結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年01月28日(水曜日)

「雑学のススメ」とアベノミクスの「インフレ目標より成長目標」

錦織圭、残念。
全豪オープンテニス男子シングルス、
準々決勝でスタニスラス・ワウリンカに敗北。

といってもワウリンカは、
世界ランキング4位のスイス人。
29歳。

25歳の錦織は世界5位だから、
4位と5位の接戦。

ここまで大いに楽しませてもらった。

次を期待しよう。

かと言って、全豪オープン。
ここで観戦打ち止めはもったいない。
もちろんライブで見ることなど、
できないのだけれど、
この際、テニスも学んでしまおう。

私はそうやって、
雑学の領域を広げてきた。

そして、雑学は、
不思議なことに、
やがて全て役に立つ。

商売のように、
社会のなかで、
様々な顧客を相手にする仕事は、
こういった雑学も役に立つ。

ジャーナリズムも、
それは同じ。

1月の終わり。
毎月の月末には、
機関誌などが送られてくる。

『AJSネットワーク』と、
『Meiji Marketing Review』。

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前者はオール日本スーパーマーケット協会の機関誌、
後者は㈱明治マーケティング推進本部のメディア。

私はどちらももう8年ほど、
連載で書き続けている。

Meijiには今回、
「進化する陳列・演出テクノロジー」、
AJSネットワークには、
「地方スーパーマーケットの六重苦」を、
それぞれ書いた。
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そのAJSネットワークには、
会長の荒井伸也さんが、
毎号、巻頭エッセイを書いている。
今回のタイトルは「年末年始営業」。
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荒井さんの文章は、
その豊富な経験談によって彩られるが、
今回は、住友商事の社員の頃と、
サミットの経営者の頃の違い。

「他人が遊ぶ時には働き、
他人が働く時には遊ぶ」

その小売業の素晴らしさが、
表現されている。

ところで『ほぼ日刊イトイ新聞』の巻頭言。
糸井重里が毎日、
「今日のダーリン」と題して書く。

今日は「ちょっと長めの休み」について。

荒井さんが書くように、
商人は年末年始、仕事する。

だから1月の上旬・中旬など、
「ちょっと長めの休み」が取れる。

糸井は述懐する。
「たいていの人は、
どこかに旅行に行こうとか、
なにかふだんできないことを
しようと思いはじめる」

「長めの休みがあって、
旅行に行けないとなると、
近いところへピクニックだとか、
動物園だとか美術館だとか
映画館だとかに行こうとする」

「そのどちらもできないとき、
ぼくらは、わりかし
『ため息』をついたりしかねない」

「『あああ、なんにもできないうちに
休みが終わったなぁ』
と、軽い自己嫌悪さえ感じながら、
せっかくの長めの休みを
後悔の種にしてしまったりね」

このフレーズ、
荒井さんの巻頭言とそっくり。

住商の頃の正月元旦。
「何だかんだやってるうちに、
元日の時間はどんどん経っていって、
ほとんど何にもしないうちに日が暮れる」

「こうして正月三が日は、
またたく間に過ぎる」

そこで糸井は提案する。
「あらためて古くさいことを言うのだけれど、
長めの休みに長めの小説を読む」

「思えば、若いとき、
お金がなく時間があったとき、
いつも長い休みのようで、
ごく自然に小説を読んでいた」

「仕事の役に立つ本でなく、
だらだらと、小説を読む。
これは、自己嫌悪になりにくい
休みの過ごし方になる」

「ぼくは、そのことをすっかり忘れていて、
このまえの正月休みのときに、
思いだしたのだった」

私には今、残念ながら、
「長い休み」はない。

「ちょっと長い休み」も。

しかし海外出張の時など、
ディープな仕事の本と、
長めの小説などを、
両方、携えていく。
〈今、密かに読んでいるのは『特捜部Q』。ユッシ・エーズラ・オールスン著。
シリーズ4刊まで発刊されている〉

