令和名人会の「良い人柄と良いスイングしか役に立たない」

令和名人会。
1989年に始まったゴルフの会。
37年続いている。
考えてみると凄いことだ。
昭和天皇は1989年1月7日に崩御された。
そこで昭和は終わった。
昭和64年はしたがって、
1989年1月1日から1月7日までの7日間だった。
1月8日に「平成元年」と改元された。
どういうわけか、
私は昭和64年1月1日付で、
食品商業編集長の辞令を渡された。
私の編集長就任を祝って、
執筆の先生方がゴルフコンペを開いてくださった。
荒井伸也さんは安土敏として、
参加してくださった。
当時、サミット㈱副社長だった。
故杉山昭次郎先生も、
大喜びで駆け付けてくださった。
鶴舞カントリークラブ。
その会が終わってから、
これっきりで終わらせるのは、
もったいないということで、
2カ月に1回ずつ、
ゴルフを楽しむことになった。
最初のメンバーは、
故人となった小森勝さんと、
浅香健一さん、鈴木國朗さん。
小森さんのあとに、
土井弘さんが加わり、
その土井さんと浅香さんが引退して、
オリジナルメンバーは、
鈴木さんと結城義晴が残った。
現在は宮本洋一さんと新谷千里さんが参加して、
4人のゴルフ会となっている。
しかし新谷さんは関西在住なので、
いつも参加できるわけではない。
だからゲストをお呼びする。
台風24号が日本列島にやって来て、
迷走しつつ停滞している合間。
それでもパラパラと降る程度で、
レインウェアを着るほどではない。
私はスタート直後、絶不調。
キャディの木田さんに助けられて、
徐々に調子を取り戻した。
そして終わって見れば、
鈴木プロに1打差まで追いついた。
宮本プロはゴルフセットを全とっかえして、
前半のハーフはいつもの冴えが見えなかったが、
さすがに後半は40であがった。
ゲストは前田直彦さん。
ブルーチップ㈱常務取締役。
前田さんの前半は調子が良くて、
宮本プロと2打差で2位だった。
後半は疲れが出たか。
みんな、四苦八苦しながらラウンドを終えた。
お疲れさまでした。
ありがとうございました。
このコースはジャック・ニクラウスの設計。
その座像が練習グリーンのわきにある。
プレイが終わってから全員で写真。
右から前田さん、鈴木さん、宮本さん、
ニクラウスさん、結城さん。
それぞれに不本意なこともあったが、
それぞれに開眼したこともあった。
そのジャックの言葉。
「本当に楽しめることに
最善を尽くすことです。
楽しめないことで秀でることほど
難しいものはありません」
上総モナークに対するジャックの考え方。
「私のコース設計理念は3つ。
第1はパワーより正確さを競うべき。
第2は筋肉より頭脳を使うべき。
最後の3つ目は自然を可能な限り損なわないことだ」
そして私が一番好きな言葉がこれ。
「ゴルフでは、
良い人柄と良いスイングしか
役に立たない」
次もよろしくお願いします。
アメリカのスター俳優、
映画監督、脚本家、映画プロデューサー。
どんなことにもはっきりとモノを言う。
ベネチア国際映画祭が開かれていて、
その記者会見で発言した。
「『カキストクラシー』という言葉がある」
クルーニーはドナルド・トランプ政権のことを言った。
アメリカは「困難な時期のひとつだ」
「最も能力のない人々によって、
統治される国という意味だ。
今の私たちはおそらくそうなのだと思う」
「kakistocracy」はギリシャ語からの造語。
「kakistos(最悪)」と「kratos(支配・統治)」を合わせて、
「最悪の者による支配」を意味する。
クルーニーは自戒する。
「こうしたすべてを恥じている」
そして最後に言う。
「私たちはこれを乗り越え、
より良くなって抜け出す」
ジャック・ニクラウス。
「不遇の時期こそ、
幸運な時期なのだ」
この言葉を信じよう。
〈結城義晴〉

























