内ツアーをしてくれた。
ラスベガス地区5店舗のバルの責任者。
DSCN8786-6

店内をくまなく歩いて、
解説してくれたその姿には、
ホールフーズ健在を感じさせられた。
DSCN3069-1

2班に分かれて、
それぞれ30分のツアー。DSCN3098-1

丁寧な解説に、
参加者たちも写真を撮りつつ、
的確に質問。
DSCN3103-1

1時間以上も、
われわれをもてなしてくれた、
ケンさんに感謝。
DSCN3120-1

つづいてトレーダー・ジョー。
DSCN3138-1

新製品の1.5リットル箱ワイン。
DSCN8848-6

地域コミュニティからの感謝状。 DSCN8850-6

ここでもジョン店長にインタビュー。DSCN3121-1

トレーダー・ジョーとホールフーズの違い、
トレーダー・ジョーの強みを
自信満々で、語ってくれた。DSCN3125-1

参加女性陣が囲んで記念写真。DSCN8847-6
みんなうれしそうだ。

そして私とも固い握手。
DSCN3132-1

次にヘンダーソン地区へ。
そしてコストコホールセール。
DSCN8863-6

会員制倉庫型店舗で
売場はローコスト。

それでも魅力的な商品と価格で
アメリカ人の心をつかみ
アメリカ小売業第3位。

その青果部門の倉庫型冷蔵売場。
DSCN8858-6

インストアベーカリーの大型作業場。
まるでパン工場。
DSCN8854-6

会員費は2533億ドル。
売上高11億3666億ドル、
純利益2377億ドルだから、
商品での利益はほとんどとらない。
会員費で利益を上げるビジネスだ。
DSCN8860-6

コストコは他の小売業に比べて、
営業時間は短い。
土曜日、日曜日は午後6時で閉店する。DSCN8861-6
休日も多い。

ウォルマート・スーパーセンター。
全米第1位の、世界第1位の小売業ウォルマート。
その主力フォーマット。
ヘンダーソン地区、
パワーセンターの核店舗。DSCN3155-1

