結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年04月03日(火曜日)

再報!結城義晴facebookグランドオープン! 「賢い店に賢い客が来る」

まさに春の嵐。
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今日4月3日は、
急速に発達した低気圧と前線の影響で、
西日本・東日本に最大風速25mの強風。

気象庁は外出を控えるよう呼びかけた。
企業は社員に帰宅を促し、
東京都は逆に「一斉帰宅の抑制」を要請。
一斉に帰宅が始まり、パニックが起こったり、
公共交通機関に混乱が生じるからだ。

商人舎も午後4時をもって、
帰宅指示を出した。

私自身は朝から千葉に出張中だが。

昨年の東日本大震災以後、
こういった異常事態に対して、
日本人全体、腰が据わってきた。

頼もしいかぎり。

自然の猛威に対しては、
もう、「畏れ入りました」という気分ではあるが、
「人事を尽くして天命を待つ」の心境。

しかしそれが、
人間が自然とともに生きていくということなのだと思う。

「自然に優しい」などと、
歯の浮くような言説が多いが、
私は自然に対して人間は、
いつも「畏れ入りました」なのだと思う。

東日本大震災のときも、
今日も。

さて昨日、
結城義晴のフェイスブック、
グランド・オープンを喧伝した。

「facebookで友達になろう!」

フェイスブックの本質は、
「リアルの人間関係を、
ソーシャルネットワークを活用して、
時空を超えて、補完するもの」

毎日のように、
結城義晴と交信し、
双方向でコミュニケーションしよう。

それが目的です。

1月にソフトオープンをして、
ごく親しい方々や立教大学大学院の人々と、
少しずつフェイスブック友達を増やしていました。

だから今でも、友達は100人弱。

一年生になったら
一年生になったら
ともだち100人できるかな

「一年生になったら」<詩 まど・みちお 曲 山本直純>

この気分です。

これまで名刺交換した方々、
講演会やセミナーなどで私の話を聞いてくださった方々、
私の本を読んでくださった方々、
㈱商業界の時代から雑誌をご愛読くださった方々、
そして毎日のブログを読んでくださる方々、
友達になりましょう。

ご連絡ください。

私は毎日更新宣言のブログは、
毎日、欠かさず書いています。

facebookにも、
ほぼ毎日、書きます。

それよりもfacebookでは、
みなさんが書いたものを読んで、
それに「いいね」を打ったり、
コメントをさしはさんだりします。

それもコミュニケーション。

結城義晴のフェイスブック、
グランドオープン。

友達になりましょう。

昨日は、もう一つ。
「商人舎ミドルマネジメント研修会」 を、
お知らせしました。
早速、今朝からも、お申し込みをいただきました。
お礼申し上げます。

5月29・30・31日、
2泊3日の合宿制セミナー。
小売業・サービス業のミドルマネジメントに、
原理原則・基礎基本を徹底的に叩き込み、
そのうえで新しいマネジメントを植え付ける。

私も35年前、伝説の「中堅育成セミナー」に参加しました。
ペガサスクラブの故渥美俊一先生が主催された2泊3日。

鬼気迫る講演。

渥美先生は、まさに「鬼」でした。
「チェーンストア産業」を創生しようという執念の鬼。

結城義晴はその伝説に挑み、
「商業現代化」の鬼となりましょう。。

さて、日経新聞に、
「大手百貨店5社、3月軒並み好調」の記事。

三越伊勢丹の前年対比伸び率は38.2%、
そごう・西武は16.9%、
高島屋が16.8%、
大丸松坂屋百貨店が10.3%。

阪急阪神百貨店も2.7%増。
こちらは西日本に出店していて、
東日本大震災の反動がないのに。

ただし、2年前の2010年同月比は、
三越伊勢丹の約4%プラスと大丸松坂屋の0.4%プラス。
高島屋はマイナス2.9%だった。

それでも、2年前と比べても伸びたというのは、
意外に感じられもする。

百貨店は消費の水先案内人。
全体の売上げや購買が活発になることを期待させる。

日経の経済コラムから二つ。

梶原誠編集委員が書く『一目均衡』。
このコラムの最後に出てくる言葉。
「米国で学ぶ前に、
日本の文化の繊細さを学ぶべきだ」。

これは1990年代の韓国サムスングループ李健熙(イ・ゴンヒ)さんの言葉。
イさんは後継候補の長男を慶応義塾大学に留学させて、
その言葉を裏付けた。

「日本文化の繊細さ」

ヤマダ電機は中国進出に際して、
「日本流の接客」を前面に押し出す。
もちろん日本製家電製品は大人気。
ヤマダ電機・山田昇会長は、
「日本式徹底」に自信満々。

ユニクロもニューヨーク・マンハッタン五番街の店で、
アメリカ人店員が法被を着て、
日本流ホスピタリティを提供した。

店頭には「ジャパン・テクノロジー」の大きな文字。

「日本文化の繊細さ」
「日本技術の高さ・確かさ」

その貴重さ、ありがたさを、
日本の顧客たちに思い出させたい。

もうひとつのコラム『大機小機』。
コラムニスト一直氏が問題提起。
消費税増税関連法案の国会提出を評価したうえで、
「民意」ということを俎上に挙げる。

「民意は国会論戦を経て、これから形成されていく性質のものだ。
増税という苦い薬を国民が納得して飲めるように、
国会審議を通じて国民の理解を促し、
民意を喚起してゆくことが野田政権の使命なのである」

