結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年03月14日(水曜日)

村岡桃佳の大回転金メダルと阪急オアシス「Kitchen&Market」

平昌パラリンピック。
とうとう金メダリストが出ました。

村岡桃佳選手。
アルペンスキー女子大回転座位。
21歳の早稲田大学生。

日本勢の金メダルは今大会初めて。

村岡自身は今大会4個目のメダル。
滑降女子(座位)の銀、
スーパー大回転女子の銅、
スーパー複合女子の銅。

埼玉県深谷市出身。
4歳で横断性脊髄炎を発症。
車椅子生活になった。

小学生の時からスポーツに励み、
中学2年からアルペンスキーに取り組む。

正智深谷高2年の2014年、
ソチ・パラリンピック初出場。
大回転座位で5位入賞。

今回、一挙に花開いた。

早稲田ではスキー部に所属して寮生活。
日本代表チームの合宿や遠征に参加し、
日本を代表するアスリートになった。

勇気を与えてくれる女性選手だ。

おめでとう。

そして商人舎流通SuperNews。
阪急オアシスnews|
旧大阪三越伊勢丹跡にEATALY進化版「Kitchen&Market」

とうとう発表されました。
修正:キッチンマーケット_MAP
千野和利会長兼社長からは、
私、昨年からこの話を聞いていた。

話を聞くだけでも、
ドキドキワクワク。

何しろ阪急オアシスが、
EATALYの進化版に挑戦するのだ。

千野さんは3月末日をもって退任。
だからその最後の花道を飾る店となる。

阪急オアシスの幹部から従業員まで、
一段と気合が入っているに違いない。

月刊商人舎3月号は、
We Sell What We Cook,and,
We Cook What We Sell.

内食vs外食⇒+中食⇒Grocerantを超える世界
月刊商人舎3月号表紙0

ケーススタディは、
エブリイOkanaka津高の全貌
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この意欲的な店舗の開発者は、
(株)エブリイホーミイホールディングス。
その社長の岡﨑雅廣さんは、
千野さんの阪急百貨店時代からの後輩で、
現在も阪急オアシスの仲間だ。

2011年の3月とその翌年春に、
私がコーディネートして、
アメリカで研修会を開いた。
「春のUSAスーパーマーケット特別視察研修」

当時の阪食、エブリイと、
サンシャインチェーン、ハローデイ。
クローズド研修会だった。

千野さんも岡崎さんも参加してくれた。
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それがいま、花開こうとしている。
うれしい限りだ。

今月号の巻頭言。
[Message of March]
「和をもって貴しとなす」
B

「以和為貴――」。
和をもって貴しとなす。
しかし、この「和」は、
「同」ではない。

「和」とは、
互いに協調することだ。
だから「和する」ためには、
もともとそれぞれが違わねばならない。

いや、もともとは、
みな、異なるものなのだ。
だから和する。
それが貴い。

「同」は、
同じであること。
等しいこと。
異なることの反対である。

「論語」にある。
子曰く、
君子は和して同ぜず、
小人は同じて和せず。

内食と外食をいま、
「和して同ぜず」でまとめる。
「同じて和せず」はいけない。
それがGrocerantの本質だ。

「Sell」と「Cook」をいま、
和して同ぜずで調和させる。
同じて和せずではない。
それがGrocerantを超える世界を創る。
〈結城義晴〉

阪急オアシスもエブリイも、
「同」ではない。
「和して同ぜず」である。
サンシャインチェーンもハローデイも、
「同じて和せず」ではない。

そして「地球イータリー化現象」は、
「Sell」と「Cook」とを、
和して同ぜずで調和させるのである。

〈結城義晴〉

2018年03月13日(火曜日)

イオン・三越伊勢丹ポイント提携と平和堂米国研修勉強会・報告会

三寒に萎えて四温に励まさる
〈朝日俳壇より 吹田市・久留島信子〉

(稲畑汀子選評)
三寒四温の中で体が萎えたり、
また励まされたりして生きていく。

滋賀県彦根で目覚めると、
ホテルの窓から彦根城。DSCN2197-1

姫路城、松本城、犬山城とともに、
国宝に指定されている。
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さて、商人舎流通SuperNews。
イオンnews|
2018夏三越伊勢丹とポイント相互交換/共同ATM設置

イオンのアライアンス戦略が続く。
eコマースのプラットフォーム構築では、
ソフトバンク&ヤフーと協働し、
ポイントプログラムでは、
三越伊勢丹ホールディングスと組む。

イオンは日本の小売業第1位。
三越伊勢丹は百貨店トップ。

昨年2月期決算でイオンが8兆2101億円、
三越伊勢丹は1兆2535億円。

イオングループの「WAON POINT」と、
三越伊勢丹の「エムアイポイント」。
ポイントの相互交換から始まるが、
たとえポイントプログラム提携と言えど、
超大型の案件である。

