結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2016年09月16日(金曜日)

蓮舫民進党代表誕生と三菱商事の「ローソン子会社化」

昨日が中秋の名月。

今日は月に叢雲。
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残念、と思っていたら。
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雲が動いた。
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そして見事な月。
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満月でなくとも、
満足です。
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今日は商人舎magazineのWeb会議。
またまた重要な決定事項。

来年年明けに、発表します。
ご期待ください。
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ランチは商人舎ご用達の「八起」

みんな、満足。

さて、民進党の新代表は、
蓮舫参議院議員に決定。

旧民主党時代から見渡して、
初の女性党首誕生。

東京選挙区から当選3回の48歳。

アメリカではヒラリー・クリントン。
多分、今年8月に大統領になる。

イギリスはテリーザ・メイ 第76代首相。
第71代はマーガレット・サッチャー首相。

ドイツはアンゲラ・メルケル 連邦首相。
そして韓国も朴槿恵大統領。

蓮舫代表がすぐに、
総理大臣になるわけでもないし、
たぶん日本国首相にはなれないだろう。

とすると、その過渡期の野党党首として、
まあ、頑張ってもらいたいものだ。

昨日、問題にしたニュース。
今日、正式発表された。

三菱商事がローソンを子会社化。

TOB(株式公開買付け)を実施。
買付け価格は1株あたり8650円。
今月14日までの1カ月間、
ローソンの平均株価に、
15.09%上乗せした価格となる。

だからもう昨日15日の株式市場では、
ローソン株に買いが集中した。
前日比8%高の7980円まで急騰。

公開買付け時期は、
2017年1月開始と予定されている。

三菱商事は総額1440億円を投資。
現在 の持ち株比率33.47%が、
50.1%に引き上げられる。

それによって、
議決権ベースの出資比率となる。

ただし、子会社化後も、
ローソンの東京証券取引所上場は、
そのまま維持される予定。

三菱商事の垣内威彦社長は、
今年4月に就任した。

垣内氏の考え方。
出資先に関しては、
「3分の1より過半数、
可能ならば過半数より100%」
(東洋経済オンラインより)

つまり持ち分比率を引き上げて、
経営の主導権を握っていくやり方。

垣内氏は畜肉の営業部門一筋。
ローソンの社外取締役を10年間務め、
いわば三菱商事の食料・流通部門のプロ。
生活産業グループCEOでもあった。

日経ビジネスオンラインで、
大竹剛記者が挙げるのは、
「4つの変化」

第1は2014年の新浪剛史氏の転籍。
ローソンからサントリーHD社長に。

私は新浪剛史・玉塚元一ラインで、
ローソンはセブン-イレブンと、
なんとか闘える力をつけたと思う。

その新浪氏がローソンを去って、
三菱商事が関与を
強めやすい状況が生まれた。

第2はコンビニ3位ファミリーマートが、
ユニー・グループと経営統合、
サークルKサンクスを傘下に収め、
店舗数1万8240店と、
ローソンを追い抜いたこと。

これは全く気にすることはないと思うが、
やはり三菱商事のローソン子会社化の、
きっかけや言い訳にはなった。

第3が垣内氏の三菱商事社長就任。
先の垣内氏の考え方が表に出てきた。

さらに第4はその三菱商事自身の、
約1500億円の最終赤字転落。
2016年3月期に商社トップの座を、
伊藤忠商事に奪い取られた。

伊藤忠こそファミリーマートの親会社だ。

ローソンの出資比率引き上げで、
三菱商事は連結純利益ベースで、
増益効果が見込める。
ただしそれは微々たるものだ。

大竹記者の分析を見ると、
商社が小売業を、
子会社化する根拠は薄い。

新浪氏がローソンを去り、
垣内氏が三菱商事社長に就任し、
一方で、伊藤忠に抜かれ、
ファミマにも逆転された。

だからローソンを子会社化した。
日経ビジネスはそう裏を読んだ。

一方、東洋経済ONLINEは、
二つの理由を挙げる。

第1は、ローソンの商品戦略を、
三菱商事に後押ししてもらうこと。
それは「小売業から製造小売業への転換」

これまでは製造部門はベンダー任せで、
ローソンは深く関与してこなかった。

「そこで素材調達から加工、販売まで
一貫してローソンが携わることで、
消費者が求める商品作りを
徹底させていく」

これはセブン-イレブンの、
あの商品開発の基本と、
まったく同じ考え方だ。

ローソンは三菱商事に対し、
この手助けを要請しているようで、
それが出資比率引き上げとなった。

しかし、資金面はいいとしても、
人材は「小売業人」ではない。

セブン-イレブンこそ、
製造小売業への転換を成し遂げた。
それは鈴木敏文さんをはじめ、
井阪隆一さん、鎌田靖さんらが、
心血を注いで推進した仕事だ。

「チームマーチャンダイジング」と呼ぶ。
セブン-イレブンを学ぶ者には、
常識中の常識だ。

小売業が主体となって、
製造業・卸売業、
関連産業の協業の力を引き出す。

このチームのリードを、
総合商社の人間に、
できるとは考えられない。

彼らは極めて優秀だ。
しかしどうしても、
川上発想となってしまう。

セブン&アイの鈴木さんが、
口を酸っぱくして言い続けたことだ。

もちろん小売業化した商社マンは別だ。
私の視点はここにある。

製配販の仕組みをつくることも、
一品一品の商品を開発することも、
自分の顧客を一番よく知る、
小売業の一番の強みである。

今回の三菱商事のローソン子会社化は、
それから逸脱した。

鈴木敏文さんは、
クールに見ているだろう。

東洋経済の第2の指摘は、
海外展開の強化。
8月末時点のローソン海外店舗数は926店。
セブンは6月末で4万1046店、
ファミマが8月末で6092店。

これは三菱商事の力で、
加速するかもしれない。

しかしそれは、
子会社化でなくともできる。

むしろこれまでなぜ、
その協力ができなかったか。

それにセブンの海外展開も、
旧サウスランド社の残した店がほとんど、
日本のセブン-イレブン級の店舗力はない。

それこそ店数だけ増やしても、
重い荷を背負うのみ。

小売業の店舗展開では、
1店1店が何よりも大事だ。

ウォルマートの言葉。
「私たちは世界最大の会社を
つくろうとは思っていない。
地域の一店一店を、
最良の店にしようと考えている」

この思想は、
フランチャイズビジネスならば、
なおさらのことだ。

この視点から考えると、
ファミリーマートもローソンも、
残念ながら迷走している。

別にセブン-イレブンの、
真似をせよというのではない。
独自のポジショニングを構築しつつ、
小売業経営の本質を、
見失ってはならないということだ。

トップチームがバトンを落とした時、
二番手・三番手チームも、
本来の走路を外れようとしている。

〈結城義晴〉

2016年09月15日(木曜日)

