結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年06月05日(火曜日)

野田改造内閣にもマンユー香川、レイズ松井にも期待し応援したい

野田改造内閣発足。

野田佳彦首相のコメント。
「全身全霊を傾けて
一日一日大事な決断をしていく」。

私はいつだって、
自分の国のリーダーのこんな決意表明を、
温かく、応援しながら、
受け止めたい。

そうしなければ、
私たちは不幸だ。

小泉純一郎のあとの、
自民党の安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、
そして民主党に変わって、
鳩山由紀夫、菅直人、
それから野田佳彦。

私の毎日更新宣言ブログは、
安倍から野田まで、6人の首相の間、
毎日毎日、書き続けられている。

そして私は、ずっと、
その時のリーダーを、
心情的に支援し、応援してきた。
ブログを読んでいただけば、
分かると思う。

それは時の首相が、
良きリーダーとして力を発揮してくれることが、
何よりも私たちみんなのためになると思うからだ。

その意味で、私は、
従順な羊でありたい。

もちろん選挙のときには、
厳しい裁判官のようになりたい。

しかし内閣改造に関しては、
大いに期待したい。
期待しなければならないと思う。

今回は、「社会保障と税の一体改革関連法案」の成立に向けて、
自民党との修正合意を最優先させる姿勢を強調。

5閣僚が新任、13閣僚が留任。

防衛相は森本敏拓殖大大学院教授、
国土交通相は羽田雄一郎民主党参院国会対策委員長。
法相に滝実、農相に郡司彰、郵政民営化・金融相に松下忠洋。
いずれも初入閣。

民間人の防衛相起用は初。

これ、とてもいいと思う。

はじめてのことをどんどん行う。
それは、いい。

商人舎今月の標語そのもの。
「前向き・上向き・外向き」

すぐに誰かがぼろを出してしまうかもしれない。
そしてまた「任命責任」が問われることになるかもしれない。

しかし新任・初入閣、
何が悪いと開き直るべし。

民間人でも田中直紀の体たらくよりは、
なんぼもいい。

とにかく、今は、
就任した人々に頑張ってもらいたい。

マンチェスター・ユナイテッドに移籍した香川真司や、
レイズに昇格した松井秀喜と同じように、
期待するし、応援する。

今日は紫陽花が美しかった。
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時間に追われていたが、
立ち止まって、カメラを取り出して、
シャッターを切る。
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この、心の余裕を失いたくはない。

さて昨日、㈱伊藤園の2012年度4月期決算の記者発表があった。
商人舎エグゼクティブ・プロデューサーの松井康彦が、
記者会見に参加して、レポートを送ってくれたので、
それを報告しておこう。

東京プリンスホテル福寿の間で、
本庄大介社長が数値発表。
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連結売上高は前年比5%アップの3692億8400万円。
経常利益は8.8%増の179億8500万円。

売上げの48.2%を占める日本茶飲料が0.1%増と堅調。
これは「おーいお茶」や麦茶。

さらに「充実野菜」などの野菜飲料、
子会社チチヤスとの共同開発「朝のYOO」が好調だった。

ペットボトル、容器フィルムの包装資材の軽量化、
配送ルートの物流の見直しなども進み、
コスト削減が図られたことも利益面に貢献。

海外事業も北米でのTeas’teaをはじめ、好調。
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< 写真はホールフーズの売場>

伊藤園は今年度、新たに執行役員制度を導入。
世代交代による2014年4000億円体制を進めていく。

大介さんもほんとうに社長として、
立派になってきた。

こちらも期待し、応援しよう。

昨夜は、立教大学ビジネスデザイン研究科で、
フード&ベバレッジ・マーケティングの講義。
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履修者は15名くらいだが、
聴講生がいつも10人くらいになって、
クラスは大盛況。

もちろん履修生の勉強の邪魔をする聴講生はいない。
しかし私は聴衆が多ければ張り切る。
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ここのところ、疲労気味だが、
講義が始まれば、
いつもと変わらない。
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チェーンストア経営に関して、
3時間語ったが、まだ足りず、
2週間後に引き継いだ。

今日は、朝から、
東京・大門のカスタマーコミュニケーションズ㈱で、
臨時取締役会。
略称CCL。

今月、26日に開催される株主総会のための確認。
西川明宏社長、米倉裕之取締役ともに、
一歩一歩、ビジネスモデルの革新を図ってきて、
新しい地平が見えてきた。

こちらも期待しよう。

その後、㈱プラネットを訪れ、
玉生弘昌社長、井上美智雄副社長、
川崎清常任監査役と懇談。

こちらの会社は、順風満帆。

プラネットがCCLの最大株主。

日用雑貨・化粧品のEDIを行うプラネットは、
この産業のインフラ機能を担う会社。
いわばパブリックな役割を果たす。

だから顧客ID付きPOS情報をマーケティングするCCLの後ろ盾として、
最適の会社だと思う。

その両者に私は協力し、応援する。

私は㈱商業界時代から、
どういうわけか株式会社でありながら、
公的機関のような組織で仕事してきた。
マスコミやジャーナリズムには、
もともとそんな役目がある。

㈱商人舎もほんとうに小さな会社だが、
「商業の現代化と知識商人の養成」を、
大上段に掲げた。

パブリックであろうとしている。

パブリックであろうとするかぎり、
パブリックなものに期待し、応援する。
もちろん時には手厳しく批判する。

オール日本スーパーマーケット協会の機関誌で、
私は「応援団長の辛口時評」という連載を書いている。

もう、5年になる。

毎月、3000字の原稿を、
54本書いてきた。
全部で17万字になるか。

「辛口の応援団長」。
なかなかそれに徹することは難しいが、
基本的に応援し、
是々非々で批判する。

それが私のポジショニング。
私の在り方。

明日から、中国は上海。
自分の存在価値を確認して、
出立することとしよう。

辛口応援団長の上海レポート。
ご期待ください。

<結城義晴>

2012年06月04日(月曜日)

