結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年04月27日(日曜日)

ジジとベランダ[日曜版2014vol17]

ジジです。
20140427180808.jpg

ねむい。
20140427180828.jpg

ユウキヨシハルのおとうさんも、
12時間もねてた。
20140427181108.jpg

おうちのなかのあっちこっちで、
ボクも、ねむります。
20140427181137.jpg
ちょっと遅いかもしれませんが、
春眠暁を覚えず。

チェンバロのうえ。
20140427181754.jpg

ここはすきです。
20140427181804.jpg

目がさめてきた。
20140427181812.jpg

ゆうがたには、
日がさしてきます。
20140427181215.jpg

ボクは日ざしも、
だいすきです。
20140427181228.jpg

日ざしにあたって、
ベランダがきれい。
20140427181935.jpg

空気もおいしい。
20140427181944.jpg

のびのびできる。
20140427181953.jpg

ほらね。
20140427182002.jpg

そとは、きもちいい。
20140427182014.jpg

ベランダは、
きもちいい。
20140427182023.jpg

右をみても。
20140427182036.jpg

おはな。
20140427182046.jpg

左をみると。
20140427182055.jpg

チューリップ。
20140427182103.jpg

ベランダをみるのは、
きもち、いい。
20140427182414.jpg

ベランダ、すきです。
20140427182423.jpg

ベランダには、
ボク、でられないけど。
20140427182433.jpg

おとうさんが、
いちにち、
おうちにいる。
20140427182504.jpg

そうして、
ベランダをみる。
20140427182446.jpg

それがボクの、
おやすみの日の、
すごしかたです。
20140427183303.jpg
ありがとう。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年04月26日(土曜日)

高校寄せ書きの店「有薫酒蔵」の経験価値と黄金週間の安近短

12時間近く眠った。

バルセロナから帰って、
1週間以上も経過するのに、
時差ボケか。
それとも春眠暁を覚えずか。

それでも、良く眠れるというのは、
体力充実の証。

久しぶりによく眠って、気分爽快。

今日は、午後、
起き出して、
月刊『商人舎』の入稿などして、
夕方、出かけた。

行き先は、新橋。
20140426224700.jpg

駅前に機関車。
20140426224730.jpg

信号をわたって、
りそな銀行の地下。
20140426224740.jpg

有薫酒蔵。
20140426224755.jpg

九州料理の店だが、
有名な別のキャッチフレーズは、
「高校寄せ書きの店」。
20140426224805.jpg

これがみんな、
全国の高校別の寄せ書き。
20140426224816.jpg

店内にも、
図書館のようにずらりと、
寄せ書きノートが並ぶ。
20140426224830.jpg

ありました。
844番。
20140426224840.jpg
後ろは栃木県作新学院高等学校。

私たちの神奈川県聖光学院高等学校。
20140426224849.jpg

博多料理と九州の焼酎を楽しんで、
その後で、名物女将・松永洋子さんを囲んで、
写真。
20140426224904.jpg
聖光学院高校8期生の仲間。
全員が62歳と61歳。

楽しいひと時でした。
20140426224927.jpg
新橋の宵も、
いい季節を実感させてくれました。

さて、『ほぼ日』の巻頭言。
糸井重里さんが書く。

「『ほぼ日』の仕事場は、
ひとつの部屋に全員がいます」

商人舎オフィスと同じ。

「同じ部屋に全員がいると、
いま真剣に集中してる人と、
同じ時間に余裕を持っている人とが
混じります」

「大きな部屋での立ち話は
奨励されているので、
あちこちで立ったり座ったりの
相談や雑談があります。
これを、じゃまに思う人もいるかもしれません。
本気でひとりで集中したい人は、
どこかへ逃げ出したりもしますし、
ある程度のうるささに馴れている人は
平気でいます」

私も同じ気分です。

「年に何度か、全員参加での
『席取替え』があります。
これは基本的に抽選なので、
仕事の種類のちがう人が
近くにいることになります」

小学校の席替えですね。

「じぶんの仕事に似ている分野については、
どんなふうに苦労するか想像ができるのですが、
別のタイプの仕事をしている人のことは、
よく知らないがゆえに、
気持ちの距離ができやすい。
そういうことがよくないと思ったので、
シャッフルをルールにしたのです」

「ぼくも、経理だとか総務だとかの人と、
編集や企画、デザインの仕事をしている人とかが、
なんとなく仲よくない会社も見てきています。
それは、互いの仕事への取り組みを知らないせいで、
『よくやってるなぁ』という雰囲気だけでもわかれば、
ある種の敬愛の念も生まれてくるものです」