平和堂米国視察事前勉強会・報告会と夏原&結城の誕生祝い

突然の日経新聞一面トップ記事。
「三菱商事、ローソンを子会社化」

NHKまで追随報道し、
他紙も追いかけるように記事にした。

もう、既成事実になったかのようだ。

Daily商人舎でも、
この顛末を整理した。

私の見解。

「商社出身の優秀な経営者が
小売業を経営することは、
商社マンの小売業化である」

これには多くの事例がある。

住友商事の荒井伸也さんに始まって、
ライフコーポレーション岩崎高治さんまで。

新浪剛史さんも、
まさにローソンで小売業化した経済人だ。
サントリーホールディングス社長。

しかし、
「小売業が商社の完全子会社になるのは、
小売業の商社化である」

それはうまくはいかない。
絶対に。

例外的にうまくいくとすれば、
コンビニという業態そのものが、
すでに商社化していて、
それがコンビニ業態の
真価を意味する場合。

しかしこれはない。

コンビニの代表セブン-イレブンは、
あくまで、小売業だ。
徹底して、小売業だ。
鈴木敏文さんが退任したとしても、
世界に冠たる小売業だ。

ローソンはそのセブンに、
小売業という面で、
遠く及ばない。

だからローソンのコンビニそのものが、
商社化を志向して、
そちらに活路を見出そうとする。
今回は、三菱商事側から見た、それだ。

ファミリーマートは、
サークルK サンクスと統合して、
膨張的成長を志向した。

そこでローソンは商社化する。
机上で考えればそんなところか。

しかしフランチャイズのコンビニは、
加盟店が1店1店、小売店である。

それを無視して商社化する発想は、
論理的な矛盾をきたしている。

三菱商事の総売上げや総資産に、
ローソンの売上げや利益を加えても、
微々たるものだ。

一方、ローソンの社員や加盟店は、
大三菱の一員になったと、
喜ぶかもしれない。

しかし小売業が、
小売業の精神をなくしたら、
小売業の使命を果たせない。

今日も朝から大忙し。

南彦根の平和堂本社へ。
ビバシティ彦根の隣にある。
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今日は終日、
アメリカ視察事前勉強会・報告会。

平和堂本社4階会議室に、
10月に参加する37名が参集。
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午前は結城義晴の講義。
アメリカ視察事前ガイダンス。
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2011年から始まったアメリカ研修は、
この10月で12回目になる。
参加した平和堂幹部・社員は、
474名にものぼる。
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アメリカに学ぶべき、
根本的な問題を整理し、
事前の宿題を課す。
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午後は4月に実施された、
第11回視察メンバーが集まって、
研修報告会。
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アメリカで学びとったことを、
日本の自分たちの店舗に活かす。

この報告会はその成果を発表する場だ。

はじめに第11回の副団長を務めた、
島津克さんが代表して、
感謝と決意のあいさつ。
アルプラザ香里園支配人。
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6人1チームで6班に分かれて、
それぞれがスライドで発表する。
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聞いているのは、
夏原平和社長をはじめ、
経営幹部、商品部課長や、
エリアマネジャーなどと、
12回目の視察メンバー。
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取り組んだ実践内容や成功事例を発表し、
それらを共有することで、
会社全体の取り組みにつなげる。
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それが午後の報告会の狙いになる。

前回の視察成果を聞いた、
次回メンバーの意識は、
ますます高まる。

発表が終われば、
次々に質問が飛ぶ。
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鋭い質問もどんどん出る。
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そして2班ごとの発表が終わると、
結城義晴の講評。
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これを3回繰り返し、
全6班の報告が終わる。
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私はすべてを聞いて、
その成果を評価しつつ、
課題を投げかける。
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そして全体総括。

ここではドラッカーの、
イノベーションの原理を語った。
第1は、機会を徹底して分析する。
第2は、自分の目と耳で確認する。
第3は、焦点を絞り、単純なものにする。
第4は、小さくスタートする。
第5は、最初からトップの座を狙う。

つまり、
小さなイノベーションを繰り返しつつ、
大きなイノベーションの志を持つこと。

報告会の最後のまとめは、
冨岡勇夫さん。
東海営業部部長で、
第11回視察団の団長を務めてくれた。
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「1日で終わらせず、
1店舗で終わらせず、
皆を巻き込んで、
イノベーションをつないでいこう」
そう、力強く、まとめてくれた。

最後は全報告に対する、
夏原平和社長からの総評。
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「今日の資料の写真を見て、
うちの店かと驚いた」
笑顔で語る。

つまり、成長と進化を、
少しだけほめてくれた。DSCN8966-1
「アメリカの現物を見て感激したら、
自分でどう実現するか。
皆さんの判断、実践力です。
スピードを上げて、また変わった、
と言われる平和堂になろう」

「そして、もっともっと
広い視野を持って学ぼう」

夏原さんの言葉にあるように、
アメリカ視察を通じ、
価値観を共有し、
平和堂は今、
好循環企業になりつつある。

それは、私もうれしい限りだ。

報告会は終了したが、
12回視察団はそのまま残り、
今回のアメリカ研修の課題を、
班ごとに丁寧に議論し合う。

そしてその課題を、
これも班ごとに発表する。
それを私が講評する。
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「観察せよ。考察せよ、
そして議論せよ。
コンフリクト(対立軸)からの
議論も必要だ」

