結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年10月29日(木曜日)

国分・丸紅業務提携合意とハロウィン・ブレイク5つの理由

今日は第13回ドクターズ杯。
北は北海道、南は九州から、
選び抜かれたプレーヤーが集まった。

それぞれがそれぞれの技量を発揮して、
素晴らしいラウンドぶりだった。

伊藤園が運営するグレートアイランド倶楽部の、
コースコンディションも抜群。

11月13日~15日まで、
伊藤園レディストーナメントが開催される。
その2週間前ということもあって、
プロの試合並みのメンテナンス。

今日はバックティから、
それも一番奥のティ・ポジションでラウンドした。

優勝は九州の㈱エレナ会長の中村圀昭さん。
79で回って、ダントツの6アンダー。

おめでとうございます。

私は個人的には、自分のことより、
前原章宏さんの復活が嬉しかった。
㈱とりせん会長。

昨夜は鈴木達郎さんと激論した。
北海道の㈱ダイイチ社長。

そして意見はほぼ一致。

9月決算のダイイチの成績は、
上々の模様。

こちらも、おめでとうございます。

さて、国分㈱と丸紅㈱が、
業務提携に合意した。
国分は食品卸売業第3位、
丸紅は総合商社第2位。

昨年12月に包括的提携を発表して、
それがいよいよ合意。

昨年12月6日のこのブログで取り上げた。
「国分と丸紅、包括的提携の意味合いと
ふたりの國分さん」

私は国分をこう表現した。
「何色にも染まらない、高根の花」
取引先は国内メーカー1万社、
小売業3万5000社。
2014年12月期連結決算で、
売上高は1兆6034億円。

その国分が㈱ナックスナカムラ(大阪市)に、
51%を出資して傘下に入れる。
同社は丸紅の子会社の冷凍食品卸。

さらに㈱山星屋(大阪市)にも20%を出資する。
こちらも丸紅の子会社の菓子卸。

一方の丸紅は、
国分首都圏㈱に20%を出資し、連携する。
同社は国分の首都圏の中核子会社。

来年の2016年2月末までに、
相互出資は完了。

今後は冷凍・冷蔵設備の共同利用、
配送の共通化、
情報システムの共通化などが、
検討され、連携は進む。

1962年に刊行された『流通革命』
林周二著。

その先見性に驚かされるところもあるし、
いささか疑問を抱かざるを得ない部分もある。

食品卸売業の世界は、
規模にしてトップの三菱食品は三菱商事系、
第2位の日本アクセスは伊藤忠商事系。
そして、インディペンデントの国分が第3位。

その国分が丸紅と提携する。

国分はかつて、
豊田通商や三井物産と、
提携関係にあった。

つまり、三菱商事、伊藤忠商事を除く商社と、
相互に連携を図ってきた。

林周二は書く。
「『流通革命』 とは本質的に
チャネルの生産性向上に関す る
『経路革命』に他ならない」

そしてここから、
垂直統合や水平統合が進む。

総合商社という金融資本が、
食品卸売業を水平統合することは、
林の先見性を示しているとも考えられる。

私は、300年の歴史を超えた国分が、
あくまでインディペンデントな存在でありつつ、
総合商社と対等な関係を結ぶことは、
むしろ国分のレーゾンデートルだろうとみている。

第12代國分勘兵衛さん。
現在の国分㈱の会長兼社長。

そして國分文也さん、
丸紅㈱が設立されてから11代目の社長。

全く偶然にも、
同じ國分姓を名乗る二人の國分さんが、
この提携のカギを握る。

さて今週土曜日はハロウィン。

「ハロウィーンが日本で大ブレイクのナゼ?」
YOMIURI ONLINEの後藤裕子さんが書く。

本来は、ヨーロッパ発祥のお祭り。
収穫祭の日、お化けに 扮 した子どもたちが
「お菓子をくれないと、いたずらするぞ」と、
近所の家々をまわってお菓子をねだる。

しかし日本では、
顔に血糊を塗ったゾンビや魔女、
アニメのキャラクターに扮した若者が
繁華街に繰り出す。

その経済効果を日本記念日協会が推計。
2010年には380億円だった。
2014年に1100億円で、
4年間で約3倍。

今年の見込みは1220億円。
バレンタインデー市場が1080億円だから、
それを抜いたとマスコミも大騒ぎ。

なぜか。

後藤記者は様々な仕掛け人に取材。
その論旨を要約すると、
第1に、そもそも「日本人」は
「“イベント”や“流行”に弱い」

第2にハロウィンが日本に広まった理由は、
「まさに“仮装”にある」
つまり「コスプレ」
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「コスプレ」は「コスチューム・プレイ」の略、
和製英語。
しかし英語でもcosplayで使われる。

