結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2024年11月10日(日曜日)

35年目の令和名人会と井上ひさし「100年後へのメッセージ」

今日は令和名人会。

1989年、結城義晴が、
食品商業編集長に就任したとき、
執筆者の先生方が集まって、
就任祝いのゴルフコンペが開催された。

有難いことだった。

これをきっかけにして私は、
ゴルフにのめりこんでいった。

そのときの主要なメンバーの先生方が、
これで終わらせるのはもったいないと、
毎月、一緒にゴルフを楽しむことにした。

平成の時代には「迷人会」と称したが、
やがて「名人会」となった。
令和の時代に入っても続いて、
だから「令和名人会」と名乗るようになった。

35年が経過する。

今は半年に1回くらい。
もっと増やしたい。

雨模様の朝だったが、
まったく傘を使うこともなく、
快適なラウンド。

上総モナークカントリークラブ。
1959年11月の開場。
もう65年が過ぎる。

残念ながら鈴木國朗プロが、
体調不良で欠席。

そこで三人でラウンド。
ゴルフでは「スリーサム」という。

宮本洋一さんと結城義晴。466413705_2788768924635440_6833724185237940102_n
宮本さんはブルーチップ㈱社長。
撮影は亀谷しづえ。

バックティーからラウンドした。
面白かったが、
私は散々な目に遭った。

名物ホールの8番パー3。
200ヤードを超える打ち下ろし。IMG_7452 (002)
結果は宮本プロの圧勝。

当然のことだが。

風呂に入りながら、
いくつかの重要なことを教わった。

やってみよう。

帰りは大渋滞。
その理由は、
「ちばアクアラインマラソン」330296487_1225927134709391_9139529409038031861_n

この海底トンネルの正式名称は、
「東京湾横断道路」。
一般名称は東京湾アクアライン。
起点は神奈川県川崎市川崎区浮島町、
終点は千葉県木更津市中島
15.1 km。

開通は1997年12月18日。
27年が経過する。

そのアクアラインを利用して、
マラソン大会が始まったのが2012年。

もう12年が過ぎた。

マラソンコースは潮浜公園前からはじまって、
アクアラインの最高点40.85mが15キロ地点。
海ほたるパーキングエリアで折り返して、
三井アウトレットパーク木更津を横目に、
牛込海岸でフィニッシュ。
スクリーンショット 2024-11-10 193347
ハーフマラソン、車いすマラソンも、
コース設定されている。

9時45分スタートで、
フィニッシュは16時。

アクアラインや高速道路の渋滞は、
2時過ぎから徐々に解除された。

これならば渋滞にも不満はない。
一度、マラソンを走ってみたいとも思った。

ゴルフ会もゴルフ場も、
海底トンネルもそのマラソン大会も、
時間が経過するごとに、
歴史が刻まれる。

いいことだ。

現代を生きる私たちも、
その歴史を大事にしたいものだ。

井上ひさし著『ふかいことをおもしろく』
81mNOOORUjL._SL1500_
最後のページに短い文章がある。

「100年後の皆さんへ、
僕からのメッセージ」

100年後の皆さん、お元気ですか?
この100年の間に、戦争はあったでしょうか?
それから、地球が駄目になるのではなく、
地球の上で暮らしている人間が、
駄目になってはいないでしょうか?

僕たちの世代は、それなりに
一所懸命に頑張ってきたつもりですし、
これからも頑張るつもりですが、
できたら100年後の皆さんに、
とてもいい地球をお渡しできるように、
100年前の我々も必死で頑張ります。
どうぞお幸せに。[井上ひさし]

心から同感したい。
井上さんは100年後へのメッセージを残して、
2010年に亡くなった。

私たちはそれぞれが、
100年後の皆さんに、
メッセージを残さねばならない。

小売業が残すものは、
店だろうか、商品だろうか。

いつも、だれもが、
そんな気持ちで生きていけば、
絶対にいい社会になる。

〈結城義晴〉

2024年11月09日(土曜日)

糸井重里さんの「旅とお風呂」と日経の「小売り新御三家」

11月の空。
IMG_7440 (002)

セイヨウトネリコの木。
IMG_7441 (002)

