結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年08月14日(火曜日)

モンゴルのワンアジア・ゴルフ・トーナメントで感じた「成熟」

お盆期間の今日、8月14日。

夏の休暇中の人々は、
ちょっと一息つく日。

お盆商戦の人々も、
ちょっと一息か。

各社の売場にも、
ちょっと一息の気配が漂う。

年末年始にたとえれば、
今年のお盆商戦は、
8月11日(土曜日)と8月12日(日曜日)が、
12月30日、12月31日大晦日だった。

明けて、8月14日、15日、16日が、
正月三が日のような位置づけ。

だから先週末の11日、12日が、
商売上、ひとつのピークだったはず。

今週末までは、お盆商戦、
あるいは夏休み一家団欒商戦。

「ロンドン・オリンピックも終わったし」の観あり。

新聞各紙もロンドン五輪総括に忙しい。
なぜか日経新聞が、
巻頭コラム『春秋』から社説、
さらに総合欄やスポーツ欄で、
総がかりでオリンピック総括に勤しむ。

オリンピックには金の臭いがする。
そんなことを感じさせる。

その日経の社説は。
「五輪が示した『成熟国』への道」。
「日本は金7、銀14、銅17のメダルをとった。
総数の38はこれまでで最多である」

特徴の第1は、「史上初」「何十年ぶり」。
第2は、女子選手の元気が目立った。
第3は、団体競技で強みを発揮した。
第4は、金メダルに比べて銀、銅の数が多かった。
しかし第5に、全26競技のうち、
半数の13競技でメダルをとった。

そこから日経社説は主張する。
「スポーツの『大国』ではなくても、
『成熟国』なら目指せる」

この視点、とてもいい。
私も賛成。

朝日新聞の巻頭コラム『天声人語』。

「日本選手団のメダルは過去最多の38個。
これにて彼らは重圧から、我らは寝不足から解放される」

アーチェリーで銀を取った古川高晴(たかはる)選手。
「肩に掛かっていたものが今、
首に掛かっています」

座布団三枚。

そして、「スポーツの祭典に水を差す出来事」の指摘。

「男子サッカーで日本を下した韓国の一選手が、
『独島(トクト)はわが領土』という紙を掲げた件だ」

そして、韓国の政治にも言及。
「大統領の竹島(独島)上陸に呼応したナショナリズムは、
政治を持ち込まないという五輪精神にもとる」

「次の聖火がリオの空にともる頃、
世界は少しは前に進んでいるだろうか。
日韓はうまくやっているか」

結論。
「それもこれも、人の肉体ではなく意思一つにかかる。
例えば100メートルで9秒5を切るより、
ずっと易しいはずだ」

スポーツ成熟国日本と、
領土問題への対応。

人間の意思一つにかかる。
その通り。

ここで、もう少し、モンゴル報告。
ワンアジアクラブ・ウランバートル交流会。
何の政治的・宗教的制約もない。
経済的な打算もない。
民間・アカデミズムの純な交流。

そのモンゴルの大平原。
20120814000815.jpg

馬でその草原を走る人々。
米粒のようにしか見えないが、
気持ちよさそう。
20120812150022.jpg

放牧の羊や牛や馬が、大自然に溶け込んでいる。
20120814001011.jpg

その家畜を追って、馬を駆る。
20120814000839.jpg

観光客だけれど。
20120814000930.jpg

山並みと草原。
20120814001037.jpg

なだらかで美しい草原。
20120814001053.jpg

草原のなかの家並み。
ゲルが散在する。
20120814001115.jpg

しずかに息づく草原。
20120814001141.jpg

山際がくっきり。
20120814001158.jpg
この環境に触れているだけで、
領土などという感覚がなくなる。

私は10日の午後、
ウランバートルから5時間かけて、
保養地テレルジに到着。
20120814001218.jpg

ホテルはUB2。
20120814001253.jpg
テレルジ唯一のゴルフクラブハウスを兼ねている。

部屋も快適。
20120814001315.jpg

窓の外にはゲル。
ここにも宿泊できる。
20120814001334.jpg

今回のウランバートル交流会は、
「ワンアジア・ゴルフ・トーナメント」が主イベント。

その歓迎の懇親会。
挨拶はガンボルドさん。
主催のザアン・テレルジ・ゴルフクラブ・プレジデント。
ガンボルドさんはXac Bank 会長。
20120814001427.jpg
堪能な英語のスピーチは、
素晴らしかった。

日本からは、
ワンアジアクラブ大阪会長の国澤良幸さん。
㈱大商会長。
20120814001501.jpg
日本からはワンアジアクラブ東京、札幌、福岡、
そして大阪からメンバーが参加した。
もちろんワンアジア財団理事・監事・評議員も参加。
私は財団評議員としての出席。

今回はモンゴル、日本、韓国の三国から参加があった。
20120814001531.jpg
代表者が前に出て、挨拶。
ワンアジアクラブ・ウランバートルからは、
挨拶をしているガンボルドさん(左)、
エルヘンバヤ会長(右端)、
ワンアジア・ソウルからはキム・キュウ・テック会長(右から2人目)、
キム・ヨン・ポク名誉会長(真ん中)、
日本からは、国澤さん(右から三番目)と、
中島基之さん(PCSA専務理事、左から三番目)。