「コスプレは、
“オタク”たちが築き上げたオタク文化だ。
一般人はコスプレに興味があっても、
なかなか境界線を超えられなかった。
ところがハロウィーンイベントのおかげで、
コスプレはオタク文化から解放され、
みんなで正々堂々と楽しめる娯楽になった」
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第3に、ハロウィンには、
「自分のために
仮装グッズを選ぶ楽しさがある」
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クリスマスもバレンタインも、
「恋人や家族など“誰か”に
プレゼントを渡すイベントだ」

ハロウィンは、「自分」の主張。
ギフトでも「自分へのプレゼント」などという、
甘ったるい言い方があるが、
それに近い感覚。

そして第4に、SNSの普及が、
ハロウィン・ブレイクに一役買っている。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス。

「SNSで『リア充』をアピールしないと、
落ち着かないという人も多い」

「リア充」とは「日常生活の充実ぶり」のこと。

ハロウィンの派手なグッズ、
かわいいお菓子。
被写体にぴったり。

普段はできない仮装姿も、
SNSに投稿できる。

そしてついでに第5に、
AKB48『ハロウィーン・ナイト』という新曲。
それが今年のブレイクの引き金になった。

後藤記者の結論。
「ハロウィーンは、
元々日本にあったコスプレ文化をうまく取り入れ、
子どもがお菓子をもらうために近所をまわる
“ご近所コミュニケーション”から、
大規模なパレードや仮装パーティで盛り上がる
“秋祭り”へと変貌を遂げた」

つまり「仮装を楽しむお祭り」

だから日本中の店が、
「仮装を楽しむお祭り」に参加しよう。

今日と明日、明後日。
まだ間にあう。

そこんとこ、よろしく。

〈結城義晴〉

2015年10月28日(水曜日)

軽減税率導入の論理的破綻を解明する

朝から、多摩川を渡って東京へ。
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いつもの東京・御成門。
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カスタマー・コミュニケーションズ㈱。
その定例取締役会。

ID-POSデータを中心に、
ビッグデータをマーケティングする会社。

最近は一段とニーズが高くて、
好調が続く。

その後、横浜商人舎オフィス。

そして松井康彦さんの車に同乗して、
千葉県茂原へ。

グレートアイランドゴルフ倶楽部。
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ロビーにはごらんの車が陳列されている。DSCN0009-5
マセラッティ、1260万円也。

第13回ドクターズ杯。
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オール日本スーパーマーケット協会トップの面々。
すごいノリで、私も恐縮。

とりせん会長の前原章宏さんと、
ダイイチ社長の鈴木達雄さん。
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サミット社長の田尻一さん、
伊藤園専務の小林義雄さん、
千葉薬品社長の神崎彰道さん。
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マスターズの上を行く大会として、
「ドクターズ」と名付けられた。