すぐに日が暮れる。
新田間川のイルミネーション。
IMG_7438 (002)
これが始まると、
クリスマスが近づいた気分になる。

「ほぼ日」の糸井重里さん。
能登に行ってきた。

そして「旅」を語る。

「どういう旅でも、
だいたい出発の直前までは億劫です」

「たのしみにしているところも、
もちろんあるのですが、
これはぼくの性格です、
必ずめんどくさいと思うのです」

「日帰りならそれほどでもないのです。
その日のうちに帰って来る旅については、
あんがいぼくは行動的なおやじです」

「しかし、一泊でもするとなるとぐずぐずします」

私は違う。

「その理由のひとつが、旅先でも夜のうちに
この『今日のダーリン』を
書くことがわかっているので、
そのための道具立てを
忘れてはいけないということです」

私も[毎日更新宣言ブログ]を書くから、
これは同じだが、道具立てなどいらない。

「あとは、夜に起きていると、
いわゆる小腹が空くのです。
そのときに、
飲みものやちょっと食べるものがないと、
ものすごくさみしい気持ちになっちゃうのです」

メンドクサイ奴だ。

着替えも、先の天気や温度によって
考えなきゃならない。
まさかの雨や暑さ寒さに
備えておこうとがんばります」

私は旅に出る直前に、
ササッとやる。

アメリカの旅でもヨーロッパ旅行でも。

「しかし、荷物はあんまり
大きく重くしたくない。
薬の飲み忘れをしたくないので、
小分けする作業もある。
旅先でどこへ行って、
どんな人に会ってなにをするのか、
予習をしておく必要だってあります」

つくづく面倒な奴。

しかし、日帰りの旅ということになると、
上記のめんどうなことのほとんどが省略できます」

私の場合、日帰りなど旅とは思わない。

「いつも喩えに出しますが、
旅もお風呂に似ています」

「入るまではぐずぐずするし、
やめておこうかとさえ思う。
なのに、入ってしまったら、
ああいいお湯だなぁ、と」

これも私は違う。

お風呂は大好きで、
いつでも、何の抵抗もなく、
思ったらすぐに入る。

旅も気軽にすっと出かける。
それほどの準備はいらない。

「実際、ぼくのする旅のほとんどの回は、
めんどくさいとか言ってたじぶんを忘れて、
『ああ来てよかったなぁ、行ってよかったなぁ」
ということになるのです」

たった一泊、たった二日の能登の旅でしたが、
じぶんにとっても、とても大切な旅になりました」

何が言いたいのかわからんが、
私とは違うということがわかった。

さて日経新聞の11月6日の記事。
「小売り『新御三家』」

「人口増の時代に成長してきた
セブン&アイ・ホールディングスや
イオンに成り代わり、
新たな消費のけん引役が台頭してきた」

「とりわけ総合型小売りチェーンの
『ドン・キホーテ』や『ロピア』、
大手ディスカウントストアのオーケーの
躍進が目を見張る」

いつも指摘するが、
文章がよくない。

ドン・キホーテとロピアが、
総合型小売りチェーンのように読める。
そしてディスカウントストアがオーケー。

業態の概念が、
あいまいでばらばらだ。

アメリカ型の業態概念を、
日本でも長らく使ってきた。
それによるとドン・キホーテは、
「ディスカウントハウス」である。

「ディスカウントストア」は、
かつてのKマート、ウォルマートとターゲットだ。
非食品総合ストアである。

ディスカウントハウスは、
バッタ屋のような安売り店である。
ニューヨークのコルベットが、
それにあたる店だった。

ドン・キホーテは現在は、
ディスカウントストアと呼んでもいいほどに、
業態からフォーマットに転換した。

「総合型小売りチェーン」という分類はない。

一方、オーケーとロピアは、
どちらも完全なスーパーマーケットだ。
食品の売上比率が7割を超える総合ストア。

そして編集委員は言う。
「さしずめ
小売りの『新御三家』とでも

命名しておこう」

エラそう。

「共通しているのが、
人口減が顕著になってきた2010年代から
出店ペースが加速し、
全国的な店舗網づくりに動いている点にある」

「成長の理由の一つがデフレだ」

「少子高齢化と人口減などが重なり、
需給ギャップがなかなか解消しない。
経済成長への期待も薄いなか、
価格競争力のある3社が
消費者の支持をしっかりとつかんだ」

「3社とも通常の低価格チェーンではなく、
独自の売り場・商品づくりを進め、
多様化する消費者志向に対応していることも大きい」

小言幸兵衛のようで申し訳ないが、
これも文章になっていない。
短いセンテンスでキリリと書いてほしい。

ここで記者は、
歴史的に小売りチェーンの盛衰を振り返る。

「チェーン経営は、
店舗の標準化や大量仕入れに伴う
低価格化が武器で、日本の経済成長とともに
ダイエー、イトーヨーカ堂、西友、ジャスコの”4強”を軸に
スーパー、コンビニエンスストアを
展開しながら勢力を拡大してきた」

これもヘンな文章だ。

「バブルがはじけ、人口の伸びが鈍ると
従来型の小売りモデルは行き詰まる」

これも説明が足りない。

「ダイエーやマイカルは経営破綻し、
西友も経営再建を余儀なくされた。
イトーヨーカ堂は店舗数が
ピークの半分程度にまで縮む見込みで、
事業売却に向けて調整が進んでいる」

「直接的な人件費が抑制できる
フランチャイズ経営のコンビニや
賃貸型のショッピングセンターを柱とする
セブンとイオンは生き残ったが、
少なくとも国内での小売り事業の
成長力には陰りが見える」