青果売場は鮮度感も上がったし、
オーガニック商材も増えた。
カットフルーツもカット野菜も充実。 DSCN8879-6

ローカル商品やオーガニックにも力を入れる。DSCN8885-6

陳列も多彩になってきた。DSCN8882-6

オレオのエンドは美しい縦陳列。DSCN8878-6

ロールバック。
DSCN8877-6
2ドル84セントだった商品を、
2ドル48セントに下げた。

視察の2日目と3日目は
10のチームに分かれて、
視察店舗の商品調査を行う。

それぞれカテゴリーの対象商品を決め、
価格とフェイス数を調べる。
これがベーシックコースの特徴。DSCN3150-1

スプラウツファーマーズマーケット。
2013年8月に、ナスダックに上場してから絶好調。DSCN3202-1

入口では季節の新鮮な青果。
DSCN8914-6

農場を描いたイラスト・ボード。
ファーマーズ・マーケットの理念が一目でわかる。
DSCN8912-6

そして店舗奥の青果部門。
これがスプラウツの独自のレイアウト。DSCN8897-6

スケルトンの 天井は、
快適な空間づくりの重要な要素。
その天井にビラが吊り下げられている。
DSCN8899-6

72時間セールの告知。
DSCN8900-6

スプラウツでも、
チームごとに商品を調べる。  DSCN3196-1

商品を調べながら、
丁寧に売場と商品を観察する。DSCN3198-1

スプラウツに隣接する、
トータルワイン。DSCN3206-1

全米18州に130店舗を展開する、
ワインを主力とする酒専門店。DSCN8907-6

アメリカではロゼが大ブーム。
DSCN8903-6

地ビールのテイスティングコーナー。DSCN8905-6

こちらも常設のワイン試飲コーナー。
DSCN3211-1

おすすめワインをグラスで試飲させる。DSCN3209-1

ワイン専門店で顧客がこれだけレジに並ぶ。
DSCN8908-6

ウィンコ・フーズDSCN3224-1

プロモーションアイテムが並ぶ
入口のウォールオブバリュー。

ここでも対象商品があればすぐに調査。DSCN3216-1

ゲータレード88セント。
アルバートソンよりもウォルマートよりも安いと
価格比較POP でアピール。
DSCN8915-6

ジャガイモ2ドル18セント。
このボリュームでこの値段。
圧倒的な安さ。
DSCN3218-1

バナナ1本32セントを大量に陳列。
DSCN8916-6

壁面の葉物売場。
ディスカウントでもきれいな陳列。
クレンリネスもしっかりできている。
DSCN8919-6

ウェットルックの床。
そして売場を横に見通せる設計。
長い陳列線。
DSCN8920-6

キャンディのバルク販売。
こうした売り方は日本でも可能だ。
DSCN8922-6

穀物のバルク売り場。
DSCN8923-6

カラフルなキャンディのバルク売り場。
DSCN8925-6

売場奥壁面のミート売り場。
稼働什器でプロモーションアイテムを展開。
DSCN8929-6

デアリー売り場のリーチインの牛乳コーナー。
バックヤードから直接補充する。
DSCN8931-6

売り場の最後はインストアベーカリー。DSCN8936-6

小さな稼働什器を使って、
バゲットを98セントで販売。
DSCN8940-6

最後はボンズ。
スーパーマーケット第2位のセーフウェイ傘下。
セーフウェイがアルバートソンに統合されたから
いまやアルバートソンのバナーのひとつ。 DSCN3237-1

ニューライフスタイルストアで、
青果売り場とデリは、
ウッディな床とスポット照明が特徴。DSCN8969-6

腰高の平台什器。
全体を暗くし、スポット照明を使う。DSCN8949-6

セーフウェイPBのOオーガニック。
DSCN8951-6

ボンズでも、かがみこんで商品を調査。
終日調査を重ねると、最後は、
あっという間に終わる。
DSCN3240-1

ボンズの駆け足視察・調査を終えると、
ラスベガスには夕闇が迫ってきた。
美しい空。
DSCN3236-1

1日遅れの懇親夕食会。
午後、6名が合流し、
やっと全員がそろった。

場所はロウリーズ。
DSCN3256-1

JTBラスベガス支店の橋谷竜太郎支店長。
事務局の小阪裕介さん、
現地スタッフの上松磨代さん、
カリスマ添乗員の佐藤公彦さん。DSCN3253-1

懇親会は私の料理説明から。DSCN8979-6

乾杯の発声は坂東洋一さん。
㈱ヨシヅヤ人事部長。DSCN8982-6

全員がそろい、
ほっとすると同時に、
やっと視察が始まった気がする。DSCN8984-6

皆、疲れたけど、充実した研修を続けたい。DSCN8986-6

サラダのプレゼンテーションに
スマホや携帯をもって押し掛ける。IMG_8216-6

女性を写すためにスマホの手、手、手。DSCN8989-6

カメラ目線のいい笑顔。IMG_8220-6

ロウリーズの名物、
プライムリブのローストビーフ。
切り分けるプレゼンテーション。DSCN3264-1

美味しそうな厚みのあるお肉。DSCN3259-1

柔らかくて、ジューシーで、
大満足。
地ビールを味わいながら、
会話も大いに弾んだ。

締めは、㈱マツモトの八田茂徳さん。
店舗運営部マネジャー。
DSCN3267-1
八田さんは1人別便で、
ロサンゼルス経由で、
ラスベガスに来た。

最後に到着する予定だったが、
本隊の飛行機遅延トラブルで、
昨日はラスベガスに一番乗り。

一番心配したのが、
八田さんだったかもしれない。

夜もすっかり更け、
おなかも満ちて、
ロウリーズを後にする。
DSCN8997-6

スタートから大事件に見舞われた今回。
やっと通常体制に入った。

これから本番、頑張ります。

〈結城義晴〉

2016年05月13日(金曜日)

ラスベガスへ旅立った「13日の金曜日」の勇気とは?

