結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2009年07月07日(火曜日)

景気動向指数ちょっと改善し「最良のベーシック」プリウスが売れた

今日は「七夕」。  
東京・横浜は夏らしい晴れ方。
夜も星が出る。

「あなたは、なにを、ねがう?」  

内閣府発表の5月の景気動向指数は、
2カ月連続で改善されている。  

しかし、2005年を100とした指数自体は、86.9。  
まるまる3年間を間において、
13ポイントも下がっている。

これが大前提。

そのうえで、4月、5月と少しずつ上昇してきた。

内訳は、以下(前月対比)。
製造業の所定外労働時間指数が9.8%プラス。
鉱工業生産財出荷指数が7.5%プラス。
鉱工業の生産指数が5.9%プラス。
大口電力使用量2.8%プラス。
製造業の中小企業売上高0.8%プラス。

一方、卸売業の販売額は、2.5%マイナス。
投資財出荷指数は1.7%マイナス。
全産業の営業利益はマイナス0.04%。
製造業の稼働率指数、マイナス0.02%。
有効求人倍率も、マイナス0.02%。

そして小売業の販売額は、0%と横ばい。  

製造業から少しずつ良くなっているが、
小売業、そして卸売業はまだまだ。
それも前の月対比の指数。

全体では2005年から14%もダウンしている。

帝国データバンクが発表している5月の景気動向調査では、
「後退期における踊り場局面」と表現されている。

「消費者ニーズの獲得を目的としたプライベートブランドなど
企業の低価格戦略が広がり、
食料品や耐久消費財、サービスなどでも価格低下が進行。
政策的な後押しも消費を刺激して、
『小売り』など内需関連が景気の下支えにつながった」

一方、6月の新車販売ランキング。  
こちらはすぐに調査結果が出る。
第一位にプリウスが躍進。  
環境対応のコンセプトよりも、
エコカー減税の影響がおおきいと思う。
これを帝国データバンクは、
「政策的な後押し」と書いている。

プリウスの販売台数は、1カ月で2万2292台。
前年同月比の3.6倍。
トヨタ全体の11万台の約5分の1を占めた。

5月18日発売の「205万円也」のプリウス新型車が売れに売れた。

「最良のベーシック」だけが、
売れに売れている。  

ただのベーシックのカローラや、
ただの高級車クラウンは、
前月比で何と売上げ半減。

①環境コンセプト
②エコカー減税
③最良のベーシック  

売れる条件がそろった。
①はマインドのトレンド
②は政策的後押し
③は商品の価値

三つの条件がそろえば、他を圧して売れる。
政策的後押しは、そうそう、あるものではない。
エコロジー、エコノミック、エコひいきと、
揶揄されているくらいだ。

だが、「最良のベーシック」を実現させれば売れるかというと、そうでもない。
商品価値が高いだけでも売れない。
そこが、現在及びこれからの問題点。

「最良のベーシック」をまさにvisibleにする。
英語で“visualization”、日本語では「可視化」という。

スーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストアなど、
セルフサービスの売り場での、このときの陳列法の原則は三つ。
①フェーシング数を広げる
②カテゴリーの真ん中に置く
③顧客視線に並べる  

そして、POPなど販促物で、可視化を図る。

ついでに言っておくと、
味覚に訴える試食などを「可味化」、
耳に訴えることを「可聴化」、
触ってもらうことを「可触化」、
嗅覚に訴えることを「可臭化」などとも言う。

さて、昨日は、夕方から東京・神田の日本セルフ・サービス協会。
コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパンの事務局会議。
コーネル大学リテール・マネジメント・オブ・ジャパン会議
左から大高愛一郎事務局長、
村尾芳久日本セルフ・サービス協会営業本部長、
中間徳子FMIジャパン事務局長。

コーネル・ジャパンの国内講義もすべて終了して、
あとは今月下旬の米国卒業旅行のみ。
その打ち合わせと第一期の総括。
第二期のイノベーションに関して議論。

まだまだ、教育内容の改革を進めます。
cornell
みな、満足そう。

ところで、村尾営業本部長が「流通ジャーナル」に載った。
この日7月6日版の見出し。
「日本セルフ協 事業分野の拡大で組織を見直し」  

こういった協会の営業本部長職は、極めて稀。

全国スーパーマーケット協会との合併を機に、
事業はどんどん広がっていく。
そこで、総務や広報といった公益事業以外は、
「営業」と位置づけられ、
「営業本部」が設けられた。

