結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年10月26日(日曜日)

ジジと新幹線のぞみの旅[日曜版2014vol44]

ジジです。
20141026212450.jpg

ねむい。
20141026212501.jpg

おとうさんも、
ねむそう。
20141026212515.jpg

でも、空には秋の雲。
20141026224018.jpg

だからでしょうか、
ユウキヨシハルのおとうさん、
でかけていきました。
20141026212535.jpg

新横浜から、
大阪へ。
20141026212546.jpg

新幹線のぞみの旅。
20141026212559.jpg

空はうつくしい。
20141026212630.jpg

丹沢。
20141026212644.jpg

蛭ヶ岳。
20141026212654.JPG

小田原と熱海をすぎたら、
みえてくるはず。
20141026212710.jpg

雲のかげに。
20141026212722.jpg

そう、富士山。
20141026212736.jpg

ちょっとだけ、
みえてきました。
20141026212745.jpg

すその。
20141026212801.jpg

いただきは、
かくれている。
20141026212812.jpg

それでも、
富士山がみえました。
20141026212828.jpg

うつくしい。
20141026212914.jpg

おおきい。
20141026212937.jpg

おとうさんは、
満足。
20141026212841.jpg

富士のすがたには、
いつも、いやされる。
20141026213028.jpg

それからも、
窓のそとに、
けしきがうつりかわる。
20141026212953.jpg

ニッポンの秋はうつくしい。
20141026213038.jpg

そうして、
名古屋から京都。
20141026213050.jpg

おとうさんは、
うとうと、ねました。
20141026213103.jpg

そして大阪。
20141026213115.jpg

こんでる。
20141026213132.jpg

行列。
20141026213153.jpg

豚まんの店。
20141026213143.jpg

つきました。
20141026213205.jpg

大阪駅。
20141026213216.jpg

駅裏も、
開発された。
20141026213225.jpg

そして今夜のホテル。
20141026213240.jpg

ウェスティン。
20141026213249.jpg

おつかれさま。
20141026213300.jpg
あしたから、
がんばってください。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年10月25日(土曜日)