実は名付け親は結城義晴。

優勝者には「ドクター」の称号が与えられる。
私も一度だけ、優勝したことがある。

現在はハンディキャップ戦となっている。

明日は日頃の鍛錬を活かして、
精一杯、頑張る。

さて朝日新聞のコラム『経済気象台』
第一線で活躍する経済人などが、
毎日執筆。

その27日の記事は、
コラムニストASさん。
「軽減税率には問題がある」

的確な批判だ。

まず、「軽減税率は低所得層対策」とされる。
しかしそうなってはいない。

2014年の家計調査。
年収171万円以下の層のエンゲル係数は27.4%、
601万円までの層は24%、
941万円以上の層で20.8%。

ここからは仮定。

全食料品が8%の課税に抑えられるとする。

171万円の世帯の軽減金額は年間に、
8700円程度。

941万円の世帯は3万6000円程度。

「軽減税率は富裕層に手厚い」
まずは最初の論理破綻。

さらに、「何を対象にするかの線引きが難しい」
現在もそれで政党間で綱引きが行われている。

「線引きが難しいがゆえに、
軽減税率は利権誘導競争を誘発する」
その通り。

「各業界は自分の品目を
軽減税率の対象としてもらうべく、
政治に働きかけるだろう」

それが「民主主義を腐敗させる」

私もそう思う。
悪しき政治家と悪しき官僚の、
思うつぼだ。

さらに現在の軽減税率の最大の問題。
「軽減税率が増税とセットになっていること」
一部品目で軽減税率が導入されても、
消費税が10%になれば、
全体としては増税になる」

これももっと強調されるべき、
論理的矛盾だ。

消費税は逆進的だから、
その負担は低所得者層に重くのしかかる。

そのうえ、税金徴収に、
企業には負担をかける。

経済10団体が反対して、
その根拠も極めて論理的なのに、
なぜ強行するのか。

本当に今の時点で、
軽減税率が望ましいのか。

政治はいつも論理的でなければいけない。
それは経営が論理的でなければいけないのと、
全く同じである。

〈結城義晴〉

 

2015年10月27日(火曜日)

オムニチャネルは中央集権のセブンと地方分権のイオン

いい季節です。
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そとはキラキラしてるのに
ボクはひとりでへやのなか
ああ こんな日は
古臭いロックンロールでも
聴かなきゃたまらない

そとはキラキラしてるのに
ボクはひとりでへやのなか
ああ こんな日は
懐かしい未明の童話でも
読まなきゃ死んじまう

ああ こんな日は 
こんな日は
たまらない

ああ こんな日は
こんな日は
たまらない
〈作詩 鈴木順子〉
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「未明」は小川未明。小説家、児童文学者。

私はよく、言います。
「今が一番いい季節」DSCN7279-5
幸せな方だと思っています。

今日も横浜商人舎オフィス。
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ランチは横浜ベイシェラトン「木の花」で、
第一屋製パンの細貝理榮さん、
門脇宜人さん、前川智範さんと。
細貝さんが会長、門脇さんが社長、
前川さんは副社長。

いい会食でした。

帰りに近所を散策。
いい気持ち。

プロ野球日本シリーズも、
福岡ソフトバンクホークスが2連勝で、
東京ヤクルトスワローズは、
追い込まれつつある。

このあと、地元の神宮球場で、
踏ん張ってほしい。

アメリカ大リーグは、
ワールドシリーズ。
ニューヨークメッツと、
カンザスシティ・ロイヤルズ。

どちらも貧乏球団。
メジャーリーグ30球団中の年俸総額は、
メッツが20位、ロイヤルズは17位。

しかし球団名が街の名前っていいなあ。

福岡ホークスと東京スワローズ。
断然、スマートだ。

年俸総額はホークスが日本一、
スワローズは5位。

なかなかのもんだ。

ちなみにプロ野球選手の、
平均年齢27.57歳で、
平均年俸は4145万円。

チーム別年俸総額ランキング。
1位 ホークス 47億1940万円
2位 ジャイアンツ 46億5430万円
3位 ブルーウェーブ 38億3895万円
4位 タイガース 33億4720万円
5位 スワローズ 27億3780万円
6位 カープ 25億7341万円
7位 ドラゴンズ 25億5247万円
8位 ライオンズ 24億5620万円
9位 マリーンズ 24億5155万円
10位 ゴールデンイーグルス 23億6890万円
11位 ファイタース 23億4395万円
12位 ベイスターズ 22億6610万円

ソフトバンクと読売が圧倒的に高くて、
ともに40億円台。
オリックスと阪神が30億円台で続く。
あとは20億円台で、
食品会社はヤクルト、ロッテ、日本ハム。
IT関連がソフトバンク、楽天、DeNA。
マスコミは読売新聞と中日新聞。
電鉄は阪神と西武。
オリックスはリース会社で、
広島は市民球団だが、
自動車のマツダがスポンサー。

