結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年06月09日(日曜日)

ジジとタイのエネルギー[日曜版2013vol23]

おとうさんはいません。
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また、いっちゃった。
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ヒコーキにのって。
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海のむこう。
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さみしいです。
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ジジです。
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ユウキヨシハルのおとうさん、
タイのバンコク。
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クルマがおおいし、
ひともおおい。
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そのうえ、むしあつい。
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商売の神さまのまえで、
Photograph。
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そしてショッピングセンターへ。
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いろんなお店をおとずれました。
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いろんなひとにあいました。
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インタビューもした。
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こんなにせまいお店に、
こんなにたくさんのひとでいった。
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もちろん、たくさん、
おかいものしました。

いそがしいけど、
ホテルはいい。
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ここ。
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空にそびえる。
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でも、おとうさん、
つかれています。
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しんぱい。
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ホテルのロビー。
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シャンデリア。
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グランドピアノ。
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ホテルのとなりは、
ひろい公園です。
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噴水。
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こもれ日。
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サンポすれば、
つかれもとれます。
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彫刻。
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これも。
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おきさきさまでしょうか。
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ゆっくりしてください。
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つかれをとってください。
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公園のとなりは、
エンポリアム・デパート。
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ドアマンさんが敬礼。
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ありがとう。
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そしておおきなボーン・ディスカバリー。
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おとうさんは、
いろいろなところにいきました。
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タイでタイヤキ。
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でも、品ギレ。
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それから屋台。
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くだもの。
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これも?
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こどもたちがむらがるのは、
アイスキャンデー。
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こどもがおおい国は、
げんきです。
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エネルギーがあります。
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パワーがあります。
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まねきネコ。
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そのエネルギーとパワーをもらって、
げんきになって、かえってきてください。
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ボクはまってます。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2013年06月08日(土曜日)

タイ・バンコクのビッグCとセントラル・フード・ホールの店長たち

日本は空梅雨。
雨は降らず、気温は高い。
そんな日が続いている。

この空梅雨も、
成果に結び付ける商才がほしい。
商売の神様に祈りたい。

ここタイ王国のバンコクも、
1週間ほど前に雨季に入ったが、
雨が降るわけでもなく、
蒸し暑い。

外は蒸し暑いが、
ホテルもショッピングセンターも、
バスも高架鉄道BTSも、
クーラーをガンガンかけて、
キンキンに冷やす。

落語家の立川志の輔は、
このバンコクの状態を称する。
「冷蔵庫の中の麦茶の気持ち」

日本をフランス大統領が訪れている。
フランソワ・オランド。
参院本会議場で演説。

第2次世界大戦後、
フランスとドイツは友好関係を樹立。
今年、その50周年を迎えた。

「かつての敵は今は友人だ。
それにより欧州は統合され、
力を蓄えた」

然り。

「痛みを伴うかもしれないが、
過去に対して
一線を引かなくてはならない」

これは日本と中国、韓国とのことを示す。
歴史認識問題など、けじめをつけるべきだ。

タイにいると、
国と国との友好の大事さを
痛感する。

タイ国民は日本に対して、
とても親しみをもっている。

今日、チャチャイ・トングラタナハンさんから言われた。
タイ小売業協会専務理事。
「バンコクにずっと住んで、
指導してくださいよ」

ありがたいけれど、
冷蔵庫の麦茶は、
ときどきにしてもらいたい。

しかし中国や韓国とも、
こうありたい。

個人の付き合いは、
私たち自身、極めて友好的だ。

それが国家同士となると、
なぜかそうはいかない。

さて今日は、
怒涛のバンコク店舗視察。

まずサイアム・スクェアで全員写真。
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ガネーシャは「商売繁盛」の神様。
学問の神様・お金の神様・開運の神様でもある。
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ゾウの頭に人間の体。
珍しい姿だが、
タイの人たちは信じている。

私たちもそれにあやかりたい。

土曜日の朝9時にもかかわらず、
クルマが押し寄せる。
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初めに、ビッグCスーパーセンター。
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ビッグCは、もともと、
タイ最大の小売財閥セントラルグループに属した。
しかしフランスのカジノに売却された。
カジノはスーパーマーケット企業だが、
2010年にタイのカルフールを買収し、
ハイパーマーケットの数は国内最大。

