結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年01月13日(火曜日)

商人舎magazine「ピカール研究」とNYのとんがり★こだわり

今月の月刊『商人舎』は、
特集1本主義をあえて止めて、
巻頭提言集「2015年を見透す」と、
特集・Conscious Retailing
最高意識企業ホールフーズ・マーケットの理論的根拠

それ以外にウェブサイトの商人舎マガジンでは、
特別企画を掲載しています。

フランス冷食専門店「ピカール」深掘り研究
[現場報告]提携イオン多摩平の森の商品と売場づくり
[体験記]パリのピカールで買物・調理してみました。

ぜひ読んでみてください。

日経新聞をはじめ、
いろいろなメディアで取り上げられましたが、
現地取材と体験記は本誌だけの内容です。

さて、ロピアのニューヨーク研修会。
第2班の2日目。

第1班と同じ内容。
しかし全く同じにはならない。
常に新しい発見がある。
それが面白いし、役に立つ。

朝から、講義。

まず、ロピアの理念を唱和。
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リーダーの声に合わせて、
全員で唱和。
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2011年に社名を変更した。
ユータカラヤからロピアへ。

ロープライス・ユートピア。

新しいコンセプトの新しいバナー。
そして新しい理念。

そして新しい知識商人。

私の講義は2時間。
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若いチーフも参加していて、
だからできるだけ丁寧に、
分かりやすく、語る。
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むつかしいことを
やさしく。
やさしいことを、
おもしろく。
おもしろいことを、
よりふかく。

これは井上ひさしに似ているが、
林廣美先生の教え。

アウトスタンディングなポジショニング戦略。
それを「とんがり★こだわり」と表現した。
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ロピアの若い人たちにも、
理解・納得できただろうか。
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そして新しい息吹は生まれただろうか。
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講義が終わると、
早速、視察へ。

ウォルマート・スーパーセンター。
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一時期廃止していたグリーターが、
出迎えてくれた。
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お断りしてカメラを向けると、
ちょっと緊張。

しかし驚いた。

「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」
それがウォルマートのモットーでもある。

雪が降ったばかりで、
氷点下のいま、
衣料品売り場では、
水着がトップにあった。
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もちろんバレンタインデー売り場は、
いま製作中。
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食品売り場の前でも、
陳列とプレゼンテーションの変更中。
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そして食品はますます充実してきた。
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ウォルマートにはウォルマートの、
とんがり★こだわりがある。

広い売り場、
無駄のない品揃え、
ロープライス。
そしてグリーター、
早仕掛け・早仕舞い。

ウォルマートの充実の一方で、
ストップ&ショップ。
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アホールドUSA傘下のローカルチェーン。
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青果部門に弱点有り。

コンベンショナル型スーパーマーケットの典型。
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天井は高いが、壁面など、
この店の「とんがり★こだわり」は、
全く見られない。

多くのロピア・ピープルから、
「日本のお店みたいだ」という声、しきり。
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そう、日本も同じです。

しかしファーマシーは併設されている。
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商品の置き場。
それもグロサリー中心。
そしてディスカウント。

これがコンベンショナル型。

対極にあるのが、
ウェグマンズ。
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自慢の青果売り場。
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大容量のファミリーパック。
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オーガニックバナナ。
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そしてこの圧倒するチーズ売り場。
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右に曲がって、
生ハムスライスの対面売り場。
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さらにフードサービス部門へ。
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「とんがり★こだわり」そのもの。

かと言って、
高売りスーパーマーケットではない。
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コンシステント・ロープライスを採用。
つまりエブリデーロープライス。

レジ前には花売り場。
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しかししかし、
ウェグマンズは最近、
一言で言えば、
「たるんでる!!」

喝を入れてやらねばならないだろう。

1店舗平均80億円の売上高。
顧客はウェグマンズを頼りきっている。

店舗レベルで見ると、
極めて順調。

すると誰でも、
たるんでくる。
それもやむなし、かもしれない。

しかし、もっと競争の局面に、
あえて、入り込んだほうがいい。

余計なお節介だろうが。

ウェグマンズを後に、
アルディ。
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こちらは標準化のお手本。
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95%がプライベートブランド。
それも全てコンペティティブブランド。

バリュー・エンジニアリングの
5番目の方法で開発する。
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レジも驚くほど速い。
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その謎のひとつを、
ロピア社長の高木勇輔さんが、
鋭い観察の上で、
解き明かした。

私、ちょっと驚いた。

将棋の米長邦雄が、
羽生善治を見る感じ。

アルディの凄さは、
現場を見て、
観察しなければ、
わからない。

マンハッタンに戻って、
ゼイバーズ。
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スモーク・フィッシュが有名。
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コーヒーも大人気。
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私はこれを買った。
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それから今回は、
惣菜を買い込んだ。
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顧客が次々に買う商品。
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ハンドメイドのコールスロー。

美味だった。

それから店員が喜んだ。
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これ。
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ラムレッグ。

一本まるごと、
お買い上げ。

するとまず、丁寧に、
紙で包んでくれた。
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その後、アルミホイルを、
これまた丁寧に巻いていく。
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そしてまるごと1本、
出来上がり。
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104ドル、1万400円也。

ゼイバーズはたった1店の単独店。
しかし早くから、
インターネット販売を試みる。

これからの時代、
稀少性を担保するために、
単独店でもいい。

ネット販売は、
そんな店の味方でもある。
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だからオリジナルセット商品を、
ウィンドーに掲げる。