アメリカではアルバートソンが、
ライトエードと経営統合する。
前者はスーパーマーケット第2位、
後者はドラッグストア第3位。

日本でも今後、こういった大型の提携が、
頻発するに違いない。

私は彦根城が見えるホテルを後に、
南彦根の㈱平和堂本部へ。
通称「HATOC (ハトック)」

2階の大ホール。
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5月にアメリカ研修を行う。
テキサス州ダラス周辺と、
カリフォルニア―州サンフランシスコ。
私はそのコディネーター。

平和堂のアメリカ研修会は、
2011年から年2回ずつ開催して、
今回で8年目。

春の研修チームで第15団となる。

今回で総勢589名をアメリカに引率し、
指導してきた。

午前はその第15団のための事前勉強会。
午後は昨秋派遣された第14団の報告会。

進行は三輪亮介さん。
教育人事部人材育成課。
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第15団は派遣者40名に、
三輪さんをはじめ事務局が同行する。

午前中は私の2時間の事前講義。
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第15団は主任クラスが半分ほど。
だからアメリカの人口動態や、
経済状況、視察地の商業競争環境などを
ていねいに、わかりやすく講義する。
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世界最大小売業のウォルマートにも、
たった2店舗のドロシー・レーンにも、
共通する理念やミッションがある。
企業は、戦略や戦術も大切だが、
何よりも経営理念が貫かれなければ、
それらにも意味がない。

平和堂もグループ憲章や社是が、
何よりも優先されなければならない。

そんな講義をした。
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世界小売業の歴史を魚の目で解説しつつ、
鳥の目でアメリカを学ぶ。
そのポイントを整理し、
出発までの宿題を課した。
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昼食はHATOC名物の社員食堂。
平松正嗣社長、
夏原行平専務、夏原陽平常務と、
最近の流通談義。

イオンと三越伊勢丹の提携も、
当然ながら話題になった。

そして午後は、
第14団アメリカ視察派遣チームからの、
班ごとの報告会。

平松社長をはじめ、
経営幹部と商品部課長、
エリアマネジャーの皆さんが参集。
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第14団は昨年10月10日から1週間、
ダラス、サンフランシスコを視察した。

報告会の冒頭に、
14団副団長だった杉山茂生さんが挨拶。
アルプラザ醍醐支配人。
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14団も主任や若手が多いチームだった。

だから渡米前に、全員が、
ストアコンパリゾンの訓練を行った。

そのスキルを身に着けて、
アメリカ視察に臨んだ。

そのうえで学んだことを、
それぞれの現場でどのように活かして、
成果につなげたか。

6班に分かれたメンバーが報告する。
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それを次に渡米する第15団のメンバーと、
後列に並ぶ幹部が聞く。DSCN8250-1

真ん中が平松さん、手前は福嶋繁さん。
取締役店舗営業本部長で、
コーネル・ジャパン3期生。DSCN8251-1

2つの班の発表が終わると、
参加している幹部から質問が飛ぶ。DSCN8258-1

それに、自分の言葉で堂々と答える。
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この質疑応答が、
現場と幹部のコミュニケーションになる。

質疑応答を15団のメンバーが聞いている。
彼らにも本当に勉強になる。DSCN8263-1

質疑応答のあとに、
私の講評。

これを2班ずつ、3回繰り返す。DSCN8265-1

最後の最後の質問者は、
福嶋店舗営業本部長。
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3つの質問をした。
そのうえで、
報告会の緊張した会場を和ませてくれた。
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6つの班の報告が終わって、
私の総評。
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7年の研修を重ねて、
プレゼンテーションスキルが、
格段に上がった。
それにつれてマーチャンダイジングも、
さらにオペレーションも充実してきた。
それがマネジメントレベルの、
向上をもたらす。

「ソシオテクニカルシステム論」は、
故杉山昭次郎先生の持論だが、
それ持ち出して、
この7年ほどの平和堂の変容を説明した。

それから平昌オリンピックの、
チームパシュートと鎖の経営。

チェーンストアの鎖の軽さと強さを、
すべての平和堂マンに求めた。
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私のあとは、
第14団を率いた佐々木裕さん。
滋賀大型店営業部長。

佐々木さんは、
皆の報告を聞いて、
ちょっと感動ぎみ。

それだけいい報告会だった。
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最後は平松社長からの総評。

平和堂の現場は店長・店次長と、
主任クラスの人材が支える。

だから彼らこそが、
現場を変える力を持っている。

そして売場は小売業にとって、
最大の宣伝媒体である。

その売場を担う店長と主任に、
大いに期待する。

もっともっとアメリカで学んでほしい。

平松さんは第15団にエールを贈った。
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報告会が終わって14団は、
食堂で懇親会。
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昨年10月の視察時の写真を、
スクリーンに映しながら、
体験談や思い出話に花が咲く。
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一方、15団はこちらも6つの班ごとに、
視察の課題やテーマをディスカッション。

それぞれの課題を班長が発表。
それを聞いて、
私の講評とサジェスチョン。
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いつものように、
「セレンディピティ」の話。