「4強から2強、そして『0強』の時代」

ここからロピアの説明があり、
ドンキの解説が書かれている。

それは省く。

そして4つの分類に企業名が入って表が提示される。
⑴大手チェーンは、
セブン&アイ、イオン、
さらにファミリーマートとローソン。

⑵地域密着型は、アークス、
アクシアルリテイリング、ヤオコー。

⑶ディスカウント型は、
オーケー、トライアル、コスモス薬品、ダイソー。

⑷独自モデル型は、
ドン・キホーテ、ロピア。

この分類がおかしい。
⑴の大手チェーンに、
ファミリーマートとローソンが入る。

⑵にヤオコーが入っている。

⑶は4社とも全部、業態が異なる。

⑷は私の言葉で言えば、
独自の「フォーマット」をつくった会社だが、
ここにヤオコーが入ってこなければおかしい。

そしてそして、「新御三家」は、
⑶のオーケーと⑷のドンキ、ロピア。

これもおかしい。

業態はめちゃくちゃ。

「今後、消費世界の秩序はどうなるのか。
セブンやイオンのような
与党系チェーンは勢いを失いつつも、
生活インフラの中心として残る」

ならば野党系チェーンはどこか。
これははっきりと書かねば原稿にならない。

「一方で、地域密着型、ディスカウントストア型、
独自モデル型などがさらに幅をきかす、
多極化した勢力図に塗り替わっていく」

「幅を利かす」は失礼だ。

結語。
「政治も経済も過去の成功パターンは、
通じないのだ」

ん~、終わりもありきたり。

ピーター・ドラッカー。
「力を集中するための第一の法則は、
もはや生産的でなくなった
過去のものを捨てることである」

生産的で必要な過去のものは、
捨ててはならない。

ものごとを二つに分けて考えることは、
やめにしよう。

〈結城義晴〉

2024年11月08日(金曜日)

商人舎流通SuperNewsの「決算・店」と井上ひさしの「面白く」

商人舎流通SuperNews。
スクリーンショット_9-11-2024_102149_news.shoninsha.co.jp
日々、順調にニュースを配信しています。

企業から発せられる内容を、
偏見なくそのままに報道します。

ファクトです。

中間決算ニュース。

ヤマダnews|
第2Q売上高7960億円2.7%増・経常利益14%増と上期好調

「ヤマダ電器から電器がとれる」
ずっと言い続けてきて、
今、㈱ヤマダホールディングス。
「電器」がとれた。

子会社にヤマダデンキはあるけれど。

その中間連結業績は、
売上高7960億円(前期比2.7%増)、
営業利益232億円(14.1%増)、
経常利益248億円(5.0%増)。
増収増益。

営業利益率は2.9%、
経常利益率は3.1%。

業績好調の要因は、
①耐久消費財の需要増加、
②猛暑によるエアコン販売の伸長、
③住建部門の回復傾向。

サミットnews|
第2Q営業収益1796億円4.9%増・経常利益23億円27.1%減

住友商事の100%子会社で上場はしていない。
けれど決算を公開し、記者会見まで開く。

2025年3月第2四半期決算は、
営業収益1796億円(前年同期比4.9%増)、
営業利益25億8200万円(20.6%減)、
経常利益23億1300万円(27.1%減)。
増収減益。

