結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2016年11月18日(金曜日)

万代カレッジ米国修了研修大団円とpost-truthの「裏表」

安倍晋三首相と、
ドナルド・トランプ次期大統領

ニューヨークのトランプタワーで、
90分の会談の後、
互いに満足顔をして、
別れた。

いまだ私人の次期大統領は、
世界第3位のGDPの国の首相が、
就任前にそっちから訪れてくれたことに、
大いに自尊心を満たした。

日本国首相は、
その自らの動きの速さに、
自分で納得した。

まあ、直接のコミュニケーションは、
どんな場合にもマイナスではない。

政治の世界を除けば。

毎日新聞巻頭コラム『余禄』

「今年の単語」
英国オックスフォード出版局選出。
ポスト真実」に決まった。
「post-truth」

意味は、
「世論の形成において客観的事実が、
感情や個人的な信念への訴えかけより
影響力に欠けている状況」

この言葉の使用頻度は、
前年比で20倍。

まず、イギリス。
「英国の欧州連合離脱派が
国民投票で勝利するや
公約はうそだと明かした」

そして、アメリカ。
「米大統領選で根拠のない暴言と
実現不能の公約とで
支持を集めたトランプ氏の勝利」

「人々の鬱屈する不満に応えるうそが
真実を打ち負かした今年である」

なるほど、「post-truth」

とくにツイッターやフェイスブック、
さらにネット上のブロク゛などなど。

悪意あるデマやうそが拡散した。
根拠のない稚拙な言説も飛散する。

「砂ぼこりのように
ばかげたうわさが広がる」
バラク・オバマ大統領のコメント。

「ひとたび自分が聞きたかった
虚言に喝采した人々は、
それを否定するメディアの方に
不信を募らせることになった」

そんな時代を自覚し、
postではないtruthを貫きたい。

朝日新聞『折々のことば581』
鷲田清一編著。
うらを見せおもてを見せて散るもみぢ
〈良寛の辞世の一句〉

「華やかな一色に染まり、
盛りとともに風に吹かれてさっと散る、
その散り際がよしと愛でられる桜よりも、
寒空に散るもみぢを好む人は多い」

今、日本は紅葉の季節。

「傷跡もふくめ、風雨に晒されてきた
その姿をまだらに染めつつ、
一葉一葉、そっと枝から離れる。
陽のほうを向かなかった
裏までぽっと染めて、
澄んだ冷気に微かなほてりを与える」

裏も表も見せて散る紅葉。
やはり良寛はpost truthとは違う。

さて、サンフランシスコに来て、
3日目。

万代知識商人大学一期生の、
米国修了研修の最終日。

この日は遠出。
サンフランシスコの北、
バカビル地区へ。
目的はナゲットマーケット。
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店舗入口は、
プローモーションスペース。
今日のおすすめ商品が、
積み上げられている。
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正面はクリスマスプロモーション。DSCN7952-1

店舗右翼の青果売り場。
導入部はオーガニック。DSCN9966-1

スポット照明と輝く床。
まぶしいほどにファンタスティック。DSCN9969-1

レジ前のバルク売り場。
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冷凍食品売り場。
広い通路とR型のひさしをつけて、
店舗中央部に配置。
DSCN7965-1

ナゲットの特徴は、
マーブル柄のピカピカの床。
スタッフがいつも磨いている。DSCN7980-1
これがナゲットマーケットの、
ポジショニング構成要件。

アイデンティティにまで昇華した、
ピカピカぶりだ。

続いて、
ウィンコフード。
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エンプロイー・オウンド・カンパニー。
従業員持ち株制度の会社。
これがウィンコのアイデンティティだ。
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入口のウォール・オブ・バリュー。
壁のようにお買い得商品が並ぶ
プロモーション売り場。
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青果は品質が高くて、
しかも、どこよりも安い。DSCN7997-1

通路幅が広く、
陳列線も長い。DSCN7993-1

平台では、
マッシュルームとインゲンの量販。
それぞれ1パウンド(494g)が
2.98ドル、1.48ドル。安い。
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店舗奥には、シーフード、ミート、
そしてデアリーの売り場が続く。DSCN8009-1

冷凍食品売り場は
両サイドにリーチインケース。
中央に平ケース。
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量販商品はラック什器に
パレットごと並べる。
水の販売もご覧の通り。DSCN8024-1

玩具コーナーで、
これを見つけた。
気に入った。
渋めのビッグハンド黒を購入。DSCN8033-1

結局、3人が購入して、腕組み。DSCN8065-1

そして店の前で全員で写真。
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サンフランシスコ市街に戻って、
コストコへ。
ホールセールメンバーシップクラブ。
DSCN8093-1

コストコはどの店も大繁盛。DSCN8072-1

クリスマスデコレーションのための、
大量のモミの木の枝。
これは一般家庭だけでなく
スモールビジネスの店舗で、
クリスマスの飾りつけに使われる。DSCN8074-1

オーガニック商品も、
大量に扱う。DSCN8085-1

食品を目当てにお客がやってくる。DSCN8087-1

フレッシュプロデュースの蘇生庫。
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コストコのビジネスモデルは
今のところアメリカでは最強。
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老若男女、高齢者も若者も、
人種を超えて、コストコファンになる。DSCN8091^1
これほどポジショニングが、
確立された企業も少ない。

マーケットプレイス&フェリーズ。DSCN8103-1
フェリー乗り場の倉庫跡に
レストランや専門店を集めた、
人気のスポット。

改装した施設内は
快適な空間。
両サイドに人気のショップが並ぶ。
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店は人気がないとすぐに改廃される。
その中で、日本のRF1の「デリカ」は、
がんばっている。DSCN8097-1

その後はユニオンスクエアで、
2時間ほどの自由視察研修。

そのユニクロ。
サンフランシスコでも大人気。
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地下1階から2階までの3層。
マネキンづかいは秀逸だ、DSCN8118-1

お隣のウォルグリーン。
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都市型店舗は
1階を食品売り場が占める。
デリやワインなどを品揃えして、
コンビニエンスニーズに対応。
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通りの向かい側には、
オープンしたばかりのダイソー。DSCN8129-1