しかし「政府は、この点を国民に理解してもらう努力が
まだ足りない」。
コラムニストは政府に説教。

「民意は与えられるのではない。
できる限りの判断材料を国民に与え、
考えてもらう。

そうして初めて民意は喚起するのだと思う」

私はこの政府と民意の関係は、
店と顧客に通ずると思う。

できる限りの判断材料を顧客に与え、考えてもらう。
そうして初めて顧客の意志が喚起される。

放射性物質の新基準が4月1日から適用された。
新しい商材も国外から国内から、
どんどん入ってくる。

その時の店の姿勢は、
顧客の判断力を信じることだ。

店や企業が賢ければ、
顧客は賢くなる。

賢い店に、
賢い客が来る。

店や企業が愚かならば、
顧客も愚かになる。

愚かな店には、
愚かな客が集まる。

私は賢い客と賢い店を増やしたい。

そして彼らは「日本文化の繊細さ・日本技術の高さ」を、
十二分に理解しているに違いない。

私は賢いブログと賢いfacebookのネットワークをつくりたい。
賢い商人の舎(とねり)を組織したい。

<結城義晴>

2012年04月02日(月曜日)

4月萎まず!結城義晴フェイスブック、グランドオープン「友達になろう!」

Everybody! Good Monday!
[2012vol14]

2012年第14週、
4月に入りました。
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「1月行く、
2月逃げる、
3月去る」

本当に早かった。
この3カ月。

「4月萎む(しがつ、しぼむ)にならぬよう。

今年の商人舎標語は、
朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。

毎朝、毎昼、毎夕、
希望を抱き、努力を重ね、感謝を繰り返す。

すると驚くほどの速さで、
時間は過ぎてゆく。

そんな91日間でした。

そしてこれから飛躍の時。
今日から新入社員は社会人第一歩。
(私ごとですが、私の長女は今日からいわゆるOL。
「頑張れ!」)

児童も生徒も学生も、
進学、新学年。

おめでとう、がんばろう。
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<㈱万代の入社式。震災地・東北から新入社員を採用した。左は加藤徹社長>

今朝の日経MJの連載コラム『底流を読む』。
日本経済新聞消費産業局次長の白鳥和夫さんが、
「ようこそ新社会人」と題して1編の詩を贈る。

「商売というもの」
商売というものは――
私はこう思う。
商人とお客が友人になるところから始まると。
あなたには希望がある。
店が小さいということは希望である。
未見のお客の一人を、
今日、現実に、
あなたのお客にしようよ。

(『岡田徹詩集』より)

岡田徹は商業界の指導者。
岡田の詩を引用しつつ、
白鳥さんが訴えたのは、
「志」を持つということ。

私も賛成。

しかし新入社員や新社会人が入社してくるとき、
最も成長するのは、
彼らを迎える先輩社員たち。

だから私はエールを贈ろう。
先輩社員、頑張れ。
志を示せ。

さて初めに、今月の商人舎標語。
「シンプルに。」

物事を、
単純に考え、
単純に行う。

ピーター・ドラッカーの〈イノベーションの原理〉。
第一は、機会を徹底して分析する。
第二は、自分の目と耳で確認する。
第三は、焦点を絞り、単純なものにする。
第四は、小さくスタートする。
第五は、最初からトップの座をねらう。

この3番目が今月の標語。

新入社員が入るとき、
先輩社員が模範を示すとき、
「シンプルに。」

そのために問題や課題を絞り込む。
フォーカスする。

問題や課題をわかりやすくする。
シンプルに。

前にも書いた。
ゼネラル・モーターズ研究所のチャールズ・ケタリング。
研究所の壁に言葉を掲げていた。
「解決されてしまえば、
どんな問題もシンプルだ」

だから問題を「シンプルに。」捉える。
その習慣をつける必要がある。

4月は新しいことが起こる。
だからこそ「シンプルに。」

4月から新年度。
だから「シンプルに。」

もちろん複雑なテーマに挑戦する心意気を、
忘れてはならない。

しかし複雑な課題だからこそ、
「シンプルに。」

シンプルは、ビューティフル。
Simple is Beautiful.
シンプルは、ユースフル。
Simple is Useful.
シンプルは、パーフェクト。
Simple is Perfect.