三菱自動車燃費データ改ざん。
日産自動車がホワイトナイトとなって、
救済に入った。

これはもう、三菱グループに、
その力がないことを浮き彫りにしてしまった。

2000年と2004年に発覚したのが、
大規模なリコール隠し。

この時には、三菱グループが総力を挙げて、
廃業・倒産だけは防いだ。

今回は日産の支援。

毎日新聞『余録』は、
「不行跡が過ぎて『仏の顔も三度』と勘当され、
他人の世話になる落語の若旦那を思わせる」

日産・ルノー連合は三菱自動車を加えて、
世界販売台数959万台。

第1位トヨタ、第2位フォルクスワーゲンに迫る。

その日産のカルロス・ゴーン社長。
日経新聞のインタビューにきっぱり。
「不祥事で失った信頼の回復は
三菱自動車が自らの責任で取り組む問題だ」

「日産の支援を受けて自ら変革することだ。
日産も一歩ずつ時間をかけて復活してきた。
三菱自動車が自主性をもって経営し、
日産が支援する」

さらに三菱自動車の再生。
「やり方はわかっている。
1999年に日産に来たときは、
2度の再建計画がうまくいかず
困難な会社だった」

そして自信を見せる。
「これからやることのほうが
大変だとは思わない」

私も㈱商業界社長時代、
会社再生の時、ゴーン流を採用した。
クロスファンクショナルチームを編成して、
部門の垣根を取り去るやり方だ。

日産がホワイトナイトとなって、
世界競争が展開される。

さて、4月のアメリカ小売業売上高。
市場予測は前月から0.8%の増加。

変動の大きい自動車・同部品を除いたベースでは、
前月比0.5%増の見込み。

3月は前月比でマイナス0.3%だった。
自動車の落ち込みが大きかったからだ。

4月は自動車販売が持ち直す。
しかし4月の雇用統計では雇用者数が大幅下落。

それだけ、個人消費の動向が重要となる。

私たちはそのアメリカに、
飛び立とうとしていた。DSCN8731-6

東京成田国際空港。
DSCN8732-6

今回はデルタ航空。
DSCN8733-6
2008年にノースウェスト航空を買収して、
世界最大の航空会社となったが、
現在は、第1位アメリカン航空、
第2位ユナイテッド航空。

滑走路まで進んだ私たちの機体。
まさに期待を乗せて、
飛び上がるばかりになっていたが、
なぜかゲートに戻った。

そして再度、給油してから、
2時間半後に滑走路へ。
DSCN8734-6

そして飛び立った。
DSCN8735-6

霞ヶ浦にはもう夕闇が迫っていた。
DSCN8736-6

犬吠埼も夕陽に美しい。
DSCN8741-6

情報系統が不具合を起し、
アトランタの本社とやり取りをしたが、
問題が解決するまで時間を食ったらしい。

それでも8時間後に、アメリカ大陸に近づく。
DSCN8743-6

そして見えてきました。
DSCN8745-6

シアトルの街。
DSCN8748-6

しかしこのシアトル・タコマ空港で、
大混乱。

私たちの乗り継ぎ便はすでに離陸していて、
53人分の次の便の手当てが進まない。

結局、8便に分かれて、
ラスベガスに向かうことになった。

デルタ航空とアラスカ航空の
国内線を利用。
最初の便は午後3時過ぎ、
次が4時過ぎ、三番手が5時過ぎ、
その後、6時台の便、最後は9時台と、
団員は8チームに分かれて、
それぞれ主だったチームに事務局が入って、
ラスべガスに向かった。

直行便は一番いい。
ロサンゼルス経由便、
ソルトレークシティ経由便などなど。
さまざまな乗継便で各自がラスベガスに向かった。

デルタ航空のフロントデスクは、
混乱の極み。

私は第一便に乗り込んで、離陸。

すぐに、シアトルのレーニア山が見えた。
DSCN8755-7
カスケード山脈の最高峰。
標高4392mの「タコマ富士」

もう一つ富士に似た美しい山。
DSCN8757-6

そして北アメリカ大陸の土色の大地。
DSCN8758-6

岩肌に刻まれた自然の偉大さ。
DSCN8759-6
これを見ていると、
「地球に優しい」なんて言葉はあたらない。
むしろ人間の浅はかさ、傲慢さを、
表しているのだと痛感させられる。