ゼイバーズにも、
イノベーションはある。

次にフェアウェイマーケット。
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ロピアの研修だから、
トレーダー・ジョーは3回、
ホールフーズとフェアウェイマーケットは、
それぞれ2回ずつ。

入口にカットフルーツ。
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そして自慢の青果部門圧巻陳列。
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とんがり★こだわりの売り場。
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これも現地に行かねば、
わからない。
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オリーブもとんがり★こだわり。
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店舗の2階には、
オーガニック専用売り場。
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その、お手本のようなひな壇陳列。

客足は衰えない。
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その隣のシタレラ。
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入口脇に、
ドライエージドビーフ。
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商品が並べてあるだけで、
説明も何もない。
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高級惣菜専門店も、
説明能力に決定的な欠点がある。
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つまり単なる商品の置き場。

鮮魚・青果も同じ。
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コンベンショナル型とは、
とんがり★こだわりがない店。
そして説明がない店。

ただし、わかりきったことや、
くだらない思いつきを、
とうとうと説明するのは、
全く、いただけない。

最後にトレーダー・ジョー。
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5番街の地下1階、2階の店。

早くもレジには、
長い長い行列。

キングコング。
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そしてヤンキース。
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この店だけのとんがり★こだわり。

ロピアのピープルには、
わかったと思う。

アウトスタンディングとは何か。
ポジショニングとは何か。

言葉ではなく、
全身全霊でわかる。

それがイノベーションを生む。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2015年01月12日(月曜日)

TJ、WFM、スチュー・レオナード、フェアウェイの存在の意味

Everybody! Good Monday!
[2015vol2]

2015年も第3週です。
そして今日は、
成人の日の祭日。

正月明けの三連休。

プロモーションに関しては、
商人舎magazine。
weekly商人舎の日替わり連載。
「月曜朝一 今週の販促」。

毎週毎週、
提案をしていますが、
もっともっと的確な内容に、
充実させていきます。

よろしくお願いします。

さて成人の日に思うこと。

ニューヨークにやって来る機内で、
映画を見た。

デンゼル・ワシントン主演。
『イコライザー』。
ぜひ観て欲しい映画だが、
その中に出てくる言葉。

舞台はどう見ても、
ホームデポとしか思えないホームセンター。

元CIAの腕利きで、
いま、この店で働く男。

「人生で最も大切な日は、
生まれた日と、
生まれた理由がわかった日だ」

つまり人生には二度、
重要な時がある。
誕生した時と、
自分の存在の意味を知った時である。

成人の人たち、
その成人を見守る人たち。

「生まれた理由がわかる日」、
「自分の存在の意味を知る時」は、
いつなのか。

ほんのひとにぎりの早熟の天才を除いて、
ほとんどが成人の時でないことだけは、
明らかだが。

さて、ニューヨーク6日目。

マンハッタン。
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ブルックリン橋。
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雪が降って、情緒もあるが、
靴は重い。

雪重く靴重く足なお重く
〈朝日俳壇より 会津若松市・高橋敦夫〉

エネルギーに満ちたマンハッタン、
第1班を送り出して、
昨日は一人で散策。
こんなことも感じる。

雑踏の中のひとりの寒さかな
〈同 福岡市・松尾康乃〉

朝、ジョンFケネディ空港に、
ロピアのニューヨーク研修団第2班を迎える。

第1班が帰国し、
入れ替わりに第2班。

2月に第3班と第4班。
総勢170人ほど。

チーフ以上ほぼ全員が、
この研修に参加して、
全員の力でイノベーションに取り組む。

だから講義、ルート、
視察店舗、食事。
全部同じ。

一挙に共通の体験をすれば、
それが会社のパワーになる。

そこでまず、
ブルックリンのトレーダー・ジョー。
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日曜日の昼前、
早くも入場制限状態。
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各部門とも、補充作業に忙しい。
とくにバナナなど、
補充しても補充しても、
次々に売れていく。
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入口側のエンドも的確。
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店舗右サイドには、
30台のレジがあり、
すでにフル稼働状態。
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レジの入口は奥主通路の右端。
ここから二列に並ぶ。
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奥主通路の左サイドも、
レジ待ち行列。
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それから行列は、
店の外回りの主通路を全部めぐり、
のの字の形で、
店舗中央の冷凍食品売り場の通路まで続く。
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そこに旗持ちのクルー。
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最後尾を示す。

すごい。

次はブルックリンのホールフーズ。
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環境対策店舗。
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駐車場の屋根にはソーラー設備。
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2階屋上部分には、
菜園があって、ハウス栽培。
もちろんオーガニック農法。
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2階は雰囲気のいいフードコート。
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青果部門は、
ホールフーズの顔のひとつ。
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いつもいつも、素晴らしい。

バルク売り場は、
店舗中央のアイルに持ってきて、
この売場も客数が多い。
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デリ売り場には、
2台の屋台。
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これは寿司の屋台。

われわれは店内ツアーをしてもらった。
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入口から青果部門、
鮮魚、精肉部門、
ワインからチーズ、デリ部門まで。

ジェフリーさんと握手。
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この店で偶然、
阪食の調査チームに遭遇。
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松元努取締役専務執行役員。
いま、営業企画本部長で、
事業開発部長と物流企画部長を兼務する。

