結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2008年06月26日(木曜日)

「節約、倹約。もったいない」はオクシモロンという講演をした後、西端春枝先生、三枝輝行さん、川辺清さんと運命的な懇親

昨6月25日、朝、新幹線で大阪へ。

TERAOKAニューバランスフェアの講演。
梅田のハービス大阪。

講演会の前に、
㈱八百民代表取締役社長の平山幹人さんと写真。
八百民さん
平山さんは、先週の商人舎特別研修会にも参加してくださった。
「渥美俊一&結城義晴」の二人のビッグセミナー。

連続して私の話を、
いちばん前の席で聞いてくださった。

渥美先生には、真っ先に質問した。
渥美先生は、真剣に、誠実に、回答してくださった。

勉強熱心で、真面目な、青年経営者。

講演は、午後1時から始まって、
3時30分まで。

商人舎発起人の㈱万代社長・加藤徹さんも、
ご聴講くださって、感激。

商人舎ファミリーの皆さんも、数多く集まってくださって、
これもうれしかった。
嬉しかった。

ここで強調したことは、
今月の標語「節約、倹約。もったいない」
これは、本当にお客様の立場に立って考えると、
「一品でも少なく買いたい」ということ。
「少しでも安く買いたい」ということ。

私たち、売る側から見ると、
「できるだけ売上点数を少なくすること」
「できるだけ売上高を少なくすること」
それを今、お客様は求めていらっしゃる。

まさにこれは「オクシモロン」
二律背反。

さて、どう問題解決するか。

長い目で見ること。

①そのお客様の、
家計支出の中の、
わが店で買っていただくシェアを、
高めること。

②客数を増やし続けること。

③わが店、わが社の、
無駄なコストの削減にいそしむこと。

売上高を上げることは、二の次だと、
全員で認識しなければならない。

今やるべきは、これです。

しかしこれを徹底すれば、
それこそ「ブルーオーシャン戦略」。

頑張ろう。

 

さて、講演会の後は、
『お客様のために いちばん大切なこと』のサイン会。
長い行列に最後まで待ってくださった
敷島製パン㈱の田中文夫
さん、
㈱おいしいハートの徳永ひろみさん、
中山物産㈱の中山久史さん、
本当にありがとうございました。

田中さんは、長い友人で、
商人舎ファミリー。
だからご遠慮して、最後まで待ってくださった。

講演会の後、
天満の西端春枝事務所へ。
商業界全国女性同友会名誉会長・西端春枝先生に
ご挨拶とお礼。
西端先生
「そのまんまで、行きなさい」
昨年、7月にこう言って、
私と商人舎・小川寛専務を支えてくださった。
商人舎発足の会では、
厳しくて暖かいご発言と花束を贈呈してくださった。

その西端先生のご自宅兼事務所を訪れて、
しんみりとお話。

お茶とお茶菓子も、とても美味しかった。

そのあと、二人で、ホテル日航大阪の「華味鳥」へ。

博多の鳥料理屋。

前阪神百貨店社長の三枝輝行さん(写真右)、
五苑マルシン㈱社長の川辺清さん(写真左)と、
待ち合わせ。
大阪1
三枝さんは、私と同様に昨年、阪神百貨店を退任され、
今は㈱サエグサ流通研究所代表取締役。

素晴らしい経営者。

「百貨店業界の枠を超えた人物」。

私、運命的な出会いと感じた。
大げさな言い方ではなく。

お話を聞くだけで、
面白くて、ためになって、
すぐに意気投合。

阪神百貨店を立て直しした話。
飛騨牛のマーチャンダイジングの話。
熊本岩田屋再建の話。
とめどなく、出てくるエピソード。

西端先生を「お母ちゃん」と呼んで、
懇意にいていらっしゃる。

皆さんにも、三枝さんのお話を聞いてもらう機会を、
必ずつくります。

川辺さんは、旧知の人。
現在、焼肉「五苑」、「情熱ホルモン」を合わせて200店展開。
川辺さんも、素晴らしい経営者。
謙虚で、情熱的で、明るくて、強い。

商売に対するアイデアがほとばしり出てくる。
今年4月に発刊された川辺さんの著書「自分の力」をいただく。
致知出版社。

そして三枝さんと川辺さんのコンビネーションが、
また、絶妙。

お二人とも西端先生を「お母ちゃん」と呼んでいる。

私も、「お母ちゃん」と呼びたくなったが、
関西弁のイントネーションをマスターしなければ、
どうも、しっくりこない。

だから私は「ニシバタ先生」と呼ぶ。

4人で、記念写真。

いい写真が撮れた。
なんだか、皆、なじんでいる。

今日も、良い出会いばかりだった。

西端先生に心から、感謝。

<結城義晴>

 