ことしの商人舎標語をもう一度。
こまかく、
きびしく、
しつこく、
なかよく。

「いろんな仕事をしている乗組員たちが、
それぞれがお互いを支え合って、
互いに『ありがとね』と感じながら、
仕事をしていけるといいなぁと思うんですよね」

私もそう思う。

さてさて、日経新聞夕刊一面。
「大型連休、増税にも負けず」。

いいですねぇ、
こういった記事。

「飛び石連休となる影響で、
近距離の国際線が人気だ」。

羽田空港では26日、
1日で1万5400人が出国。

ゴールデンウィーク期間中に、
15万3900人。
前年同期比29%増。

JTBの発表。
「今年は短い日程の旅行が好まれ、
人気は大阪方面」

超高層複合ビル「あべのハルカス」や、
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどが人気。

JRグループ6社は、274万席。
前年同期比6%減。

後半の4連休だけみると、
前年4%増で、
国内旅行のピークは5月3日。

このときに、
国民の移動が起こる。

有店舗小売りサービス業で、
顧客の変化が起こる。

JR東日本のデータでは、
前回の消費増税の1997年は、
座席予約前年比20%減。
しかし今回は6%減。

落ち込みは少ない。

「安近短」のレジャーが、
2014年黄金週間の特徴。

あらためて確認したい。

一方、「楽天は役員を減俸」。
昨2013年11月、
プロ野球楽天イーグルスの日本一記念セールで、
社員18人が楽天市場出店者の28事業者に、
通常価格を引き上げたうえで、
割り引きしているような不当価格表示を提案。

担当役員は減俸処分。
同時に内部監査体制を強化し、
再発防止策を明示した。

心ある知識商人。

ゴールデンウィークには、
こういったことはもとより、
便乗値上げなども、
断じて許されるべきではない。

消費増税後の落ち込みが少ない、
「安近短の2014ゴールデンウィーク」。

「高校寄せ書きの店・有薫酒蔵」。
経験価値マーケティングそのものだが、
それぞれの店の価値をこそ、
本気で訴えたい。

良い週末を。

〈結城義晴〉

2014年04月25日(金曜日)