懇親会は和やかに進んだ。
20120814001555.jpg

最後に、主催のザアン・テレルジ・ゴルフクラブ会員が、
グリーンジャケットとグリーン帽を被って登場。
20120814001621.jpg

一夜が明けて、
ワンアジア・ゴルフ・トーナメント当日。
20120814001651.JPG

前日の雨は上がって、
曇り空。

参加者は30人。
10のチームに分かれて、
スクラッチプレーで、
団体戦を争う。

その10チームは、
モンゴル・日本・韓国からの一人ずつで構成されている。

ゴルフ・プレーは別の3人ずつのパーティに分かれた。
一人のプレイヤーに一人ずつキャディがつく。
20120814001711.jpg
オレンジ色のジャンパーを着ているのがキャディ。
一人ずつのキャディなしでは、ロストボールが量産される。

私が一緒に回ったのは、
テレルジ・ゴルフクラブ会長のガンボルドさんと、
ワンアジアクラブ・ソウル会長のキムさん。
20120814001734.jpg

ザアン・テレルジは、モンゴルきっての、
ワイルド&ナチュラルなコース。
20120814001757.jpg
レンタル・クラブの結城義晴は、
モンゴルの雨と自然の中、
史上最低の成績で、
チームに貢献できず、
まことに残念。

しかしオリンピックと同じ。
「参加することに意義あり」

9ホールのハーフを回ると、
ゲルがある。
20120814001826.jpg

その中で休憩し、
クッキーとコーヒーやお茶がふるまわれる。
20120814001847.jpg
日本のコースでいう「お茶屋」。

ガンボルドさん、キムさんと、
一息ついて、後半のハーフへ。
20120814001906.jpg
お蔭で、私のプレーも後半は持ち直した。

それぞれのパーティのプレーが終わり、
ホテルの部屋に戻ってシャワーを浴び、
昼食をとりながらの成績発表。
20120814001936.JPG
冒頭あいさつは、やはり、
ガンボルドさん。

優勝、準優勝、三位のトロフィー。
オリンピックで言えば、金銀銅メダル。
20120814001957.jpg

その優勝者はチーム3。
モンゴルのドルジさん、韓国のヤンさん、
そして日本の末木博さん(真ん中、㈱コア建設事務所社長)。
20120814002021.JPG
心から、おめでとう。

モンゴルの大平原と大自然のなかでの、
ワンアジア・ゴルフ・トーナメント。

ロンドン・オリンピックと比べると、
ほんとうに小さな大会だった。

しかし同じ時期に開催された国際交流会として、
参加した私たちは、充実し満足した。

ワンアジアクラブは、
7月に韓国・仁川で、
アカデミズム中心のフォーラムを開催した。
20120707155859.jpg
84カ国の大学から教授や研究者が参加して、
アジア共同体ビジョンの研究成果を、
発表し、議論した。

7月のフォーラムと8月のゴルフ・トーナメント。
どちらも有意義なことだ。

異なる国の人間と人間が、
交流を深めつつ、
やがてひとつの共同体となっていく。
それはヨーロッパ連合とはまたまったく違うものだろう。
まだまだずいぶん時間がかかるに違いない。

けれど、今回の交流を含めて、
「ひとつずつ、すこしずつ、いっぽずつ」
この精神であることは間違いない。

日本は、スポーツ成熟国として、
オリンピックに参加するとともに、
国家としても成熟性を求められてくるに違いない。

ロンドン・オリンピック開催中のワンアジアクラブに参加して、
私はそんなことを感じていた。

<結城義晴>

2012年08月13日(月曜日)

2012年お盆週間、「ムリ、ムダ、ムラをなくせ」必ずしも真ならず

Everybody! Good Monday!
[2012vol33]

2012年第33週、
8月第3週。

お盆週間。

盆僧の桂枝雀に似てゐたり

〈日経俳壇より 和泉・白井恭郎〉

「盆と正月」。
日本人にとって大事な年に二度の最大行事。

「盆」は、先祖の精霊を迎え、
追善の供養をする期間。

都会では、7月13日から16日が多く、
地方では、8月の13日から16日が多いが、
日本全体で見ると、
8月のお盆が一般的になってきた。

13日が盆の入り。
16日が盆の明け

月曜日に「入り」で、
木曜日が「明け」。
まさに今週1週間は盆週間。

盆の普及は、江戸時代の「薮入り」に由来する。

奉公人が、正月と盆に、
休暇を与えられて生家に帰る。
この風習が明治・大正・昭和、
そして平成と続いて今週にまで至った。

奉公人は大半がサラリーマンに変った。
「盆の薮入りと祖先崇拝の風習」が、
現代の「夏休みと帰省」につながった。

この盆商戦は商人にとって、
「夏休みと帰省」の書き入れ時。

精一杯の仕事がしたい。

商品面で忘れてならないことのひとつ。
盆に「精霊馬」(しょうりょううま)をつくる地域では、
キュウリとナスの欠品は避けたい。

4本の折った割り箸、マッチ棒などを挿す。
キュウリは、精霊を迎えるときに役立つ足の速い馬、
ナスビは、精霊を送るときに力となる牛。

私、この話、大好き。
こういった風習も大好きだ。

ロンドン・オリンピックが終り、
今週に入る。

甲子園の全国高校野球選手権大会は、
徐々に佳境を迎える。

泣くものと笑うものとが交差して
ホームベースは砂をかぶりし

〈日経歌壇 枚方・山下文王〉

そして8月15日、終戦記念日。

終戦日近づく思い出に近づく
〈日経俳壇 横浜・神尾幸子〉

盆週間は、不思議なことに、
私たちが日本国と日本人を確認するとき。

敬虔な気持ちを忘れず、
感謝しつつ仕事に邁進したい。

今朝、ロンドン・オリンピック終幕。
閉会宣言をするセバスチャン・コー組織委員長。
20120813122222.jpg
メキシコ&ロサンゼルス五輪1500メートル走金メダリスト。
後ろはジャック・ロゲ国際オリンピック協会会長。