2008年06月25日(水曜日)

横浜松坂屋144年の歴史を閉じる、「ノザワさん、さよなら」

横浜松坂屋が閉店する。

私のような「浜っ子」にとっては、
さびしい限り。
82歳になる私の母は、
いまだに「ノザワさん」と呼んで愛している。

私の一家にある記念写真はすべて、
この「ノザワさん」の野沢写真館で撮られたものだ。

この百貨店は、
横浜が開港した5年後に出来た。
野沢屋呉服店。

創業144年。

25期連続赤字だったという。

経営の本質が問われていたことは確かだ。
イノベーションが不可欠だった。
これは経営体自体の問題。

しかし一方で、
百貨店という業態の社会的陳腐化の問題をも、
はらんでいる。

私など、あの伊勢崎町の百貨店が閉店するならば、
日本中に百貨店が成立する立地は、
本当にわずかしかないと感じてしまう。
すなわち、郊外百貨店など、
話に及ばないほど、採算を取るのは、難しいに違いない。

百貨店の収益構造が、
時代に合わなくなりつつある。

これが確かなことなのだ。
だから、百貨店の統合はまだまだ進む。

マーチャンダイジング面では、
ノンコモディティを売る百貨店は、
統合のメリットは薄いが、
経営管理費の面では、
確かに効率化を果たすからだ。

横浜松坂屋のあとには複合商業施設が出来る。
低階層に、スーパーマーケットなど商業機能、
上階層にはマンションやホテル。

「ノザワさん」は、もうない。


ノスタルジーと現実。

現実は、人々の郷愁を最大限活用して、
利益を上げ続けなければならないのに、
現実が郷愁そのものとなってしまうと、
こうなる。

マクネアの「小売りの輪」進化論。
1957年、ハーバード大学マクネア教授がたてた仮説。
私はこれを信じている。

第1段階。
新しい小売業態は必ず、
ローコスト経営を基盤にした、
革新的低価格を実現させるシステムによって市場に参入し、
そのマーケットでの地位を確保する。

第2段階。
その小売業態は、
品揃えやサービスの中級化・中コスト化・中価格化へ進み、
やがて高級化・高コスト化・高価格化・高マージン化経営へ移行する。

第3段階。
業界全体の高コスト・高マージン化の中から、
次の新しい小売業態が、低コスト・低価格・低マージンで登場し、
旧業態を席巻していく。

これが経営の進化のプロセスである。

百貨店は総合スーパーに席巻された。
しかしいまや総合スーパーも、
高コスト高マージンの体質にある。

プライベートブランドなど、
焼け石に水である。

個別的「イノベーション」が、
フォーマットの陳腐化を防ぐことができるのか。

百貨店は、少なくとも
横浜松坂屋は、それが出来なかった。

「ノザワさん」さよなら。

<結城義晴>

2008年06月24日(火曜日)

久しぶりに完全徹夜したら、コーネル大学のことが日経新聞朝刊に載った

横浜の商人舎オフィスで、カンテツ。
完全徹夜。

来週から始まるアメリカ視察研修のテキストづくり。
夢中でやっていたら、真っ黒の空から、
少しずつ明かりが見えてきて……。
そら
朝が、やってきた。

妙に興奮しているものの、
やり遂げた気分の良さがある。
それでも、今日も一日、
重要な会議。
クールビズで。

などと考えて、タクシーで帰宅したら、
すぐに朝刊がとどいた。
嬉しいお知らせ。
新聞
日経新聞が取り上げてくれた。
「コーネル大学リテールマネジメント・プログラム・オブ・ジャパン」

「流通業の幹部養成」とある。

食品流通業のリーダーを育てる目的。

アメリカでは1950年代から、
企業内大学が盛んにつくられた。

先鞭をつけたのは、
ジェネラル・エレクトリック社のジャック・ウェルチ。
その後、モトローラやIBM、
ディズニーやマクドナルドが、
次々と企業内大学をつくった。

企業内大学の価値。

まず第1に、リーダー層を拡充できる。
何事にも、リーダーが必要だ。
リーダーの良しあしで、結果は全く違ってくる。
リーダーが分厚い層になっていなければならない。

第2は、戦略目標と教育を、
同期させることができる。

だからトップマネジメントが、
直接、次の時代のリーダーたちに、
メッセージを埋め込み続けることができる。

アメリカでは、トップマネジメント自身の力量こそ企業力となった。

第3は、知識の陳腐化の防止。
知識は常に陳腐化するから、
外部からの英知を集めた企業内大学は、
それを防ぐことができる。

第4に、教育をブランディングできる。
業績に応じて教育を施すのでは、
ばらつきがでる。
教育は、継続して、高いレベルを保たねばならない。
企業内大学が、独立採算を図ることができれば、
すなわちブランディングができれば、
教育は一貫する。
水準を維持することができる。