安倍オバマ首脳会談の成果と「セブンゴールド金のビール」評価

バラク・オバマ米国大統領が来日し、
防衛問題には一応の成果を見せた。

しかし経済問題は、
協議がまとまらず。

貿易や投資の自由化を目指すTPP協定。

甘利明経済財政・再生相は対面をつくろって、
「日米間の重要な懸案について道筋を確認した」。

しかし「大筋合意」には至らなかった。
「延長戦でも時間切れ」と日経新聞。

焦点は豚肉の関税と、
自動車の安全や環境規制緩和。

なかなか難しそうだ。

どちらかが得をすると、
どちらかが損をする。

「損得より先に善悪を」と言ったって、
ここでは通用しない。

ねばり強く、理解し合うしかない。
そのうえで、ここは譲るから、
ここは譲ってほしい、となる。

その際、日米両国民の幸せが、
一番の説得材料になる。

もちろん、環太平洋諸国諸地域の、
すべての市民国民の幸せも。

きれいごとではなく、
どれだけ真剣に、
そのことを考えるか。

自分の業界だけ、
自分の企業だけ、
自分だけ。

これが最もいけない。

甘利さんは、説く。
「ほかの参加国との協議を
日米が連携して加速していく」。

しかし日米首脳会談を、
そのほかの国々が注視している。

安倍晋三さんも甘利明さんも、
頑張ってほしい。
率直に、応援している。

日経新聞編集委員の秋田浩之さん。
Web刊で語る。

「いちばん大切なパートナーは日本」
東南アジア諸国連合7カ国の人々への、
最新世論調査。
香港の調査会社Ipsos社が、
計2144人から回答を得た。

第2位は中国、第3位がアメリカ。

「現在の重要なパートナー」の複数回答。
日本が65%、
中国が48%、
アメリカが47%。

2008年調査では、
中国が第1位、日本が第2位。

「将来の重要なパートナー」の回答も、
日本が60%、
中国が43%、
アメリカが40%。

その理由を秋田さんが、
外務省幹部にヒアリング。

第一の理由は、
安倍政権による活発なアジア外交と
アベノミクスによる日本経済の再建。

第二は、
「中国と離島の領有権争いを抱えている国ほど、
対日重視の傾向が強い」。
フィリピンやベトナム。

タイやマレーシアなど、
もともと親日的な国も多い。

「アジアの海洋安全保障」などに関して、
「日本の貢献」が期待されている。

しかしこの件については、
今回の日米首脳会談で、
日米安保条約の防衛体制が、
確認され、明らかになった。

オバマ大統領にも、
頑張ってほしいところだ。

さて今日は夕方、
東京・港区。
東京タワーが美しい。
20140425192637.jpg

大門も落ち着きを払っている。
20140425192657.jpg

朝から横浜商人舎オフィスにいて、
午後、来客。
20140425192715.jpg
パール商事㈱社長の矢山良祐さんと、
営業部長の岡庭さん。
矢山さんには、㈱商業界時代に、
お父上の時代から、とてもお世話になった。

いま、創業49年の印刷関連業から、
業容を発展・転換させて、
教育映像の政策・販売業も。
どんな会社も蛻変がなければ、
生き残ってはいけない。

それをやろうとしている。
応援しよう。

さて、今週の話題のひとつ。
「セブンゴールド金のビール」。
今週火曜日22日発売。
20140423180406.jpg
わが家のそばのセブン-イレブンでは、
大々的にプロモーション。

㈱セブン&アイ・ホールディングスと、
サントリー酒類㈱のコラボレーション。

グループ酒類取扱店舗は、
3月末現在で約1万6800店舗。

これまで両社の共同開発商品は、
新ジャンル「ザ・ブリュー」や、
数量限定ビール「サントリー 深みの贅沢」など。

今回の金のビールの特徴は7つ。
(1)4種の麦芽を贅沢に使用した豊かなコク
(2)国産ゴールデン麦芽一部使用
(3)麦の旨みを引き出すデコクション製法
〈糖化工程で麦汁を煮沸する製法〉
(4)副原料一切なしの麦芽100%
(5)素材の旨みを引き出す天然水100%仕込
(6)アルコール度数6.5%の力強い飲みごたえ
(7)アロマホップ使用による豊かな香り

要は「コクのあるビール」。

すぐに飲んでみたが、味よりも、
パッケージデザインとプロモーションが凄い。

鮮やかなゴールドとブラック。
麦穂のデザイン。

リーチインケースのゴールデンラインに、
ずらりと並べられると、
他のビールがかすんでしまう。

セブン-イレブンの店頭では、
500ml274円(税込:295円)、
350ml212円(税込228円)。

同じ500mlの高質ビールの価格を見ると、
サントリーのザ・プレミアムモルツ316円(税込341円)、
アサヒ・ドライ・プレミアムが308円(税込332円)、
サッポロ・ヱビスが308円(税込332円)。

当然ながら、
プレミアムモルツが、
大打撃を受ける。

ビール党で痛風もちの結城義晴。
ごく個人的な趣味を公開すると、
基本的にはヱビス党。
現在のところ、ドライ・プレミアムに浮気中。

2012年に期間限定で発売されたのが、
「セブンゴールド アサヒ ザ・エクストラ」だった。
その後、「アサヒ・ドライ・プレミアム」として、
ナショナルブランドになった。
私はザ・エクストラからファンになって、
ヱビスから浮気して、
ドライ・エクストラ派になった。

それがない時にだけ、
プレミアムモルツだった。

ここに今回の「金のビール」登場。
アルコール度数も6.5%。

まあ、大ヒットすることは間違いない。
品切れ続出を予言しておこう。

その後、サントリーは、
プレミアムモルツに変わる、
次のアッパー・ブランドにするだろう。

これも予言しておこう。

この手法において、
セブンはイオンに先行している。

きっと、イオンも巻き返しに出るだろう。

しかしそれ以外の小売業。
指をくわえて見ているのか。

自分の店頭から発想して、
マーケットをリードする。
それがマーケティング。

明日から私は、どのビールを飲もうか。
いま、ヱビスを飲みながら、
このブログを書いている。

結局、保守的なのです。
ビール党は。

では、みなさん、良い週末を。

〈結城義晴〉

2014年04月24日(木曜日)