第15団の成功を祈念して、
田中仁史団長と平和洋史副団長(右)。
田中さんは取締役食品統括兼生鮮食品事業部長。
平和(ひらわ)さんはSM営業部SM第2エリアマネージャー。
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最後に食堂に戻って、
第14団メンバーと今日の参加者全員で、
ハトッピーポーズ。
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最後に夏原陽平さんとポーズ。
やっぱり、これだね。
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そだね。

「すぐ役に立つことは、
すぐに役立たなくなる」
灘高校の国語教師・橋本武先生の言葉。

平和堂のアメリカ研修は、
東日本大震災の後に始まった。

そして学ぶ組織づくりが、
マネジメントレベルを上げてきた。

しかし、まだまだです。

〈結城義晴〉

2018年03月12日(月曜日)

糸井重里「過ぎないこと」と松本晃「この指とーまれ!」

Everybody! Good Monday!
[2018vol11]

2018年第11週。
3月第3週。

韓国平昌では冬季パラリンピック。
今回はNHKが懸命に報道してくれて、
選手団の活躍がよくわかる。

力は及ばないが、
応援したい。

しかし日本では、花粉が飛び交っている。
商人舎オフィスの裏の遊歩道。
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Weekly商人舎。
月曜朝一・2週間販促企画。

WeeklyManagementの際、
「2週間の視野」は重要な区切りとなる。

2月末決算が終わった会社は、
盛大なディスカウント攻勢。
3月末決算の企業は利益確保。

このギャップが出るのが今の時期。
それを指摘した。

さて夕方、新幹線のぞみ。
新横浜を出るとすぐに丹沢。
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春らしくちょっともやっている。

富士は、頂がちょっとだけ見えた。
それでも満足。
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米原で乗り換えて、彦根へ。
ホテルの窓から夕闇が迫る街が見える。DSCN8205.JPG8

彦根城が点灯されて浮き上がる。
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美しい。
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すぐに近江肉料理の華見へ。
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美しいステンドグラスの灯り。
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「近江牛の一生」
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先付けには「一期一会」
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食べて、飲んで、近江牛料理を堪能。

(株)平和堂のみなさん。
右から本持真二さん、
三田村勝彦さん、島津克さん。
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本持さんは、教育人事部長、
三田村さんは京阪大型営業部部長、
島津さんはGMS営業部長。

三田村さんと島津さんは、
2016年の春にアメリカ研修に行った。
第11団の副団長。

東海営業部部長の冨岡勇夫さんが、
団長だった。
トラブルが相次いだ研修会だったが、
それだけ団員の結束が固まって、
帰国後の成果も大きかった。

2年前だが、懐かしい。
そんな話に花が咲いた。

「ほぼ日」の糸井重里さん。
東日本大震災の追悼に関して、
感じたこと。

「思い出し過ぎないこと。
思い出すのは、
いくら思い出してもかまわないが、
思い出し過ぎると、きっと
溢れるものによって
溺れてしまうのだ」

「うん、なんでも
過ぎるのはだめなのだ。
恋し過ぎるのも、
やり過ぎるのも、
みんなだめだよ」

そうだね。

「たぶん、過ぎることは、
なにかから逃げてるんだろうなぁ」

そうだね。
合掌。

日経新聞「あすへの話題」
カルビー会長兼CEOの松本晃さん。
「この指とーまれ!」
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「会社や組織は人で成り立っている。
私たちのビジネスはピープルビジネスだ。
生まれ育ちも何もかも異なる人が集まって
あるべき目標に向かって邁進する。
ならば、会社は、
『1人2人ではできませんが、
こんなビジョンと目標を持っています。
心を同じくする人、この指とーまれ』
のこの指がないと
始まらないのではないのか」

「良い指には良い人が集まり、
会社は成長する」

良い指に、
良い人が集まる。

「経営者の方々、
皆さんの会社のこの指って
どんな指ですか?」

良い指は、きっと、
「過ぎるもの」ではないと思う。

では、みなさん、
今週も、「この指とーまれ!」
Good Monday!

〈結城義晴〉

2018年03月11日(日曜日)

日本列島の日本地震史と「最悪を覚悟して最善を尽くす」

3月11日。
7年前の東日本大震災。
思い出すだけで、
心が空っぽになる。

亡くなられた人々のご冥福を祈りたい。
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それにしても日本列島の歴史は、
地震にまみれている。

Wikipediaから、
地震の記録を抜き出してみる。

最大震度7以上、
マグニチュード(以下M)8.0以上、
死者・行方不明者1000人以上の記録。

一番古い記録は、
飛鳥時代。
『日本書紀』にある。
684年11月26日の白鳳地震。
天武13年。
死者多数。土佐で津波により大きな被害。
約12平方㎞の田園が海面下に沈下。

奈良時代を経て平安時代。

869年7月9日、貞観11年。
貞観地震M8.3〜8.6。
陸奥国、大震動。
地震に伴う津波の被害死者約1000人。
震源域は岩手県沖から福島県沖、
茨城県沖の連動型超巨大地震の可能性も。