荒井さんは休みの時には、
自分で小説を書くのだろうけれど。
そのうえで、私は「雑学のススメ」。

ハンドルの緩みのように、
リラックスとリフレッシュは、
誰にも必要だ。

さて今日の最後に、
日経新聞のコラム『大機小機』から。

いきなり、言い切る。
「アベノミクスの第1の矢は的を外した」

2年で2%の消費者物価上昇が目標。
いわゆるインフレターゲット作戦。

黒田東彦日銀総裁の異次元の金融緩和政策。
功を奏したかに見えたが、
原油価格が半値以下という現象で、
インフレ目標達成は道半ば。

ただし、原油価格急落は、
日本経済にもアメリカ経済にも、
フォローウィンド。

日本の消費、アメリカの消費にも、
ビュンビュン追い風が吹く。

だからコラムニストは提案する。
「物価目標にこだわるより
物価上昇と成長を合わせた名目成長の目標を
政府、日銀が共有するときである」

インフレ目標より、
成長目標。

「原油安で物価上昇は鈍る。
半面、実質成長は底上げされる。
物価上昇と成長を合わせた目標の設定こそ
理にかなっている」

賛成。

その目安も示す。
「3%程度の名目成長目標が妥当だろう」

したがって企業も、来期予算は、
最低3%の成長目標を立てねばならない。

もう一つは、アベノミクスの第3の矢。
「力不足」。

しかし理由は明白。

「肝心のグローバル市場戦略が欠けている」

「中国はじめアジアの成長力を
目いっぱい取り込まないかぎり
成長はおぼつかない」

これは昨日のブログで書いたが、
イオンのベトナム進出と、
ASEAN事業の展開が、
リテール産業全体から、
面目を保っている。

商人舎magazineで示したが、
ユニクロのカナダ出店も。

セブン-イレブンやローソンのアジア対応も、
ダイソーやニトリ、MUJIの海外進出も。

結構、小売業は第3の矢に、
貢献している。

インフレ目標よりも、
名目成長目標のほうが、
わかりやすいし、見えやすい。

これも追い風と判断していいだろう。

〈結城義晴〉

2015年01月27日(火曜日)

イオン吉川美南FTから多摩平の森、ベトナム2社資本提携会見へ

昨日今日は暖かかった。
春本番のような陽気。

その2日間、イオン巡りに終始した。

昨日は埼玉県吉川美南。

東横線から日比谷線、
千代田線に乗り換えて、
最後は新松戸から武蔵野線。

吉川美南駅。
2012年3月17日開業の新駅。
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真新しい駅前に、
ケーズデンキ。

そのK’sに隠れるように、
イオンリテールの新フォーマットFT。
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極めて意欲的な実験だが、
まだ道半ば。
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しかしファッションと住居関連の品揃えの、
新しいコンセプトのモデル。
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木下尚久さんからじっくり話を聞き、
私なりの考えも提案して、激励した。

木下さんは、
イオンリテール㈱の
新事業開発プロジェクトリーダー。
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取材の途中から、
イオン広報の小西一仁さんも加わり、
いろいろレクチャーしつつ、
互いに意見交換。
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実に楽しいひと時だった。

木下さんには、
大いに頑張ってもらいたいものだ。
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ファミリー・ツリー(FT)の前で写真。

日本のノンフード・フォーマットに、
イノベーションを促す試金石の店。

詳細は月刊『商人舎』2月号にて。

そして今日は朝から、
東京・日野市へ。

東横線菊名駅から、
JRに乗り換えて、横浜線。
終点の八王子から豊田に戻って、
駅前のイオンモール多摩平の森へ。

昨年末から、何度か来ているが、
あらためてイオンリテール店長にインタビュー。
橋本幸久さん。
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このモールは駅前立地。
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火曜日の昼前なのに、
駅側からの人並みが、
ショッピングセンターに吸い込まれていく。
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イオンリテールは、
売り場3層のモールへの出店で、
結果的にフード&ドラッグとなった。
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広報の吉田和弘さんと3人で、
モール内をくまなく視察。

そのあたりの経緯と、
新フォーマットづくりの中身を、
これまたじっくり話してもらった。

橋本さんは33歳でイオンの店長になり、
今、44歳。

ずっと店舗現場を担当してきた。
そしてこの店の開設委員長となり、
店長となった。

それだけに現場からの改革意欲が旺盛。
とくに惣菜デリは好調だ。

大いに期待したい。

この店の詳細も、
月刊『商人舎』2月号にて。

だんだん2月号の全貌が、
明らかになってくる。

2時間半ほど多摩平にいて、
それから急ぎ、都心へ。

ホテルオークラ。

これもイオンの記者会見。
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イオンがベトナムに進出するにあたって、
大型ショッピングセンターは直営で開設するが、
スーパーマーケットは現地企業と、
資本業務提携をすることになった。