まことにイギリスらしいオリンピックだった。
見事な企画と運営だった。

聖火が消える直前、不死鳥フェニックスが現れた。
20120813122359.jpg

得意の花火が閉幕を彩った。
20120813122517.jpg

日本選手団は健闘した。
メダル数は、アメリカ、中国、ロシア、
それから主催国のイギリス、ドイツに続いて、38個。

素晴らしい。

日本の若いアスリートたちは、
自立しつつ組織を活用していた。

今月の商人舎標語、
「学ぶ組織・教える組織」だった。

それが何より私にはうれしかった。

さて私は、昨日、
モンゴルから帰国。

朝5時45分にホテルを出発。
ウランバートルの朝焼けがきれいだった。
20120813121932.jpg

モンゴリアン航空に搭乗。
20120813122010.jpg

緑の大草原の上に、真っ白の雲がかかっていた。
20120813122035.jpg

成田に着くと、茹だるような暑さ。
しかしその空には、
少しだけ秋の気配が感じられた。
20120813122125.jpg

横浜の街はいつもと変わらず、
私を迎えてくれた。
20120813122155.jpg

さて、日経新聞『私の履歴書』。
君原健二さんがほんとうに良い。
メキシコ五輪マラソン銀メダリスト。

先週土曜日のテーマは「ムリ・ムダ・ムラ」

「どこの職場でもそうだと思うが、
八幡製鉄では『三ムをなくせ』とよく言われた。
ムリ、ムダ、ムラをなくして、
合理的に仕事をしましょうということだった」

君原は現新日鉄、当時八幡製鉄所属選手。

「マラソンもなるべくムダを省いて、ムリをせず、
ムラのないイーブンペースで走ったほうがいい」
ここまでは当たり前。

「しかし、それは
レース本番についてであって、
練習では逆にムリをしておかないと
強くならない」

ここがいい。

「そもそも、練習で無理をしてみないと、
自分にとって、どこから先が無理なのかがわからない。
どこまで走るとオーバーワークであり、
どこまで加速したら、オーバーペースなのかがつかめない」

いちいちごもっとも。

「本番では42.195キロを走ればいいのであって、
それ以上は求められない。
しかし、練習では、
ときにそれ以上の距離を走っておいたほうがいい」

私もジュニアソフトボールの監督のとき、
口癖のように子供たちに心構えを説いた。
「試合は練習のように、
練習は試合のように」

「そうすることによって、
本番で余裕が生まれるからだ。
無駄に思えるかもしれないが、
より長い距離を走っておいたほうがいい」

「また、ムラのある練習、
つまりスピードに変化をつけた練習も
必要になってくる」

「練習においては、
三ムをなくさないほうがいいということになる」

仕事でも、「ムリ、ムダ、ムラ」はない方がいいと言われる。
しかし私の一昨年の標語、
「無茶をせず、無理をする」
やはり時には「無理」も必要。

「三無」が必ずしも絶対ということではない。

君原のように
自分でものを考えるアスリート、
自分でものを考える商人も、
たくさん生まれなければいけない。

「ムリ、ムダ、ムラのある練習を意識しながらも、
私はいろいろ工夫をしていた」
トラックでは逆回り走、
生活のなかでの徒歩、登山。

監督とも意見が合わない時があったが、
自分を貫いた。

オリンピックが終わり、
盆商戦に突入。

自立、自律、自主。
そして考える商人。

さらに、
学ぶ組織、教える組織。

今週も、
Good Monday!

<結城義晴>

2012年08月12日(日曜日)

ジジとチンギス・ハーン[日曜版2012vol33]