ベラ・チャスラフスカ、ポリティカル・アスリートの「波乱の人生」に思う

日本の秋、真っ盛り。
20141026080247.jpg

横浜駅前の彫刻。
20141026080259.jpg
テーマは、
あら「今日は」

20141026095432.jpg
「こんにちは」と読む。

小渕優子から、宮沢洋一へ。
経済産業大臣が換わって、
それでも金まみれの政治家であること、
その金の使い方が低俗であることが判明。

松島みどりのうちわの問題も、
政治家として低級きわまりない。

自民党政権が続くと、
いつもいつも、
こんなことが表出する。

それが自民党の体質であるし、
そしてそれが、
我々日本国民がいま、
選んだ政権である。

我々に振り返ってくる事実である。

帰国してから二日目。
実によく寝た。

睡魔が襲ってくる。

慣れない運動をすると、
最近は2日目に、
体が痛くなってきたりする。

それに近い睡魔の感覚。

帰国する3日ほど前から、
手足に湿疹が出た。

これもホテルと外食、
移動の生活を続けていると、
私の体に現れる現象。

日本の家庭の食事をして、
ある程度、規則正しい生活をすると、
すぐに治る。

美しい日本の秋を堪能しながら、
体調を回復させる。

体がまだまだ現地体勢。
ブログもまだ、
時差時間でお許しいただこう。

「無理はいいけど、無茶はするな」
西端春枝先生の言葉が思い出されて、
ホッとする。

さてベラ・チャスラフスカさんが、
来日している。

1964年の東京オリンピックで大活躍。
それから50年後の今年10月10日に、
記念式典出席が開催され、来日。

日経新聞で、
編集委員の田辺省二さんがインタビュー。

1942年、プラハ生まれ。
1964年の東京、1968年のメキシコ、
両オリンピックで、7つの金メダル獲得。

私よりも10歳年上。
東京オリンピックの年、
私は12歳の小学校6年生だったか。

そのころの担任の太田実先生の影響を受けて、
器械体操を始めていた。

その後も、中学高校と、
器械体操を続けた。

チャスラフスカの美しい姿にも、
遠藤幸雄のキレ、山下治広の独創性にも、
憧れた。

チャスラフスカも述懐する。
「猫のような柔軟な動きの日本選手にあこがれ、
技をずいぶんと教えてもらった。
だから私の体操の半分は日本生まれなの」。

東京オリンピック開会式。
「よく覚えています。
今日と同じ青空でした」。

「国立競技場で入場行進を終えると、
聖火を掲げたランナーが階段を駆け上がり、
聖火台に赤い炎が燃え上がった。
あの瞬間は今も強く心に残っています」。

「東京五輪は、
敗戦から立ち直った日本を
世界に示す絶好の機会、
すばらしい大会でした」

波乱の人生。

68年春、チェコスロバキアでは、
一気に民主化運動が燃え上がった。

ソビエト連邦の支配下にあって、
全て共産主義的な体制に押さえ込まれていた。
それに対する民主化運動。

プラハの春。そう呼ばれた。

その高揚もつかの間。
ソ連軍介入で短い「春」は、
あっという間に押しつぶされる。

10月のメキシコ五輪。
チャスラフスカは、
表彰台の上で抗議の意志を示した。

「プラハの春」のとき、
チャスラフスカは『二千語宣言』に署名。
民主化支持の姿勢を鮮明にした。

共産党政権は何度も、
署名の撤回を求めてきた。

チャスラフスカは、現在まで、
非共産党員を貫いている。

脅しを受けても主張を変えない。

秘密警察からは危険人物と目され、
スポーツ界からは追放される。

「権力ににらまれるのを恐れた知り合いは
私を避け、次第に遠ざかっていきました」

仕事のない日が6年、7年続く。

「あるとき、見かねた女性が
仕事を紹介してくれました。
『清掃の職があるから、代わりに働かないか』と。
私の顔は国中に知れていて、実名は使えません。
スカーフで顔を隠し、彼女の名前をかたって
仕事場に通いました。そんな日々が続きました」

あのチャスラフスカが、
顔を隠して清掃の仕事をした。

20年に及ぶ弾圧。
そして1989年11月17日、
「ビロード革命」。
英語では「Velvet Revolution」。
共産党支配を覆した民主化革命。

この革命の1カ月後、
ルーマニア革命。
こちらは大きな流血が起こったが、
チェコスロバキアでは無血の革命だった。

そこで、軽くて柔らかなビロードにたとえて、
この名がある。

共産党政権崩壊の日、
バーツラフ・ハベル元大統領に呼ばれ、
民衆の集まるバーツラフ広場バルコニーに立った。

「広場に集まった人はみんな、
私が不遇の生活を強いられたことを知っていて、
大歓声で迎えてくれました」

「もし『二千語宣言』署名を撤回していたら、
こんな大群衆の前には立てなかった」

「日本の友人にも顔向けできなかったはずです。
自分を信じ、勇気を持って危機に立ち向かえば
必ず報われる日が来る。
その信念が私を支えてくれたのです。
後になってそんな思いがこみ上げてきました」

革命後は大統領顧問に就任、東奔西走。

しかし1993年1月1日、
チェコスロバキア連邦共和国の連邦制解消。
チェコ共和国とスロバキア共和国に分離。

「ビロード離婚」などとも呼ばれたが、
チャスラフスカはチェコに残り、
チェコオリンピック委員会会長、
チェコ日本友好協会会長などを歴任。

その後、私生活で不幸な事件が起き、
心身を病み、長い療養生活。

しかしそれも克服し、
5年ほど前から、
再び三度、活動。

チェコオリンピック委員会名誉会長として、
2020年の東京五輪開催を後押ししてくれた。

そして最後に語る。
「次の大会は、
日本人の人間性と謙虚さを
示す場にしてほしい」

あの強くて可憐なチャスラフスカが、
政治の面でも、
仕事の面でも、
生活の面でも、
艱難辛苦の人生を歩み、
いま、日本の秋を、
同じように味わっている。

元気が出てくるし、
我々日本の商業人も、
ポリティカル・マーチャントで、
なければならないと思う。

ベラ・チャスラフスカが、
ポリティカル・アスリートであったように。

〈結城義晴〉

2014年10月24日(金曜日)

CCL取締役会とイオンリテール事前講義「育てるなどおこがましい」

今日は朝から東京・御成門。
カスタマーコミュニケーションズ㈱。
略称CCL。

毎月恒例の取締役会。

メンバーは11人。
代表取締役社長の米倉裕之さん、
取締役の石井賢治さん。
おふたりが常勤。
そして常勤監査役の中川浩之さん。
中川さんは元㈱宇徳代表取締役社長。