大忙しの松元さんが、
シカゴ、ボストン、ニューヨークを、
12人のチームで調査中。

その後、フリーウェイを、
ヨンカースへ。
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スチュー・レオナード・ドライブ。
この店の名前を付けられた道路には、
車が行列していたが、
それらはほとんど、
隣のコストコに向かっていた。

そのスチュー・レオナード。
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そのポリシー・ロック。
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エントランスのところには、
シーゾナル売り場が、
特設されていた。
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駐車場に、
そこそこ車は入っているが、
入口はこのとおり。
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異変が起こっていた。
バナナ娘の売り場。
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円形の陳列スペースに、
ドライフルーツが4フェース。
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トレーダー・ジョーでは、
補充しても補充しても売れるバナナ。

ドライフルーツを関連陳列するなんて、
バナナが売れない証拠。

日曜日のスチュー・レオナード。
かつての栄光はどこに。

セルフ・デリ売り場も、
客が集まっていない。
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これはウェグマンズや、
ホールフーズの真似。

それでも精肉部門。
ドライエージビーフ。
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1ポンド19.99ドル。
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そのブロックを、
ロピア取締役の福島道夫さんが購買。
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丁寧に包んでくれた。
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スチュー・レオナードの、
日曜日のレジ。
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今後、どうなるのだろう。

最後にフェアウェイマーケット。
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ほかにないスーパーマーケット。
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目玉売り場はここ。
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牛乳。

畜種別の精肉。
そのゴンドラ。
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何か、違和感を感じないだろうか。

そう、冷蔵ケースに入っていない。

なぜか。
部屋全体が冷蔵庫だからだ。
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天井には冷却器。
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ダクトが走る。
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作業場への仕切り。
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対面の精肉売り場。
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鮮魚も対面方式。
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そしてここでも、
ドライエージビーフ。
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店舗の一番奥にある、
コールド・ルーム。
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実に面白い。

自慢の青果部門は、
むしろ閑散。
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対面のデリ売り場は、
顧客が注文してから、
用意されるのを並んで待つ。
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オリーブオイルとオリーブ売り場。
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これもフェアウェイマーケットの特徴部門。

グロサリーは、
壁面陳列。
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これもフェアウェイの特徴。

レジはこの混雑ぶり。
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流石に日曜日には、
顧客が付いている。
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こうして特徴のある4店を見てきたが、
歴然とした差が付いた。

トレーダー・ジョーと、
ホールフーズは、
絶好調。

フェアウェイマーケットは、
一昨年株式公開したが、
急速な成長を狙いすぎて、
店舗間のバラつきが出てしまった。

しかしそれでも基本的に、
強みを持っている。

一番、まずいのが、
スチュー・レオナード。

かつては抜きんでたイノベーションがあった。
しかしかつての栄光にすがって、
いまは革新がない。

そんな4社を、
初日に学んだ。

ホテルに戻って、
それからみんなで、
タイムズスクエアに繰り出した。

そして写真。
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2班だから、
指を2本立てている。

その後、
1班も行ったステーキハウス。
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日曜日の今日も、
もちろん大繁盛。
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ウルフギャング。

その一角を独占。
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福島さんの音頭で、乾杯。
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メインディッシュは、
ドライエージビーフの、
ポーターハウスステーキ。

そしてワインは、
SIMIのマグナムボトル。
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ロピア本部人事担当の、
ファンミル法子さんに、
持ってもらって写真。

これを2本頼んだが、みんな、
ぺろりと飲んでしまった。

そうしてニューヨーク初日の夜は、
更けていった。

身ほとりに霜の声満ち夜は更けし
〈同 島根県・服部康人〉

長い長い一日、
目いっぱい、
学び、食べ、考えた。

そして自分の存在の意味を、
確かめた。

みなさん、今週も、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2015年01月11日(日曜日)

ジジとセントラルパーク散策[日曜版2015vol2]

ジジです。
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おとうさんは、
ニューヨーク。
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タイムズスクエア。
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ひとつオシゴトがおわって、
ちょっとだけ、ゆっくり。
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ディナーはOTOMIROM。
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いえいえ、料理の鉄人MORIMOTO。
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キッチン。
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フロア。
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シェフのおまかせ。
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マグロのタルタル。
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まんなかにウニ。
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ヒラメのカルパッチョ。
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すごいですね。
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バーニャカウダ・サラダ。
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またウニ、そしてカキ。
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ホタテ。
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金箔があしらわれた冷スープ。
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まだ、でたけど、
よっぱらって、わすれた。
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ワインはメルローとカベルネ。
それを4本。

でも、これがいちばん。
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ナパバレーのレッドワイン。
アミューズ・ブーシュ
Amuse Bouche。

色もいいし、
味もいい。
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すばらしい。

ロピアのなかま。
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アサノ・センセー、
じゃまです。
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たのしかった。

ぐっすり、ねた。
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ボクもねた。
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目がさめて、
自由な日。
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おさんぽ、さんぽ。

タイムズスクエア。
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自由の女神。
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コロンバスサークル。
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それから、
セントラルパークへ。
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入口の門。
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きのう、雪がふった。
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しろい大地。
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そこに、いました。
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リス。
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こっちも。
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かわいい。
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ボクもうごきたくなる。
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でもボクは、
せまいハコのなか。
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ちょっと、うらやましい。