この店のナンバー2ユーピンさんにインタビュー。
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チャチャイさんはかつて、
ビッグCの経営幹部で、
ユーピンさんの上司だった。

だから、インタビューと言いながら、
チャチャイ&ユーピンのダブル解説。
素晴らしかった。
〈以下、詳細はできれば商人舎magazineにて〉

ユーピンさんと写真。
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店は2フロアのハイパーマーケット。
実質的には2階の食品と化粧品などのフロア。
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ドライグロサリーとフレッシュフードが、
全体の55%。
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広い店ながら、
良く管理されていて、
それは日本のレベルを凌ぐほど。
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化粧品売り場もご覧のように素晴らしい。
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スロープを登って上階へ。
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衣料品もベーシックをしっかり押さえ、
在庫管理も的確だ。
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ホーム・ファニシングも充実。
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繁盛している店は、
生きている。

続いて、向かいの百貨店モールへ。
セントラル・ワールドプラザ。
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伊勢丹とセントラル百貨店、
ZEN百貨店が連なる。

その伊勢丹へ。
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上階に食品スーパーマーケットがある。
しかし日本人をターゲティングし過ぎて、
しかも売場は旧態依然。
クイーンズ伊勢丹そのままに、
世界最高峰の売場づくりを見せてほしい所だ。

対してセントラル百貨店。
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セントラル・グループの百貨店は、
3つのバナーを持つ。
第1がセントラル、第2がロビンソン、
そして第3が高級百貨店のZEN。

この百貨店は世界レベル。
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セントラルグループは、
スーパーマーケットもチェーン展開している。
それがCentral Food HallとTops。

セントラル百貨店の7階に、
「セントラル・フード・ホール」がある。
高質スーパーマーケット。

店長のチェルサック・カンパクディさんには、
2月にも会った。
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この3カ月ほどで、すごい成長ぶり。
受け答えだけでもそれがわかった。

素晴らしい。

トップの青果売り場。
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精肉は対面。
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惣菜も宝石を売る如し。
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伊勢丹とはえらい違い。

冷凍食品もコンパクトにまとめてある。
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柱周りの3面を使って、
オーガニック・フードの展開。
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1面だけ、「グルテン・フリー」のコーナー。
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レジの付近も見晴らしがよく、
すっきりしている。
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2006年オープン。
ますます好調。

8000㎡の売場に、
20社のサプライヤーを上手に配置し、
ロスを抑えつつ、利益を上げる。

チェルサックさんが、
店長として心掛けている「クレンリネス」は、
引き続き徹底されていたし、
学ぶ意思が見られた。

店に対して、
注文を付けてほしいとの要望。

「イメージが先行しているが、
セルフサービスの売場として、
もっと説明のサインやショーカードを、
的確につけよう」

「写真でもいいから、
アメリカのホールフーズを学べ」

そんなことを手短に教授した。

きちんとメモをとって、
目をキラリとさせた。

若いチェルサック店長、
130人の従業員をまとめて、
どんどん成長している。

何だかうれしくなった。

この後、向かい合って闘う、
テスコロータス・エクストラと、
ビッグCエクストラ。
さらにエンポリアム百貨店の高級スーパーマーケット、
イオンのマックスバリュやツルハ、
ダイソー・ジャパン、幸楽苑など、
紹介したい店ばかりだが、
今日はこのへんで。

「おあとがよろしいようで」

〈結城義晴〉

2013年06月07日(金曜日)

タイ王国バンコクで「業態からフォーマットへ」を発見した!