非常勤の取締役は、
まず㈱プラネット監査役の川崎清さん、
元㈱資生堂取締役常務。
㈱コーポレイトディレクションの田窪伸郎さん、
さらに㈱産業革新機構から、
中津武さんと内田愼次郎さん。
そして㈱商人舎代表取締役社長の結城義晴。

非常勤監査役は㈱プラネット取締役の牛島操さんと、
東邦金属㈱代表取締役の壱岐浩一さん。
そして最後に相談役が、
㈱プラネット代表取締役会長の玉生弘昌さん。
いいメンバーで、
毎月活発な論議が展開される。

カスタマーコミュニケーションズ㈱、
今、引く手あまたです。

今日は最後に、
CCL企画開発部部長の越尾由紀さんから、
紀文正月フォーラムの報告があった。

その内容は、
月刊『商人舎』10月号の記事に詳解されている。
「サブ・カテゴリー分析による
5消費者像別実践対策」

帰国したら㈱商業界から、
月刊『食品商業』が届いていた。
私の古巣。

年末商戦特集が組まれていた。

例えば越尾さんの記事と比べると、
悪いけれど歴然としている。

そして今日の越尾さんの報告、
CCLの社外の取締役・監査役からも、
大好評だった。

ありがとう。

その後、私は幕張へ。
イオンリテールの、
2014年度アメリカ東海岸視察事前講義。
20141025023954.jpg

初めに細田昌幸さんの挨拶。
イオンリテール人材育成部部長。
20141025024007.jpg
今回は同行してくれる。

私の講義が始まる。
20141025024020.jpg

約2時間。
20141025024034.jpg

一昨日帰国したばかりで、
最新の情報が出てきて脱線も多い。
しかしそれが面白い。
20141025024051.jpg

月刊『商人舎』9月号は、
特集「2014アメリカ小売産業」。

これはいま、
米国視察の最新の教科書。
この講義でもアメリカでも、
ずっと使うことができる。

IDとパスワードを持っている人は、
時間を見つけて、
あるいは必要な時に、
この特集を読んでほしい。

それから年間購読が基本の月刊『商人舎』だが、
この号だけは特別に、単品販売している。

申し込み方法は、
この申込用紙をダウンロードし、
商人舎までFAXで申し込む。
あるいはメール(info@shoninsha.co.jp)。

イオンの講義は、
だんだん熱が入ってくる。
20141025024108.jpg

しかし現地で、
現場を見て、現物に触れると、
目からウロコ。

アメリカ研修で一番危険で、無駄なこと。
それはコーディネーターが勝手に、
自分の都合のいい解釈を、
押し付けてしまうこと。

あるがままに見る、聞く。

ピーター・ドラッカー先生の、
ポスト・モダンの方法の第一条。
20141025024129.jpg
今日も、その近代化と現代化を語って、
この研修の目的を整理した。

あっという間に時間がやってきて、
次に会うのは11月2日日曜日。
成田空港。

今回の団長は若山昇さん。
イオンリテール執行役員、
近畿・北陸カンパニー支社長。
20141025024144.jpg
力強く、目的を訴えて、
事前講義は終了。

幕張はもう真っ暗になっていた。
20141025024201.jpg

さて最後にひとつ。
日経Web刊のスポーツ欄。
サッカージャーナリスト大住良之さんのコラム。
「日本、選手育成に問題あり」が話題。

「近年、日本のサッカー選手育成は、
アジアで最も優れ、
世界的に見ても高いレベルにあると
評価されてきた」

「だが、いまその『育成』が危機を迎えている」

「良い選手をつくるには
良い指導者が必要と、過去20年間、
日本サッカー協会は
指導者養成に精力を注いできた」

そして、
「どういう選手を育てるのか、目標を共有し、
トレーニングプログラムだけでなく
指導者が使う用語まで統一されてきた」

これ、まさしく「標準化」の考え方。

「この努力は大きな成果を生んだ」。
そのとおり。

近代化も一定の成果を上げる。

だが、この「システム」こそが、
問題になってきた。
「画一化」に陥った。

現代化の時代に共通する問題点。

セレッソ大阪監督の大熊裕司さんへの質問。
「なぜC大阪の育成部門は継続的に
日本のトップストライカーを輩出できるのか」

スイス・バーゼルの柿谷曜一朗、
現川崎の森島康仁、
杉本健勇、永井龍、そして南野拓実……。

答えは意外。
「関西には、まだ
変なおっちゃんが
多いのですよ」

ジャーナリストは分析する。
「日本サッカー協会は、
指導者養成事業を通じて、
単にレベルアップを図るだけでなく
『方向性の統一』を目指したに違いない。
しかし用語まで統一された結果、
『画一的』な指導」に陥った。