イオン1200店開店7時の「前向き・上向き・外向き」とセレンディピティ

Everybody! Good Monday!
[2012vol23]

Good MorningやGood Afternoonがあるのだから、
Good Mondayもあってよろしい。

ということで、毎週月曜日のごあいさつで、
使い始めたGood Monday!

2007年8月31日に、
私は株式会社商業界の代表取締役社長を退任。

その直後の2007年9月3日から、
Good Monday!を始めた。

今日で238回目となります。
つまりGood Monday!とあいさつするブログは、
238週目。

これは52週×4年=208週+30週。
4年と30週、月曜日には、
Good Monday!とやっていることになる。

その間、当然ながら、毎日更新。
あ~ぁ。

今日から、2012年第23週。
6月第2週となります。
これも、1月最初の週を第1週として、
ウィークリー・マネジメントを意識してのこと。

2月末が決算の会社は、
3月第1週を「年度の第1週」、
3月末決算の会社は、
4月第1週を「年度の第1週」と、
設定し、決めごとにするとよい。

5月はいい季節でした。
6月上旬もそれが続く。

新緑や図書館の椅子窓向きに
〈日経俳壇 横浜・癸生川昭〉
さわやかな風が図書館にも、
吹き込んでくるようです。

アイドルのやうに揃へし苺かな
〈朝日俳壇 坂戸市・寺澤潔〉
八百屋さんでしょうか、スーパーマーケットの青果担当者でしょうか、
AKB48のように苺を陳列する。

恋文のように新茶の封ひらく
〈朝日俳壇 藤沢市・寺田篤弘〉
こちらはお茶の好きな顧客。
新茶には恋文のような期待感があります。

「味よりも見映えと安全が売れてます」
直売場に農夫は嗤(わら)

〈朝日歌壇 ひたちなか市・篠原克彦〉
地産地消の地場野菜コーナー。
農夫は味を誇りたいのかもしれない。

日曜日の日経新聞の「詩歌・教養欄」、
月曜日の朝日新聞の「俳壇・歌壇」。
私はどちらも好きです。

辛き日は朝たんたんと起き出して
夜たんたんと眠るべきなり

〈日経歌壇 上尾・菅原玲子〉
たんたんと起き、
たんたんと眠る。

いいですね。

どこぞの社長さんにも、
アドバイスしましょう。

5月6月は、通常、
そんな時期ではないはずだけれど、
どこかに、
たんたんと起き、
たんたんと眠る人あり。

それにしても、
それを専門とする俳人たちの俳句。
素晴らしい。

それに比べて・・・・・・・・。

㈱商業界『食品商業』誌、
「このまま使える販促企画書」は、
私が同誌編集長の時代から続く毎月の連続特集。
その「6月野菜」の見出しのところに、俳句がある。
「幅広げ、ナスを量販 待ったなす」
くだらない、くだらなすぎる(笑)。
座布団ぜんぶ召し上げ。

さて今週は、
「歯の衛生週間」
「このまま使える販促企画書」の表紙に、
㈱アイダスグループ署名で、出ている。
「歯を中心とした口腔内の衛生に関する知識を、
普及、啓発する取り組み」が必要。
「歯の健康をサポートする商品の売り込みを強化」

この後がいい。

売り込むのは、
「歯磨きの他」にも、
「よく噛む」もの。

「レンコン、竹の子、ゴボウ、玄米、海藻類、シシャモ、肉類など、
噛み応えのある食品を食事に取り入れることを提案する」

そして、最後に、
「レシピの設置」が必須。

今週はそんな日々。
平穏で幸せな毎日ですね。

今週日曜日の10日が入梅」、
この日は「時の記念日」。

1920年制定の日本独自の記念日。
「時間をきちんと守り、
欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけた。

つまりは“punctuality”。
時間厳守。

時間の大切さを尊重する記念日。
良いことは、どんどん広め、提案したい。

さて私の今週のスケジュール。

今日は午前中に来客。

鈴木國朗さん
㈱アイダスグループ代表取締役社長。
そして齋藤隆さん。
㈱ライフスケープマーケティング取締役会長。
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鈴木さんはご存知、
マーチャンダイジングとプロモーションの実践コンサルタントの第一人者。