そのベトナム2社提携発表の会見。

日本側は岡田元也イオン社長、
尾山長久アセアン事業最高経営責任者が出席。

提携先は、
首都ハノイを地盤とするフィビマートと、
商都ホーチミンのシティマート。

フィビマートは、20店舗54億円、
シティマートは、27店舗57億円。

ともにスーパーマーケット主体のローカルチェーン。
日本で言えば東京と大阪の、
ローカルチェーンと提携するようなもの。

岡田さんの発言。
「次なる消費大国ベトナムで、
モールとGMSだけでやっていくのは無理がある。
スーパーマーケットを単独でやっていくのは、
さらに無理がある」

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目指すはベトナム第一の小売業。

中産階級が爆発的に増えるベトナム。
この中産階級のマーケットが、
イオンの主戦場である。

シティマートのラム・ミン・フーさんが、
岡田元也社長の発言として紹介した言葉。
「我々には、
たった一人の先生ではなく、
たくさんの生徒が必要だ」

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ベトナムのローカルチェーン2社のトップ、
イオンの理念に心酔しているようだ。

記者会見の詳細は、
商人舎magazineにて紹介。

最後にベトナムのフォトパネルの前で写真。
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忙しい2日間だった。

しかし現場取材は、
いいなあ。
ご協力、ありがとう。

〈結城義晴〉

2015年01月26日(月曜日)

ナチュラルローソンと成城石井堅調の「とんがり★こだわり」

Everybody! Good Monday!
[2015vol4]

2015年第5週。
今週末の日曜日から、
早くも2月。

1月行く、
2月逃げる、
3月去る。

一日いちにち、
日が長くなり、
そして1月がもう、
行ってしまう。

日脚伸ぶ一度降りたき隣街 
〈日経判断より 尼崎市・池田誠喜〉
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それでも今週後半は、
寒さがぶり返す。

これ以上捨つるものなし冬木立 
〈朝日俳壇より 前橋市・荻原葉月〉

さらに、孤独な老人の日常のひとりごとか。

裸木に包み隠さず話しけり 

〈同 前橋市・荻原葉月〉

まず、お知らせ。

この商人舎公式ホームページの巻頭に、
ロンドン・パリ・バルセロナ研修ツアー。
4月15日~23日。

イギリスでは、
テスコのマルチフォーマットをはじめ、
ウォルマート・アズダ、セインズベリー、
ハロッズ、マークス&スペンサー。

フランスは、カルフール、オーシャン、
そして冷食専門店ピカール。

バルセロナはもちろん、
メルカドーナを中心に、
地元のエロスキ、DIA。
カルフール、オーシャンの侵入を、
しっかり受け止めた地元勢。

ドイツのアルディ、リドルも、
各都市に侵入し、
荒らしまくっているが、
それすら迎撃する態勢。

ずいぶん多くの経営者が、
メルカドーナを訪れた。

しかし結城義晴の解説なしに訪問しても、
その真の意味は理解できなかった。

学者もコンサルタントもアナリストも、
これは学びどころ。

その上、今回は、
ロンドン、パリ、バルセロナ。
それぞれの都市が素晴らしい。

街並みがまず、すごくいい。

大英博物館&ナショナルギャラリー、
ルーブル美術館&オルセー美術館、
サグラダ・ファミリア、グエル公園。

見どころ満載。

今年は観光も充実。
ロンドンからパリへは、
ドーバー海峡の下をくぐる、
ユーロスターの鉄道の旅。

いいですよ。

今回は結城義晴、
お望みとあれば、
観光案内もしたいと思っている。

私、ヨーロッパには、
明るいのです。
強いのです。

パリのSIALドールで、
世界一のグローバル・ドールを、
獲得した実績を持つほど。

第二外国語はロシア語だけれど。

ロンドンのミュージカルは、
ニューヨークを凌ぐ。

パリのムーランルージュやリドも、
世界最高のパフォーマンス。

バルセロナのフラメンコは、
死ぬまでに一度は見よ。

それぞれの都市の食べ物も、
それぞれに絶品。

アメリカもいいけれど、
ヨーロッパもいいなあ。

こうやって書いているだけで、
ドキドキ・ワクワクしてくる。

今週のスケジュールは、
商人舎magazineの日替わり連載。
月曜朝一・今週の販促企画。

もう、視野は2月。
節分の恵方巻きと、
バレンタインデー。

早仕掛け・早仕舞い・際の勝負。

これは忘れてはならない。

さて今日は、親しい経営者が、
新聞に登場。

まず、ユースキン製薬社長の野渡和義さん。
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朝日新聞『リーダーたちの本棚』に登場。