小型店舗ながら、
アンテナショップの役割を担う。DSCN8131-1

ユニオンスクエア地区には、
ノードストローム、
ブルーミングデール、
メイシーズなどなど、
アメリカの名だたる百貨店が軒を並べる。DSCN8142-1

ノードストロームの隣には、
ノードストローム・ラック。
オフプライスストア。DSCN8144-1

サックス・フィフス・アベニューの、
オフプライスストア。
オフフィフス。DSCN8146-1

自由視察を終えて再集合したのは
ジョンズグリル。
ステーキレストラン。DSCN8155-1

ここで研修の打ち上げ夕食会。IMG_2023-1

知識商人大学1期生として
アメリカで学んだことを実践していく。
それを期待しつつ、皆で、交流。
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メインは300gのステーキ。
付け合わせの野菜も美味だった。
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最後の夜は、
充実感とともに更けていった。

そして今日、1期生は、
ホリデーインゴールデンゲートウェイに、
別れを告げ、帰路へ。IMG_2039-1

バスの中で、最後の講義。
「ポジショニング」について、
改めて総括した。

会社のポジショニング、
店のポジショニング、
部署のポジショニング、
そして自分自身のポジショニング。

それを確立していかなけばならない。

サンフランシスコ国際空港に着いて、
最後の記念写真。

ここでも忘れてはいけないグッズ。
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全員が私を指さして、
笑顔のショット。DSCN1813-1

万代知識商人大学1期生、
日本に戻ってから、
どんどん成長し、
ますます活躍するだろう。

その際、何よりも大切なのは、
Integrityである。

そしてpost-truthではなく、
Truthである。

私はこの後、ロサンゼルスへ。
1日だけ、調査。

真実を求めて、動き続ける。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2016年11月17日(木曜日)

「万代知識商人大学」桑港の食材購入&調理大会の一部始終

安倍晋三日本国首相が今日、
ドナルド・トランプ次期米国大統領と、
ニューヨークで会談する。

場所は五番街のトランプタワー。

考えてみれば、いわば、まだ私人。
その私人にわざわざ会いに来る。

主要国首脳としては初めて。

まずは環太平洋経済連携協定に関して、
議論して、翻意を促し、
なんらかの条件を出すのだろう。

日本および環太平洋諸国の代表として、
しっかり仕事してもらいたいものだ。

さて、電通が「鬼十則」を、
来年の従業員手帳から、
削除するようだ。

世論を気にしたのだろうが、
私は11月8日のブログで書いた。
「鬼」の看板を外す必要はない。

もちろん亡くなられた社員と、
そのご家族には、
十二分に配慮しなければならない。

従業員の働き方改革を進め、
コンプライアンスに則った企業運営を、
取り戻さねばならない。

それでも組織文化は、
極めて大事なことだと思う。

まったくの私見だが。

さてサンフランシスコ2日目の夜。
視察後はキッチンスタジオを借り切って、
食材購入&調理大会。

万代知識商人大学第一期生のメンバーが
5班に分かれて、現地の食材を購入し
腕自慢の料理をつくる。

午後の視察先では、
各班が、食材選びに勤しんだ。

スプラウツ・ファーマーズマーケット。
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ツナ缶を探す第1班。
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シーフード売り場では、
貝類を4ポンド購入。
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こちらでは、
メインディッシュのビーフを吟味。
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芽キャベツなどの野菜を選ぶ。
野菜メニューは楽しみだ。
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さらに日が暮れてからも、
ホテル近隣のホールフーズへ。
サンフランシスコ1号店。
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オーガニック・フルーツに関しては、
農産のプロの目で品質チェック。
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お客の目で、
売り場を歩き、
商品を探し、選ぶ。DSCN2120-1

これが何よりの勉強になる。

そして会計。
ここではレジの対応を学ぶ。
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ビールやワインを購入する。
するとID(パスポート)提示を求められる。
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日本人は幼く見える。
高齢のスタッフが、
念入りにチェックする。
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買い物が終わったら、
中華街にあるキッチンスタジオに移動。
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ここを借り切って、調理研修。

シェフのポールさんが、
手伝ってくれた。
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そしていよいよ調理スタート。
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野菜を切り刻む。
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この大きな塊肉。
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マヨネーズで何やら和える。DSCN2162-1

ゆで卵をつくる。
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米をとぐ。
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班ごとに調理チーフがいる。DSCN7757-1

見事な包丁さばき。DSCN7769-1

ビーフの筋切り。
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畜産バイヤーだから、
当然ながら素晴らしい手際。
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細かな作業もお手のもの。DSCN7779-1

テーブルでは盛り付け作業。
大きな器にサラダをデザインする。DSCN7844-1

たっぷりのニンニクで、
ビーフを焼く準備。
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焼きに入る。
肉とニンニクの匂いが立ち上る。
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カットフルーツ技術を活かして、
こちらは細かい作業。DSCN7824-1

早くもパスタはゆであがる。
隣は大鍋で野菜を炒める。DSCN2161-1

ビーフも焼きあがってきた。 DSCN2177-1

大鍋に米と調味料。
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皆で仕上がり具合をのぞき込む。DSCN7812-1

ゆであがったパスタを冷やし、
バジルを加えた冷製パスタ。
自分たちで食べる料理だから、
ワイルドに手づかみ!?
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さらに温製パスタ。
アラビアータ。
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オーブンで焼いたローストビーフ。
肉汁たっぷり。
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こちらはカットした肉を焼く。
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そして味見。
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この盛り付け。
肉の「トランプタワー」と命名。
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私も途中経過をチェック。DSCN7854-1

ターキーのサンドイッチも、
できあがってきた。DSCN7860-1

カットフルーツの盛り合わせも完成。
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パエリアも完成。
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貝とアスパラガスの炒めもの。
これはうまかった。
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テーブルでは、
カナッペにキャビアを乗せる、
細かい作業。
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4班は早くも
テーブルセッティングを終えて、
ワインを注ぎあう。 DSCN2193-1

調理時間は1時間を少し超えたが、
すべて完成。
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班の代表が料理を発表していく。

1班はクリスマスパーティがテーマ。
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カットフルーツとパエリア、
そして貝の炒め物。

仕上がりに大満足のVサイン。
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2班はトランプタワーをメインに、
ローストビーフなど、
ボリューム感のあるメニュー。IMG_1923-2

3班はサンクスギビング・メニュー。
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ターキーのサンドイッチ、
チキンの丸焼き、
ローストビーフなど、
いい出来だった。
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5班はアメリカの食材を使って、
和風料理にチャレンジ。DSCN7902-1

野菜をふんだんに使ったメニュー。
生春巻きもおいしかった。IMG_1948-1

一番早かった4班は、
発表者の“竹中シェフ”が大活躍。
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テーマは「アメリカの休日」
オニオンソースのビーフステーキは、
絶品だった。
温製アラビアータと冷製パスタも美味。