多くのスーパーマーケット企業の潮流。

営業利益率1.4%、経常利益率1.3%。

売上高構成比は生鮮3部門が33.8%、
惣菜とベーカリーが12.0%、
加工食品・菓子・デイリーが47.7%。
家庭用品と衣料品が6.5%。

これがサミットストアの構成比だ。

部門別には青果が6.0%増、
加工食品が6.6%増、菓子が7.1%増。

営業総利益率(粗利益率)は、
生鮮食品24.7%、
惣菜・ベーカリー44.2%、
その他食品25.3%、
家庭用品・衣料品31.0%。

全体の粗利益率は32.2%。

海外ニュースは、
クローガーnews|
25年ダラス北部に「アジアン・クローガー」2店舗開設予定

「アジアン・クローガー」をオープンさせる。
Kroger

アジア人の人口が増えているエリア。
ダラス北部のデントンとコリン群。

アジアン商品を中心に、
マルチ文化な商品を幅広く品揃えする。

さらに新しいデザイン、新しいサイネージを採用。
ポジショニングが変われば、
目に見えるイメージも変える。

これは楽しみだ。

是非、見に行きたい。
一緒に行きましょう。
来年になるが。

クローガーは昨2023年9月に、
テキサス州ヒューストンに、
「ヒスパニック・クローガー」を開設した。

新PB「Mercado」も約50アイテム投入。

これもポジションング戦略の常道だ。

一方、日本の新店。

平和堂news|
11/15「平和堂守山小幡店」オープン/名古屋市内6店舗目

「平和堂守山小幡店」
愛知県内では20店舗目、
平和堂全店では166店舗。

売場面積は462坪。
業態はスーパーマーケット。

看板に「HEIWADO」。
heiwado_moriyama-650x445

滋賀県や京都・大阪では、
「フレンドマート」のバナーで、
スーパーマーケットを展開する。

それは平和堂の大型店が多く、
しかも顧客が平和堂をよく知っているからだ。

しかし東海地区は、
平和堂の新しいドミナントである。

だからスーパーマーケットも、
「HEIWADO」のバナーで行く。

これもポジショニング戦略として、
正しい意思決定だ。

敷地面積約6505㎡(1968坪)、
店舗面積約2623㎡(793坪)、
営業面積約1527㎡(462坪)。
駐車台数約140台、駐輪台数83台。

いい店だ。

カスミnews|
フードスクエアカスミバイユー江戸川松江店(496坪)11/15開設店舗

フードスクエアカスミバイユー江戸川松江店。
売場面積496坪で目標年商は24億円。

コカコーラの工場跡地に、
「By-U(バイユー)江戸川松江」が建設される。
その商業施設の1階に出店。

無印良品が出店するし、
ドラッグストアのクリエイトもオープン入居する。
カスミの生鮮と惣菜の最新MDが投入される。

11月は出店も改装も活発だ。

政情がどうあろうとも、
チェーンストアは店舗に投資する。

それが社会貢献である。

「折々のことば」第3256回。

理屈でわかっているようなものを書くと、
全然面白くありません。
(井上ひさし)

理屈でわかっているような店も、
面白くはない。

「練って練って、
あれは駄目、これも駄目と、
果てしなく試みてようやっと
出てくるものだけを信じている」

「どのような言葉だと、
あの人、この人に届くかを
ていねいに考え抜いてはじめて、
情感も一人ひとりに及ぶ」

「同じ顔がないように、
同じことを言う人もいない」

「誰が言っても同じことは
誰の心も打たない」

『ふかいことをおもしろく』から。
81mNOOORUjL._SL1500_

以て自戒とすべし。

そして店づくりにもこれは当てはまる。

この本の中の井上ひさしの言葉。

「情報をどんどん入れて知識になり
知識を集めて知恵を作っていく
どんな仕事もきっと同じはず」

その通り。

情報が知識となり、
それが知恵となる。

店は知恵の結晶のようなものだ。

「見る人が目の前にいるのが
一番厳しく、しかし面白い」

商売は顧客が見ている。
一番厳しく、しかし面白い。

「明日命が終わるにしても
今日やることはある」

私も明日命が終わろうとも、
今日やることをやる。

〈結城義晴〉

2024年11月07日(木曜日)

日本スーパーマーケット協会の「年金制度改正の考え方」

二十四節気の立冬。

東京で「木枯らし1号」が吹いた。

気象庁の発表。
午前10時54分の東京。
最大瞬間風速13.7mが観測された。

10月半ばから11月末までに、
冬型の気圧配置のなかで吹く、
最大風速8m以上の北寄りの風。

それが「木枯らし1号」

嬉しいのか、寂しいのか。
どう表現したらいいか。

それでも冬が立った。

商人舎オフィスに、
「セルコレポート」が届けられた。IMG_7426 (002)

私の連載は「艱難は商人を鍛える」
第31回。
IMG_7424 (002)

艱難の商人の姿を書いてきた。
自分の艱難まで披露してしまった。

今月はあまり知られていないエピソード。

ご愛読をお願いします。

それから小冊子が送られてきた。
[JSA2024特別対談]
「年金制度改正に対する
私どもの考え方」IMG_7431 (002)

岩崎高治さんと高橋俊之さんの対談。
岩崎さんはもちろん、
日本スーパーマーケット協会会長で、
㈱ライフコーポレーション社長。
高橋さんは㈱日本総合研究所特任研究員。
年金制度のスペシャリスト。IMG_7427 (002)

送付レターには協会の加藤貴文さんから、
メッセージが書かれていた。

私の11月2日のブログで、
「10万円の壁問題」を取り上げた。

「年収の壁」への「部分連合」と
岩崎高治・川野澄人の発言

国民民主党と自民党・公明党が、
「103万円の壁」に関して、
協議を始める。

岩崎さんが日経新聞にコメントし、
川野澄人さんはJSA25周年記念の、
副会長パネルディスカッションで発言した。

「税と社会保険をセットで変えて、
シンプルにする」
それが協会の考え方だ。

私は賛意を示した。
それをブログに書いた。

そのことへのお礼として、
わざわざ冊子をお送りいただいた。
嬉しいことだ。

この冊子はよくできている。IMG_7429 (002)

