結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2025年02月18日(火曜日)

OICグループNY研修/第3班から第4班へバトンタッチ

ニューヨークに来て12日目。

OICグループニューヨーク研修も、
いよいよ最終版。

今日は、JFK空港で3班を送り出し、
4班を迎える。

ホテルの前でバスを待つ間、
日課のスクワットを少し。
深く沈んで……。
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ゆっくり立ち上がる。IMG_2547

JFK空港までの車中で最終講義を行って、
ホスピタリティとイノベーションの総括。
最後は「自ら変われ!」と訴えた。

出国手続きを終えた3班。
記念撮影の指示を出す。
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3班のメンバーの充実した顔。
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宍戸班長、お疲れ様でした。
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1時間ほどすると4班が到着。
事務局全員が挨拶して、
すぐにウォルマートへ。
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今日は連邦政府が定めた祝日。
「プレジデンツデイ」。
初代大統領ジョージ・ワシントンと、
奴隷解放宣言を発布したエイブラハム・リンカーンの
誕生日を祝う日だ。

毎年2月の第3月曜日と制定されている。

週末3連休の最終日で、
ウォルマートも顧客でにぎわっている。
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ウォルマートの最強フォーマット「スーパーセンター」。
団員たちに売場で解説する。
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ジャガイモ10ポンド入りの大袋が6.18ドル。
1ポンド(454g)当たり61.8セント、
10ポンド(4.54キロ)の1袋618円。安い。IMG_2573

ミカン、レモンの単品量販の平台。
オレンジ、イエロー、レッドの、
カラーコントロール。IMG_2574

リンゴ、オレンジ、スイカの平台。
価格を大きく表示するだけ。
シンプルでわかりやすくて、
手に取りやすい。
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どんな店もお客が入っていると、
うれしくなる。
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グロサリーのエンド。
商品の入れ替え作業をしている。IMG_2582

スタッフに聞くと、
スマホに本部からの指示が届き、
それを参考にして陳列すると言う。
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この3連休を境に、
春の新商品提案に切り替える。
プロモーションコーナーでは、
バレンタインが終わり、
次のイースターに向けて、
準備が始まっている。
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棚に商品を一つ見本として置いておく。
スタッフはすきまに同じ商品を陳列して、
棚を埋めていく。
現物を使った棚割表だ。

ウォルマートはプロモーションに強い。
「早仕掛け、早仕舞い、際の勝負」に徹している。

ターゲット。
ウォルマートと同じ業態を展開する。
ウォルマートのライバル。
ディスカウントストアと、
ハイパーマーケット(総合スーパー)。IMG_2649

天井を張って、Pタイルの床を採用する。
ウォルマートのスケルトンの天井、
コンクリート打ちっぱなしの床とは正反対だ。IMG_2670

客層はウォルマートよりややアッパー。IMG_2665

食品は絞り込んだ品揃え。IMG_2673

ベーカリーはセンターからの供給。IMG_2684

コーラも箱入り。
2リットルボトルは扱っていない。IMG_2682

売場の至る所でセールのPOP。
ウォルマートのEDLPに対して、
ターゲットはハイ&ロー政策をとる。
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女性をターゲットにビューティケアを強化。IMG_2671

ドラッグストアは直営をやめて、
CVSファーマシーを誘致する。IMG_2686

ターゲットはあらゆるポイントで、
ウォルマートとの違いを明確に出す。
それがターゲットのアイデンティティだ。

ターゲットの隣、
2週間ほど前に開業したリドル。
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ディスカウントのボックスストア。
ドイツのシュワルツグループが運営する。
ここも顧客が入っている。IMG_2632

イチゴの品質の確認のために購入するメンバー。IMG_2635

10ポンド入りのジャガイモは5.99ドル。
ウォルマートより安い。IMG_2645

リドルの特徴はインストアべーカリー。
焼きたてを提供する。
1個49セントのクロワッサンが人気。IMG_2638

アルディ。
ドイツ出身の最強のボックスストア。IMG_2687

価格志向の強まっているアメリカ。
低所得者層に限らず、
さまざまなお客が利用する。IMG_2691

団員たちはリドルとの違いを観察する。IMG_2694

アルディのチェックアウトは、
座って仕事をする。
だからスキャンも速い。
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ここでインタビュー。
マネジャーのジョンさん。
通訳は浅野秀二先生。
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座るレジのことを聞いたら、
嬉しそうにその優位性を語ってくれた。
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店内で全員の写真。IMG_0335 (002)

最後は、
ホールフーズ環境対策店。

ブルックリン市からの要請で、
このエリアの再開発の目玉としてオープンした。IMG_2721

3連休の最終日。
結構、顧客が入っている。IMG_2698

オーガニック・スーパーマーケットの最高峰。
アマゾン傘下になっても、
色あせることはない。IMG_2701

対面のミート売場。IMG_2704

40歳代のミレニアル世代以降の人々は、
子どものころからオーガニックになじんできた。
現在のホールフーズのメイン客層になる。 IMG_2713

店舗視察を終えて、
イーストリバーのほとりを散策。
そしてダンボ地区のブルックリン橋のたもとで、
記念撮影。
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風の強い寒い中、
今度は自由の女神を背景に写真。
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夕日にシルエットが浮かび上がる。
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到着して5店舗を視察。
それも凄い企業ばかり。

マンハッタンに入って、
ホテルにチェックイン。
ホッと一息。

7時15分に集合して、初日のディナー。
4つの班に分かれて、
それぞれに別のステーキハウスへ。

私はSmith & Wollensky steakhouse。
スミス&ウォレンスキーステーキハウス。 IMG_2736

クラムチャウダー、シーザーサラダ。
メインはご覧のポーターハウスステーキ。
サーロインとフィレの二つの部位を味わえる。
この1皿で2人前。すごいボリューム。IMG_2742

デザートはニューヨークチーズケーキ。
そしてカプチーノ。

しかし私はデザートの時間、
ずっと席に座ってうたた寝していた。

すみません。
疲れがたまっている。

けれど講義は手を抜きません。
頑張ります。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2025年02月17日(月曜日)

Lopia研修11日目「雨のマンハッタン」のとんがりフォーマット

Everyone, Good Monday!
[2025vol⑦]