ジジです。
20120812145912.jpg
きょうは8月12日。
記念日です。

ユウキヨシハルのおとうさんが、
毎日、ブログをかきはじめて、
まるまる5年がすぎました。

2007年8月12日から、
1827回連続。
きょうは1828回目。

ボクも毎週、日曜日にでていますが、
これでも251回目の登場です。

そのおとうさん、
モンゴルにいってます。
20120812150022.jpg
大草原とゴビ砂漠の国。

でも、まんなかの日に、
おもしろいところにいって、
すごいものをみました。
20120812150126.JPG

まずは、このデコボコ道。
20120812151129.jpg

この日は、雨がふっていたのですが、
道路にたくさんのあなぼこと水たまり。
20120812151142.jpg

だから54キロのところを車ではしるのに、
3時間くらいかかった。
20120812151210.jpg

バンに10人くらいのっていったのですが、
大型バスならまだよかったらしい。

ジェットコースターのように、ゆれつづけた。
20120812151242.jpg

ゆけどもゆけども、
地平線まで、凸凹みち。
20120812151353.jpg

そして水たまり。
20120812151407.jpg

でも、やっと、
かすかにみえてきました。
20120812151334.jpg

雨にけむる草原のむこうに。
20120812151629.jpg

ボクも、のぞいてみましょう。
20120812151717.jpg

なにか、おおきなもの。
20120812151739.jpg

馬にのってるみたいです。
20120812151850.jpg

馬のしっぽは、下をむいてる。
ボクのしっぽは、自由自在。
20120812151645.jpg

そうです、チンギス・ハーンの像。
20120812151955.jpg
このモンゴルという国をつくった人。

おとうさんも、チンギス・ハーンといっしょに写真。
20120812152031.jpg

ここはツォンジン・ボルドグというところ。
テーマパーク全体では212ヘクタールもあります。
20120812155127.jpg

おおきなおおきな像です。
20120812152142.jpg

まるい台座が、高さ12m・直径は30m。
20120812155206.jpg

チンギス・ハーンと馬は、
高さ30m。
20120812155220.jpg

ちかづいてみます。
20120812155232.jpg

もっとちかづいて、真下にきました。
20120812155247.jpg
すごく、おおきい。

下から、みるだけではありません。
中に、はいることもできます。
20120812155146.jpg

だからおとうさんたちは、
中にはいっていきました。
20120812155325.jpg

入り口をはいると、
ホールがある。
20120812155337.jpg

おおきなくつと、おおきな刀。
20120812155353.jpg

まどのそとには、
チンギス・ハーンが活躍したころとおんなじ草原。
20120812155407.jpg

せまい階段と小さなエレベーターがあります。
みんなで、それをのぼった。
20120812151937.jpg

馬のおしりところをあがって、
それから馬の胸のところをとおりぬけて、
馬のたてがみのところにでてきます。

そうしたら、おおきな上半身がみえます。
20120812155524.JPG

左をみると、大草原。
20120812155558.jpg

右をむくと、おおきな手と金色のむち。
20120812155613.jpg

世界中を、みおろしているかんじ。
20120812155311.jpg

チンギス・ハーンと向きあった。
20120812155637.jpg

おとうさんもまた、
いっしょに写真。
20120812155655.jpg

みおろしてみます。
20120812155846.jpg

大草原がひろがっています。
20120812155934.jpg

右手のさきにも、草原がひろがる。
20120812160003.jpg

もういちど、ゆっくり、
チンギス・ハーンをみる。

1206年に、大ハーンに即位しました。
20120812160037.jpg
それから800年も、たちます。

チンギスは1227年になくなりますが、
21年間、大ハーンとして活躍しました。

ながいながい時のながれがありました。
20120812160138.jpg

さいごに、ワンアジアクラブのみんなと記念写真。
20120812160057.JPG

凸凹道を何時間もゆられてきて、
でも、チンギス・ハーンにあって、
おとうさんは、満足でした。
20120812160349.jpg
チンギスの21年からみると、
おとうさんのブログの5年は、
まだまだです。

もっともっと、がんばろう。
モンゴルの草原で、
そうかんがえたおとうさんでした。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2012年08月11日(土曜日)

ワンアジアクラブ・ウランバートル交流会の観光編、市内巡り

モンゴルに来て4日。

この地にいながら、
ロンドン五輪を眺めるのもいい。
日本にいるよりも、
確実に冷静になれる。
そんな感慨を抱きながら、
チンギス・ハーンの時代に思いをはせる。

ロンドンは大詰め。

男子サッカーが3位決定戦に完敗したと思ったら、
女子バレーボールが同じく3位決定戦で韓国に完勝。
ここでは「行って来い」の、痛み分け。

日本選手団、よく頑張った。
高く評価してあげてほしい。

さてモンゴル二日目の報告。

ワンアジアクラブ・ウランバートル交流会で、
こちらに来ている。

私はワンアジア財団の評議員。
二日目はほとんど観光。

こちらの小売業に関しては、
あらためて報告する。

さて、朝一番で向かったのは、
カンダン寺。
20120811231242.jpg
チベット仏教の寺。
モンゴルの主たる宗教がチベット仏教。
熱心な信者が続々と訪れている。
大きな大仏の足がある。
20120811231209.jpg

ワンアジアクラブ・ウランバートルのオチさんと写真。
20120811231226.jpg

寺のなかには、
20メートルの巨大な観音像。
しかし写真はご法度。
20120811231307.jpg

ワンアジアクラブ東京・札幌、
そして案内してくれるウランバートルの仲間と写真。
20120811231152.jpg

境内にはたくさんの鳩がいた。
20120811231323.jpg

続いて、モンゴルが誇る自然史博物館へ。
20120811231340.jpg

目の前の道路は掘り返されて、
工事中。
20120811231357.jpg
いかにもモンゴル、といった感じで、
私、共感を持った。

自然史博物館の正面の威容。
20120811231415.jpg

3階建てで、はく製なども飾ってある。
20120811231432.jpg

最も価値ある展示は、
巨大な恐竜の骨の部屋。
20120811231513.jpg
ゴビ砂漠で採掘された骨が、
何気なく飾ってある。

静かに感動。

自然史博物館を出て、
街を少し歩く。

交差点の信号機は、
モンゴルではめずらしい。
20120811231456.jpg
信号機のない交差点が多い。
だから警官が手信号。
20120811231532.jpg
昔は日本もこうだった。
なつかしい。

