結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年07月29日(月曜日)

巨匠コトラー「マーケティングは日本を救う」の「結局、儲ける」

Everybody! Good Monday!
[2013vol30]

2013年も第30週に入りました。
7月最終週にして、
8月の第1週。

このように表現するのが面倒なので、
年の初めから勘定して、
第30週。

会社ならば期の始まりから勘定して、
第〇週とするのがいい。

1年は52週。
13週×4で52週。

13週が四半期、クォーター。

これならば、科学的な数値管理ができる。
そして月はサブ的に販促の期間とする。

こちらも、お客様の生活が月単位で進んでいるから、
無視はできません。

しかしお客様の生活は、
週単位が基本。

子どもたちの学校のカリキュラムも、
主婦のライフスタイルも、
亭主の会社の勤務体系も、
テレビの番組も、
週単位。

週を基本にDataを蓄積し、
月は第二の要素にする。

それがWeekly Management。

その第30週。
8月への切り替え。

詳しくはWeekly商人舎の
「月曜朝一 今週の販促企画はこれだ」。

商人舎magazineは、
お役にたちます。

そして8月1日13時~、
「24時間無料見放題キャンペーン」。

ご覧ください。

そして購読者になってください。
1冊につき、5人分のID&パスワード。

換算すると月に1人300円。

是非是非、購読者になってください。

さて、夏の甲子園大会へ向けて、
各地で代表校が決まってきた。

ああ、夏だ。

そう実感するのが、今週。

かき氷テレビの中の球児たち
〈朝日俳壇 一宮市・岩田一男〉

かき氷をつつきながら、
テレビ観戦する地方大会。

地方大会にこそ、
球児たちの青春がある。

球児以外の子どもたちは夏休み。

校長がどぼんとプール開きかな
〈日経俳壇 小山市・篠崎利男〉

愉快な校長。

今週末の土曜日は、
土用二の丑。

絶滅の危機ある鰻に詫びながら
妻と食べゆく年金日かな

〈日経歌壇 沼津市・岩城英雄〉

つつましい鰻の食事。
それでも鰻はいい。

さて今日は一日、商人舎オフィス。
オフィスにいるときは、
来訪者。

夕方、イオンリテール㈱の堀江泰文さん。
取締役兼常務執行役員。
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8月1日に講演をする。
その事前説明を丁寧にしてくれた。
マイカル出身の堀江さん。
懐かしい話に花が咲いた。

続いて、野渡和義さん。
ユースキン製薬㈱社長。
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8月31日に、講演させていただく。

野渡さんは、
中学高校の器械体操部の先輩。
横浜の私立聖光学院。

商人舎オフィス前の野田岩で、
鰻三昧で、こちらも懐かしい話。

ご訪問くださって、心から感謝。

さて昨日の日経新聞「日曜に考える」。
フィリップ・コトラー登場。
もう82歳。

タイトルは、
「マーケティングは日本を救うか」。
コトラーの結論は、明快に「イエス」。

それどころが、「まだまだ、全然足りない」。

現在、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授。

日本の失われた20年ついて。
「『よりよい製品をより安く作る』ことにかけて、
チャンピオンだった」

「でも、イノベーションで
成長したものではありません」

「成功はいいことですが、
若干、守りに入っていましたね。
失敗を恐れすぎています。
そこからは成長は望めません。
チャンピオンということで、
傲慢にもなっていたのだとみています」

「最も重要なことは
戦後の日本をけん引してきた松下幸之助、
本田宗一郎、盛田昭夫のような
創業者でクリエーティブな考えを持つ人材の系譜が
途絶えてしまったことです」

日本への注文。
「マーケティングに必要な4つのPを提唱しましたが、
日本ではまだ理解が進んでいない気がします。
マーケティングそのもののステータスが低い」

4Pとは、
product=製品、price=価格、
place=流通、promotion=販売促進。

マーケティングを、
「プロモーション」とだけ捉えている。

「製品開発をはじめ、
価格や流通の販路の決定についても、
関与の度合いが弱い」

つまり4Pのうちのpromotionとしか、
マーケティングを捉えていない。

だからコトラーは、
CMOの重要性を説く。
CMOとはチーフ・マーケティング・オフィサー、
最高マーケティング責任者。
イオンでは、
先日お会いした堤唯見さんの今の立場。