協会のホームページに、
PDFで掲載されている。

是非、読んでほしい。
各社で検討してほしい。

この対談の最後に書かれている。
それが私の考えと一致していた。

すぐにはできないだろうけれど、
よく話し合って納得したうえで、
社会的にも了解を得てから、
「配偶者手当」を廃止する。
「子にかかわる扶養手当」は増額する。

是非とも進めてほしいと思う。

女性が男性に、妻が夫に、
扶養されているという考え方が、
解消されない限り、
税と保険の問題は解決しない。

本当の意味での男女同権にはならない。

それが実現されれば、
小売業にも女性本来の力が発揮される。

やる気があって能力も高い女性たちが続々と、
経営幹部に登用されることになるだろう。

私はそう思う。

「年金の壁問題」の根はここにある。

選択的夫婦別姓の問題にも、
絡んでいるのだろう。

日本スーパーマーケット協会は、
国際的で正当な考え方をもっていると感心した。

アメリカ大統領選挙では、
ドナルド・トランプが二度も、
女性候補に勝った。

8年前はヒラリー・クリントン。
今回はカマラ・ハリス。

ことさらにマッチョな「男」を強調して。

だから今回の選挙応援には、
プロレスラーのハルク・ホーガンが登場した。

そして大統領の直接選挙では、
まだまだ男性が強い。

テレビ朝日のモーニングショーで、
玉川徹コメンテーターが言っていた。
先進国首脳会議「G7」の国で、
女性が大統領に選ばれたことはない。

議会の多数派の党首として、
首相になった女性政治家はいる。
そしていい政治をした。

イギリスのマーガレット・サッチャー、
ドイツのアンゲラ・メルケル。

イタリアのジョルジャ・メローニは、
ちょっと危険だけれど、
彼女も直接選挙では選ばれていない。

なるほど。

先進国の直接民主制度では、
まだ女性大統領は生まれていない。

日本の高市早苗さんも、
直接選挙ではなく、
自民党の党内総裁選挙である。
だから可能性は高かった。

まだまだガラスの天井はある。

まずは配偶者手当から始める。
それがやがて本当の男女同権につながる。

私は女性の能力を高く買っている。
前にも書いたけれど、
PTA活動のときにそれを実感した。

㈱商業界の時代にも、
私が採用した新入社員は、
圧倒的に女性が多かった。

ジャーナリストの候補生としても、
優れていた。

そしてわが㈱商人舎も、
女性たちの力がなければ成り立たない。

日本社会の未来も、
女性にかかっている。

ほんとうにそう思う。
みなさんは、どう考えるだろうか。

〈結城義晴〉

2024年11月06日(水曜日)

「離島振興地方創生協会」への参画と「トランプ大統領復帰」の考察

有楽町駅前のマリオン。
IMG_7416 (002)

右がルミネ、
左が阪急メンズ東京。IMG_7415 (002)

11階の窓から東京駅が見える。IMG_7413 (002)

叙々苑の「游玄亭」
ランチはリーズナブルだ。IMG_7414 (002)

千野和利さんとランチミーティング。
一般社団法人離島振興地方創生協会理事長。
元阪急オアシス社長。IMG_7411 (002)
離島振興地方創生協会は、
略して「離創協」と呼ばれる。

千野さんはその理想郷に向かって、
全力で走り続けている。

協会設立は2020年4月。

すると世界中が、
新型コロナパンデミックに襲われた。

しかし千野さんはその中で、
⾷品産業の振興を通じて、
離島や地⽅の⼈⼝減を⾷い⽌める活動を続けた。
「⾷料⾃給率を向上させ、
⽇本に豊かさと元気を取り戻す」

この⽬標を掲げて動き続けた。

この4年間で⻑崎県の離島を軸に、
100回以上も離島を訪問した。
40回を超えるフェアを開催し、
16回、展⽰会に出展した。

現在、正会員は74社、賛助会員は91社。
まだまだ増え続けている。

離島や地⽅の⽣産者と、
都市部の消費者を仲⽴ちする。

その事業にスーパーマーケットが機能する。

離創協は3つのフォーマットを策定する。
第1はバリューチェーンの構築、
第2は⽣産基盤整備、
第3は⽣活基盤整備。

参集した正会員、賛助会員の、
知⾒や能⼒、技術、ノウハウなどは、
離島や地⽅へと展開されていく。

現在は離島の産品を都市に送るだけでなく、
長崎県全域の生産基盤整備事業に乗り出している。

大石賢吾長崎県知事は、
千野さんのビジョンと行動力に感銘を受け、
今や離創協と一体となって、
長崎県の食品産業の振興に突き進む。
★top-messeage_-2048x1353
この協会の目標を達成するためには、
何よりも第1のバリューチェーンの構築が必要だ。