サラダとカナッペも美しかった。
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発表が終わると、
ワインで乾杯。
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おいしい料理に大いに話も弾んだ。
なにより自分たちで選んだ食材で、
自分たちでつくった料理。

あらかた食事が終わると、
全員が1人ひとり、決意表明。
その一言ひとことを聞きながら、
私も大いに食べ、飲んだ。
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1期生級長の津田睦さんが、
最後を締めくくった。
人事部マネジャー。
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最後に私の講評。
1班のパーティメニュー、
2班のアメリカン・メニュー、
3班のサンクスギビングメニュー、
4班のアメリカの休日、
5班の和風メニュー。
それぞれのポジショニング戦略が、
素晴らしかったし、
料理の技術と段取りも見事だった。

そのうえで、2つの注文と課題。
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皆のこれからに期待しよう。
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楽しい夜は、
これもあっという間に、
過ぎていった。

最後にシェフ&スタッフと写真。
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ありがとう。

夜が明けて、
最終日の視察研修。
途中で、ゴールデンゲートブリッジへ。DSCN8105-6

これです。
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珍しいほどの快晴。
サンフランシスコ湾の全貌が見える。DSCN8115-6

「あれがアルカトラズ島だ!」DSCN8117-6

そして全員写真。
万代知識商人大学第一期生。
この元気が特長です。DSCN8112-6
(つづきます)

〈結城義晴〉

2016年11月16日(水曜日)

トランプの自己陶酔型リーダーとサンフランのとんがり店巡り

アメリカにやって来て、
9日が経過する。

到着した当日、
ドナルド・トランプ候補が、
大統領選挙の一般投票で勝利し、
実質的な第45代大統領に決まった。

そのトランプ次期大統領、
ロシアのウラジミール・プーチン大統領や、
中国の習近平国家主席と、
電話連絡を取って、
関係改善に努め始めた。

正式な大統領就任式は、
来年1月20日。

まだ、2カ月以上も先の話だが、
どうも違和感を覚える。

英国フィナンシャルタイムズは、
プーチン、習、トランプを、
「ストロングマン」の系譜だと指摘したが、
その強権的な国家指導者たちが、
すんなりとつながったことは、
わからないでもない。

そのフィナンシャルタイムズ、
Andrew Hillの論説を掲載。

二つのリーダー像を紹介する。
指揮統制型のリーダー、
自己陶酔的なリーダー。

フランス経営大学院インシアード、
そのジャンピエロ・ペトリグリエリ教授の説。

前者の指揮統制型は、
スティーブ・ジョブズやヘンリー・フォードなど、
いわゆるビジネスの天才型。

後者の自己陶酔型が、
ドナルド・トランプ。

人々のムラ意識に訴えかける。
「我々は善人で、あいつらは悪人だ」

「だが、度が過ぎると、
ナルシシズムは、
指導者の効果を妨げる恐れがある。
不要なリスクを取ることを
けしかける可能性さえある」

ここでビジネス社会に対する警鐘。

トランプの成功を受けて、
「多くの経営幹部が、
いざトップに上り詰めるときに
組織運営という
本質的だが困難な課題を無視し、
権力への近道として
トランプ氏の自己肥大を
まねる気になるのは確実だ」

本質的で困難な課題、
それに取り組むのが、
経営幹部の役目なのに。

そして「経営者候補として、
「見かけや気質において
トランプ的要素が少ない人々は
単に、トップを目指さなくなる」

これほど恐ろしいことはない。
インテグリティは、
ピーター・ドラッカーが重視した姿勢。
トランプにはそれが感じられない。

残念なことだが。

朝日新聞『折々のことば578』
鷲田清一編著。

名をのこさなくてもいい。
「ぼうず、いい手をもて」
(いせひでこ作・絵本「ルリユールおじさん」から)

1949年生まれの絵本作家。
夫はNHK出身のノンフィクション作家・柳田邦男。

「大好きな植物図鑑が
ついにばらばらになり
途方に暮れる少女が、
やっと一人の製本職人を探しあてる。
そして丹念な作業の一つ一つを
目を丸くして見つめる」

「本の修復にとりかかった老職人は、
昔、父親が言っていたのを思い出す」

名を残さなくてもいい。
いい手をもって、
いい仕事をせよ。

トランプの影響で、
名を残すことだけ考える人間がふえる。

それが困ったことなのだ。

職人の寡黙が松の手入れかな
〈朝日俳壇より 今治市・横田晴天子〉

黙々と松の手入れをする庭師。
名を残すより、
いい手をもつ。
海を見て山見て秋を惜しみけり
〈同 浜田市・田中由紀子〉

さてサンフランシスコの2日目。
宿はホリデーインの、
ゴールデンゲートウェイ。

朝いちばんで、
その会議室で講義。
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今回の講義は、
コモディティ化現象からスタートして、
商品論の基礎から応用、
高度な理論まで、
一気に語りつくした。
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今回のメンバーは、4月から、
万代知識商人大学で学んできた。
それをアメリカ視察の中で、
観察し、考察し、自分なりに、
総括する。
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自分の目で見て
自分で考える。
それが知識商人として大事なこと。
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2時間の講義も、
あっという間に終わってしまった。
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講義を終えるとすぐに、
専用バスでバークレー地区へ。
バークレーボウル1号店。

日系のヤスダ夫妻が、
1999年に開設。
全米一の青果部門をもつ大繁盛店。DSCN1977-1

青果の導入部は、
全部、オーガニック売場。
有機栽培の新鮮な野菜や果物が、
全米一の品揃えで並ぶ。
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腰高の什器に商品を並べる、
市場スタイル。
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リンゴはこんなに種類があるのか、
そう思わせるほど多品種が揃う。DSCN7581-1

野菜の種類も実に多彩で、
バークレーボウルにしかない商品もある。
しかも鮮度は抜群で安い。DSCN7582-1

シーフードとミートの対面売り場、
鮮魚は生で食べられるほど鮮度がいい。
これも全米有数。
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右翼はチーズとデリの部門。
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日系経営者だけに、
手づくりのいなり、
おにぎりを品揃えする。
これが実においしい。DSCN7595-1
たった2店舗のスーパーだが、
とても模倣はできない。

これぞマーケットニッチャーだ。

次にバークレー地区、
ホールフーズ・ギルマン店。
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この店の特徴は
青果部門のステンドグラスの壁。
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その壁面売場の青果の陳列。
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この店はワンウェイで誘導する。
青果の次はチーズ売り場。DSCN7613-1