CEO(最高経営責任者)、
CFO(最高財務責任者)などと並んで、
CMOが必須だと主張する。

「マーケティングは、
営業部門が受け持つものではない」。

「CMOは市場と深く関わり、
どのような商品を先々作るのかということに
参画しなくてはいけません」

「CMOは経営の意思決定を行う立場にいて、
このキャリアを経てからCEOに就いて
経営全般を見るのがいい」

「マーケティングによって
製品や組織を変えることができる」

「マーケティングを
サービス機能やコミュニケーションの手段とだけ捉え、
企業が目指すべき重要な役割を担えることに
気づいていない」

このあたり従来からの主張。

「自社について、顧客により深く理解してもらい、
頼るくらいの特別な感情を持ってもらうまでの
関係を築くことが大切です」
これは関係性マーケティング。

「顧客が企業に求めるのは
社会的な問題に配慮し、
ビジネスにはまだ直結しなくとも
地域社会に貢献している姿勢です。
一連の取り組みが認知されれば、
その企業は尊敬される存在になりえます」
これはソーシャル・マーケティグ。

最後にインターネットとマーケティング。
「市場はより民主化されました」

「生活者だけでなく、
企業も積極的に発信ができます。
フェイスブックなどのSNS(交流サイト)を使って、
生活者と対話することも可能になりました」

「30年には広告費の5割が
こうしたSNSで占めることになるでしょう」

ビッグデータが変えたもの。
「調査対象がサンプルからすべての人に広がり、
掘り下げることができるテーマも格段に増えました」

フィリップ・コトラーのインタビューを読んで、
感じた違和感。

インタビュアーの認識が固まってもいるのだろう、
まずは、メーカーのマーケティングばかり、
話題にしている。

もっともっと視界が
開けるような内容がほしかった。

次のコメント、どう見るだろうか。
「顧客増が大切なのです。
先進国ではさまざまな商品やサービスが
あふれています。
なぜ、そうした環境で売れないのかを考えれば
答えはこうなります。
『自分の会社に目を向けてくれる顧客が少ない』のです。
足りなければ顧客を増やすしかありません」

その客数増の方法。
「新興国への取り組みです」

「これまでのマーケティングは
お金のある先進国などにいる20億人を対象としてきました。
これからは新興国などの50億人も含めて考えるべきです。
富の集中は豊かな国も傷つけます」

「なぜかと言えば買うべき人の減少につながり、
結局、もうけることができなくなるからです」

言葉尻を捕らえるようで恐縮だが、
フィリップ・コトラーは、
「結局、もうけること」を考え、
教えてきたのか。

聞き手と翻訳者との知見のレベルが、
interviewの内容を規定してしまうのか。

それともフィリップ・コトラー、
いささか年を取ったのか。

『マーケティング3.0』発刊は、
米国で2010年5月。
まだ79歳で、これも共著だった。

コトラーも、
成熟社会でのマーケティングの難しさを、
正直に語ってくれたということか。

私たちは現場で、
その難しいことに取り組もう。

では、みなさん。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2013年07月28日(日曜日)

ジジのクールな変身[日曜版2013vol30]

ジジです。
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すっかり、スリムになりました。
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きもちいい。
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こんなだった。
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ハコのなかも、
すきだった。
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毛があって、
あったかかったから。
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でも、あつい夏。
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全身をトリミング。
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ジャングル大帝レオ・カットです。

毎年のことですが、
ほんとうに、きもちいい。
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でも、ちょっと、
はずかしい。
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うごきやすい。
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かるい。
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はやい。
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だから家のなかを、
あるきまわる。
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しずか。
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ボクの世界は、
このおうちのなか。
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あるきまわるのが、
すきになりました。
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ボクはシッポが、
気にいっています。
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ボクのねどこのまえ。
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ハコがボクのねどこ。
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トリミングしてから、
ここもすきです。
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テーブルのしたの、
ベンチのうえ。

まだまだ、
あつい夏は、
つづきます。
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おとうさんも、
あつさに、
まけないように。
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ボクもいい子にしています。

「ありがとう」
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そこをかいてもらうのは、
きもちいいんです。

元気を出して、
いきていきましょう。
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クールな元気、
でてきました。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2013年07月27日(土曜日)