もう一度、言おう。
「解決されてしまえば、
どんな問題もシンプルだ」

さて4月。
新年度、新学期、新居、転居、
一言でいえば、顧客のほとんどが、
「新生活」に臨む。

これ、一番のテーマ。
「新生活」。

新生活で一気呵成に4月を走り、
月末の28日(土曜日)、
29日の昭和の日、
30日(月曜日)の振り替え休日。

つまり三連休。

そして5月に入って、
また連休。
5月1日(火曜日)は祭日ではないけれどメーデー(労働者の日)、
3日(木曜日)は憲法記念日、
4日(金曜日)はみどりの日、
5日(土曜日)はこどもの日、
6日は日曜日。

大型連休。

小売業・サービス業は、
こんな時にも仕事する。

警察官や消防署員、
医師や看護師、
そういった公僕と同じ。

尊い仕事。

尊い仕事は、休めない。
なぜか。
必要だから。
欠かせないから。

尊いから。

そんな4月をイメージしつつ、
「シンプルに。」

最後に私から、提案。

私は今年1月から、
フェイスブックを始めた。

http://www.facebook.com/yuuki.shoninsha

ただし、これはごく内輪の「ソフトオープン」でした。

このフェイスブックへの書き込みは、
[ほぼ毎日更新]だし、
[ときどき毎日何度も更新]になる。
もちろんブログ[毎日更新宣言]と重なることも書く。
しかしこちらはリアルタイム。

「友達」の書き込みやつぶやきに、
私も書き込む、つぶやく。

どうも、ブログは一方通行の「読み物」になってきた。
私は、双方通行がしたい。
コミュニケーションがしたい。

だから4月2日をもって、
フェイスブックをやっている人に呼び掛けたい。
「友達になろう!」

結城義晴のフェイスブック、
「グランドオープン」です。

フェイスブックの本質は、
リアルの人間関係を、
時空を超えて、補完するものです。

直接、お会いしたことのある方、
是非、フェイスブックで友達になりましょう。

講演会やセミナーなどで、
私と同じ場を共有してくださった方も、
仲間になってください。

もちろん私の著書を読んでくださった方も、
ブログを愛読してくださっている方も、
友達になりましょう。

この場合、少しだけ、お願いがあります。

今まで、講演会などで、直接、お話を聞いていただいた方は、
場所、日時を覚えていれば、ぜひ、日時を教えてください。
そして「講演会名」も記入してもらえるとありがたい。
さらに一言で良いので、「感想」も聞きたい。

本を読んでくださった方、
ブログの読者の方、
それも一言でいいから、
感想などお願いします。

それによって、私が「元気」になります。

フェイスブックは実名登録が、基本とされています。
けれど一部、ロボットによるスパムもないとは言えません。

そのため、上記のようなコメントをいただけることで、
同じ場を、共有したことのある方だ、
同じ志を持つ方、同志だと心得ることができます。
そして私、精一杯、双方向のコミュニケーションを図ります。

もちろん、ブログの愛読者の数から想像すると、
友達も増えていくでしょから、
だんだん双方向ができなくなるかもしれません。

その時はその時で、
また考えることにしたいと思います。

フェイスブックに関する私のアドバイザーは、
立教大学大学院・結城ゼミ第2期生の猪股信吾さん。

いつも猪股さんや商人舎スタッフと相談しながら、
ブログとフェイスブックで、
さらなるコミュニケーションのイノベーションを、
図りたいと思います。

4月に萎まないためにも。

それからもう一つ。
「商人舎ミドルマネジメント研修会」
5月29・30・31日
2泊3日の合宿制セミナー。

故渥美俊一先生の伝説の「中堅育成セミナー」。
結城義晴がその伝説に挑む。

トップ・マネジメントの皆さんに、
お手紙を送りました。

是非とも、ご参集のご検討を、
お願いします。

では、みなさん、今週も。
Good Monday!

<結城義晴>

2012年04月01日(日曜日)

ジジのApril has come![日曜版2012vol14]

4月1日、ジジです。
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「いちがつ、いく。
にがつ、にげる。
さんがつ、さる」

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三月も、いってしまいました。
そして四月、
April has come.
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新緑の季節もおとずれる。
あとは、サクラがまちどおしい。
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おもしろいからだの木。
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空の色も、
陽ざしも、
かわってきました。
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4月にはボクも、
そとにでたい。
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でも、ボクは、
家ネコ。
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サザンカは、
冬の花だけれど、
まだがんばっている。
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木々は、
どんどん、
色づいてくる。
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ボクにも、
それがよくわかります。
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そとには、
でないけれど、
それがわかる。
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チョウチョのような花。
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むらさき色の花。
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ボクの目には、
うつっている。
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そして主役がまっています。
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これまで、じっと、
がまんしていた。
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芽吹いてきました。
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ほんとに、もうすぐ。
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ほら、ちいさな花が、
枝のさきに。
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でも、ほんとうの4月は、
これです。
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水あそびの女のこ。
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元気がでてきます。

4月には、
いろいろなことが、
はじまる。

すべては、
元気からはじまる。
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ユウキヨシハルのおとうさんのことば。
「元気を出そうよ、
それがあなたの仕事です」

<『ジジの気分』(未刊)より>

2012年03月31日(土曜日)