「ブルウズ」と名付けられた
クラフトビールの売り場。DSCN1987-1

そして隣はバルク売り場。
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この店の特徴は
壁面のデザインにある。
それぞれのコーナーごとに、
壁面デザインと商品が
完璧にマッチングして、
それが秀逸。

奥壁面に設けられた
シー&ランド。
シーフードとミートを、
部門ごと合体した、新しい試み。DSCN1989-1

デアリー売り場。
フレームの細い、
独自のリーチインケース。
可視率が高い。
だからガラスをしっかりと磨く。DSCN7627-1

動線の最後は、
サービスデリ。
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そしてチェックスタンドは、
青果部門の壁の裏側。
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売り場の横、
店舗左翼にはカフェスペース。
アレグロコーヒーは、
焙煎まで行う。
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私も朝のカフェオレで一服。DSCN1983-1
バークレーボウルの影響で、
青果部門を縮小したギルマン店だが、
完全に「第三の場所」となって、
ホールフーズの存在感を確保している。

だからこそ、デザインの洗練度は、
必須条件なのだ。

次に、アラメダショッピングセンターへ。
ライフスタイルセンターで、
核店舗の一つは、
トレーダージョー。DSCN2020-1

導入部は青果部門。
そして斜めに切られた什器配列。
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バナナは1本売り。
1本1ドル9セント。
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エンドでは新製品をお勧め。DSCN7667-1

ワイン売り場。
創業以来力を入れる部門。
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そしてフレンドリーなレジ。DSCN7668-1
トレーダー・ジョーにぶれはない。

もう一つの核店舗は
セーフウェイ。
トレーダー・ジョーと隣り合わせで、
棲み分けしている。DSCN7672-1

色とりどりの花々とバルーンで
お客を迎える。
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セーフウェイの新フォーマット、
ニューライフスタイルストア。
木目調の什器とスポット照明で
商品を浮かびあがらせる演出をほどこす。
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売場のいたるところに、
バルーンが使われている。
これで遠くからお客を誘導する。DSCN7675-1

店舗右サイドの入り口には、
クリスマスのデコレーション。DSCN7676-1
全米に約2200店の企業。
そのなかでもトップクラスの店舗だ。
そのアラメダのセーフウェイは、
トレーダー・ジョーと隣接して、
競争する。

競争は商人を磨く砥石である。
セーフウェイも、
トレーダー・ジョーに磨かれている。

アラメダを後に、
サンフランシスコ市街に戻る。
湾沿いの高速道路。
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新しくなったベイブリッジ。
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あいにくの曇り空だが、
それでも橋を渡りつつ眺める景色は、
すばらしい。
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アルカトラズ島。
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そしてターゲットへ。DSCN2062-1

クリスマス仕様の犬のぬいぐるみ。
ターゲット・ロゴの目がいい。DSCN2027-1

クリスマスの、
プロモーション・コーナー。DSCN7713-1

食品売り場は狭いが、
ターゲットにはそのほうがいいと思う。
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おもちゃ売り場は、
ホリデーシーズンの目玉。
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ターゲットもこの店は繁盛している。

日が陰りだしたころ、
スプラウツ・ファーマーズマーケットへ。
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隣はベッド・バス&ビヨンド。DSCN2067-1

店舗奥に青果売り場を配置する
独特のレイアウト。 DSCN7730-1

2013年のナスダック上場以来、
二桁伸長を続け絶好調。DSCN2095-1

青果売り場とレジの間には
バルク売り場。
穀物や木の実などを量り売りする。
DSCN7731-2

サンフランシスコ2日目も、
充実した視察研修だった。

とんがりの店。
アウトスタンディングなポジショニング。
それが生き残りと成長の、
唯一のカギを握る。

そこで働く人たちは、
みんないい手をもっている。
(続きます)

〈結城義晴〉

2016年11月15日(火曜日)

商人舎ミドル研修会S級獲得者と万代知識商人大学米国研修

昨夜は、68年ぶりの、
スーパームーン。K10010769601_1611151336_1611151339_01_02
今夜もほぼ、
同じように見える。

そして今日は、
日本の七五三。
少子高齢化が進む日本。
子供たちの成長を祝福しよう。

さて、サンフランシスコから、
お祝いの発表。

第10回目の、
商人舎ミドルマネジメント研修会。
10月4日・5日・6日に開催された。DSCN9607-1
2日目と3日目の朝、
理解度テストを実施。
研修会後に、
課題レポート提出。

