ユウキ家のジジです。

リフォームしたあとも、
ボクの定位置は、ここ。

チェンバロのうえ。
ユウキヨシハルのおとうさん、
アメリカからかえってきてからも、
けっこう、いそがしい。

コーネル・ジャパンの最後の講義や修了式。

それからパネルディスカッションのコーディネーター。

それがおわってから、いま、
熱心にやっていることがあります。

これです。

ギブソンJ-100といいます。
それから、こんなのも、
つかってる。

やすみの日には、
あかるいうちから、
でかけていきます。

ボクがみていると、
ギター・ケースをかかえて、
手をふって、でかけます。
とても、うれしそう。
でかけていくところは、
ちいさなスタジオ。

ニノミヤさんとデュエット。
プロのシオザキさんと、
セミプロのアソウさん。

それからふたりのビッグ・ショーのお相手、
オオクボさんとも練習。

暗くなっても、もどってきません。

どしてるんだろう?

オオクボさんが、
うたいます。

おとうさんは、
ボクのうたもやります。

「あんまり ひざしが まぶしくて
あんまり せなかが やわらかくて
猫の目 猫の目 黄色にとけた♪」

まあ、いっしょうけんめい、
練習しています。

12月2日の「ふたりのビッグ・ショー」。
みなさんも、おいでください。
ボクはいきませんが・・・。
<『ジジの気分』 (未刊)より>





