第2の生産基盤の整備は、
驚くほどのスピードで進んでいる。

気候変動で日本の水産業や農業は、
大きな変化を求められている。

それへの対応の一部を離創協が担う。

その話を聞かせてもらった。

私も感動した。
そして微力ながら、
少しだけ協力させていただくことにした。

このブログを読む皆さんの、
離創協への参画をお願いしたい。

離島から地方へ。

離創協の活動は広がっている。

さて、
アメリカ大統領選挙。
ドナルド・トランプ前大統領が勝利した。
trunp

あっけないほどの決着だった。

日本経済新聞ワシントン支局長が、
すぐに電子版に記事を書いた。
「世界揺さぶる大国の放縦」
大越匡洋(まさひろ)さん。

まったくこの記事の通りだと、感心した。

1995年、早稲田大学政治経済学部を卒業、
日経新聞に入って経済・金融政策の取材記者となり、
2005年から2年間、自民党、民主党を担当。
2012年から4年間、北京に赴任。
発足したばかりの習近平政権下の中国を取材、
重慶支局長を兼務。
2021年4月にワシントン赴任、
2022年4月からワシントン支局長。

「民主主義は、
1人の独裁者が終わらせることも、
1人の英雄が救うこともできない。
有権者全員がその命運を握る」

「大統領選の投票数は過去20年で
3割増の1億6千万票程度となる見通しだ。
米国は今も成長する民主主義国である」

大越さんはアメリカに希望をもっている。
私と同じだ。

「ところが二大政党はいずれも
相手を圧倒する多数派を作れず、
全人口の18%ほどの激戦州が全体を決した」

「共和は移民対策、民主は人工中絶の権利を重視したが、
政策論争は乏しい」

「トランプ氏の『人格への疑問』と、
ハリス氏の『能力への疑問』の争いに終始した」

その通りだ。

「トランプ氏は政敵を
『中国やロシアより危険な内なる敵』と呼び、
『軍隊が対処できる』とうそぶいた」

「社会の分断を自身の政治力の糧とする人物が
再び権力を握る」

これが正確な見方だと思う。

「2年後の建国250年を前に米有権者は
『冷たい内戦』の終結ではなく、
常態化する道を選んだ」

「ロシアのウクライナ侵略、
中東での報復の応酬と、
過去4年で世界は『戦時』に入った」

これも私の認識と同じだ。
今、世界は「戦時」にある。

「だが選挙戦は憎悪と中傷に明け暮れ、
世界における米国の役割を示す責任は棚上げされた」

ほんとうに残念なことだった。

米議会選出の超党派専門家集団「米国防戦略委員会」が、
今年の夏に報告書で警告した。

「米国が直面している脅威は1945年以来、
最も深刻かつ困難」

「近い将来の大規模な戦争の可能性をはらんでいる」
第3次世界大戦である。

「中国、ロシア、イラン、北朝鮮が枢軸を作り、
米主導の国際秩序を弱体化させようと動く」

ジョンズ・ホプキンス大学のハル・ブランズ教授。
「第2次大戦前の時代と不気味なほど似ている」

「各地域の危機が融合し、
頂点に達したとき大戦は始まった」

大越さん。
「内向きに傾く米国自身が危機を増幅する」

「トランプ主義は『超大国』の内側で、
報われない思いを抱く人々の怒りを燃料に、
孤立主義や大衆迎合主義の火をたき付ける」

「反米の枢軸は米国の疲労回復を待ちはしない」

政治学者のヤシャ・モンク氏。
「『自然は真空を嫌う』ように、
米国が国際秩序を形作る役割から手を引けば
中ロが代わりに出てくる」

アジアもヨーロッパも。

「世界の不安から米国だけ
無縁でいることはできず、
世界の現実と関わる以外に
米国に選択肢はない」

この認識が正しい。
すべてのアメリカ人が、
「世界の現実」と関わるしかない。

「再選を気にする必要のないトランプ氏が
1期目より放縦になれば、
米自身が危機の引き金に指をかけることになる」

「内憂の癒えぬ盟主を抱え、
秩序の『真空』を防ぐことが
日本など同盟国の共通の試練となる」

最後の言葉。
「長い4年が始まる」

ワシントン支局長の見解、
同感だ。

ドナルド・トランプ新大統領が、
ウクライナとパレスチナの、
二つの戦争を終わらせて、
世界に平和をもたらすのか。

それを熱望するものだが、
米国が国際秩序を守護する役割から手を引けば、
中国とロシアが代わりに出てくる。

私も長い4年だと思う。

〈結城義晴〉

2024年11月05日(火曜日)

月刊商人舎11月号の「責了」と米国大統領選の「亡霊の徘徊」

Everyone, Good Tuesday!
[2024vol㊺]