それらをSABCDで総合評価した。

今回の理解度テストには、
第9回までとは異なる傾向の、
筆記問題を出題をした。

「難しかった!」
そんな感想が多かったが、
それでも見事に、
「S級」を獲得した受講生は、
10名にのぼった。

発表しよう。

㈱平和堂
フレンドマート雄琴駅前店店長
古川延寿さん
DSCN9541

㈱平和堂
フレンドマート浅井店店長
家森裕章さん
DSCN9542

㈱マツモト 商品部バイヤー
灰野弘一さん
DSCN9945

㈱万代 多田店店長
山根貴宏さん
DSCN9965

㈱万代 惣菜部マネジャー
橋立英次さん
DSCN9947

㈱万代 梅の里店店長
福西淳さん
DSCN9962

㈱万代 西宮前浜店チーフ
三宅伸明さん
O

㈱万代 鶴見今津店店長
辻本直樹さん
O

㈱ロピア 人事総務部チーフ
浅田圭介さん
O

㈱ダイナム
人材開発部教育担当
野中秀明さん
O
おめでとう。

しかしこのS級に、
満足してはならない。

まだまだです。
そして、
これからです。

A、Bのみなさんにも、
これからのさらなる研鑽を期待しよう。

さて、今日から、
サンフランシスコでは、
万代知識商人大学修了研修。

4月にスタートした企業内大学。
毎月講義をしてきて、
11月はアメリカでの実地研修。

関西空港から到着した、
知識商人大学1期生を出迎え、
シリコンバレーへ。

ウォルマート・スーパーセンター。
DSCN7293-1
いつもウォルマートから始まる。

一丁目一番地には、
クリスマスプロモーション。DSCN7294-1

この店は標準的な店舗。
それでもクリスマス商材は、
要所要所、きちんとした展開だ。
DSCN7295-1

バナナは必需のアイテム。
ウォルマートでは1ポンド52セントで、
エブリデーロープライス。DSCN7299-1

オーガニックに力を入れる。
紫色のパッケージが、
オーガニックアイテム。DSCN7296-1

売場では、
エブリデーロープライスのPOPも、
クリスマス仕様。
DSCN7298-1

エンドは相変わらず、
整然とした縦陳列。
コーヒーのエンドは、
右がマックスウェルで、
左がマックカフェ。
DSCN7303-1

インストアベーカリー売り場。
パンばかりではない。
クッキーや焼き菓子が稼ぎ頭。
DSCN7300-1
ウォルマートはどの店を訪れても、
ほころびが少ない。

もちろんウォルマートには、
世界最大企業のセオリーがある。
それがわかっていないと、
有益な店には見えないかもしれない。

それを知ることは、
知識商人としての必須の要件だ。

次に向かったのは、
ホールフーズ・マーケット。
DSCN1859-1

アニーさんが、
店内ツアーをしてくれた。
アソシエイトストアチームリーダー。
DSCN7315-1

オレンジジュースのセルフサーバー。
導入後、売上げは3倍になった。
DSCN1800-1

バルク売場は広い。
蓋つきの透明ケースで販売する米は、
10種類以上揃っている。
DSCN1805-1

アニーさんは部門ごとに、
じつに丁寧に解説してくれる。
DSCN7319-1

ベーカリー売場の、
この円形什器。
蓋を引っ張る。
DSCN7330-1

スライド式になっていて
商品が取り出せる。
DSCN7331-1

そして顧客は透明パックに、
好きな商品を詰める。
つまりセルフセレクションのケーキ。
DSCN7333-1

フードデリ売場では、
サンドイッチオーダーシステム。
キオスクで、
好きなパンやトッピングが選べる。
DSCN7339-1

メンバーもすぐに試みる。
トルティアを注文。
DSCN1840-1

アニーさんの説明は、
40分ほどに及んだ。
DSCN7345-1

最後はカフェバーで質疑応答。
次々に投げかけられる質問にも
的確に対応してくれた。
DSCN1830-1

メンバーもグッドクエスチョンばかり。
さすがカレッジ1期生。
DSCN1834-1
この質疑応答で、
ホールフーズの新しい挑戦が、
明らかになった。

それをシリコンバレーのこの店で、
果敢に試みる。

納得。

ちょっとだけ陰りが見えていた、
ホールフーズの経営に、
新しい方向性が示された。

考えてみるとそれは、
当然の政策転換だ。

「どんなに難しい問題も、
解決されてしまえば、
シンプルだ」

最後は全員で記念写真。
DSCN1836-6

1期生級長の津田睦さんから、
感謝のプレゼント。
人事部マネジャー。
DSCN7355-1

そして私も二人の記念ショット。
DSCN1839-1
美しくて優秀なアニーさんに感謝。

郊外からダウンタウンにつく頃は
すっかり日が暮れた。
ホテルの近くのトレーダー・ジョー。
となりはCVSファーマシー。
昨年のオープン。
DSCN7552-1

トレーダー・ジョーにしては、
珍しいスケルトンの天井。
モダンなつくり。
DSCN7521-1

夕方の顧客が、
次から次へとやってくる。
客層は圧倒的に若い。
DSCN7549-1

トレーダー・ジョーの商品は、
すべてアウトパック。
店内作業は補充陳列がメイン。
DSCN7538-1

冷凍食品売場にも、
男性客が目立つ。
DSCN7536-1

商品は次々に売れていき、
補充が間に合わない。
これは売れ筋のブラウンライス。
DSCN7546-1

こちらも売れ筋の冷凍チェリー。
DSCN7545-1

店は入口から奥に長いため
ワイン売場では、
両サイドに商品が並ぶ。
DSCN7540-1

サンフランシスコのダウンタウン。
そんな立地条件もあって、
PBのチャールズ・ショーは、
たったこれだけの在庫量。

5ドルから10ドルのワインへと、
品揃えをアップスケールさせている。DSCN7542-1

そして銀行方式のレジ。
繁盛店には欠かせない、
ストレスのかからないスタイル。DSCN7551-1

トレーダー・ジョーの人気を、
改めて再確認しつつ、
フィッシャーマンズ・ワーフへ。

ピア39では、
クリスマスツリーの出迎え。
IMG_0023-1

人気の観光スポットだが、
さすがに夜7時になると、
顧客は少ない。
IMG_0024-1

夕食はレストラン「FOG HARBOR」。
DSCN1957-1

ダンジネスクラブの名店。
IMG_0021-1
まず、クラムチャウダー。
それからジューシーで美味いカニ。
全員が大満足。

サンフランシスコベイに浮かぶ、
一日遅れのスーパームーンは、
美しかった。
DSCN1965-1
(つづきます)

〈結城義晴〉

2016年11月14日(月曜日)

シカゴ最終日の研修はWマートとT・ジョーで「大阪締め」

Everybody! Good Monday!
[2016vol46]

2016年の第47週。
今年も、もうあと7週。

1月1日の週を第1週と数えるから、
端数の日を入れると、
1年は53週まであることになる。

だからあと7週。

カウントダウンは始まった。

ウォルマートは全店で、
クリスマスまでの
カウントダウンをしている。DSCN0634-6 - コピー
これはほとんどのアメリカ人に、
周知されている。

アメリカでは、全米の大都市で、
アンチ・トランプ・デモンストレーションが続く。
IMG_0013-6

手と手をつないで、抗議する。
IMG_0014-6

湖の周りをこの結んだ手で囲んで、
アンチ・トランプの意思を表明する。
IMG_0015-6

朝、目覚めると、ミシガン湖。 DSCN7277-6

コングレスプラザ・ホテルからは、
ダウンタウンが近い。DSCN7281-6

ホテルの前にはグランドパーク。DSCN7280-6
この公園の中心に、
世界最大級のバッキンガム噴水がある。

7時15分に集合・出発。DSCN7278-6

空港までのリムジンバスでは、
いつものように最後の講義。
万代の阿部秀行社長と、
下岡太市副社長にメッセージをもらって、
あとは理念とビジョンを語った。

30分でシカゴオヘア国際空港。
帰国組を送り出して、
万代ドライデイリー会の、
第15回研修会は無事終了した。

その後、私は、
アメリカン航空。

飛び上がると、
シカゴの全米第3の大都市圏。
DSCN7286-6

ロッキー山脈を越えて、5時間。DSCN7287-6

大平原が延々と続いた後は、
雪をかぶった山脈。
DSCN7290-6
アメリカは広い。

そしてニューヨークから3時間、
シカゴから2時間の時差の、
ベイエリアへ。
DSCN7291-6
サンフランシスコで、
次の仕事が待っている。

さて昨日のシカゴ最後の研修。

まずは一番目に、
フレッシュ・ファームへ。DSCN0532-6 - コピー

たった4店舗のインディペンデント。DSCN0533-6 - コピー

しかし青果部門、
ボリューム陳列は圧巻。DSCN0540-6 - コピー

ニューヨーク・マンハッタンの、
フェアウェイマーケットを、
さらに洗練させたイメージ。DSCN0549-6 - コピー

奥主通路には、
海産・畜産の対面とセルフ売り場が、
ボリューム感たっぷりに展開される。DSCN0556-6 - コピー

その鮮魚部門は、
氷を敷き詰めてプレゼンテーション。DSCN0558-6 - コピー

グロサリーもボリューム陳列。
そして安い。
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メキシコ人向け、東洋人向け、
そして東欧人向けなど、
マイノリティ向けのマーチャンダイジング。