2025年第8週。

マンハッタンの昨日は雪。
今日は雨。

ちょっとだけ気温が高い。

いつものように6時50分に会議室に集合して、
7時から結城義晴の講義。

はじめにロピアの経営理念と7代用語の斉唱。
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リードするのは副班長。
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唱和を終えるとすぐに講義。IMG_2401

どの班でも2日目の講義は、
競争の変質から説明を始める。
そして競争理論。IMG_2399

業種・業態とフォーマット。
コンバインによるイノベーションの方法。
図に書いて説明する。IMG_2408

ロピアは教科書通りに成長してきた。
業種の肉の宝屋藤沢店、
業態のユータカラヤ、
フォーマットのロピア。
そしていまOICグループ。IMG_2410
んなの力の結集が、
これを実現させた。

しかしまだまだだ。

これから本当の成長がある。
みんなに期待したい。

講義の後の最終日は、
マンハッタン島内の店舗を巡る。
しかし、あいにくの氷雨。
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まず、
ウェグマンズ。
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都市型のアスタープレース店。
百貨店ワナメーカーの歴史ある建物。
その1階と地下1階への出店。

1階は寿司やデリ、ベーカリーの即食ゾーン。
レジも1階にある。
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地下1階が生鮮三部門とデリ・チーズ、グロサリーなど、
内食需要に対応したフロア。IMG_2446

ウェグマンズ版EDLPの「HOT ZONE PRICES」。
グロサリー売場はコンパクトだ。
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お目当ての「SAKANAYA(さかなや)」。
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ここでインタビュー。
担当者のエイドリアンさん。
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通訳は浅野秀二さん。

日本の魚屋を導入した意図、
出店からの経緯などを話してくれた。
「日本の魚文化をアメリカ市場に根づかせたい」
エイドリアンの決意は固い。
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刺身と巻き寿司の試食を用意してくれた。
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全員、おいしくいただいた。
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エイドリアンさんは、
今年6月ごろに来日すると言うが、
ほんとうに楽しみだ。
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さかなやの前で全員写真。
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さらにチーズ売場でも試食をさせてくれた。
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担当してくれた二人がにっこり。
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ウェグマンズのホスピタリティに触れた。
心が温かくなる。

雨の降りしきるなか、少しだけ観光。
9・11の現場。
かつての貿易センタービル跡には、
鎮魂のプールがつくられている。
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2つのビルが崩壊した。
プールも2つつくられた。
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9・11の至近の鉄道と地下鉄の駅オキュラス。
ショッピングセンターになっている。
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心の中で祈りながら写真。
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ロピアのマスコットロピ太も。
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次の視察先は、
イータリー。
ニューヨーク1号店。
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マジソンスクエア公園側の入り口を入ると、
左側にカフェがある。IMG_2455

右側にはスイーツも提供するカフェ。
イートインスペースを増やした。
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食材を販売する横では、
その食材を使ったレストランやカフェが並ぶ。IMG_2460

パスタとワインを提供するレストラン。
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顧客は席についていつ。
パスタについて料理人が説明する。
上にミラーがあって手元がよく見える。
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イータリーのコンセプトは、
「買う、食べる、学ぶ」。
市場であり、食堂であり、
学校である。

このレストランは学校兼食堂だ。

店舗の青果売場側のレストランは、
料理教室そのもの。
顧客が調理実習をしている。
そしてできた料理を自分たちで食べる。
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イータリー1号店こそ、
そのコンセプトを貫徹している。

ハドソンヤードへ移動して、
ホールフーズ。IMG_2481

広いイートインスペースでランチ。
サラダやデリ、スープを買って、
オーガニックを楽しむ。

青果売場の平ケースは
「バレンタイン」から「FIRE UP ASIA」へ、
コンセプトを転換している。
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海老や調味料を展開する。

ホールフーズで満腹。

雨はやむ気配を見せない。
アッパーウェストのブロードウェイに向かう。
4店舗の散策型視察は急遽、
バスで移動して、歩く距離を短くした。
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ゼイバース。
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世界中から集めたチーズ売場。
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手づくりのデリ惣菜。
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ニューヨーク随一の魚の燻製売場。
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ここでスライスしてもらったサーモンの燻製を購入。
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珈琲は出店当初からの人気商品。IMG_2485

隣には直営カフェ。
エスプレッソを購入。
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バスで移動して、
シタレラ。
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オリジナルのニューヨークデリと魚が強い店だ。
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魚売場にオーナーのジョーさんのレシピ本。
「JOE Knows Fish」
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隣接するのが、
フェアウェイマーケット。
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青果店出身のスーパーマーケット。

マンハッタンの競争環境は、
特徴のない店の存続を許さない。
フェアウェイは青果部門が圧倒的に強い。
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多品種の品揃えとボリューム陳列は見事。IMG_2496

団員に解説しながら売場を見て回る。IMG_2499

フェアウェイ自慢のオリーブバー。
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レジ前でチーズの試食。
店は積極的に食べさせたほうがいいし、
顧客は積極的に食べたほうがいい。IMG_2507

徒歩でブロードウェイを2ブロック南下すると、
トレーダー・ジョー。
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地下1・2階の2層店舗。
超繁盛店。

いつもはごった返す店内も、
雨の日で客は少ない。
とは言っても、普通の店並みに顧客は入っている。
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青果売場導入部の柑橘類の大量陳列。
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空いていたので写真撮影をした。
月刊商人舎で公開しよう。

雨のマンハッタンの店巡り。
これにて視察はすべて終了。

私とともに語る浅野秀二先生。
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それを聞いて笑ってくれる第3班のメンバーたち。
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視察のあとはそれぞれの自由研修。
観光してもよいし、
復習で店を訪れるのもいい。
おいしい料理を食べるのも勉強だ。

思い思いのニューヨーク体験をしてほしい。

私たち事務局は夜、
マディソンスクエアガーデンを横目に、
コリアン街へ。
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1993年創業のWANJO。
韓国風BBQ店。

タイ人の給仕が付いて焼いてくれた。IMG_2535

肉厚のステーキ肉とショートリブ。
これはアメリカ牛肉の韓国バーべキュー。
実にうまい。
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プルコギは韓国式。
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ビールと赤ワインで肉を堪能した。
大満足の事務局の面々。
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雨が降ってもマンハッタン。