これが今日の最後のメッセージ。
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一方、いつものように、
報告会を終えた前回の第11団は、
本社食堂を借り切って懇親会。
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開会のあいさつは三田村勝彦さん。
副団長でアルプラザ茨木支配人。
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「利他と無私」について語ってくれた。

宴も半分ほど終わったころ、
サプライズ。

電気が消え、
ハッピーバースデーの歌声とともに、
花束の贈呈。
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今日9月15日は、
夏原社長の72回目の誕生日。

バースデーケーキも用意された。
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けれどもケーキは二つ。

「どうしたの?」
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私の9月2日の誕生祝いもしてくれた。
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皆からの拍手に、心が満ちてくる。
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うれしそうな顔。
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夏原さんのローソクは7本、
私は6本。

夏原さんが突然、
どちらが早く吹き消せるか、
競おうと言い出す。
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受けて立って
2人一緒にフゥ~!
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皆が笑って見ていた。DSCN9000-1

子供じみた二人だった。
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ありがとう皆さん。
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私からもささやかながら、
お酒好きの夏原さんに、
壺入りの焼酎をプレゼント。
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夏原さんは心遣い、気遣いの人だ。
社長のその気質が、
社員にも受け継がれたのだろう。

皆が社長の誕生日を心から祝っている。

最後は夏原さんを囲んで、
全員で記念の写真。
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充実した一日だった。
ありがとうございました。

小売業は、
小売業の精神と技術を、
失ってはいけない。
それがなければ、
小売業の使命を果たすことは、
絶対にできない。

〈結城義晴〉

2016年09月14日(水曜日)

万代知識商人大学9月講座で彩都要冷物流センター視察・講義

9月に入ってから、
月刊商人舎9月号の責了業務を貫徹して、
そのあとすぐに、
ハワイのビギナーズ研修会に行って、
帰国したら大阪での講演三連戦。

休みなしで、夏の疲れも重なって、
さすがに疲労困憊。

ブログはハワイ時間の時差公開。
お許しください。

朝日新聞『折々のことば』

思い込みを捨て、
思いつきを拾う

(小林幸子が銘とすることば)
朝日新聞6月27日の夕刊。

「演歌歌手だから、
この年齢だからという
垣根を取り払い、
新しいものを取り入れたい」

編著者の鷲田清一さん。
「限界はたいていは
そうと思い込んでいるにすぎない。
ふりかかった偶然、
わけもなくふと浮かび上がったアイデアを
面白がれるかどうかが人生を左右する」

思い込みを捨てて、
世の中を見ていたら、
思いつくことが増えてくる。

思いつきを拾って仕事していたら、
当然のことながら、忙しくなる。

それでいい。

プロ野球日本ハム投手の大谷翔平。
岩手・花巻東高校時代に、
球速160キロをマーク。
2013年にドラフト1位で日本ハム入団。

そしてプロ1軍で1年目から、
投手と野手の「二刀流」

栗山英樹監督は、
思い込みを捨てて、
二刀流を支持。

いいねえ。

夢がある。

しかしその大谷翔平。
昨夜の札幌ドームのゲームで、
プロ野球最速の164キロを記録した。

すごい。

しかし、それをいとも簡単に、
オリックスの糸井嘉男外野手に、
打ち返された。

栗山監督。
「打たれたらダメ。
打たれたら、ダメ」

野球は球速競技ではない。

しかし大谷は打線の3番に座って、
ホームランは22本。

プロ野球とすれば、
思い込みを捨て、
思い付きを貫徹したら、
ひどく忙しいに違いない。

しかしそこに夢がある。
何より面白い。

大谷も栗田も糸井も。

さて、今日は朝から
万代の知識商人大学。

9月のテーマは
オペレーション・マネジメント。

朝から専用バスで、
万代の彩都要冷物流センターへ。DSCN8720-1

車中でさっそく講義。
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今日一日の裏のテーマは、
サプライチェーン・マネジメント。
オペレーション・マネジメントは、
サプライチェーンの中の一つ。

彩都センターは7月27日に稼働した。
延べ床面積1万3820坪。
日本でも屈指の面積を誇る。
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会議室をお借りして、
まずは私の講義の続き。
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サプライチェーンの中で果たす、
物流センター機能などを整理。
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そしてセンターの概要を、
日本アクセスの奥田聡さんから聞く。DSCN8736-1

奥田さんは日本アクセス西日本営業部の、
大阪支店彩都TPLセンター長。
この万代の彩都センターは、
日本アクセスに業務委託しているが、
奥田さんはその責任者。

レクチャーのあとは、
奥田さんのご案内で
センター視察のスタート。
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要冷センターは2温度帯。
要冷エリアは5~8度、
生鮮エリアは0~4度。
皆、しっかり厚着して視察。
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初めて見る巨大で最新のセンター設備に、
第一期生たちも興味津々。DSCN8748-1

スマホで写真を撮る。DSCN8768-1

2カ月前に稼働したばかりで
施設の半分は、
まだ動いていない。

それにしても広い。
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業務上の注意事項などが書かれた
ホワイトボード。
その内容に見入る受講生たち。
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仕分けソーターのシュートは68本。
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148店すべてをカバーするのは、
まだまだこれからだが、
最終的には200店舗までを、
視野に入れる。
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奥田さんの説明は、
実に丁寧だった。
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この後ろ姿は、
万代会長の加藤徹さん。
2人ではしごを上る。
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上から見ると
全体がよくわかる。
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皆も上から眺め、
センターの広さと機能に感心しきり。
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このセンターには、
クレートの自動倉庫がある。
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クレートは取引先に貸し出しもされるが、
そのクレート洗浄の大型システムもある。
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大量のクレートは、
完全自動で、
あっという間に洗浄される。
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そして自動倉庫に保管され、
インターネットの注文に応じて、
出庫される。

彩都センターでは、
このクレートの提供を、
サプライチェーンの一環と考えている。
だから最低限の貸出料金。
クレート貸し出しからの儲けなど、
考えていない。

ここで、
万代本社にもどる加藤さんと写真。
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その隣は山口成樹さん。
取締役システム・物流担当。