2024年第45週。
11月第2週。

月刊商人舎11月号の責了の日。

朝から原稿執筆。
特集の「まえがき」と「あとがき」。
これは結城義晴が書くから、
月刊商人舎らしさが出る。

特集がまとまる。

それから表紙のCover Message、
最後にMessage of November。

これらを一気に書き上げて、
責了した。

11月号も、いい雑誌です。
表紙のデザインも斬新です。
デザイナーの七海真理さんのセンス全開。

今の小売産業、チェーンストア産業に、
極めて重要なテーマを特集にした。

それから特別企画は中間決算の総括。
これは大胆な仕掛けをした。
ご批判を仰ぎたい。

それから特別研究。
これも実に面白い。
役に立つ。

必読の記事となった。

お疲れ様、
ありがとう。
IMG_7408 (002)
今月の広告は伊藤園です。

さて、
アメリカ合衆国大統領選挙。

私は自分の国では、
とくに支持する政党がない。

というよりも、
支持政党をもてない。

しかしアメリカに関しては、
選挙権もないのに、
ずっと民主党を支持している。

トーマス・ジェファーソンが創始したのが、
民主共和党(Democratic-Republican Party)。

アンドリュー・ジャクソンが大統領となって、
民主党(Democratic Party)と名前を変えた。

私も民主主義を信じる者のひとりだ。

民主党はどちらかと言えば、
「大きな政府」を志向する。
大都市圏の東海岸と西海岸が支持基盤。

戦前のフランクリン・ルーズベルト、

戦後はハリー・トルーマン。
そしてあのジョン・F・ケネディ。

それからジミー・カーター。
ビル・クリントン。

最近ではバラク・オバマ。

そして今の大統領候補は、
カマラ・ハリス。

日経新聞「Deep Insight」
「歌を忘れたアメリカ」
国際報道センター長の吉野直也さん。

大正時代につくられた童謡、
「歌を忘れたカナリア」。

「歌を忘れたカナリアは
後ろの山に捨てましょか
いえいえそれはなりませぬ♪」

「歌を歌う」本分を忘れてしまったカナリアに、
戒めを込めた童謡だ。

「民主主義」は米国にとって本分である。
つまりアメリカの歌はデモクラシーだ。

米国はその伝道師を自任してきたし、
大統領選はそのお手本と称されてきた。

「対立候補への悪口雑言や噓をいとわない、
3度目の共和党大統領候補、
トランプ前大統領は民主主義のお手本ではない」

「悪口は慎みなさい」
「噓をついてはいけません」

「大人が子供に教えてきた道徳的な価値と、
トランプ氏の発言は相反する」

道徳的な価値は、
民主主義を支える根幹だ。

「トランプの誹謗中傷や噓に鈍感になるのは、
信じてきた道徳的な価値の倒錯を
受け入れることになる」

「社会はやがて規律と秩序を失い、
混乱を深める」

米国での民主主義の揺らぎは、
大統領選の候補選びにも表れた。
共和党は終始「トランプ1強」、
民主党はハリス氏が予備選を経なかった。

米国際政治学者ケント・カルダー、
ジョンズ・ホプキンス大学教授の総括。
「両党とも民主主義の本質である競争に欠けていた。
民主主義の機能が衰えた」

元青山学院大教授の会田弘継氏の近著、
「それでもなぜ、
トランプは支持されるのか」
81peKZeq1rL._SL1500_

日経新聞の書評。

ゴジラはなぜ、何度も何度も、
日本に戻ってくるのか――。
米大統領選のトランプ支持の背景を、
映画「ゴジラ」を用いて説明した。

ゴジラは核実験で放射能を浴び、
突然変異を起こした
古代恐竜の一種と特徴付けられ、
南方で無念の死を遂げた「亡霊」ととらえられた。

熱狂的なまでに支持される、
あるいは恐れられるトランプは、
何の亡霊なのか。

民主主義が壊れたからか、
米国主導の国際秩序が行き詰まったからか。

著者。
「幸福な国は、
トランプを大統領に選んだりしない。
絶望している国だから選んだのだ」

納得。

トランプ支持者として知られ、
主流メディアから袋だたきにされる、
元FOXニュースの政治コメンテーター。
タッカー・カールソン。
その著書『愚者の船』(Ship of Fools)
Ship_of_Fools_Cover
「人々の絶望は民主、共和の二大政党が
『共犯』になってもたらした結果だろう」

「トランプが絶望の国、米国の亡霊だとしたら、
大統領選の勝敗に関係なく徘徊する」

「トランプは病因ではない、
病状なのだ」

納得。

私も長らく続けてきた民主党支持を、
改めねばならないかもしれない。

かといって「亡霊」を支持する気は、
毛頭ない。

私はそれでも民主主義を信じる。

そしてことチェーンストアに関して、
幸いにアメリカは「絶望の国」ではない。

2024年の大統領予備選には、
実質的な競争はなかった。
けれど米国小売業にはそれがある。

だから「絶望の小売業」とはならないのだ。

では、みなさん、今週も、
競争は健全な社会をつくる。

Good Tuesday!