学ぶことができるし、
楽しむこともできる。

このゴッサムシティにお礼を言おう。
「ありがとう」

では、みなさん、14時間の時差で、
Good Monday!
(つづきます)

〈結城義晴〉

2025年02月16日(日曜日)

ロピアNY研修3班2日目の「雪のニュージャージー」

ニューヨークにやってきて、
10日目になる。

OICグループのニューヨーク視察。
第3班の2日目が始まった。

朝7時、いつものように、
全員でロピアの経営理念と7大用語の唱和。
リードするのは宍戸班長。IMG_2121

朝から声を出して元気よく唱和。
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初めに佐藤博和団長のあいさつ。
㈱スーパーバリュー取締役営業統括。IMG_2127

結城義晴の第1回の講義。
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OICグループのNY研修には、
中途採用のチーフが多く参加する。
あるいはグループ入りした企業からも参加する。
だからいつも冒頭で話すのは、
「商人の本籍地と現住所」。
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それから昨日の復習。
ウォルマートとターゲット、
アルディとリドル、
そしてホールフーズの環境店舗。IMG_2143

第3班となって3回目の講義。
話し込んでいると脱線が多くなる。
それがまた面白いらしい。IMG_2144

それでも全力投球。
元気いっぱい。IMG_2141

最後にウォルマートのPBとNBの食べ比べ。
そのうえでPBの体系について講義する。IMG_2148
最後の最後は、
バリュー・エンジニアリング。

9時に講義を終わらせると、
専用バスで視察に向かう。
今日はハドソン川の向こう側、
ニュージャージー州を巡る。

まず、トレーダー・ジョー。
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土曜の朝の顧客が次々にやって来る。
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壁面のイラストはセロリを運ぶトラック。IMG_9931

今、卵が高騰している。
トレーダー・ジョーは12個入りパックを
3.98ドルで販売する。IMG_2154
陳列した途端、お客が群がる。

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クルーメンバーのロビンさんにインタビュー。
さっき、卵を補充していた人だ。
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27年間の企業勤務から、
トレーダー・ジョーへ転身。
「今が一番幸せだ」と語る。
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団員からの質問にも丁寧に答えてくれた。
ダンさんを囲んで。
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近隣のアマゾンフレッシュ
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アマゾン・ドットコム直営のスーパーマーケット。

手に取ってそのまま出ていく、
「ジャスト・ウォーク・アウト」の店だった。
つまり「アマゾン・ゴー」の大型版。

しかし現在は有人レジと完全セルフレジ、
それにこの「ダッシュボード」の仕組みを使う。
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ダッシュカートは、
セルフレジ機能を搭載したスマートカートだ。

顧客は事前に、
アプリをダウンロードして、
決済情報を登録しておく。
そのうえで来店した時に利用する。

使い方を実演してくれたのが、
現地ガイドの富澤由紀子さん。
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顧客は棚の商品を手に取って、
カートに入れるだけ。
カートに搭載されたカメラが、
自動的にスキャニングする。
顧客はそのまま専用ゲートを通って出る。
これで会計が終わる。
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だし、利用している顧客は現在、
ほんのわずかだ。

この店は、ほぼすべての商品に、
電子棚札を採用している。
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プライム会員は割安に購入できる。
1.99ドルの商品が1.49ドルになる。IMG_2186

冷蔵ケースの中の商品も電子棚札、
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さらに随所に「アレクサ」による案内がある。
Amazonが開発した音声認識サービス。
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サービスカウンターは、
オンライン注文商品の返却口となっている。
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デジタル化されたスーパーマーケットは、
合理的ではあるがちょっと無機質。
トレーダー・ジョーの商売と対極にある。

スチュー・レオナード。
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これまたアマゾン・フレッシュとは、
対極に位置する店だ。
1980年代には、
「ディズニーランドのような店」と絶賛された。

低迷気味だったが、
久々にエキサイティングないい店を出した。

入口を入ってすぐに団員たちが、
カメラを向けて立ち止まる。
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その先にあったのがこれ。
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ボタンを押すとカウボーイ人形が歌ってくれる。

根強い人気のバナナ娘。IMG_9952

土曜日ともあって、子ども連れの客が多い。IMG_9955

牛とアヒルの着ぐるみで、
子どもたちを楽しませる。
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週末は至る所で試食を展開する。IMG_9964

チーズ売場でのパフォーマンス。
自家製モッツァレラチーズの製造。IMG_2236

伸ばして伸ばして。
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どや顔。
このあと、手でちぎって、
丸めて出来上がり。
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ワイン売場にも試飲ブースがある。
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週末の売場は、
エンターテインメントにあふれて大賑わい。
セルフレジには長い行列ができた。
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スチュー・レオナードを楽しんで、
皆、大満足。
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ウェグマンズ。IMG_2309

市場のような広大な青果売場。
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店舗の隅々まで、よく顧客が入っている。
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鮮魚の対面売場は2倍に拡げられた。
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専門店のようなインストアベーカリーとデリ。
対面ショップ売場が続く。
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一方でEDLPの「HOT ZONE PRICES」が展開される。
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グロサリー売場の至る所に、
「ホットゾーン価格」のサインがある。IMG_9991

クオリティが高くてお得なPB商品、
「Wegmans」を全面的に訴求する。
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店舗右翼にリカーショップが併設されている。
そこで佐藤団長と事務局がワインを購入した。
夜のコミュニケーションタイムのため商品調達だ。

この店はさらに、
本格的なハンバーガーを提供する
直営ショップ「バーガーバー」。IMG_2266

広くて雰囲気のあるイートインスペース。
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ネットスーパー用の出庫スペース。
壁面には冷蔵ケースを配置。
商品が積まれたカートがズラリと並ぶ。
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ウェグマンズの郊外型店舗は、
全需要対応型であることがよくわかる。
だから1店平均2000坪の売場面積で、
1億ドルを超える売上げを誇る。

