結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年02月16日(月曜日)

ロピアのニューヨーク研修・最後にウルフギャングCEOと出会う

Everybody! Good Monday!
[2015vol7]

2014年第8週です。
2月第3週。

個人とかぽつんぽつんと二月かな
〈朝日俳壇より 岐阜市 ・阿部恭久〉

日本では暖かい春を待つ。
生みたての卵の温みほどの春
〈朝日俳壇 向日市・ 松重幹雄〉

その1月・2月の8週のうち、
3週間はニューヨークにいる。
こちらは春なんて、いつのことやら。

今回も、ANAに乗り込んだ。
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フライト12時間10分。
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同じ経験が何度も繰り返されると、
時間は短く感じられる。

ニューヨークは、
雪に覆われている。
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ジョンFケネディ空港には、
まさに寒風が吹き荒れる
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降り立つ私たち。
心まで鎧ふ如くに着ぶくれて
〈朝日俳壇より 今治市・横田青天子〉


しかしマンハッタンは、
寒い分だけ美しい。
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リムジンバスに乗り込んで、
早速、視察。
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㈱ロピアのニューヨーク研修。
第3陣。

4班まで、この1月・2月に集中研修する。
だからルートはほとんど同じ。
講義内容も一貫性を持たせる。

まず、ブルックリンから、
トレーダー・ジョー。
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店頭には「フィアレス・フライヤー」の、
最新版が届けられている。
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それが横断幕でアピールされている。
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そしてエンド展開も、
「フィアレス・フライヤー」から。
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毎月発刊される情報誌。
それが「フィアレス・フライヤー」。

開発商品の物語性が、
巧みに面白く語られる。

チラシではない。

マーチャンダイジングと、
プロモーションと売り場が、
完全に一体化している。

特別なことではない。
当たり前の営業行為だ。

それがトレーダー・ジョーの強み。

サービスのコーヒーをいただく。
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30台のレジは、
日曜日の午前11時に満開。
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店内外側の通路をレジ待ちの行列が半周。

トレーダー・ジョーは、
相変わらず大人気だ。

つづいて、
ブルックリンのホールフーズ。
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環境対策店舗。

こちらの店も相変わらず素晴らしい。
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鮮魚部門はおそらく全米第一。
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精肉にも5ステップ基準を設けて、
独自の境地に入っている。

写真のラム肉は100%グラスフェッドで、
自然に育てられたもの。DSCN1958ー5

惣菜コーナーは、
フードサービス部門として、
セルフサービスでよりどり販売。DSCN1978-5

今日はここでランチを食べたけれど、
最近、ますます美味しくなっていることを、
実感させられる。
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そして昨年10月オープンにも関わらず、
もう売り場のマイナーチェンジをして、
焼きたてのクッキー売り場を拡充した。DSCN1981-5

バルク販売のコーナーは、
絶好調。
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2階の「ザ・ルーフ」は、
すっきりした快適なイートインスペース。
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今日は一番奥のコーナーで、
貸切のバースデーパーティが開かれていた。

我々もここで昼食。
みな満足顔。
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つづいて、
スチュー・レオナード。DSCN2086-5

入口のアイスクリームショップは、
相変わらず美味しい。
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そしてスーパーマーケットの入口。
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売り場はディズニーランドのようだと形容される。
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ドライエージド・ビーフコーナーも充実。
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スチュー・レオナードは、
トレーダー・ジョーに影響を与えた。
品揃え限定型の単品量販政策を採る。
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さらにホールフーズやウェグマンズ並みの、
セルフサービスデリ売り場。
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しかし日曜日だというのに、
客数は少ないし、
何より買い上げ点数が激減してる。
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それでもポリシー・ロックの前で、
写真を撮った。
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零下10度ほどの外気の中で、
アイスクリームをいただく。

オツなものだ。

最後にフェアウェイマーケット。
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マンハッタンの八百屋出身。
だから青果部門は素晴らしい。
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陳列線が高いのは、
たくさん売れても品切れしないようにするため。
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精肉・鮮魚はコールド・ルームで売る。
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この物件はミートパッカーの工場だった。
その作業場をそのまま売り場にした。
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だから冷蔵ケースはいらない。
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実に面白い発想。
私はこの異端の考えが大好きだ。

まさにとんがり★こだわり。

オリーブオイルとビネガーは、
この会社の売り物。
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これほどまでに試飲ができる。
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オリーブバーも他を圧している。
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そして今は、
「Big Deal Basics」キャンペーン。
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ベーシック商品をあらゆる部門で特売。

インタビューを受けてもらった。
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ロバート・モッファさん。
通訳は現地コーディネーターの藤森正博さん。
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入社2年でこの店のナンバー2。
矢継ぎ早の質問に的確に答えてくれた。
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感謝の握手。

店の前を流れるハドソン川。
凍りつくような光景だったが、
顧客は次々にやってきた。
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視察が終わるとホテルに入って、
それから全員でタイムズ・スクェアへ。
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マイナス13度?

そしてウルフ・ギャング・ステーキハウス。DSCN2150-5

総勢46名がずらりと並んで、
前菜からシーフード、ステーキまで、
フルコース。
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ポーターハウスステーキ、
骨までいただきました。
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かじりつきました。
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最後にウルフギャングのCEO登場。
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50歳のピーター・ズウィナーさん。

創業オーナーのウルフギャング・ズウィナー氏の長男。

四半期ごとに日本にやってくる。
日本でも六本木と丸の内に出店し、
今度、大阪進出が決まっている。

㈱ロピア社長の高木勇輔さんと三人で、
日本での再会を約した。

長い長い一日だったが、

最後の最後まで充実していた。

ではみなさんも、
充実した1週間を。
Good Monday!

〈結城義晴〉

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