朝一番で、ベイブリッジを越えた。
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横浜の街に、
しばらくお別れ。

成田空港は、
ずいぶん込み合っていた。
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今回は、全日空。
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飛びあがってすぐの千葉県の上空。
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日本列島は、
厚い雲に覆われている。
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しかし東シナ海は、
あくまで青い。
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インドシナ半島上空に入った。
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ここでは雲が高い。
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そしてタイ王国。
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約6時間で到着。
バンコクのスワンナプーム国際空港。
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ドイツ人建築家ヘルムート・ヤーン設計で、
2006年9月28日に全面開港。

国際空港は、どこの国も快適で斬新。

バスで市内に入り、
インペリアル・クイーンズパークホテル。

その9階会議室で、早速セミナー。
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万代ドライデイリー会恒例の海外研修。
今回はタイの小売流通業を学ぶ。

初めに趣旨を話し、
ゲストスピーカーの紹介。
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講師はチャチャイ・トングラタナハンさん。
タイ小売業協会の専務理事。
通訳は阿部俊之さん、
アセアンジャパンコンサルティング㈱社長。
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チャチャイさんは博士で、
タイの小売業に精通している。

こちらのセブン-イレブンをはじめ、
ビックC、セントラル、ワトソン、マクロなどで、
小売実務を経験し、
現在、専務理事。

その小売理論は、
私とも通ずるものがある。
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タイの小売業と卸売業は、
GDPに占める割合が13.5%、
従業者数が15.5%で609万人。

対して、製造業はGDPシェア39.0%で、
従業者数13.6%。

農業は、これが8.6%と38.2%になる。

農業と製造業が対極的で、
商業がその中間といった概要。

とくに小売り卸売業全体の成長。
2009年がマイナス1.2%だったものの、
2010年は4.0%、
2011年は4.8%のプラス。
そして2012年予測は、6.5~7.5%。

日本から見ると、
うらやましいかぎり。

業態別に見れば、
スペシャルティストアが20%、
コンビニエンスストアが18%の成長、
ハイパーマーケット(総合スーパー)と、
スーパーマーケットは、
ともに10%の伸び率。

タイのGDPは1人あたり5000ドルを超え、
2011年で5394ドル。
もう5500ドルのラインに乗ってくるが、
こうなるといくつかの変化が見られる。

チャチャイさんの分析では、
コンビニ業態が三つに分化してきた。
つまりフォーマット化現象が起こってきた。

そしてここに、
最新のExpressstoreのトレンドが、
入り込んできている。

実に実に面白い。

この後、さらに業態別の動向や、
新しいトレンドなど、
分析と解説が加わって、
レクチャーは終了。

素晴らしかった。

そして質疑応答。

ここからは、
タナポン・タングカナナンさんが参加して、
誠実に丹念に、質問に応えてくれた。
タナポンさんはタイ小売業協会名誉顧問で、
セントラルの経営者。
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日本からの参加者は、
関西地区のメーカー・卸売業の精鋭揃いで、
質問も実に的確だった。

このあたりの詳細は、
商人舎magazineで再現したい。

チャチャイさん、タナポンさん、
そして阿部さんに、
心から感謝したい。

セミナーが終了すると懇親会。
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乾杯の音頭は、
ドライデイリー会会長の今津龍三さん。
今津株式会社代表取締役社長。
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ホテルの中華料理を囲んだが、
食事中もずっと情報交換や交流が続いた。

最後に、㈱万代社長の加藤徹さん、
監査役の黒田智さん(右)と、写真。
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私の隣は、
左にチャチャイさん、
タナポンさん、
阿部さん。

今年5月下旬に、
タイのインラック・チナワット首相が来日した。

第36代でタイ史上初の女性首相。

2011年のタイ大洪水の際にも、
洪水対策の陣頭指揮で、大活躍した。

今回の来日では、
第19回国際交流会議「アジアの未来」で講演。

日本経済がアベノミクスで成長することを、
「称賛したい」としたうえで、
「タイ経済は日本と密接な関係があり、
日本の経済が地域全体に影響を与える」

こちらでは、円安がバーツ高につながっている。
これに関しては、
「単なる資金の流入ではなく、
実質投資につながることを期待する」

円安をバックに、
日本企業のタイへの投資を要請した。

そしてその投資を、
「地域の連結強化に使うべきだ」と強調。

今回のような研修や国際交流は、
その一助となるに違いない。

意義あるツアーが始まった。
(つづきます)