7000坪のウォルマート同じくらいの販売力をもつ。

フリーウェイを南下する。
バスの中でも講義は続く。
雪が激しくなってきて、
視界も悪くなってきた。IMG_2370

ショップライト。
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約300店のボランタリーチェーンの旗艦店。

入口を入ってすぐの右手に、
処方箋を扱うファーマシー。
これで顧客を囲い込む。
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「セレブレーションステーション」。
オリジナルケーキを受注提供する。
生鮮やデリ、ベーカリーは、
多様なショップ形式を採用する。IMG_2310

青果売場では、
親子で働く二人の店員から声を掛けられた。
息子さんは日本語を勉強中とか。
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いい店や企業では、家族で働く人が多い。

チーズ売場の品揃えは豊富だ。IMG_2317

グロサリーは多品種多品目の品揃え。
そのうえローコスト運営。

主動線のプロモーションは投げ込み陳列。
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最後にストップ&ショップ。
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アメリカのごくごく一般的なスーパーマーケット。
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1200坪でコの字型レイアウト。
そこに対面売場を設けて、
一応、店づくりのトレンドを追っている。
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水槽にはロブスター。
しかし対面売場なのに、
従業員はいない。
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一部の形式だけウェグマンズなどを真似ても、
尖がった店にはならない。

全体に「特徴のないのが特徴」の店。
これがポジショニングのない店の典型だ。
全米の多くの店がこのコンベンショナル型である。

ニュージャージー州の
とんがり★こだわりの店を堪能して、
マンハッタンへ戻る。

最後は急遽、
チェルシーマーケット。
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ナビスコ工場跡を活かしたショッピングセンター。
観光スポットになっている。
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中核の店はロブスタープレイス。
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オイスターバーやロブスターバーがある。
その中でもお勧めは立ちの寿司屋。
ニューヨーク随一の鮮度と味と価格。
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もちろん魚介の販売もする。
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私はアウトレットショップへ。
ジャケットとコートを衝動買い。
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この店は入口にはいつも行列。
入場制限をしている。
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2日目はニュージャージー。
最後にマンハッタンのチェルシーマーケットを訪問。

楽しい一日だった。
ありがとう。
(まだまだ続きます)

〈結城義晴〉

2025年02月15日(土曜日)

ロピアNY研修3班到着/Walmart・TargetからSTKsteakまで

OICグループのニューヨーク研修。

ジョンFケネディ空港に、
第3班がANA便でやってきた。

同じ飛行機に乗っていたのが、
茨城県の㈱タイヨーの視察チーム。

率いていたのは鹿野定男さん。
鹿野オフィス代表。
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「いつもブログを見てます」
ありがとうございます。

早速、専用バスに乗り込んで、初日の視察。
今どこにいるのか、どこに向かうのか。
最初に必ず地図で確認する。IMG_1960-1

ニューヨーク市クイーンズ区、
ウォルマート。
やや小型のスーパーセンター。
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世界最大の小売業にして、世界最大の企業。
2024年1月期年商は6481億2500万ドル。
150円換算で97兆2188億円。

到着してすぐに全員で記念撮影。
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今日は14日の金曜日。
そしてバレンタインデー。
ほんとうによく顧客を集めている。IMG_1968

初めて見るアメリカの店舗。
ランチの買物も兼ねて、
自由に視察してもらう。
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ウォルマートの売り方の定石。
グロサリーのエンド陳列。
右がエブリデーロープライス、
左がロールバック。IMG_9788 (002)
エブリデーロープライスは、
基本的には1年間売価を特売価格にして変えない政策。
この写真のアイテムは年間通しで1.97ドル。
ロールバックはその特売価格から、
さらにメーカーと協力して、
凄い特売価格を出したもの。
こちらは13週の展開が基準だ。

もちろん商売だから例外は頻発する。

そのロールバックを主通路で大展開している。
インパクトのある売場だ。
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レジもご覧の通り、混んでいて行列。IMG_1969

ウォルマートはセルフレジを縮小した。
万引きが利益を圧迫するほどだったから。
だから、各レーンともに長蛇の列。

ウォルマートのライバル、
ターゲット。
ウォルマートと同じ業態を展開する。
ディスカウントストアとハイパーマーケット。
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2024年年商は1071億1200万ドル。
150円換算で16兆円。

ブルックリンの東端に位置する商業施設。
ウォルマートと違いを出すために、
コーポレートカラーは赤。
店内デザインは赤を基調にする。IMG_2012

床はPタイル、天井を張って、
何から何までウォルマートとの違いを出す。IMG_2017

ターゲットはウォルマートとは違って、
ハイ&ロー政策をとっている。
つまり定価をつけておいて、
期間限定でディスカウントの特売をする。
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ターゲットの強みはアパレルのソフトライン。
ふくよかなマネキンも適度に配置。
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さらにふくよかなマネキン。
太っていることはむしろその人の個性で、
それが美しいものだという認識だ。
そんなメッセージが発信されている。IMG_2022

ターゲットと同じショッピングセンターで、
隣接して出店しているのは、
リドル。
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2週間ほど前に開業した。
ドイツ最大の小売業シュワルツグループ、
そのボックスストア業態。

売場面積はアルディの約2倍、550坪。
生鮮、ベーカリー、乳製品などの品揃えを豊富にする。
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プライベートブランドの比率は7割くらい。
ナショナルブランドの1位、2位は、
しっかり品揃えして価格勝負をする。
コカ・コーラの売場。
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ゲータレードとパワーレードを揃える。IMG_9838 (002)

店の奥の真ん中の売場では、
平台で売り切れ御免のノンフードを販売する。
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今回も店長のビクトルさんにインタビュー。
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ビクトル店長は、
リドルの品揃えの特徴と、
価格優位性を熱く語ってくれた。
もちろん通訳は浅野秀二さん。
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「隣のターゲットの価格調査を行っているのか?」
団員の問いには「ノー!」
ヘッドクオーターの調査チームが
価格を調べて対抗策を指示してくれる。

「彼らのほうが見に来る」と自信満々。
IMG_1992

店長を囲んで記念撮影。
IMG_2008

一方、リドルのライバル、
アルディ。

ドイツのALDI sud運営の、
小型ディスカウントスーパーマーケット。
リドルと同じ「ボックスストア」と称する。
全米で2300店舗ほどを展開する。IMG_2024