『食品商業』誌に、もう、20数年、
毎号、欠かさず執筆しているし、
『チェーンストアエイジ』や『販売革新』誌の常連執筆者。

齋藤さんは「食マップ」の生みの親、育ての親で、
現在、その会社の会長。

未来型店舗・フューチャーストアや、
アメリカ・ヨーロッパの食品マーケティングについて、
意見交換。

面白かった。

今日、夕方は、立教で、
フード&ベバレッジ・マーケティングの講義。

明日は、午前中、
カスタマーコミュニケーションズ㈱の臨時取締役会。
午後は、東邦大学医学部付属池尻病院で目の検査。

そして水曜日から、来週月曜日まで、
中国は上海に出張。

あっという間に、今週が終わる。

今月の商人舎標語。
「前向き・上向き・外向き」

意味はとても良いが、
語呂が悪い。
そこで提案した。
「ま・え・む・き
う・え・む・き
そーと・むき」

でも、今朝も、
この語感に、
引っかかってしまった。

昔から詩を作ったり、
文章を書いたりするとき、
どうも満足できないことがあると、
いつまでも引っかかる。

そんなこと、どうでもいいじゃないか。
そんなふうに言ってくれる人もいるが、
自分で、納得できない。

「ま・え・む・き
う・え・む・き・
そ・と・む・き・ー」
この方がいいかな。
「きー」というところ、
語尾を強める。

やっぱり、こっちがいいか。
「前向き・上向き・お客向き」
まだ、迷っているけれど、
ご理解ください。
私の気分。

さて、今朝の日経MJ。
一面の特集。
「朝7時台 客は来る」
イオンがこの6月1日から、
全国の1200店で、
開店を午前7時に繰り上げた。

9月初めまでの期間限定。

「狙いはシニアとサマータイムの需要」。

私は初めから、いいね!」を打った。

(これ、言わずと知れたfacebook風)

ただし、たった一つ問題があるとしたら、
コストや労働との関係。

イトーヨーカ堂は、
「物流などの仕組みを変えようと思えばできるが、
負担が大きすぎる」

いなげやも「検討しない」。
いなげやは4月に、
約100店のうち、29店を9時開店に変更。
しかし「7時台にニーズがあるのか疑問」。

ダイエーも「午前6時~8時に店に届く納品の便を
早める困難に比べてニーズは少ない」。

一方、イオンは、
この3カ月間、1200店で、
「170億円の増収を見込む」し、
イオンリテール副社長の星野三郎さんは、
「目標の上振れを目指す」。
鼻息が荒い。

問題のオペレーションは、
例えば品川シーサイド店では、
「品出しを始めるのは、
従来より1時間だけ早い午前4時」
(イオンは午前5時から作業開始なのか?!)

「一部の加工食品を前夜に並べ、
開店前は従業員一人当たりの生産性を上げて対応する」

「店内作業を減らす対策」も講じられる。
つまり、センター加工、店外作業比率を高める。

さらに開店時の品出し基準も下げる。

これらの改革のためには、
作業やオペレーション・システムに、
知恵が要求される。

私はこの知恵を、
徹底的に絞り出すところから、
イノベーションが生まれると思う。

場合によっては、
「セレンディピティ」(serendipity)が生まれるかもしれない。

これは「当初は目的としていなかった副次的な成果」。
外山滋比古さんが『知的創造のヒント』や『思考の整理学』のなかで、
何度も指摘している。

「ニーズ」があるのかないのかは、
やってみなければわからない。

やってみたら、
予想もしないイノベーションが生まれる。

ピーター・ドラッカーのイノベーションの7つの機会。
一番多かったのが、
「予想しない失敗や成功から生まれるイノベーション」。
これも、「前向き・上向き・外向き」から生ずる。

「ニーズがあるから、やってみる」
「ニーズがないから、やらない」

どっちが「前向き・上向き・外向き」?
どっちが「下向き・内向き・後向き」?

成功する、成功しないの問題ではない。

「前向き・上向き・外向き」か、
「下向き・内向き・後向き」か。

その姿勢の問題。
語呂は後者がいいけれど。

考えてみるだけでも、意義がある。

では、みなさん。
Good Monday!

<結城義晴>

2012年06月03日(日曜日)

ジジと渋木克久君・純子さんの結婚のお祝い[2012日曜版vol23]

ジジです。
6月です。
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ジューン・ブライドの月。

きのう、ユウキヨシハルのおとうさん、
rikkyoへ、いきました。
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ゼミをやって、
それから夕方、ギンザへ。
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あなぐらのようなお店。
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そのいりぐち。
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ワインにかこまれたワインセラーみたいなお店。
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「ル・シズィエム・サン」。
オエノン・グループのフレンチ・レストラン。

そこで、おいわい。
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結城ゼミ2期生のシブキさんが、
結婚しました。
ジュンコさんと。

みんなで、カンパイ。
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同期生と結城ゼミOB会長のナゴヤさんが、
あつまった。

おいしいフランス料理を、
たのしんだ。
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パン。
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アミューズブーシュ。
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ドライフルーツのビスキュイにのせた和牛モモ肉のコンフィ。
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フレッシュ・フォアグラと菜の花のチュイルをそえて。

パセリ・春菊・小松菜のクリームスープ。
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グルヌイユのフリットと鮑とともに。

よくわからないけど、すごい。
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ボクも、おなか、すいてきた。

ブルターニュ産ヒラメのショー・フロワ、
ウドと山芋のピューレ。
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マティスの絵みたい。

ビュルゴー家鴨胸肉のロースト、
アプリコットソース、
アスペルジュ・ソヴァージュとミニアーティチョークのグラタン。
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ボクは、ガマンできません。
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シーバだけど。

いただきます。
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「・・・・・・・・・・」
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「ごちそうさま」
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ボクの食事はシンプルです。

メニューがすすんだら、
でてきました。
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おいわいのお皿。
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シブキさんとジュンコさんの笑顔。
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そろって、ロウソクの火をふきけした。
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拍手、パチパチ。