大高愛一郎さんとの懇親とオバマ・安倍会談の「聞く力」

商人舎Magazineの、
Daily商人舎。
つまり毎日のNEWS。

ただしニュースという情報提供だけではない。
必ず結城義晴のニュースの見方が入っている。
つまり評論。
それが特徴。

ウィークデーに毎日、報道して、
一般公開しています。
ご覧ください。

昨日の日本版ニュースは、
セブン‐イレブン陸前高田市にオープン
チェーンストアのドミナントエリア主義、
その真髄がわかる。

今日のワールドニュースは、
ホールフーズの廃棄食品活用
ジョン・マッケイとウォルター・ロブの経営。
視野の広さと視点の高さ。
いつも敬服。

それからこのホームページ巻頭の告知。
第5回商人舎ミドルマネジメント研修会
6月3日~5日。
週中の火曜日から木曜日。
静岡県の湯河原で。

ドラッカー・マネジメントをベースにした、
幹部候補生向け16講座。
脱グライダー商人を養成する。

現在、55名の参加。

まだまだ募集中。

5月14日~20日のUSA研修会。
Basicコース・イン・ラスベガスは、
満員御礼。

今回は、初日に、
キッチン付きのホテルに宿泊して、
ホールフーズやトレーダー・ジョーの商品を、
試食する。

もちろんいつものハードな研修。
中日に理解度テストをする。

参加者のみなさん、
楽しみにしておいてください。

理解度テストは、自分のためのもの。
会社や上司からパワハラはさせません。

これに漏れた皆さんには、
ことしから特別に、
9月初旬のハワイ・ビギナーズ・ツアー。
3泊5日の格安研修会。
もちろん結城義晴が現地視察指導します。

告知と募集は、
5月に入ってすぐに。

よろしく。

さて、昨日の晩は、
大高愛一郎さんと、
恵比寿のイタリアンレストランで懇親。
20140424165737.jpg
三井物産を退職して、
現在、休暇中。

コーネル大学RMPジャパンの、
創設時の事務局長。

副学長だった私の、
心から信頼するパートナー。

お父上は故大高善二郎さん。
ヨークベニマル前社長。
叔父上が大高善興さん。
現、ヨークベニマル社長。

だからあの、
ベニマル商店創業者の大高善雄さんは、
愛一郎さんのお爺様。

熱血知識商人の系譜だが、
謙虚で、勉強熱心。
コーネル大学MBAマスターで、
当然、英語堪能。

引く手数多の人財だが、
今週末、再就職する。

仕事のこと、
流通産業のこと、
家族のこと、
人生のこと。

私には妹がいるが、
弟がいない。

実の弟のような気分で、
語り合った。

心地よい晩餐だった。

心から活躍を期待したい。

さて、安倍・オバマ首脳会談の前夜。
寿司屋の暖簾の前や、
日本酒の杯を交わす写真が、
各紙一面トップを飾る。

そして今日は朝から皇居で、
天皇皇后両陛下による歓迎行事のあと、
赤坂迎賓館で日米首脳会談。

環太平洋経済連携協定交渉は、
大筋合意を目指して、
担当閣僚間の協議が続き、
共同文書が発表される。

中国との尖閣諸島問題には、
日米安全保障条約適用も確認された。

つまり、大統領として、
アメリカ合衆国に、
「防衛義務がある」
と明言。

やはり、直接のコミュニケーションほど、
ものごとをうまく運ばせるものはない。

そのコミュニケーションに関して、
『ほぼ日』の糸井重里さん。

「とてもまちがいやすいことなのですが、
人がなにかを語っているとき、
イニシアティブは、
聞いている側にあるのです」

「熱をこめ口角に泡をためて語ろうと、
よくよく吟味したことばを上手に組み立てようと、
なにかに役立つ重要なことを教えていようと、
聞いてくれるからこその、
コミュニケーションです」

安倍さんがいかに、
うまく言いくるめようと、
オバマさんが聞いてくれるから、
コミュニケーションが成り立つ。

逆もまた同じ。

「聞きたい人がいるなら、
その話は聞いてもらえる。
聞きたい人がいないところでは、
聞いてもらえない」

「コミュニケーションの、
これが原則です」

そのうえで、糸井さんは強調する。
「だけど、みんな、
聞きたい以上に
語りたいんですよね」

鋭い。

「さぁ、思いだしてみよう、
コンサートの客席にいるじぶんたちではなく、
カラオケをやりにいってるじぶんたちを」
このたとえは、わかりやすい。

「聞くことにお金を払うこと以上に、
歌うことにお金を払っているじぶんたちを」

だから、こうなる。
「人に話を聞いてもらうというのは、
実にまったく、たいへんなことなんです」

「お金を払ってでも
やりたいと思っている人がいっぱい」

そこで、オバマ・安倍会談でもそうだが、
「まったく、まことに
『聞く力』が求められている。
だって、語りたがる人は、
いくらでもいるんだもの」

以って自戒とすべし。

「聞く力」によって、
相手を制する。

大高愛一郎さん、
「聞く力」のある人です。

頑張ってほしい。

〈結城義晴〉

2014年04月23日(水曜日)