2時間ほど経過して、
シェラネバダ山脈。
DSCN8760-6

頂には積雪が見える。
DSCN8761-6

そして2時間半、最後の山肌を超える。
DSCN8762-6

すると山裾まで広がるサバーブ、
新興住宅地。
DSCN8763-6

ラスベガス渓谷。
DSCN8764-6

その中心部のストリップとマッカラン空港。
DSCN8766-6

このホテル群がラスベガスの中心部。

機体は回り込んで、
ヘンダーソン地区。
DSCN8772-6
私たちが明日、クリニックするエリア。

到着しました。ラスベガス。
Welcomeと迎えてくれた。
IMG_8214-6

ホテルに着くと、もうネオンサイン。
-DSCN8774-6

第7陣がホテルに着いたのは、
夜の12時半になっていた。

お疲れさま、ご苦労様。

それでも、意外に、みんな明るかった。
元気だった。

予想しない出来事に出会った、
冒険者たちのようだった。

勇気とは
未知なる世界に一歩、
目隠しで踏み込む
心のあり方だ。

その勇気を全員が体験した。

しかし、最後のチームは、
とうとう便を確保することができず、
シアトル宿泊となってしまった。

考えてみると、
今日は日本時間で、
13日の金曜日だった。

Amen!!
(つづきます)

〈結城義晴〉

 

2016年05月12日(木曜日)

オバマ大統領の広島・長崎訪問と商人舎USAbasic出発

バラク・フセイン・オバマ。
アメリカ合衆国第44代大統領。

広島と長崎を訪れる。
現職大統領として初めてのこと。

日経新聞巻頭言『春秋』

「ヒロシマを訪れたことのある人々は、
以後生きている限り、
世界に平和のメッセージを伝えることだろう」
元ドイツ大統領ワイツゼッカーさんの言葉。

原爆投下から71年。

「原爆投下の判断は間違っていなかった」
「政治的な 遺産づくりにすぎない」

アメリカにはそんな声もあるし、
そんな声は強い。

「原爆の実相を肌で感じ取り、
声なき声を耳にした瞬間、
政治的な思惑などは
頭から消え去ってしまうに違いない」

「そのとき大統領の口から、
どんな言葉が発せられるだろうか」

 

私は思うけれど、
予定原稿を読むだけのスピーチは、
やめてもらいたい。

自分の気持ち、
自分の言葉で、
語ってほしい。

それが2009年10月に、
現職としてノーベル平和賞を受賞した、
オバマ大統領の責任である。

一方、毎日新聞『余禄』
広島、長崎に原爆投下を命じたのは、
第33代大統領ハリー・トルーマン。

戦後、トルーマンは何百回も、
原爆投下の正当性を語った。

当時、頭の痛みを訴えられた側近が
「痛むのは体? それとも心?」
と遠慮なく問うと、
「両方だ」と答えた。

コラムニストは言う。
「王は悪事をなしえず」
国家や大統領は過ちを認めるわけにいかない。
だからトルーマンは、ことさら、
かたくなな態度をとったのかもしれない。

しかし、オバマ大統領。
「どうか広島の被爆の実相を心に刻み、
全世界に伝えていただきたい」

「どんな国家も過ちを犯す
人間の営みにほかならない。
だからこそ『核なき世界』は
人類すべての生存の条件なのである」

同感。

今日、私たちは、
そのアメリカ合衆国へ。

商人舎USA視察ベーシックコース。
もう商人舎として22回目のツアー。
今日12日から18日までの5泊7日間、
ネバダ州ラスベガスで学ぶ。

いつものように、
横浜エアーシティターミナルから、
リムジンバスに乗ると、
すぐにベイブリッジ。DSCN8682-6

みなとみらいが私を送り出してくれる。DSCN8685-6

しばらく走ると、
今度は東京スカイツリー。DSCN8693-6

1時間半ほどで、
成田国際空港第1ターミナル。

チェックインをして、すぐに結団式。

一人ずつ、簡単な挨拶をしてもらう。
トップバッターは、
㈱池五の松浦義則さん。DSCN8696-6

今回は総勢53名となるが、
全員が立ち上がってあいさつ。

顔合わせが終わったら、
結城義晴のガイダンス講義。DSCN8710-6

なぜ、アメリカが学ぶ対象なのか、
なぜ、ラスベガスで学ぶのか。
何を学ぶのか。
どんな姿勢で学ぶのか。
DSCN8711-6
「創意を尊びつつ良いことは真似ろ」
倉本長治。