宮崎駿「力を尽くせ」とヨーカ堂・ダイイチ提携の「経営理念の合致」

昨日の東北仙台地区。
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青田に霧雨がかかる。

まるで避暑地に来た気分。

今日は全国各地で、
花火大会が開催された。

浴衣姿のお嬢さんたちが、
涼しさを届けてくれる。

宮崎駿監督の新作『風立ちぬ』。
日経新聞の文化欄で、
文化部記者の関原のり子さんが書く。
「反戦の心、戦闘機に乗せて」

宮崎監督はもう72歳。

主人公は飛行機設計技師・堀越二郎。
零戦の設計者。

柳田邦男のノンフィクション『零式戦闘機』は、
私の物書きとしての原点の一つだが、
この映画は堀越二郎に、
文学者・堀辰雄をオーバーラップさせてある。

関原記者が強調するのが、
イタリアの飛行機製作者カプローニのこと。
プローニはこの映画の夢の中で、
たびたび主人公に声をかける。
「力を尽くしているかね?」

これが作品を貫くテーマ。

堀田善衛の随筆集『空の空なればこそ』に、
旧約聖書の伝道の書からの引用がある。
「すべて汝の手に堪(たふ)ることは
力をつくしてこれを為(な)せ」。

宮崎監督のコメント。
「力を尽くせ、という言葉は
単純ではあるが胸に刺さった。
堀越二郎も堀辰雄もインテリ。
海外の文献を読み、自分たちが
(激動の時代の)どこにいるかよく分かっていた」

この後がいい。
「どんな状況であれ職業人は
その職業の中で
精いっぱいやるしかない。

力を尽くしても必ず見返りがあるわけではないが、
やっぱり力を尽くしてやった方がいいんです」

仕事を天職と受け止め、
「力を尽くす」

今月の商人舎標語、
「完全なるものを求めよ」

「力を尽くせ」に通ずる。

映画の中のセリフ。
「創造的人生の持ち時間は
10年だ。

芸術家も設計家も同じだ」

宮崎監督の述懐。
「根拠はないが、創意に満ちている瞬間は
10年ぐらいではないか。
20代の終わりから30代の終わりが
僕にとって一番創造的な時間だったと思う」

自分に厳しい人なんだなぁ、と思う。

10年か。

私の10年はいつだったのか。

20代から30代に
原稿を書きまくったあの10年か。
36の時、編集長になって、
本をつくり続けたあの10年か。
ブログを書き、月刊『商人舎』を創刊している
今の10年か。

はたまたこれからやって来る10年か。

「以前は午前1、2時まで働き、
9時からまた働き始めたが、
今では朝の2時間を体操など
自分の体のために費やさないと
仕事に出る気力がなくなってきた」

72歳の宮崎監督だから、
この境地に達したのだろう。

40代、50代で、これでは、
気持ち悪い。

作品をつくり終わった段階で、
「今は空っぽになることが必要。
最低でも半年はかかるだろう。
(次作は)それから考えればいい」

「力を尽くせ」

自分は力を尽くしているかと、
考える。

まず、自分から。

それなくして、
人に迫るのはいけない。

「力を尽くせ」

さて今週のWeekend News Summary。
1週間を振り返ると、
「イトーヨーカ堂・ダイイチ提携」が、
一番大きなインパクトを持っていた。

Weekly商人舎で、
私が急きょ、書いた。
「資本提携の衝撃と再編加速の予感」

日経MJの昨日の「総合小売り」欄で特集されている。
「道内スーパー売上高」の75%が、
3強によって占められている。

2011年の北海道内上位50社の売上高は、
1兆0928億円。

この数字からはイトーヨーカ堂が除かれているが、
第1位のアークスは27.5%を占める。
第2位のコープさっぽろ陣営は25.2%、
第3位のイオングループは22.7%。
第4位はホクレン商事の5.8%、
第5位が北雄ラッキーの4.1%、
そしてダイイチは第6位で2.6%。