でも、さむそう。

おとうさんは、
おさんぽ、さんぽ。
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むこうに、たかいビル。
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木々も、さむそう。
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木のブリッジをわたる。
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レンガのブリッジをくぐる。
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日がさしている。
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そして、みえました。
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アイススケートリンク。
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リンクをみおろす岩の丘。
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のぼる。
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いいながめ。
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マンハッタンだなあ。
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フォト。
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おとうさんは、
かんがえました。
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そうだ、
足ながおじさんに、
なろう。

そうして、
足ながおじさんに、
なりました。
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おしまい。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2015年01月10日(土曜日)

月刊商人舎新年号・本日発刊! イータリーとチェルシーの共通項

月刊『商人舎』2015年1月号、
本日発刊。

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商人舎magazine1月号も、
本日公開。

新年号なので、
巻頭に新年特別提言「2015年を見透す」
とんがれ★こだわれ この道しかない!
〈結城義晴〉

川野澄人(株)ヤオコー社長
「2014年の総括と2015年の意図」

新年度「5つの戦略課題」
〈経営評論家 保科篤〉

[2015年の天候を見透す]
極端気象に備えよ!! 〈常磐勝美〉

そして特集。
Conscious Retailing
最高意識企業ホールフーズ・マーケットの理論的根拠

天才モーツァルトにも、
奇跡のビートルズにも、
最も輝く一瞬があった。
ダ・ヴィンチやミケランジェロにも、
ヴァン・ゴッホにも、
ひときわ凄い旬の時期があった。

2015年1月時点のホールフーズ・マーケットが、
まさしくそれだ。
そしてまことにありがたいことに、
その理論的根拠が明らかになっている。
創業者で共同CEOのジョン・マッケイが
自ら著した『Conscious Capitalism』が
2013年1月に発刊されているからだ。

本というメディアは、
ビジョンやコンセプトを鮮明に理論化してくれる。
そしてそれがホールフーズの
すべてのアソシエーツの意識をさらに高めた。
まさにコンシャス・カンパニーが一段と高みに至った。

もはやウェグマンズを完全に抜き去った。
トレーダー・ジョーすら離され始めた。
ウォルマート、クローガーも無視できなくなった。

このコンシャス・リテイリングのコンセプトにおいて。
日本のすべての小売企業にとっても、
2015年を通じて、必死で追いすがらねばならない
新次元の本命マネジメントである。

Conscious Retailerの四要件
ジョン・マッケイ著『コンシャス・キャピタリズム』が
組織を躍動させる!

Company Info
全米42州に400店・年商142億ドルのエクセレント・チェーンストア

[Photo Report]
Whole Foods Market秀逸5店舗 

Head-office Lamar店(テキサス州)
全米から粋を集めた集大成の旗艦店
Austin Domain店(テキサス州)
スペース・エンターテインメントの6000㎡標準店
Third and 3rd, Brooklyn店(ニューヨーク州)
環境対策+THE ROOFの斬新な実験店舗
West-Berkeley Gilman店(カリフォルニア州)
自由自在の店づくりを見せる4000㎡中型店
Chicago Lincoln Park店(イリノイ州)
重厚なヨーロピアンスタイルの大型店

そして[特別企画]は商人舎magazineで二本立て。
フランス冷食専門店「ピカール」の深掘り研究 
[現場報告]
提携イオン多摩平の森の商品と売場づくり
[体験記]
パリのピカールで買物・調理してみました。

結城義晴の今月のブログ・エッセイ
夭折した天才小野貴邦からの贈り物

【Monthly連載 2015年1月】
白部和孝の「売場の計数の使い方Q&A」
嶋内仁の〈ポスト・モダン〉チェーンストア組織論
朝川康誠「経済心理学の世界へようこそ」
常盤勝美のこれからのウェザーMD計画
當仲寛哲のリテイル・インフォメーション・システム論
相楽・長咲の「労務&人事」最新講座
武藤麻代の「医食同源の現場訪問」

今月号のコンシャス・リテイリング。
今年を通して、最重要テーマとなるだろう。

さて日本の報告から。
一昨日の木曜日8日、
横浜ベイホテル東急。
オール日本スーパーマーケット協会(AJS)
2015年新年トップ研修会が開かれた。

私は30年以上もこの新年の会に、
参加し続けて、欠席したことがない。

しかし今年はニューヨーク。
残念ながら、欠席。

まずAJS/コプロの事業活動の報告会の後、
特別講演は若田部昌澄さん。
早稲田大学政治経済学術院教授。

テーマは「2015年 日本経済の成長戦略」

残念ながら撮影禁止だったので画像はないが、
豊富なスライドでアベノミクスの本質と、
世界情勢、日本経済の今後を解説してくれた。

その後17時からは、恒例の夕食懇親会。
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参加者は621名。
協会会員の小売業、
賛助会員のメーカー、卸。
その経営トップと幹部がテーブル席に集った。
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懇親会の初めに、
「くらし良好販売コンクール」の表彰式。
3社4名の店長が登壇。
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荒井伸也会長から表彰状を授与。
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授賞者の皆さん、おめでとう。

会場も注目。
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そして受賞企業のトップも登壇して
記念写真。
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公の場で、現場の店長表彰。
とてもいい。