その営業事業分野は、4つに大別される。
①教育研修
②ビジネスマッチング
③展示会
④情報サービス  

村尾本部長が、これらを統括する。

コーネル大学RMPジャパンは、第一の教育研修のひとつ。

村尾本部長は、イズミヤを経て、
ヤオコーでバイヤーを経験。
そして協会に入った。
だから現場が分かる。
そこがいい。

もちろん、責任も重大だが、
今後の活躍に大いに期待し、注目したい。

<結城義晴>  

2009年07月06日(月曜日)

七夕祭りと成城石井の「イチニッパを売り込め」

Everybody! Good Monday!  

2009年7月、先週始まって、第2週です。
今週は火曜日が「七夕」。

雨模様が続く今週だが、
明日の七夕の日は、
幸いに晴れ間が見られそう。

七夕は一般的に「たなばた」といわれるが、
「しちせき」とも読まれる。
日本だけでなく、中国、南北朝鮮、台湾、越南など、
東アジアの五節句のひとつ。

元来、中国の節句行事だったが、
奈良時代に日本に伝わり、
日本古来の「棚機津女(たなばたつめ)」の伝説と合体。

織姫と彦星のロマンティックな物語と一体化され、
日本では人気のお祭りとなった。

七夕はもともと、お盆行事の一環。
精霊棚とその幡を安置するのが7日の夕方。

本来は旧暦の7月7日の夜のことを意味するが、
日本では明治時代の改暦以降、
お盆と同様に、7月7日と8月7日に二分されて、
「七夕祭り」が行われる。

日本古来のものと、
輸入されたものが、
合体すると、
根付くことが多い。  

全国的に「七夕祭り」が行われるが、
モデルは戦後に始まった「仙台七夕」。

明治6年(1873年)に、維新政府によって、新暦が採用された。
そのため、七夕の風習もすたれていった。

しかし1927年、宮城県仙台市の商店街有志により、
中心街で、こぞって大規模飾りつけが行われると、
大勢の見物客で賑わった。

これ以降、「七夕祭り」は、
集客力のある商店街イベントとして認知された。

しかし、仙台の七夕は、
商売として、よくできていた。  

「七夕祭り」は、神輿や山車を用いる祭りとは異なる。
事前に飾り付けさえしておけば、
祭り当日には人的負担がかからない。

商店前の通行規制も少ない。
従って、商店街の機能を低下させることなく集客できる。

仙台は8月の旧暦の七夕だが、
これは、夏物商戦の大バーゲンと軌を一にしていた。

商店は、夏物の売り切りに徹して、
お買い得品をディスカウントで売った。

商店街の衰退が激しいが、
現在では「都市イベント」として、
新たな局面をつくり出している。

あなたの店の「七夕祭り」は、いかに。

さまざまなご報告を聞きたいものだ。

さて、静岡県知事選でも自民党が敗れ、
麻生太郎総理総裁の進退極まった観あり。
今日からイタリアのラクイラ・サミットへ。
11日帰国し、12日、東京都議選。

今週中に政局には、ひと山あり。

消費や景気、日本人全体のマインドを考えると、
早く決着をつけてほしいところだ。

だから元気をつけるために、
ここで、今月の標語を思い出したい。
「答は現場にあり」  

その好例がある。

㈱成城石井社長・大久保恒夫さんとの対談。
タイトルは「知識商人登場」。

その成城石井の「イチニッパを売れ」。

大久保さんは、社長として赴任すると、
「とにかく売れる商品を売り込もう」と考えた。
しかしそれが荒利益が低い、価格勝負の商品では、しようがない。

そこで、指示を出した。
①各部門ごとに、
②売上げランクが上位で、
③荒利益率が平均以上の商品を、
④10個リストアップ。  

さらに成城石井として、
⑤自信のある商品
⑥差別化された商品、
⑦売り込めば売れそうな商品
⑧これを6アイテム、リストアップ。  

10と6で、1部門16アイテム。

全8部門で、128品目。
社内用語で「イチニッパ」。

だから「イチニッパを売り込め」。  

128アイテムの月間売上構成比は最初の段階で、6.5%だった。

さっそく、「イチニッパ売り込み」。
ただし、値段は下げない。
大久保さんは内心、きちんと売り込めば、
数量で3倍ぐらいはいくかなと思っていた。

本部から指示を出して、
マネジメントレベルを上げて、
店の徹底度を上げて、
全店で売り込んだ。

これが実は大切。
「マネジメントレベルを上げること」  

そうしたら、最初の月には売上構成比が10%ぐらいに上がった。
「おぉ、上がるじゃないか」と思った。