私の中学高校の器械体操部の先輩。
『ドラッカーと論語』が入っているのが嬉しい。

一方、日経新聞『ニュース一言』には、
不二家社長の桜井康文さん。

「安全でおいしい商品を提供するのが基本。
品質の不備はあってはならない」
きっぱりとコメント。

子会社飲食店で販売したケーキの一部に、
カビが発生。

全国の各エリア統括責任者が、
店舗を巡回・指導する頻度を増やし、
管理体制を確立。

「当社が主体となって
再発防止を徹底する」

桜井さんの決意表明。

さてさて、日経新聞『月曜経済観測』。
「足踏みコンビニどうみる」に、
ローソン社長の玉塚元一さん。

「消費の二極化といわれるが、
そんな単純なものではない。
機能や品質で買う理由が
明確な商品やサービスでないと売れない」

「その店にしかないプライベートブランド商品や
手に入りにくい輸入食品は好調だ」

グループ内の動向。

「ナチュラルローソンは
既存店売上高は約5%増で推移。
「成城石井は約10%増」

「消費者の心をつかめた商売を
している店は堅調」

顧客の心の中に、
独自の地位を占めること。
それをポジショニングという。

これをアウトスタンディングにすること。

コンビニはマクロ経済に連動する。
そこまでの産業になってきた。
しかしコンビニの商売そのものは、
「マクロの指標に流 されるのではなく、
ミクロで変化に対応していけば、
まだ成長できる」

ナチュラルローソンは、
健康や環境に対応しているから、
好調なのではない。

成城石井は、
高級スーパーだから、
堅調なのではない。

健康・環境、高級といったマクロ指標、
それに対応すれば、
商売がうまくいくのではない。

ミクロな指標、ミクロな局面で、
「とんがり★こだわり」を出しているから、
好調なのだ。

みなさん、今週も、
とんがり★こだわり。
今年の商人舎標語。

ではGood Monday!

〈結城義晴〉

2015年01月25日(日曜日)

ジジと光の春[日曜版2015vol4]

ジジです。
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部屋にさしこむ光が、
かわってきました。
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ボクにもそれが、
よくわかります。
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とくに今日は、
光がちがいます。

窓の光。
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カーテンからさしこむ。
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キッチンも。
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時間がすぎていく。
それが光の変化を、
うみだすのでしょう。
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ベランダも。
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すみれ。
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光があたる。
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これも。
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みんな、光にむかって、
生きています。
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部屋のなかにも、
そんなものが、みちてきた。
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もちろん、かれは、
かわりません。
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ユウキヨシハルのおとうさんは、
きのうから、いません。
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アメリカからかえってきて、
これにうちこんでいます。
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4アイアン。

トーキョーベイ。
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トキオ・シティ。
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光がちがいます。
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日がしずむ。
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おうちでも。
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こんなに光が、
かわってきた。
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光の春です。
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もうすぐ、
春がやってきます。
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生きるエネルギーが、
かんじられます。

〈『ジジの気分』(未刊・今年は写真集?)より〉

2015年01月24日(土曜日)

戦後日本70年前後期の楽観でも悲観でもない「成長・失敗モデル」

イギリスの名宰相ウィンストン・チャーチル卿。
名言家でもある。

朝日新聞『天声人語』が取り上げた。
「悲観主義者は
すべての好機の中に
困難を見つけるが、
楽観主義者は
すべての困難の中に
好機を見いだす」

そしてつぶやく。
「とても楽観などできない。
しかし悲観も諦めも禁物だ」

イスラム国の人質事件のことをいう。
そのスタンスを崩さない。

事件はいまだ闇の中。
国際社会は極めてクールに、
この事件を捉え、
日本政府もそのスタンスを崩さない。

楽観もせず、悲観もせず。

そこからはごくごく冷静な、
論理的判断が導き出される。

私はそれを強く感じる。

今日は年始に続いて、
千葉県木更津へ。
イオンモール木更津。
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イオンの郊外型モールとして、
成功を収めている。