斎藤佑樹「背負ってます」と日本SM協会の「シナリオ2020」

今日は2012年3月最後の日。
「1月行く、2月逃げる、3月去る」
その通り。

昨日、日本プロ野球開幕。
春の高校野球センバツは準々決勝。まさに「球春」。

ダルビッシュ有が、
テキサス・レンジャーズに移籍した後の、
北海道日本ハムファイターズ。
斎藤佑樹が開幕試合で完投勝利。

お立ち台のインタビュー。
「(運を?)持っているんじゃなくて、
背負ってます」

もし、斎藤が「運を背負った男」だとしても、
『平均の法則』が働くはずだから、
野球以外ではどれだけ「運がない」のだろうかと想像して、
心配になるくらいだ。

ただし斎藤は、こうもコメントしている。
「自分だけの生活だけでなくて、
選手、裏方さんたちの生活がかかっている」

この謙虚さがあれば、
万が一の「不運」の方も、
きちんと自分で整理できるだろう。

早稲田の後輩だから、
ここは褒めておこう。

その斎藤佑樹、
2006年の第78回選抜大会に出場している。
そして準々決勝に進出、
ここでは横浜高校に敗れて、
ベスト8に終わる。

この年の夏の甲子園大会では斎藤は決勝まで進み、
現東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大と投げ合って、
駒大苫小牧高校と延長15回引き分け再試合。
翌日は完投勝利して、
早稲田実業学校を優勝に導く。

これが王貞治、荒木大輔もできなかった、
早実にとっての初の夏の甲子園制覇だった。

ちなみに今年のセンバツの準々決勝には、
横浜高校が進出している。

そんな因縁を思い起こさせた昨日の日本の「球春」。

昨日、私は午後から、
商業経営問題研究会の3月例会。
Retail Management Learning Circleの頭文字をとって、
通称RMLC。

場所は、東京・日本橋の日本スーパーマーケット協会会議室。
協会は「日本橋二丁目ビル」に入居している。
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協会は10階フロア。
8階には、あのAIJ投資顧問㈱。
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だから1枚前の写真には、
「立ち入り、撮影はご遠慮ください」の張り紙がある。
私は撮影してしまったけれど。

さて今回のRMLCの講師は、
協会専務理事の大塚明さん。
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㈱ヤオコーの常務取締役を務め、
社長と店舗開発以外はすべて経験。

日本のスーパーマーケット協会随一の理論家。

その大塚さんから「シナリオ2020」の解説をしてもらう。
協会が主催した「10年後のスーパーマーケットのあり方研究会」が、
昨年まとめて発表したもの。
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2020年の社会環境の変化、消費の変化を予測したうえで、
食品スーパーマーケットがどのような姿になっていくか。
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人口構成や価値観といったお客の変化、
法律、そしてITが10年後のスーパーマーケットに与える影響。
それらをベースにした近未来の店舗像、企業戦略を、
2時間にわたって語ってくれた。
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この日は、ゲスト参加が3名。
㈱ミディーの深谷由紀貞社長、
㈱電通プロモーション事業局局次長の駒込雅史さん(写真左)、
同じくショッパーズ・マーケティング部の三浦啓子さん(その隣)
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この日の日経MJ一面に、
「売り逃し あぶり出せ」の特集が組まれた。

㈱ミディ-は「買い物中の『迷い』を可視化」の記事で、
紹介されている。
店頭に設置したカメラで客の購買行動を撮影し、
それらのデータを自動的に解析し、
定量化して活用するというシステムを開発した。

このツールを店頭で活かせないか。

電通の二人にプレゼンしてもらった。
メンバーからは、さまざまな意見、感想が出た。
駒込さん、三浦さん、ご苦労様。
RMLCメンバーは率直、辛辣な意見を吐く。
しかしそこから真の活用法が生まれる。

その後、5時過ぎまで、
大塚さんのレクチャーに対しても、
ディスカッション。

最後に、大塚さんを囲んで、写真撮影。
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AIJの空間ではないので、
誰に遠慮することもなく、
チーズ。

USP研究所所長の當仲寛哲さん(後ろの列左端)や、
㈱ケノス代表の小林清泰先生(後ろの列右から2人目)も参加して、
二次会は、この日本橋二丁目ビル地階の「いけ増」。
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AIJの浅川和彦社長も、
ここで一杯やったに違いないが、
それは全く、我々と関係ない。

今週は、ちょっと飲み疲れたが、
気力は充実、元気いっぱい。

横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清ではないが、
「絶好調!」。

季節の変わり目。
みなさんも、体調にはくれぐれも、
気を付けてください。

緊張感を持ち続ける「知識商人」は、
そうやすやすと風邪を引いたりしてはいけない。

今週も「結城義晴のブログ[毎日更新宣言]」、
ご愛読くださって、ありがとうございます。
心から、感謝します。

良い週末を。

明日は、『ジジの気分』です。

<結城義晴>

2012年03月30日(金曜日)

「日本経済閉塞感の元凶は人口減ではなく、 イノベーション不足である」

関東地方に今年、
春一番は吹かなかったが、
今日は遅ればせながら、
「春一番」もどき。

「立春から春分の間」に、
「その年に初めて吹く」、
「東南東から西南西まで」の、
「風速8m/s以上の強い風」。

だから今日の強い南風は、
「春一番」ではない。
「春二番」くらいか。

まず、今週うれしかった出会いのご報告。
名古屋の折兼セミナーの私の講演に、
豊橋市の㈱デライトの白井正樹社長が聴講に来てくれた。
白井さんは2009年の第5回USA研修会の団長。
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この日は、息子さん二人を伴っての参加。
私の隣は次男の白井孝典店長。
USA研修会にも参加してくれた
その横が長男の取締役経営企画部長・白井健太郎さん。