イトーヨーカ堂北海道の売上げを全体に足し算して、
その上でイトーヨーカ堂・ダイイチ合計売上高シェアを出すと、
6.2%で第4位に入る。

ダイイチにとっても、
イトーヨーカ堂にとっても、
メリットの大きな資本業務提携だ。

この記事では、
ダイイチ鈴木達雄社長が、
イトーヨーカ堂・亀井淳社長に会ったのは、
今年7月9日だと書いてある。
「一気に基本合意した」

ダイイチは2006年9月期決算以来、
6年連続増収増益。
オール日本スーパーマーケット協会内でも、
優良企業の一つに上げられる。

だからこそ、この提携でも、
「今なら経営の自主性を
一定程度確保できる」

私は北海道のイトーヨーカ堂が、
ダイイチから学ぶことの方が多いと思う。

「水は高きから低きへ流れる」

セブン&アイ・ホールディングス鈴木敏文会長。
「提携先を選ぶ決め手は
経営理念が合うことだ」

まさに至言。

「PB供給や店舗網補完などの
短期的な効果は狙わない」

鈴木敏文さんの発言は常に、
経営原則に則っている、
長期的視野に立つ、
従って世間とは違う。

このセブン&アイの考え方も、
ダイイチにとって、
いい方向に動くことだろう。

故に、力を尽くしつつ、
再編は加速される。

良い週末を。

〈結城義晴〉

2013年07月26日(金曜日)

ヨークベニマル太子堂店オープニング取材と大高善興社長会談

東北の梅雨は、
明けていない。

昨日から仙台に入って、
そのことを強く感じる。

商人舎magazine

8月1日13時から、
「24時間見放題キャンペーン」
乞う、ご期待。
この商人舎magazineのなかの、
Weekly商人舎のWeekly日替り連載。
火曜日は人気の常盤勝美執筆。
『2週間ウェザーMD予測』

常盤さんによると、
「東北の太平洋側では少し
事態が深刻になりつつある。
気温が平年を下回る状態が続き、
日中の気温は25℃を少し超える程度で、
北東の冷涼な風の影響を受けることが多かった」

梅雨明けしていないだけでなく、
やませの影響まで受けている。

その仙台で今日、
ヨークベニマル太子堂
(たいしどう)店が、
オープン。

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まことに残念なことに、
朝から雨模様。

しかし開店日らしく、
アドバルンが二つ上がっていた。
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オープンの3日間、開店は9時。
しかし顧客は列をつくって、
待っていてくれる。
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店頭では、甘酒の準備が進む。
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振る舞い酒。
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店内では、
ほとんど売場が出来上がり、
ミーティングも終わって、
記念撮影。
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いちばん左に、
大高善興社長。
一番右に、
小林稔店長。
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間に地域のお客様。

雨が降っていることもあって、
店長判断で開店を15分繰り上げた。

開店のために、
最後の部門長円陣。
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そして開店。
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「心より、おめでとう」。

私はそうつぶやいた。

一丁目一番地に顧客が群がる。
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入り口付近の青果部門は、
あっという間に大混雑。
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中通路の卵売場、
米売り場は、
オープン記念特売に、
顧客が殺到。
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もちろんレジ前エンドでは、福袋。
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オープン直後から、
レジは大混雑。
臨時レジを設けて、
二人態勢で顧客をさばく。
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10時ごろから外の雨は、
ひとしきり激しくなった。
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傘のサービス、
車まで運ぶサービス。
ベニマルならではの態勢。

ヨークベニマルの第180号店。
それが太子堂店。
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敷地面積3190坪、
売場面積791坪。
ワンフロアの食品スーパーマーケット。

駐車台数220台。

公表年商目標22億円。

この店舗の徹底紹介と、
ヨークベニマルの戦略分析は、
月刊『商人舎』8月号(8月10日発行)。
乞う、ご期待。

間違いなく日本最高峰の店舗。
私は「国際レベルに達した」と表現した。

ひと段落して、
9時15分から、
大高善興社長記者会見。
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場所は社員食堂。

写真真ん中は、橋本孝さん、
取締役執行役員企画財務室長。

企画財務室マネジャーの池田さやかさんが
世話を焼いてくれた。

大高さんは、
一気呵成に1時間ほど語り、
その後も30分ほど質疑応答。

大高さんが日本を代表する経営者であることが、
如実にわかる会見だった。

この内容も、
月刊『商人舎』8月号に掲載。
ご期待ください。

その後、私だけ残って、
二人の情報交換。
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東日本大震災のこと、
プライベートブランドのこと、
アメリカのリテールのこと、
チームマネジメントのこと、
大高愛一郎さんのこと、
私は率直に語った。