おめでとうございます。
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おとうさんは、
じぶんのこどものことのように、
うれしかった。
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おしあわせに。
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ボクも、おいのりしています。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2012年06月02日(土曜日)

6月「前向き・上向き・外向き」と百貨店の「下向き・内向き・後ろ向き」

「前向き・上向き・外向き」
今月の商人舎標語。

しかしどちらかと言えば、
いさめる言葉の方が、
響きがいい。

この場合には、語呂がいいので並びが変わる。
「下向き・内向き・後ろ向き」

これではいけないよ。
そう、諭す。

その時に、
シ・タ・ム・キ
ウ・チ・ム・キ
ウ・シ・ロ・ム・キ。

四・四・七。

それが語呂が良くて、響きがいい。

七・七・七・五の都都逸は、
細かくは、(三・四)・(四・三)・(三・四)・五と分けられる。

三千世界の烏を殺し
主と朝寝がしてみたい

高杉晋作がつくったとされるが、
これは、
さ・ん・ぜ・ん
せ・か・い・の
か・ら・す・を
こ・ろ・し
ぬ・し・と
あ・さ・ね・が
し・て・み・た・い

四・四・四・三・三・四・五。

シ・タ・ム・キ
ウ・チ・ム・キ
ウ・シ・ロ・ム・キ。

この四・四・七は、
都都逸に通じていて、
われわれ日本人には調子がいい。

一方、
ま・え・む・き
う・え・む・き
そ・と・む・き

四・四・四。

何とかならんか。

ま・え・む・き
う・え・む・き
と・な・り・む・き。

語呂はいいが、
意味がちょっと。

では、
ま・え・む・き
う・え・む・き
あ・っ・ち・む・き。

これも、おかしい。

ならば、
ま・え・む・き
う・え・む・き
あ・な・た・む・き。

あるいは、
ま・え・む・き
う・え・む・き
お・きゃ・く・む・き。


しかし、やっぱり「外」にこだわって、
今月の商人舎標語。
ま・え・む・き
う・え・む・き
そーと・む・き。

外を「そーと」と発音してください。

昨日から引っかかっていたことが、
全部解決というわけではないが、
これで少しだけ、すっとした。

みなさん、よろしく。

とはいうものの、
疲れた。

商人舎ミドルマネジメント研修会。
乾坤一擲。
全力投球。
不惜身命。

私はまさに、こんな意気込みだった。
これらも四・三、四・三、三・四。

だから都都逸の響きにするなら、
五がほしい。
こんなところだろうか。
乾坤一擲、
全力投球、
不惜身命、
商人舎。

ありがとうございました。

さて今日は昼から、
東京・池袋の立教大学。
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大学院ビジネスデザイン研究科の結城ゼミ。

今年は6人だが、
今日はそのうちの5人が集まってきて、
この1週間の研究や勉強の成果を発表しあう。

自分のことだけでは、いけない。
仲間のテーマにも関心を持って、
そのうえで自分の課題を研究する。

これは、チームワークの原理に基づく。

ピーター・ドラッカー先生は、
職能型組織チーム型組織を、
組み込むことを指摘している。

つまり、ベースは職能型縦割り組織。
そこにチーム型を融合させる。

大学院の研究はたいてい、個人的となる。
組織で言えば職能型、縦割り型。
だからゼミという共同コミュニティがあっても、
特別に共同研究でもしない限り、
教授とゼミ生は、
鵜飼における鵜匠と鵜になりやすい。

私はそれが嫌いだ。
それではチームとしての成果が上がりにくい。

だから研究の始めの段階には、
チーム型組織を導入する。
それが4月5月6月7月あたり。

いま、その真っ最中。

みんな、いい感じで、
自分のレールを敷き始めています。
自分のレールがはっきりしていて、
仲間のレールと交差するところを知り、
それを楽しんだり、助け合ったり、
有効活用したり。

それが結城ゼミのやり方です。

私の雑誌編集部の方法論でもありましたし、
㈱商業界の役員相互の在り方、
ゼネラルマネジャーを加えたボードの考え方でした。

㈱商人舎はもう、チーム型そのもの。

だからこんなに少ない人数の組織で、
あんなミドルマネジメント研修会を運営できる。

ありがたいことです。

今日はこの後、
銀座で結城ゼミ第2期生の食事会。
楽しみです。

さて、5月の百貨店売上高は、
上位5社中、3社が前年割れ。
日経新聞の記事。

高島屋がマイナス0.8%、
そごう・西武もマイナス2.3%。

阪急阪神百貨店はドル箱の梅田の店舗が改装中。
そこでマイナス3%。

三越伊勢丹はプラス1.4%、
大丸松坂屋百貨店もプラス0.8
%。

5月中旬の「母の日商戦」は例年以上だったが、
肝心の「大型連休」が良くなかった。
天候不順と前年よりも休日が2日少なかったという理由。

その百貨店が、今夏のバーゲンを後ろにずらす。
これも日経新聞の「真相深層」の記事。

今年の夏のバーゲンは、
7月中旬の13日にスタートする。
これは例年より2週間遅い。

最初にこの方針を打ち出したのは、
三越伊勢丹ホールディングス。

4月下旬のこと。

5月には、オンワード樫山や三陽商会などアパレルが、
「セール対象商品は一律7月13日から供給する」と表明。

さらにそれを受けて、
高島屋、東武百貨店などもバーゲン先送りを決定。

日経の取材は真相を明かす。
「昨秋、クリアランス(バーゲン)の時期是正を申し入れたところ、
迅速な対応をしていただいた」。
これは日本百貨店協会のパーティー挨拶で、
日本アパレル・ファッション産業協会理事長・広内武さんの発言。
オンワードホールディングス会長兼社長。