19時まで2時間の懇親会。

しかし各協会には、
大きな試練の年が待っている。

褌を締め直して、かからねばならない。

一方、㈱ロピアのニューヨーク研修。
第1班は1月6日に発って、
10日に帰る。
3泊5日。

チーフ以上の全幹部が参加する。
だから5日間で帰らねば、
店が回らなくなる。

その帰国の日。
朝から雪が降った。

リムジンバスは45分遅れて、
ホテルに到着した。

その上で雪のニューヨーク。
大渋滞。

バスの中で2時間くらい。
私が1時間20分くらい最後の講義をして、
浅野秀二先生も20分くらいレクチャーして、
福島道夫取締役と、
高木勇輔社長が方針を語った。

これがとても良かった。

そしてJFケネディ空港。

雪でパイロットも到着が遅れた。

なんとかチェックインして、
全員写真。
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考え方や見方が変わればいい。
マザー・テレサが言うように、
まず「思考に気をつけなさい」

そして「自ら、変われ!」

みんな、ありがとう。

第2班は11日に出発してくる。

最後に、昨日の第3日目の最後。
イータリーとチェルシー・マーケット。

大繁盛の2店。
共通項がくっきりしてきた。

まずイータリー。

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午前11時頃で、
各部がミーティングをやっていた。
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顧客が座る椅子に座って、
中心にリーダーがいる。
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そのリーダーは全員、女性。
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こちらは立って、ミーティング。
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そのイータリーのスローガン。
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We Cook what we Sell,
and we Sell what we Cook.

「売るものを調理する。
調理するものを売る」

顧客は買って、食べて、学ぶ。
買うものが調理されているから、食べる。
食べるものが売られている。

日本でも惣菜コーナーやイートイン・コーナー。
素材や売り場の商品と同一のものでなければ、
シナジー効果は出ない。
顧客は喜ばない。

これが「内食と外食の融合」の本質である。
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あとは語ることなし。

そしてチェルシー・マーケット。

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入口。
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ナビスコの工場跡を利用した、
ショッピングモール。
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いつ行っても、すごい混みよう。
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その核店舗は、
魚屋。
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「ロブスター・プレース」。

ここも素材を売る。
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鮮度のいい魚や貝類。
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そして寿司はテイクアウト。
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これは惣菜と考えられる。

そして食べさせる。
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マンハッタンでも、
五本の指には入るだろう寿司屋。
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そしてシェフはフレンドリー。
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大きな大きなウニ。
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注文すると、
調理して・・・・・・。
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食べさせる。
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レジはイータリーやトレーダージョーと同じ。
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イータリーの影響が、
チェルシーの魚屋に出ている。
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これは「パスタ工場とキッチン」、
店名はラナ。
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この店も、素材を売っている。
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テイクアウトは惣菜。
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そしてレストランとバー。
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レストラン&バー、
ストアー。
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レストラン、
テイク・アウェイ、
ストア、
バー。

これ、イータリーそのもの。

超有名なパン屋。
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「サラベス」。

製造工場。
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ここは作って、売って、
食べさせる。
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ワインショップも。
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売り場で買わせる。
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店頭で飲ませる。
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スパイス&ティーズ。
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ここは販売と調理コンサルティング。
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大皿盛り。

テイスティングさせてくれる。
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長い匙。
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買うものが決まると、
すくい取ってくれる。
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そしてビンに詰める。
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もちろんティーも同じだ。
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最後にチョコレート屋。
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人気のザ・ブラウニー。
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いろいろ買った。
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社長の高木勇輔くんが、
第1班全員にプレゼント。

「奥さんや子供たちが支えてくれるから、
ニューヨークに来ることができた。
だから家族に、お土産として、
是非とも渡してください。
ラブラブ・ロピアを実行してください」

そんな思いが込められた、
若い社長から、
全員へのプレゼント。

ロピア・ニューヨーク研修。
第1班、成功裏に終わる。

(つづきます)

〈結城義晴〉

2015年01月09日(金曜日)

ユニー創業者の西川俊男氏の訃報とNYユニオンスクエア4競合

ユニー創業者の西川 俊男さんが、
1月1日に亡くなった。

満89歳で享年91。

イオンの岡田卓也さんが同年、
イトーヨーカ堂創業者の伊藤雅俊さんは、
ひとつ上。

ライフコーポレーションの清水信次さん、
故渥美俊一先生はひとつ下だった。

1949年(昭和24年)、㈱西川屋を設立、
1959年には伊勢湾台風来襲。
この時、西川さんは、
商売の尊さに改めて目覚めさせられた。

1963年に、㈱西川屋チエンを設立。
1971年、ほていやとの合併で、
ユニー㈱が設立され、取締役副社長就任。

さらに、1976年、代表取締役社長、
1990年、代表取締役会長。
1993年(平成5年)  5月同社取締役会長。

その後、1997年、名誉会長、
2003年、特別顧問。

ユニーは2012年に、
ユニーグループ・ホールディングスとなって、
小売業第7位。

しかしチェーンストアとしては、
イオン、セブン&アイについで第3位。
その礎を築いたのが、
西川俊男だった。

ダイエーの中内功さん、
イトーヨーカ堂の伊藤さん、
ジャスコの岡田さんに対しては、
一歩引いて控えめのように見えたが、
いい意味での名古屋人らしさを持っていて、
それがユニーを日本で、
三番手のチェーンストアに押し上げた。