昨年、コーネル大学のビル・ドレイク教授が、
インディペンデント・カンパニーの優位性を主張し始めた。
デライトはそれを実現させているし、
さらに、この優位性を証明してほしい。

久々にお会いして、
講演を聞いてもらって、
本当にうれしかった。

そして昨日は、午後から、
商人舎にご訪問者あり。

まず、宮田昇税理士事務所長の宮田昇先生。
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東京・赤坂に事務所を設け、
年間250回も講演する超売れっ子の税理士。
商人舎発足の2008年2月から、
顧問税理士になってもらって、
さらに今年4月から、
商人舎Special Memberに加わっていただく。

その宮田先生の商人舎決算へのコメント。
「教科書のような決算書で、
素晴らしい」

私は売上げにこだわらない。
もちろん利益に対しても商人舎では、
目くじら立てるほどにストイックにはならない。

ただし、「良い会社」であることには、
真摯でありたい。

「小さくて良い会社」

だから例えば、
労働基準監督署に入られるような事態は、
商人舎では絶対に起こらない。
そんな事件が起こりようのない仕組みになっている。
いわば労務に関する安全保障の「保障」の体制が、
会社の構造の中に出来上がっている。

この構造や仕組みが大切で、
だから欲張らない、急がない、突っ張らない。
それが決算に表れて、
私、幸せ。
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私が宮田先生著作の「The 税制改正」のパンフレットを持ち、
宮田先生が商人舎税務申告書をもって、
幸せそうに記念写真。

夕方の5時には、
沖本美幸(よしゆき)先生来社。
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科教授。
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私と同年生まれで、
2009年4月、立教大学院教授就任。
これも私と「同期の桜」。

現在、みなとみらいの高層マンション29階がお住まい。
阿蘇に山荘をもって、年間に3分の1くらいは、
そちらで悠々自適。

立教では、ベーシック・マネジメント、
コンサルティング・メソッド、
さらにビジネスシミュレーションと、
調査研究・演習指導
(ゼミ)を担当。

小売業・サービス業のコンサルタント諸氏、
沖本先生に学ぶことは多いはず。

早稲田大学政経学部4年のときに、
公認会計士資格を取得した俊英。

その後、東京銀行に入行し、大活躍。
三菱銀行との合併のとき、監査法人に転職し、
現在、一般社団法人俯瞰工学研究所首席研究員をも兼ねる。

沖本先生と話していると、
触発されることが、とにかく多い。

商人舎オフィスで熱談した後、
近くの料理屋「柳せ」で一献。

もちろん意気投合。
一緒に研究会を開いたり、
仕事したりすることになると思う。

その沖本先生、
5月に単行本を出版の予定。
『本を因数分解する』(SIC刊)。
楽しみな本だ。

さて、日経新聞のコラム『大機小機』。
コラムニスト与次郎氏が、
「人口と経済成長」と題して、書く。

「世界経済の先行きに薄明かりが差しても、
株価が少々上がっても、
日本の経済社会を取り巻く閉塞感が
払拭される気配はない」
これがコラムニストの問題意識。

そして、その閉塞感の原因をここに求める。
「悲観論の根拠の代表格は人口減少である」

今年1月、新しい将来推計人口が公表された。
日本の人口は2060年までの50年間で、
「8674万人にまで減少」という推計。

「人口が減っていくのだから、
経済成長などできるはずがない。
せいぜいよいところゼロ成長だろう」
こんな気分が蔓延している。

ここまでがこのコラムの前半のトーン。

「しかし」と反論して、断言する。
「先進国の経済成長と人口の間には、
短期的にも長期的にもまったく関係はない」

「過去100年間のデータを一見すれば直ちに明らか」

「先進国では一般に経済の成長率は
人口増加率よりはるかに高い」
ドイツは欧州連合経済の機関車だが、
「その人口減少は、
年平均マイナス0.09%(2005~2010年)。
これは日本の人口減少率を上回る」

韓国の人口増加率も0.39%(05~15年)」。
人口成長率の世界ランキングは下から40位ほど。
しかし韓国経済の好調さも人口増に牽引されたものではない。

さらに「世界全体を見渡せば、
フロンティアはいくらでも存在する」

そこで最後にコラムニストの提案。
「頭数に頼るモノやサービスは
『コモディティ化』しやすく、
付加価値は低くなりがちだ」

私は人口がじわじわと減少するトレンドの中では、
コモディティ化現象を逆手に取ったビジネスモデルも、
おおいにあり、だと思う。

コラムニストの視点はオーソドックス。
「人口減少といい高齢化といい、
社会が大きく変わると きには
潜在的なニーズも変わる」

「それこそがイノベーションの基なのだ。
言葉の生みの親であるシュンペーターはそう言っている」

ピーター・ドラッカーは、指摘している。
イノベーションのタブーのひとつとして、
「未来のために行われることは
避けねばならない」。

コラムニストの結論。
「日本経済の閉塞感の元凶は
人口減ではなく、
イノベーション不足なのである」

私も、そう思う。

人口減を嘆いたり悲観したり、
それを口実にあおったり脅したり、
それは避けねばならない。

人口がじわじわと減っていく。
しかしこれは政策によって、
回避することができる可能性がないわけではない。

ただし高齢化は止めようがない。
この変化をとらえるイノベーションは、
高齢化対応店舗づくりだけではない。

何かとてつもなく大きな可能性が匂う。
今年の「春二番」を超えるほどの。
<結城義晴>

2012年03月29日(木曜日)