しかし関西の少年サッカー界。
「まだ自分ひとりの信念に基づいた、
個性的な指導をしている人が、
少なからずいる」

大熊さんの言葉。
「ストライカーというのは
もって生まれた素質や感覚の要素が大きい」

そして述懐する。
「『育てる』などというのは
おこがましい。

ただ、その素材に
指導者が甘えてはいけない」

私の人との接し方は、
この大熊監督と同じだ。

育てるではなく、
自分で育つのを助ける。

ここで一番いけないのは、
指導者が育っていくのを邪魔すること。
つまりは自分の考えを押し付けること。
型にはめること。
画一化させること。

西友を興した故上野光平先生の考え方。
そしてそれがポスト・モダンの根本思想だ。

カスタマーコミュニケーションズも、
イオンリテールの2014研修も、
これまで、これからの研修も、
すべてそれが基本。

よろしく。

〈結城義晴〉

2014年10月23日(木曜日)

[時差ボケの中の考察]イノベーションを起こす理由はここにあり! 

帰国後の今日。
午前3時頃、目が覚めて、
そのまま現地時差でブログを書いて、
さらに残った仕事などこなす。

大リーグ・ワールドシリーズ第1戦の録画を、
NHKのBSがやっていて、
ボーッとみていると、
カンザスシティ・ロイヤルズが負けた。

青木宣親も活躍はなし。

日本では我が阪神タイガースが、
ストレートで読売ジャイアンツを破った。

日本シリーズに出るのは、
青木と早稲田大学野球部の同期の鳥谷敬。

アメリカ旅行中、
気休めに携えていたアガサ・クリスティの長編も、
ちょうど読み終わって、安堵。

この、まったりした、
時差ボケのひととき。

嫌いではない。

手提げ鞄から、
19日間滞在したホテルのカード、
頻繁に使ったカードなどが出てきた。
20141024023428.jpg
サンフランシスコ郊外のコンコードで2泊、
ラスベガスのモンテカルロで3泊。

サンフランに戻って、
ホリデーインで2泊。

それから、
ミネアポリス、シカゴ、
シャーロット、ヒューストンで、
それぞれ1泊ずつ。

さらに商人舎チームと合流して、
サンアントニオで2泊、
ダラスで2泊、
ニューヨーク・タイムズスクェアで2泊。

都合17泊19日。

11軒のホテルに泊まった。

もう、よく覚えていない。

ラスベガスのモンテカルロも、
20141007225731.jpg
シェラトン・ダラスも、
定宿の一つだから馴染んでいる。

良かったのは、
ドゥルーリーイン&スイーツ。
サンアントニオの運河沿いのホテル。
20141017005240.jpg

楽しかったなぁ。
20141017005527.jpg

もちろんザ・マンハッタンも、
十二分に良かった。
20141023053436.jpg

帰国の便で読んだのが、
10月21日のFinancial Times。
20141024023444.jpg

一面のダイジェスト欄に、
安倍晋三日本国首相の短信。
20141024023456.jpg

そして二面に、その記事。
20141024023507.jpg
小渕優子、松島みどり。
写真の印象がひどく悪い。

さてニューヨーク周辺の競争。
スチュー・レオナード、
ウェグマンズ、
フェアウェイ・マーケット。

さらにホールフーズ・マーケット、
トレーダー・ジョー、
イータリー。

その店を評価すると、
好悪の基準が見えてきた。

一番ダメなのが、
スチュー・レオナード。

次に「古い」と感じさせられたのが、
なんとウェグマンズ。
立ち止まっている。

古そうだけれど、
イノベーションが感じられるのが、
フェアウェイマーケット。

ホールフーズとトレーダー・ジョーは、
もちろん文句なく、動いている。

そしてイータリーも。

基準は、新店への挑戦度合いだ。

新店を全くつくらないのが、
スチュー・レオナードだ。
2007年のハートフォード店以来、
新店はなくて、現在4店。
20141020170644.jpg

ウェグマンズも、
2013年12月決算段階で、
83店舗。
20141022014936.jpg
70億ドル(7000億円)級の企業で、
1年に2店舗ほどでは少ない。