それからピーター・ドラッカー。
「基本と原則を補助線にせよ」

ラスベガスという都市も、
小売業の進化と同じように、
段階的に発展してきた。
それを感じ取ってほしい、
楽しみつつ、学んでほしい。DSCN8712-6
このベーシックコースは、
真ん中の日に理解度判定テストを行う。

それから最終日には、
グループごとに調査発表と表彰、
そして大調理試食会。

もちろん毎朝講義をするし、
選りすぐりの店舗を訪れて、
見て、聞いて、考える。

商人舎8年と結城義晴40年の、
ノウハウとアイデアをてんこ盛りにして、
企画満載の決定版研修会。

内容はどこのセミナーにも負けない。

次にカリスマ添乗員の佐藤公彦さん。
商人舎研修会には、
必ず参加してくれる。
DSCN8720-6
まさにプロ中のプロ。
カリスマ佐藤の力を借りて、
今回も充実した旅になる。

全員そろって、出発前の写真。DSCN8728-6
この笑顔。

楽しみにしてください。

今回はデルタ航空。
DSCN8730-6
オバマにもトルーマンにも、
対等の立場を貫きつつ、
創意を尊びつつ良いことは真似る。

この心意気で。
いざ。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2016年05月11日(水曜日)

auショップの食品販売と「トランプ亡霊」の民主主義

5月の爽やかな風を受けながら、
今日がやってきた。

今週は日曜から昨日の火曜まで大阪。
そして今日は、まさにピンポイントで、
横浜商人舎オフィス。

朝から来客。
別々に来てくれたが、
一緒に写真。IMG_8207-6
右が當仲寛哲さん、
真ん中が常盤勝美さん。

お二人とも商人舎magazineの常連執筆者。

當仲さんは、㈱USP研究所代表取締役所長。
USPは「ユニバーサル・シェル・プログラミング」
UNIXのシェルスクリプトを使って、
大量データを高速処理する。
その「ユニケージ開発手法」の提唱者。

常盤さんは、気象予報士で、
Weather Merchandiser第一人者。
今日は月刊商人舎の企画を相談した。

二人とも仕事の能力は高いし、
仕事の意欲も人一倍強い。

うれしいことだ。

明日から私はアメリカ出張。
その直前のアポイントで、
元気が出てきた。

そのアメリカ・ニューヨークでは、
あのフェアウェイマーケットが、
倒産申請。

アパレルのエアロポステールも、
チャプター11申請。

あんなに元気だった企業が、
あっという間に腐ってくる。

ホールフーズの第2四半期も、
既存店客数が▲2.1%、客単価も▲0.9%、
既存店売上高は▲3.0%。

恐ろしい。

日本では「au店舗で食品販売」
日経新聞の記事。

auはKDDIのサービスブランド名。
携帯電話を含む移動体通信事業、
ならびにKDDI提供のITサービス事業を行う。

全国に約2500店舗のショップを持つが、
2016年度中に1000店で、
地域の特産品やこだわり商品を中心に、
食品販売を始める。

売場には冷蔵機能付きの専用棚を設置。

商品は、例えば、
コーヒー専門店「丸山珈琲」の製品、
無添加野菜100%ジュース「順造選」など、
30~50品目。

そう簡単にうまくいくとは考えられないが、
あらゆる業態・フォーマットが、
食品を扱い始める。

それはアメリカでも同じこと。

ウォルグリーンやCVSファーマシー、
さらにダラーゼネラル。
もちろんウォルマート、コストコ。

それらがこぞって、
オーガニックやローカルを扱う。

ホールフーズといえども、
特別のポジショニングを維持することが、
難しくなってきた。

auショップが食品を扱うと、
ソフトバンクやドコモもやがて、
それに追随するだろう。

KDDIは食品販売とあわせて、
通販サイトの品ぞろえも拡大する。
現在は数千点だが、
それを日用品を中心に10万点に広げる。

これは完全に、
業態を超えた競争を意味する。

日米欧。
激変はまだまだ、
収まらない。

最後に英国エコノミスト誌。
“Trump’s triumph”の記事が話題になって、
あちこちで取り上げられている。

日経新聞が昨日の朝刊で翻訳して掲載。

タイトルは、
「トランプ氏指名、悲劇の始まり」

創設以来160年の歴史を持つ共和党が、
「テロリストの家族を殺すと言い、
支持者による暴力を奨励し、
とっぴな陰謀説を度々口にし、
保護主義的で経済的に無知で、
自分で自分の首を絞めるような政策を掲げる」
そんな人間を大統領候補に決めた。