愛一郎さんは、
私がコーネル大学ジャパン副学長の時の、
事務局長。
私が最も頼りにした人物。
今、三井物産勤務で、
大高善興さんの甥。

もちろん商人舎magazineについても、
丁寧に説明した。

大高さんは月刊『商人舎』をいつも持ち歩いて、
熱烈に愛読してくださっている。

ベニマル社員のみなさん、
お取引先のみなさん、
月刊『商人舎』を読んでおいてください。
もちろん商人舎magazineも。

二人の時間はあっという間に終わり、
売場で握手しながら写真。
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握手しながら、
私は商業界イズムと「野越え山越え精神」のことを、
大高さんに話した。

大高さんには、いつまでも元気で、
リーダーシップを発揮し続けてほしい。
心底からそう思った。

そしてこのお二人。
取締役副社長の清野眞孝さん(真ん中)と、
開発室統括マネジャーの梅津文夫さん。
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清野さんとは、
30年来のお付き合い。
梅津さんには、
商人舎エコストア・セミナーで講演していただいた。

最後は、小林稔店長。
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東日本大震災の時、
石巻蛇田店の店長だった。

私が2011年4月7日に、
石巻を訪れた時、
小林さんはみんなの精神的支柱だった。

そして、その後の復興に、
獅子奮迅の活躍。

さらに今、
ヨークべニマル最重点店舗の、
オープニング店長。

この店の開店に、
凄いベニマルマンが参集していた。

私は嬉しかった。

ヨークベニマルが、
アメリカのクローガーやセーフウェイ、
パブリックスやHEバット、
そしてホールフーズやトレーダー・ジョーにも、
絶対に負けないスーパーマーケットであることが。

持てるだけの買い物をして、
ヨークベニマル太子堂店を後にした。

その後も、近隣の店舗の視察。
ヨークベニマルあすと長町店。
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太子堂店から700メートルの至近距離。

そしてザ・モール仙台長町。
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核店舗の西友は、
かつて300億円の年商を誇った。
食品だけで100億円超。

今、競争にさらされる中、
「カカクヤスク」のキャンペーン。

そしてザ・ビッグ仙台郡山店。
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ご存知、イオンのディスカウント・フォーマット。

さらにマックスバリュ名取店。
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世界のウォルマート傘下の西友、
イオンのザ・ビッグとマックスバリュ、
そしてヨークベニマルは、
セブン&アイ・ホールディングス。

世界的な競争が、
仙台市の南側と、
名取市にかけた地区で展開されている。

そして、さすがにそれぞれが、
ポジショニングを確立している。

それはすなわち、
世界レベルの競争ということができる。

全てに共通する競争原理は、
標準化のとらえ方と、
フォーマットの位置づけ。

硬直化した思考回路の企業が、
この中からでも脱落していく。

〈結城義晴〉

2013年07月25日(木曜日)

「イトーヨーカ堂・ダイイチ提携」と「アベノミクス」もう一つの効用

夕方、東北新幹線で、
仙台へ向かう。
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山には霧がかかり、
緑は濃い。

涼しい。

郡山では、
イオンタウンが見えた。
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今日は朝から、
横浜商人舎オフィス。
私は商人舎magazineの原稿執筆。

Weekly商人舎のWeekly Special。
「イトーヨーカ堂・ダイイチ
資本提携の衝撃と再編加速の予感」

この問題には、
私なりの見解を示しておかねばと考えた。

だから2000字ほどのMessageを書いた。

㈱ダイイチの小西保男会長と鈴木達雄社長、
その判断を、私は支持する。

3月に鈴木さんと会って、
いろいろ話した時には、
こんな内容は一切出なかった。
しかしオール日本スーパーマーケット協会では、
「唯一の北海道企業」で、
だからいろいろ不利な点があると語っていた。

詳細は、Weekly Specialを読んでほしい。
8月1日13時から、商人舎magazineは展開する。
「24時間見放題キャンペーン」
今日のDaily商人舎は、
これまたロイター配信の衝撃的な記事。
「イオン、
香港SM1.4兆円企業売却に
応札か」