まさに国際的な品揃えが特徴。
そしてその中心に、
鮮度あふれる青果がある。
DSCN0576-6 - コピー

続いて二番目に、
ミツワ・マーケットプレース。DSCN0600-6 - コピー

屋根瓦を施して日本風の、
スーパーマーケット。
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入り口を入ると日本の果物。DSCN0599-6 - コピー

そしてフードコートが大賑わい。DSCN0583-6 - コピー

スーパーマーケットは、
欠品だらけで、何とかしてほしいが、
これは面白い商品だった。
USDAプライムビーフのすき焼き用。
しかも安い。
DSCN0591-6 - コピー
いっそのこと、
イータリーの日本版に、
チャレンジしたらいいのに。

残念だ。

三番目はアルディ。DSCN0614-6 - コピー
ドイツからやってきたボックスストア。
アメリカで約1400店。

どんどん進化している。DSCN0607-6 - コピー
この店は入り口に、
ワインを持ってきた。

そして牛乳は1ガロン1ドル79セント。
1リットル47円。
DSCN0602-6 - コピー

そしてレジは驚くほどスピーディ。DSCN0613-6 - コピー
低価格というコンセプトは、
どんな都市でも、どんな客層でも、
否定されることはない。

四番目は、
マイヤー。
DSCN0619-6 - コピー
アメリカ中央部で222店を展開し、
年商は159億6300万ドル。
1兆5963億円。

1962年から総合スーパーを始めた。
ウォルマートのスーパーセンターは、
1988年のスタートだから、
食品とノンフードの結合フォーマットは、
マイヤーが草分けということになる。DSCN0626-6 - コピー

しかしグリーター制度を設けたり、
ウォルマートをしっかり学んでいる。DSCN0627-6 - コピー

店長のミネッシュさんにインタビュー。DSCN0617-6 - コピー
「ウォルマートで22年働いた。
しかしこちらのほうがいいよ。
給料は、まあ、同じくらい」

生鮮食品などウォルマートに、
勝るところがあるが、
非食品はやはり、
かなりの差がある。

五番目は、
そのウォルマート。DSCN0651-6 - コピー

入り口にはクリスマスのパネル。
「早仕掛け」はウォルマートの、
専売特許。
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クリスマスのキャンディ売り場。
「際の勝負」をイメージさせるために、
「Sunday, December 25」を強調。DSCN0638-6 - コピー

ハンガー陳列のアパレルも、
やはりマイヤーの上を行く。DSCN0637-6 - コピー

そしてトイ・ランド。DSCN0644-6 - コピー

クリスマスショップはもう大盛況。DSCN0647-6 - コピー

そしてシカゴ・カブスのグッズ。
一番安くて、品質もそこそこ。
品揃えはマイヤーを圧倒。
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この店は生鮮とデリを置いていない。
それがウォルマートにとって、
一番収益性が高いフォーマットだ。

ハワイと同じ。

ということは、ウォルマートにとって、
テキサスほどに厳しい敵が、
シカゴにはいないということ。

テキサスにはクローガーがいる。
HEBがいる。

だからかの地では、
ウォルマートはほとんどの店が、
フル装備して戦っている。

最後の最後は、
トレーダー・ジョー。DSCN0654-6 - コピー

もうおなじみの変則レイアウト。
変則レイアウトもおなじみになると、
これしかない、と思えてくる。DSCN0655-6 - コピー

フィアレスフライヤーのエンド。DSCN0658-6 - コピー

そしてジョーズ・ランチ。
精肉売り場。
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最下段にはターキー。
サンクスギビング商材。DSCN0673-6 - コピー
安くて、うまい。
1ポンド1ドル99セント。
1ポンドは454グラム。

そして新製品のワイン。
ピノノワールのプレミアムリザーブ。
プライベートブランドで14ドル99セント。
断然のお買い得品です。DSCN0675-6
トレーダー・ジョーに代わって、
宣伝したくなるくらい。

すべての視察研修を終えて、
ミシガン湖の絶景の夜景スポットへ。IMG_9975-6

ほっとして、笑顔です。
IMG_9972-6

最後の晩餐は、
ロウリーズ。
DSCN0684-6

シックなインテリア。
超有名なローストビーフの店。IMG_9979-6

メイドさんがサラダを作ってくれる。
名物のスピニングボウルサラダ。
氷を下に張ったボウルに、
サラダをいれてくるくる回して和える。IMG_9982-6

これがうまい。
DSCN0687-6

ローストビーフは、
シェフが切り分けてくれる。
DSCN0690-6

この厚さでなければいけない。IMG_9994-6

付け合わせを盛り付けて、
最後にソース。
IMG_0003-6

絶品です。
IMG_0005-6

最高の食事と、
最高のワイン。

楽しんだら、
ドライデイリー会幹部のご挨拶と、
阿部社長、下岡副社長のメッセージ。

そして恒例の「大阪締め」
中筋浩二さんが決めた。
万代グロサリー・住関部執行役員。IMG_0006-6
第15回万代ドライデイリー会米国研修。
これにて終了。

帰国してからの成果に期待したい。

私の旅はまだまだ続く。
気力を振り絞って頑張ります。

みなさんも、年末まで、
気力を振り絞って、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2016年11月13日(日曜日)

スピノザ「傲慢と自卑」とEATALY ChicagoのInnovation

朝日新聞『折々のことば:575』
11月11日の言葉。
鷲田清一さん編著。

傲慢な人々、
自卑におちいる人々は、
感情に極度に屈従する
人々のことである。

(スピノザ著『エティカ』工藤喜作・斎藤博訳)