878年10月28日、元慶2年。
相模・武蔵地震M7.4。

887年7月29日、仁和3年。
京都地震M6.5、越後西部で、
津波による溺死者は1000人。

8月22日、仁和3年、
仁和地震M 8〜8.5、
五畿七道諸国大震。

800年代後半も、
10年おきに大地震があった。

1026年6月10日、万寿3年。
万寿地震、石見国(島根県益田市)日本海沖。
M7.5〜7.8、死者1000人以上と推定。

1096年12月11日、嘉保3年、
永長地震
東海道沖と南海トラフ全域。
M8〜8.5、死者1万人以上と推定。
東大寺の鐘が落下、伊勢・駿河で津波。

1099年2月16日、承徳3年。
康和地震M6.4〜8.5、
興福寺、天王寺に被害。死者は不明。
地殻変動により土佐で田畑海没。

1185年8月6日、元暦2年。
文治地震(元暦大地震)M7.4。
法勝寺や宇治川の橋など損壊。
琵琶湖の水が北流したという記録。
鴨長明が『方丈記』に詳しく書いている。

鎌倉時代に入って、
1293年5月20日、正応6年。
鎌倉大地震(永仁鎌倉地震)、
M8クラスの相模トラフ巨大地震との説。
建長寺などで火災発生、死者2万3000人。

室町時代の1361年7月26日、
正平16年、年度途中から康安元年。
正平地震(康安地震)M8.25〜8.5、
摂津・阿波・土佐で津波大被害。

1408年1月12日、応永14年、
応永地震M7〜8。紀伊・伊勢で地震。
熊野本宮の温泉湧出が80日間止まる。

1454年12月12日、享徳3年。
享徳地モメントマグニチュード(Mw)8.4。
会津で強震、奥州海岸に大津波。

1498年9月11日、明応7年。
明応地震(東海道沖の巨大地震)M8.2〜8.4。
死者3万〜4万人以上の推定。
伊勢・駿河などで津波大被害、
このとき浜名湖が海と繋がる。
鎌倉高徳院の大仏殿が押し流される。

短い安土桃山時代にも、
地震は頻発。

1585年7月31日、天正13年、
大阪・京都・伊勢で大震。

1586年1月18日、天正13年。
天正地震、
東海東山道地震、飛騨・美濃・近江地震。
M7.8〜8.1、死者多数。
飛騨・越中などで山崩れ多発、
白川郷で民家数百軒が埋まる。

1596年9月5日、文禄5年。
慶長伏見地震(文禄の大地震)M7.5、
京都、堺で死者合計1000人以上。
伏見城の天守閣や石垣が損壊、
余震が翌年春まで続く。
淡路島⇒神戸⇒大阪北を走る、
六甲・淡路島断層帯での地震。

江戸時代に入っても地震列島。

1605年2月3日、慶長9年。
慶長地震M7.9〜8、
関東から九州までの太平洋岸に津波、
紀伊・阿波・土佐などで大被害。
死者1万〜2万人と推定。
しかし津波以外の被害はほとんどなし。

1611年9月27日、慶長16年。
会津地震M6.9、死者3700人。

同12月2日、慶長16年。
慶長三陸地震M8.1。
伊達領で大津波の死者約2000〜5000人。

1662年6月16日、寛文2年。
寛文近江・若狭地震、
M7.25〜7.6、死者数1000人。
畿内・丹後・東海西部地震、
琵琶湖西岸地震、近江・山城地震。

1666年2月1日、寛文5年。
越後高田地震M6.75前後、
死者1400〜1500人。

1677年4月13日、延宝5年。
延宝八戸沖地震M7.25〜8.0。
陸奥、陸中、八戸沖で地震、津波。

同11月4日、延宝5年。
延宝房総沖地震M8.0前後。
死者500〜600人。
福島県〜千葉県に津波。

1700年代も地震だらけ。

1703年12月31日、元禄16年。
元禄地震M8.1〜8.2、
関東南部に津波。
死者6700人、潰家・流家約2万8000軒。

1707年10月28日、宝永4年。
宝永地震(南海トラフ全域が震源域)
M8.4〜8.6、死者4900〜2万人以上。
関東から九州までの太平洋岸に津波。

1741年8月29日、寛保元年。
寛保津波M6.9、死者2033人。
北海道西南沖の大島で火山性地震。

1751年5月21日、寛延4年。
高田地震M7.0〜7.4、死者1541人。
越後・越中で地震。高田で火災など。

1766年3月8日、明和3年。
津軽地震M6.9~M7.25。死者約1500人。
津波が千葉県の銚子に届いた。

1771年4月24日、明和8年。
八重山地震、明和の大津波。
M7.4〜8.0、死者約1万2000人。
津波の最大遡上高85m。

1792年5月21日、寛政4年。
「島原大変肥後迷惑」
長崎県島原半島で雲仙普賢岳の噴火、
対岸の肥後国(熊本県)大津波。
M6.4±0.2、死者約1万5000人。