店内のサイネージも増えた。
IMG_2034

1万平方フィート(281坪)に、
1500SKUを品揃えする。
その95%はPB。
IMG_2027

その低価格はウォルマートをも悩ます。
厄介な存在だ。
IMG_2029

リドルがNBの1番手、2番手商品まで扱うのに対して、
アルディは絶対に欠かせない1番手ブランドだけ売る。
たとえばコカ・コーラやゲータレード。
そしてそれはリドルより安い。
あとはPB。
IMG_2030

ウォルマートとターゲット、
アルディとリドル。
それぞれのフォーマットの闘いと、
ポジショニングの違いを学んだ。

そして、一気にブルックリンの中心部へ。
ホールフーズ環境対策店。
IMG_2035

店に入ると風防室で、
バレンタインデーの切り花販売。IMG_2036

店内導入部の花きコーナーも、
スペースを拡げて展開。
IMG_2040
アメリカのバレンタインデーは、
日本とは違う。

女性がチョコレートをプレゼントして、
愛を告白するのが日本。

アメリカは男性が女性に、女性が男性に、
プレゼントをする。

その際、花は最重要アイテムとなる。

顧客がいつも以上に入っている。
アマゾンプライム会員などの、
ネットスーパー利用者も、
イベントのときには来店する。
自分の目で商品を見て買物をしたいし、
イベントに参加したいからだ。IMG_2042

だから平常日よりも商品在庫は多い。
それでも、スーパーボウル直前には、
お客が殺到して、欠品だらけになった。IMG_2049

「LOVE AFFAIR」をテーマに、
売場各所でバレンタイン提案。IMG_2050

ミートの加工場のガラスに貼られた、
プロモーションのキャラクター猫のシール。IMG_2059

チーズ売場の平ケースでも。IMG_2060

スイーツ売場ではスタッフが、
ハートのカチューシャを付けて場を盛り上げていた。IMG_2065

独自のポジショニングを築いたホールフーズ。
他の追随を許さない。

最後の最後にブルックリンの観光スポットへ。
「ダンボ」地区と呼ばれる。
ニューヨークで一番一古いブルックリン橋。
その向こうの摩天楼を背景に記念撮影。IMG_2087

夕景に浮かぶ自由の女神像。IMG_2074

再び自由の女神を背景に記念撮影。IMG_2083
満足のいく一日だった。

団員はホテルにチェックインしてから、
4班に分かれてステーキハウスへ。

わたしは1・5班の面々と、
ダウンタウンの「STKステーキハウス」へ。
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提供するのは、
ステーキ、クックテール、
ミュージック、ヴァイブ。
Vibeはスラングで「ノリ」。
ノリのいい店なのだ。IMG_9925 (002)

店内フロアに「DJ」がいて最新の音楽を、
大音響で流し続ける。IMG_9929 (002)

それでもステーキハウス。
しっかりしたコースを食べさせる。

第1コースの前菜はシーフード。IMG_2098

第2のコースは、
シーザーサラダとモッツァレラチーズのサラダ。IMG_2099

皆、楽しんでいる。IMG_2101

第3のメインコースは、
それぞれに厚切りのステーキ。
ストリップロインを頼んだ。
その後はスイーツプレート。IMG_2104

綿菓子をバーナーで焼いていく。IMG_2108

アイスクリームに焼けた綿菓子がまとわりつく。
これも美味。IMG_2113

大人気のステーキハウス。
夜10時半を過ぎてもまだ、
店の外に行列ができていた。IMG_2115

マンハッタンの大人気ステーキハウス。
最新トレンド満載の店に満足した。IMG_2117
フードサービス業だけでなく、
チェーンストアもスーパーマーケットも、
世界で最も刺激的なのが、
このニューヨークである。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2025年02月14日(金曜日)

ニューヨーク「8日目の休息日」とメトロポリタン美術館

OICグループのニューヨーク研修。

第2班を送り出して、
事務局が残った。
その夜の食事。

ハナホテル。
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ロビーに恐竜。
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大迫力。
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その前で写真。
IMG_1873

みんなでポーズ。
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入れ替わってまたポーズ。IMG_1879

和食の互助。
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サッポロビールを飲みながら、
刺身盛り合わせや揚げ出し豆腐、
さらに鮭皮のシーザーサラダなどなど。

締めは鍋焼きうどん。IMG_9698 (002)
堪能した。

第3班が到着するのは明後日。

一夜明けてニューヨーク8日目は休息日。
西洋の神は7日目には休めと教えた。

丸一日、自由時間。

部屋のパティオの雪も、
ずいぶん減った。
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マンハッタンは霧雨。
IMG_1881

ザ・ニューヨーカー。
IMG_1882

そんな雨などには負けない。
地下鉄C線に乗って、
アッパーウエストの81丁目駅へ。

駅のそばに自然史博物館がある。
だからホームの壁には動物のイラスト。
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セントラルパーク。
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公園の中の橋。
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20分くらい散策して、
メトロポリタン美術館。
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美術館の前の道路には、
スクールバスがずらりと並ぶ。
子どもたちが学びに来ている。IMG_9708 (002)

堂々たる世界三大美術館のひとつ。
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ほんとうに久しぶりに、
Go Go ポーズ。
足腰は衰えない。
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ロビーには巨大な「書」が対になって掲げられている。 IMG_9714 (002)

広いメトロポリタン美術館の2階へ。
ヨーロッパの近代美術。

絵画の部屋のロビーに彫刻。
ひときわ目を引くのが、
ロダンの「考える人」
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正面から見た考える人。
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パリのロダン美術館にもあるが、
もっと巨大で野ざらしだった。

イギリスのターナー「捕鯨船」
フランスの印象派を学んで、
独特なペインティング世界をつくった。
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それからベルギー人のレオン・フレデリック。
「三人姉妹」が目立った。
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実際には額に入れられて展示されているが、
絵画だけ抜き出すとまた、いい。
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オーストリアの画家グスタフ・クリムト。
私はずっとスマホのカバーに、
クリムトの「抱擁」を使っている。
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クリムトのこの絵もいい。
「メーダ・プリマヴェージの肖像」
1912年、クリムトの後期の傑作。IMG_9724 (002)