荒利率が高い商品ばかりだから、
全体の荒利も上がってくる。

「あぁ、社長の言うとおりだ」と、
どんどん、どんどん、みんながやる気になっていった。
やれば褒められるし、表彰される。

最初の頃は「ちょっと並んできたな」といった感じ。
最近では、「こんなに並べているのか」と驚くぐらい。

値段を下げないで売り込んでいたら、
10カ月後には、売上構成比が25%を超えてきた。
128品目で、売上げ構成比が25%。

128品目は、現場にあった。
それをマネジメントレベルを上げて、
徹底して売り込んだ。

「答は現場にあり」  

夏の政争も、ものともせず、
「現場第一に徹する」  
それが今週、今月。

Everybody! Good Monday!  

<結城義晴>  

2009年07月05日(日曜日)

ジジの「動と静」[日曜版]

10日ほどまえに、
全身の毛を、
カットしてもらいました。

思い出してみると、
まえは、あつくるしかった。
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クマくんのほうが、すずしそう。
jiji2

でも、ふしぎなことに、
あつくるしいはずなのに、
ボク、よく動いていました。
jiji3
こんなに毛があったのに、
からだをせいいっぱいにのばして。

なんにでも、
キョーミをもっていた。
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葉っぱは、すきです。
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においも、あじも、
いいものです。
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ヘンシンしたあとは……。
ji1
静かです。

ゲンカンのタイルのうえにすわって、
静かにそとを、みる。
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そとの空気を、すってみる。
ji3

そとの世界を、そうぞうしてみる。
ji4

静かに。
ji5

「ゼイヘン」のあとは、
静かに、考えることも、
必要なのかもしれません。
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ユウキヨシハルのお父さんが、
いっていました。
「蛇は、蛻変のとき、
涙を流すと言い伝えられている」
  

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ボクは、静かにしています。

<『ジジの気分』(未刊)より>  

2009年07月04日(土曜日)

流通ニュース&商人舎共催「日本のPBはこうなる」セミナー開催される

今週は忙しかった。
麻生自民党がガタガタし、
都議選が告示されたにもかかわらず、
私自身は、目が回るほど。
そのため、週後半はブログアップの時間帯が、
夕方にずれ込んだ。

心よりお詫びしたい。

頑張ります。

さて昨3日は、セミナー。
商人舎と流通ニュースが始めて共同開催。
「日本のプライベートブランドはこうなる!」。
東京大手町サンケイビル3Fの「サンケイプラザホール」が会場。

2

9時に会場入りし、本日のゲストスピーカ-と打ち合わせ。
デイモン ワールド ワイド インク ジャパンの面々。

1

10時の開講にあわせ、参加者が続々と集まって下さり、
お陰さまで、会場は満席。
3

コーディネーターとして、趣旨説明。
4
PBのポジショニングがとても大事な時期。
PBでいかに儲けるか、いかに安くするかも大切だが、
世界平均で24%になるPBの比率に少しずつ近づいていくことは確か。

アメリカでも、世界平均より少し低い20%。
日本は現在、4%。

近い将来、間違いなく10%にはなるだろう。
だからこそ、いま、その概念の整理と方向付けが何よりも大事。

「日本のPBはこうなる」
それは3年で2倍になる。
3年でシェア10%になる。

だからこそ、今、考え方と位置づけが明快になされなければならない。
メーカーも、問屋も、
小売業も。

デイモンからは、
ビジネスマネジメント部ビジネスサービスグループディレクターの和田浩二さん、
ブランド戦略・マーケティング部ディレクターのフィリップ・コップさん、
そしてコップさんの通訳として、広報マネジャーの大竹潤奈さんが並ぶ。
5