百貨店の衣料品売上高は13年連続で前年割れ。
ピークは1991年で、このときはトータルで4兆円。
それが現在は半減。

大手アパレル5社の2011年度決算は、
3社が最終赤字。

そこで「利益率を上げるには、
正規価格での商品の販売量を増やすことが近道だ」となった。

アパレルファッション業界では、
「新商品の正規価格での販売量が70%を超えると成功」。
しかしここ10年以上、「50%を超えるブランドも少ない」。
そこでバーゲン時期を後ろにずらすことになった。

今年2月に三越伊勢丹HD社長に就任した大西洋氏の持論。
「百貨店をセールに頼らない体質へ変え、
価格への信頼感を取り戻す」。

これを業界を挙げて遂行しようということ。

しかし、そのためには、
商品そのものの価値が問われる。
もちろんそれをやりきろうという意図もあるのだろう。
バーゲンはハイ&ロー。

エブリデーロープライスとは言わないまでも、
エブリデーフェアプライスのためには、
ギリギリの価格を、最初から出さねばならない。

三井高利は1673年に、「越後屋」を創業する。

そして1683年、「店前現金無掛値」を打ち出す。

『今度私工夫を以て呉服物何よらず格別やす値に売出し申候間、
私店へおいで御買上げ下さる可く候。
尤も手前割合勘定を以て売出し候上は
一銭にても空値申上げず候間、
御値切り遊ばされても負けは御座なく候』

この店が三越百貨店となり、
三越伊勢丹ホールディングスへと引き継がれた。

バーゲンの後ろ倒し。
シ・タ・ム・キ
ウ・チ・ム・キ
ウ・シ・ロ・ム・キ

語呂はいいけど、
これであっては、
絶対にいけない。

<結城義晴>

2012年06月01日(金曜日)

6月商人舎標語「前向き・上向き・外向き」と6月催事スケジュール

2012年6月1日。

今年も、5カ月が過ぎていった。

春は去って、
夏がやってきた。

するとまず衣替え。
日本らしくていいですね。

日経新聞朝刊に、
「スーパークールビズ開始」の記事。

その代表格は環境省。
ポロシャツやアロハシャツ姿での勤務を認める。
題して「スーパークールビズ」。

アメリカのスーパーマーケット「トレーダー・ジョー」が、
アロハシャツをユニフォームにしているのは有名な話だが、
日本のお役所がアロハか。

女性職員は、ならばムームーでも可なのか。

もちろん、環境省として、
「地球温暖化対策、夏場の節電対策」に協力する姿勢。

スーパークールビズは昨年に続き2年目で、
9月末まで実施。

同省職員は、今朝から、
茶色い生地に花柄のアロハシャツ姿や、
紺色のポロシャツ姿で執務し始めた。

ただし、ムームーではなさそう。

スーパークールビズは、
「無地」ならTシャツも可、
「執務室のみ」であればサンダルも可。
ジーンズも破れていなければ可。

これから4カ月、
スーパークールビズのシーズン、
あるいはクールビズの季節。

まあ、よろしいんじゃないでしょうか。

商人舎もクールビズです。

今月の大問題は、
「いつ、梅雨入りするのか」

沖縄は4月28日、
奄美も4月29日、

平年より11~12日早い梅雨入りだった。

しかし全国的に今年は「平年並み」が合言葉。
その平年値は、
九州南部・九州北部6月5日、
中国・四国6月7日、
近畿・東海 6月8日、
関東甲信北陸 6月12、
東北南部も6月12日、
そして東北北部が6月14日。