ベーカリー・ショップ。
20120811231650.jpg

小洒落たカフェ。
20120811231708.jpg

そしてフレンドシップ・レストラン。
20120811231725.jpg
ウランバートルの街も、
ずいぶんイメージと違って、
ファッショナブルになった。

私たちの昼食は、
モンゴルレストラン「モンゴリアンズ」。
20120811231744.jpg

入り口のところに大きな牛の像。
20120811231803.jpg

店内には博物館のように展示品がある。
20120811231826.jpg

一番奥にゲルまである。
20120811231845.jpg
フェルトでできた遊牧民の住居。

中も見える。
20120811231904.jpg

そしてみんなでカンパイ。
20120811231925.jpg

ゆっくりとしたランチの後は、
バスで遊覧。

国会議事堂。
20120811231947.jpg

オペラハウス。
20120811232133.jpg

そして旧国営百貨店。
現在、ノミンデパート。
20120811232158.jpg
1階にはノミン・スーパーマーケットが入っているが、
それは来週の報告。

夕方、遊園地の隣のエリアへ。
20120811232226.jpg

ここではまず、民族音楽と民族舞踊を鑑賞。
20120811232251.jpg
「Tumen Ekh」。
意味は「追い越す競走馬」。
蒙古の国立民俗音楽舞踊団のこと。

踊り場にある大きな馬頭琴を弾く結城義晴。
20120811232313.jpg

民族舞踊もよかった。
20120811232333.jpg

私は音楽に、ことさら感銘させられた。
20120811232353.jpg
お世辞抜きに、良かった。

同じ敷地内のソウル・クラブで夕食。
20120811232414.jpg

ワンアジアクラブ・ソウルとインチョンの仲間が加わって、
にぎやかな夕食。
20120811232444.jpg

ワンアジアクラブには、
日韓戦はない。

ひとつのアジアに向かっている。

楽しい二日目も終了。
ウランバートルの夕焼けは美しい。
20120811232539.jpg
つづきます。

< 結城義晴>

2012年08月10日(金曜日)

極限まで鍛え抜かれた人間の生の姿が人々の胸を打つ

なでしこジャパン、残念。
しかし、結果は、結果。
実力通りで、それはむしろ喜ぶべきだ。

世界ではそれよりも、
ウサイン・ボルトの200メートル優勝
100・200二連覇に沸く。

「レジェンド」が生まれた。

日本選手で言えば、
レスリング女子55キロ級の吉田沙保里の三連覇は、
ボルトよりもすごい。

こうして、オリンピックも終わっていく。

日経新聞MARKET+に、
「劇場人気、過去最長」の記事。

「小泉劇場」などと言われたが、
演劇やコンサートの「劇場」。
その人気が高まっている。

経済産業省のコメント。
「劇場・興行場、興行団」の売上高が
6月まで過去最長の9カ月連続で前年を上回った。

記事は、「東日本大震災以降」と書く。
「シニア層を中心」に「家族の絆」を確認するため、
「歌舞伎やミュージカルなどを鑑賞」する人が増えている。

家族の絆を確認するために劇場に通うのか。
それもあるかもしれないが、
この記事の結論は、ありきたりすぎる。

オリンピックを見ていても、
極限まで鍛え抜かれた人間の生の姿が
人々の胸を打つ。

劇場人気が高いのは
もともとこんな感動があったにも関わらず、
そのことが見過ごされていたからだ。

店も同じである。

劇場効果を発揮させよう。

プロフェッショナルの生の人間の
つくりだす素晴らしい商品とサービスを
提供しよう。

ところで、私はいま、
モンゴルのテレルジにいる。

ウランバートルから
車で5時間あまり。
2000年前のローマ街道の方がまだ整備されていると
思われるほどのでこぼこ道に揺られること5時間。

50キロの走行距離を、
こんなに時間がかかってしまった。

しかもUB2ホテルに着いたら、
インターネットがつながらず。

2009年8月7日の富士山頂からのブログ
同じ状況。

さらに携帯メールも送れず、
携帯電話での口実筆記によって、
このブログを完結させねばならない。

したがって、予告の報告はできない。
悪しからず。

明日の夜、ウランバートルに戻って、
インターネットでのブログを再開する。

いやはや、まいった。

しかし、これも生の人間の姿。
劇場効果のひとつかもしれない。

テレルジは、霧に囲まれた保養地。
ホテルの部屋は、とびきり上等。
その窓からゲルが見える。
気温は10℃以下。

ネットもつながらず、
携帯メールも使えず。

孤立感の中で、
真の保養をする結城義晴である。
<明日に続きます>

<結城義晴>

2012年08月09日(木曜日)

