結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年09月07日(月曜日)

「大阪屋ショップGO!佐野店」とサミット「コルモピア」譲渡の決断

Everybody! Good Monday!!
[2026vol㊱]

2026年第37週。
9月第2週。

アメリカではレイバーデイ。
すなわち労働者の日。

毎年9月第1月曜日が、
連邦の祝日となる。

昨2025年は9月1日だった。
今年は9月7日の今日。

労働団体などのパレードが行われ、
家族や友人同士が集まって、
ピクニックやバーベキューなどを楽しむ。

アメリカ人にとって、
レイバー・デーは「夏の終わり」の日だ。

そしてあちらの学校では、
9月の新年度の新学期が始まる。

国中が新しい気分になっている。

日本では2学期が始まって、
そこに台風や大雨がやってきた。

商人舎オフィスに、
「セルコレポート」が届いた。IMG_4665 (002)

表紙には㈱大阪屋ショップが取り上げられた。

2025年6月期の連結売上高988億円、
富山県を中心に石川県、愛知県、岐阜県に54店舗を展開。

収益性の安定した、いい会社だ。

この雑誌の「加盟店訪問」は、
大阪屋ショップGO!佐野店。

記事では「新業態」と表現しているが、
業界ではすでにこういった新タイプは、
「新フォーマット」と呼ぶ。

その大坂屋ショップGO!の1号店。
既存店の改装でやや小型の「422坪」。
4月25日にリニューアル開業。

記事を見る限りいい狙いで、
確実に利益を出してくれそうだ。

エブリデーロープライスと、
ショートタイムショッピングを、
両立させようという考え方。

そのために精肉は今年3月6日、
射水市にプロセスセンターを稼働させた。

鮮魚と惣菜は「母店子店方式」を採用する。

準備を整えて、新しいフォーマットに挑戦する。
良い決断だと思う。

2010年に大阪屋ショップで講演をした。
それ以来、商人舎の研修に参加してくれている。

一度、大阪屋ショップGO!には訪れたいものだ。

私の連載は「Tide of Time」
IMG_4667 (002).JPG2
今回のテーマは「損得より命を守ろう」

ご愛読をお願いします。

さて、商人舎流通SuperNews。

サミットnews|
衣料品事業 「コルモピア」をしまむらに譲渡

サミット㈱が、
衣料品事業「コルモピア」を、

㈱しまむらに譲渡する。

コルモピア21店舗。

衣料品売上高自体は発表されていないが、
日用品他を含めて2026年3月期で223億円。
対前年増減率1.3%減。

まあ、妥当な意思決定だと思う。

それに、
しまむらに売却するのも、
妥当だ。

なぜならこの事業は、
荒井伸也さんが藤原秀次郎さんに教わって、
始められたものだからである。

月刊商人舎4月号[特別企画]
食・衣の「親和性」
その「非対称性」を克服せよ!
syokuinosinnwasei

この記事の一番最初に、
私はコルモピアのことを書いた。

「荒井伸也氏がサミット㈱の常務取締役として、
ほぼ全権を握っていたころのことだ。
毅然として言い切った」

「主婦の立場から見れば、
食品には衣料品との間に、
強い親和性がある」

これが動機だ。

「スーパーマーケットを主語として、
その主たる顧客の立場から見ると、
『食と衣』はきわめて結びつきやすく、
調和しやすく、相性がいいというのだ」

「荒井氏は食と衣の商品ごとに指標をつくって、
中心に主婦を置いた図を示して、説明してくれた」

はっきりと覚えている。

「そしてすぐに、
㈱しまむらの藤原秀次郎社長に頼み込んで、
幹部にアパレルの勉強をさせた」

「さらにしまむらそのままの店を開発して、
スーパーマーケットに併設させた」

藤原さんもよく協力してくれたものだ。
ノウハウを全公開した。

1989年に別会社のサミットGMSを設立。
スーパーマーケットの補完的な役割のノンフーズ店舗。
2000年にサミットコルモピアに社名変更。
2021年4月に衣料、食品の一体運営を目的に、
サミットが吸収合併した。

私は書いている。
「以上の経緯を見る限り、
食品のスーパーマーケットほどに
衣料品の店は成功したとは言えない」

だから今回はしまむらに譲渡することになった。

藤原さんが37年先のことを、
読み切っていたとしたらすごい。

漠然とであっても、藤原秀次郎なら、
そのくらいのことは考えていたかもしれない。

そう思わせるところが、
また藤原さんなのだ。

そして荒井伸也は、
論理的に考えて、「やれる」となったら、
どんどん突き進む。

それが荒井さんなのだ。

しかしそれでも私は、
「食品と衣料品の親和性」はずっと変わらぬ、
重要な「テーマ資源」であると思っている。

そのもっとも成功した事例が、
サム・ウォルトンの「Supercenter」である。2026_4_p22

それにしても服部哲也さん、
よく決断した。

ポジティブな意思決定である。

では、みなさん、今週も、
決断し続けよう。勇気をもって。

Good Monday!

〈結城義晴〉


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