〈結城義晴〉

2024年11月04日(月曜日)

セブン&アイの「愛ではなく、金に生きる人は病む人である」

11月4日。
「文化の日」の振り替え休日。

ユネスコ憲章発効の日だ。
ユネスコは国連教育科学文化機関。
OIP (2)

毎日新聞「余録」が取り上げた。

「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、
人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」

憲章の前文の一節。

設立は第二次世界大戦終結の翌年、1946年。

前文の草案を書いたのは、
米国の詩人アーチボルド・マクリーシュ。

戦場には世界遺産も多い。
ウクライナ南部オデッサの歴史地区、
ガザの聖ヒラリオン修道院。

ユネスコはこれらを「危機遺産」に登録して、
保護を呼び掛けた。

マクリーシュ。
「愛ではなく
憎しみによって生きる人は
病む人である」

コラムニスト。
「胸に手を当て自らに問いたい。
異なる意見に耳を傾け、
心に平和のとりでを築けているだろうかと」

さて日経新聞「経営の視点」
田中陽編集委員が指摘する。
「セブン&アイ、主体性はどこに」

カナダのアリマンタシォン・クシュタール(ACT)が、
1株14.86ドルで買収提案をした。
homepage-carousel-scaled (1)

それを受けたセブン&アイ・ホールディングス。
「著しく過小評価している」
極めて厳しい表現で拒否した。

田中さん。
「セブン&アイは、
ACT社が待ち構えるリングに自ら上がり、
ファイティングポーズをとった」

クシュタールは、
「待ってましたとばかりに
価格を18.19ドルに引き上げて再提案した」

M&Aを巡り、経済産業省は昨年、
「企業買収における行動指針」を公表し、
当事者にベストプラクティスの提示を求めた。
最終的な落としどころは誰もが納得する株価に違いない。

セブン&アイは、
独立社外取締役を長とする特別委員会を設置し、
慎重かつ網羅的に検討した。

「セブン&アイの現体制は、
2016年の経営の混乱により生まれた」
鈴木敏文会長の退陣である。

それが意思決定の頭脳の喪失になったと、
私は思う。

そして内外の有識者からなる社外取締役たちが、
代わりに頭脳の役割を担った。

その結果、
「投資家などとの真摯な対話を通じ、
価値創造に取り組む姿勢を示し続ける」

結果はどうか。

「経営効率の悪さを、
ファンドなどから鋭く突かれるや、
社外取締役からの”ご託宣”もあり、
不採算事業の切り離しなど
模範演技のような善後策を連打した」

「だが、労働集約的で
地域経済とも密接な小売業は
教科書以前に
相手の気持ちを解きほぐす必要もあり、
対応を怠って社会問題化することもあった」

「主体性が乏しい優等生になった結果、
いつしか革新性や経営のスピード感が薄まった」

同感だ。

「頼みの日米コンビニ事業は
変化に対応できず変調をきたし始めている」

「著しく過小評価」の表現は、
「早々に買収の焦点を株価にしてしまった」

その通りだ。
相手の土俵に乗ってしまった。

「1日終値でドル換算した足元の株価は14.21ドルで
当初の買収価格にも及んでいない。皮肉だ」

ここからが田中さんの見解。
「そもそも、回答では、
コンビニ経営の質が違うことを訴える案もあるはずだ」

その通りだ。

「両社は母国市場での成長過程が全く異なる」

「M&Aが軸で直営店を中心に
ガソリンやたばこが有力商材のACT社。
フランチャイズ契約の店を積み上げ、
弁当やおにぎりなど食品が主力のセブン-イレブン」
bnr_pr_1920x630_concept

「セブンは中小商店の店主が
コンビニの可能性に賭けて成長してきた業態だ」

「共存共栄を図る商人の集団。
企業価値の源泉はそこにある」

まさにその通り。同感だ。

「株価の議論よりも、
社風、理念を擦り合わせるリングに
誘い込むべきではなかったか」

「そんな機微を高名な社外取締役は
どこまで理解しているだろうか」

「具体的には書かれていないが、
回答で『本源的価値』の文言があったのは救いだ」

「もう結果を伴わない
模範演技・回答はいらない」

日経新聞らしい、筋の通った論調だ。

商人の論理と株価の議論。

会社は株主のためだけにあるのではない。
顧客のためであり、従業員のためであり、
フランチャイズならば加盟店のためでもある。

今、求められているのは、
セブン&アイが依って立つものを、
思い起こし、強く自覚することだ。

まだまだ遅くはないと思う。

「アイではなく、
金によって生きる人は、
病む人である」

〈結城義晴〉

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人

東北関東大震災へのメッセージ

ミドルマネジメント研修会
海外視察研修会
商人舎の新刊
前略お店さま

チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
2025年7月
« 6月  
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031 
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.