2015年最後のイベント。
スワローズには頑張ってほしいが、
私は福岡ホークスを応援する。

さて、ちょっと気になるニュース。
日経新聞の記事。
「物言う株主」米サード・ポイント、
セブン&アイ株取得

投資家ダニエル・ローブが率いるファンドが、
サード・ポイント。
セブン&アイの株式を、
5%ほど所有しているらしい。

記事には、
「イトーヨーカ堂の収益改善」などを
要求していると書かれている。

投資ファンドは、
短期的に収益改善を要求し、
会社を安く買って、高く売る。
その利鞘で儲ける。

経営の質を中長期的に改革しようとする場合、
面倒臭い相手だ。

そのセブン&アイのオムニチャネル戦略。
先週土曜日の日経の記事。

11月から本格スタートするのが、
グループ横断通販サイト「オムニセブン」

その前宣伝的な記事。

セブン-イレブンからそごう・西武まで、
グループ店舗の180万品目をそろえ、
宅配するか、セブン-イレブン店頭で、
引き渡し・返品を受ける。

このコンビニ店頭力が、
セブン&アイの強み。

そのうえで、「ネット通販の専用商品」を、
大手食品メーカー90社と組んで、
開発し売り出す。

約170品目。

サイト上で商品特性を周知させたうえで、
売れ筋商品や派生商品を、
セブン-イレブンやイトーヨーカ堂の、
店頭でも販売する。

専用商品は、例えば、
「店頭で持ち帰りにくい大容量飲料」、
「工場直送を売り物にする加工食品」など。

カルビー「ポテトチップス 北海道急便(6袋入り)」
日清食品「カップヌードル具材バラエティセット」
などなど。

他の小売企業からすると、
ルール違反に見えるかもしれないが、
これはセブンプレミアムのPBでも同じ。

ほかの企業、ほかのグループも、
そんな取り組みをすればいい。

ネット経由のグループ売上高は、
2014年度に約1600億円。

2018年度には1兆円を目指す。

一方のイオン。
22日の日経記事。
「ネットスーパー、地域商品を拡充」

イオンリテールは来2016年2月までに、
ネットスーパーの取扱品目を2倍に増やす。
約2万5000品目。

店頭には10万品目超の商品があるが、
これまでのネットスーパーの品ぞろえは、
1万2000品目前後だった。

それも大手メーカーのブランド品や、
PBのトップバリュ中心。
これではつまらない。

セブン&アイはメーカーと組んで、
専用商品まで作っている。

イオンの総合スーパー約350店のうち、
約190店がネットスーパーを展開している。

イオンリテールはこの春から、
6つのカンパニー制を敷いて、
エリア別仕入れを強化しているが、
そこで地元食品メーカーの人気商品を集めて、
ネット販売でも地域密着型品揃えを志向する。

地域嗜好性が強い調味料、
地元の人気商品が多い日配品。
さらに仕入れ量が確保できれば生鮮食品、
季節需要に地域差がある衣料品や日用品も。

そのためにイオンは、
ネットスーパー専用コールセンターの人員を、
従来の2.5倍に増員した。

セブンが大手メーカーとチームMDをすれば、
イオンは地場商品で地域密着型を志向する。

まあ、セブン専用商品と同等のアイテムは、
イオンもメーカーと取り組むだろうから、
すぐに、いたちごっこにはなるだろう。

ネットスーパーの市場規模は約1200億円。
最大手がイトーヨーカ堂で、
その販売額は約500億円。

イオンが急追する構造だが、
セブンが中央集権的アプローチで、
イオンが地方分権的アプローチ。

ここにアマゾン・ジャパンなども絡んで、
オムニチャネル競争は活発化する。

それでも、まだ1200億円の中の500億円。
2015年2月期年商1兆2859億円のイトーヨーカ堂が、
ネット分を倍増させたとしても、
ダニエル・ローブの要求が弱まることはない。

〈結城義晴〉

2015年10月26日(月曜日)

長期政権が目的化してTPPにも軽減税率にも官僚化の兆候

Everybody! Good Monday!
[2015vol43]

2015年、第44週。
10月最終週にして、
今週の日曜日から11月。
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だから土曜日はハロウィン・サタデー。
weekly商人舎の日替わり連載。
月曜朝一・2週間販促企画。

そのあたり、しっかり書いてある。

それから、Daily商人舎では、
小売り4業態の9月度実績総括
総合スーパーがプラス2.9%、
スーパーマーケットがプラス2.3%、
百貨店がプラス1.8%、
コンビニエンスストアがプラス1.3%。