〈結城義晴〉

[毎日の追伸]
今日の商人舎magazine。

Daily商人舎は、
「米国アマゾン・コム広告料37%の伸びの意味」
連日の「アマゾン」ネタで恐縮。
しかし凄い。
Weekly商人舎は、
金曜日のWeekend news summary。
「米国Y世代・ミレニアル世代と
日本小売サービス業の高齢化イノベーション」

ご愛読、ありがとうございます。

2013年06月06日(木曜日)

本田圭介「情熱と思いと行動」とプレミアムビール「セブンゴールド」

6月6日。
ゾロ目の日。
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商人舎横の新田間川。

横浜駅付近を流れる。
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奇数のゾロ目は、
昔から、節句。

1月1日は元旦、
3月3日は桃の節句、
5月5日は端午の節句。
7月7日は七夕の節句。
9月9日は重陽の節句。

その合間にあって、
偶数のゾロ目、
6月6日は何でもない。

何だかかわいそうな6月6日。

しかしサッカー日本代表は、
2014ワールドカップ・アジア代表を決めた。

5大会連続のワールドカップ出場。
4年に1回の開催だから、
20年間アジア代表の座にある。

一昨日、埼玉スタジアムで、
そのアジア最終予選オーストラリア戦に、
引き分けて、
一夜明けた昨日は、
代表チームの記者会見。

新聞各紙が今朝の朝刊で、
妙にはしゃいで、
「ワールドカップ優勝気分」。

本田圭介選手のコメントがいい。

日本の最大のストロングポイントは、
「チームワーク」。

本田は「強み」を語る。

「でも、そんなものは
生まれ持っている能力」
これは仕事にも通じる日本人の特徴。

もちろん協調性も必要だが、
「シンプルに言えば『個』だと思う」。

全体と個の問題を、
本田圭介はつよく意識している。
「1年でやれることは限られている。
1日24時間しかない」

ピーター・ドラッカーの言葉。
「エグゼクティブにとって、
時間はいつも赤字である」

本田圭介。
「時間の割き方が、
一番すごいチームにならないと、
ジャイアントキリング(番狂わせ)を
起こすことはできない」

自分に言い聞かせる如く、
チーム全員に言い含める如く、
言い切った。

最後のところが、
私は特に好きだ。
「その情熱、思いが、
実際に行動に表れないと
勝負できない」

情熱や思いを、
行動に表す。

behavior。

アメリカ研修会でも、
ミドルマネジメント研修会でも、
私は最後に訴える。

「自ら、変われ。
behaviorを変えよ」

本田は、チームメイトに訴えた。
behaviorを変えよう。

このブログで何度か紹介しているが、
マザー・テレサのことば。

Be careful of your thoughts,
for your thoughts become your words;
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。

Be careful of your words,
for your words become your deeds;
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。

Be careful of your deeds,
for your deeds become your habits;
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。

Be careful of your habits,
for your habits become your character;
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。

Be careful of your character,
for your character becomes your destiny.
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。