1793年2月17日、寛政5年。
寛政地震(連動型宮城県沖地震)。
M8.0〜8.4、死者100人程度、
陸中から常陸にかけて津波。

1828年12月18日、文政11年。
越後三条地震M6.9、死者1681人。

1833年12月7日、天保4年。
庄内沖地震(出羽・越後・佐渡地震)
M7.25、死者40〜130人。
能登半島・東北・北陸に津波。

1843年4月25日、天保14年。
天保十勝沖地震M 7.5〜8.0、死者46人。

1847年5月8日、弘化4年。
善光寺地震M7.4。
死者約1万〜1万3000人。

1854年7月9日、嘉永7年。
伊賀上野地震M7.25、死者約1800人。

同12月23日、嘉永7年。
安政東海地震。
M8.4、死者2000〜3000人。
房総半島から四国に津波、
ロシア船ディアナ号沈没。

同12月24日、嘉永7年。
安政南海地震M8.4、
死者1000〜3000人。
紀伊・土佐などで津波大被害。
大坂湾に注ぐ川が逆流。

1855年11月11日、安政2年。
安政江戸地震M7.0〜7.1、
死者4700〜1万1000人。

1856年8月23日、安政3年。
安政八戸沖地震M7.5〜8.0。
三陸および北海道に津波。死者29人。

明治時代に入っても地震は続く。

1872年3月14日、明治5年。
浜田地震M7.1、死者552人。

1885年に地震観測網が整備され、
観測所による地震報告が開始される。

1891年、明治24年10月28日、
濃尾地震M8.0。
濃尾平野北西部などで最大震度7。
死者・行方不明者7273人。

1894年、明治27年3月22日、
根室半島沖地震M7.9~8.2。

同6月20日、明治東京地震、
M 7.0、死者31人。
同10月22日、庄内地震、
M7.0、死者726人。

1896年、明治29年、1月9日、
茨城県沖で地震M7.3。

6月15日、明治三陸地震M8.2〜8.5。
津波地震、死者・行方不明者2万1959人。

同8月31日、陸羽地震M7.2、死者209人。

1911年、明治44年6月15日、
喜界島地震M8.0、死者12人。

大正時代。

1914年、大正3年1月12日、
桜島地震M7.1、死者29人。
3月15日、仙北地震M7.1、死者94人。

1918年、大正7年9月8日、
択捉島沖地震M8。死者24人。

そして1923年、大正12年9月1日11時58分頃。
関東大震災M7.9。
死者・行方不明者10万5385人。

昭和時代は、
第二次世界大戦があったが、
意外にも大地震はなかった。

そして平成時代。

1995年、平成7年1月17日、
阪神淡路大震災。
兵庫県南部・淡路島北部で最大震度7、
死者・行方不明者6437人。

1996年、高感度地震観測網が整備される。

2004年、平成16年10月23日17時56分。
新潟県中越地震。
新潟県川口町で最大震度7。
計測震度計で震度7観測の最初の地震。
死者68人。

2011年3月11日14時46分、
東日本大震災。
モーメントマグニチュード9.0〜9.1。
日本の地震観測史上最大。
死者・行方不明者約2万2000人。
北海道から関東地方にかけて、
太平洋沿岸部への巨大津波で甚大な被害。
福島第一原子力発電所事故。

2016年、平成28年4月4月16日1時25分、
熊本地震の本震、
西原村で最大震度7。
前震を含めて死者258人。

こうして日本列島の日本地震史を辿ると、
よくわかる。
01_25
これからも日本列島に、
地震はなくならない。

最悪を覚悟して、
最善を尽くす。

これしかない。
これが日本人の生き方だ。

だから「元気を出そう」

元気を出そうよ。
それがあなたの仕事です。
元気を売ろうよ。
それがあなたの役目です。

お客さまに元気が戻る。
町に活気が蘇える。
あなたの商品のおかげです。
あなたのサービスのたまものです。

たとえ店から、
商品が消え失せようとも。
たとえ倉庫が、
空になろうとも。

あなたは店を開けようよ。
あなたは売場に立ち続けようよ。
店で元気を売ろう。
売場で元気を配ろう。

元気があなたの付加価値です。
元気があなたの利潤です。

苦しい時にも
元気が買える。
どんな時でも、
元気が貰える。

たとえ地震に
襲われようとも。
たとえ津波に
見舞われようとも。

店を開けよう。
売場に立とう。
元気を売ろう。
元気を配ろう。

それがあなたの仕事です。
それがあなたの役目です。

店を開けよう。
売場に立とう。
元気を売ろう。
元気を配ろう。

合掌して、黙祷。

〈結城義晴〉

2018年03月10日(土曜日)

月刊商人舎3月号「和して同ぜず」と柳井正の「道具としての服」

月刊商人舎3月号、
本日発刊!!
201803_coverpage

[Cover Message]
「大体において日本人は、ものを考えるときに、基礎となるものを文章の形として考えるよりも、単語だけでものを考える」(田中美知太郎)。流通業にかかわる者も、この日本人の特性を色濃く有している。だから今号は、長いタイトルの特集をお贈りしよう。