そしてフランスの印象派。

ポール・セザンヌ。
高校時代の美術の授業で、
このタッチの絵を貼り絵で模倣したことがある。IMG_9725 (002)

これもセザンヌ「カード遊びをする人々」
セザンヌはこのテーマで4枚描いているが、
これが最後の作品だ。
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ピエール・オーギュスト・ルノアール。
メトロポリタンのルノアールでは、
この絵が一番好きだ。
気取らない若い女性。IMG_9734 (002)

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの自画像。IMG_9728 (002)

ゴッホがこのキャンバスに向かって、
自分の顔を描いている。
それを思うと何とも言えない感慨がわく。

私はゴーギャンが好きになれない。

そしてひまわり。
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花瓶に生けれらた向日葵の絵画よりも、
こっちのほうが断然ゴッホらしいと思う。

アンリ・ルソー。
私は高校時代の同人誌「孼」に、
ルソーに宛てた詩を発表したことがある。
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ロビーに戻ると、
今度は大理石のロダン「神の手」。
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うしろに回って見ると、
謎が解ける。
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アメリカ人のチャールス・レイ。
「2頭の馬」
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足は八本。
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首と頭は二つ。
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ジャンルが変わって、
17世紀のヨーロッパ絵画。

名匠レンブラント。
アリストテレスとプラトン。IMG_9745 (002)

それからメトロポリタンのお目当ての一つ。
フェルメール。Johannes Vermeer。

現存するのは35作品。
そのうちTHE METには5作品が収蔵されている。

それが一列に並んで展示されている。IMG_1894

「Young Woman with a Water Pitcher 水差しを持つ女」
「Study of a Young Woman 少女」
「Young Woman with a Lute リュートを調弦する女」
「Allegory of the Catholic Faith 信仰の寓意」
「A Maid Asleep 眠る女」IMG_1895

1点ずつ丁寧に見る。IMG_1896

何度も見た。何度見てもいい。IMG_1897

端まで来たら、再び、戻る。IMG_1898

何度も何度もじっくり見る。IMG_1899

「水差しを持つ女」
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なぜかこの区画に、
青の時代のピカソがある。IMG_9754 (002).jpg2

西側の彫刻の広場。
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ここにあるカフェで珈琲とサンドイッチ。

気に入ったのが「熊のグループ」
ポール・マンシップ。
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彫刻は後ろに回って見る。
面白い、かわいい。IMG_9764 (002)

そして「葡萄の木」。
ハリエット・ホイットニー・フリッシュマス。
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最後にエジプト館へ。

デンドール神殿。
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水盤が周囲を囲んでいる。IMG_1901

石像2体とポーズ。
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古代エジプトに関する展示品は約2万6000点。IMG_1904

エジプト館は悠久の時を感じさせてくれる。IMG_1905

1階メインのグレートホール。IMG_1906

ホールにある2対の書。
この書のテーマは「対話」。IMG_1907

タクシーでホテルに戻る。

セントラルパークの雪景色。IMG_1913

コロンバスサークルに近づいてきた。IMG_1917

5番街から望む、プラザホテル。IMG_1922

金色のランドマーク、騎士の像。IMG_1921

5番街のトランプタワー。
警察車両が警備していた。
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ユニクロの旗艦店。IMG_1939

五番街のアトラス像。
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ヨガブランドの「ルルレモン」。IMG_1945

ニューヨーク公共図書館。IMG_1947

ホテルに戻って自室。
パティオの雪もすっかり解けて、
空もドラマティック。

窓枠の外の景色が、
一幅の絵画のようだった。
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夜はweb会議が二つ。

日本時間の朝9時半。

㈱True  Data取締役会。IMG_1952

1時間半後に、
第一屋製パン㈱の取締役会。IMG_1951
休息の日なのに、
完全休養とはならなかった。

明日も頑張ります。

〈結城義晴〉

2025年02月13日(木曜日)

ロピアNY研修「第2班帰国」と’25 Supermarket Trade Show

マンハッタンの宿は、
ザ・ニューヨーカー。
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古いホテルだが極めて便利だ。

私の部屋は30階でパティオがついている。
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そのベランダに雪が積もって、消えない。
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西を向くと高層ビルの間から、
ハドソン川が見える。
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東側もマンハッタンの街並み。
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OICグループNY研修。
第2班は帰国の日。

8時半にはバスに乗り込んで、
JFケネディ空港へ。

その間、50分の最後の講義。
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倉本長治の言葉。
「店は客のためにあり、
店員とともに栄える」

長治先生はこの言葉を、
対にして使ったわけではない。

私が㈱商業界社長のころ、
この長治先生の二つの言葉をあえて並べた。

「顧客満足と従業員満足」を表しているからだ。

それに「店主とともに滅びる」を付け加えて、
トライアングルにした。

「店主とともに」も長治先生の言葉だ。

短歌の世界に「本歌取り」という手法がある。
有名な古歌(本歌)を自作に取り入れて、
作歌をする。

それが、
「店は客のためにあり、
店員とともに栄え、
店主とともに滅びる」

そしてアメリカのウェグマンズをはじめ、
ウォルマート、トレーダー・ジョーなどが、
この言葉をミッションにしている。

リッツカールトンも、
日本の万代も、
カスタマーサティスファクションと、
エンプロイーサティスファクションを、
モットーにしている。

バスの中での最後のメッセージ。

「自分が変わらねば、
仲間を変えることはできない。
自分が変わらねば、
職場を変えることはできない。
自分が変わらねば、
店を変えることはできない」

「自ら、変われ!」

早めにケネディ空港に着いて、
チェックイン。

みんなを待つ間に、
浅野秀二先生とスクワット。
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こちらに来ても続けている。
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柴田昇団長と固い握手。
1班と2班を率いて成果を上げてくれた。
これで帰国する。
ありがとうございました。
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それから最後の写真撮影。
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みんな元気です。
やる気満々。
それがうれしい。
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見送ったら、私たちはホテルに戻る。