1980年5月から1984年5月までの4年間、
日本チェ-ンストア協会会長。

西川さんはこの時期、
「チェーンストアフェア」を主催し、
私は『全記録』の編集に携わった。

お別れの会は、
2月11日〈水〉の建国記念日、
14:00から15:00まで。
ウェスティンナゴヤキャッスルで行われる。

そのユニーグループ・ホールディングス。
会長・社長が退任して、
佐古則男取締役がホールディングス社長に就任する。
事業子会社ユニー社長。

前村哲路会長兼最高経営責任者、
中村元彦社長兼最高執行責任者は、
相談役として、現役を離れる。

そのユニーグループ、
2014年第3四半期までの成績。
売上高は7461億円で、前年同期比マイナス1%。
営業利益はマイナス18%、純利益はマイナス21%。

日経新聞には、
3期連続営業減益の「引責辞任」と、
書かれてしまったが、
前村さんは「結果責任をとった」と発言。

西川さんの逝去、
前村さんの辞任。

ユニーグループも、
大きく変わるに違いない。

さてニューヨーク3日目。

寒風吹き荒ぶ中、
ユニオンスクエアへ。
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真ん中にホールフーズ。
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コンシャス・カンパニーは、
いつでも、どこの店も、
レベルが高い。

すぐにメイン売り場の地下1階へ。
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それはプレゼンテーションに表れる。
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前進立体陳列の斜め陳列。
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最近のホールフーズの特徴。
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しかし一方で、
ウォーターフォール陳列。
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〈用語解説は月刊『商人舎』2014年12月号〉

この取り合わせが、
実に、いい。

鮮魚部門は長い長い対面売り場。
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そして量り売りのコーヒー売り場。
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1階のデリ売り場、
2階のフードコート、
ともにレベルダウンの気配がない。

ユニオンスクエアでも、
ライバルはトレーダー・ジョー。
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こちらはリミテッド・アソートメントの、
エブリデーロープライス。

入口花売り場の壁面に、
ユニオンスクエアの風景が、
見事に描かれている。
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多段ケースの上にも、
この店らしいプレゼンテーション。
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そしてリカーショップ。
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州法で別棟。
しかし専門店としてみると、
TJのリカーショップは、
強力な店舗。
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このリカーショップだけでも、
チェーン展開できそうだ。

両雄に取り残された店。
フード・エンポリアム。
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A&Pのアップスケール・フォーマット。
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しかし伝統型の域を出てはいない。
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それが客数に表れる。

その一方で、
ガーデン・オブ・エデン。
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訳せば「エデンの園」。
単独店のスーパーマーケット。

この美しさ。
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入口のセンター売り場。
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天井にも趣向が凝らされ、
壁面の隙間がない。
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こちらも天井。
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グロサリーのゴンドラは、
木製でいい雰囲気。
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チーズ売り場も、
この店独特の品揃え。
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加工肉売り場は対面方式。
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マーケット・ニッチャーだが、
独特のポジショニングを構築している。

このユニオンスクエアの、
スーパーマーケット競争。

マーケット・リーダーと、
マーケット・チャレンジャーの、
ホールフーズとトレーダー・ジョー。

A&Pフード・エンポリアムは、
マーケット・フォロワー。

そしてガーデン・オブ・エデンは、
マーケット・ニッチャー。

コンテスト型競争の構図が、
オーガニック領域の中で、
綺麗に図式化されている。

それ以外に、
ウォルグリーン。
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入口にはアップ・マーケット。
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日本のコンビニ機能を、
コンバインしたドラッグストア。
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2階へのエスカレーターがあって、
そこが調剤薬局とヘルス&ビューティ。

その隣のビル1階に3店。
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左からベストバイ、
米国最大の家電チェーン。

ノードストローム・ラック、
百貨店のオフプライスストア。
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百貨店のノードストロームの、
売れ残り品を集めたフォーマット。
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だから超一流ブランドが、
驚くほど安い。

ただし、探し出さねば、
自分の欲しい商品はない。

デュアン・リード、
マンハッタン第1のドラッグストアで、
ウォルグリーン傘下。
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ユニオンスクエアのあたりで、
2時間半各自視察。

しかし耳が痛くなるほどの寒さ。
フード付きコートは、
こういったところで着用すべきだ。
東京・横浜でのコートのフードは、
単なるお洒落の飾りだ。

そんなことを思いつつ。
バスに乗って、
イータリーへ。
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それからチェルシー・マーケットへ。
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世界最先端の「フードストア&サービス」。
イノベーションは確実に、
このトレンドのベクトルにある。

詳細は明日のこのブログで。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2015年01月08日(木曜日)

ニューヨーク2日目、10店舗を駆け巡り、買った、食べた、学んだ。

日経新聞の経済コラム『大機小機』。
タイトルは「米国経済1強時代の再来」

原油相場が下がって、
1バレル50ドルを切った。
石油戦争の行方はいかに。

非在来型のシェール石油産業、
サウジアラビアなどの在来型石油産業、
両者による市場シェア争奪戦。

国際エネルギー機関の予測。
今年度中に米国が、
世界最大の産油国になる。

つまり世界石油市場の覇権は、
サウジに代わり米国が握ることになる。

そして原油安は、
米国内に消費ブームをもたらし、
アメリカ経済には大いにプラス。

かくてアメリカ経済は力強く回復し、
「世界経済は2012年以来続く低成長でも、
安定した軌道に戻る」

「米経済の一人勝ち状況は続き、
今年もドル高・米株高の勢いが
衰えることはない」

日本はその恩恵に浴することができるか。
少なくとも中国頼みより、
安定していることは間違いない。

そのアメリカ、ニューヨーク2日目。
㈱ロピアの若手研修会第1班。

朝から講義。

一番初めに、
ロピアの経営理念の唱和。
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リーダーの発声に合わせて、
みんなで唱和する。
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とても良かった。