コップさんはPBブランドのマーケティングの重要性と
その構築のためには段階的なアプローチが必要と解説。
6

これからのプライベートブランド。
7
関係の変化。
8
取引関係⇒協力関係⇒戦略的関係。
こうなる。

そして、まとめ。
9
戦略的パートナーシップこそ最重要。

デイモンのお二人が70分に及ぶプレゼンテーションを終了。
その後は、私も加わりパネルディスカッション。
サントリーが仕掛けたイオンとセブン両者に対する100円ビール。
「第三のビール」の取り組みについてなどを語り合った。

10
その後、参加者からの質疑応答。
真っ先に手を挙げてくださったのは㈱万代の加藤徹社長。
「生鮮食品のPB化」について鋭い質問を投げかけた。

11

和田さんは、生鮮食品のPBには、ロットが必要であること、
日本の消費者は特に、品質について厳しい選択眼を持っていること、
などなど、回答。

12

つづいて、成城石井の大久保恒夫社長も質問。
13
大久保さんとは三日連続で、ともに勉強。
勉強仲間として、これほど素晴らしい人はいない。

最後に、私から「製配販のコラボレーションのまとめ」。
2008年FMIスピークスで語られた5つの共通項を紹介しながら解説。
14

最後はこれ。
リテールブランドだからこそ、
これが大切。
15

セミナーの最後に、㈱ロジスティクス・パートナーの松見浩希社長の挨拶。
今回のコラボ開催のパートナー「流通ニュース」主宰。
流通ニュースは6月には67万件のアクセスに達した。
流通に関する情報発信サイトとしては他を寄せ付けない。
「情報の正確さと迅速さを実現させ続けたい」
松見さんの決意表明は、実感がこもっていた。
16
商人舎サイトと流通ニュース。
これこそコラボレーションで、
お役立ちをする。

セミナーを終え、午後は農林水産省で会議。
17
米国オーガニックの報告と私の持論展開。

私が、望むことは、
最初から決まっている。
グランドデザインを描くための根本の考え方も、
はっきりしている。

問題は、その考え方を、いかに実現させるか。

“Practice comes first”である。

<結城義晴>  

2009年07月03日(金曜日)

コーネルRMPジャパン、感動の国内最終全員講義

コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパンも
いよいよ、国内授業は昨7月2日が最終日。
昨年10月3日に開校記念セミナーで始まり、
毎月2日間、7時限の講義を、10カ月にわたって展開してきた。

最終日の朝9時、いつも通り、
大高愛一郎事務局長が授業開始の挨拶。
01
今日で最後。
大高さんの話しぶりも、
いつもの「フラット」な調子はなく、
いくぶん「シャープ」な感じだった。

一時限目は、荒井伸也首席講師の最後の講義。
「意思決定方法論と会議の持ち方」というテーマだったが、
荒井先生のレクチャーは、もちろんそこにとどまらない。
このコーネル大学ジャパンの講義の品質を高め続けてくださった。
02
まず、前日の私のマーケティング・マネジメントの最初のところに対して、
荒井先生なりのコメント。
「マーケティングは、ゴルフにたとえると、キャディー。
マネジメントが、プレーヤー」
これは荒井先生特有のアナロジー。
スーパーマーケット・チェーンストアは、
難しいものは売らない。
鮮度の良いひき肉3フェースの売り場を一日中、
維持する技術がプレーヤーに求められる。
だから、マネジメントがプレーヤー、
マーケティングは、キャディーとなる。

荒井先生の本論は、以下の内容。
1.機能的分業組織
2.意思決定の方法
3.個人での意思決定
4.会議のあり方
5・意思決定会議
6.情報伝達会議
7.目標による管理
すべて荒井先生の実体験によるオリジナルな内容。
だからこそ説得力がある。

最後に荒井先生からの第一期生へのメッセージ。
「考えよ」THINK  
他の考えを取り入れながら、自分で考えよ。
これが荒井先生の教え。

一年間のご教授を、感謝したい。

二時限目は、櫻庭周平講師による
経営者のための「財務問題と金融対策」。
04
財務対策は、三つしかない。
①借入れ
②増資
③利益による内部留保
実にシンプルだが、これを経営者は忘れてはならない。