思考が言葉に、
言葉が行動に。

本田は思考を、
言葉で表した。

その言葉は、
行動を指摘した。

行動は習慣を変え、
習慣は性格を変える。

そして性格が、
運命を決定づける。

本田の訴えたbehavior。
それは日本代表のdestinyを変える。

さて日経新聞企業総合欄。
「セブン&アイ、PBで高品質ビール」

新商品のネーミングは、
「ザ・ゴールドクラス」。

プライベートブランドにも、
4種類がある。

その品質志向のブランドを、
クォリティブランドという。

セブン&アイのクォリティブランドは、
「セブンゴールド」。
製造はサントリー酒類。
価格はメーカー品より約1割安。

サントリーのプレミアムビールは、
「ザ・プレミアム・モルツ」。
その実勢価格は350ミリリットル缶で、
230~250円弱。

セブンゴールドの価格は、
350ミリリットルで218円。

新商品は麦芽を100%使い、
「濃厚な味わいを持たせながら
後味はすっきり」。

初年度120万ケースの販売計画。

これは、セブン&アイ全グループの、
プレミアムモルツ年間販売量の1.5倍。
プレミアムビールの主力商品となる。

新発売のセブンゴールドは、
プレミアムモルツとは製法や原料が異なる。
味も異なる。

価格帯は通常のビールと同じ。

だからプレミアムモルツとは競合しないし、
レギュラービールのシェアを奪うことになる。

サントリーにとっても、
セブンにおけるプレミアムビール占拠率、
最大を維持し拡大できるうえ、
アサヒスーパードライやキリン一番搾りの
シェアを奪うことになる。

セブンとサントリー、
両者の思惑がかみ合った。

しかもセブン&アイのPBは、
製造メーカー名を明記する。

サントリーにとっても、
それは悪い話ではない。

大手ビールメーカーはかつて、
PB製造に「及び腰」だったが、
今は違う。

サッポロが昨年11月、
「セブンプレミアム 100%MALT」を供給。
これが国内初のビールのPBだった。

キリンビールはセブン&アイと、
「グランドキリン」を共同開発。

アサヒビールは、
セブン&アイのほか、
今年に入ってローソンと、
「クリーミープレミアム」を発売。

ビールメーカーと、
セブン&アイやイオン、ローソンとの、
PB開発競争。

両者のメリットがかみ合って、
留まるところを知らない。

しかし、そんな昨今、
メーカーのブランド戦略は、
どう変わるのか。

ほんとうのナショナルブランドは、
存在し続けるのか。

骨のある長期のブランド戦略を、
メーカー・トップの口から聞いてみたい。

本田圭介のような、
情熱と思いと行動を、
全社員に訴え、
闘う意志を掻きたてるような、
戦略メッセージを、
聞いてみたい。

〈結城義晴〉

[追伸]
今日の商人舎magazine。
Daily商人舎の「結城義晴のPick Up News」は、
①米国Amazon、生鮮ビジネスに本格参入か!?
昨日、㈱エコス会長の平富郎さんが言った。
「アマゾンは刺身を売っていない。
われわれの商売はいい」
しかしアマゾンも生鮮食品を扱いを始める。

もうひとつは、
②西友、GBP生産性向上部門新設でEDLCを徹底
ウォルマート本国との連携を図って、
エブリデーローコストをさらに追及。

凄い時代です。

2013年06月05日(水曜日)

「消費税還元セール禁止法」可決、士農工商の序列を嗅ぎ取る!

今朝早朝の午前4時に、
『月刊商人舎』6月号責了。

ワクワクドキドキする雑誌です。
ご期待ください。
そして購読してください。
結城義晴、自信のお奨め本です。

「特集・Trader Joe’s
人・品・店のすべて」

責了してから、
タクシーで自宅に戻り、
90分の仮眠。
意外にぐっすり眠った。

6時前に起きだして、
腹ごしらえと支度。
鈴木國朗さんにお迎えいただいて、
東京・稲城市の多摩カントリークラブへ。

そう、ゴルフ。

8時スタートで、
フラフラになりながら、
前半のハーフ44、後半は45。
上がってみれば、
90を切って89。

とくに最後のホールは、
粘り強くパーを奪取。

このところ休みなしで、
仕事し続けた。

5月中旬はアメリカでbasicセミナー、
下旬は商人舎ミドルマネジメント研修会、
最後はハーバード・リテール教室。
さらに「トレーダー・ジョーのすべて」執筆編集。