面白い。

さて、政治と商業の関するテーマ二題。
まず環太平洋戦略的経済連携協定。
Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement
略してTPP。

私は日本の商業や商売にとって、
大きな転換点だし、
大いなるチャンスだと思うが、
それでも残念ながら、手放しで喜べないし、
額面通りには受け止められない。

政府や行政が、
自分に都合のいい内容を裏に込めていて、
それが少しずつ明らかになってくる。

しかしそれでも、
大きな転換点と絶好の機会が、
やってきていることは変わらない。

先週末の日経新聞。
「焼き肉・ワイン、TPPで安く」の記事。

「値下がりが期待できる代表格は牛肉」
タンやハラミなどの関税は、
協定発効と同時に12.8%から6.4%に半減し、
11~13年目になくなる。

ワインは現在、
15%もしくは1リットルあたり125円のうちで、
安い方の関税がかかる。
それが8年目に撤廃。

価格に占める関税の割合が高いのが、
1000円以下のワイン。

1000円ワインならば、関税撤廃で875円。
1割強のダウン。

水産物ではめんたいこの材料になるタラの卵。
国内流通量の3割程度が米国産。
現在は関税10%。

発効時から段階的に下がり、11年目に撤廃。

一方、価格への影響が読みづらい品目。
例えば豚肉の関税。
肉の価格帯によって三つの仕組みがある。
安い肉と高い肉は関税が下がる。
しかし「差額関税制度」は維持され、
これは仕組みが複雑。

これなど行政の作戦。

スーパーマーケットの店頭価格は不透明。
ただし高価格の豚肉は関税が下がって、
大いに期待できる。

私がたびたび強調するのが、
「バリュー・エンジニアリング」の考え方。

TPPによって、このコンセプトは、
ますます重要になる。

そして顧客やマーケットのマインドは、
「関税撤廃」⇒「安くなる」一色。

このマインドコントロールには、
応えなければいけない。

もう一つは、軽減税率問題。

自民党の宮沢洋一税制調査会長が明言。
「2017年4月に消費税率を10%に引き上げる。
その際に軽減税率を導入する」

軽減税率の対象品目に関して、
公明党は「酒を除 く飲食料品」と主張。
宮沢税調会長は「それは困難」との認識。

11月中旬までに、
自民党軽減税率案がまとめられる。

ここでも政府と行政のご都合主義が、
出てくるに違いない。

経済10団体は、
「軽減税率」反対を表明している。
経団連や日本商工会議所、
それに生団連、日本チェーンストア協会、
日本スーパーマーケット協会など。

特に日本スーパーマーケット協会は、
ご丁寧にも、低所得者対策として、
「給付付き税額控除」導入を提案している。

経済団体の反対理由の一つは、
軽減税率導入に伴う経理事務負担。

これも「アベノミクス三本の矢」の成長戦略に反する。

日 本経済新聞社とテレビ東京の最新世論調査。
軽減税率導入「必要」が74%、
「必要でない」は17%。

こうして、有権者のいる991世帯の回答から、
世論がつくられていく。

ちなみに、「新三本の矢」に関しても、
正当な批判がある。

日経新聞『大機小機』
コラムニスト隅田川氏が指摘する。

「強い経済」で名目国内総生産600兆円、
「子育て支援」で出生率1.8、
「安心につながる社会保障」で介護離職ゼロ。

「かなり疑問点が多い」

その第一の根拠。
「これまでの3本の矢の評価がない」

三本の矢は「大胆な金融緩和」「財政出動」
そして「成長戦略」。

これは「デフレ脱却」の目標実現のための、
政策パッケージだった。

しかし2%の物価上昇率目標は、
遠のくばかり。
「賃金上昇→消費増大」のメカニズムも、
前々、機能せず。

「成長戦略」など、
まったくこれからのこと。
「金融政策の出口」である、
財政赤字の処理も手付かず。

「これまでの3本の矢は、
思い切った政策手段の採用を訴えて
経済の沈滞ムードを払拭するのに
一定の役割を果たした。
しかし、新3本の矢は、
政策的裏付けのない
望ましいゴールを示しただけ」