ワンアジアクラブ交流会参加でモンゴル・ウランバートルに降り立つ

ロンドン・オリンピック、
日本にもやっと連続金メダル。
レスリング女子48キロ級で小原日登美、
そして63キロ級でエース伊調馨。

伊調は2004年のアテネ、2008年の北京、
そしてロンドンで同種目三連覇。

見事。

小原は初出場での金メダル。
これまた見事。

一昨日、敗者に共感するようなブログを書いたら、
男子サッカー、女子卓球団体、
立て続けに日本選手団が敗れた。

それを復する女子レスリングの活躍。

勝者は勝者で、美しくてうれしい。

さて私は昨日から、
モンゴル・ウランバートル。

朝、リムジンバスで、
横浜ベイブリッジを渡る。
20120809101747.jpg
みなとみらい、横浜の市街が美しい。

アクアラインを使って、成田へ。
第1ターミナル南ウィング。
20120809101806.jpg

ウランバートル行のモンゴル航空。
20120809101823.jpg

午後2時半ごろ、乗り込む。
20120809101839.jpg

私はいつも、これからお世話になる飛行機の写真を撮る。
お願いします、という気持ちを込めて。
20120809101855.jpg

約5時間で、モンゴル・ウランバートルへ。
20120809101911.jpg
モンゴル旅行は、
夏のシーズン全盛期でもあって、
満席。

快適な空の旅で、
そのうえ、到着したら、
外は涼しい。
20120809101928.jpg
ここで奇跡的な偶然の出会い。
名前は伏せておこう。

ウランバートルは、
最高気温28度、最低8度。
しかし湿度が低い。
だから凌ぎやすい。

私はまるで避暑にきたようだ。

モンゴルは日本で言えば、
最北端の北海道・稚内と同じ緯度。
しかし海抜1300メートルの高地。

空港の前は、何もなく、
地平線まで平原が続いている。
20120809102205.jpg

極めて簡素な国際空港。
20120809102129.jpg

駐車場には、馬糞が落ちていたが、
日本でも昭和30年代には、
横浜駅西口のすぐそばの浅間下の交差点にも、
馬車が通っていたし、馬糞が落ちていた。
20120809102149.jpg

空港からバンに乗り、
市街へ。
しかしその空港と首都中心部を結ぶ道が、
まさにでこぼこ道。
舗装が完全になされていない。

右に、2年前に建設された体育館が見えてきた。
20120809102220.jpg

右手に山並みが続き、
その前にトーラ川。
20120809102255.jpg

左手は郊外に住宅とゲルが見える。
20120809102237.jpg
遊牧民のモンゴル人は、
家を持たない。

しかしウランバートルは図抜けた最大都市で、
人口は一極集中化している。
だから郊外にどんどん人々が移住してくる。

住みついて、3カ月すると、
その人の土地となる。

だからテントのゲルででも、
住み着く人が後を絶えない。

20分ほど走ると、
発電所が見えてきた。
20120809102312.jpg

ご心配なく。
火力発電所。
20120809102328.jpg
ウランバートルの冬は寒い。
マイナス20度当たり前、
マイナス30度近くにも下がる。

その寒い家々、マンション、アパート、
そしてゲルにも熱が送られる。
室内は真冬でもプラス20度だそうだ。

それもこれも火力発電所のおかげ。

ただし発電所は、首都市街直近で、
モクモクと煙を吐き続ける。

宿泊所のエリン・ホテルについた。
20120809102349.jpg

今回、私のモンゴル訪問の目的は、
ワンアジアクラブ交流会に出席のため。
主催はワンアジアクラブ・ウランバートル。
私はワンアジア財団の評議員を務めている。

そのワンアジアクラブ・ウランバートル会長が、
このエリン・ホテルのオーナー。
20120809102405.jpg

エルヘンバヤさん(右)。
歓迎の晩餐を催してくれた。
20120809102422.jpg
本業はエリン・インターナショナル社長。

左は日本語堪能で通訳もこなしてくれるゾリグさん。
ムジモ・モンゴリア取締役。

エリン・インターナショナルの仕事の第一は、
ブリッジ・プロジェクト。
つまりは、橋をつくる仕事。
20120809102446.jpg
社会インフラの構築に関連する機能だ。

第2は、住宅ビジネス。
20120809102505.jpg
これも社会インフラの仕事。

現在50歳のエルヘンバヤさんは、
1996年から2000年まで国会議員だった。
34歳から38歳までの若い若い政治家。

その後、實業家として成功。
ワンアジア共同体構築を目指すこの仕事にも、
打ち込んでいる。

エリン・ホテルの食堂で、
精一杯のもてなしを受けた。

ビールから始まって、
ブランデー、ウォッカ、
そして最後は馬乳酒。
20120809102521.jpg
ちょっと酸っぱいヨーグルトのような酒。
モンゴルを象徴するような味だと思った。
美味かった。

ウランバートルの夜は、
しずかに更けていった。
< 続きます>

< 結城義晴>

2012年08月08日(水曜日)

700坪最新店・万代西宮前浜店のポジショニング戦略とイノベーション

8月8日、夏のゾロ目の日
しかし偶数のゾロ目は、
ないがしろにされている。

五節句は
人日(じんじつ)1月7日の七草、
上巳(じょうし) 3月3日の桃の節句、
端午(たんご)5月5日の菖蒲の節句、
七夕(しちせき/たなばた)7月7日のたなばた、
そして重陽(ちょうよう)9月9日の菊の節句。