昼食をはさんで、
次は彩都センターの2階に設けられた
畜産PCセンターの視察。
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概要解説は坂本センター長。DSCN8840-1

そしてPCセンター視察。

衛生管理のために、着替える。
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宇宙飛行士のような格好。
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コロコロでホコリを取る。
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手を入念に洗う。
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そして高圧の空気を浴びる。
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畜産PCでは
鶏肉、豚肉、ミンチなどを加工する。
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施設は最新の機能が施されている。
しかし、こちらもまだまだ、
本格稼働に至っていない。
9月の総力祭には、
1日10万パックの生産を目指す。

その内容はブログでは紹介できないが、
万代のノウハウが詰まった、
最新PCであることは間違いない。

なによりも、店舗の負担を減らし、
画期的な生産性を生み出す。

それは間違いない。

視察を終えて会議室に戻ると
阿部秀行社長が、
駆け付けてくれていた。DSCN8863-1

阿部さんから、
受講生たちへのメッセージ。
「学び続ける姿勢の大切さ」
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最後の最後は、
質疑応答。
万代の二人が答えた。

左が上中武仁さん。
システム部物流担当マネジャー。
右は石川慎也さん。
畜産部マネジャー。
石川さんはカレッジ一期生の一人。
今日は朝から大活躍。
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私も日本だけでなく、
さまざまな小売業のセンターを見てきた。
万代の彩都センターは、
それらと比較しても素晴らしい。

なにより、
サプライチェーンマネジメントの、
その思想に則って、
最新設備を惜しげもなく投入している。

阿部さんももうれしそうだった。
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屋根にはソーラーパネル。
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ここから生産する電気量は半端ではない。

最後にみんなで記念撮影。
ハワイ流の「シャカ」を教える。
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そして全員笑顔のシャカ。
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センターの皆さん、
ありがとうございました。

再び東大阪市の本社に戻って、
総括講義。
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オペレーション・マネジメント、
サプライチェーン・マネジメント。
今日一日学んだことを総括しつつ、
「価値提供活動の初めから終わりまで」
の現代化を整理した。

一期生にとっては、
万代が目指すべき方向を確認する、
いい1日だった。
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朝8時50分から午後5時45分まで。
万代カレッジ9月講義。
充実した内容で大満足。

終わるとすぐにタクシーを飛ばして
新大阪駅へ。
そこから彦根へ。

明日は、平和堂のアメリカ事前勉強会。

その前夜に、平和堂の皆さんと会食。
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隣は専務の夏原行平さん、
後ろは本持真二さんと福田正博さん。
本持さんは教育人事部長。
福田さんはこのたび、
珍しい仕事を任命された。
「新たな働き方実現プロジェクトリーダー」

応援します。

新しい仕事に向かう時は、
思い込みを捨て、
思いつきを拾うこと。

極めて大切だ。

〈結城義晴〉

2016年09月13日(火曜日)

大阪で紀文お正月フォーラムと芋縄純市コノミヤ会長通夜

9月13日の火曜日。

日経新聞『大機小機』
「景気は再浮上する」

「アメリカの景気拡大は、
87カ月目を迎えた。
完全雇用に近づいた」

「今年に入って、
新興国の生産の伸びが高まり、
新興国主導の回復が、
再び始まりつつある」

とくにアジアは景気浮上。
それにつれて、
日本の輸出も回復に転じた。
「同世界貿易統計によると
6月の輸出の伸びは、
主要国で日本が最も高い」

「企業物価は、
最終財価格に下げ止まりの兆し」

「価格転嫁が一巡すれば、
物価下落に歯止めがかかり、
交易利得が景気を押し上げ始める」

コラムニストは見る。
「2年半に及んだ踊り場からの
脱出が近づいている」

アベノミクス2年目以降。
まず消費増税が景気の足を引っ張った。

さらに第2の矢の財政も、
失速していた。

一般会計の歳出と財政投融資の合計。
1年目に3兆5000億円増加。
2年目、3年目はそれぞれ減少。
だが、今年度は、
第2次補正予算を含めると、
3兆円以上増えるという予想。

「金融は十分緩和的だ。
景気回復の条件が整った今、
再び第2の矢を放てば、
追加緩和がなくても
景気は再浮上するだろう」

コラムニストの指摘は、
楽観的だ。

しかし肝心の
第3の矢が、
ずっと、
放たれてはいない。
放てないのか。

小売りやサービス業の現場には、
楽観は許されない。

朝から大阪へ向かう。

横浜は土砂降りの雨。

しかしすぐに雨は上がって、
緑の田畑の先の丹沢山系には、
真っ白で低い雲の帯。
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富士のふもと。
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あのあたりに頂が見えるはずだが、
今日は残念ながら、
その姿は雲に隠れて拝めない。
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大阪では、
「紀文お正月フォーラム」
今回初めて、西日本編が開催された。

関西はもちろん、九州からも、
多くの食品小売業関係者が集った。
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初めに西谷禎さんのあいさつ。
㈱紀文西日本社長。
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西谷さんはマーケティング室長を兼ねる。
今回のフォーラムはまさに、
そのマーケティングを提案。
テーマは、
「顧客像を明らかに。」
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続いて熊倉功夫先生の基調講演。
日本文化史・茶道史が専門の歴史学者。
一般社団法人和食文化国民会議会長。

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「正月の食文化・その多様性と重要性」
これが熊倉先生のテーマ。
正月料理に代表される、
和食のすばらしさを、
あらためて学ぶことができた。
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その後は紀文からの提案。

東日本編同様、
山本真砂美さんと堀内慎也さんの、
力のこもったプレゼンテーション。
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山本さんは営業企画室副室長で、
正月担当を務める。
マーケッターとしても秀逸だ。
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最後は私の総括講演。
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「負けるための準備はするな」
サッカーのハリルホジッチ監督の言葉。
サムライブルーは、
UAE初戦で敗戦してしまった。
しかし最後にピークを持ってくる。
それが勝つための戦い方だ。
DSCN9469-1