「トランプが勝ち進めるのはここまでだとしても
同氏はすでに実害をもたらし、
今後数カ月でさらに被害が拡大する。
しかも同氏が大統領の座を勝ち取る可能性は
ゼロを大きく上回る」

このあと、激しい口調で、
トランプ批判が展開される。

「本誌エコノミストを含め、
グローバル化と米国主導の
自由主義秩序の恩恵を信じる人には、
実に恐ろしい世界観だ」

「幸いにもトランプ氏は
11月8日の本選挙で負けるだろう」

「だがそれもわずかな慰めでしかない。
というのも、たとえ本選で勝たなくても、
トランプ氏が大統領の候補指名を
獲得したこと自体が問題だからだ」

「有権者はこの先半年間、
民主党の対抗馬ヒラリー・クリントン氏が
ペテン師で嘘つきだと
繰り返し聞かされることになる。
その結果、たとえクリントン氏が勝っても
その言葉は人々の心に残る。
そう信じた人は
ペテン師が大統領になったと怒り、
クリントン氏は弱体化する」

「国連安全保障理事会であれ、
中国との2国間協議の場であれ、
米国とのあらゆる会合に、
本選挙までトランプ氏の亡霊が現れる」

トランプの亡霊。

「対立が絶えない共和党は、
実際に分裂するかもしれない。
たとえトランプ氏が負けても、
移民排斥主義と経済ポピュリズムを掲げて
党候補に指名される道があることが示された」

「今のところトランプ氏が勝利する確率は低いが、
何が起こるかはわからない」

しかし、
「同氏が党の候補指名を勝ち取ることは
共和党と米国、そして世界にとって、
悲劇を生む素地をはらんでいるのだ」

日経新聞on-lineの経営者ブログ。
IIJ会長の鈴木幸一さんはいつも鋭い。

トランプ共和党大統領候補に対して、
「選挙民が投票で政治家を選ぶという
民主主義の根幹にかかわる制度が、
極めて危うい状況になっているのではないか
という深刻な思いに至ってしまう」

「ソクラテスが投票によって有罪とされ
死を選んだという話から、
ヒトラーも選挙で多数を占めたという事実まで、
民主主義の根幹の制度が、
基本的に危うい構造であることは、
既知のことである」

「それが民主主義と表現の自由を標榜している
米国で起こっていること自体が、
ことの深刻さ を浮き彫りにしている」

そのとおり。

日本の政治にも、
日本の小売業界にも、
ポピュリズムの芽が生まれている。

善良なアンパンマンよりも、
攻撃的なバイキンマンが人気。

やなせたかしのバイキンマンには、
まだまだかわいげがあるが、
トランプの亡霊には、
民主主義の危うさがある。

〈結城義晴〉

2016年05月10日(火曜日)

加藤徹・阿部秀行・柳井正・田中茂治・玉生弘昌と「商売の神様」

月刊商人舎5月号、
発刊しました。

もちろんMonthly商人舎5月号も公開。
201605-cover-page
懸案のテーマを、
やっと特集にすることができました。

しかしセブン&アイ・ホールディングスは、
現在、あの状態で、
セブンプレミアムの直接取材はできず、
イオンのトップバリュも見直しの真っ最中で、
こちらも担当者への取材がかなわず、
次の機会に譲ることになりました。

矢作敏行先生が、
法政大学教授を定年退職され、
名誉教授になられましたが、
これからは月刊商人舎誌上で、
健筆をふるっていただきます。

もちろん矢作先生が力作を送ってくださると、
結城義晴も負けじと頑張る。

これからも、
そのシナジー効果をお楽しみください。

再び、[Message of May]
自らの成長に責任をもとう!