しかもニューヨーク周辺の店は、
黙っていても儲かる。

イノベーションが起こりにくい。
たとえ小さな改善にしても。

フェアウェイマーケットは、
スーパーマーケット15店の企業だが、
近年はマンハッタンを中心に、
2店舗ずつくらい新しい店に取り組む。
20141020171337.jpg

ホールフーズは、
2012年度新店26店、
2013年度25店。
全米で競争にさらされつつ、
意欲的な新店舗を開発し続ける。
20141022015200.jpg

トレーダー・ジョーも、
一昨年度の新店24店、昨年度16店。
すべてが行列のできる繁盛店。
20141024035545.jpg

イータリーはアメリカでは、
2010年にニューヨークに進出すると、
2013年にシカゴに素晴らしい2号店を出して、
この4年間に2倍増の計算。
20141024040410.jpg

最大手のクローガーは、
2013年1月決算で総店舗数3538店、
2014年1月決算で3746店。
つまり1年間に208店の増加。

対して二番手のセーフウェイ。
サーベラスに買収された。
2012年12月期決算で総店舗数1641店、
2013年は1335店。
マイナス306店。

店数のピークは、
2003年12月期の1817店だから、
10年間で482店の激減。

つまり、新しい店に挑戦している企業は、
その売上規模や店舗数規模にかかわらず、
店の状態が前向きで、よろしいということ。

新店に挑戦する目的は、
売上げを積み上げて、
会社を大きくするだけではない。

自ら、変わって、
イノベーションを起こし、
顧客と社会に貢献するためなのだ。

あのニュージャージーのウェグマンズが、
ちょっと止まっていると感じさせる理由は、
ここにある。

ホールフーズもトレーダー・ジョーも、
全米から人財を集めて、
全米で競争にまみれながら、
その人財の創意工夫を活かすべく、
新しいジョブにチャレンジしている。

それが組織と店舗に、
イノベーションをもたらす。

小さくてもいい。
中くらいでもいい。
もちろん大きい場合も。

そのスケールに応じていつも、
新しい仕事、新しい店、
新しい事業に挑戦する。

新しい創意を刺激する。

それがチェーンストアの最大のメリットだ。

帰国後の時差ボケのなかで、
ボーッとしながら、
こんなことを考えた。

だから私は、
この時差ボケのひととき、
嫌いではない。

〈結城義晴〉

2014年10月22日(水曜日)

19日間アメリカの旅から帰国してBe careful of your thoughts

帰国しました。
We have returned home.
20141023052040.jpg
第18回商人舎海外視察研修会。
経営戦略スペシャルコース。

毎年、5月にベーシック訓練コースを実施し、
10月にスペシャル経営戦略コースを展開する。

今年から9月にビギナーズコースを開催して、
非常に好評だった。

それらを重ねて、18回。

もうこの産業のトップクラスの内容と、
実に多くの方々から評価していただき、
ほんとうにありがたいことです。

今回もさらにいい内容でした。

参加者のみなさん自身が、
多くを学び、刺激し合い、
そしてより多くの成果を上げる。

結城義晴と商人舎は、
その触媒となる。
それが商人舎研修会の特長。

ピーター・ドラッカー先生が、
証券会社エドワード・ジョーンズに対して、
最初に指導した考え方。
「金儲けする人を顧客にしてはならない」

結城義晴と商人舎も、
同じようにアドバイスし、導きます。

金儲けや売上げアップの手段を、
教えるものではない。

それがこの研修会が、
どんどん評価を上げている理由です。

最後の朝、7時。
20141023053436.jpg
ザ・マンハッタン・アット・タイムズスクェアホテル。

バスに乗り込んで、
空港まで最後の講義。
20141023053524.jpg

USAトゥデイには、
ホールフーズの宣伝広告の記事。
20141023053448.jpg
「ホールフーズが初めて、
全国的な広告を試みた」

浅野秀二先生が、
それを報告してくれた。

バスはクィーンズボロウ橋を渡る。
20141023053535.jpg

最後の言葉は、
マザー・テレサ。

Be careful of your thoughts,
for your thoughts become your words;

思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。

Be careful of your words,
for your words become your deeds;

言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。

Be careful of your deeds,
for your deeds become your habits;

行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。

Be careful of your habits,
for your habits become your character;

習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。

Be careful of your character,
for your character becomes your destiny.