そのあと、2時間の講義。
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店舗のチーフクラスが中心。
だから丁寧に分かりやすく、
言葉を選んで講義した。

みんな真剣な眼差しで、
しっかり聴いてくれた。
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ロピアをコンシャス・リテイラーにする。
つまり高い意識をもった小売業。

それがこの研修会の、
私なりの目標。
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小難しいことはいらない。
しかし知識商人になってもらいたい。

食品や飲料の専門家、
スーパーマーケットの専門家、
お客さまを喜ばせることの専門家。

それを目指して、
とんがれ、こだわれ。

最後に福島道夫さんが、
再確認のために、
ロピアの方針を語ってくれた。
ロピア取締役。

これがとても良かった。

講義が終わると、店舗へ。

まずウォルマート。
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アメリカに来て、
ウォルマートを見ずに、
帰るなかれ。

初めての海外、
初めてのアメリカ視察、
そんなメンバーが9割。
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ウォルマートを訪れれば、
アメリカ人の生活がわかる。

入口で、ロールバック。
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フランスパンが1ドル。
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こちらでも、
ロールバック。
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生鮮がどんどん良くなっている。
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精肉も安くて、良い。
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主通路のアクション・アレー(島陳列)は、
クリスマス商戦の在庫処理にも使われる。
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ウォルマートの主通路のアクション・アレー。

真似をする企業はHEBくらいだが、
実に使い勝手の良い売り方だ。

なんだかんだいっても、
ウォルマートはどの店も、
そこそこ客がやってきて、
買い物をしてくれる。
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次に向かったのが、
ストップ&ショップ。
このマンハッタンを中心にしたエリアの、
占拠率ナンバーワン企業。
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アホールドUSA傘下のローカルチェーン。

それが典型的なコンベンショナル型。
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青果部門が弱すぎる。
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サラダバーやプリペアードフードなど、
新しいトレンドの売場を導入しているが、
それも時代遅れの感が否めない。
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奥主通路中央の対面精肉売場。
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ハムをスライスするサービスをしていて、
そこには顧客がパラパラと並んでいる。

コモディティグッズは、
プライベートブランド。
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店づくりに関して、
ポジショニングの概念が、
決定的に欠落している。

それがこんなところに表れている。
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冷凍食品のリーチインケース売場。
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要は、商品の置き場。
天井や床、壁面、照明など、
自社らしい主張がない。

有形財のブツを並べて、
安さを競う競争。

自社の特徴や個性が、
全く感じられない。
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それでいて、
「違いをつくること」を、
顧客に約束している。

その違いといえば、
ウェグマンズ。
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1986年から全米で一番早く、
調理済み食品の実験を始め、
1990年代には、
ミールソリューションのブームを生み出した。

その自慢の青果部門。
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インストアベーカリーからは、
いい香りが漂う。
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そして店舗左翼のフードサービス部門。
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セルフデリのコーナーは、
全米最高レベル。
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グロサリーは、
ファミリーパックの大容量商品をアピール。
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大小の容量で、
SKUを増やし、
買いやすさを生み出す。

それがウェグマンズの、
1店平均80億円超の売上げを
つくり出す。

列車の模型を走らせる。
お馴染みの楽しい演出。
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2000坪の売場は、
広大なスーパーマーケットだが、
密度の濃いマーチャンダイジングで、
広さを感じさせない。
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リカーは州法で別棟。
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しかしここにも、
ウェグマンズらしい違いがある。

まずウォルマートを見て、
コンベンショナル型と、
ポジショニング型の、
両方のスーパーマーケットを訪れた。

そのあとは、
アルディ。
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280坪の小型ハード・ディスカウンター。

安いけれど綺麗、
安いけれどフレンドリー、
安いけれど良い。
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それがアメリカのディスカウンターの、
最新トレンド。
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アルディの前に、
ワーワー(WaWa)。
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サービス&クォリティ型のコンビニ。
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これも個性を競うコンビニエンスストア。

その後、マンハッタンに戻って、
ゼイバーズ。
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フェアウェイマーケットの本店。
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その隣のデリショップ・シタレラ。
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そして最後に、
トレーダー・ジョーと、
デュアン・リード。
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いずれも個性豊かな繁盛店。
コンテスト型競争時代の、
より良き生き残り企業。

ロピアの若手には、
こういった繁盛店を学習することが、
有効だ。

首都圏の大商圏型スーパーマーケット企業だからだ。

十二分に学んで、
しかも買い物もそれぞれが、
たっぷりとして、
ホテルに戻る。

ホテルはタイムズスクエアの近くだが、
キッチン付きの部屋。

各自が、自分らしい料理を作って、
余分に確保したスイートルームに集合。

まず、ローストビーフ。
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取締役の福島道夫さんの作品。
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私も堪能した。

それから各種スープ。
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クラムチャウダー。

ミネストローネ。
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そして最後のスープを、
持ち込んでくれた。
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さらにこれ。
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ロブスター入りのパエリア。
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ローストビーフ入りサラダ。
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トウモロコシの料理。
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これは手づくりハンバーガー。
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ウェグマンズの冷凍食品。
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これも独自の工夫を加えて作った料理。
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これも。
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最後は、女性陣のパスタ。
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私もいただきました。