責任とは、
引き受けて、
なすべき任務である。

当然、
負わなければならない義務、
となる場合もある。

しかしこの責任は、
自由があるから生まれる。
逆に自由を求めれば、責任が伴う。

そして、
責任が生まれたら、
任務や義務が明確になる。

自由、責任、義務のトライアングル。

組織においてもっとも大事なことは、
地位ではなく、責任である。
成功の鍵は、責任にある。

顧客に対して、社会に対して、
仲間や仕事に対して。
自ら責任をもつことである。

そして、一商人として、
自らの成果と成長にまで、
責任をもたせることである。
〈結城義晴〉

さて、朝日新聞一面『折々の言葉』
鷲田清一さんが編著者。

長いこと変わらんものは、
よくできている。

(尾池和夫)

日本の地震学者。元京都大学総長。
現京都造形芸術大学学長。

「2038年に南海トラフの巨大地震が起こる」
尾池先生の論文。

趣味は俳句。
だから短い言葉も、
俳句のようにリズムがいい。

鷲田さんは、元大阪大学総長、
現京都市立芸術大学理事長・学長。

お二人が京都鉄道博物館で会った。

鷲田さん、
「電車や航空機がうんと高性能になっても、
ワイパーだけは変わりませんね」

尾池先生。
「長いこと変わらんものは、
よくできている」

基本の徹底と変化への対応。
基本は長いこと変わらない。
だから、実によくできている。

今日は大阪で目覚めて、
東大阪の㈱万代本部へ。
朝7時のアポイント。
DSCN2972-6
欄の花がズラリ。

新社長が誕生したから。
代表取締役社長COO阿部秀行さん。

おめでとう。

その阿部さんと、
会長になった加藤徹さん。
DSCN2971-6
加藤さん。
「万代はゲマインシャフトの会社です」
なるほど。

阿部さん。
「商売は面白い。楽しい」

みんながそれを自覚している。
それがいい会社の条件です。

お二人から3時間も話を聞いた。
とても有益でした。

その後、急いで帰京。

そして、六本木。
東京ミッドタウン。
DSCN2986-6

その中のミッドタウンタワー33階へ。
DSCN2989-6

㈱ファーストリテイリング。
ファウンダー兼CEO柳井正さん。
DSCN2985-6
「商売は楽しい」

「すぐに結果が出る。
こんなに面白い仕事はない」

阿部さんと同じ言葉が、
柳井さんの口から出た。

責任を楽しめること。
責任を面白がること。
それが大切だ。

それから柳井さんと、
アメリカやヨーロッパの小売業の話に花が咲く。

「ユニクロ311オックスフォードストリート」
ロンドンのグローバル旗艦店が、
3月18日(金)にリニューアルオープンした。
「いま、311が世界最高の店です」

そしてセブン&アイ・ホールディングスのこと。
柳井さんらしいきっぱりとした見方・言い方。

柳井さんがかつて、
鈴木敏文さんに、
直接、言ったこと。

それに対して、
私も意見を言った。

ちょっと内緒だけれど。

最後に、
「趣味はゴルフだけ。
毎週土日はゴルフです」

久しぶりに腕を競うことになった。
練習しよう。

その後、夕方、赤坂へ。

㈱日本アクセス社長の田中茂治さん。
㈱プラネット会長の玉生弘昌さん。
そして橋本佳往さん。
一般社団法人流通問題研究協会専務理事。

田中さんは会長に就任の予定。
玉生さんは協会の理事長。

昨年末発刊の月刊商人舎12月号は、
特集「流通革命論」の軛を絶つ

この特集では、
田中さんにインタビューした。
「問屋無用論」の真偽を問う

玉生さんには、
特別寄稿していただいた。
脱流通革命「科学的問屋有用論」の要諦

その縁があって、
今回の懇親会となった。

有意義だった。

こちらも4人で、
ゴルフを楽しむことになった。
率直にうれしい。
練習しよう。

しかし明後日から、
私はアメリカ出張。

頑張ろうという意欲があふれてきた。

今日は朝7時から、
加藤徹さん、阿部秀行さん。

午後は、柳井正さん。

夕方に、
田中茂治さん、玉生弘昌さん、
そして橋本佳往さん。

考えてみると、全員が、
仕事と商売を楽しむ人たちだった。

贅沢な一日だった。

長いこと変わらんものは、
よくできている。

そのとおり。

商売の神様は、
商売を楽しむ者に味方する。

これは長いこと変わらない。

〈結城義晴〉

2016年05月09日(月曜日)