さらに西日本は6月中旬と7月上旬に雨のピーク。
関東南部では昨年より雨量が多く、
東海は昨年と同程度。
東北太平洋側の雨量は昨年より多い。

これ、気象庁の予測。

あくまでも目安。

後は商人舎ホームページの
「常盤勝美2週間天気予報」を、
ご活用願いたい。

商人舎ホームページと言えば、
「ジョージ君、アメリカへ行く」が終了した。

浅野秀二先生の自伝小説。

6月のイベントや催事は二つ。
祝日はないので、
曜日通りの生活パターン。

まず第3日曜日の17日が「父の日」。
5月は、こどもの日から母の日へと続く母子の月だった。
6月は単独で、父の日。

そして6月21日(木曜日)が夏至。
一年中で一番昼間の時間が長い日。
これといってイベントはないが、
生活の中では大事な日。

私自身の6月は、
これまた忙しい。

6月2日土曜日から、
立教ビジネスデザイン研究科は前期B期間に入る。
月曜日のフード&ベバレッジ・マーケティングと、
土曜日の結城ゼミはずっと続く。

来週水曜日の6日から、
再来週月曜日の11日まで中国・上海。

帰国して、水曜日の13日は、
福岡スターレーンで寺岡ニューバランスフェアの講演。
今年は広く呼びかけましょう。

テーマは「2012年からのサバイバル戦略」
サブタイトルは、
「正規軍は勝たなければ負けである。
ゲリラは負けなければ勝ちになる」

渾身の講演を約束します。

九州・中国地方の皆さん、
おいでください。
お待ちします。

14日木曜日は、
オール日本スーパーマーケット協会総会。

15日金曜日午後から、
商業経営問題研究会6月例会。

翌週火曜日19日・水曜日20日は、
北海道で㈱とりせん創業100周年記念式典。
私は記念講演をする。

21日木曜日は、
PB開発展で記念講演。

翌週月曜日25日は大阪で、
万代ドライデイリー会総会で講演。

26日は㈱カスタマーコミュニケーションズ株主総会。

28日は彦根で平和堂のアメリカ研修事前講義。

そして金曜日29日は、
日本スーパーマーケット協会総会。
そのパネルディスカッション。

私はコーディネーターで、
パネラーは川野幸夫さん、横山清さん、
そして清水信次さん。

日本スーパーマーケット協会会長、
新日本スーパーマーケット協会合会長、
日本チェーンストア協会会長。

超豪華版のパネルディスカッション。

今から楽しみ。

そして6月30日、7月1日は、
立教大学鉄道研究会の50周年記念イベントで、
貸切お座敷列車で新潟まで行き、
そこで講演をし、またお座敷列車で帰ってくる。

まるで私の6月を象徴するような行ったり来たりのイベントで、
その6月を終了。

行動予定をこうやって確認するだけで、
「お疲れ様」の気分。

さてその6月の商人舎標語。
「前向き・上向き・外向き」。

そう、日本チェーンストア協会会長の清水信次さんの言葉の裏返し。
清水さんは言った。
「下向き、内向き、後ろ向きがいけない」

だから、「前向き・上向き・外向き」。
ちょうど梅雨真っただ中の6月には、
「前向き・上向き・外向き」が良い。

皆さんも、この心意気でどうぞ。

さて今日から、
イオンは朝の開店時間を7時に繰り上げた。
「前向き・上向き・外向き」ではある。
くれぐれもオペレーションに「無茶」が来ないように。

これは言っておこう。

今日はもうひとつ、「ドリームジャンボ宝くじ」
第620回全国自治宝くじ販売最終日。
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横浜駅ダイヤモンド地下街には行列。
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1等1億円が175本用意された。
1億円の当せん本数はドリームジャンボ史上最多。

私は一度も宝くじを買ったことがない。

小さな喜び、
ささやかな幸せ、
明日への希望。

宝くじにも、それはあるのだろう。

夕方には、東京・品川のGOOS。
その3階の和食レストラン「大志満」。

秦勝重さん、竹谷尚敏さん、
そして鎌田真司さん
と懇親、会食。
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秦さんは、
青森のスーパーマーケット企業の紅屋商事㈱社長。

竹谷さんはそのSM事業部店舗運営部マネージャー。
鎌田さんはコンサルタント。

昨日の商人舎ミドルマネジメント研修会のことから、
マネジメントの本質、
業界の話題まで、
私、3時間ほど語り続けた。

今日、アメリカから帰国したばかりの鎌田さんには、
申し訳なかった。

それでも、今日からの6月、
「前向き・上向き・外向き」。

これで、目いっぱい、
疾駆し、疾走する。

ただし「無茶はいけない。
無理はいいけど」

西端春枝先生の言葉のとおりです。

<結城義晴>

2012年05月31日(木曜日)

ドラッカーの分身・上田惇生先生に感動のスタンディングオベーション

結城義晴『メッセージ』(㈱商業界刊)より。
「何のために」

あなたは何のために生きるのか。
何のために働くのか。

あなたは何を売るのか。
何をつくるのか。

あなたは何故、微笑むのか。
何故、喜べるのか。

客のためか。 社会のためか。
店のためか。 会社のためか。
自分のためか。家族のためか。

あなたはいったい何のために稼ぐのか。
何のために儲けるのか。

あなたは何を祈るのか。
何を願うのか。

あなたは何故、悲しむのか。
何故、泣くのか。

客のためか。 社会のためか。
店のためか。 会社のためか。
それとも自分のためか。 家族のためか。

この時代に、あなたは何のために生きるのか。
あなたは何のために働くのか

〈第9章「使命」より〉

第1回商人舎ミドルマネジメント研修会。
2泊3日で行われた、その最終日。
5月最後の日。

朝7時には皆、
元気に食事会場に集まってきた。
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1日の活力は朝食から。
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目の前の新宿中央公園の緑がさわやか。
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いい季節です。

次々に受講生がやってくる。
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朝の光もまぶしい。
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食事を終えると、受講生は早速、
講義会場へ。
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なぜなら、第2回目の理解力テストを控えているから。
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皆、朝から集中している。
会場は私語が聞こえないほど。
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ギリギリまで復習。
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いよいよ8時半に30分間の理解度テストがスタート。
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昨日と同様、いっせいに鉛筆の音がコダマする。
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昨日の第1回テストより記述式が多い。
だからだろうか、誰一人として、時間前にペンを置かない。
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最後まで粘る。
その姿勢が、とてもいい。

2日目のテスト終了後、
昨日の第1回のテストの採点結果を報告。
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100点満点が3名いた。
素晴らしい。
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報告すると会場がどよめいた。