ロピアのメンバーは、
とにかく食べる。
それがコンシャス・カルチャー。

ただ店を見るだけ、
写真を撮るだけでは、
勉強にならない。

そこで買い物して、
買ったものを食べる、
買ったもので生活する。

そうしなければ、
店舗の価値はわからない。

初めてのアメリカでも、
買って、食べて、学ぶ。

それがこの研修会の考え方。

大量に買い込んだビールとワインで、
深夜まで懇親。
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スイートルームを一晩だけとって、
料理の競演と懇親。

楽しかった。
勉強になった。
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ロピア・ピープルのコンシャス、
最高に高まった。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2015年01月07日(水曜日)

トレーダー・ジョー、ホールフーズとスチュー・レオナードの明暗

第114回アメリカ合衆国議会が開幕。
下院・上院ともに共和党が多数派。

バラク・オバマ大統領は民主党だから、
ひどいねじれ状態。

日本の場合はその逆。
12月の衆議院選の自民党圧勝で、
衆参両議院とも与党が圧倒的多数。

その日本から、
アメリカへ。

成田空港は3月並みの暖かさ。
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11時間のフライトで、
ニューヨーク・JFケネディ空港は、
雪景色。
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到着後、イミグレーションが混んで、
2時間近くも立ったまま待たされた。

直ぐにトレーダー・ジョーへ。
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ブルックリンのこの店は、
銀行の建物を居抜きで活用。
天井が高くて、快適な店舗。
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青果部門をはじめとして、
生鮮食品の品揃えが増えて、
スーパーマーケットらしくなってきた。
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新製品のエンド。
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トレーダー・ジョーのイノベーションは、
この商品開発にある。

あとは極めてシンプルな経営。

だから顧客が次々に訪れる。
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火曜日の午前中だというのに、
30台のレジは全部開放。
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ブルックリンのホールフーズ。
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屋上はハウスの菜園。
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駐車場の屋根はソーラー。
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雪をかぶって、
それも今は、役には立たないけれど。
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環境対応型店舗として、
ホールフーズの顔の役目を果たす。
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ここでインタビュー。
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ダニエルさんが、
コア・バリューについて、
丁寧に語ってくれた。
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これは月刊『商人舎』1月号で、
私が書いていること。
1月10日発売。

乞う! ご期待。

青果部門のプレゼンテーションは、
相変わらずため息が出る。
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シーフード部門も、
対面売り場にチームメンバーが入って、
盛んに声をかけてくれる。
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精肉はシースルーで、
バックヤードを見せる。
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そこの枝肉が吊るされていた。
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こういった試みも、
そのチームのメンバーたちが、
自己管理で決める。

これも見事なチーズ売り場。
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そしてセルフデリの部門。
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私たちは十二分に堪能して、
2階のザ・ルーフでランチ。
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それから郊外のヨンカースへ。
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スチュー・レオナード。

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ご存知、ディズニーランドのような店。

しかしエントランスでは、
イベントが行われておらず、
がらんとしている。
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入口のところも、
顧客の数が少ない。
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バナナ娘も寂しそう。
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冷凍食品コーナーも寒々しい。
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酪農家だったスチュー・レオナード、
その看板部門の牛乳売り場にも、
人影がない。
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そして昨年後半に改装したデリ売り場。
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ホールフーズの真似をしたが、
うまく回っていないようだ。

ポリシー・ロックも、
虚しく映る。
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真冬の零下6度という悪条件があるのだろうが、
それよりもスチュー・レオナードの変化の少なさ。
変化があっても単なる模倣。

これでは顧客は土日曜に、
子供を連れてくる以外は、
この店に寄り付かない。

客層も狭まっている。

イノベーションこそ、
顧客が望むものだ。

最後に、
フェアウェイマーケット。
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もう外は暗くなって、
寒さはひどくなる。
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一丁目一番地の青果部門。
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ボリューム陳列は相変わらず。
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美しい。
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こちらも。
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惣菜は対面方式。
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グロサリーも、
前進立体陳列。
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オリーブオイル売り場は充実。
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この店の特徴は、
「コールド・ルーム」。
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500㎡位の売り場全部が、
冷蔵庫になっている。

正面にはドライ・エージのビーフ。
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ルーム全体が冷蔵庫だから、
肉類もラックに並べられている。
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飲料、ビールなども、
部屋全体で冷やす。

鮮魚もコールド・ルーム内にある。
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しかしこの店にも、
火曜日夕方なのに、
客の姿は少ない。
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寒さのためか。
イノベーションがないためか。

両方に違いない。

初日から考えさせられることばかり。

ホテルに到着して、
荷物を置いて、
すぐにディナー。
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ウルフギャング。

一番繁盛しているステーキハウス。
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44人全員揃った。
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私も入ってスナップ。
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ワインはこれ。
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SIMIのマグナム・ボトル。

㈱ロピア取締役の福島道夫さん。
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5000ml瓶。

コルク・キャップもこの大きさ。
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ウルフギャングのグラスで、
美しい色。
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料理は次々に出てくる。

まずベーコンとロメインレタスの、
シーザース・サラダ。

そしてモッツァレラチーズとトマト。
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それ以外にも前菜が2種類。

そしてパン。

メインはシーフード。
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さらにドライ・エージ・ビーフの、
ポーターハウスステーキ。
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ロピアの社風。
「食べる集団」。

それが遺憾無く発揮された。
そんな夕食会だった。

組織風土。

今回の研修会では、
ロピアのコンシャス・カルチャーを、
さらに磨き上げたい。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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