大和ハウス石橋信夫「運のいい人」とユニクロ柳井正「大志のある人」

日経新聞最終面『私の履歴書』。
大和ハウス工業㈱会長の樋口武男さんが面白い。

もうあと連載は3回となってしまった。
今朝の稿は、故石橋信夫オーナーの言葉。
樋口さんは石橋オーナーの言葉を、
神の啓示のように信じきっている。

それが経営者として、
「ぶれない、逃げない、迷わない」に、
つながっている。

その石橋語録。
「運のいい人と付き合ってくれ」

野村明雄現大阪ガス相談役、
カネカの古田武相談役、
住友金属工業の下妻博会長、
ダイキン工業の井上礼之会長。
関西の財界人の名前が並ぶ。

「本当にすばらしい方々とお近づきになれた」
樋口さんが述懐し、
最後の落ちをつける。

「数々の貴重な縁を結ぶことができた私が
一番幸運な人間だ」

「運のいい人」
みなさんのまわりに、
いるだろうか。
みなさんは、そういった人と、
付き合っているだろうか。

もちろん世の中には、
運のいい人、悪い人、
様々だ。

宝くじに当たる人は、運がいい人か。
そうでもないだろう。

ホールインワンを何度もする人、
運がいいか。

石橋オーナーは、
「経営において運がいい人」と、
言いたかったに違いない。

自分が目指す分野で、
運がいい人。

アマゴルフ界の至宝と言われた故中部銀次郎は、
「平均の法則」を唱える。
運も、結局は、「平均している」と。
中部の場合、ゴルフにおいてだけれど。

平均化しているならば、
何かにおいて、すごく運がいい状況が生まれ、
何かにおいては、不運が続く。

そして自分の専門分野において、
ひたむきな人に、
きっと、女神がほほ笑み、
そこに運が集中するのだろう。

それを「運がいい」と表現するのだと思う。

中部が最も恐れる相手は、
「神の手を信じてプレーする者」だという。

神の手を信じてひたむきに突き進む。
そんな人間に運の女神がほほ笑む。

チェーンストア・エイジ編集長の千田直哉さん。
商人舎ホームページの「なんでもリンク集・知識商人の輪」でも、
上から3番目にリンクしてあるが、
“Paper Blog+”というブログを書いている。

3月27日から今日までの3日連載で、
「ファーストリテイリング柳井正会長兼社長インタビュー」を掲載。
この柳井さんの答えが、いい。

「何のために商売をしているのか?
それがない店舗やチェーン、ブランドを
お客さまは信用しないでしょう」
これは、経営理念の重要さを語っている。

「日本のチェーンストアの一番悪い点は、
ぶれることです。
あっち行ったり、こっち行ったり。
結局は、そういう大志とか、信念とか、
自分のビジネスモデルのイメージがないからでしょう」

Boys, be ambitious!
クラーク博士が、現在の北海道大学の前身・札幌農学校を去る際、
馬上から投げかけたとされる有名な言葉。

このAmbitionこそ、
柳井さんが言う「大志」

「僕は、商売、また経営者としての仕事が大好きなので、
『これでいいや』と考えることはありません。
ビジネスが趣味のようなものです」

「確かに起業家の中には、お金を儲けて、
引退して、ゆっくり暮らそうと考える方がいるかもしれない。
けれども、僕はもうこれを一生やろうと考えているから、
そこは大きく違うと思います」

「仕事をするのは経営者ではなく社員です。
だから言葉として伝えないかぎり、
社員はどう動いていいのかわからない」

ファーストリテイリングには、
「FAST RETAILING WAY」がある。
名刺大のプラスチックカードに印字して全社員に配布されている。

「僕は大規模事業に臨むに当たっては、
大志とか、経営の原理・原則や価値観や使命について、
全員が共有すべきだと考えているからです」

ファーストリテイリングの「服の定義」。
ユニクロの服とは、
服装における完成された部品である。
ユニクロの服とは、
人それぞれにとってのライフスタイルをつくるための道具である。
ユニクロの服とは、
つくり手ではなく着る人の価値観からつくられた服である。
ユニクロの服とは、
服そのものに進化をもたらす未来の服である。
ユニクロの服とは、
美意識のある超・合理性でできた服である。
ユニクロの服とは、
世界中あらゆる人のための服、という意味で究極の服である。

グローバル展開のために英訳版がつくられた。
日本文学者マイケル・エメリックさんと毎週協議をし、
1年間の歳月を費やして、英訳。

英語版のなんとシンプルなことか。

Uniqlo is the elements of style.
Uniqlo is a toolbox for living.
Uniqlo is clothes that suit your values.
Uniqlo is how the future dresses.
Uniqlo is beauty in hyperpracticality.
Uniqlo is clothing in the absolute.

