ミドルマネジメント研修会の「作業/計数」と「マネジメント」

秋雨前線が刺激され、
愛知・岐阜をはじめ、
各地で大雨が降っている。
お見舞い申し上げたい。
私たちは静岡県と神奈川県の県境にいる。
ニューウェルシティ湯河原。
水量も増えて、流れが速い。

それでもありがたいことに大雨ではない。
第27回商人舎ミドルマネジメント研修会。
1日目の鈴木哲男講師と結城義晴の講義から、
記述式の6問を出題。
受講生は昨夜、遅くまで復習をしていた。
その成果をあげてほしい。

30分間のテストが終わると、
皆、ほっとしたり、
回答を確認したり。

9時には、2日目の講義を開始。
高野保男講師が2講座を担当。
「作業システムとLSP」

高野講師は、LSPの第一人者。
LSPはレイバー・スケジューリング・プログラム。

小売業の現場では、
人件費や原材料費、物流費の高騰で、
生産性改善が課題になっている。
高野さんは、これまで以上に忙しく、
全国のスーパーマーケットを指導して回っている。

作業改善の大事な視点と、
動画による具体的事例で講義してくれる。

それに対して、実際の資料やデータを示しながら、
丁寧に答えてくれる。

最初に、この朝に実施した、
第1回の理解度判定テストの設問と回答を、
丁寧に解説する。

鈴木先生の52週MDの設問に対しても、
私の考え方を補足する。
講師は商人舎の山本恭広。
商人舎流通スーパーニュース編集長。

売場と商品の計数、そして人の問題の計数。
練習問題を解かせながら講義を進める。

このスタイルは、白部和孝講師のやり方。
白部さんは本研修会で長い間、
講師を務めてくださった。
山本編集長はそれを踏襲している。

双方向のコミュニケーションは、
集中力を高めるし、理解度も高まる。
コーヒータイムを挟んで、
2日目の最後の講義は結城義晴。
午後4時20分から8時までの3講義。

はじめにミドルマネジメントの経営数値。
簿記・会計・財務の違い。
貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)、
そしてキャッシュフロー計算書(CF)の財務三表。
貸し方と借り方。
それから総資本の回転率、経常利益、
そして総資本経常利益率。

最後に日本の主要小売業の最新の経営数値の解説。

そのあとマネジメントの講義。
まずマネジメント理論の転換。
アダム・スミスの分業論。
フレデリック・テーラーの科学的管理法。
アンリ・ファヨールの管理過程論。
それから人間関係論、
メアリー・フォレットの「状況の法則」、
ダグラス・マクレガーのX理論とY理論。
フレデリック・ハーツバーグの動機づけ理論。
欧米の理論をざっと解説して、
GHQによる戦後管理者訓練コースの話。
そして渥美俊一の『チェーンストア組織の基本」
渥美理論はこのマネジメントコースから始まった。
原題のマネジメントの最高権威、
ヘンリー・ミンツバーグと、
ピーター・ドラッカー。
それぞれの考え方のエッセンスを語り、
私の著書のダイジェスト解説。
『店長のためのやさしいドラッカー講座』
私流の「店長の10の条件」。
講師陣はビールをいただき、満面の笑顔。

右から山本恭広講師、
工藤澄人月刊商人舎編集長。
明朝は第2回の理解度テスト。
再びみんなの健闘を祈ろう。
私は疲れ切った。
講義のあとはいつも抜け殻になる。
それは心地いい疲労だ。
ありがとう。
〈結城義晴〉












