傲慢と卑下――
一見反対に見える。

しかし、「おのれを見誤り、
抱いてしまったその感情を抑えたり、
別の方向に導く力をもたない点では
同じである」

実に鋭い分析。

その結果、
「より優れたものを目にしながらも、
感情に押し流されて、
より劣るものに従っている」

なんと多いことか。

「そしてその悲しみを軽減しようと、
『不幸な仲間をもつこと』へと走る」

これがいけない。
情けない。

バールーフ・デ・スピノザ。
(Baruch De Spinoza)
1632年~1677年。
オランダの合理主義哲学者。
フランスではルネ・デカルト、
ドイツではゴットフリート・ライプニッツ。
合理主義哲学の天才たち。

さてアトランタから、
シカゴにやってきて、
初日の最後は、
EATALY Chicago。DSCN0503

総店舗面積6万3000平方フィート、
約5850㎡の2フロア。
DSCN0477-6-6
23のレストランと、
スーパーマーケット。

野菜・果物、肉、シーフード、
さらにチーズとハム、ベーカリー、
パスタ、トリュフ、ソース、
さらにスウィーツ、
さらにワイン、雑貨などなど。
イタリアから空輸された食材が、
これでもかというくらいに販売される。

そのわきにレストランがあって、
食べる、飲む。

青果売り場は、
イタリアの市場スタイル。DSCN0486-6

籠盛りの1品1品に、丁寧な説明。DSCN0485-6

鮮魚売り場は対面方式。DSCN0459-6

ミート売り場も対面が主体で、
セルフ販売は脇役。DSCN0457-6

インストアベーカリーからは、
いつも焼きたてのいい香りがする。DSCN0467-6

圧巻はチーズと生ハムのコーナー。
すべてイタリア産。DSCN0453-6

生パスタも店内製造で、
超新鮮。DSCN0458-6

そしてシカゴ店には、
マイクロブルワリーを設けて、
地ビールを製造している。DSCN0444-6

チェックスタンドは銀行方式。DSCN0498-6

このマーケット部分と、
レストラン部分が、
融合しているのが、
イータリーの斬新さ。DSCN0479-6

そのレストランが大繁盛。DSCN0471-6

金曜日の夕方とはいえ、
この込みよう。
DSCN0466-6

レストランとスーパーマーケットの、
売上比率は7対3だという。DSCN0462-6

シカゴ店は今のところ、
外食部門が勝ち過ぎている。DSCN0454-6

逆に言えば、
小売部門の売りが足りない。DSCN0439-6

We Sell What We Cook,
and We Cook What We Sell.

これがイータリーの基本。

外食は内食にとって、
究極の試食なのである。

私たちは、特別室へ。DSCN0364-6

大繁盛のレストランで、
食べる時間がない。
だからミーティングしながら、
イータリーの料理と酒を楽しむ。DSCN0362-6

イタリア産ビール、
イタリア産スパークリングワイン、
イタリア産の赤白ワイン。
それをサーブしてくれるメンバー。DSCN0363-6

そしてまず、シェフからのレクチャー。DSCN0371-6

みんな興味深そうに清聴。DSCN0370-6

前原創さんが通訳をしてくれた。
米国三井物産取締役。DSCN0365-6
この後、前原さんからは、
アメリカの食品のトレンドを、
資料を基にガイダンスしてもらった。

感謝しておこう。

そのあとは飲んで、食べて、
大満足。

一通り食べてから、
万代の幹部・社員のスピーチ。

まず芝純取締役農産担当。DSCN0376-6

松岡俊行さん、
第3エリアマネジャー。
DSCN0393-6

入江正徳さん、
総菜部マネジャー。
DSCN0402-6

そして中筋浩二さん、
グロサリー・住関部執行役員。
DSCN0417-6

閉会の時に、
私は前原さんと話した。
日本のイータリーの展開方法について。

現在、三井物産が、
日本での展開を主導している。
第一期は失敗した。
第二期を成功に導くために、
どうするか。
DSCN0431-6
もちろん、私にはわかっている。

最後に万代社長の阿部秀行さんと、
前原さんを囲んで7班が写真。
DSCN0436-6
シカゴ初日の最後は、
イータリーで大満足。

ウェグマンズもホールフーズも、
内食・中食・外食の融合。

それらにも方向性を示したのが、
「スローフード」を標榜するイータリー。

これを私は、
「イータリー化現象」
と呼ぶ。

さて、ミシガン湖から朝日が昇り、
シカゴの2日目。
DSCN7274-6

宿泊は名門コングレス・プラザ。
DSCN7282-6

その2階会議室で、
朝から講義。
DSCN0509-6

アトランタ&シカゴ研修をまとめつつ、
後半はポジショニング戦略。
DSCN0515-6

万代ドライデイリー会の幹部は、
何度も何度も聞いている戦略。
しかし初参加者には、
新鮮だったと思う。
DSCN0513-6

今回訪れた店舗事例を中心に、
コンテスト型競争の時代、
フォーマットの時代、
その中でいかに、
イノベーションを起こし続けるか。
朝の2時間、それを語った。DSCN0522-6
Eataly Chicagoにも、
イノベーションを学んだ。

そしてもちろん、
イータリーに傲慢や自卑はない。

「より優れたもの」を目にしたら、
感情に押し流されたりしない。
「より劣るもの」に従ったりしない。

その証拠に、
Eataly「Our Policy」
1.The customer is not always right
顧客はいつも正しいわけではない。

2.Eataly is not always right
イータリーもいつも正しいわけではない。

3.Through our differences,
we create harmony
顧客とイータリーの差異が、
調和を創り出す。

スピノザがいま、
生き返ってイータリーを見たら、
絶賛するに違いない。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2016年11月12日(土曜日)