性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。

商人舎研修会は、
売上げや利益を上げることを、
目的とはしない。

考察法を教え、
ともに思考する。
言葉を大切に扱う。
そして行動を促す。

それらが習慣となり、
性格をかたちづくり、
やがて運命を変えるからだ。

ラガーディア空港に着くと、
解団式。

㈱ロピア社長の高木勇輔さん。
史上最年少団長の挨拶。

20141023053553.jpg

そして人差し指で、
「一本締め」。
20141023053603.jpg

みなと別れて、
私だけユナイテッド航空のゲートへ。
20141023053612.jpg
必死の原稿書きと、
ブログ書き。

飛び立つとやはり、
マンハッタンの光景に、
目を奪われる。
20141023053620.jpg

真下にマンハッタン島。
20141023053630.jpg

そしてアメリカ大陸に、
厚い雲がかかる。
20141023053641.jpg

2時間半で雲の切れ間から、
シカゴ上空。
20141023053653.jpg

今回の旅で、
この街に学んだのが、
ウォルマート・エクスプレス。
それからホールフーズとマリアーノス。
20141023053716.jpg
いずれも素晴らしかった。

月刊『商人舎』11月号で特集しよう。

シカゴはいま、
紅葉が美しい。
20141023053735.jpg

そのシカゴ・オヘア国際空港で、
約1時間のウェイティング。

しかし私にとっては、
原稿とブログ執筆時間。

離陸寸前に書き上げて、
流通問題研究協会機関誌の原稿は送信し、
毎日更新宣言ブログは現地時間で公開した。

気分良く飛び上がると、
また厚い雲。
20141023053751.jpg

太平洋上もずっと、
厚い雲。

この19日間の旅の疲れが出たか、
私はずっと眠り続けた。

そして12時間後、
雨の成田空港。
20141023053805.jpg

帰国しました。

私の乗ったUA881便は第1ターミナル到着。

アメリカン航空便で帰国したチームと、
第2ターミナルで合流。

固い握手。

Be careful of your thoughts,
for your thoughts become your words;

Be careful of your words,
for your words become your deeds;

Be careful of your deeds,
for your deeds become your habits;

Be careful of your habits,
for your habits become your character;

Be careful of your character,
for your character becomes your destiny.

Good Luck! Everybody!

〈by Yoshiharu Yuuki〉

2014年10月21日(火曜日)

ニューヨークのウェグマンズ・ホールフーズとイーターリーの異変

帰国します。

しかし、どうにも時間がない。
ブログも簡潔に近況を報告。

昨夜はタイムズスクウェアに繰り出した。
20141022014741.jpg
わたしのとなりは浅野秀二さん。
後ろは日穀製粉㈱の面々。
右から前島正長さん、等々力仁さん、
渡辺昌彦さん、土田幸一さん。

オーストラリアのご婦人たちと、
一緒に写真。
20141022014814.jpg

そしてこうなった。
20141022014828.jpg

馬が笑っていた。
20141022014841.jpg

今日は、朝からウェグマンズ。
20141022014856.jpg

相変わらず、すばらしい青果売り場。
20141022014936.jpg

フードサービス部門も充実。
20141022014949.jpg

レジ部門のホスピタリティには、
定評がある。
20141022014922.jpg

青果売り場に子供たち。
20141022015003.jpg

月曜日の午前中、
勉強に来ている。
20141022015017.jpg

店員さんが、
丁寧に対応。
20141022015033.jpg

ベーカリーにやってきた。
20141022015113.jpg

フードサービス部門では、
朝のミーティング。
20141022015100.jpg

いい店では、
働く人、学ぶ子どもたち、
みんな躍動している。

ホールフーズ最新店。
20141022015131.jpg

環境対策店舗。
20141022015200.jpg

サム店長が解説してくれた。
20141022015246.jpg

素晴らしい。

weekly商人舎で、
詳解しよう。
20141022015259.jpg

そしてイータリー。
20141022015314.jpg

相変わらず、超のつく繁盛。
20141022015349.jpg

売る。
20141022015404.jpg

食べる。
20141022015421.jpg
究極の試食。

未来の小売業。
リテールとフードサービスの融合。
20141022015328.jpg

最後はこうなった。
20141022015435.jpg
右から、三井食品㈱の今川徳之さん、
㈱ユニバースの小島幸男さんと大友明彦さん、
㈱伊藤園の松岡周司さん、
エバラ食品工業㈱の近藤康弘さん、
そして浅野秀二さん。