土・日・月曜と毎夜、
仮眠ばかりで凌いで、
なんとか48ページをつくり上げた。

それだけに満足感も高い。

しかしその上で、
ゴールデンウィーク以来、
1カ月ぶりのゴルフ。
この間、忙しくて、
練習も素振りもせずにいた。

それで90切り。

私は分かった。

仕事を真剣にやれば、
ゴルフもうまくいくんだ。

満足感は高かった。

これからは、
これで行こう。

そして目いっぱい仕事しながら、
シングル・ハンディキャッパーを目指そう。

何はともあれ、
パートナーのみなさん、
浅香健一さん、土井弘さん、鈴木さんに、
感謝。

さらに、
商人舎スタッフと、
ゴルフコースに、
心から感謝。

あ~あ、マンゾク。

さて、「消費税還元セール禁止法」が成立。
別の呼び方では「消費税転嫁法案」。

消費税率を引き上げる際に、企業が、
円滑に価格転嫁できるようにする特別措置法。

今日の参議院本会議で、
自民党、公明党の与党に、
民主党など野党の賛成多数で、
可決、成立。

内容は、
「消費税還元セール」を
銘打った広告や宣伝の禁止。
条文には、
「消費税との関係を明示したもの」と記された。

しかし「消費税」の文言を使用しないセールは、
原則的に認められる。

認められるものは、具体的には、
「3%値引き」「春の生活応援セール」など。

消費税分を連想させるものは可、
直接「消費税」と謳ったものは不可。

さらに、消費税率引き上げ時の禁止行為も列挙。
これは中小サプライヤーが増税分を、
価格転嫁しやすくするためだ。

大規模小売業者が、
買いたたきをする、
不当な利益提供を要求する。
つまりは「下請けいじめ」を禁止したことになる。

何だか大手小売企業は、
時代劇の「尾張屋、お主も悪よのう」の如し。
消費税還元だろうが何だろうが、
「セール禁止法」のところだけ切り取れば、
これは歴史的汚点だと思う。

ただし、何度も言っているけれど、
国民自身に消費税を収めている自覚は、
もってもらわねばならない。

それが大衆が政治に参加することになるし、
政治を監視する国民、
ポリティカルな市民を、
つくることになる。

消費税を還元したセールを盛り上げすぎると、
顧客は消費税をとられていることを忘却する。

これは、よろしくない。

私は、小売業の矜持として、
こんなセールで金儲けはやらない、
という姿勢を見せたかった。

禁止されたから、やらない。

これでは「士農工商」の序列の中で、
いちばん上の士が、
いちばん下の商を、
支配し、屈服させているのと同じ。

違反した場合。
管轄の消費者庁が、
是正勧告。

消費税の転嫁を拒否した企業の場合。
公正取引委員会が支払い勧告し、
企業名は公表される。

さらに悪質企業には50万円以下の罰金。
例えば公正取引委員会に、
虚偽の報告をするなどといったこと。

一方、特別に、
「転嫁カルテル」
「表示カルテル」は、
容認される。
前者は、中小業界団体等が、
増税分の価格上乗せ方法を共同決定すること。
後者は、業界が消費税の価格表示方法を決めること。

まあ、業界団体や協会ごとに、
行政が管理を強化しようということ。

今後、消費者庁が、
混乱の起こらないよう、
具体例を明示した指針を公表する。

これには各社とも、
公表されたら必ず、
チェックを入れておくべきだ。

しかし安倍内閣と官僚組織は、
アベノミクス効果を笠に着て、
あらゆる分野で、
規制や管理監督の強化を図っている。

その小売業版のひとつが、
「消費税還元セール禁止法」である。

管理監督や規制強化が、
三本目の成長の矢に対して効果を発揮するのか、
私は大いに疑問である。

そのことは『月刊商人舎』創刊準備5月号で、
指摘し続けた。

そのウェブ版の商人舎magazine。
Weekly商人舎は、
Weekly連載・水曜版が更新された。
「猪股信吾の勝手に企業サイト拝見 (9)」
しばらく「お中元をインターネットで送る」が続く。

それからDaily商人舎。
「青果の返金保証します!
ウォルマート大胆改革」

商人舎magazine、
今日もご愛読いただき、
心から感謝したい。

〈結城義晴〉

2013年06月04日(火曜日)

エコス平富郎の檄とリソースフルな「前向き・外向き・上向き」

仕事の量と情熱で負けるな!
平富郎さんの言葉。
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㈱エコス代表取締役会長。
協同組合セルコチェーン理事相談役。

