結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2022年10月02日(日曜日)

バッファローズと勝みなみの逆転連覇/日曜日の劇的な出来事。

10月2日朝の私の計測。

体重61.3キロ、
BMI(Body Mass Index)22.2。
体脂肪17.8、
内臓脂肪12.5。
そして体内年齢55歳。

BMIは普通、体脂肪も普通。
内臓脂肪はやや過剰。

ただし体内年齢は、
実際よりも15歳若い。

うれしい結果だが、
内臓脂肪を絞り取らねばならない。

日曜日のスポーツ。
劇的なことが起こる。

プロ野球パシフィックリーグ。

小学生の低学年のころ、
担任の先生が質問した。
「野球のセリーグとパリーグって、
ほんとはなんて言うか知ってる?」

私だけ答えた。
「セントラルリーグとパシフィックリーグです」

それ以来、正式名称が好きだ。

今日はペナントレース最終日。

劇的な幕切れとなった。

オリックスバッファローズが、
2年連続14度目の優勝を果たした。
photo_03
最終戦までもつれた。史上初の出来事。

年間のゲーム数は143試合。
その142試合まで、
ソフトバンクホークスが首位を走っていた。
2位はバッファローズ。

ホークスは最終戦に、
勝利するか引き分けるかで、
ペナントレース優勝が決まる。

一方のバッファローズは、
ホークスが負けて、
自分たちが勝たねば、
優勝はできない。

その最終ゲームで、
ホークスは負けた。
千葉ロッテマリーンズに3対5。

一方、バッファローズは勝った。
東北楽天イーグルスに5対2。

結果として両チームは並んだ。
76勝65敗2引き分け。
これも史上初のこと。

パリーグの規定によって、
直接対決で上回ったほうが優勝。
バッファローズはホークスに、
15勝10敗と勝ち越していた。

バッファローズアは、
昨年もリーグ連覇をしているから、
2年連続の優勝。
「連覇」という。
photo_07

連覇は仰木彬監督時代以来。
つまり1995年、96年以来。

私はこのチームが、
ちょっと好きだ。

仰木は西鉄ライオンズの二塁手だった。
いい選手でもあり、
ユニークな監督だった。

それ以来、このチームがちょっと好きだ。

イチローは1992年から2000年まで、
このチームに所属して、
首位打者7回、打点王1回、盗塁王1回、
最高出塁率5回、最多安打5回。
すごい記録を残して、
2000年のオフにメジャーリーグに行った。

私は生粋の西鉄ライオンズファンだった。
福岡生まれの人間は、
だれでもそうだった。

何と言っても中西太。
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私の草野球の背番号は、
ずっと中西太の6番だった。

そして豊田泰光、大下弘、高倉照幸、

それに神様仏様稲尾さまの稲尾和久。
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しかしいまは、
福岡のソフトバンクのファンではない。

生まれが福岡だったから、
西鉄ライオンズを応援していた。

そのライオンズは、
紆余曲折の末、西武グループが買収して、
埼玉県所沢にフランチャイズを移した。
いま埼玉西武ライオンズとなっている。

ホークスはもともと、
大阪の南海ホークスだったが、
ダイエーの中内功さんが買収して、
福岡に本拠を移し、
福岡ダイエーホークスとなった。

このころ私は社会人になっていて、
ダイエーを取材することも多く、
ホークスファンでもあった。

その後、孫正義が球団を買って、
ソフトバンクホークスとなった。

ちょっと気分は離れた。

一方、西宮に本拠があった阪急ブレーブスが、
1989年にオリックスに買収されて、
オリックス・ブレーブスとなり、
その後、神戸市に移転して、
オリックス・ブルーウェーブに改称した。

一方、2004年シーズン終了後に、
大阪の近鉄バファローズが解散して、
その主力をオリックスが吸収合併して、
オリックス・バッファローズが誕生した。

そのバッファローズ。
今シーズン序盤は低迷。
前半戦は5位で折り返した。

しかしこのチームは絶対的なエースをもつ。
今は日本球界のエースと言える山本由伸だ。

最大11.5ゲームだった首位との差を縮め、
最後のゲームで追いついて、
規定により優勝。

143試合目での逆転優勝。

日曜日には劇的な出来事が起こる。

一方、
日本女子オープンゴルフ選手権。
日本の四大メジャーのひとつ。

シン・ジエがトップを走っていたが、
勝みなみが逆転優勝。

こちらもバッファローズ同様の、
逆転の二連覇。

一番良かったのはコースセッティング。
紫カントリークラブすみれコース。
千葉県野田市にある。

欧米のような超のつく難しいセッティング。

そこでトッププロたちが苦しんだ。
優勝スコアが4日間で3アンダー。

2位のシン・ジエが2アンダー。

アンダーはこの2人だけだった。

その難コースで、
勝みなみは最終日に、
6バーディ、2ボギー。
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超一流のプロフェッショナルたちが、
われわれと同じようなミスを連発する。

その模様をNHKが終始報道した。
だから実に面白かった。

勝は2014年、アマチュアで初優勝。
15歳293日の史上最年少記録だった。

それ以来、1998年度生まれの「黄金世代」の、
トップランナーだ。

昨年は栃木の烏山城カントリークラブで、
女子オープン初優勝。

今年は紫すみれコースで連覇。

この女子オープンを連破したのは、
これまで2人だけだった。

1976年・77年の樋口久子と、
2016年・17年の畑岡奈紗。
そこに勝が加わった。

もっともこの女子オープンの前身の大会では、
第1回から第4回まで樋口久子が、
四連覇している。

まだまだ凄い選手はいたのだ。

勝みなみは来年から、
米国ツアーに挑戦する。

カットスロートコンペティションの世界に、
自ら飛び込んでいく。

それも良し。

日曜日には劇的な出来事が起こる。
それが混迷する、現代世界の救いだ。

ありがとう。

〈結城義晴〉


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