そして「夢とロマンとビジョン」を持つこと。

以上の二点から、5年後、10年後の計画をつくる。
それが長期経営計画。

昼食をはさんで、三時限目も櫻庭先生から、
「長期計画づくり」の詳細をレクチャーしていただく。
03
これは、今回、第一期生に課す卒業論文を踏まえた講座。
テーマは、「わが社の長期経営計画づくり」。
締切は、8月末までと、長い。
夏休みをはさんで、
じっくりと自分の「夢とロマンとビジョン」を煮詰めて、
その上で、数字をつくって欲しいという願いが込められている。

そしていよいよ、本当の最終講義、70時限目。
「総括講義」は「全員講義」と化した。
内容は、第一期生全員からの決意表明。
このコーネル大学RMPジャパンの第一期生たちひとりひとりに、
10カ月を振り返り、学んだこと、得たことをスピーチしてもらう。

以下、結城義晴の独断による一言コメント風スピーチ録。

学生たちの席は、初日に座った席がほぼ定位置となった。
10カ月間、教室の窓際、一番前に座っていたのが、
級長こと、ロヂャース副社長の太田順康さん。
05
「出会いこそ、何よりの収穫だった」
太田さんには、特別講座を開いていただいた。
ロヂャース物流センターの視察と講義。
いい勉強だった。

そのまま、窓際から順番に、
スピーチしてもらう。
二番手は、飛島聡さん。
JR東日本ウォータービジネス・取締役営業開発部長。
06
「突然、会社からいわれて参加したが、
良いご縁をいただいた。
このご縁に感謝し、今後につなげたい」

㈱阪食・商品第一部長の藤原成人さん。
07
「ほんとうにすべて勉強になったが、
最後の荒井先生の一般論は自社に当てはまらない、で安心した」

㈱京急ストア・取締役店舗運営部長の上野裕さん。
08
「自分はクラスの中で、
ドラえもんのジャイアンの役回りだった。
のび太くんもいたし、
しずかちゃんもふたりいた。
いいクラスだった」

塚田英明さん。
㈱カスミ・商品統括部グロッサリー部マネージャー。
00
「未来が見えた」

㈱平和堂石山店店長の夏原行平さん。
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「ビジョンをもって、社会の役に立ちたい」

三井食品㈱営業統括本部企画業務部長の阿部太さん。
10
「物事を深く考えるようになったし、
現場に対する理解が深まった」

㈱京王ストア・取締役店舗運営部長の能州彰さん。
11
「このクラスに入るまえに取締役店舗運営部長になり、
このクラスが終わる頃、営業企画部長になる。
すべてにわたって役に立つ講義だった」

渡邊武さん。
江崎グリコ㈱菓子営業部首都圏統括支店営業一課長。
12
「ドラッカーもずいぶん読んだし、
人生観が変わった」

三戸隆司さん。
㈱タカキベーカリー・つくばリテイルサポートセンター長。
13
「クラスメイトは、お客様ばかりだった。
このご縁を大切にしたいし、
学んだことを活かしたい」

サミット㈱営業企画部マネジャーの服部哲也さん。
14
「弔辞を読んでもらう仲間ができた。
絆を大切にしたい」

㈱ラルズ・取締役営業副本部長の猫宮一久さん。
15
「切った張ったの自分の毎日の中で、
ここでの勉強は非現実的だったが、
ここでしか知りえないことがたくさんあった。
そしてうちの社長の偉大さがわかった」

16

21 Lady㈱代表取締役社長の広野道子さん。
17
「直観と理論を学びました」

国分㈱経営企画部長の時岡肯平さん。
18
「お取引先の繁栄なくして自社の繁栄なしを、
ほんとうに勉強した」

㈱成城石井代表取締役社長の大久保恒夫さん。
19
「人の成長なくして、会社の成長なし。
この考えで、私自身が勉強にきた。
そして、学んだことはすぐに実行し、会社の改革に役立てた。
働いている人を幸せにし、小売業の社会貢献を果たしたい。
それが私のライフワークです」
アメリカ卒業旅行に参加できない大久保副級長には、
少し長めのスピーチをお願いした。

㈱福原・取締役商品部長の福原郁治さん。
20
「これまで実践に即したことを学んできたが、
ここでは理論、理念、
そしてミッション、ビジョンを学んだ。
これからをスタートにしたい」

