結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2011年03月04日(金曜日)

帰国後の余韻と4社交流アメリカ視察研修会の笑顔の成果

1週間の小旅行でも、
余韻は大きい。

まだまだ、その余韻に浸っていたい気がする。
しかし、仕事は待ってくれない。
次から次からやってくる。

さて国内のニュース。

ネット掲示板を利用したカンニング事件。
仙台市在住の男子予備校生が「偽計業務妨害容疑」で逮捕された。

私のメールにも、立教大学の総長室から、
この事件に対する説明と対応のお知らせが入った。

京都大学、早稲田、立教、同志社の4大学で、
試験中に入試問題がネット掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿し、
それへの回答を「解答」とした事件。

予備校生は「京大に合格したかった」と話した。

カンニングの問題よりも、
ITによる不正行為が、
こんな形で起こることに驚く。

私は、入るときの壁よりも、
出るときの障壁を高く、大きくして、
学ぶ中身を充実させるべきだと思っている。

出る壁が高ければ高いだけ、
その大学の価値は上がる。
難しいからだ。

そして学生が卒業できずに学費を払いつづければ、
大学経営の売上げも上がる。

もっとも、学生が膨れ上がると、
収容のための施設や教員に負担がかかる。

しかしこれは、客数が増えれば増えるほど、
店は忙しくなることと同じ。

それを大学関係者は喜ばねばならない。
忙しいことは、うれしいこと。

このスタンスに立つべきだ。

大学は一所懸命に学ばねば、
卒業できないところ。

卒業した学生は全員が、
一所懸命に学んだ。

それが大学の誇りだし、
価値だと思う。

これがシビアに続けられたら、
カンニングしてまで入ることの意味は薄れる。

さて小旅行に学びは多かった。
しかしそれ以外に楽しみもあった。
こちらにも、学びがある。

それは我々が消費産業を学んでいるからだ。
サンフランシスコからサクラメントへの2時間ほどのバスの旅。
せっかくだから金門橋を渡ろうと急きょ、ルートを変更。
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雨の予報で心配していたが、「晴れ男」がいるらしく、
金門橋から見るサンフランシスコのダウンタウンはくっきり。
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わずか10分足らずの観光。
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サンフランシスコ湾も素晴らしい眺め。
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昼食は「in-N-Out Burger」(インアンドアウトバーガー)。
1948年創業。
カリフォルニア州、ネバダ州、アリゾナ州、ユタ州南部で300店を展開する。
注文を受けてから調理し、出来たてを供してくれる。
だから老若男女を問わず、抜群の人気を誇っていのハンバーガーチェーン。
メニューは3種類だけ。
ハンバーガーと本物のジャガイモを使った揚げたてのポテトとドリンクのセット。
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注文の際にたまねぎを入れるかどうか聞いてくるが、
嫌いな人以外は、ぜひ、たまねぎ入りをオーダーすべし。美味。
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食べ終えた一行は、足並みも軽くバスへ向かう。
先頭は㈱阪食の千野和利社長と、
ハローデイグループの㈱かじや水産サービスセンター営業部長の松尾嘉久さん。
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阪食常務の松元努さんと商人舎チーフ・ツアーコーディネーターの鈴木敏さん。
今回のツアーの二人の立役者。
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初日はナゲット・グループの3店の店舗視察、
その後、2時間の結城義晴セミナーを終えると、夜の8時半。
ホテルのそばの地元で人気の「チョップス・ステーキハウス&バー」。
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ロースト・ビーフと地元ビールは美味。

翌朝は「ミミズカフェ」。
1978年創業の24州で店舗展開するカジュアルレストラン・チェーン。
土曜日の朝。続々と人がやってくる。
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フランスの田舎風の店内。
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1500円もあればボリュームたっぷりの朝食が食べられる。
日本人には少々重いか。

サンシャイン ・チームの面々。
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左から常務取締役の新井明さん、川崎博道社長、
生鮮部統括部長の桑名俊二さん、
執行役員営業本部長の野町一志さん。