駐車場もご覧のとおり。
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イオンスタイルは、まず、
食品で確かな成果を出しつつある。
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一方、非食品の、特に衣料品も、
今一歩のところまで来ている。
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モールはシネマコンプレックスが、
イオンスタイルの反対側の核。
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南房総全域から顧客を集める、
まさしく核機能を果たしている。

ノジマも反対側の核。
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ギャップのオールドネイビーが、
モール中央にあって、存在感を示している。
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専門店群も健闘。
アズール・バイ・マウジーは、
国内91店になった。
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コンコースにステージ陳列。
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モールにライフスタイルセンター流の彫刻。
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ただしここに、
販促物や営業臭いものを、
添えてはいけない。

1月最後の土曜日に、
この繁盛ならば、
あとは数字を見ながら、
「良いところは伸ばし、
悪いところは改善する」

楽観も悲観もせず、
客観的に冷静に仕事すること。

その姿勢でいいだろう。

さて、日経新聞コラム『大機小機』。

今日のタイトルは、
「戦後日本70年の総括」

コラムニスト桃李さん。
対局から物申す人。

まず、日本を、
「平和国家」と規定する。

「戦後70年間、戦争をしなかったのは
国連加盟193カ国のうち8カ国しかない。
アジアで日本以外はブータンだけである」

世界に誇るべき歴史。

先日の講演でも、
丹羽宇一郎さんが主張した。
伊藤忠商事の元社長・会長、
前中国大使。

日本の条件のひとつは、
「戦争しないこと」。

コラムニストは、
「戦後の荒廃から目覚ましい勢いで立ち直り、
最も成長した日本」を指摘する。

「その発展の教訓を伝えて
世界に貢献する希有な機会である」とする。

戦後生まれが総人口の8割。

「戦後70年の歴史の本質は何か」。

「昭和の歴史は戦争によって、
前期後期に分けられた」
三島由紀夫
も書いている。

三島は三島なりに昭和前後期を総括し、
45年前に市ヶ谷の自衛隊バルコニーで演説し、
割腹自決した。

今年、三島の生誕90年、
死後45年を迎える。

コラムニストは三島の言う後半の70年を、
さらに前半と後半に分けて整理する。

前半は、成長・発展の歴史。

「日本が開戦した契機は
領土拡張による石油資源の確保であった。
だが、戦後日本が高度成長できた原因は
自国内に資源を持たなかった点にこそある」

「国内に資源を持たないため、
世界中で最も高品質で
最も低価格の資源を選んで輸入し、
加工することで高い付加価値を生み、
さらなる輸入資源の購入原資を得ることができた」