㈱トップ上野毛店店長の堀内良浩さん。
21
「難しい勉強ばかりだったが、
このクラスにいるとき、
自分の店はなぜか成績が良かった」
学ぶ門には福来る――。

日清フーズ㈱営業本部主幹の井上雅之さん。

「10カ月は本当に短かったが、商人道、信念と執念を学んだ。
一生涯の付き合いとしたい」
(仲よしの井上さんと服部さんは、♪「サンライズ・サンセット」♪)  

デイモン・ワールドワイド・ジャパン・インクの和田浩二さん。
ビジネスマネジメント部ビジネスサービスグループディレクターを務める。
23
「このクラスに入る時、会社から契約書を書かされた。
二年間は会社を辞められない(笑い)。
PBを通じて日本の小売業の発展に尽くしたいし、
製配販のコラボレーションに役立ちたい」

飯塚正彦さん。
㈱ショッピングセンター丸正総本店・専務取締役。
24
「意識の高い人たちと一緒に学んだことが自分の財産です」

和泉洋さん。
㈱クイーンズ伊勢丹・マーチャンダイジング統括部食品第一部長。
25
「講義の中の8割くらいは知らないことだった。
社内の会議内容が、ほんとうによく分かるようになった」

福谷耕治さん。
㈱関西スーパーマーケット・取締役総務グループマネジャー。
26
「自分が間違っていたことの発見があったし、
安定的に増収増益の企業は店舗力が強いことがよくわかった。
この成果を自分のバイブルにしたい」

㈱ジョイス・代表取締役社長の小苅米秀樹さん。
27
「会社の転換点に、何が足りないか、
今、自社がどんな位置にいるかが分かった。
答えはない。自分で決断することが大切なのだと思う」

㈱リブネット・取締役の竹内憲太郎さん。
28
「自分の業界の常識が非常識であることを学んだ」

岸弓乃さん。
㈱キシショッピングセンター・代表取締役社長。
29
「今、自分の地元では1円戦争が続いている。
講義の前は、分からないことだらけだったが、
学ばねば成長はない。
頑張っていきたい」

荒井首席講師の最後の言葉は、「自分で考えよ」
30

大高愛一郎事務局長も、シャープに一言。
31
「私が一番学びました」
実感がこもっていた。
第一期生は、毎月、レポートを課された。
事務局長は、講義の翌日から、
コーネル・ジャパンのホームページの講義内容のまとめを課された。
誰よりも早く、復習し、
誰よりも早くレポートを書いた。
だから、シャープに、胸を張って、スピーチした。
「私が一番学びました。
この学びを活かして生きていきたいと思います」

私は最後のメッセージ。
32

4つの言葉を贈る。
33
志定まれば、気盛んなり。
心は燃やせ、頭は冷やせ。
Practice comes first.
Retail is Detail.  

そして、この学校の保護者であり、創設の功労者、本間謙伍さん。
㈱ニッコーレン社長。

「みなさんもコーネル卒業生の一員です。
仲間として、快くお迎えします」
本間さんは、米国のコーネルでMBAを取得された大先輩。


日本セルフ・サービス協会営業本部長・村尾芳久さんと、
FMIジャパン事務局長・中間徳子さん。
裏方さんたちもご苦労様でした。

皆さん、本当にありがとうございました。

最後の最後に、
教室のあるボアソナード・タワー25階から見る新宿の風景。
35
一年のことが、走馬灯のように蘇った。

<結城義晴>  

2009年07月02日(木曜日)

コーネル大学RMPジャパン最後の講義と懇親会フォトレポート

コーネル大学リテールマネジメントプログラム・オブ・ジャパンは、
国内講義を2日残すのみ。
私にとって、あっという間の10カ月だった。

講師の先生方、事務局のみなさん、
そして第一期生の皆さんに、
心から感謝したい。

その初日の昨1日は、
4月の講義レポート報告の優秀作の中から、
カスミ㈱の塚田英明さんに報告してもらう。
カスミ
カスミにおける「カイゼン」が、
従業員満足と顧客満足の両概念に支えられていることが、
素晴らしい。
塚田さん

そして第一講座は、私の「サービス・マーケティング」論。
yuuki
最後の講義は力が入る。
が、先週からの疲労で、気管支がおかしい。
聞き苦しい講義で恐縮。
yuuki2
フィリップ・コトラーの古典的なサービス概念から、
カール・アルブレヒトの「サービス・マネジメント」まで、
一気に概説。