タクシーやウーバーではつまらない。
電車で帰る。

まずエアートレイン(モノレール)に乗る。
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空港が見える。
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ジャマイカ駅。
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ここで乗り換える。
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その乗り換えゲート。
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左がロングアイランド鉄道、
右がサブウェイ。
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チケットを買って、
時間を待つ。
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ホームに降りる。
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ロングアイランド鉄道の列車。IMG_9681 (002)

乗り込む。
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20分でマンハッタンの真ん中に着く。
タクシーよりも早い。

地下駅に到着すると、
そこがペンシルバニア駅。
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地上に上がってくる。IMG_9684 (002)

地上に出ると目の前にエンパイヤステートビル。IMG_9685 (002)

ペンシルバニア駅、
略してペンステーション。
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お疲れ様。

これで全体の半分が終わった。
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もう、ランチの時間。
そこで近隣のコリアンタウンへ。

BCDトーフハウス。
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大人気の韓国料理店。
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付け合わせ。
BCD-Tofu-House-8

スンドゥブと骨付きカルビ、美味。
体が温まる。
BCD-Tofu-House-3

マディソンスクエアガーデンは、
ホテルの斜め前。
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明日1日、休養日。
明後日、第3班がやってくる。

少しだけ休みます。

さて日本では、
第59回スーパーマーケット・トレードショー。
主催は全国スーパーマーケット協会。smts02

2月12日(水)から14日(金)まで、
千葉市の幕張メッセ全館を貸り切って開催。
山本恭広編集長が行ってくれた。
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食品流通産業に最新情報を発信する大商談会。
全11ホールに2237社・団体、3611小間が展開。

オープニングセレモニーのあと、
横山清実行委員長の基調講演。
全国スーパーマーケット協会会長、
もちろん㈱アークス会長。
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テーマは、
「どうなるスーパー 創発的破壊」。

横山さんらしいタイトルだ。

アークスが展開する北海道は、
1960年から1970年代にかけて、総合スーパーが進出した。
地場スーパーとの戦いが始まったこの時期を、
横山さんは「第一次流通戦争」と名づける。

そして、2020年代。
日本標準産業分類に、
「食料品スーパーマーケット」が新設された。
つまり「戸籍」を得た。

北海道へ進出してきた大手総合スーパーが撤退し、
新興勢力が進出した。
これを「第二次流通戦争」と位置付ける。

拙著『チェーンストア』では、
第二次流通革命として、
「チェーンストア3.0」と表現した。
横山さんはこれをレジュメで引用してくれた。
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ありがとうございます。
大感謝です。

会場最大ブースは㈱寺岡精工。smts_teraoka

寺岡のテーマは「Grow with Green」。
環境への影響を小さくし、
働く人の負荷を軽くし、
同時にビジネスとして成立させる。
これは食品流通業に限らない、
全産業のテーマだ。

バルク販売システムが展示されてぃる。smts_teraoka2

㈱オカムラのブースも広い。smts_okamura1

テーマの一つに「店育(みせいく)」を挙げる。
「店に行く」と「店を育てる」をかけた造語。smts_okamura02
小売業、メーカー各社と、
ワークショップ形式で1年近く議論と研究を重ねて、
未来の店の姿を提示している。

会場の食品ゾーンには、
お弁当・お惣菜大賞2025の展示ブースがある。smts_deli

㈱ブルーチップのブース。
乾燥野菜のラインアップが拡大した。
時短、食品ロスなどが時流に合っている。
ブルーチップは食品メーカーとして認知され始めている。

常務取締役の中野茂さん。smts_bc

フルックスグループ。
野菜の販売・仲卸から始まって、
いまや「惣菜のわかる八百屋」。smts_frux01

スーパーマーケット向けの惣菜を開発。
黒田久一社長と清水誠三日本惣菜協会専務理事。smts_frux02

万代の惣菜部部長の藤本光哲さんが加わる。
万代知識商人大学の一期生。smts_frux3

レンゴー㈱は世界最大の段ボールメーカー。
2年ぶりの出展で、テーマは段ボール什器。
縄田幸男さんと山本麻依子さん。
パッケージング部門開発本部のお二人。smts_rengo2

㈱プログレスデザイン社長の西川隆さんと写真。smts_rengo_pr
西川さんはスーパーマーケットの店舗デザインで、
トップを走り続ける。

スーパーマーケット・トレードショーは盛況。
今年は行けなかったが、
横山会長の講演の中で、
ちょっとだけ参加させてもらった。

ありがとうございました。

ニューヨークの日々は続く。

〈結城義晴〉

2025年02月12日(水曜日)

NY6日目のマンハッタンの「ポジショニング競争」

OICグループNY視察研修。
第2班がやってきて早くも3日目。

朝7時、セミナーのはじまり。
まず恒例のロピアの経営理念と7大用語の唱和。IMG_9542

そして結城義晴の講義。IMG_1626

2日目は理論を中心にレクチャーする。IMG_1630

髙木勇輔社長や福島道夫取締役に、
15年以上も前から講義した内容。
それを共有してもらう。

レース型競争とコンテスト型競争。
クリティカルマスと範囲の経済。
寡占・鼎占・複占。
そしてマーケットリーダーとチャレンジャー、
フォロワーとニッチャー。

これらをロピアはどう考えて、
どう成長の理論にしているか。IMG_1650

最後は業種・業態、フォーマット。
コーネル大学のバナーの方程式。

そのポジショニング。

トレーダー・ジョーやウェグマンズと、
ロピアの店づくりの共通点。IMG_1643
実際に米国のとんがり店舗を見た後は、
抽象的な概念の理解が進む。

そしてそれがロピアのぶれない戦略に直結する。

講義が終わると、
9時に専用バスに乗り込んで、
ウェグマンズに向かう。
マンハッタン1号のアスタープレイス店。IMG_1731

地下1階の話題の売場。
「SAKANAYA(さかなや)」。
改装して広くなった。IMG_1727

今回も、店長のJAREDさんが登場。
立地の特性や顧客層について、
丁寧に話してくれた。

ウェグマンズのホスピタリティを強調した。
その理由はアソシエーツを大切にすること。
「マネジャーが仲間を大切にすれば、
彼らはカスタマーを大切にしてくれます」

さらに驚いたことに、
この店ではオンラインの売上構成比が、
なんと50%になっている。
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ナイスガイだ。
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魚部門の責任者リチャードさん(左)と、
エイドリアンさん。
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さかなやでは日本の豊洲市場から週2回、
新鮮な魚を空輸する。
空輸された魚はその日のうちに、
カッティングして販売される。