我々日本の成長の源泉は、
領土拡大ではなく、
「絶えざる技術進歩」である。
つまりイノベーション。
それを生む「人材教育」である。
つまりエデュケーション。

日本の成長は、
イノベーションとエデュケーションによった。

それが総括。

近代的日本商業にも、
このDNAは貫かれている。
イノベーションとエデュケーション。

「戦後の民主化は社会の自由度を高め、
西欧以外では初の先進国となった歴史は
途上国の目標でもある」

三島由紀夫は、
そのことの虚無性を指摘し、
自らの命を絶つことで、
総括したのだったが。

一方、70年間の後半。
「バブル期に始まる政策失敗の歴史」

なんとこの政策の失敗も、
教訓となっている。

「米国は日本を他山の石として、
大胆な金融政策でデフレ突入を防ぎ
早期に成長を回復した」

さらにその日本の失敗モデルは、
世界標準となった。

丹羽さんは、
中国が40年、韓国は20年、
日本やアメリカから遅れ、
やがてデフレに陥ると予言している。

それもこの標準失敗モデルによって、
回復するに違いない。

コラムニストは結ぶ。
「この機会に、戦後史を総括し
未来志向の教訓を
世界に発信すべきである」

私たちも、戦後商業を、
二つに分けて総括することができよう。

それは「商業の近代化」プロセスの中の、
「成功と失敗」の二つの現象である。

日本のチェーンストアの世界にも、
同じく前後期の「成長と失敗」があった。

それはダイエーの盛衰の歴史に、
象徴的に表されている。

「膨張と成長」と表現したのは、
故田島義博学習院大学院長だった。

成長の源泉は、
「イノベーションとエデュケーション」。

失敗の原因は、
「企業バブル期の連続的な失政」。

この商業近代化の成功と失敗を思い返すことで、
次の時代の「商業現代化」が見透される。

2015年1月最後の土曜日。
楽観でもなく、悲観でもなく、
そんなことを考えた。

〈結城義晴〉

2015年01月23日(金曜日)

CGC「カテゴリーマネジメント研究会」講演と「お客様は神様か」

今日は午後から、東新宿へ。
㈱シジシージャパン主催、
「カテゴリーマネジメント研究会」
での講演。

CGC本部にほど近い電設年金会館。

今日のテーマは、
「2015スーパーマーケットのポジショニング戦略」
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会場にはCGC加盟社、
CGCジャパン本部の商品部、
情報システム部の皆さん、
そして研究会メンバーのメーカー・卸、
その担当者ら60名ほどが集った。

講義は10分の休憩をはさんで3時間。
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今年最初の講演で、
しかも3時間たっぷり。

力が入った。
プロローグは倉本長治とドラッカー、
さらにスチュー・レオナードとイータリー。

本論は、二部に分かれている。
第1はコモディティ化現象の商品問題。
プライベートブランド、
商品戦略の考え方、
ビッグデータの活用、
脱コモディティ化戦略。

第2は業態・フォーマット論から、
ポジショニング戦略まで。

結城義晴の持論を丁寧に解説。
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3時間はあっという間。
ご清聴に感謝。

研究会には、
㈱オギノ手塚帰一さんも参加。
営業企画室総括マネジャー。
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久しぶりだったのが小須賀勇さん。
ハウス食品㈱営業本部広域営業部次長。
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商人舎のアメリカ視察研修会に参加してくれた。

小泉直樹君は、
私のジュニアソフトボール監督時代の愛弟子。
今はCGCジャパンのストアサプライチーム係長。
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小学生の時から教えているから、
今でも私のことを「監督‼」と呼ぶ。

最後に事務局のメンバーと写真を撮ろうとしたら、
並び方でちょっともめて・・・・・。
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こうなりました。
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エス・ビー・システムズ㈱のDB推進チームの面々。
私の隣から浦田大輔さん、鈴木友介さん、池谷恒一さん。

そして㈱三徳新宿本店を訪問。
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この40年ほど取材に訪れている。
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それでも何度目になるだろうか、
改装されて現代化を果たしていた。

道路の対面にある三徳のリカーショップ。
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この店は高額品が売れる。
20年くらい前だろうか、
取材したことがある。

今日もドンペリのロゼが、
4万円で売られていた。

さて今週はじめの日経ビジネスオンライン。
タイトルは「『お客様は神様』じゃない」
日経ビジネスの宇賀神宰司さんと西雄大さんが執筆。

そのイントロダクション。

「土下座を強要する、店頭に居座る…。
深刻な顧客トラブルが全国的に増えている。
苦情のメールや電話も
かつてなく暴力的になっており、
社員のストレスは高まる一方だ」

「過激化する消費者から社員を守り、
多様化が進む中で競争力を維持するには、
顧客との関係を根本的に見直す必要がある」

「顧客視点が成長の源なのは当然のこと。
だが、企業は今、改めて認識すべきだ。
もう『お客様は神様ではない』、と」

このあと事例が並ぶ。

第1は、大阪のファミリーマート茨木横江店。
この店は「コンビニ土下座事件」の舞台。

昨2014年9月8日深夜、
駐車場でたむろしていた数人の男女が、
空のペットボトルに水を入れろと要求。
さらに店内で飲食を開始。
抗議した店長に商品を投げつけ、
その上で土下座を要求。