偶数のゾロ目はやはり、
ないがしろにされている。

しかし今日は、
第94回全国高校野球選手権大会
47都道府県の代表チームの健闘を祈念したい。

日経新聞企業欄に、
「いなげや、都心高級スーパー買収」の記事。
東京・首都圏経済欄には、
「三浦屋、後継者を確保できず決断 いなげや傘下入り」の記事。

年商2000億円のスーパーマーケット企業いなげやが、
年商110億円、9店舗の高級スーパーマーケット三浦屋を買収。

三浦屋は1924年創業の老舗スーパーマーケット。
紀ノ国屋やいかりスーパー、京北スーパー、
成城石井と同じジャンルの企業。

しかし創業家出身の71歳の山崎哲保社長の後継者が存在しなかった。
そこで発行済み株式のすべてをいなげやに売却。

アメリカでも例えば、
ブリストルファームという高級スーパーマーケットが、
アルバートソンの傘下に入ったり、
さまざまなM&Aがある。

三浦屋の店舗バナーとプライベートブランド、
いなげやにとってはプラスに働くと思う。

いなげやの藤本勇常務が、発言している。
「出店できなかった駅ナカや駅周辺に出店できる」
年間5店程度の新規出店を目論む。

こういった吸収合併。
これから頻繁に起こる。

後を継ぎたくないのに、
無理やり後継させられた悲劇を、
私もたくさん見てきた。

それならば一定の金額で会社を売却し、
従業員と顧客、取引先の安定を図るのも一つの考え方。

いなげやは三浦屋のブランド力を、
最大限、活用すべきだろう。

さて、6月22日にオープンしたばかりの万代西宮前浜店
20120803180808.jpg

million townとよばれる2層店舗の1階が万代で、
2階にはしまむらが入っている。
20120731144402.jpg
今年度最高レベルの店舗のひとつ。

万代前浜店の売場面積は700坪。
レイアウトをみるとわかるように、
店舗右サイドには、
直営の2つのショップが配されている。
ひとつがインストアベーカーリー、
そしてドラッグストアの万代薬店。
20120803181715.jpg

インストアベーカリーのボンシエール。
20120803181931.jpg

ウッディな床材と天井の仕上げ、広々とした空間。
これもウッディな什器を採用した質感がいい。
専用の出入り口も設けられている。
20120803182025.jpg

円形の木製什器に、かご盛りでインストア製造加工のパンが並ぶ。
20120807174727.jpg

バタール300円。大きな試食用のパンでお勧めする。
20120807174749.jpg

そのバックルームはガラス張り。
20120807174700.jpg

産地厳選の素材をアピール。
20120807174802.jpg

主力品目の焼き上がり時間の告知パネル。
20120807174815.jpg
スクラッチのインストアベーカリーのイノベーション、
大いに評価される実験だ。
味の検証は欠かせないが。

その右手奥には「万代薬店」
20120807174249.jpg

万代では、これまで店内の通路に、
ドラッグ部門をコーナー化し、実験していた。
ドラッグストアのショップ形式での展開は初めて。
20120803182849.jpg

カウンター奥は医薬品コーナー。
20120803183219.jpg

医薬品以外の日用品は中央レジで一括清算できる。
20120803183401.jpg

だから日用品は、万代薬品での展開のみ。
20120803183512.jpg

調理用品も並ぶ。
20120803183635.jpg

化粧品のサイン。
HBCやコスメティクスなど、
横文字を使わないことにこだわった。
20120803183805.jpg

エンドでの石鹸と歯磨き粉のセール品の展開。
一般ドラッグストアでは見かけない、単品のボリューム展開。
万代の販売力があってこそ。
20120803183758.jpg

ベーカリーショップとドラッグストア。
ラインロビングの意欲的な試みだ。

そして食品フロア。
正面入り口を入ると季節の果物と野菜の展開。
20120803182716.jpg

本日のお買い得野菜の平台。
低い陳列線で、奥壁面まで見通せる。
20120809104239.jpg

広い主通路に2列のアイランドを配置。
写真右手に、ベーカリーショップと万代薬店。
左手(写真奥)に多段ケース。
20120807185802.jpg

入ってすぐの柱回りに、季節の果物と切り花の展開。
20120803184307.jpg

青果売り場の導入部は、季節のフルーツ。
こげ茶の木製什器を多用し、クオリティ感を出す。
20120804155245.jpg

果物の平台。
20120803184936.jpg

青果の導入部分はトマトの展開。
20120803185155.jpg

地場野菜のコーナー。
20120807190557.jpg

ここには特別に人が一人ついて対応。
20120808143112.jpg

量販野菜の平台。
20120803185331.jpg

青果売り場から万代薬店を望んだところ。
広い開口部で出入りしやすい。
20120807185611.jpg

万代薬店に近いサイドの平台には、
バナナやかんきつ類の訴求力の高いフルーツの平台。
20120807190438.jpg

人参などの根菜類の平台。
20120803185344.jpg

その上の飾られているカボチャとナスのモジュール。
専門の販促スタッフの手づくり。
20120803185350.jpg

他に、キャベツにもデコレーション。
店全体に、このかわいいサインがある。
20120807191227.jpg

ピーマンにも。
20120807191155.jpg

パイナップルにも。
20120807191244.jpg

じゃがいもにも。
いたるところにかわいらしい手づくりキャラクター。
20120807191207.jpg

野菜売り場の奥には、鮮魚売り場のアイランド式加工ブース。
大きなウナギのモジュールが目を引く。
20120803185414.jpg

国産ウナギ1尾1580円のお奨め品。
筆書きのPOPも、専門スタッフの手によるもの。
販促物作成は、統一感を重視し、すべて担当者が仕上げる。
20120803185541.jpg