そして第二講義は、巣鴨信用金庫常務理事の田中実さんから、
「巣鴨信用金庫のホスピタリティへの取り組み」を講義していただく。
田中さん
いつも思うが、巣鴨信用金庫の「金融ホスピタリティ」は素晴らしい。
常に改善が進んでいる。
それは、イノベーティブな組織文化ができているから。

この日の最終、第三講座は、㈱YUMEキャピタルの諸江孝祐さん。
「有効な戦略としてのM&A」がテーマ。
諸江さん
諸江さんは、ゴールドマンサックス証券のアナリスト時代、
小売業アナリストナンバー1に何度も輝いた人。
現在は、独立して、経営者。

その諸江さんが、これ以上ないというほどに、
噛み砕いて、M&Aを語ってくれた。
さらにスーパーマーケットの今後まで、
諸江流の見識を披露しながら展望してくれた。

サービスやホスピタリティからM&Aまで、
180度の広さをもったコーネル大学RMPジャパンの講義。
その中で、受講生は、自分で「考えた」。

初日の講義が無事終了。
この日は、国内授業の最後を惜しむべく、
皆で、東京・三田の綱町三井倶楽部での懇親会の夕べ。
第一期生の三井食品㈱阿部太さんの計らい。

伝統ある瀟洒な記念館。
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さすが「三井財閥」といった感じの庭園。
mitui2

ロダンの彫刻。
本物に直接触ることができるのは、ここだけ。
yuuki3
パリのロダン美術館では、
これはできない。

落ち着いた控えの間。
mitui6

夕方、6時開始のパーティは、
まず、日本セルフ・サービス協会会長の増井徳太郎さんの挨拶から。
増井会長
「コーネル大学ジャパンの成功に感謝します」

私にとっても、感慨深いパーティだった。
mitui3

乾杯の音頭は、副級長の㈱成城石井社長の大久保恒夫さん。
大久保さん
「学んだことをすぐ実行」
それが大久保さんのモットー。

今回は第一期生、講師陣、そして関係者が、
勢ぞろい。
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これだけ一堂に会していただくと、
コーネル・ジャパンのパワーを感じる。

そして、懇親。

懇親が一段落して、講師陣から、短いスピーチ。
まず、学習院大学経営学部教授の上田隆穂先生。
学習院マネジメント・スクールのヘッドマスターでもある。
上田さん

次に、伊藤ハムマーケティング研究所所長の大西徹男先生。
食肉マーチャンダイジングの講師を務めてくださった。
大西さん

㈱賃金研究所所長の弥富拓海先生。
弥冨さん

そして、情報システム講師の當仲寛哲先生。
ご存知、商人舎コンピュータ・リテラシー研究会座長。

そして、惣菜マーチャンダイジングの林廣美先生。
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沖縄から持参された超大型のシフォンケーキを、
懇親会にプレゼントしてくださった。

講師陣を代表して、
荒井伸也首席講師から、お礼の挨拶。
荒井さん

最後に講師陣全員で記念写真。
koussi

第一期生も全員で記念写真。
gakusei

三井食品㈱取締役副社長の大橋幸多さんからもご挨拶いただいた。
この懇親会場を手当てしてくださった。
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コーネル・ジャパンの生みの親、故西村哲さんのアーマ・ジャパンにも、
大橋さんはずっと参加された。
私たちの学校の恩人の一人でもある。

中締めは、副学長の仕事。
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私自身、このコーネル・ジャパンは、
「期待を裏切らず予想を裏切る」ものだった。

最後は、正式に三本締め。
sime
手が痛くなるくらいの、気合の入った締めだった。

ご協力、感謝。

<結城義晴>  

2009年07月01日(水曜日)