その後、男女は逮捕。
執行猶予付きの有罪判決が下っている。

第2は札幌市の「しまむら」苗穂店。
一昨年2013年9月、
購買商品が不良品だったことで、
女性顧客が店員に土下座を強要。

その他、滋賀県のボウリング場でも。
鉄道暴力は前年比14%の増加。

電話によるクレーム対応も、
過酷になる一方。

とくに高齢者による“穏やかなクレーム”は、
ここ数年、急増中。
「上司気取り型クレーム」
「昔取ったきねづか型クレーム」
などと呼ばれる。

「孤独で元気過ぎる老人」が増えている。

「面倒なクレームを持ち込むのは
圧倒的に男性高齢者、
はっきり言えば団塊の世代」

記事のまとめ。
「一部消費者は明らかに
『神様』とは言えなくなってきた。
顧客を絶対的存在と位置付け
『言いなり』になっていると、
社員が傷つくばかり。
そんな時代になってきた」

さらに商品開発の現場でも、
一つの足かせになりつつある。

「かつて日本企業の強さは、
顧客の声をあまねくかき集め、
より多くの人を満足させる製品を
開発する技術にあった」
これがマーケティングの本道だった。

「しかし、市場が成熟し、
大衆の要望が多様化すると、
“最大公約数的商品”は魅力を失う」
コモディティ化現象と、
マス・マーケティングの行き詰まり。

「逆に台頭してきたのが、
デザイン性を集中的に高めたり、
機能を大胆にそぎ落としたりした
エッジの立った製品だ」

これこそアウトスタンディングなポジショニング。

記事の結論。
「社員を守るためにも、
商品開発力を高めるためにも、
日本企業は顧客との関係を
見直す時期に来ている」

この記事の結論こそ、
全くエッジが立っていないけれど、
同じ日の日経新聞本紙。
『キャリアアップ』は、
「おもてなしの達人 コンシェルジュに聞く」

マンダリンオリエンタル東京、
田隝益美チーフコンシェルジュは言い切る。
「あるときはトラベルエージェント、
あるときは家族、友人にもなること」

「お客様に満足を超えた感動を
味わってもらうことが我々の使命だ」。

日経ビジネスと日経本紙の、
同じ日の記事のこのギャップ。

今日、私の講演の、
スチュー・レオナードとイータリー。

スチュー・レオナードの「Our Policy」
Rule1 The Customer is Always Right!
Rule2 If the Customer is Ever Wrong,
Reread Rule1.

イータリーの「Our Policy」
1 The customer is not always right
2 Eataly is not always right
3 Through our differences,
we create harmony
顧客をセグメントし、
ダーゲティングし、
ポジショニングする。

それなくしては、
この問題は解決しない。

そしてドキドキ・ワクワクする仕事をする。
ドキドキ・ワクワクしない仕事はやめる。

ピーター・ドラッカー先生は、
鋭く、現代を見透していた。

〈結城義晴〉

2015年01月22日(木曜日)

「スーパー18年連続減収」とNYハンバーガー店「SHAKE SHACK」

Islamic State。
日本のマスコミでは「イスラム国」。

二人の日本人を人質にとって、
2億ドルの要求。

人の命が金と交換される。

それ自体、現在の日本には違和感はあるが、
ヨーロッパや中東では、
ローマ時代の十字軍のころからあったし、
さらにローマ帝国分裂後の地中海世界でも、
イスラムの海賊が身代金目当ての略奪をした。
そのあたりの歴史は現在に繋がっている。