シカゴに移動、マリアーノスとホールフーズに感銘受ける

朝5時15分集合。
リムジンバスで、
アトランタ空港へ。

それからアメリカン航空に乗り込む。DSCN0071-6

早朝の空には、
うろこ雲。
DSCN0074-6

飛び上がると、アトランタの平原。DSCN0076-6

2時間ほどで、
ミシガン湖が見えてくる。DSCN0083-6

イリノイ州シカゴ市。
ニューヨーク、ロサンゼルスに次いで、
アメリカ合衆国第3の都市。DSCN0086-6

到着するとリムジンバスに乗って、
まずヘイネンズへ。
オハイオ州18店、イリノイ州4店。
合計22店舗のローカルチェーン。DSCN0155-6

入り口を入ると青果部門。
床は木目調で縦線が入っている。
床のピカピカは、
この企業の特徴。
DSCN0125-6

店舗奥のサービスデリが、
本当においしい。
DSCN0099-6

ワイン売り場が充実していて、
ショット販売している。DSCN0113-6

イートインルームで、
インタビューに応じてくれた。DSCN0143-6

ストアマネジャーのデリックさん。DSCN0146-6
自信満々に、非上場の、
ファミリービジネスの戦略を語ってくれた。

そしていつものメンバーで写真。DSCN0150-6
アップスケールなニッチャーのあり方を、
ヘイネンズが教えてくれた。

ニッチャーに続いて、
シカゴ地区のマーケットリーダー。
ジュエル・オスコー。DSCN0186-6

現在、この会社は、
アルバートソン・グループ。

スーパーマーケットのジュエルと、
オスコードラッグが合併し、
ジュエル・オスコーが誕生。

業界4位のアメリカンストアーズに買収され、
さらに1992年、そのアメリカンが、
アルバートソンの傘下に入る。

イリノイ州、インディアナ州、アイオワ州の
3つの州で185店を展開する。

店づくりは、典型的な、
コンベンショナルスタイル。
DSCN0161-6

しかし、オーガニック売り場は充実。
つまり伝統型店づくりだが、
最新トレンドは取り入れている。
DSCN0162-6

ラディッシュと葉物の花のような陳列法。
DSCN0164-6
美しい。

ミートとシーフードの対面売り場。
対面売り場ではあるが、
肝心の人がいない。DSCN0168-6

奥主通路のプロモーションスペースでは
セーフウェイのPBを売り込む。
DSCN0171-6

さらに店舗右翼は、
対面のデリ売り場。DSCN0175-6

そしてファーマシーは、
右翼の入り口付近に配置。DSCN0181-6

レジ前では
ワールドシリーズで優勝した、
シカゴ・カブスのグッズを展開。DSCN0183-6
テキサスやカリフォルニアの、
セーフウェイやアルバートソンよりも、
ちょっとだけいいが、
典型的なコンベンショナル型。

つまり遅れている。

やはりファンドに牛耳られた小売業は、
うまくいくはずもない。

つづいて、
マリアーノス。DSCN0189-6
ローカルチェーンのラウンディーズは、
米国中央部に展開する。
その傘下のバナーの一つ。
ただしそのラウンディーズは、
業績不振に陥り、
2015年12月に、
クローガーに買収された。

この店は昨年6月にオープンしたばかり。
店舗面積は9万2000平方フィート。
2585坪。

マリアーノスは、
ウェグマンズとホールフーズを、
模倣したつくり。

店舗導入部は青果部門。
ナチュラル&オーガニックを強化する。
DSCN0296-6

広大な店舗左翼には、
フードサービス部門が強化されている。
イートインのスペースも充実。
DSCN0202-6

オイスターバーもある。
アメリカのトレンドの一つ。DSCN0211-6

ガラス張りのイートインコーナーで昼食。
天井が高く快適なスペース。
DSCN0200-6

ランチは、BBQのブリスケットと、
オイスターバーの1ダースセット。DSCN0203-6

フードサービス部門のあとの
第一コーナーは
ミートの対面売り場。DSCN0217-6

その反対側に、
シーフードの対面売場。
DSCN0222-6

ガラスで仕切られたチーズショップ。
天井からチーズをぶら下げた、
重厚なプレゼンテーション。
ショップ内にいい香りが漂う。
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店舗奥中央には、
スパイス&ソルトのバルク売り場。DSCN0250-6

長い長い奥主通路。
壁面はセルフの多段ケースが並び
右手がグロサリー。
DSCN02466-

リカー売り場は、
ビールからワインへと続く。
そのエンドには、
19ドル、27ドル、29ドルのワイン。DSCN0253-6

グロサリーは、
店舗右翼の広大な売り場。
この売り場構成は、
ウェグマンズの模倣。DSCN0259-6 

大容量のお買い得商品が並ぶ、
ビッグ・バーゲン・バイの通路。
つまりはケース売り。DSCN0263-6

そして「ストリート・マーケット」
シカゴのストリートで、
市場が開かれる。
それを模した売り場だ。
DSCN0268-6

輸入食品のコーナーは、
「グローバル・クイジーン」DSCN0274-6
日本の東京コーナーもある。

ゴンドラエンドでは、
ロープライスを打ち出す。DSCN0287-6  
しかし店舗右翼のグロサリーは、
広すぎるし、商品力が足りない。
クローガーの傘下に入ったが、
いまだ、改革は進んでいない。

クローガーも急いではいない。
徐々にクローガーのグロサリーの力が、
マリアーノスに浸透してきたら、
すごい店になる。

そしてクローガーは、
このシカゴ大商勢圏に、
橋頭堡を築くことになる。

ホールフーズマーケット。
IMG_9969-6

ここでは店長インタビュー。
DSCN0300^6

4年前に入社したフロイド店長。
その前はシカゴに本社を置く、
外食のレタス社でシェフをしていた。
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ホールフーズに転職して、
チームメンバーからチームリーダー、
そしてストアマネジャーになった。

そのフロイドさんに、
2チームに分かれて、
店内ツアーをしてもらった。

そしてそのリーダーシップを垣間見た。DSCN0315-6
ホールフーズ店内の、
各チームのメンバーを、
引き立てつつ、
モチベーションを与える。

店は店長によって、
上がりもするし、下がりもする。

フロイドさんと、
意気投合。
固い握手。
DSCN0322-6

もちろんホールフーズは
自慢の青果部門が導入部。
DSCN0327-6

シーフード売り場は全米一。DSCN0354-6

ミートの対面売り場。
壁面の造作がすばらしい。
IMG_9914-6

世界中のチーズを集めた売り場。
IMG_9928-6

フードサービス部門。
中央は定石のセルフ・デリ・セレクション。
量り売りのサラダ、デリ、スープなど。
IMG_9956-6
最近はホールフーズの業績が、
かつての絶好調期とは異なる。

しかも、共同CEOのウォルター・ロブが、
今期決算の責任を取って退任。

フロイドさんにロブのことを聞いたら、
「これまではジョン・マッケイ創業者と、
二頭マネジメントだった。
それが一本化されて、
現在の困難な時期には、
いいと思う」

クールな店長だ。
それも気に入った。

最後にイータリー。DSCN0357-6
イタリアからやってきて、
ニューヨークマンハッタン5番街に、
第1号店を登場させたのが、
2010年。

このシカゴ店は2013年秋のオープン。

素晴らしい。

私たちは特別の計らいを受けて、
もてなされた。
その模様は、
明日のこのブログで。

乞う、ご期待。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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