柳井さんは述懐する。
「英文化することによって、また
日本語版も進化していくことを期待しています」

千田編集長の質問。
「将来的には『《ふだんの服》のSPA型専門店』は、
《ふだんの住生活》《ふだんの食生活》に再度、
広がっていく可能性はあるのですか?」

これに対しては、きっぱり。
「いや、もう服だけに徹したいと考えています。
われわれが期待されているのは服なのですから」

そして近い将来伸びそうなカテゴリーを語る。
「現在、世界中の服でもっとも新しくて、未来を感じる服は、
スポーツウェアです。
だから、できればスポーツウェアを超えるものをやりたい」

最後に、後継者問題。
「僕は創業者であり、会長兼社長であり、
オールマイティで、1人でやっていますが、
今、僕がやっている仕事は、
次の世代の人は1人ではできないと思います。
だからたぶんチーム経営に移行すると思います」
どんな会社も創業者やカリスマの後を継ぐのは、
集団である。

「もちろん代表者は必要なので指名します。
けれども、社長のあり方は今、
僕がやっているものとは異なる性質のものになっていくはずです。
その中でも社長を決めて、チーム経営に移っていって、
僕は会長職に専任するという格好のバトンタッチになると思います」

そのリーダーの条件。
「企業とか、店とか、ブランドとか、
社員に対する思いが強いような人なんじゃないですか」

そして結論。
「大志がないといけません」

そのambitionとは。
「絶対、世界一にはなりたいということを、
最後まであきらめない人じゃないといけませんね」

私は、この「大志を持つ人」こそ、
「運のいい人」だと思う。

だから石橋さんの言った「運のいい人」とは、
楽して運が転がり込むラッキーな人では、断じてない。

志を立てて、
最後まであきらめない人。

そんな人が結局、
「運のいい人」となる。

さて、「運のいい人」
みなさんのまわりに、
いるだろうか。
みなさんは、そういった人と、
付き合っているだろうか。

最後に昨日の報告。
つれづれ日記は名古屋へ。
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食品包装資材の専門商社㈱折兼の展示商談会で講演。
折兼は明治20年、駅弁用折箱の製造販売から始まり、
専門商社として今年、設立60周年を迎える。
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場所は名古屋駅前のウインクあいち。
展示商談会場はその7階。
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記念の展示テーマは、
「見て。聴いて。さわって。いいもの発見!」

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スーパーマーケット、外食産業など、
中京圏の取引先が集まり、
ごらんのとおり、大盛況。
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部門別、容器別、販促別の容器提案がなされていた。
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記念セミナーは5階の会場で15時からスタート。
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会場の外では、
私の写真入りの案内ボードをもった人たちが誘導。
ちょっと恥ずかしい。
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この日の講演は、
㈱プログレスデザインの西川隆社長をゲストスピーカーに迎えて、
「2012スーパーマーケットの業態&フォーマット戦略」がテーマ。
20120329120617.jpg

会場はほぼ満席。
ありがたい。
20120328194714.jpg

はじめに、難しいテーマであることを強調。
その難しいことを易しく、
易しいことを面白く、
面白いことをより深く、

語る。
結城節。
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プロローグは東日本大震災で再認識された小売業の役割。
本論は、スーパーマーケットの歴史から入る。
1930年のマイケル・カレンの第1次革命、
1980年代初頭の「第2次革命」、
小売業のライフサイクル、業態のライフサイクルと、
業態の多様化、フォーマット開発の進捗。
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マルチ・フォーマットの事例を、
欧米の画像を見てもらいながら、解説。

シングル・フォーマットの幸せを享受できる企業群、
マルチ・フォーマットでドミナント戦略をとる企業群、
マルチ・バナーで多数の商勢圏を獲得する大企業、
結果として全体で、業態の多様化が進んでいく。

ポジショニング戦略とフォーマットの重要性、
ご理解いただけただろうか。

途中、ゲストスピーカーの西川さんが、
いかに店づくりに、企業戦略が投影されるのか。
その具体的な事例を紹介しながら、
簡潔に講義してくれた。
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独自性のある店舗づくりは、
企業を変え、店を変え、人の流れを変える。
元気になる店舗づくりの事例として、
大阪の佐竹食品の映像を見せてくれた。
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そして最後のまとめ。
フィリップ・コトラーの競争戦略論から、
脱落するマーケット・フォロワーではなく、
マーケット・リーダー、マーケット・チャレンジャーであるか、
もしくはマーケット・ニッチャーのポジショニングが大事である。
強調して、講演を終えた。
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ご清聴、こころから感謝。
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講演会終了後、
プログレスデザインの営業企画部長・柳本浩三郎さん、
ゼネラルマネージャーの福田真由美さんを交えて、
西川隆さんと懇談。

