結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年02月13日(金曜日)

「流通未来大学校」卒業式と伊藤園「大茶会」陳列コンクール

日経新聞一面トップ記事。
「車・通信『稼ぐ力』でけん引」

出だしの一文は、
「日本企業の『稼ぐ力』への評価が
市場で高まっている」

つまり営業利益を出す力が、
ついてきたということ。

それは全産業レベルで、
営業利益が出せない企業は、
取り残されることを意味している。

2015年3月期の上場企業の経常利益。
最高益だったのは2008年3月期。

7年ぶりに上回って、過去最高。

象徴は日本最大企業のトヨタ自動車。
2015年3月期の連結営業利益は、
過去最高と発表されていたが、
さらに上振れの見通し。

業種別に見ると、
「自動車・部品」が一番で、
6.2兆円の経常利益。

「通信」はスマホの拡大で、
収益に厚みが増した。

「建設」や「鉄道」も、
7年前より利益率がいい。

面白いのは、「電機」。
組み立てメーカーよりも
独自の技術力を持つ部品メーカーが、
高い利益率、。

これを小売業にたとえれば、
総合スーパーや百貨店よりも、
独自の技術力をもつ専門店、
ということになろうか。

一方で、「商社」や「鉄鋼」は、
7年前よりも悪い。

これは新興国経済が減速し、
資源や素材価格が下落したからだ。

ただし記事には重要な指摘がある。

「市場環境を7年前と比べると、
円相場はほぼ変わらないが、
長期金利が大きく下がった」

「実体経済の成長力が落ち、
金融緩和で市場に流れ込んだ資金が
株価を支えている面も大きい」

実体経済の成長率が落ちたということは、
小売サービス業全体で見れば、
アゲンストウィンド、逆風。

褌を締め直して、
仕事に取り組まねばならない。
車や通信が牽引しているのは、
株式市場だということだ。

まだまだ国民の生活は、
満たされてはいない。

さて、昨日の12日は忙しかった。
午後一番で清水橋の㈱伊藤園本社へ。

恒例の伊藤園「大茶会」大陳コンクールの審査。

地下1階の会議室に
コース別の応募用紙が並べられる。
DSCN2202-1

それらを丁寧に各審査員が評する。
DSCN2204-1
そして各コースの大賞、優秀賞を選ぶ。

無事に終わって
審査員がそれぞれに
伊藤園の商品を持って雑誌用の撮影。
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右から伊藤園幹部のお三方。
本庄周介副社長、
江島祥仁副会長、
本庄大介社長、
私の隣は松井康彦さん。
商人舎エグゼクティブ・プロデューサー。
そして月刊『食品商業』新編集長・竹下浩一郎。

最後にスタッフ全員が参加して
このブログ用の撮影。
DSCN2211-1

皆さんお疲れ様でした。
良い審査ができました。

伊藤園「大茶会」陳列コンクール。

「大茶会」というコンセプト、
とてもいい。

審査のあとは、
江島さんの部屋で情報交換。

ユニー創業者・西川俊男さん
お別れの会のこと、
スーパーマーケットの動向、
マーケティングのトレンドなどなど。

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美味しいお茶と菓子をいただきながらの
充実の時間。

こういったひと時が、
私に活力を与えてくれる。

次に向かったのは
明治記念館。
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「流通未来大学校」
その第1期最終講義と卒業式。
日本チェーンストア協会主催。

講義は協会長の清水信次さん。
ライフコーポレーション会長。
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「流通未来大学校」は、
清水さんの発案で、
2013年4月に創設された。

業種・業態を超えて、
次代のリーダー育成を目標にする。

第1期生は、
2年におよぶカリキュラム20講座を受講し、

この日めでたく修了。

受講生は製配販から74名。
コーネル大学RMPジャパンとは、
また異なる趣旨で、
これは流通業に厚みを作る。

清水さんの最終講義のタイトルは
「戦後70年、これから戦後100年に向かって、
日本の命運を決める
激動の30年を担う
第一期卒業生の皆様にお願する」
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タイトルにすべてが語られている。

清水さんは戦前戦後の日本を生き抜いた。
その経験から今に至るまでの
政体の変遷と日本人の力強さ、勤勉さ。
それを引き継ぐ次代のリーダーは、
高い志を持たねばならない。

清水さんは熱を入れて、
60分間を語りきった。
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89歳にして、この活力。

化け物級。

そして、卒業式。
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代表して受講生二人に卒業証書の授与。
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壇上には講師代表が登壇。
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皆が見守る中、授与式。
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最後に受講生代表者が卒業の挨拶。
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会場の全員が、
大きな拍手で74名を送り出した。DSCN2243-1
良い卒業式だった。

74名と講師陣が並んで、記念撮影。
壮観。
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横からみると、こんな感じ。
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そして懇親・交流。

乾杯の発声は小濵裕正さん。
カスミ会長。
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小濵さんも講師の一人。

清水さんはうれしそうだった。
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「流通未来大学校」の発想には、
大いに感服。
そのことを伝えた。
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私も産業内大学を標榜して、
コーネル・ジャパンをつくった。

志は同じだ。

この日は、いろんな方とゆっくりと話ができた。
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ヤオコー会長の川野幸夫さん、
大創産業社長の矢野博丈さん、
そして小濵さん。
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エコス常務の三吉敏郎さんと

第1期生の水野良明さん。
エコス人事部係長。
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商人舎ミドルマネジメント研修会にも、
参加してください。
人事の人には必須の内容です。

協会専務理事の井上淳さん。
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「流通未来大学校」の創設・運営に尽力。
歴代専務理事の中でも、
井上さんの実行力は抜きん出ている。

最後は清水さん。
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素晴しい事業です。
応援します。

さらにさらに昨日はもう一つ。
ブルーチップ㈱の皆さんとの夜の会食。
赤坂の土佐料理「ねぼけ」。

クエ料理が看板メニュー。
1mを超える魚拓。
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店からの差し入れ「土佐鶴」の大吟醸。
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美味しいクエ料理に舌鼓を打ちつつ
情報交換。
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私の隣は宮本洋一社長。

金田正勝部長(右)、
中野茂部長(左)。

ブルーチップの皆さんは
全国のスーパーマーケットをよく知っている。
だから話は大いに弾んだ。

楽しい夜だった。
忙しい一日だった。

小売流通業、
もっともっと利益を上げる体力と構造を、
つくり上げねばならない。

そのために必要なのは、
重厚長大産業に負けない
志の高い人財だ。

流通未来大学は、
そのことに貢献する役目を負って、
第1期を修了した。

もちろん商人舎も同じように、
そのことに貢献する役目を、
持っている。

〈結城義晴〉

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