「イオンタウン東浦和」開業と核店マルエツの「祭」

今年の桜、満開直前。

王者の桜が咲くと、
他の花も映える。
ヒメリュウキンカ。

ハナニラ。
「春分」を過ぎると「清明」に向けて、
万物が清く、明るくなる。
さて3月はいつも、
新店が続々オープンする。
今日は「イオンタウン東浦和」が、
グランドオープン。
JR武蔵野線・東浦和駅から徒歩1分の駅前立地。

プレス向けの発表会が開催された。
山本恭広編集長が取材に行った。
核店舗はマルエツイオンタウン東浦和店。
3月26日(木)に先行オープンしている。
地元関係者を含む5人の人たちによって、
テープカットが行われた。
右端からイオンタウン㈱加藤久誠社長、
㈱マルエツ本間正治社長。
マルエツはイオンタウンに初出店。
イオンタウンのコンセプトは、
「ウエルネス・ステーション」
4階建ての施設には22のテナントが入る。
調剤併設のウエルシアとフードサービス、
それにフィットネスとクリニック。
自転車5分圏内には、
約1万4000世帯、人口約3万人が住む。
マルエツは1階に出店。
売場面積310坪で初年度年商14億円。
グランドオープン日に合わせて、
第2弾セールを展開した。
鮮魚売場の目玉は魚屋の寿司。
穴子寿司は製造が追いつかないほど、
よく売れている。
惣菜・ベーカリー売場。
売上構成比16%は生鮮各部門を超える。
イオンタウン営業本部関東事業部長の富澤照彦さん。
「駅を出てすぐ目に入る施設だから、
チープな外観にしたくなかった」
施設づくりの考え方を語ってくれた。
地域における知名度を考えて、
核店舗としてマルエツを要望した。
そのマルエツ本間正治社長。
「埼玉県55店舗目ですが、
東浦和は空白地域でした。
駅前の好立地を生かして、
マルエツの強みを出していきます」
本間さんはコーネル大学ジャパン奇跡の2期生。
頑張ってほしいものだ。
商人舎流通SuperNews。
マルエツnews|
イオンタウン東浦和店でフードドライブ開始/130店へ拡大
そのマルエツは、
フードドライブ実施店舗が、
130店舗体制となった。

フードドライブは、
家庭で使いきれない食品を、
顧客から寄付として受け取り、
社会福祉協議会やNPO法人などを通じて、
支援を必要とする施設・団体・子ども食堂などに、
届ける取り組みだ。
マルエツは店頭に「食品寄付ボックス」を設置して、
顧客の継続的な参加を促している。
2026年2月時点で、
累計26万7309点の食品を受託し、
地域の支援先へ提供してきた。
日経新聞夕刊「あすへの話題」
作家の今野敏(こんのびん)さんが書いているが、
結構、面白い。
「隠蔽捜査」はシリーズ化して、
広く読まれている。
3月13日のエッセイ。
「酒と創作」
「若い編集者が酒を飲まなくなった気がする。
昔は編集者と連日飲み歩き、
おおいにばか話をしたものだ」
こんな作家や筆者は多かった。
「やたらに上司が部下を飲みに誘っては
いけないのだそうだ。
酒の強要など言語道断だし、
これはとてもよいことだと思う。
誰だって嫌な思いをして酒を飲みたくはない」
「だが、創作の現場にいる者が
酒場に行かなくなったというのは
由々しき問題だと思う」
今野は「昭和育ちの老作家の戯言(たわごと)」を書く。
北海道生まれの70歳。
「酔ってばかな話をしているときほど、
小説のアイディアが浮かぶ気がする。
だいたい、シラフで真面目に打ち合わせをして
作品が出来上がったことなど、
ただの一度もない」
雑誌の企画も同じようなところがある。
酔ってこんなことを言った。
「警察署長が署長室を
核武装するという話はどうだ?」
「編集者は相手にしない。
悔しいので本当にそれを作品にしてやった」
「小説家が主人公といっしょに
事件を解決するというのは?」
「編集者は鼻で笑った。
やはり悔しいので、
これも作品にしてしまった」
「よく飲み、騒ぎ、そして、
ばんばん原稿用紙を埋めた」
「思えば祭のような日々だった」
「祭には人が寄ってくる。
今、出版不況と言われるのは、
現場にいる人が
祭をやっていないからではないか」
「つまらない業界に客がつくはずがない。
そして、祭には酒が付きものだ。
まあ、ほどほどがいいと思うが」
同感だ。
考えてみると、
「生成AIリテラシー」特集も、
「ザ・コンサルタント」特集も、
酒場から生まれたんではなかったか。
昔々の「市」とは「祭」だった。
世界中のマーケットは「祭」だった。
それが常設された「店」にも、
「祭」の要素がある。
もちろんスーパーマーケットにも。
さらに人が集まってする「仕事」には、
「祭」の要素があるといい。
高校や大学の文化祭は、
それだった。
未成年には許されないが、
祭には「酒」があっていい。
今野の言うように、
「ほどほど」でなければならないが。
「桜」の下の「祭」は、
とりわけ、いい。
本間さん、今度、
「祭」をやりましょうか。
もちろん割り勘です。
〈結城義晴〉

