「私たちは調理して食べてもらうものを販売する。そして売っているものを調理して食べてもらう」。ニューヨークのEATALYが、そのスローガンに掲げている文章をちょっとだけアレンジした。本当の意味での内食と外食の融合である。

人類の歴史の始まりにおいて、食とは内食だった。次に外食が登場して、内食と外食との間に競争が展開された。次にその間隙を縫って中食が生まれた。セブン-イレブンは中食市場の急成長とともに奇跡的な成果を上げた。さらに内食・外食・中食を統合するGrocerantが考え出された。しかし、究極のフュージョンの本質はこれである。

「We Sell What We Cook, and, We Cook What We Sell.」。そしてエブリイOkanaka津高がお目見えした。近未来の食マーケットを研究しつつ、Grocerantを超える世界を描き出そう。

[特集]
We Sell What We Cook, and,
We Cook What We Sell.
内食vs外食⇒+中食⇒Grocerantを超える世界

[Message of March]
和をもって貴しとなす。

特集のまえがき〈結城義晴〉
「食の高度化」と「EATALY化」の融合
中食市場伸長のなかの
「Meal Solution」と「Grocerant」の分析 

[特別企画]
エブリイOkanaka津高の全貌 
食の総合プロデュース企業が描いた未来図のすべて
Part1紆余曲折のSC開発
自流×時流=エブリイ固有のフォーマット 
Part2超斬新「IKOCCA津高店」
商品の鮮度と人の鮮度にフォーカスする
Part3フードコート「Food Park」
内食・中食と融合しつつ尖がる!

[Special Dialogue]
毛利英昭×結城義晴   
外食と中食と内食の今を見つめ将来を展望する

コンビニの「中食構造改革」
工場専門化・専用化競争と
「コンビニカフェ」需要創造

ファミマの「中食構造改革」
/管理温度帯別の専門工場
/セブン「量≠質」vsファミマ「量=質」?
/「セブンカフェ」
/自転車シェアリング
/「異業種コラボ」

トップジャーナリストが見透した!
2018外食産業の新潮流
第1潮流|ファストステーキ時代
〈いきなり!ステーキ・やっぱりあさくま〉
第2潮流|値上げとブランド転換
〈鳥貴族・ワタミ〉
第3潮流|実験の時代
〈ロイヤル・CoCo壱番屋・養老乃瀧〉
第4潮流|挑戦する若手経営者
〈一家ダイニングプロジェクト〉
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3月号は実にカッコいい雑誌になりました。
デザイナーの七海真理さんのおかげです。
読者のみなさんには、
手に取って楽しんでただきたいし、
持ち歩いていただきたいとも思います。
もちろん中身もご愛読、感謝します。

さて平昌パラリンピック、
始まりました。

その開会式も素晴らしかった。DSCN8185.JPG8

オリンピックが絢爛華麗だとしたら、
パラリンピックはシンプルで荘厳。DSCN8188.JPG8

私はこういう開会式も好きです。DSCN8193.JPG8

聖火の点火では、
ホッケー南北合同チームの選手から、
最終点火者キム・ヨナへ。

パラリンピックにキム・ヨナが登場。
これはよかった。
DSCN8196.JPG8
二日目の今日、10日には、
日本にもう銀メダル2つ。

アルペンスキー滑降座位で、
女子の村岡桃佳選手と、
同男子の森井大輝選手。

滑降座位は英語で「the downhill sitting」
この言い方はかっこいい。

メダル争いが最後の目標ではないけれど、
障害を持つアスリートの活躍はうれしい。

18日までの10日間、
応援したい。

さてさて日経ビジネスオンライン。
昨日の「今日の名言」
顧客の要望に応え、
顧客を創造することが、
アパレル業界は
できていません。
〈柳井 正ファーストリテイリング会長兼社長〉
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「残念ながら、ほとんど
作る側の思い込みでした。
反対にお客様は
『生活に必要な道具としての服』
という感覚になっている」

「だから業界とお客様の感覚が
根本的にずれ、
要望に沿った商品を
開発してきませんでした」

顧客の要望に応えることが、
「Customer Satisfaction」
顧客を創造することが、
「Customer Creation」

どちらも必要だし、
それが必要十分条件となる。

ピーター・ドラッカーの考え方。
柳井さんがドラッカリアンであることが、
この発言でよくわかる。

「作る側の思い込み」
これは故渥美俊一先生の主張と、
同期している。

「生活に必要な道具としての服」
これは柳井さんの鋭い切り口。

「服」と言えば道具になりうる。

しかし「アパレル・ファッション」と呼べば、
それは作り手が流行を生む世界となる。
しかし顧客の憧れを創造できなければ、
「作り手の思い込み」や「独善」となる。

「業界」が全体で「独善」に陥ると、
それは業界の衰退を意味する。

食の業界も独善に陥る危険性はある。

月刊商人舎3月号の巻頭Message。
「和をもって貴しとなす。」

この中に出てくる論語。
君子は和して同ぜず、
小人は同じて和せず。

「同じて和せず」が「業界」であって、
その業界は顧客と、
根本的なずれを起こしやすい。

〈結城義晴〉

2018年03月09日(金曜日)