日本でも1997年NECが先鞭をつけて、
2000年代のはじめ、一種のブームとなった。

私たちは、日本のスーパーマーケット業界に、
業界内大学をつくろうとしている。

スーパーマーケット企業には、
残念ながら企業内大学をつくれる余裕がない。
ならば、こんな時だからこそ、
業界の英知を集めて、
私たちの手で、
業界内大学をつくろう。

そう考えた。

それがコーネル大学ジャパン。
コーネルのジン・ジャーマン先生も大賛成してくださった。

スタートは10月です。

皆さん、注目してください。

ちなみに私、副学長を務めます。
これからの一生をかけて、臨みます。

 

と、嬉しいニュースに喜んでいたら、
日本チェーンストア協会の5月の売上速報。
前年同月比、1.1%減の、2か月連続ダウン。

衣料品が8.6%減、住関連品が3.8%減。
サービスは10.4%のマイナス。
しかし食品は、1.2%増。

ますます、思う。
衆知を集めて、
革新的なリーダーを、
どんどん登場させねばならない。

そんな意気込みを、
たった一人で抱いた午前5時。
いや、ジジが寄ってきた。
「あれ」を要求している。
でもまだ早い。

これからひと眠りします。

おやすみなさい。

目が覚めたら、
明日がある。
こんなに喜ばしいことはない。

<結城義晴>

2008年06月23日(月曜日)

最後の「節約、倹約。もったいない」と結城義晴流クールビズの法

Everybody! Good Monday!
ジャスミン1
梅雨の合間のジャスミンの花。ジャスミン2

梅雨空の中、6月最終週です。
今月の商人舎標語
「節約、倹約。もったいない」
最後の1週間です。

徹底のほどを。

徹底とは?

①詳細に
②厳密に
③継続する

すなわち、
①細かく
②厳しく
③続ける

そうです。

そうすれば、南から順に梅雨が明け、
夏の太陽が顔を出してくれます。

消費性向も、上がります。
お客様の「買おう」という気分が、
盛り上がってきます。

 

さて、クールビズ真っ盛り。
今日、明日と2日続けて会議ですが、
クールビズ。

私流の「クールビズ」。
ちょっとお洒落ポイント。

まず、第1に笑顔。
クールビズに、しかめつらは似合いません。
いつもニコニコ。
カジュアルで、ラフな服装の、
その上に乗っている自分の顔を意識する。

第2は、シャツ。
襟元にワンポイント、アクセントのあるシャツを着る。
ネクタイというバランスをとる要素がないのだから、
ネクタイの代わりを襟が果たす。
だから私は、ボタンダウンのシャツを、
多用します。

第3は、そのシャツの下に、
ちょっと見えるTシャツ。

これは、私の場合、必須です。
真白で、伸縮性があって、
首回りがしまって見えるもの。

ここにカラーを入れると、
若者になってしまいます。
私の場合、真白。
アメリカのターゲットのものか、
日本のユニクロのもの。
ターゲットが断然、優れていたのですが、
ユニクロが急追。

汗を吸い取ってくれて、
地肌をさわやかに保つ。
Tシャツは不可欠です。

締まったTシャツでなく、
いかにも下着といったものが見えるのは、
いただけない。

さらに私は、ジャケットを、
できるだけ羽織るようにします。
ある程度、年のいった大人は、
クールビズでも、きちんとしていたい。

 

ただし私のクールビズには、
ひとつだけ隠し玉があります。

昔々の「開襟シャツ」。
これは特別に買わねばなりません。
開襟シャツの時は、
絶対に下にはランニングシャツを着る。
それが、薄手の開襟シャツに透けて見える。
ズボンは、オーソドックスなグレンチェックなど。
そしてこの時は、上着はつけません。
扇子など持てば、万全。

さていかがでしょう。
クールビズ、
楽しんでみませんか。

やはりポイントは、笑顔です。
これに尽きる。

 

ところで、ユニクロ、絶好調。
5000人のパートタイマーを、
地域限定正社員にする制度で、
モラールが上がった。

もともとユニクロは、標準の店舗で、
正社員は店長と副店長の二人だけでした。
店長一人という店もあった。

そこに転勤のない地域限定の正社員が、
一人、二人と増えた。
モティベーションが上がった。
作業の能率が上がった。
残業も減った。
退職者が減ったから。

コンビニでも、やがて、
正社員が増えるかもしれません。

クールビズは、
働き甲斐を、自分に、
提供してくれます。

楽しくなければ、
人生ではない。

では、今週も、
ハードに、エンジョイしましょう。

これもオクシモロン。

ただし、笑顔を忘れずに。

Everybody! Good Monday!