7月の商人舎標語は「答は現場にあり」

7月1日です。  

2009年も、もう半年が経過してしまった。

ほんとうに、時の過ぎゆくのは、早い。

むかし、昔。
太陽と月と雲が、一緒の旅をしていた。
朝、雲が目覚めてみると、
太陽と月は、すでに、出発していた。

雲はしみじみと、言った。
「月日のたつのは、早いものだ」

旅籠の主人が、雲に聞いた。
「お客さんは、いつ、ご出発で?」

「私は、夕立です」

おあとが、よろしいようで。

7月に入って麻生内閣、終末の足掻きか。

さて、7月の商人舎標語。
「答は現場にあり」  

そう、熊本の宝・大畑誠也先生の言葉。
現在、九州ルーテル大学客員教授。
先月、CDオーディオセミナー「知識商人登場」で対談した。

熊本の多くの高校を改革した校長先生。

学校でも、会社でも、
人が集まるところ、業務が発生するところ、
そこでは、「現場第一」  
これは、5月の標語だった。

しかし、この考え方は、何度、言っても足りないくらい。

だから7月にも。
「答は現場にあり」  

ピーター・ドラッカー先生は言った。
“Practice Comes First!”  
Practiceは「実践」「実行」。
Comes Firstは「はじめにあり」。
すなわち、「実践・実行がはじめになければならない」

これを私は「現場第一」と訳した。

その考え方と大畑先生の言葉は、ぴたり一致。
「答は現場にあり」  

今日の日経MJでは一面で、
ウォルマート特集をしている。
エブリデー・ロープライスが進化して、
低所得者から中所得者以上に客層が拡大したとの指摘。

もっとも、ウォルマートのコモディティグッズは、
もともと客層が広い。
中所得者も、高所得者も、
トイレットペーパーは安いのが好き。
高所得者のほうが、細かいことにうるさかったり、
節約が好きだったりして、
従来からのウォルマートの顧客でもある。

そのウォルマートのサム・ウォルトンが残した言葉。
「『小さく考える』6つの方法」  

1.1店ごとに検討せよ  
<Think one store at a time>
2.意思疎通せよ!意思疎通せよ!意思疎通せよ!  
<Communicate, Communicate, Communicate>
3.地に耳をつけよ  
<Keep your ear to the ground>
4.現場に責任を、そして権限を与えよ  
<Push responsibility-and authority-down>
5.アイデアを沸き立たせよ  
<Force ideas to bubble up>
6.組織の贅肉を落とせ、悪しき官僚化と闘え  
<Stay lean, Fight bureaucracy>

三番目の、「地に耳をつけよ」が私は大好き。
これを、私は意訳した。
「神は現場にあり」  

そして、もうひとつ大好きなサムの言葉。
Retail is Detail.  
「小売りの神は細部に宿る」  

これも「答は現場にあり」に通ずる。

景気は、「底打ち」だとかなんとか、政府は言っている。
しかし7月は正念場だ。

比較的不調ではなかったスーパーマーケットやコンビニも、
試練の夏を迎える。

だからこそ7月には、
「答は現場にあり」  

さて、昨日は、
東京・神田の日本セルフ・サービス協会。  
三浦正樹専務理事と話をし、
デイモン・ワールドワイド・ジャパンの和田浩二さんと打ち合わせ。

偶然、㈱ダイヤモンド・フリードマンの深川俊哉さんと会った。
同社企画編集本部本部長。

20年以上も前に同社からコンビニ向け月刊誌が発刊された。
『サクセス』というタイトルで、いい雑誌だった。
㈱商業界の月刊誌『コンビニ』に先行するメディアだった。
その初代編集長。

ダイヤモンド・フリードマン社は、
創刊しては、廃刊をする。
新陳代謝を積極的に行う。

商業界は、雑誌をつぶさない。
守り、育てる。

どちらがいいとも限らない。

私、雑誌は、
小売業の業態に通ずると思っている。  

だから時代の変化に合わせて変わっていくか、
10年くらいのスパンで「蛻変」した方がいい。

それができなければ、滅びる。

深川さんとは、懐かしい再会。
10数年ぶり。

これからもよろしく。

協会で出会った小さな、かわいいショッピングカート。
カート
紀ノ国屋がつくったミニチュア。
それにスーパーマーケット・トレードショー・モデルを加えた。

川崎かほるさん、松田幸子さんとともに、
お勧めします。
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第44回2010スーパーマーケット・トレードショー。
3
2月8日~10日まで、東京ビッグサイト。

テーマは、“創”ニッポン。  

現在、出展社大募集中。

7月が始まった。
もうすぐ、梅雨が明ける。
そうしたら、カッと暑い夏。

めいっぱい仕事しよう。
めいっぱい人生を楽しもう。

どちらも「答は現場にあり」  

<結城義晴>  

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