団員の一人が質問した。
「魚のアラがでますが、
それはどうするのですか?」
エイドリアン。
「もちろんアラも販売します」
それがこれだ。
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アメリカ人はアラを焼いたり、
スープにしたりする。
こんな魚屋、アメリカでは見たことがない。
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1年ぶりに合ったエイドリアンは、
新たに魚のタトゥーを入れていた。IMG_1705

嬉しそうに見せてくれた。
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そして全員にサーモンの試食のプレゼント。
柴田昇団長が皆に、取り分けてくれる。IMG_1715

団員全員と記念撮影。
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いつもながらのウェグマンズの誠意ある対応に感謝。
浅野秀二さんと4人で記念写真。IMG_1711

そのあとはマンハッタンの南端の公園で、
自由の女神を見た。

自由の女神を背景に写真撮影。
カメラマンを見て手を振っている。
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そしてワンワールドトレードセンターへ。IMG_1746

貿易センターのツインタワーは9・11で崩壊した。
その跡地につくられた鎮魂のプール。IMG_1747

駅舎のオキュラスで全員撮影。
ショッピングセンター機能をもつ。
敬虔な気持ちになる。
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柴田団長の提案で急遽、
チェルシーマーケットへ。IMG_9569 (002)

ナビスコ工場跡の建物につくられた商業施設。
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古いビルディングの良さを活かした空間。
専門店や飲食店が並んで、
人気の観光スポットとなった。
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変わらない人気の「ロブスター・プレイス」。
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小売り機能と飲食機能、
そしてテイクアウト機能をもつ魚屋。

カウンターで食べるオイスターや寿司はうまい。
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とくに、注文を受けてゆで上げるロブスターは最高だ。
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この店の在り方は勉強になる。
売る機能、食べる機能、持ち帰りの機能。
魚屋が内食、外食、中食に対応している。

ウェグマンズの「さかなや」と同じだ。

無印良品が2008年11月に出店している。
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無印良品は入れ替えの激しいチェルシーマーケットで、
確かなポジショニングを構築している。
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MUJIのシンプルな商品は、
マンハッタンでも人気だ。
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カウンターサービスで飲食も提供。
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来るたびにテナントが変わっている。
どんどん飲食店の比率が増えている。

どんな商業施設も非食品から食品への移行が顕著だ。 IMG_1771

イータリー1号店。IMG_1773

「EATALY」は「EAT」と「ITALY」からの造語。
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イタリアの食材を販売し、食べさせる。

ここはイタリアの八百屋。
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イタリア風の魚売場。
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生パスタの店。
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その隣に生パスタを食べさせる店。IMG_1776

イータリーのコンセプトは、
We Sell What We Cook,
and, We Cook What We Sell.
調理して食べてもらったものを売り、
売っているもので調理して食ベてもらう。

「市場」であり、「食堂」であり、「学校」である。IMG_1781

ピザの店。
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団員がピザを購入。
なんでもトライする姿勢が実にいい。
ロピアの特長だ。
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私たちも昼食用としてポルチーニ茸のピザを購入。

ホールフーズ。
ハドソンヤードに登場した繁盛店。
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ここのイートインコーナーで昼食タイム。
ウェグマンズの握り寿司、
イータリーのピザ、
ホールフーズのスープでランチ。
贅沢なメニューは本当にうまかった。IMG_1790

ケーキ売場のサインは、
「LOVE IS SWEET」に変わった。
バレンタイン仕様だ。
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スーパーボウルまでは「GAME TIME」と記されていた。
ホールフーズもチームメンバーが、
楽しんで売場をつくっている。

平ケースでは「LOVE AFFAIR(愛の出来事?)」のスイーツ。IMG_1804

青果売場の見事なカラーコントロール。
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青果売場にも「LOVE AFFAIR」の平ケース。
ディップやスライスサラミなど。
これがバレンタインデーに向けた、
ホールフーズの粋なテーマだ。
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対面の精肉売場。
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その前の平台でも「LOVE AFFAIR」。
二人で食べるステーキ肉の提案。IMG_1809

もちろん切り花コーナーではバレンタインブーケ。IMG_1810

ホールフーズは売場全体で、
徹底したプロモーションを展開する。

ランチの後は散策の視察タイム。
ブロードウェイに沿って
81ストリートから72ストリートまで南下する。

始まりはゼイバーズIMG_1828

ニューヨークデリの売場も独特だ。
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ゼイバースで人気の魚の燻製売場。
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そのバックヤード。
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そのスモークサーモン。
絶品。
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夜のコミュニケーションタイムの食材を、
購入してくれたのは、
現地ガイドの富澤由紀子さん。
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ニューヨーク・デリの店シタレラ。
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対面方式で氷を敷き詰めた魚売場も圧巻。
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マンハッタンのスーパーマーケットの王者、
フェアウェイ・マーケット。
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外売場では青果のお買得品を展開。
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特長は何と言っても青果部門。
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終点はトレーダー・ジョー。
地下1・2階の2層店舗。
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地下1階の導入部は切り花。
もちろんバレンタイン訴求。
IMG_1837

フィアレスフライヤーに掲載されたアイテムを、
大々的にエンド展開する。
IMG_9652 (002)

みそ・ジンジャー・ブロス。
ショーガ入りみそ汁の素。
もちろんPB。
IMG_9653 (002)

午後3時過ぎにもう欠品が生じる。
IMG_1841

そして長い行列の最後尾には人が立つ。
これが平日の状態だ。
IMG_9648 (002)

マンハッタンの中でもこの店は大・大・大繁盛店だ。
だから周辺のスーパーマーケットに影響を与えた。

ウェストサイドスーパーマーケットは撤退した。
しかしゼイバーズとフェアウェイは、
マーケットニッチャーとして残った。

とんがり★こだわりをもっているからだ。
それぞれの際立つオリジナリティ。

ポジショニングは最大のサバイバル戦略なのだ。
(つづきます)

〈結城義晴〉

 

 

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