<結城義晴>

2008年06月22日(日曜日)

ジジの梅雨[日曜版]

ツユです。そとは雨。
自由が丘
ジユウガオカのハナヤさん。

ボクのうちのベランダにも、雨。
ベランダ

でも、おとうさん。
ボク、あれほしい。
おとうさん

あれです。
おなかすいた。
あれ

ほら、
あれですよ。
見る1

わかるでしょ?
あれです。
ハナヤよりダンゴ。
2

ボクの「いちばん大切なもの」
もう一度見る
おとうさんの本の題名にもある。

おとうさんも、
食器
みればわかるでしょ?

「ありがとう」
「もうちょっとだけ、たくさん」
ありがとう

「………」
銀のごみ箱

ボクのために いちばん大切なもの。
食べる
おとうさんも勉強してください。

そとは、ツユだけど、
ボクは「ありがとう」
いっぱい
おなかいっぱい。
しあわせ。

いつまで、ツユは、
つづくのでしょう。
花屋
ハナヤさんの花は、
とてもきれいにみえるけれど。

ボクは、ハナヤよりダンゴ。

[ツイシン]
ボクとおとうさん、
先週、タイガーをオーエンしました。
ナマエが、ボクのナカマ。
アシがとてもいたかったのに
ユーショーしたそうです。
タイガー
おめでとう。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2008年06月21日(土曜日)

アイダスグループ25周年を記念して頂いた「マイ箸」とコンビニCO2排出量削減のこと

親友・鈴木國朗さんの会社㈱アイダスグループが、
目出度く25周年を迎える。

昨20日は東京・お台場で、その鈴木さん、
そしてコンビニの専門家・小森勝さん、
電通消費者研究センターの土井弘さんと研究会。

アイダスグループは、
1984年2月の創業だから、私の『食品商業』編集記者時代。
スーパーマーケットのマーチャンダイジングとプロモーションが専門。
経営戦略、販売政策、商品政策、店舗レイアウトと棚割計画、
そして販売員のサービレベルアップの指導に関しては、日本有数。
メーカー、ベンダーへのコンサルティングも多い。

さてそのアイダスグループ25周年の記念品を頂戴した。
「マイ箸」
マイ箸1
左が男性用、右が女性用。

「携帯箸」と商品説明書には書いてある。

袋を開けると、写真の二本に分かれた箸が出てくる。
白鉄刀木(しろたがやきん)という堅い木が使われ、
生漆を何度も塗ってはふき取るという工程で仕上げられている。
マイ箸2

ネジでつなぐと、長めの、手になじむマイ箸となる。
マイ箸3
これを持ち歩いて、食堂やレストランでの外食のときに使う。
すると「割り箸を使わない」という環境配慮になる。

それこそ鈴木さんの配慮が染み込んだ記念品。

ありがたい。

最近、鈴木さんは、大好きな車にも乗らなくなった。
歩き、自転車、公共交通機関を使う。
タバコも止めた。

マイクロソフトのビル・ゲイツが、
正式に第一線から引退して、
慈善事業に軸足を移すという。
個人資産6兆円のほとんどを、
ビル&メリンダ・ゲイツ財団に寄付をして、
最貧層の人々の健康を脅かす問題の解決に邁進する。

鈴木さんは、ビル・ゲイツの一つ下。
ゲイツ世代だが、
そんな感慨もあるのだろうか。

さて、そんな20日、
日本フランチャイズチェーン協会が、記者会見。
会長の土方清さん(サークルKサンクス会長)らは語った。
「コンビニエンスストアが、
深夜営業を減らしても、
二酸化炭素の削減効果は小さい」

「全国のコンビニ約4万2000店が、
営業時間を7時から23時に短縮しても、
削減できる排出量は現在の4%程度にとどまり、
国全体の二酸化炭素排出量の0.009%にしかならない」