その額、40億ドル、4000億円。
ダイエー株の公開買い付け金額が、
403億円だからその10倍。

次々に凄いニュースが入る。

この件に関しては、
イオンのスポークスマンが、
否定しているそうだが。

さて、紹介しようと思っていて、
今日までそれができなかった記事。
日経ビジネスリーダー7月23日版。
流通の専門家・編集委員の中村直文さんが書く。
「活況! 格安店、
アベノミクス2つ目の効き目」  

「アベノミクス」で百貨店などで
高級品ブームが起こっているが、
全く逆の動きにも「効き目」を発揮している。

それがディスカウンター。

まず九州のトライアルカンパニー。
「29円のコーラや50円台の即席カップ麺、
2リットルで69円の茶飲料――」

面白いのが同社の幹部のコメント。
「いつもより少し高い価格帯の商品が売れる
『ちょい高』人気を受け、
『一時的に当社としては
高めの商品も店頭に置いてみたが、
反応はいまひとつだった』」

トライアルではメーカー品でも低価格志向が強い。
「山崎製パンのランチパックより、
安めのフジパンの類似品の方がよく売れる」

面白い。

トライアルは2014年3月までに、
国内40店の新店出店。
今期中に200店体制になる。

次も、九州のコスモス薬品。
ディスカウント・ドラッグストア。
既存店売上高が、
前年比5%以上プラスの月が多い。
2014年5月期決算では、
過去最高益更新の見通し。

出店も今期65店。
ローコスト店舗づくりは、
出店スピードを生み出す。

首都圏のオーケーも、
2013年3月期の既存店売上高は、
前期比3.8%プラス。

なぜ今、ディスカウンターが元気なのか。
中村さんの分析。

第1は、「昨今の値上げの動き」だ。
「原料高と円安で仕入れ原価が上昇。
小麦粉、食用油、牛乳……と
食品メーカーを中心に値上げ表明が相次いでいる」

そこで消費者は、
「実態以上に物価が上がりつつある」とのイメージを持つ。
そこでディスカウンターに顧客が流れるという構図。

第2は、「消費増税」。
これは私も指摘し続けている。

「今のうちに家計を見直し、
出費を抑える消費者も増えている」

イオン社長の岡田元也さんの指摘。
「再びDSが成長する」

イオンはPBを充実させて、
低価格志向の顧客を取り込む。

100円ショップも、
既存店売上高がプラスに転じている。
業界トップは大創産業だが、
2位のセリアと4位のワッツは、
5月・6月、2カ月連続のプラス。
3位のキャンドゥも6月には13カ月ぶりのプラス。

中村編集委員の観察。
「高級品とDSを活気づけたアベノミクス」

「政策効果が広く行き渡るには
2~3年かかるといわれるなか、
『効き目』の二極化の流れは
しばらく続く可能性が強い」

私はこの二極化は、
コモディティ・ディスカウントと、
ノンコモディティ・ハイクォリティだ、
と断じている。

コモディティは限りなく安く手に入れたい。
ノンコモディティには値段を惜しまない。

それを同じ顧客が志向する。

アベノミクスのプラス・マインド、
値上げと消費増税のマイナス・イメージ。

そのなかで、
コモディティとノンコモディティの概念が生きてくる。
だからコストコは絶好調。

トイレットペーパーとダイヤモンドを、
同じ屋根の下で売る商売。

イオンもイトーヨーカ堂もダイイチも、
この現代の消費社会のなかにいることは、
確かだ。

〈結城義晴〉

2013年07月24日(水曜日)