こちらは左から㈱阪急デリカの高井累専務、千野社長、
㈱エブリイの岡崎雅廣社長。
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こちらも阪食グループのテーブル。
左から商品統括部執行役員の藤原成人さん、
商品統括部部長の志水孝行さん、
取締役常務の古谷慶司さん、そして松元さん。
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エブリイのテーブルは、左から社長室室長の岡崎浩樹さん、
取締役事業部長の山本克典さん、
取締役部長の柴田昇さん。
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こちらのテーブルは左から、㈱ハローデイ商品部係長の田中信昭さん、
かじや水産の松尾嘉久さん、
加治敬通社長と、商品部デイリー課バイヤーの釘宮祐輔さん。
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笑顔の三人は、左から
ハローデイ商品部生鮮リーダーの米澤通孝さん、
店舗運営部北ブロック長の永石正治さん、
㈱熊本ハローデイの松元孝一社長。
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店舗視察を終えた後の2日目の夕食は、「クレーム・ジャンパー」。
カリフォルニアならではの炭鉱がモチーフとなっているレストラン。
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浅野先生と肩を組んでいるのが、㈱サンシャインチェーン本部の川崎博道社長。
後ろで口元を押さえ笑いをこらえているのは生鮮部統括部長の桑名俊二さん。
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ロブスターとワインで絶好調の川崎社長。
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もちろん、喫煙スペースでも輪の中心になっている。
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早めにホテルに着いたので、皆でサクラメントを散策することに。
ホテルの前にとまっていたリムジンにのって、米澤さんと記念撮影。
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そして、皆で散策。
岡崎社長のダウンジャケットとGパン姿はアメリカで映える。
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革ジャン姿の松元さん。革ジャンもアメリカの街並みに映える?
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古谷さんと志水さんはお茶目な銅像と記念撮影。
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トンネルを通ると、そこはアートの世界。
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インディアンの時代から現在に至るまで、カリフォルニアの歴史が
人物イラストで語られている。
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夜のサクラメントのリバーサイド。 その視線の先には・・・
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川面に映るサクラメントの夜景とタワーブリッジ。
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千野社長も、岡崎社長もダウン姿で絵になっている。
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革ジャン姿の松元さんの後ろは、
未成年に間違えられ、お酒を売ってもらえなかった志水さん。
本人は、結構自慢らしく、ツアーの最後まで嬉しげに語っていた。
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SLが展示されている。
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駅舎風で建物で展示されたSLに見入る男たち。
SLは男心をくすぐる。
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ポニー・エクスプレスの銅像の前で記念撮影。
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オールド・サクラメントの町並みをバックに、気分は最高。
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3日目、ナゲット・マーケット最後の視察は、エルクグローブ店。
コーネル・ジャパン二期生の高井さんと二人で記念撮影。
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皆でお決まりの記念撮影をしようと呼びかけると、
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皆が続々と集まってきた。
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それを見ていたガールスカウトの子供たちも集まってきた。
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何かと思えば、寄付集め。
おじさんたちは喜んで、寄付。
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そして、ひまわりの前でパチリ。
顔は小さくて分からないが、
気分は最高。
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そのままサクラメント市内の住宅モデルルームを見学。
アメリカ人の生活実態や消費動向を理解するためには欠かせない。
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キッチンからベッドルーム、ゲストルームまで、くまなく見学。
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3日目の夜は、サンフランシスコに戻り、
カニ料理で有名な「クラスタシアン レストラン」で夕食。
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メインは20センチのカニ!1人1パイを満喫。
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元気なハローデイ・チーム。
一番元気なのが、一番左はしの松元さん。
ビール、ワイン、清酒は飲まないが、
ウィスキーは結構いける口。
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サンシャイン・チームと阪食の古谷さん。
今回のツアーの目的は4企業の交流。
早速、古谷さんはコミュニケーションしている。
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浅野秀二先生とアメリカの古き良き時代の街並みで。
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サンフランシスコの最終日では、視察の合間をぬって、
アメリカの住宅事情を外側から見学。

この住宅地の一角に浅野先生の自宅がある。
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住宅地のそばの公園からは、サンフランシスコのベイサイドが見える。
晴れ渡った空の下で、サンフランシスコの市街地の景色を堪能。
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そのベイサイドで、浅野先生とエブリイ・チームの皆さんと記念撮影。
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同じく阪食・チームと記念ショット。
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そして最後は、浅野先生と。
次回のアメリカツアーの告知用ショット。
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最後の最後に視察した、バークレーボールにて、
オーナーの安田夫妻と共に、記念写真。
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小旅行の楽しい思い出。
思い出は消えない。
しかしそこから大きな夢が生れる。

皆さんの笑顔、ご覧ください。
笑顔こそ、化学変化の前兆。

触媒は変わらない。
しかし触媒に触発されて、
化学反応が起こる。

それが大きな夢を実現させる。
イノベーションにつながる。
ありがとう。

<結城義晴>

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