90点以上は13人。
平均点も69.5だった。
みな、よく頑張った、
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理解したこと、学び足りないことを自分自身が自覚し、
客観的に自分自身を分析することが大事だ。
それがこのテストの目的でもある。
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休憩をはさみ、最終日第1講座、第2講座は白部和孝先生。
「計数の基本と応用」
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白部先生は、藪下雅治先生が引退された後、
売り場の計数の第一人者。
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エクセル帳票を使ったわかりやすい解説で、
在庫コントロールと人時コントロールの考え方を話してくれた。
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これは、昨日の鈴木哲男先生の52週マーチャンダイジングと、
高野保男先生の作業システム問題に、
見事に、ぴたりと、連動していた。

そして第3講座はスペシャルゲスト。
上田惇生先生の特別記念講演。
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上田先生は、ドラッカー翻訳の第一人者にして、
ドラッカーの分身といわれるほど、
ドラッカー先生に信頼されていた。
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ドラッカーのマネジメントの真髄を、
特にミドルマネジメント向けに講義してくださった。
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主題は、ピーター・ドラッカー「目標管理」の7つの領域。
第1にマーケティング。

第2にイノベーション。

第3に生産性。
ここには、3つの問題がある。
フィジカル労働の生産性、
サービス労働の生産性、
ナレッジ労働の生産性。

第4は、人、労働資源。

第5は物的資源。

第6は資金、とりわけて「たちのいいお金」。

第7に社会的責任。

そして付け加えるならば、
第8に「必要条件」としての利益。
これは未来のための費用、事業を続けるための費用である。

上田先生は、久々の講演だったにもかかわらず、
60分の予定を大幅にオーバーして100分。
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受講生は、引き込まれるように身を乗り出して聴講。
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皆、真剣に聞き、
あるいは手早くメモをとる。
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ぜいたくな時間だった。
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予定時間をはるかにオーバーするほど、
上田先生も、乗りに乗って話してくださった。
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会場が一体となった不思議な時間だった。
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最後に、ひとつだけ質問を受けた。
手を挙げたのは㈱ロピアの高木勇輔さん。

先生はその質問に、実に丁寧に答えてくださった。
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講義を終えた上田先生に、
スタンディングオベーションで感謝。
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これも、すばらしい瞬間だった。
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そして最終総括講義は、
結城義晴の「ミドルマネジメントが日本を救う」。
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全ての講義の関係性に触れつつ、
ミドルマネジメントがどれだけ面白い仕事か、
やりがいのある立場にいるか。
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知識商人として、
ミドルマネジメントに必要とされるブレインズとハンズ。
この研修会ではブレインズを学んでもらうことが目的。
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そんなメッセージを総括して話した。
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私自身、充実した3日間だった。
ご清聴に、心から感謝したい。
盛大な拍手にも、大いに感謝したい。
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午後4時、すべての講義が終わり、
事務局一同で、受講生を見送った。
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本にサインもした。
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そうして、初めてのミドルマネジメント研修会は、
大成功裡に閉会。

事務局みんなでベルナール西新宿の前で記念撮影。
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第2回商人舎ミドルマネジメント研修会は、
11月中旬開催予定。

もう、口頭で、各社から、
お申し込みをいただいた。

ありがたい。
そして近くの居酒屋で打ち上げ会。
飛び入りで大高愛一郎さんも加わった。
コーネル大学ジャパンの初代事務局長。

充実した時を過ごしたあとのビールは美味しかった。
会話も弾んだ。
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受講生に、派遣してくださった企業のトップ、担当者の皆さんに、
そして事務局に、心より感謝。

5月最後の日。
商人舎の5月の標語は、

「生きよ、学べ。」

この標語の通り、
一生懸命に生きた。
必死で学んだ。

そんな5月だった。

<結城義晴>

2012年05月30日(水曜日)

①本質的②中長期的③多面的視野と商人舎MM研修会2日目

2012年5月も終わりに近づいた。

今日の日経新聞経済コラム『大機小機』が、
とても重要なことを書いている。

タイトルは「3つの視点で本流つかむ」

3つの視点とは、
①本質的
②中長期的
③多面的

「いかなる事案も本質的なところから掘り返し、
中長期的な視点に立って結論を導く必要がある。
より多面的な視点から検討を加えることも重要だ」

しかし、逆の見方の方が多い。
「枝葉末節のことや重箱の隅のことが気になるし、
先のことよりも、いま現在や明日のことが気になってしまう。
多面的に見れば視野が広がるのに、
過去の体験から得た一面的な知識からしか
考えられないことが思いのほか多い」

①本質的
②中長期的
③多面的

ただしこれはモノの見方。

行動やアクションは、
短期的に選択と集中が必要だと思う。

同じく、日経新聞の「戦略を聞く」。
イオン社長の岡田元也さん、登場。
2013年2月期の連結営業利益の見込み。
2100億~2200億円。
これは前期比7~12%増。
2期連続で過去最高を更新する。

「構造改革を進めたことが収益力の底上げにつながっている。
とりわけ主力の総合スーパーが高コスト体質から脱却したことが大きい。
店舗の作業効率を見直して人件費を圧縮したのをはじめ、
3年間で約700億円の経費を削減した」

総合スーパーは今期の営業利益640億円を見込む。
岡田さんは「稼ぎ頭だ」という。

私は、総合スーパーを衰退業態と見てきた。
果たしてその衰退傾向を脱したのか。
さらに米国の衣料子会社『タルボット』を2010年に売却。
イオン銀行も前期に黒字転換。