与党「軽減税率」対象品目選定基準合意と二協会合併延期の影響

バラク・オバマ米国大統領、
世紀の来日。

国賓としての来日は、
1996年のビル・クリントン大統領以来、
18年ぶり。

もっともっと、両国の交流は、
頻繁であるべきだ。

少なくとも、4年に一度の、
オリンピック並みに。

毎日新聞『余禄』は、
この首脳会談が「表敬」に終わってしまうか、
認識の溝を埋めて首脳同士の信頼関係を築くか、
「目を離せない国賓の2泊3日」と表現。

表現自体は、つまらん!

朝日新聞『天声人語』。
中曽根康弘元首相時代の、
「ロンヤス関係」を出しておいて、
「米英中心の世界の潮流から
はずれないといった中曽根氏の外交原則は、
いま応用できなくはない。
ナショナリズム一辺倒では
外交は立ちゆかない」

これは安倍晋三首相への警告。

いずれにしても、
世紀の来日にしてもらいたいと、
懇願するものだ。

一方、女子プロゴルファーの横峰さくら。
メンタルトレーナーの森川陽太郎さんと結婚。
さくら選手が28歳、
森川さんが33歳。
お目出度い。

横峰は、昨年4月から、
森川さんを専属のメンタルトレーナーにした。
その結果、前期は4勝。

これからも専属のメンタルトレーナーとして、
支えてもらうようだ。

しかし、メンタルトレーナーと結婚というのは、
果たしていいのかどうか、
門外漢の私にはわからない。

戦果が上がらなくなったら、
どうするのだろう。

そんな時にこそ、
メンタルトレーナーが必要なのだろうが、
毎日一緒に暮らして、
いざという時に、
メンタルをケアできるのだろうか。

つまらないことのように見えるが、
夫婦げんかしたら、
どうなるのだろう。

毎日、一瞬一瞬が、
メンタルトレーナーの仕事だとしたら、
これはこれで辛いだろう。

余計なお世話だろうが、
心配しつつ、
お目出とう。

さて私は今日も、
横浜商人舎オフィス。
岸本真一郎さん、来社。
20140423175915.jpg
㈱ゴードン・ブラザーズ・ジャパンの
アセットソリューション部部長代理。