正月は勝つための準備が大事。

サム・ウォルトンの言葉にあるように、
最後は個人の力が大事になる。
DSCN9505-1

人こそが21世紀の小売りサービス業に、
必須の要素となる。
DSCN9476-1
一人ひとりが、個人個人が、
負けない戦いをする準備を
怠ってはいけない。

そのためのマーケティング視点を、
西日本の皆さんに提案した。

フォーラム終了後は懇親。

ニチリウの皆さん。
DSCN9510-1
私の隣は古川幸一さん、
日本流通産業㈱専務。
右は友田吉彦さん、
加工食品日配チームマネジャー。
左は㈱平和堂の竹村俊樹さん、
営業企画部長兼販売企画課長。

加藤徹会長をはじめとする万代の皆さん。
DSCN9514-1
私の隣から黒田久徳取締役。
山川物産㈱社長の梶川隆之さん、
そして加藤会長。
左は和久正樹さん、
デイリー部シニアマネジャー。

そしてもちろん保芦將人さん。
紀文食品会長兼社長。
DSCN9507-1

西谷さんを真ん中に高市泰明さん。
DSCN9517-1

最後はプレゼンを頑張った堀内さん。
DSCN9518-1

懇親会の後は急きょ、
阿倍野のやすらぎ天空館へ。

芋縄純市さんのお通夜が、
しめやかに行われていた。
コノミヤ取締役会長。DSCN9520-1

11日に肺炎で急逝。
84歳だった。
DSCN9521-1
多くの弔問客が、
芋縄さんに別れを告げた。

私も焼香させていただいた。

芋縄隆史社長には、
「頑張って」と一言だけ、
声をかけた。

芋縄純市さんは、
ユニークな経営者だった。

昭和32年の草創期に、
衣料スーパーを創業。
その後、その繁盛店が火災で焼失。

創業店を失う話は、
サム・ウォルトンと全く同じだ。

芋縄さんはサムと同様、
再起してコノミヤを再創業し、
慎重な中にも大胆な施策を打ち続ける。

オール日本スーパーマーケット協会加盟。
しかし故北野祐次さんや、
荒井伸也さんの見解にも、
真っ向から反論する場面もあった。

そのユニークさ、一徹さが、
一番の成長性を生み出した。

正月三が日は休業する。
年2回の6連休休暇制度をもつ。
「店舗責任者3人体制」を導入する。

積極的なM&Aを展開する。

様々な商売のアイデアを凝らす。

一徹さは、勉強に支えられていた。
幹部、社員、よく学ぶ。

それは芋縄純市の分身たちそのものだ。

その幹部、社員が、
これからのコノミヤグループを支える。

こころからご冥福を祈りたい。

今日の最後は、
万代の御用達料亭「久恵」

先週、商人舎のハワイ研修があった。

今夜はそのセミナーに参加してくれた、
万代の女性たちとの交流。
DSCN9550-1

初めに派遣してくれた加藤会長に、
ハワイの女神・田頭早苗さんから、
ハワイ土産が手渡された。
DSCN9526-1
二人ともにいい笑顔だ。

そして、おいしい鍋料理。

一人一人が、
ハワイ研修の感想を語ってくれた。
DSCN9528-1

彼女たちのほとんどが、
パートタイマー社員から
キャリアを重ね、
「ゼネラル社員」と呼ばれる、
正社員に昇格した。
DSCN9535.-1

家庭と仕事の両立に悩み、
それでも万代の仕事が好きで、
仕事を続けたと、
皆が口々に言う。

そのうえで、ハワイ研修に参加。

みんなの口から次々に、
感謝の言葉が発せられた。
DSCN9545-1

同行・引率に当たったのは、
人事部マネジャーの東尾里江さん。
最年少の30歳台だったが、
皆が東尾さんを立てつつ、
かわいがっていた。
DSCN9547-1

最後は私のスピーチ。
万代を、第三者として、
そばで見てきた私は、あらためて、
万代という企業の良さを思った。
DSCN9552-1

そんな話をしていたら、
胸に迫るものがあった。
DSCN9555-1
人間には一人ひとり、人生がある。
会社がその一人ひとりの人生を、
どこまで考えているか。

それによって、
会社の価値は決まる。
つくづくと、そう思う。

最後は一人一人と握手。
DSCN9567-1

加藤会長は白國富美代さんからハグされて
大いに照れていた。
DSCN9571.-1

いい会食だった。

この笑顔とシャカが、
それを物語っている。DSCN9560-1

それにしても芋縄純市さん。
まだまだ、元気でいてもらいたかった。

ユニークな創業者が一人、
また逝ってしまった。

ご冥福を祈りたい。
合掌。

〈結城義晴〉

2016年09月12日(月曜日)

第10回ミドルマネジメント研修会と三越伊勢丹の閉店考

Everybody! Good Monday!
[2016vol37]

2016年第38週、
9月第3週。

アメリカではハロウィン販促が、
一斉にスタートしている。

昨日、夕方、ハワイから帰国。

出立は朝8時。
シェラトン・プリンセス・カイウラニの、
プールサイド。
DSCN9404-6

ホノルル空港では、
ハワイアンとフラダンスで、
送り出してくれた。
IMG_9177-6

マウイ島と海が美しい。IMG_9180-6

上空には厚い雲。
IMG_9182-6

7時間ほどで日本の成田空港。
それから成田エクスプレス。

東京スカイツリーが間近に見えた。IMG_9188-6
短い旅だが、無事に帰国。

ありがとうございました。

ビギナーズ研修会が終わると次は、
ミドルマネジメント研修会。
記念すべき第10回。
10月4日(火)・5日(水)・6日(木)
ニューウェルシティ湯河原。
CIMG6157-1
鈴木哲男、白部和孝、高野保男
それにドラッカーの井坂康志、
最高の講師陣。

そして結城義晴。

さらに第10回記念特別講座。

ご期待ください。
ご検討ください。

それから再びお知らせ。

月刊『商人舎』2016年9月号発刊!