軽減税率導入も、
成長戦略に反する。

低所得者対策を、
軽減税率導入で行うというのは、
全くずれてしまっている。

ヨーロッパの軽減税率も、
20世紀の考え方で、
いまや大きな改革が迫られている。

要は、安倍政権の目先の人気取り。

私は基本として、日本にとって、
長期政権が必須であると考えている。

しかし長期政権が見えてきたら、
本質的で抜本的な改革を続ける。
それが目的だ。

必要のない政策で人気を稼ぎ、
長期政権が目的化することは、
日本の社会にとって好ましくないし、
本末転倒だ。

少し、憤慨しつつ、
今週も、Good Monday!

〈結城義晴〉

2015年10月25日(日曜日)

ジジと網膜剥離[日曜版2015vol43]

ジジです。
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ちょっと、かなしいおしらせ。
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ボクのことです。
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ボク、病気です。
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目の病気。
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はじめは遺伝性の腎臓病。
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そのために高血圧になった。
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そして・・・・。
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網膜剥離です。
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ヨシハルおとうさんと、
おんなじ、目の病気。

でも、だいじょうぶ。
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こんなに、うごける。
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たべることも、
ぜんぜん、ふつう。
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ほらね。
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日差しをかんじることも、できる。
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そしてそとをみながら、
光をかんじる。
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まだ、おうちのなかを、
記憶のままにあるくから、
ときどき、あたまをぶつける。

でも、よく、ねむります。
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おとうさんは、10歳のとき、
白内障の手術をした。

53歳の春に網膜剥離の手術、
そして55歳のときに緑内障の手術。
第2回手術後
それを毎日更新宣言ブログに書いた。
タイトルは「結城義晴・燃える闘病日記」

なんども手術したけれど、
いまでも、元気で、
シゴトしてます。

ボクは手術、しません。
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ボクも10歳で、
ニンゲンにすれば、
60歳くらい。
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おとうさんと、おんなじ。

だから目はわるくても、
元気に、明日をみつめて、
いきていきます。
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おとうさん、よろしく。
みなさんも、よろしく。

〈『ジジの気分』(未完)より〉

2015年10月24日(土曜日)

「出口」を明るくしていないものとは、つきあわない。

今月は10月6日から13日まで、
第21回目の商人舎USA視察研修会だった。
スペシャルコース。
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ありがたい。
もう21回目だ。

帰国して、翌14日は、大阪。
万代Dry Daily会と万代社員の講義。
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15日は、東京・清水橋で、
伊藤園大陳コンテスト審査会。

そして16日金曜日が、
千葉・海浜幕張で、
イオンリテールの事前講義。

土曜日の17日に爆睡して、
18日、19日は福岡で、
父の一周忌法事。

20日・21日・22日が湯河原。
商人舎ミドルマネジメント研修会。
こちらは第8回。
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最後に23日が東京・日本橋で、
リテール・エグゼクティブ・サミット。
基調講演や総括から、
乾杯の挨拶まで。

これでやっと一区切り。

そこでホームコースでゴルフ。
アメリカから帰国したら、
時差ボケで睡眠時間が、
正常と反対になる。

ゴルフで疲れ切って、
ぐっすり眠ることが、私の場合、
最良の時差ボケ解消法。

朝一番の第一組のスタートで、
半日、ラウンドして、
東京湾。
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海ほたる。
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そして川崎の京浜工業地帯。
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午後、3時過ぎには帰宅。