イオンにとっての「3つの課題の克服」が業績をけん引した。

これは、まさしく、
①本質的
②中長期的
③多面的

モノの見方で、展開してきたこと。

『WAON』ブランドの電子マネーは
グループ店舗での取り扱いが大幅に増えて
前期の決済額は1兆円を突破し、
電子マネーとして日本一になっている」

海外事業に関しては、
「小売りに金融を加えた海外の営業利益は、
2016年2月期に400億~500億円に引き上げたい」

さらにM&Aに関して、
「買収はケース・バイ・ケースで考える」

「日本だけ小規模の企業が多数ある状態が
いつまでも続くわけではない」

岡田さんの視野は、
いつもグローバル。
そのためには、

①本質的
②中長期的
③多面的

これは必須。

さてその本質的、中長期的、多面的視野をも学ぶセミナー。
商人舎ミドルマネジメント研修会。
略してMM研修会。
その2日目。

早朝の都庁の景色。
今日もいい天気、いい日になりそうだ。
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今日も会場は、ベルサール西新宿第一ホール。
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今日は、朝8時半から、昨日の講義の理解力テストを行う。
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だから8時には、ほとんどの受講生が席に着き、
テキストを開いてテストの準備。
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皆、真剣にテキストに目を通す。
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直前の勉強。
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そしてテスト開始。
一斉に鉛筆の音が鳴る。
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皆、鉛筆を走らせる。
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真剣勝負。
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30分10問の記述式テスト。
残り10分。
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最後まで、粘る。
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頑張ってほしい。
期待したい。
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30分のテストが終了。
ため息や喘ぎやつぶやきが漏れる。
これが大事。

学んだことを自らがどれだけ理解しているかを、
テストを通して客観視できる。
もちろん、点数をつけSABCDの評価を与える。
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朝の挨拶代わりに、そんなまとめの話をしつつ、
明朝の第2回テストも頑張るよう、激励。
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ミドルマネジメント研修会2日目のこの日の第1講義は、
鈴木哲男先生のご担当
「52週マーチャンダイジング」

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(株)リテイル・エンジニアリング・アソシエイツ代表取締役社長、
日本経営診断学会会員。
52週マーチャンダイジングの第一人者。
流通業を中心とした企業コンサルティングで大活躍。
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鈴木さんには、4講座を受け持ってもらった。
テキストタイトルは、
「[要約]マーチャンダイジング、プロモーション、
そしてストアコンパリゾンの基本知識」
「実践52週マーチャンダイジング」
「重点商品と販促計画との連動について」
「競合店対策の実際」
これに豊富な資料がつく。
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「ふつうは3日かけて話すこと」を、
4時間でレクチャーしてもらう、ぜいたくな講義。
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だから受講生たちも真剣。
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午前の3講義を終え、
1時45分から遅めの昼食を1時間。
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お弁当も、おいしい。
伊藤園から差し入れてもらったお茶もよかった。
江島祥仁副社長には、心から感謝。

昼食後は、ストアコンパリゾンの講義。
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受講生にとっても、鈴木先生にとっても、
あっという間の4時間だった。
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この秋、第2回MM研修会への出講もご快諾いただいた。
感謝と決意を込めて握手。
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そして第5講座は、
高野保男先生による「作業システムとL.S.P.」。
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作業改善の具体的取組み事例の動画や、
レイバースケジューリング立案の数表などを交えながら、
わかりやすく説明してくれた。
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動画に見入る受講生たち。
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なぜ、作業システムの改善が必要か。
良い売り場を構築するのが目的であり、
作業システム改善には、ゴールがない。
それが髙野先生のまとめ。
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髙野先生にも、
秋のミドルマネジメント研修会講師をお願いして、
握手。
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この日、最後の講義は私が担当。
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お二人の先生方の講義に、
蛇足ながら、補足し、
大事な点を確認すると、
持ち時間の3分の1をが過ぎていく。
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でも52週を13週に分け、その基本はウイークリィであることを、
トランプのカードを例にとりながら丁寧に解説。
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さらに、最新の流通経営戦略論と、
「ミドルマネジメントの方法」を講義した。
これはすなわち明日の理解力テストに必要な点の強調となっている。
そろそろ受講生も、そのあたり理解してきた。
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私の講義が終わるころ、明日の講師の白部和孝先生が到着。
福岡から、多忙な中、やってきてくれた。
白部先生とは、久しぶりの対面で、話が弾んだ。
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そして受講生たちと一緒に夕食。
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一日が終わって夕食の時間になると、笑顔がこぼれる。
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会話も弾む。
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1人で参加した人たちも、
2日目となるとみんなと馴染んでくる。
それが缶詰合宿の良さ。
どんどん、コミュニケーションしてほしい。
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本当にいい笑顔でしょ。
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私も、うれしくなるし、
今回の研修で、閃いたこともある。
来年のアメリカbasicコースで、
それを実施する。
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お腹がいっぱいになったあと、
事務局が集まり、
今朝行った理解力テストの採点。
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そのころ、自習室では受講生が復習。
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この採点で、
私には愕然とすることが判明した。

教える側も、
学ぶ側も、
真剣勝負。

そして私は思う。
教えることは、学ぶこと。

学ぶことは、
また教えることによって、
本質的、中長期的、多面的に展開する。

ミドルマネジメントは、
会社に帰ると、
すぐさま教える側、
リードする側になる。

そしてすぐさま成果が試される。

真剣勝負が待っている。
それが、なにより、いい。

明日のテスト、
みんな頑張れ!
全員が100点を目指せ!

そう思うと、胸が熱くなってくる。

<結城義晴>

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