今日のトップ会で、
平さんの迫力ある檄。

「景気が悪くても会社が頑張れば、
景気は良くなる」

「ノンフードはアマゾンにはかなわない。
ウォルマートですらかなわない。
幸い、アマゾンには刺身は売っていない。
刺身はネットで売っていない」

「この商売やっていて、
ほんとうに良かった」

前向き、外向き、上向き。
みんなで学びたい。

まさにResourceful。

望むものに向かって、
明るく、積極的な気持ちで、
どんどんやる気になっていくこと。

今の日本に必要なのは、
リソースフルな精神です。

今日は、朝から東京・大門。
カスタマー・コミュニケーションズ㈱。
臨時取締役会。

その後、急いで、
横浜商人舎オフィスに戻って、
『月刊商人舎』校正作業。

私にとって、
久しぶりの懐かしい仕事だが、
実はこれが大変で、
午前様になる。

ちなみに今日の商人舎magazine。
Daily商人舎は、
「金融円滑化法期限切れの倒産増とM&A加速!?」

Weekly商人舎は、
「常盤勝美の2週間ウェザーMD予報」

夕方には、
横浜のオフィスからタクシーを飛ばし、
新横浜国際ホテルへ。

2013年全国セルコグループトップ会。
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すでに懇親会場では、
来賓あいさつが始まっていた。
申し訳ない。

壇上には理事の皆さんが勢ぞろい。
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恒例によって、
一人ひとりが紹介される。
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それに見入る満場のご参加の皆さん。
これまた恒例の風景。
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乾杯のあいさつは、
冒頭の平富郎さん。
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いつもそうだが、
平さんの挨拶、
歯切れ良くて、
リソースフル。

そして懇親。

平さんとは、
日経MJの執筆記事やアメリカの話で、
盛り上がった。
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とくに私が先月、
日経MJマーケティング・スキルに執筆した記事、
先般、直々のお電話で褒めていただいた。

その記事を今日の理事会でも、
配布して勉強してくださったそうで、
本当にありがたい。

遣り甲斐が湧いてくる。

川崎博道さん。
㈱サンシャインチェーン本部社長、
協同組合セルコチェーン副理事長。
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ポジショニング戦略を、
十二分に理解してくださっている。

㈱たいらや社長の村上篤三郎さん。
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先週金曜開催の「ハーバード・リテール教室」に、
参加してくれた。

第12代國分勘兵衛さん。
国分㈱会長兼社長。
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『商人舎magazine』サイトは、
スマホでも見られます。
ぜひ、ご活用ください。

同じく副社長の國分晃さん
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晃さんも『月刊商人舎』を、
購読してくれている。

並木利昭さんとは久しぶりに会った。
㈱ライフコーポレーション専務。
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『月刊商人舎』プレ創刊の4月号で、
清水信次会長にインタビューした。
そのお礼をいただいたが、
こちらの方こそ、
ありがとうございました。

加藤英夫さん。
㈱流通ジャーナル会長。
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雑誌創刊についてご報告。

千木良治さん。
コーネル・ジャパン第2期生、
国分㈱関東支社第一営業部長
兼広域関東統括第1担当部長。
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会場にはほかにも、
たくさんのコーネル・ジャパン卒業生が参集。
久しぶりに会うと、
皆、出世している。

心から、誇りに思う。

そして中締めは、
副理事長の川崎博道さん。
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セルコチェーンの理事長、副理事長が
見送ってくれる中、会はお開き。
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ホテルを出ると、
後藤雅治さんにバッタリ。
三菱食品㈱相談役。
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後藤さんには、
「ハーバード・リテール教室」の報告。
次回はぜひ、ご参加ください。

とても梅雨空とは思えない。
新横浜の夕方の日差しがまぶしかった。

リソースフルな気分になった。

〈結城義晴〉

2013年06月03日(月曜日)

スティーブ・ジョブズの口説き方「君もバラを贈るかい?」

Good Monday! Everyone! 
[2013 vol22]