201609_coverpage
毎年、秋恒例のアメリカ小売業特集。
特集タイトルは、
「The US Retail Industry 2016」http://magazine.shoninsha.co.jp/category/monthly/m201609

特別対談・石原靖曠×結城義晴
日米チェーンストアの「賢者は歴史に学ぶ」

必読です。

今号はアメリカ研修用テキストとして、
単品販売します。
1500円+税です。

さて、ハワイから帰ってきたら、
広島東洋カープ優勝。
25年ぶりのセ・リーグ制覇。

「広島のみなさん、
全国のファンのみなさん。
本当に長い間お待たせしました。
おめでとうございます」
緒方孝市監督が叫んだ。

本当におめでとう。

私の母は90歳。
広島の西条生まれ。

しかし広島だけでなく、
中国地方が全体で、
喜んでくれるといいなぁ。

岡山や鳥取、島根、山口には、
巨人ファンが多いようだし、
それはいかにも20世紀的だ。

21世紀的な広がりがほしい。

何はともあれ、
広島カープ、
おめでとう。

それから、
加藤紘一さんが逝った。
こちらはさみしい。

山形県出身、77歳。
自民党元幹事長。

若手のころから、
「宏池会のプリンス」と呼ばれ、
90年代には「YKK」の盟友関係を築いて、
政界のキーパーソンだった。
Yは山崎拓元自民党副総裁、
もうひとりのKは小泉純一郎元首相。

自民・社会・さきがけの三党連立政権は、
1994年6月に発足して、
日本の政治のエポックとなった。

加藤はこの後半の橋本龍太郎首相時代の、
自民党幹事長として、三党をまとめた。

橋本政権のあと、
99年9月の自民党総裁選に立候補して、
小渕恵三元首相に敗れ、
2000年には「加藤の乱」で挫折。

人柄はいいが、政治力が乏しい。

私はこういった政治家が、
嫌いではない。

こちらにこそ、真実がある。
しかし政権は取れない。

だから不幸な政界となるし、
不幸な国家となる。

英語と中国語に堪能で、
国際会議では通訳なしで渡り合った。

それは所属した宏池会の、
宮澤喜一譲り。

政治的な図々しさのなさも、
宮澤譲り。

加藤紘一、
私は好きな政治家だった。

ご冥福を祈りたい。

昨日の朝日新聞『折々のことば』
言葉には力があります。
だからこそ、
穏やかに話す人に
なりましょう。

(国際手話通訳者・郡美矢)

「ほんとうに大事なことは
抑え気味の声で話すほうがいい」

「言葉は意味を伝えるだけではなく、
声でふれてゆくから」

「激しい声は人を圧し、ひるませる。
よどむ言葉、ためらいがちの言葉、
たどたどしい言葉のほうが、
滑らかに流れる言葉より、
ときに多くを伝える」

加藤紘一は、
そんな言葉を使う、
まっとうな政治家だった。

再び、ご冥福を祈りたい。

ひたすらに君も地を這ふ天高し
〈朝日俳壇より 松阪市・奥俊〉

選評「君も自分も
この世の大地に
かじりついて生きてきた。
秋天下の今も」

雨去つて森一杯の蟬時雨 
〈同 木更津市・本郷政信〉

雨が止むと、蝉時雨が、
さらに大きくなる。
そんな気がする。

病には勝ち残暑には負けさうな  

〈同 浜田市・田中由紀子〉

残暑はいまだ、
負けそうに厳しい。

さてさて、日経Web刊。
朝刊は休刊だから。

三越伊勢丹、
千葉で終わらないリストラ

三越伊勢丹ホールディングス。
三越が千葉店と多摩センター店を、
来年3月に閉鎖する。

しかしそれ以外の店も減益続出。
月次資料では郊外店が苦戦。
伊勢丹府中店17%減、
伊勢丹相模原店11%減、
伊勢丹松戸店6%減、
伊勢丹立川店6%減。

閉鎖する千葉店が7%減だから、
府中や相模原はそれ以上の惨状。

三越伊勢丹の大西洋社長。
「踏み込んだ改革をしていく」と宣言。

グループ全体でも、
不採算部門は多い。
とくに三越伊勢丹フードサービス。
スーパーマーケット部門で、
あの「クイーンズ伊勢丹」を展開する。
今期の営業損益は、
5期連続の赤字見込み。

記事に書かれている。
「旗艦店の売り上げで
すべてを癒やせる時代は終わった」

私はずっと言っている。

伊勢丹ブランドは新宿店、
三越バナーは日本橋本店。
これだけでいい。

あえてつけ加えるとしたら、
三越銀座店か。

そのほうが伊勢丹と三越の、
模倣困難性は高まる。

イギリスのハロッズを見よ。
たった1店で、世界最高峰。
それが百貨店の生きる道だ。

目先の売上げアップではなく、
ブランドの信頼性を、
極限まで高める。

あとはネットが販売してくれる。

まあ、岡目八目と言われそうだけれど。

最後に、今週のスケジュール。
明日から3日間、関西。

明日の火曜日は、
紀文お正月フォーラム西日本。
ブリーゼプラザで13:30から。

明後日の水曜日は、
万代知識商人大学講義。

木曜日は、彦根の平和堂。
アメリカ研修事前講義と報告会。

金曜日は横浜で、
商人舎magazineのWeb会議。

そして土曜日は、
学習院マネジメントスクール。
イオンモール幕張新都心で、
クリニック講義。

今週も疾走します。
しかし、できるだけ、
穏やかに
話すことにしましょう。

言葉の力を信じて。

では、みなさん、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2016年09月11日(日曜日)

「上善水のごとし」とホイホイ・ホロホロでハワイ研修終了

帰国しました。
あの9・11の日に。
DSCN9404-6
シェラトン・プリンセス・カイウラニの、
プールサイドで写真。

帰国が関空組と成田組に分かれて、
時間も2時間ほどずれがあるので、
全員集合とはいかなかった。

まだ関空組は早朝「自由研修」中。

あっという間の3泊5日だが、
みんな満足そうだ。

私も大満足。

ホイホイホロホロ!!