しかしウェグマンズとホールフーズ、
そしてイータリー、
三者の間に、
若干の異変が生じ始めている。
私はそれを感じ取った。

詳細は帰国してから報告の予定。

お許しを。

19日ぶりに、
帰ります。

〈結城義晴〉

2014年10月20日(月曜日)

早朝のダラス出立、ニューヨークへ降り立ち、驚きの繁盛店巡り

Everybody! Good Monday!
[2014vol40]

2014年第41週。
10月の第4週。

アメリカでは、
消費・住宅関連の経済指標が改善。

景気への不安がやや後退。

円相場も1ドル107円台まで下がって、
東京証券市場でも、
日経平均株価大幅上げの1万5051円63銭。

前週末比3.57%、高まって、
一安心。

しかしやっぱり小渕優子経済産業大臣辞任。
ついでに松島みどり法務大臣も辞任。

あ~あ。

私の方は、
アメリカに渡ってきてから、
17日目に入った。

このところは、
テキサス州を4日間、旅してきた。
サンアントニオ、オースティン、
そしてフォートワース、ダラス。

私のアメリカの旅も、
商人舎アメリカ視察研修会も、
いよいよ、最終盤。

アメリカ時間19日朝5時半、
ホテルを出立し、
専用バスに乗り込み、
ダラス・フォートワース空港へ。

ダラスからニューヨークへ向かう。
チェックインを済ませた頃、
朝日が昇り始めた。
20141020164440.jpg

ダラスの日の出時間は7時35分。
20141020164514.jpg

見る見るうちに太陽が顔を出す。
20141020164537.jpg

ダラスの夜明け。
20141020164551.jpg

朝日に染まる空港内。
20141020164603.jpg

メンバーも朝日を眺めている。
20141020164617.jpg

みんな元気にやっています。
20141020164632.jpg

ユニバースの面々も元気です。
20141020164645.jpg

現地コーディネーターの浅野秀二さんも、
いい笑顔。
スーツケースが紛失し、
それが戻ってきたUSEIの上岡次郎さんも、
いい笑顔。
20141020164701.jpg