北海道ダイイチ・ヨーカ堂提携と日経コンビニ調査の見方と勘所

北海道の㈱ダイイチの株価が動いている。
今日はストップ高で、
最高1305円をつけた。

昨日の日経新聞夕刊に、
「ヨーカ堂、ダイイチに3割出資」の見出し。

ダイイチは北海道のスーパーマーケットで、
2012年9月期連結売上高は316億円、
経常利益7億円。

2004年にジャスダックに株式公開。
帯広市出身の企業で、
この地に本部を置き、
帯広、旭川にドミナントを築く。

そのダイイチが、
イトーヨーカ堂と資本提携
。
昨日7月23日のこと。

イトーヨーカ堂が圧倒的な筆頭株主になって、
ダイイチは実質的に、
セブン&アイ・ホールディングスの傘下に
入っていく。

この件に関しては、
商人舎magazine。

Weekly Specialに急きょ、
解説原稿を執筆する。

今夜の私の仕事となる。

一方、日本政府が正式にTPP交渉に参加。
環太平洋経済連携協定にわが日本が参画することで、
日米を軸とする巨大な貿易圏が誕生する。

これも大きな変化だ。

さらに今日の日経MJは、
第34回コンビニエンスストア調査。

日本は世界一のコンビニ王国。
その全面調査だけに、
実に重要で、面白い結果。

是非、購入して、手元に置いてほしい。

日経新聞は、
コンビニの定義を4つ上げている。
①セルフ販売
②飲食料品を扱う
③営業時間が1日14時間以上
④売場面積が30㎡以上250㎡未満中心

これは商業統計の業態統計に則っている。

日本の業態定義は、
この4つの中の3つの条件で、
分類されていると考えてよい。

まず、商品領域は食・衣・住のいずれか、
あるいはそのどれでもないか。
次にセルフ販売方式か否か。
さらに店舗規模、すなわち売場面積は、
どれくらいか。

これにコンビニの定義だけ、
営業時間が加わる。
日経の定義と同じ14時間。

しかし営業時間に関しては、
朝7時から夜11時の「セブン~イレブン」でも、
16時間。
この商業統計と日経の定義は、
私は実情に合わないと思う。

売場面積に関しても、
上限の250㎡は、
コンビニとは考えにくいが、
まあこれは許そう。

その今年の統計、
1店当たり平均日販は、
セブン-イレブンがトップで66万8000円。
ローソンは9位で54万7000円、
ファミリーマートは10位で52万3000円。

1998年8月、私は、
取締役編集担当兼『食品商業』編集長の時に、
季刊『コンビニ』を創刊した。
その後、隔月刊から月刊へと、
経営雑誌『コンビニ』は発展成長したが、
当時のコンビニの日販は、
セブン68万円、
ローソン、ファミリーマートは40万円台だった。

セブンがちょっと減って、
ローソン、ファミリーマートが追い付いた。
だからずいぶんと差が縮まった。

しかしそれでもまだまだ、
大きな差がある。

感慨深い。

セブン-イレブン1万5072店、
ローソン1万0976店、
ファミリーマート9481店。
もう、5ケタチェーンが3社になろうとしている。

今日の日経MJは一面に、
「コンビニ アジアに沃野」の特集。
しかしこれは、「すべった」と思う。

2面3面は商品問題。
「総菜や生鮮 品目拡大」
「PB、高品質で独自色」

これらの記事は大いに整理になる。

4面は「顧客獲得へスマホ駆使」。
これもいい。

5面は「セブン動き陣取り白熱」。
私はこの部分が一番、
コンビニ業界を俯瞰するに重要なものだと思う。

日本地図に、
コンビニの都道府県別店舗数トップ企業が、
色分けされている。

北海道はセイコーマート。

東北の北側3県はローソン。

南東北と関東山静信越はセブン。

中部の愛知、岐阜、三重、金沢は、
サークルKサンクス。

富山、福井、近畿、四国、山陰はローソン。
近畿のなかで滋賀はセブン。
山陽道の岡山、広島、山口はセブン。

九州は、福岡、佐賀、熊本、宮崎がセブン、
大分はローソン、
長崎、鹿児島、沖縄がファミリーマート。

47都道府県のうち、
セブンがトップのエリアは22都県、
ローソンは17府県、
サークルKサンクスが4県、
ファミマが3県、
セイコーマートが1道。
セブンが出店していない県は、
青森、鳥取と沖縄、
それに四国の愛媛、高知。

昨年、3月鹿児島、5月秋田、
今年、3月香川、徳島に進出。
すぐにも愛媛、高知に展開の予定。

ローソンは1997年、
沖縄に進出して
全都道府県制覇をしている。

まだダイエーのローソンだったころ。

ファミリーマートは2006年に、
47都道府県出店を果たしている。

セブンはかたくなにドミナント主義を貫き、
まだ5県を残す。

最後の出店は沖縄だろうが、
青森、鳥取を保留して、
四国をターゲットにしている。

どんな小売業も、
内部のシステム構築や、
商品調達、商品開発の力が、
日販格差や売上げの差異につながるが、
コンビニは100㎡の小型店で、
しかもほとんどが、
フランチャイズチェーン方式を採用している。
だから面取り合戦の色彩は非常に強い。