昨年5月の「ハーバード・リテール教室」で、
お世話になった。

あれから1年が経過しようとしている。
アナンス・ラーマン教授の言葉を、
思い出す。
20130531234909.jpg
「在庫生産性は炭鉱のカナリア」

岸本さんとは、
いろいろ情報交換をして、
商人舎Magazineへの執筆を、
検討してもらうことになった。

「チェーンストアの在庫問題」。
重要な内容になりそうだ。

その後、東京・池尻。
東邦大学医学部付属大橋病院。

富田剛司教授の診察。
2時間も待たされた。

しかし眼圧は右目12、左目13。
私は右目が悪いが、
ずいぶんといい結果。

その後、処方箋を書いてもらって、
向かいの山手薬局へ。
20140423175942.jpg
いつもの点眼薬が、
消費税後約1500円も値上がりしていた。

これを、典型的な「便乗値上げ」という。

門前薬局の所為ではないだろうが、
これはいけない。

小売商業は絶対に、
便乗値上げはいけない。

李下に冠を正さず。

さて、各紙取り上げ、
テレビでも放映されたが、
次の増税時の「軽減税率」問題。

自民党・公明両党の与党両党。
22日の与党税制協議会で、
軽減税率の対象品目の選定基準を合意。

消費税の恒久的な低所得者対策として、
軽減税率導入をする。

その考え方は、
「生活していくうえで必要不可欠で、
購入頻度が高く日常的に消費する分野」

NHKの報道では、
「生活必需品のうち、
食料品など毎日のように消費し
負担感が重いもの
に限ったうえで、
さらに必要最小限に対象を絞り込んでいく」

つまり、食品を中心に検討が進むが、
この枠を広げすぎると、
肝心の税収が減ってくる。

例えば、消費税率を10%として、
食品を対象に5%の軽減税率を適用すると、
2.5兆~3兆円の減収が想定される。

だから「必要最小限」に絞り込みたい。

その際、問題になるのが、
「対象品目と他品目との線引き」。

与党両党は、
5月のゴールデンウィーク明けに、
具体的な品目の選定作業に着手。

さらに5月中に制度の骨格案を策定し、
6月下旬から関係団体との協議に入る。

この関連団体の一つが、
日本チェーンストア協会や、
日本スーパーマーケット協会、
新日本スーパーマーケット協会など。

ここで、4月1日に合併するはずだったのが、
日本スーパーマーケット協会と、
新日本スーパーマーケット協会。

合併していれば、
「食品を中心」にした軽減税率に対して、
業界の総意を主張することが可能だった。

日本のスーパーマーケット業界は、
実に、実に、惜しい時期を、
逸してしまったことになる。
「戸籍ある産業」への道が阻まれてしまった。

残念至極。

どんな団体や協会にも、
そして会社や組織にも、
高い志がなければならない。
それを喪失してしてしまったら、
協会に集う意味がない。
会社を経営し運営する価値がない。

絶対多数を誇る政府与党は、
軽減税率導入時期に関して、
具体的な時期は決めていない。

合意しているのは、
「消費税率10%時に導入する」こと。

しかしそのタイムリミットは、
「是非を判断する今年末まで」。

今さら、延期された協会合併話が、
進捗する気配も見られない。

誰もが、
自分の利益ではなく、
広く国民への貢献を果たすことを、
志向しなければならない。

それなくしては、
産業の未来はない。

私はまだ、
希望を捨ててはいない。

みんなで、
国民のために、
お客さまのために、
協力しましょう。
力を合わせましょう。

それが健全な産業をつくることになる。

お願いします。

〈結城義晴〉

2014年04月22日(火曜日)

はんしんビジネスカレッジ『竹林舎』講義と「小型店は難しい」

今日も雨。

春の長雨?