私はこの発言、朝日新聞で読んで、残念に思った。
土方さんご自身のことを言うのではないから、誤解のないように。

コンビニ業界全体に、
自分たちが悪者にされているという負い目が強すぎる。
だから0.009%などという。

いっそのこと「コンビ二は社会的必要悪です」くらいのこと、
言ってもよい。

「だが日本の社会のなかで、
コンビニはこれだけ大きな貢献をしている。
世の中を便利にしている。
そして今のところ、これくらいしか削減効果はないが、
先頭を切って、環境問題に努力する。
その決意である。
例えば、コンビニは最も近隣型の小売業であるから、
まず徒歩と自転車でのお客様を優先する。
お客様に徒歩と自転車来店を積極的に呼びかける。
それが二酸化炭素削減に寄与することになる」

 

このくらいの大見得の切り方があってよかった。

「目の前のゴミを、
私がここでひとつ拾うことで、
地球上から確実にゴミがひとつ減る。
そう思って、ゴミを拾う」

アイダスグループの「マイ箸」、
ビル・ゲイツの6兆円の慈善事業。
そしてコンビニのCO2削減。
姿勢という意味で、みんなつながっている。

<結城義晴>

 

2008年06月20日(金曜日)

商人舎特別研修会「渥美俊一&結城義晴」二人のビッグセミナー、心から感謝

昨日6月19日、東京・大塚のホテルベルクラシック東京。
商人舎主催の記念すべき第1回目の特別研修会が開催されました。

ご参加くださった皆さん、
ご協力くださった皆さん。
ありがとうございました。
心から、感謝します。
渥美先生1

メイン講師が、渥美俊一先生。
ご存知、日本リテイリングセンターチーフコンサルタント。
ペガサスクラブ主催。
「ビッグストアづくりの原則」
これが渥美先生のテーマ。

「ビッグストア」という用語は、
日本の流通業界では、実は3つの使われ方があります。
最近は、あまり使われなくなったけれど。

第1が、日経新聞が使っていた文字通り「大型の店」という意味。百貨店、総合スーパーなどが1店ずつが統計に上がっていました。
第2は、かつての『販売革新』誌などが使っていた「総合スーパー」という業態フォーマットの意味。日本型GMSなどと同意。
そして第3が、ペガサスクラブで使っている「年商50億円以上の小売業・食堂業」という意味。

つまり、「ビッグストア」という用語は、それぞれ、
①店舗
②業態
③企業

の三つの意味に使われていて、
それが混ざっていたのです。

今回は、この第3番目の意味をタイトルにしました。
ビッグストアとは、
企業が成長し、生き残るための基礎単位と考えられます。
そのビッグストアとして50億円を突破するには、
いかに考え、いかに行動するか。
これが昨日の主題。

いかがだったでしょうか。

渥美先生は82歳。
まだまだお元気で、
現在は、60分講義が1回当たりの最長時間と、
医者から言明されています。
だから、13時から14時までと、
15時30分から16時30分まで。
良い講義でした。
渥美先生2

人生の方針はまず4つの選択肢から自分の道を選ぶところから始まる。
A型 生きがい、やりがいを求めない
B型 生きがい、やりがいを求めるが、商業以外の所に求める
C型 生きがい、やりがいを求めるし、商業の世界で求めるが、趣味・こだわり型
D型 生きがい、やりがいを求めるし、商業の世界で求める、国民大衆型
この4つの選択肢のどれをあなたは選ぶか。
ここから、スタートする。
渥美先生は、D型を選んだ人とともに、
チェーンストアを産業にしようと考えています。

渥美先生の話は、人生のことなのです。
自分の生き方のことなのです。

チェーンストア産業を構築し、
国民大衆の暮らしを豊かにする。
そのための準備段階が「ビッグストアづくり」だというのです。
渥美先生3

私は、渥美俊一の翻訳者に徹しました。
ただし、私は「商業の現代化」を旗印にしています。
そのためにどうするか。
結城
私の持ち時間は、やはり2時間。
予定の時間を少しオーバーしてしまって、すみません。

渥美先生は、「結城君のための友情出演」と
言ってくださったのですが、
私は、あくまでも商人舎主催で、二人して、
「渥美俊一の思想を語るセミナー」
であったと思います。

二人とも、もっともっと訴えたいことがありました。
これからも、それを続けていきます。
ありがとうございました。

本
私の本も陳列されました。

何事にも準備段階があります。
学校で勉強する場合にも、
小学校は中学の準備段階、
中学は高校の、
高校は大学の準備段階です。

チェーンストアの準備段階がビッグストア。

準備段階という考え方と、
ビジョンという考え方が用意されて初めて、
事業や仕事は人生の目的となるのです。

<結城義晴>

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