もう数年のうちに、
ビッグ3による
全都道府県での競争が展開され、
それは10年のうちには、
結論が出る問題となる。

おそらく、寡占から三占、
場合によっては複占へと、
移り変わっていくに違いない。

もちろん、Nicheなコンビニは、
日本中で生き生きと商売を続けるだろうが、
チェーン・コンビニは、
三占から複占へ。

今回の調査でも、
そのことは明らかとなっている。

コンビニの方向性は見えるが、
スーパーマーケットやドラッグストア、
ホームセンターはどう変わるか。

ダイイチのヨーカ堂傘下入りは、
その変化の兆候の一つではある。

〈結城義晴〉

2013年07月23日(火曜日)

「ありがとう、ハンズ」と「向こう数年の日本の活力」減退せず

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東急ハンズ横浜店店頭。

落書きでは、ない。
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アーティストを中心に、
なじみの顧客たちが書いたイラストとメッセージ。

同店が22年の幕を閉じた。
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この秋の10月下旬に、
横浜駅に隣接する横浜モアーズに、
再オープンの予定。

7月15日、海の日の月曜日に閉店。
6月14日から1カ月間、
「全店20%オフ」の閉店セールを展開。
20130723175257.jpg

顧客の声は、
ありがたい。
20130723175319.jpg
店じまい、閉店は、
こうありたい。

「ありがとう、ハンズ」。
私も言っておこう。

今日の商人舎magazine。

Weekly商人舎は、
大好評「2週間ウェザーMD予報」

Daily商人舎は、
暑さ後押し! 総合スーパー・コンビニ6月実績

さて日本チェーンストア協会。
消費増税時の価格表示に関して、
「税抜き表示を基本指針とする」と表明。

基本とするということは、
違うやり方を考えている企業があるということ。

ユニーグループ・ホールディングスがそれで、
総額表示を継続しつつ、
補助的に本体価格も表示するようだ。

チェーンストア協会は、
「消費者に割高感を与えないのは外税方式」と、
判断した。

日本スーパーマーケット協会、
新日本スーパーマーケット協会は、
すでに「外税表示統一方針」を表明。

来年の8%への増税、
再来年の10%への再増税は、
長期安定政権が誕生した今、
迷わず行われるだろう。

だとすれば、今、外税方式に、
システムを変えておいた方がいい。

チェーンストア協会は、
「外税表示の恒久化」も求めている。

さてそのアベノミクス。
日経新聞コラム『大機小機』が、
「風が吹くうちに改革を」と訴える。

「衆参両院のねじれが解消した」

しかし、「アベノミクスの第3の矢が
現メニューから大きく前進するとは考えにくい」。

第3の矢とは「成長戦略」。

コラムニストが提案するのは、
「肉を切らして骨を断つ大胆な施策を
政治主導で実現しない限り
『力不足』の評価は拭えまい」

これは正論。

ここで明るい展望を披歴する。

第1は、大手小売業の第1四半期決算。
「最高益が相次いだ」

だから、
「消費は想像以上に底堅い」

小売業は円安が不利になる業種だ。
その小売業に景気回復の恩恵が及んだ。

ただし大手小売業ではあるが。

「富が国内に行き渡るには
雇用の多い内需企業の賃上げが
焦点だ」

つまり小売業・サービス業が好況を呈し、
賃上げをすれば、消費が活性化し、
経済は回ってゆく。

第2は、日本の人口減。
しかし「減少率は年0.2%」。

団塊世代はまだまだ消費の主役で、
散財してくれる。

第3は、今後10年の相続の問題。
その額、500兆円。

500億円が10年間で相続されると、
50歳代以下の購買力は高まる。

だからコラムニストの結論。
「向こう数年に限れば
日本の活力が一気に
しぼむ恐れは小さい」

最後に長期政権の使命。
「風が吹くうちに競争を拒む既得権者に切り込み、
競争と成長を軸とする国に変えられるか」

私も、競争原理は徹底されていくと思う。
だから日本の底力はまだまだ大丈夫だが、
競争は激しくなり、
強い会社、良い会社、環境対応する会社が残る。

「ありがとう、ハンズ」
閉店セールにそう言ってもらえる店は、
つぎの開店を、顧客が待っている。
〈結城義晴〉

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