阪急オアシス社長交代とセブン&アイと小田急の業務提携

今日、韓国の平昌で、
第12回冬季パラリンピック開幕。

過去最多の49の国と地域から、
過去最高の約570人がエントリー。
6競技・80種目で技を競う。

日本チームは選手38人、スタッフ48人。
2014年のソチ大会では、
6個のメダルを獲得した。
今回はそれを上回る成果を目指す。

毎日新聞巻頭コラム「余録」

パラリンピックのモットーがテーマ。
それは「スピリット・イン・モーション」
「常に躍動する選手の強靱な意志を表す」

「その卓越した動きが
世界の人々の心に
インスピレーションを与え、
勇気をみなぎらせることを示すものだ」

「世界の障害者アスリートが、
雪と氷の上から与えてくれる
インスピレーションに、
大きく心を開きたい10日間である」

同感。

さて、商人舎流通SuperNews
重要な報告がどんどん上がってくる。
今日は12本のニュース。
その中から2本。

阪急オアシスnews|
並松誠阪急阪神百貨店常務(64歳)が4/1社長就任

千野和利会長兼社長が4月1日付で、
顧問に退く。

取材しているわけではないので、
正確なところはわからないが、
多分、阪急グループの役員定年が、
70歳なのだろう。

オーナー企業ならば、
まだまだ社長業を続けられるし、
続けてもらわねば困るのだが、
そこは大企業グループのルール。
仕方ないのかもしれないが。

同じようなケースが過去にもあった。

クイーンズ伊勢丹が絶好調のとき、
故田村弘一さんが社長を退いて、
その後、同社は徐々に衰えていった。

その後、内田貴之さんなど、
優秀な経営者が登場して、
立て直しを図ったが、
なかなかうまくいかなかった。

田村さんは伊勢丹ストアーを大改革して、
高質スーパーマーケットを構築した。

千野さんは田村さんの業績を、
さらにさらに展開して、
現在の阪急オアシスを確立した。
功労者だ。

率直に言って、
実に惜しい。

新社長の並松誠さんも、
関西学院大学、阪急百貨店と、
千野さんの後輩だから、
良く知った間柄なのだろう。

新社長にはぜひとも、
千野さんの路線を踏襲し、
それを発展させてもらいところだ。

余計なお世話かもしれないが。

もう一つの流通SuperNewsは、
セブン&アイnews|
小田急電鉄&商事と業務提携/セブン‐イレブンへ転換

「Odakyu SHOP」「Odakyu MART」は、
セブン-イレブンとFC契約を結ぶ。
「Odakyu OX」はヨークベニマルに学ぶ。

経営ノウハウや情報は、
水と同じように高きより低きに流れる。

だからこういった業務提携は、
どんどん進む。

昨日のTrue Dataでの情報交換でも、
ニールセンのペドロさんから質問された。
日本でもM&Aは進むのか。

私の答えは「Yes!」

M&Aだけでなく、
セブン&アイと小田急のような業務提携、
ボランタリーチェーンのような、
緩やかな同盟関係も含めて、
企業同士の協働や統合は進む。

かつては資本や店数や商品の統合で、
スケールメリットを求めた。

しかしこれからは、
情報の集積という意味が出てくる。
つまりビッグデータをつくること、
それを活用すること。
この面から、
企業間の同盟関係は進んでいくのだ。

さて昨日から伊豆の川奈ホテル。IMG_4330.JPG8

朝、4時に起きて、
仕事して、6時ごろ、
ホテルに併設されている温泉へ。IMG_4289.JPG8

露天風呂もある。IMG_4290.JPG8

暖かくなったら、
海を見ながら温泉に入る。
そしてチェアで休む。IMG_4294.JPG8

今は、お湯の向こうに河津桜。IMG_4295.JPG8

明け方まで大降りだった雨は、
スタートの8時には上がって、
川奈ホテルゴルフコースをラウンド。
その富士コースは2017年も、
世界ゴルフコース100に選ばれた。

名物ホールは12番の灯台のあるパー5。
IMG_4315.JPG8

このホール大好きです。IMG_4319.JPG8

灯台に向かってボールを運び、
三段グリーンを攻める。IMG_4321.JPG8

そして14番の名物ホール。IMG_4324.JPG8

15番ショートホールから見下ろす海岸。IMG_4325.JPG8

18番ホールには、
もう葉桜になった河津桜。 IMG_4329.JPG8
存分に川奈を楽しんだ。

雨が上がって春を実感する暖かさ。
しかしパラリンピックの平昌は、
ずいぶん寒いのだろう。

障害者アスリートの卓越した動きが、
世界の人々の心に、
インスピレーションを与え、
勇気をみなぎらせる。

私のような下手の横好きのゴルファーは、
インスピレーションなど、
提供することはできないと思う。

アーサー・ジェイムズ・バルフォアは、
イギリスの首相を務めた人。

有名な言葉を残している。
「ゴルフは3回も楽しめるゲームだ。
すなわちコースに行くまで、
プレー中、プレー後である。
ただし内容は、
期待、絶望、後悔の順に変化する」