指折り数えてみると、
2週間ぶりの我がオフィス。
横浜の商人舎へ。

自分のデスクに座ると、
きれいに片付いていて、
気分が落ち着く。

ありがたい。

そして午後2時半頃、
そのオフィスを発って、
埼玉県飯能へ。

2時間の旅。

飯能は、
故杉山昭次郎先生の住処。
通称「飯能の流通仙人」。
商人舎最高顧問。

『マス・カスタマイゼ―ション』が、
絶筆となった。
20131125103622.jpg
発刊は㈱商人舎。

いい本です。
私の現在の主張と、
完全に同期しています。

その飯能信用金庫研修所で講義。
20140422222350.jpg
はんしんビジネスカレッジ『竹林舎』。

飯能信用金庫と、
立教大学ビジネスデザイン研究科の、
コラボレーション講座で、
今年で第8期となる。

まず、木﨑幾久さんの挨拶。
竹林舎コーディネーター。
20140422222445.jpg

それから猪股信吾講師。
20140422222512.jpg
8月の講座を担当するが、
今日はその事前質疑。

猪股さんは、ご存知、
結城ゼミ第2期生のWebコンサルタント。
商人舎Web会議でもいつも、
鋭い提案をしてくれるが、
竹林舎でも重要な役割を果たしている。

そして今日の講師は、結城義晴。
20140422222535.jpg

テーマは、
コモディティと脱コモディティのマーケティング。
20140422222618.jpg
私が最近専門にしているテーマ。

Prologueは、
「店は客のためにある」。

そして『商売十訓』。
20140422222727.jpg
その『十訓』のスライドを背負って講義。

最近はほぼ必ずと言ってよいほど、
「商業界精神」の伝道者を演じている。

写真撮影は猪股さん。
上手だ。

午後5時過ぎから8時過ぎまで、
10分の休憩をはさんで、
約3時間。

最新の情報を込めて、
一気に語った。
20140422222641.jpg
結論の一つは、
「変化に慎重であれ」
憶えておいてほしい。

そして最後に、
ひとりずつに課題レポートを課す。

講義をしっかりと聞いて、
その後、自分でしっかりと考える。
その時間こそ、経営者にとって、
何よりも大事だ。

議論することは、
極めて有効だ。

しかし最後は自分の頭で、
自ら考えなくてはならない。

考えるためには何より、
書くことが良い。

講義と夕食が終ってから、
事務局のお二人と写真。
立教大学准教授の青淵正幸さんと木﨑さん。
20140422222800.jpg
ありがとうございました。

そしてレッドアロー号で池袋まで。
20140422222828.jpg
西武鉄道池袋線の特急。

3時間立ちっぱなしの講義は、
ちょっと疲れたが、
心地よい疲労だった。

さて、講義のなかでも語ったが、
今日の日経新聞一面トップ記事。
「スーパー、出店の4割小型店に」

この記事が一面トップを飾ること自体、
私にとってちょっとうれしい。

「スーパーが都市部で、
小型店の出店を増やす」。

しかし日経の「スーパー」という言い回し。
いつも気になる。

業態概念では、
「総合スーパー」と「食品スーパー」は、
明らかに異なるからだ。

欧米では、鮮明に分類する。
総合スーパーはハイパーマーケット、
食品スーパーはスーパーマーケット。

前者は「ハイパー」と略され、
後者は「スーパー」と略される。

そしてこの記事に見る限り、
固有名詞で登場したのは、
「ハイパー」の事例ばかりだった。

しかし「小型店問題」は、
2007年に㈱商業界を退社して以来、
私の主張の基調を成しているテーマだ。

2007年の11月、
偶然にも私は、
米国ロサンゼルスで、
フレッシュ&イージーのオープンに、
立ち会った。

その時に強く感じたのが、
今後、都市部の小型店開発が、
急速に広がること。

英国テスコが、
満を持して米国進出。

その先兵となったのが、
新フォーマットのフレッシュ&イージー。

このインパクトを受けて、
ウォルマートがマーケットサイド、
セーフウェイがザ・マーケットを、
それぞれ出店した。

いずれも新しいフォーマットだった。

しかし、この小型店は難しい。
これも一貫した私の主張。

フレッシュ&イージーは米国撤退、
マーケットサイドはプロジェクト変更で、
ウォルマート・エクスプレスへ転換、
ザ・マーケットは2店だけで、
止めてしまった。

アメリカで成功させているのは、
ドイツのアルディ、
そしてトレーダー・ジョー、
ホールフーズ・ミニ。

テスコはイギリス本国で、
テスコ・エクスプレスを、
大成功させている。

テーマ資源としては、
実に大きな市場が潜んでいる。
しかし実行して成果を上げるには、
これまた実に大きな課題がある。

その「ダウンサイジング」。

日経記事は、指摘する。
主要小売業22社の2014年度の出店数は
合計195店。
このうち84店、
「全体の43%が、
標準より小さい店舗となる」。

「小型店の定義は各社で異なるが、
売り場が1000平方メートル以下の場合が多い」。

イトーヨーカ堂。
食品中心の店舗を最大12店。
大型標準店はたった1店。
13年度は全体で9店、
小型が6店、大型が3店だった。

ダイエー。
小型ディスカウント店ビッグ・エーを、
20店出店予定。

これは13年度比2倍超。

ドイツのアルディの日本版で、
このビッグ・エーが、
最初に日本に登場した時にも、
私は『食品商業』誌上で、
レポートし、分析した。

ユニー。
出店44店のうち、「ミニピアゴ」が38店。
13年度の出店実績の3倍になる。

記事は小型店出店加速の理由を二つ挙げる。
第一が人口問題。
総務省の人口推計では、
人口増加率トップは東京都の0.53%。
これは12年10月から13年9月までの推計。

さらに高齢化が進む。

国立社会保障・ 人口問題研究所の推計。
2010年、東京都の65歳以上の高齢者数は、
20.4%だった。
それが2025年に25.2%に上昇する。

第二は建築コスト問題。
小売業六重苦などといわれる。
その一つの建築コストの高騰。

2014年度の新規出店設備投資額。
それを公開した10社の総額は753億円。
前年度実績比プラス5%に過ぎない。

高騰しているのに微増。
それは小型店計画が多いから。

記事でも指摘されているが、
コンビニの側は逆に大型化。
標準型よりも面積が広い店をつくる。
ローソン・マートがそれだし、
セブン‐イレブン登戸店実験がそれだ。

こちらは大型化。

かくて、300㎡から1000㎡、
300坪未満の小型スーパーマーケットが、
大流行することになる。

私はこれらを、
コンビニエンスストアに対して、
エクスプレスストアと名づけている。

これらの現象は、
業態からフォーマットへ、
大変化してきた証しでもある。

しかし再びみたび、
声を大にして言っておこう。
「小型店は難しい」

大いに可能性がある、
魅力的なテーマは、
それ以上に大いに、
困難な課題を有している。

〈結城義晴〉

2014年04月21日(月曜日)

岡田元也社長の説く「イオンの本質」と高齢化社会の「現場の希望」

Everybody! Good Monday!
[2014vol16]