2013年も第22週、
6月に入った。

先週の21週が、
5月から6月のつなぎの週で、
全国的に梅雨入り。

そして今週から本格的な6月。
6月は、ずっと梅雨で、
国民の祭日もない。

その意味で、うっとおしい月。
水無月。

欧米では「June Bride」といって、
6月は結婚にいい月だとされるが、
それは梅雨がないから。

実際に、いま、
フランス・パリのスタッド・ローラン・ギャロスでは、
テニスの全仏オープンが開催されていて、
1年で一番いいシーズン。

このテニスコートは、
ブーローニュの森のなかにあって、
ほんとうに、いい。

日本も梅雨とは言っても、
入梅したばかりの季節は、
悪くない。

6月が過ぎていくと、
梅雨のジメジメが増していき、
小売店舗では、
衛生管理、鮮度管理に関して、
的確なオペレーションが欠かせない。

そして沖縄の6月20日過ぎを除けば、
7月の20日前後の1週間が、
全国的に梅雨明け。

ちょっと季節は外れたけれど、
いい句です。
昼は日の夜は月の色白牡丹
〈朝日俳壇 八王子市・佐々木康史〉

牡丹は4月から5月の花。
しかし寒牡丹と言って、
春と秋に花をつける二季咲きの変種もある。

そして6月初めは衣替えの季節。
今日から学校では衣替え。

夏服を着て夏服を買ひにけり
〈朝日俳壇 横浜市・岡部重喜〉

鰹の季節もわからなくなりつつあるけれど、
「初鰹」は本来、初夏の味。
心置きなく厚切りの鰹食ふ
〈日経俳壇 東京・家泉勝彦〉

さらにどんどん夏に入っていく。
金魚売情無用の客さばき
〈東村山市・高橋善和〉

この情無用に客をさばく金魚売りは、
いただけない。

さて今週は、
スポーツイベント目白押し。

まず明日の火曜日には、
サッカー・ワールドカップ・アジア最終予選。
日本対オーストラリアが、
埼玉スタジアムで行われる。

さらに8日の土曜日は、
ラグビー国際親善試合、
日本代表対ウェールズ代表。
花園ラグビー場。

日曜日の9日には、
自動車のF1シリーズ・カナダGP決勝。
マニアには堪えられないはず。

そしてプロ野球交流戦は、
日本生命がスポンサーとなって、
5月14日から6月16日まで開催されている。

私はこの交流戦、
大好き。

あと1週間、楽しみたいが、
私のスケジュールは、
今日は、夕方から、
立教のF&Bマーケティング講義。

明日は、カスタマーコミュニケーションズ㈱の、
臨時臨時取締役会。

夕方から全国セルコグループトップ会。

水曜日は恒例のエキスパート研修会。

木曜日は、午後から、
日本ボランタリーチェーン協会全国大会。

そして金曜日から、
来週の火曜日まで、
タイ王国への出張。

頑張ります。

さてさて今朝の日経新聞、
巻頭コラム『春秋』。

東京五輪の招致委員会の英文サイトを批判。
「東京2020はダイナミックなイノベーションと
グローバルなインスピレーションを
共にもたらします。
日本人のユニークな価値観と
グローバルなトレンドを発する都市の興奮を、
試合のパワーと一体化します」

「使い古されたキーワードを並べただけでは、
東京の魅力は少しも伝わってこない」

販促のフレーズやPOPのキーワードも、
まったく同じ。

そこで故スティーブ・ジョブズの名言を紹介。
ご存知、アップルの創業者。

異性の口説き方。
「ライバルが10本のバラを贈ったら、
君は15 本贈るかい?」

「そう思った時点で君の負けだよ。
ライバルが何をしようが関係ない。
相手が望むことを見極めるのが肝心なんだ」

さすがスティーブ・ジョブズ。
これこそ私の提唱するポジショニング

ライバルが2割引きしたら、
君は3割引きで応じるかい?

ライバルが新しいことをしたら、
君はそれを真似るのかい?

ライバルが誰かの真似をしたら、
君もそれ以上に上手に真似をするのかい?

ポジショニングは自分の「強み」を、
最大限に活かすことによって実現する。

うっとうしい6月、
自分の「強み」を再確認してみたい。

6月の商人舎標語。
「ユニークな人・品・店になる!」

レース型競争の時代は終わり、
コンテスト型競争の時代になった。

だから、
ユニークな人と組織、
ユニークは商品と売り場、
ユニークな店と企業。

アメリカのトレーダー・ジョーのような。

それで6月を乗り切ることができる。

では、みなさん。
Good Monday!

〈結城義晴〉

[追伸]
商人舎magazineからのお知らせ。
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イオン「ぶんぐのまち」と
米国オフィスサプライチェーン。

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流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

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結城義晴の著書の紹介

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