さて、軽減税率の問題、
環太平洋戦略的経済協定の問題。

そしてイオンとセブン&アイの、
オムニチャネル戦略。

書きたいことはたくさんあるが、
それは来週に。

『ほぼ日刊イトイ新聞』

ちょっと余裕ができると、
毎日更新の「今日のダーリン」を読む。

糸井重里が、
商売について考察するとき、
私はたいてい取り上げる。

「昨日、定期的に送られるようにしていた
あるサプリメントを解約した」

何年も続けていたサプリメントの購買。
それを解約。

しかしこの「解約の方法」は、
厄介だ。

「送られてくるときについてくる
さまざまな印刷物にも、
ネットに掲載されている案内ページにも、
『解約』についての方法は見つからなかった」

糸井は探して探して、
「お問い合わせページ」を探り当てる。

ここに、数量の変更やら、
支払い方法の変更などとともに、
「解約等」という文字を発見。

「問い合わせ内容」の項目に記した。
「○○○の定期お届けコースを解約します」

だいたい一日経ってから、
「お問い合わせありがとうございます」
という内容の返信。

よく読むと「ご解約を承りました」という内容。

解約したいと考えて、
それが先のばしになっていた理由は、
この面倒くささ。

ある個人の有料メールマガジン。
糸井が購読をやめようと考えて、
その手続きをしようと思ったら
どこにも解約の方法が記されていない。

どうしたらいいのかと、
尋ねるメールを出して、解約。

しかし「なんだか、あんまり
よくない後味になった」

「出口」がはっきりしていないこと。
定期的につきあっている人を放さないためには、
都合のいいことなのかもしれない。

コンビニの加盟契約と解約契約。
「出口」には閻魔様がいる。

ボランタリーチェーンは、
その点は開放的だ。

ここで糸井重里が断言。
「『出口』を見えにくくするのは
だめだと思う」

「宗教や政治の結社のようなものの場合は、
『出ることは考えられない』
ようになっていそうだが、
商業やらビジネスやら趣味やらの
つきあいというのは、
『退席はご自由に』のよさがあるはず」

「『出口(やめ方)』を
明るくしていないものとは、
あんまりつきあわないようにしようと、
ぼくは思う」

昔のアメリカのスーパーマーケットには、
出口のところに柵があって、
レジを通って、買い物しない限り、
出られないようになっていた。

いまは、そんなケースは、
アルバートソンの古い店に、
たまに見られるくらいだが、
ほとんどなくなった。

経営コンサルタントとも、
目的と期限と解約のルールを、
初めからはっきりしておいて、
付き合うことが必須。

これは故川崎進一先生の意見で、
私もたびたび強調している。

ほぼ日も商人舎も、
出口も入口もありません。

入口=出口。
出口=入口。

時差ボケも様々な契約も、
解消法がはっきりしていなければならない。

では、今週もご愛読、ありがとう。

〈結城義晴〉

2015年10月23日(金曜日)

「情報&コミュニケーション」とRetail Executive Summit

朝日新聞の『天声人語』
久しぶりに、小気味よい。

「悪い行いというものは、
世間の耳目を集めることにおいて
善行の比ではない」

シェークスピアの表現。
「人の犯した悪事は
真鍮(しんちゅう)に刻まれて永く残り、
善行は水に記されてたちまち消える」
(「ヘンリー八世」小田島雄志訳)

読売巨人軍の三選手の野球賭博。

米国メジャーリーグの二つの醜聞。
1919年のシューレス・ジョーは、
新人最多安打記録保持者だった。
通算安打記録のピート・ローズも、
「真鍮組」。

「彼らだけなのか。
暴力団などとつながっていないのか。
野球賭博などとは無縁な
他の選手のためにも、
とことん調べる必要がある」

そして昨日のドラフト会議。
プロ野球新人選択会議。

ここで与謝蕪村の句。
〈新米もまだ艸(くさ)の実の匂ひかな〉

「草の香も初々しい
穫(と)れたての新人諸氏は、
いわば原石だ。
道を外さず、磨いて玉となる日を待つ」

同感。

さて今日は、東京・日本橋。
マンダリンホテルオリエンタル東京。

「Retail Executive Summit」
マイクロストラテジー・ジャパン㈱主催。
ここで、基調講演を務めた。
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昨年は京都で行われたが、
今年は東京開催。
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今回も40名ほどの経営幹部が集まってくれた。

プログラムは、
印藤公洋社長のあいさつから始まった。
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マイクロストラテジー社は、
BIルーツを提供するITのグローバル企業。
BIツールとは、
「Business Intelligence tools」のこと。
同社の提供先は英国テスコや、
スペインのメルカドーナ、
もちろん米国のホールフーズ、HEB、
ロウズ、コーチなど、
名だたる小売業がずらりと並ぶ。