西川さんとは昨年の商人舎USA研修会Basicコースで、
アメリカにご一緒した。

コーネル大学のスーパーマーケットのポジショニングの第1に、
店づくり、レイアウト、内装、照明がある。

この面から西川さんは仕事していて、
アメリカでも熱心に勉強し、
講義もしてくれた。

昨日は2人のコラボレーション。
とてもよかった。

「運のいい人と付き合え」
西川さんと結城義晴の付き合いは、それだ。

互いに「ambition(大志)」を抱きつつ、
integrity(真摯さ)を大切にしたい。

<結城義晴>

2012年03月28日(水曜日)

俵万智の「美人は性格がいい」と「美店」にはお客が「優しくなる」

横浜駅に隣接して流れる新田間川。
「あらたまがわ」と読む。

商人舎オフィスに出社するときは、
この川沿いの遊歩道を歩く。

春は、特に気持ちがいい。
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新田間河畔の桜も、
芽吹き始めた。
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もう1週間くらいだろうか。
今年は4月に入ってしまいそうだが、
「待ち遠しい」と待ちかねて、
そこで咲く桜も、いい。

「待ってました」と、
声をかけたくなる。

さて昨日、
ボクシングの世界チャンピオンが、
誕生。

世界ボクシング評議会のスーパーフライ級タイトル戦で、
挑戦者の佐藤洋太が、
タイの王者スリヤン・ソールンビサイに勝って、
世界戦初チャレンジで王座を奪取。

佐藤は27歳、スリヤンは23歳。

これで、日本のプロボクシング世界チャンピオンは、
史上最多の9人となった。

最も激しくて厳しいスポーツ。
殴り合いという最もプリミティブな格闘技。

草食系男子が増えたとか、
飽食の時代だとか言われる日本だが、
史上最多の世界王者。

なんとも頼もしい。

私は白井義男は話でしか知らないが、
ファイティング原田と海老原博幸の時代から、
ボクシング・ファンだった。

父親が力拳を握りながらテレビ観戦し、
母親がしかめっ面をしながらそれを見ていた。
私もひそかに父親と同じ心持を味わっていた。

もちろん矢吹丈や力石徹にも熱くなったが、
それでも、今、9人の世界チャンピオン輩出。

感慨深いし、
興味深い。

そしていつも思う。
日本の若者も捨てたものではない。

亀田兄弟のような例もあるが、
内藤大助のような男もいる。

将棋の渡辺明は、
20歳でタイトル保持者となり、
羽生善治の「羽生世代」を脅かす。

囲碁の井山裕太前名人は20歳4カ月で最年少名人となり、
山下敬吾や張栩らの時代を早送りさせている。
日本人のダイバーシティ(多様性)は、
大いに歓迎すべきことだ。

さて日経新聞夕刊の『プロムナード』。
歌人の俵万智さんが、
「美人は性格がいい(と私は思う)」を書く。

「あなたは、なんで美人とばかり友だちになるの?
いっつも引き立て役なんだから」
俵万智さんの母が、ため息をついた。

「中学のときも、高校のときも、
一番の仲良しは、学年で一番の美人だった」

「別に美人をねらったわけではない。
が、気がつくと、結果としてそうなのだ。
気が合うし、性格のいい人が多い」

ここから俵万智の「美人性格いい説」の考察が始まる。

「世の中の人は、あまりに美しい人を見ると、
せめて性格が悪いと思いたいかもしれないが
(そうでないと、私のように不器量な人が浮かばれない?)
残念ながら、美人は性格が悪くなる確率が非常に低いのです」

性格が悪くなる要因は「人の悪意を受ける」。
しかし「美人の場合、この悪意を受ける場面がとても少ない」

「人間、誰しも優しい面と意地悪な面を持っている。
そして美人に遭遇した場合、
多くの人は優しい面を彼女に向ける」

「みんなに優しくされれば、
みんなにも優しくなれるのが人というものだろう」

だから美人は性格が良くなる。

「もちろん、逆は必ずしも真ならず。
美人じゃなくても性格のいい人はたくさんいる」

「美人じゃないほうの立場を代表して言わせてもらえば、
人に優しくされる前に、
こちらから優しくすればいいのだ

「ほうっておいても好かれるわけではないが、
こちらから好きになっていけば、たいていの人は、
やはり優しい面をこちらに向けてくれる」

「そうなれば、あとは、
美人と同じ仕組みと展開が待っている(と信じたい)」

私はこの「美人」をずっと、
「店」に置き換えて読んでいた。

岡田徹の詩。
「小さな店であることを
恥じることはないよ。
その小さなあなたのお店に、
人の心の美しさを
一杯に満たそうよ」

人の心の美しさに満たされた店に、
俵万智流に言えば、、
「多くの人は優しい面を彼女に向ける」

東日本大震災のあと、
大船渡のマイヤ社長・米谷春夫さんが言っていた。
「お客さんが優しくなった」

これも「美しい店」すなわち「美店」には、
人々が優しくなるからだ。

「みんなに優しくされれば、
みんなにも優しくなれる」

万一「美店」でなければ、
「人に優しくされる前に、
こちらから優しくすればいい」

俵万智、なかなかに、いい。
もちろん米谷春夫もいいし、
岡田徹もいい。

日本人のダーバーシティ。
なかなかに、いい。

<結城義晴>

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