話は昨日に戻る。

アラモアナSCからホテルに戻って、
ベランダから、
ワイキキビーチを見ていた。DSCN9370-6

やはりビーチに行きたくなった。
-6

水着に着替えて、
サンダル履きで、3分。

監視小屋。
IMG_9138-6

日が沈み始めた。IMG_9140-6

サーフィン・スクールの面々。IMG_9129-6

私はカメラを持って、
波打ち際から海へ。IMG_9131-6

美しい。
IMG_9119-6
しばらく遊んだら、
ホテルのプールサイドへ。

部屋のカードで、
バスタオルを借りて、
海水を洗い落として、
プールに入る。

それから、バスタオルを敷いて、
ビーチチェアに寝そべる。IMG_9142-6

真っ青な空と、
真っ白な雲。
そして緑の椰子。IMG_9144-6

子どもがプールから上がってきた。IMG_9146-6

腕浮き輪をつけて、
はしゃぎまくっている。
IMG_9150-6

そんな光景を見ながら、
中公文庫『老子』(小川環樹訳注)第八章。

上善は水の若(ごと)し。
水は善く万物を利して
而も争わず。
衆人の悪(にく)む所に処(お)る。
故に道に幾(ちか)し。

最上の善とは、
水のようなものだ。
水のよさは、
あらゆる生物に恵みを施し、
しかもそれ自身は争わず、
それでいて、
すべての人が
さげすむ場所に
満足していることにある。
そのことが(水を)、
「道」にあれほど
近いものとしている。

ハワイというところ、
ハワイの人々は、
まさに「上善水のごとし」である。

プールから上がって、
今度はディナー。

最新のショッピングセンター。
International Market Place。IMG_9166-6
一番奥にサックスフィフスアベニュー。
最高級百貨店。
アラモアナには、このサックスだけ、
入っていない。
だからこのSCの意味がある。

レストランは、
ルース・クリス・ステーキハウス。IMG_9167-6
日穀製粉と旭物産のメンバー。
左から北條裕昭さん、大池雅さん、
三次佑介さん、仁平克輝さん。

特性のポーターハウスステーキ。IMG_9173-6

絶品のバーベキューシュリンプ。IMG_9170-6
ビールはもちろんロングボード、
ワインはロバートモンダビ。

話も弾んで、大満足。

明けて、ワイキキ、
4日目の朝。
DSCN9376-6

日はまた昇る。
DSCN9384-6

プールもビーチも静かだ。
DSCN9378-6

海も凪いでいる。
DSCN9385-6

朝8時集合で、
成田組は帰国。
DSCN9404-6

「上善水のごとし」
ハワイで学んだ、
ドキドキワクワク・ニコニコ。
ホイホイ・ホロホロ。

そのうえで、
「自ら変われ!」

自分が変わらねば、
仲間を変えることは
できない。

自分が変わらねば、
職場を変えることは
できない。

自分が変わらねば、
店を変えることは
できない。

自分が変わらねば、
会社を変えることは
できない。

みんなにそれを期待する。

〈結城義晴〉

[追伸]
【猫の目博物誌】は、
今週、休みました。
すみません。

2016年09月10日(土曜日)

9・11前日の自由視察でアラモアナSCのフードランドに驚く

月刊『商人舎』2016年9月号、
本日発刊!!

201609_coverpage
毎年、秋恒例のアメリカ小売業特集。
特集タイトルは、
「The US Retail Industry 2016」
http://magazine.shoninsha.co.jp/category/monthly/m201609

[Message of September]
「小さな兆し・大きな変化」を実体験せよ!

何かが大きく変わるとき、
どこかに変化の兆しが現れる。
その兆しは小さなものかもしれない。
しかし必ず兆しは現れる。

さらに何か大きな変化が起こるとき、
兆しはいくつも現れる。
あっちこっちに兆しが現れ、
それらが呼応し合って大きな変化を促す。

小さな兆し、
大きな変化。

それは突然変異のように
生まれるわけではない。
何らかのプロセスをたどりながら、
原因が結果を生み出す。

小さな予兆は
因果の
最初の
ランプの点滅である。

小さな現象の先に、
大きな変化が待ち受けている。
小さな兆しの先に、
コペルニクス的転換が控えている。

小さな兆し、
大きな変化。

2016年のアメリカ小売産業に、
その兆しが表れている。
Walmart has stopped!
Amazon is growing!

365 by Whole Foods Marketが登場し、
Trader Joe’sにInnovationは見られない。
Nebraska Furniture Martは大繁盛し、
Berkeley Bowlはパワーアップする。

巨大化した企業がさらに統合を重ねる。
一方で業態概念は衰退しつづける。
チェーンストアコンセプトは限界を見せ、
地域対応、個店対応、個人対応を迫る。

それでも米国小売業には、
不思議なエネルギーが満ち溢れている。
最先端の変化の魅力が沸き立っている。
だから私たちは引き寄せられる。

自分の目で見よう。
自分の耳で聞こう。
自分の五感で感じよう。
現場で実体験しよう。

小さな兆しを、
大きな変化を。

自分の目で見よう。
自分の耳で聞こう。
自分の五感で感じよう。
現場で体験しよう。
――〈結城義晴〉

明日9月11日は、
あの同時多発テロから15年。

アメリカではそのことが、
いつも忘れられてはいない。

ここ、ハワイでも。

さて、二日目の夕方は、
ビギナーズ研修会の総括講義。
DSCN9093-6

シェラトン・プリンセス・カイウラニ、
その11階セミナールーム。
真下にオーシャンビュー。
DSCN9103-6

ビギナーズコースといっても、
米国チェーンストアの動静を語り、
業種・業態からフォーマットへの転換を、
わかりやすく丁寧に解説する。
DSCN9095-6

商人舎での勉強が初めての人ばかり、
だから倉本長治先生の言葉も。
「創意を尊びつつ良いことは真似ろ」
DSCN9096-6

さらにローカルチェーンや、
リージョナルチェーン、
ナショナルチェーンの在り方なども、
視察してきたアメリカの企業を、
例にとりながら説明する。DSCN9098-6
「時間はいつも赤字です」
ピーター・ドラッカー先生の言葉だが、
講義時間はいつも足りない。

それでも、精一杯講義して、
佐藤公彦さんにバトンタッチ。DSCN9105-6
佐藤さんはJTBのカリスマ添乗員。
といっても、よくあるような、
扮装したりして受けを狙う類の、
カリスマ添乗員ではない。