朝焼けに染まる空港。
ダラスは今日も、いい天気だ。
20141020164731.jpg

乗り込んだのは、
ダラスに本社を置くアメリカン航空。
20141020164748.jpg

ニューヨークまでは3時間半のフライト。
20141020165855.jpg

広大なテキサスのフリーウェイが
くっきりと見える。

20141020165942.jpg

薄雲から地上が見える。
20141020170009.jpg

蛇行するミシシッピ。
20141020201234.jpg

雲の芸術。
20141020201315.jpg

そうして、見えてきました。
ニューヨーク。
20141020170031.jpg

住宅がびっしり。
テキサスとは大違いだ。
20141020170116.jpg

天気は上々。
リバーにかかる橋がくっきり。
20141020170059.jpg

自由の女神も。
20141020170154.jpg

摩天楼が見えてきた。
20141020170137.jpg

ぐんぐん近づく。
20141020170214.jpg

10月の秋の空は澄み渡って
マンハッタンが美しい。
20141020170232.jpg

1時間の時差で、
ラガーディア空港に到着したのは
午後1時。
20141020170417.jpg

ニューヨークの地を踏んだら、
すぐに一服?
20141020170434.jpg
この一服が、
美味しいんだろうな。

早速バスに乗り込み
向かったのは郊外のヨンカース。
20141020170450.jpg

もちろんスチュー・レオナード。
オープン15周年を祝うのぼり。
そして巨大なおばけかぼちゃ。
20141020170510.jpg

屋外売場はハロウィン一色。
20141020170524.jpg

日曜の午後ということもあり、
大盛況。
20141020170546.jpg

久々の賑わいを見て、
嬉しくなる。
20141020170626.jpg

ファミリー客がわんさかいる。
20141020170712.jpg

スタッフは補充陳列に没頭。
20141020170737.jpg

今回は試食を全部、いただいてみた。

しかし、この顔、この態度。
20141020193321.jpg

疲れきっているのか、
全く笑顔がないし、無言。
20141020193344.jpg

たった一人、
チーズの試食の女性だけ、
スマイル。
20141020193448.jpg

バナナ娘に子供たちが喜ぶ。
20141020170644.jpg

ケーキに見入る子供たち。
20141020170818.jpg

カートを押すお客は一列縦隊で進む。
20141020170801.jpg

日曜のスチュー・レオナード。
カスタマーが押し寄せている。
20141020171109.jpg
ただし、売り場は楽しさいっぱいだが
店員にそれが感じられない。

ホールフーズやトレーダー・ジョーとは、
大違い。

何か、マネジメントに問題はないか。
そんなことを感じさせられた。

次に向かったのは、
マンハッタンのイースト・リバー・プラザ。

コストコ、ターゲット、アルディ、
マーシャルズ、オールドネイビーなどが揃う。
都心型パワーセンター。
20141020171127.jpg

お客が次々にコストコに入っては、
次々に出ていく。
20141020171146.jpg

いつみても、どこの店舗も、
コストコは大繁盛。
20141020171210.jpg

とりわけマンハッタンにあるこの店は、
ニューヨーカーから大歓迎されている。
20141020171228.jpg

ターゲットもお客が入っている。
20141020171244.jpg
マンハッタンという最大人口の都市部での商売。
これほど楽なことはないと思わせるが、
これほど家賃の高い商売もない。

しかし、そのコストを十二分に回収できるほど、
お客が入っている。

ブロードウェイ沿いのフェアウェイ・マーケット。
20141020171337.jpg

日曜の夕方ということもあり、
お客が次々にやってくる。
20141020171402.jpg

狭い通路が特徴のこの店は、
人とすれ違うのもやっと。
20141020171421.jpg

圧倒する陳列量。
20141020191824.jpg

商品に囲まれた売り場。
20141020191858.jpg

チーズも。
20141020191916.jpg

コーヒーも。
20141020191931.jpg
専門店の集合体。
それがフェアウェイマーケット。

シーフード売場では、
注文のために列ができる。
20141020171439.jpg

エクスプレス・レジレーンにも長蛇の列。
20141020171505.jpg

どの店も大繁盛。

この日最後の視察店は、
ブロードウェイ沿いのトレーダー・ジョー。
20141020171745.jpg

地下1・2階の店舗。
その地下へのエスカレーターが、
動いていない。
つまり入場制限。
20141020171803.jpg

売場に降りると、
その理由がわかった。
どこよりも、多くのお客。
20141020171824.jpg

2メートル14センチの長身スタッフが、
ポールを持って、
レジ待ちの最後尾を知らせる。
20141020171842.jpg
そして笑顔。
これほど彼に向いた仕事はない。
思わず慰労の記念撮影。
20141020171858.jpg

それにしても、
老若男女のお客が買い物を楽しみ、
そしてレジ待ちに並んでいる。
20141020171922.jpg

どのお客も、
カートいっぱいに商品を詰めている。

地下2階の売場への移動も、
カート専用のエスカレーターで、
全く不便はない。
20141020171943.jpg

売場はご覧のとおり
売れすぎてスカスカ。
20141020172010.jpg

棚から商品がなくなっている。
20141020172026.jpg

グロサリーも。
20141020172042.jpg

冷凍食品も。
20141020172100.jpg

そしてわれわれが帰る頃には、
なんと、店舗入口で入場制限。
20141020172122.jpg
毎週末、こんな盛況が繰り返される。

夕方になると、ニューヨークは
結構冷え込む。

それでもお客たちは文句を言わず、
並んで、入店できるのを待つ。

まさに、ロイヤルカスタマー。
トレーダー・ジョーの信奉顧客。

店と店員は、そんな顧客たちを、
心から喜んで迎える。

元気を出そうよ、
それがあなたの仕事です。
元気を売ろうよ、
それがあなたの役目です。

お客が一日中、
次から次に、
やってきてくれる。

それを喜びにできない者は、
商人失格だ。

それにしても、
スチュー・レオナードと、
トレーダー・ジョーの、
この違い。

どこから来るのだろう。

商人の真価は、
その弁舌ではない。
言葉ではない。

店と顧客が、
証明してくれる。

では、みなさん、今週も、
Good Monday!

(つづきます)

〈結城義晴〉

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人
海外研修会
2026年USA研修会
国内研修会
商人舎チラシ研修会

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
前略お店さま

チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
2026年9月
« 8月  
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930 
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.