しかし期限は72時間。
刻一刻と時間は迫る。

さて日経新聞の3面。
「スーパー、18年連続減収」の記事。

昨日のDaily商人舎でも取り上げたが、
日本チェーンストア協会2014年の統計。
既存店売上高が18年連続のマイナス。

総合スーパーは、
商業統計に明らかなように、
1997年をピークに売上高減少を続けている。

だから記事にはこうある。
「衣食住の商品を扱うイオンやイトーヨーカ堂など
総合スーパーが中心になる
14年の全国スーパー売上高は13年比0.6%減」

一方、食品スーパーマーケットは、
これも今日のDaily商人舎で分析したが、
2014年売上高は13年を0.9%上回った。

コンビニエンスストア既存店客数は、
前年比マイナス1.1%。

これを「コンビニも不振は鮮明」と言い切る。

業態別の整理、分析は重要だ。

神戸大学名誉教授の田村正紀先生は、
『業態の盛衰』の中にこう、書く。
「それなしには流通を
語ることができない基礎コンセプト」

さらに、
「戦略に共通したつくりを持つ企業の集りを
認識するためのコンセプト」

だからその区分は必要だ。
それが総合スーパーであり、
食品スーパーであり、
コンビニエンスストア。

ただし業態分析では、
実際には役に立たない。

フォーマットのレベルに落とし込んで、
細かく分析しなければならない。

フォーマットとは、
「業態が分化した様々な形」

これが田村先生の整理。

だとするとこの短い日経の記事は、
フォーマットレベルで、
自社・自店の分析をする必要がある。

チェーンストアの本部などには、
こういった仕事が要求されるだろう。

日経の3面の「総合1」面に、
でかでかと掲載された記事。

しっかり把握しておかねばならない。

「スーパーは18年も連続ダウントレンドなんだ」
そう、顧客や取引先や従業員に思われては、
仕事は前に進まない。

さてニューヨークのお土産ニュース。
ハンバーガーショップの
「SHAKE SHACK」
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大繁盛の行列ができる店。
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夜11時のマイナス10度でも、
店の外に並んでいる。
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店内に入ると、
注文のカウンターに行列。
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1時間待ちは当たり前。
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向こうのカウンターで注文し、
10分ほど待って、
手前のカウンターで受け取る。
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向こうがハンバーガーなどのオーダー、
こちらは冷たいものだけのオーダー。
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メニューは多彩。
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ハンバーガーのコンセプト。
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100%オールナチュラルのアンガス。
ホルモン剤・抗生物質を使わない。
ベジタリアン・フェッドの飼料を使う。

つまりホールフーズのようなハンバーガー店。

ニューメニュー。
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ドラフト・ビールやオーガニック・ジュースも。
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壁にはグッズ。
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厨房。
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右手がハンバーガーライン。
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ここで受け取る。
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そしてマスタードなどはセルフ。
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受け取りました。
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店内のイートインスペース。
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手前はスタンド席。

テーブル席もある。
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マネジャーに話を聞いた。
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「我々はグルメ・レストランのDNAを継承している」

創業者はダニエル・マイヤー会長、
CEOはランディ・ガルッティ。

ユニオンスクエア・ホスピタリティ・グループのオーナー。
ユニオンスクエアカフェやグラマシー・タヴァーンなど、
高級レストランを展開。

2001年、マンハッタンのマジソンスクエアパークに、
ホットドッグ・スタンドとしてオープン。

それが大繁盛し、
その後、ハンバーガーとシェイ クを中核とする
ハンバーガー・チェーンの展開が始まる。
健康・グルメ、しかし高価格設定。
ハンバーガーは分厚く、脂が乗っている。

それで大人気。

まさにホールフーズ。
ニューヨーク州に15店舗、
ワシントンDCに4店舗、
フロリダ州に4店舗、
ペンシルバニア州に3店舗、
米国内に合計36店舗を展開。

海外は、アラブ首長国連邦に10店舗、クウェートに6店舗、
ロンドンに1店舗など27店舗。

グローバル総店舗数は63。

通りの反対側に、
マクドナルドがある。
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行ってみる。
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ガラガラ。
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シェイク・シャックはもう、
「カルト的なライフスタイル・ブランド」。

ニューヨークの店どこも長蛇の列。

このシェイク・シャックは、昨年末に、
米国証券取引委員会に上場申請。
早速、ホテルに持って帰って試食。
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ズッシリと重くて、
肉厚、ジューシー。

ひと晩おいても、
満足できる味だった。

新製品は、オニオンリングが、
ちょっと脂っこい。
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ポットフライも、
もちろんフレッシュ。
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マスタードをつけて食す。
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㈱ロピアPCセンター工場長の庄司和良さんも、
嬉しそう。
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取締役の福島道夫さんは、
夜食にも関わらず、
完食で大満足。
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私は翌朝、バンズを除いて、
堪能しました。

マクドナルドもシェイク・シャックも、
ハンバーガーショップという業態。
どちらもファストフード。

しかしこれだけの格差がある。

もちろんイン&アウトも、
際立つポジショニングをもつ、
独自のフォーマットのハンバーガー・チェーン。

フォーマットの違いで論じなければ、
意味がない。

シェイク・シャックを食べると、
それが実感できる。

ニューヨークに行ったら、
SHAKE SHACK。

一度、どうぞ。

〈結城義晴〉

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