私は、いつもそうだ。

もう一つバルフォアの名言。
「紳士はゴルフをする。
たとえ、はじめた時には、
貴方が紳士でないとしても、
この厳しいゲームをやっていれば
必ずや紳士となるであろう」

ウィンタースポーツのアスリートも、
例外なく紳士・淑女である。

スポーツが紳士・淑女をつくるからだ。

〈結城義晴〉

2018年03月08日(木曜日)

ニールセン・True Data・商人舎で何かやります!! 

全国的に春の大雨。
「一雨一度」は秋の気候。
雨が降るごとに1度ずつ気温が下がること。

春も一雨ごとに暖かくなる。

今日は朝から御成門へ。
(株)True Data。

ここでニールセンのみなさんと会合。
2時間近くの情報交換。

ニールセンは世界最大の情報調査会社。
世界160カ国に進出している。

実に有意義だった。

右から米倉裕之さん、
Pedro Manosalvaさん、
David Toothakerさん、
福徳俊弘さん、桂幸一郎さん。DSCN8168.JPG8
米倉さんはTrue Data社長。
ペドロさんはチェコ在住の、
「Retail Vertical Growth Markets」の責任者。
デイヴィッドさんはウォルマート担当の、
米国のシニアバイスプレジデント。
福徳さんはニールセン・ジャパンCEO、
桂さんはニールセン・ジャパンの、
流通サービス事業部長。

ニールセン・ジャパンが、
すでにあって、福徳さんがそのトップ。

しかし今回、日本で、
流通部門を立ち上げる。
それが「Retail Vertical」だ。

今日はまず、
デイヴィッドさんと、
ウォルマートやAmazonの、
最新動向を話し合った。

私の知見や見解とほぼ一致していた。

ウォルマートは今、
「ワンバージョン・オブ・トルース」を、
構築しようとしている。

そのためにニールセンと協働している。

これは様々なベンダーやサプライヤーの、
それぞれ独自の情報を、
ひとつの真実にすること。

おもしろい。

ウォルマートのプライシング政策、
アソートメントやPB作戦に、
ニールセンは100人のスタッフを、
ベントンビルに常駐させている。

デイヴィッドさんはそのトップ。

ペドロさんからは逆に、
日本の流通に対する質問が寄せられた。DSCN8171.JPG8
ペドロさんはコロンビア人で、
アルディやリドル、テスコの動向も、
冷静に見ている。

流通に対するモノの見方が、
実にしっかりしている。

「アメリカのリドルはまだまだ!!」

そだね~!

福徳さんはすべての情報交換に挟まって、
コーディネートしてくれた。DSCN8174.JPG8

桂さんからはニールセンのもつ、
実に有益なシステムの紹介があった。

もちろんTrue Dataの側からも、
日本のビッグデータの解析に関する、
貴重なプレゼンテーションがあった。

私は質問したり、見解を披露したり、
ほんとうに刺激的で楽しかった。

Amazon GOは、
シアトルの1号店一般公開された。

私は6月に久しぶりにシアトルを訪れる。
7月にも商人舎Specialコースを、
シアトルで展開する。

デイヴィッドさんも向こうで、
案内し、解説してくれるそうだ。

6月、7月には、
あのイチローが、
マリナーズに戻っている。

また、セーフコスタジアムに行こう。

もちろんAmazon GOにも。
楽しいことばかりが待っている。

最後は参加者全員で写真。DSCN8170.JPG8
まずはニールセン・True Data・商人舎で、
何かやろうということになった。

楽しみにしてください。

その後、新横浜からこだま。
熱海から伊豆急に乗り換えて、
伊東へ。

そして川奈ホテル。DSCN8181.JPG8

いつものように、
テディベアが迎えてくれる。DSCN8183.JPG8

一晩ゆっくりとして、
雨が上がるのを待つ。
それもいい。DSCN8184.JPG7

最後に昨日の朝日新聞「折々のことば」
第1042回。
どの数字にも
ストーリーがあります。
〈ある会社の営業部長〉

編著者・鷲田清一さんが、
知人から聞いたいい話。
「つねに数字を問われるこの部署の長は、
業績が好調だったことをたたえる訓示で
こう語った」

どの数字にも物語がある。

「大きな数字を残した社員だけでなく、
付き合いのなかった企業に食い込んだり、
取引先との信頼を深めるべく
地道な努力を重ねたりした社員をも
ねぎらった」

「数字の大小でなくその意味を問う。
こういう上司の下でなら、
後ろで支える事務職も働きがいがある」

数字やデータには、
ストーリーがある。

そのストーリーの筋立てが、
仕事のプロセスである。

それスリリングで面白いし、
社会的にも意義のあることなのだ。

〈結城義晴〉

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