結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2011年10月14日(金曜日)

ケルン大聖堂・タリル旅行からパリ・セーヌ川クルーズまで

ケルンからパリにやってきて、
もう、3日目の朝になる。
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ホテルからの景色。

昨日は、パリ市内と市西側のサバブ・エリアを一巡り。
ここでも、顔ぶれが限られている。

すなわち、寡占状態。

私は「寡占から三占、そして複占に至る」と言っている。
しかしそれはまず、何事も小分類から始まる。
そして中分類へ。

すると社会に大きな影響が出てくる。

日本はまだ中分類のところか。

大分類の段階に至って、
寡占状態はあるかもしれないが、
ここではなかなか三占から複占には行かない。

時間がかかるのか、
それともそんな状況は、
許されないのか。

国家権力ででもなければ、
おそらくその状態は許さないのだろう。
国家は独占を禁じているが、
市場原理も大分類での複占は、
危険だと判断するのだろう。

小売業態で言えば、
複占の次は、
それ自体の破滅が待っている。

そんなことを、
ドイツ小売業、フランス小売業を観ながら、
思った。

さてブログの方は、まだケルン。
メトロのリアルにアルディ、
エデカのネットーにリドル。
そしてレーベ。

ドイツ小売業ビッグ5を、
ケルン市郊外で、2時間ほどで視察。

その後、ケルン市ど真ん中へ。
そう、ケルン大聖堂。
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ここへきたら、この聖堂抜きには語れない。
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ドイツ最大のキリスト教会。
だから「大「」がつく聖堂となる。
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ちなみにフランス第一は、
パリ・シテ島のノートルダム寺院。

中に入るとキリスト教徒でなくとも、
敬虔な気持ちになる。
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神の存在を信じたくなる。
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入り口のところには彫刻。
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天井にはステンドグラス。
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柱にも彫刻。
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バイエルン・ステンドグラス。
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1842年に、バイエルン王国ルードヴィッヒ一世が寄進。

四方の壁面がこういったステンドグラスで囲まれている。
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それはすべて聖書の物語。
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主人公はイエス・キリスト。
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一番奥に黄金の柩。
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そして三賢王礼拝室の上の十字架とステンドグラス。
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アウグスト・エッセンヴァイン作のモザイク床。
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左サイドの礼拝室。
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ケルンメッセよりも古くからあって、
この地でケルンメッセを開催する意味をつくっている。
つまりキリスト教徒はケルン・アヌーガで、
世界の食品産業の最新情報を得、
さらに商談を進め、
同時にこのケルン大聖堂で
巡礼者の気分を味わう。
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だから司教も堂内に立って、
布教活動のためのコミュニケーションをする。
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大聖堂の街ケルン。
メッセの街ケルン。

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アヌーガの街ケルンに別れを告げる。
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ケルン駅。

ここから列車でパリへ。

60人が集合。
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ホームに上がると、
ヨーロッパを旅する気分が、
盛り上がってくる。
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ホームのキオスクで、
ホットドックとコーヒーを買う。
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Köstlich!
美味!

写真が物語っている。

列車が到着。
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ワインレッドの車体から”ルージュトレイン”という名がつけられている。
車体はTGVの改良型を採用。

フランス、ベルギー、オランダ、ドイツが共同運行。

さっそく、乗り込む。快適な旅。
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2009年に新たに高速新線が開通。
所要時間が短縮され、ケルン~パリ間3時間15分、
のはずが、ベルギーのブリュッセルあたりは快調に走ったものの、
パリに入ってから渋滞し、
5時間近くかかった。

それでもヨーロッパ大陸の列車の旅を、
私は満喫。

パリに着いたのが、夜の9時。
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ケルンとパリに時差はない。

一行は疲れも見せず、また集合。
ホームを占拠。
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そして向かうはセーヌ河クルーズ。

バトー・ムーシュ。
早くも乗り込むと、
なんと貸切り。
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貸切でなければ、2時間近くも遅れた一行を待ってはくれない。
出発と同時にシャンペンで乾杯。
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フランス料理と赤白ワイン。
楽しみつつ、席から河岸の夜景を楽しむ。

前菜を食べ終わったら、
デッキに出て、パリを楽しむ。
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今宵は夜風もすがすがしい。
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セーヌの橋をくぐる。
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再び橋が現れる。
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レストランに下りて行って、メインディッシュ。
フィレミニヨンのステーキ。

エレクトーンの生演奏で、
シャンソンなど。
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これもいい。

アレクサンドル三世橋。
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バトウ・ムーシュはセーヌ河を、右に漕ぎ出し、
シテ島をぐるりと回って、反転し、
今度はパリの左側に向かう。

中央の目印は、
エッフェル塔。

出発してから1時間ほどして、
そのエッフェル塔が再び見えてきた。
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パリの象徴エッフェル・タワー。
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バトウ・ムーシュの左端は、
自由の女神像。
後ろにエッフェル塔が見える。
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ニューヨークの自由の女神像と同じ形。
ニューヨークには、
フランスから巨大な女神像が贈られた。

ここでバトー・ムーシュは反転して終点に向かう。
そのとき、ウェイターがロウソクを持ってきた。

参加者の横山㈱社長・横山和司さんの誕生日。
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全員で、横山さんの何十何回目かのパリでの誕生日を祝った。
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そうするともう終点。

エッフェル塔が大きくなってきた。
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朝、起きたのが、ケルン。
それからアヌーガに行って、
商談の詰めをし、
ドイツ小売業ビッグ5の店を訪れ、
ケルン大聖堂を見て、
それからタリルに乗ってパリに到着し、
バトウ・ムーシュで夜のセーヌ河クルーズを楽しむ。

盛り沢山な一日だった。

ホテルの部屋に着くと、
バタンキュー。
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おやすみなさい。

しかし4時間ほどで起きだして、
写真を整理し、ブログを書いて、
朝一番でセミナー。
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パリ第2日目は目いっぱい動き回る。
ご期待ください。

<結城義晴>


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