2014年第17週、
4月も第4週。

来週から飛び石連休の黄金週間。

その前の週。

今週の販促企画は、
商人舎Magazine。
Weekly商人舎日替り連載。
「月曜朝一」。

ゴールデンウィークはもとより、
5月第2日曜の母の日の、
「早仕掛け」を提案している。

Monthly商人舎の連載、
「小売りの暮らしカレンダー」も、
母の日を提案している。

公開中のDaily商人舎は、
「イオンが新店で袋詰めサービス」をする話。

月刊『商人舎』2月号のインパクトは大きかった。
「特集・Check-out Service革命」

それからWeekly商人舎の週刊特別企画。
「岡田元也CEOのイオンの本質」
20140421214954.jpg
これは、実にいい。
イオングループ社員はもとより、
お取引先、ライバル、
すべての商人に読んでほしい。

といっても、
年極め購読者の皆さんか、
その仲間のIDをもっている人たちだけだが。
申し訳ない。

1人1カ月300円。
是非、5人一組で、
商人舎Magazine読者になってください。
申込みはこちら。

さらに商人舎Magazineのデータベースは、
先週末に各社の決算データを掲載した。

(株)吉野家ホールディングス
(株)高島屋
(株)ファミリーマート
J.フロント リテイリング(株)
DCMホールディングス(株)
(株)ニトリホールディングス

ご活用ください。

さて今日は、東京・横浜、
雨雨雨。

その今日は、
英国エリザベス女王の誕生日。
88歳。日本でいえば米寿。
まだまだ若い、と感じる。

一方、明後日の23日から、
米国バラク・オバマ大統領来日。
こちらは52歳。
もう、そんな年かと思う。

だとすると、
英国のほうが米国よりも、
幸せかもしれない。

先週、ロンドンを訪れて、
そんなことも感じた。

25日までの2泊3日。
日米の協力で、
世界の課題を、
解決の方向に向けてほしい。

一銭にもならざる事をつづけるも
(し)が信念をつらぬくがため

〈日経歌壇より 清瀬市・石井孝〉
こんな市井の人もいる。

残る月昇る太陽従えて
早朝勤務へ自転車を漕ぐ

〈同 半田市・榊原めぐみ〉
20140421214534.jpg
20140421214551.jpg

早朝勤務の行先は、
スーパーマーケットだろうか、
ドラッグストアだろうか。
それともコンビニ?
真夜中の光あふれるコンビニに
影を持たずにおでん買ふ客

〈同 仙台市・岩間啓二〉

コンビニも歌になる。
しかし、この客は不気味。

さて日経新聞の今日の社説。
「外国人の活用に『国家百年の計』を」

「足元の人手不足、
中長期的な労働力不足の
それぞれについて、
戦略的に外国人受け入れ政策を
練る必要がある」

基本的に賛成。

国立社会保障・人口問題研究所の推計。
「日本の15歳から64歳までの生産年齢人口は、
13年の約7900万人から
39年には6000万人を割る」。

しかし、毎日新聞17日の社説。
「人口減と高齢化」。

総務省の人口推計。
2013年10月現在、
日本の人口は前年比21万7000人減、
65歳以上の高齢化率が4分の1を超えた。
これは初めてのこと。

毎日の社説は訴える。
「過度な悲観は禁物だ」。

そしてつづける。
「統計数字で
一喜一憂してはならない」。

現在、65歳以上を「高齢者」、
15〜64歳を「生産年齢」としている。

日経社説もそれを採用した。

しかし、毎日。
「65歳を過ぎても
健康で働いている人は
大勢いる」。

そこで、提案。
「人口は減っても
『支えられる側』の人が
『支える側』に回れば、
社会保障は安定する」。

『65歳を超えても働き続け、
自らの選択で年金受給を遅らせれば、
今の制度でも年金は加算される」。

私は85歳まで、
現役で働き続けることを宣言している。

「働ける間はみんなが働き、
社会保障の枠に入ることが、
老いや病気や障害で
本当に働けなくなったときの安心につながる」。

そして結論。
「統計数字にはない希望が
現場にある」。

日経社説にも基本的に賛同するが、
毎日社説の訴えも、
理想論ととらえてはならない。

「現場に希望がある」

そうです。
そうなんです。

では、みなさん、
月曜日には、
希望をもって、
Good Monday!

〈結城義晴〉

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人
海外研修会
2026年USA研修会
国内研修会
第2回 バイヤー研修会
第18回 ミドルマネジメント研修会

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
前略お店さま

チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
2026年5月
« 4月  
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31 
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.