その横では福岡、長崎、石川など産地直送の丸物の展開。
20120803185512.jpg

調理加工サービスを行う。
20120803185519.jpg

こちらはパック売り。魚種のバラエティが際立つ。
20120803185427.jpg

ここでも手づくりたこのキャラクター。
20120807192456.jpg

青果売り場から続く壁面沿いは塩干物コーナー。
20120803185403.jpg

骨を外して食べやすくしたレンジ対応の干物「レン爺(じぃ)」商品コーナー。
20120803185601.jpg

店舗奥壁面の鮮魚売り場。生もの、切り身が並ぶ。
20120803185441.jpg

ガラス張りのバックヤード。
20120803185452.jpg

そのガラスに張りつけられた魚たちが楽しい。
もちろん、手づくり。
20120803185501.jpg

刺身コーナー。
万代の加工処理の技術は高い。
パートタイマーが大物のブリやマグロをさばく。
その技術力が抜きんでている。
20120807191620.jpg

石川県産イワシ6尾で198円など、お買い得価格。
20120807191632.jpg

焼き物・煮物用の福岡県産天然真鯛2切れ380円、3切れ500円など、
2切れ、3切れ入りのパック化を徹底している。
20120807191736.jpg

鮮魚売り場から続く精肉売り場。
20120803185618.jpg

精肉売り場への導入部には「肉29セール」の手づくりPOP。
20120803185632.jpg

主通路に展開されるグロサリーの島陳列。
すべてお客の導線に対してフェイスものぼり旗も斜めに向けている。
万代はこのあたりが徹底している。
20120803185643.jpg

荒利を稼ぐ精肉部門は長い陳列線。
20120807193149.jpg

焼肉の大容量パックもしっかり品揃え。
アメリカ産カルビ1Kg1500円、国産牛焼肉500g1980円。
20120807193308.jpg

国産ローステキカツ用100g138円、アメリカ産は98円。
比較購買させる。
20120807193917.jpg

お勧め商品の試食台。
20120807193253.jpg

精肉売り場から続く惣菜売り場。
20120803185726.jpg

ガラスに張られた手づくりPOP。
20120803185833.jpg

コロッケバイキング。1個58円。
20120803185802.jpg

サラダコーナー。
導入部にPOPをつけて、
おすすめ商品をしっかりとアピールする。
これが原則。

ここでは1日分の緑黄色野菜サラダ298円をアピール。
20120807195411.jpg

50周年記念弁当はお買得価格399円。
20120803185840.jpg

売れ筋のおかずたっぷり弁当。
海老フライ、ハンバーグ、チキンフライなどが入って399円。
20120807195056.jpg

コンコースの最後に配置された日配売り場。
20120807194757.jpg

レジまでのL字型で展開する。
20120803190025.jpg

冷蔵ケースの上部には、牛や鶏のぬいぐるみが遊ぶ。
アメリカのスチュー・レオナードのように、
楽しい売り場を目指している。
20120807194851.jpg

飲料の多段ケース。
主通路に面しては、新製品を集めてアピール。
20120803190135.jpg

その奥が冷凍食品売り場。オープンケースとリーチインでの展開。
20120803190146.jpg

リーチインケースの上部には、大文字のPOP。
20120804155345.jpg

冷蔵ケースにシールを張って、中華メニューを販促中。
20120807200012.jpg

オープンケースでもご覧の通り。
20120807200031.jpg

レジ前が広いベーカリー売場。
20120804155148.jpg

ホールセール製品を、
98円均一、88円均一と値ごろ価格で訴求。
20120803190106.jpg

インストアベーカリーとの相乗効果か、
こちらもよく売れている。
20120803190059.jpg

ベーカリー売場の手前では、
平台でお供え用の和菓子をプロモーション。
20120807200339.jpg

冷凍食品売り場の横、
ベーカリー売場の奥が力を入れる酒売り場。
20120803185944.jpg

酒売り場は天井からつりさげた格子に組まれた木が特徴。
20120803185954.jpg

精肉売り場と酒売り場のコンコース沿いには、
50周年祝いの特注酒樽でディスプレイ。
20120803185653.jpg

レジ前のエンド。
ここではしっかり主力商品を売り込む。
20120807194345.jpg

PB「万代選品」のエンド。
しっかりとPBをアピールする。
20120804155223.jpg

グロサリーは上部に照明器具がついた専用什器。
20120803190156.jpg

キャンディ商品はフック陳列だが、回転式になっている。
20120807194627.jpg

万代西宮前浜店には、
意欲的な取り組みが随所に見られる。

什器しかり、プレゼンテーションしかり、
プロモーションしかり。
それがお客に伝わっている。

もちろん、万代の最大の強みである商品力が、
そのベースにある。
だから、支持される。
目標は30億円だが、
確実にそれを上回る勢い。

今年、話題をさらっているヤオコー川越的場店を東の代表とすれば、
西の代表のひとつに挙げられると思わせる出来栄え。

業態からフォーマットへ、
その中でポジショニング戦略を明確に打ち出す。

ポジショニング戦略とは、
万代の「強み」を最大限強調すること、
そして各所に新しいイノベーションの試みを展開すること。

それによって実現される。

「レベルが上がっている店、
それがよくわかる店」

顧客はそんな店を支持してくれる。

<結城義晴>

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人
海外研修会
2026年USA研修会
国内研修会
第18回 ミドルマネジメント研修会

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
前略お店さま

チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
2026年8月
« 7月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031 
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.