万代知識商人大学のマーケティング講座と「顧客の立場」

Everybody! Good Monday!
[2016vol19]
2016年第20週。
ゴールデンウィークが終わって、
5月第2週。

Weekly商人舎の日替わり連載。
月曜は2週間販促企画。
ゴールデンウィークの後こそ、
PDCAのサイクルを回せと訴える。
(plan/do/check/action)

火曜は2週間天気予報。
常盤勝美さんは今、大忙し。
的確な予報をしつつ、
それを商売に関連づける。

さて、平成28年熊本地震。
益城町や南阿蘇村で、
休校していた小中学校の授業再開。

今週水曜日までには、
県内のすべての公立学校で、
授業が始まる。

うれしいニュースだ。

雪とけて村いっぱいの子どもかな
〈小林一茶〉

今日から、益城町役場の窓口業務も再開。
工場も操業を再開し始めて、
町が蘇っていく。

それでも一番最初に立ち上がるのは、
いつも商業だ。

商業が店を開けるから、
それに元気づけられて、
復旧が進む。
朧夜の浅き眠りに地震(ない)続く  
〈朝日俳壇より 熊本県菊陽町・井芹眞一郎〉

熊本・菊陽町の俳人の句。
地震は古語では「なゐ」。
お見舞いします。

春愁をはみ出す地震の画面かな  
〈同 平塚市・秋濱信夫〉

こちらは神奈川県平塚市で、
やはり地震の惨状に思い悩む。

私の今日は終日、
万代知識商人大学の授業。

企業内大学として、今年4月からスタートして、
第2回目の講座。

万代本社に隣接する会議棟で、
朝9時から講義。
DSCN8603-1

30名の受講生の後方では、
加藤徹会長、阿部秀行新社長をはじめ
幹部がズラリと聴講。
DSCN8604-1

2回目のテーマは、
マーケティング・マネジメント。
DSCN8610-1

小売業、スーパーマーケットにとって、
必須のマーケティング概論を、
結城義晴流に整理して、ゆっくりと話す。
DSCN2928-1

午後は、専用バスに乗り込んで、
万代2店舗の視察。

マーケティング・リサーチ。

その前に昼食懇親会。
研修先の2店舗を預かる店長も受講生。
そこで2人の店長に店舗概要を話してもらう。

一人目は、万代和泉万町店の川村諭さん。
DSCN8613-1

二人目は、万代熊取店の竹中天志店長。
DSCN8615-1

移動中のバスでも講義。
DSCN8616-1

そして和泉万町店に到着。
DSCN8655-1

店頭にツバメの巣。
ほほえましいPOP。
DSCN8619-1
とてもいい。

これまでの店の見方を変え、
改めて店を観察する。

店内でも私に対して、
次々に質問が出る。
DSCN2822-1

熊取店に移動。
ここでもメモを取りつつ、議論をしつつ、
受講生たちは真剣に店舗を調査。
DSCN2856-1

万代が力を入れる鮮魚の立ち売り。
DSCN2878-1

お客が次々にお勧めの魚を購入していく。
DSCN2884-1

視察研修が終了したのは夕方4時。DSCN2911-1

再び万代会議棟に戻り、
最後の講義。
DSCN2922-1

最後はサービスマーケティングの講義。
そしてもう一人の自分を確立すること。
顧客の立場で見ることのできる自分だ。
DSCN2924-1

膨大なマーケティング論を、
1日で学んでもらう。

それでも最重要なエッセンスを語り、
あとは各自の学習に委ねる。

講義を終えて、
夜はお二人の代表取締役と一席。
加藤徹会長と不破栄副社長。
DSCN2933-1
用意してくださった赤白ワインで、
おおいに話が弾んだ。

酒蒸しの酒に溺れる浅蜊かな  
〈同 国分寺市・石川春子〉

さて今週もはじまった。

鈴木敏文さん。
もちろんセブン&アイ・ホールディングス会長。
その口癖は「お客の立場」

これはまさしく、
マーケティング・マインドを意味している。

鈴木さんは去っても、
マーケティングの魂は、
残さねばならない。

では、今週も、
元気を出して、
Good Monday!

〈結城義晴〉

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人
海外研修会
サンフランシスコ&サクラメント視察研修会
2026年USA研修会
国内研修会
第18回 ミドルマネジメント研修会

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
前略お店さま

チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
2026年8月
« 7月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031 
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.