ペンタゴンもお得意様だ。

私は縁あって、
このsummitのプログラムに協力しつつ、
講演をしている。

今日のテーマは、
「米欧チェーンストア経営革新の焦点」
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日米欧小売業の最新経営トレンドを整理しつつ、
60分間、自論を展開した。
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日本のBIツールの導入事例は、
ヤマダ電機。
代表取締役専務IT事業本部長の飯塚裕恭さんが、
ヤマダ電機の戦略と合わせて語ってくれた。
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ヤマダ電機は、
ご存知、家電専門チェーンのトップ企業。
イオン、セブン&アイ・ホールディングス、
そしてこの8月以降は、
ファーストリテイリングに次いで、
日本第4位のリテーラー。

現在はスマートハウス事業や、
食品・日用品の実験的販売などまで、
多角化を進めている。

そうした話も盛り込まれていて
実に興味深い講演だった。

海外事例はMr. Desmond Ngさん。
Blackbox BI ConsultancyのCOO。DSCN0815-1

マレーシア第1の家電専門チェーンが、
センヘン・エレクトリック社。
124店舗を展開する。
その子会社がBlackbox BI Consultancy社。
DSCN0810-1
センヘンは、BIツール活用で、
現場マネジメントが向上し、
収益も大きく変わった。

そのうえで、中小企業向けに、
BIツールを提供し始めた。

そんなドラスティックな報告。

最後はマイクロストラテジー社のプレゼン。
エグゼクティブ向け、ミドルマネジメント向け、
現場スタッフ向け、さらに顧客向け。
階層別に、さまざまな切り口で
BIツールを提供する。

とくにスマホやタブレットを使った、
直観的なアプリ開発は秀逸だ。
DSCN0820-1

なにより面白かったのは、
印藤さんが紹介したUsher(アッシャー)。
DSCN0825-1
Usherは個人認証アプリだが、
ID・パスワードを省略した利便性で、
海外では、大学や会社に導入されている。

最後に、再び私のプログラム総括。
DSCN0830-1
BIツールによる情報の効率化によって、
コミュニケーションを高めなければならない。

情報とコミュニケーションとは別物である。
しかし両者は依存関係にある。

コミュニケーションは知覚の対象であり、
情報は論理の対象である。

情報は、記号である
情報は、人間的な属性を除去するほど、
有効となり、信頼度も高まる。

しかし情報はコミュニケーションを前提とする。
コミュニケーションは必ずしも、
情報を必要としない。
〈ピーター・ドラッカー〉

情報の効率化を進め、
その分のリソースを、
コミュニケーションに投入せよ。

それが私の結論。

愛媛のフジからは、
大西文和さんが参加してくれた。
人事総務部長。
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3年前、商人舎のアメリカ視察に参加してくれて、
それ以来、フェイスブック仲間。

紀文食品の山本真砂美さん。
DSCN0839-1
山本さんは2015年末年始商戦の要点を、
『月刊商人舎』10月号に、
寄稿してくれたばかり。

セミナーが終わって懇親会。
再びみたび、開会のあいさつ。
DSCN0842-1

それから懇親会に残ってくださった皆さんと懇親。
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ライフコーポレーションの森下留寿さん。
取締役経営企画本部長兼
新規事業開発本部長。
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森下さんもフェイスブック仲間。

成城石井の原和彦社長と早藤正史さん。
早藤さんは執行役員店舗運営本部長。DSCN0852-1

イオンリテール南関東カンパニーの井関定直さん。
ビジネスイノベーションチームリーダーで、
『月刊商人舎』10月号の特集に登場してもらった。DSCN0854-1
社内の反響は上々らしい。

よかった。

最後は大久保恒夫さん。
セブン&アイ・フードシステムズ社長。
DSCN0864-1
積もる話をし、終盤は、
ゴルフの話で盛り上がった。

そして最後はマイクロストラテジーの皆さんと。
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小泉潤一さん、棟方一成さん、
そして丹野いづみさん、
お疲れさまでした。

いまや情報は悪行も善行も、
真鍮に刻まれて永く残る。

善行のごとく、「水」に記されて、
「たちまち消える」なんてことなはい。

記録に残すのは情報だ。
コミュニケーションは記憶に残る。

その記録に残るものを効率的に処理し、
記憶に残るものを一段と鮮明にする。
これが商売やビジネスの鍵を握るものだ。

〈結城義晴〉

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