添乗のプロフェッショナルで、
年間200日以上を海外で過ごす。
JTBの添乗員教育の講師も務める。

その佐藤さんの講義で、
明日の自由視察研修の、
方法論や注意点、アイデアなどが、
明らかにされる。DSCN9118-6

最後は、ハワイ語で提案。
「ホイホイ」は「楽しい」の意味。
「ホロホロ」は「出歩く」という意味。

ホイホイ・ホロホロ。
ホノルルの自由視察の、
その楽しみ方のレクチャー。DSCN9130-6
ありがとう。
素晴らしい講義だった。

夜はイタリア料理。
ハワイのビール「ロングボード」も、
たっぷりいただいた。

そして夜が更け、夜が明ける。
ワイキキビーチ。
DSCN9132-6

ハワイの朝の天候は、
いつも荒れ模様。
DSCN9133-6

そこに朝日が昇る。
DSCN9137-6

海も凪いでくる。
DSCN9140-6

空も雲も柔らかくなる。
DSCN9141-6
午前中、私は原稿書き。
ハワイの海と空を眺めながら、
パソコンに向かう。
これも贅沢ではある。

そして昼頃、ランチに出かける。
ホテルの隣の、
ABCストア。
お土産コンビニで、
大繁盛のチェーンストア。
DSCN9142-6

それから熱帯雨林の中庭。DSCN9143-6

シェラトン・ワイキキホテル。DSCN9149-6

海に面したプールには顧客がいっぱい。DSCN9144-6

その2階の吉家。DSCN9145-6

吉幾三経営の日本食レストラン。DSCN9146-6

ここでランチは、天ぷらざるうどん。
DSCN9148-6
実はJTBのランチクーポン券を、
利用させてもらって料金はタダ。
だからロングボードを飲んで、
そちらは料金と余分にチップを払う。

それからワイキキビーチ。DSCN9151-6

ホノルル名物・マングローブの巨木。DSCN9152-6

JTBのトロリーバス「オリオリ」に乗って、
ワイキキから20分ほど離れた、
カハラモールへ。

ドキドキワクワクの自由研修は、
このオリオリの無料バスを使って、
乗り放題でホノルルを駆け巡る。

カハラモールは郊外の、
リージョナルショッピングセンター。
百貨店のメイシーズが核店舗。DSCN9178-6

そこにホールフーズ、
ハワイ1号店。DSCN9177-6

もともとはスターマーケットだった。
スターがタイムズに買収され、
この店はホールフーズに転換。
DSCN9153-6

すごくいい状態だった。
DSCN9154-6

アップルバナナ。
DSCN9156-6

葉物も鮮度抜群。
DSCN9157-6

3万平方フィート以下の狭い店。
しかし商品はボリューム感いっぱい。
DSCN9158-6

青果部門の左奥に、
ホールボディの非食品売り場。
DSCN9175-6

狭いけれどバルクコーナーは、
上手に配置されている。
DSCN9159-6

そして対面のシーフード売り場。
DSCN9160-6

チーズは対面コーナーで、
コンサルティングセールス。
DSCN9161-6

そしてセルフデリ。
DSCN9168-6

エンドに設置されたコーヒー豆売り場。
DSCN9172-6

そして対面のデリコーナー。
-DSCN9139
ホールフーズ全体はちょっと低調。
しかしカハラモールの店は、
本当に繁盛していて、
私は嬉しくなった。

そのあとは、また、
オリオリバスに乗って、
アラモアナショッピングセンターへ。DSCN9369-6

ハワイ最大にして全米有数の、
スーパーリージョナル型SC。DSCN9362-6
かつてはダイエーが所有していた。

超高級百貨店ブルーミングデール。
現在はメイシーズ傘下。DSCN9354-6

もう一つの超高級百貨店、
ニーマンマーカス。DSCN93596

そしてもちろんメイシーズ。DSCN9361-6
この他にノードストローム。

全米百貨店勢ぞろい。

モールの帽子店もお洒落。DSCN9358-6
専門店も勢ぞろい。

素晴らしい。
ここがあれば、
メインランドに行く必要はない。
リニューアルなって、さらに充実。

ダイエーは、もったいないことをした。
といっても、会社の状態が悪くなって、
事業を売却しようとしたら、
良いビジネスから売れる。
アラモアナSCは、
リクルートやローソンとともに、
ダイエーの中で良い商売だった。

そのフードコートは、
マカイ・マーケット。DSCN9363-6

こちらもリニューアルされて、
すっきりしたフードコートになった。DSCN9364-6

にぎわっている。
DSCN9365-6

しかし今年6月に移転大改装した店がある。DSCN9180-6

フードランド・ファーム。-DSCN9139-6

ハワイのローカルチェーンが、
フードランドだが、
その最新フォーマット。DSCN9183-6

正直、度肝を抜かれた。
DSCN9189-6

POKEと寿司とムスビのショップ。
DSCN9227-6

ワインバーを備えたワインショップ。
DSCN9244-6
各部門がショップ形式になって、
しかもイータリーやル・ディストリクトを、
存分に学んで、取り入れている。

やはりニューヨークの影響は大きい。
しかしローカルチェーンも、
ここまでできる。

私はそれを評価したい。

店の全貌は商人舎magazineで、
週刊特別企画で大公開予定。
お楽しみに。

それから白木屋も大刷新。DSCN9306-6

50店の日本料理テナントが入っている。DSCN9307-6

この「日本一」を称する餃子屋。DSCN9308-6

要はジャパニーズ屋台村。DSCN9309-6

オープンしたばかりで、
まだ営業していないテナントもあるが、
大繁盛間違いない。DSCN9311-6

日本の外食チェーン、おそるべし。DSCN9352-6
こちらも詳細は商人舎magazineにて。

アラモアナ、素晴らしかった。

たった一人の自由視察研修。
充実していた。

ホテルに戻って、
バルコニーから、
ワイキキビーチを望む。DSCN9370-6
あ~あ、
ホイホイ・ホロホロだった。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

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(イーストプレス刊)

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