結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2022年09月10日(土曜日)

詩人田村隆一の「健康のためには」とチャールズ三世のスピーチ

今宵は十五夜。
中秋の名月。
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晴れ渡った夜空に満月が浮かんだ。

2週間、働き詰めだった。
昨日はすべてが終わって、
商人舎社内でゴルフに興じた。

疲れ切ってはいたが90をちょっと切って、
私自身は満足。

今日は8時間以上も眠りこけた。
そのあとも映画を見たり、
本を読んだりしながら、
休養に努めた。
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詩人の田村隆一。
1923年、東京生まれ、
’98年没。

早川書房で責任編集長を務める。
「ハヤカワ・ポケット・ミステリー」は、
田村の企画、編集だった。

アガサ・クリスティなどの翻訳もやった。
「ゴルフ場殺人事件」などは、
知らずに読んでいたが、
田村の翻訳だった。
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その「語り」を伝える本。
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第十話は「健康」

型破りなダンディズムの詩人。
健康について述べるなど、
ちょっと恥ずかしかったに違いない。

「まあ、この歳まで生きてきて言えるのは……。」

「健康のためには、まず、
あまり金持ちにならないこと」

「もうちょっと欲しい、
そのぐらいが丁度いいんだよ」

「そして、あまり貧乏にはならぬこと。
他人に迷惑をかけないぐらいが丁度いい」

「要は、単純な生活さ。
過剰も過少も避ける」

「欲ばれば、健康は遠のいていく」
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私もこれがいいと思う。

金持ちでもないし、
貧乏でもないし。

過剰も過少も避けよう。

ありがとう。

さて、イギリスの新国王、
チャールズ三世のスピーチ。チャールズ
美しい英語、
堂々とした話しぶり、
素晴らしい内容だった。

「女王の人生は元気で充実したものでした。
その運命との約束は見事に守られました。
生涯にわたる奉仕の約束を今日、
私も再びみなさん全員に誓います」

「女王が揺るぎない献身をされたように、
私もまた神が私に与えて下さった
残りの時間を通して、
わが国の中心にある憲法の原則を
守り抜くことを今、厳粛に誓います」

最後には女王に語りかけた。
「愛するママへ。
亡きパパのもとへ、
最後の素晴らしい旅を始めるときに、
ただ一言、ありがとう」

「私たちの家族のために、
あなたが奉仕してきたこの国の家族のために、
あなたが捧げた愛と献身に感謝します」

グレートブリテンと、
北アイルランド連合王国は、
これからの世界のためにも、
極めて重要な役割がある。

エリザベス二世も、
チャールズ三世も、
途方もない金持ちだが、
健康だったし、
健康そうだ。

それは本質的に、
欲張らないからだろう。

金持ちでも欲張らない。
貧乏でも欲張らない。
人に迷惑をかけるのは、
ちょっと避けたい。

自立していたい。

それに、
あまりに貧乏であると、
貧すれば鈍すになってしまって、
これは具合がよくない。

今日はそんなことを考えて、
身体と心を休ませた。

ありがたい。

〈結城義晴〉

2022年09月09日(金曜日)

エリザベス女王のご逝去と成城石井の株式上場

エリザベス女王、
ご逝去。
96歳。

「Elizabeth the Second」
エリザベス二世。

Elizabeth Alexandra Mary of Windsor。
(エリザベス・アレクサンドラ・メアリー・オブ・ウィンザー)
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イギリスのウィンザー朝第4代女王。

1926年4月21日生まれは、
日本で言えば大正15年。

スコットランドのバルモラル城で亡くなった。
バルモラルは森や荘園に囲まれた、
イギリス王室の離宮で、
夏の避暑地として使用されている。

新しい首相の任命は伝統的に、
ロンドンのバッキンガム宮殿で実施される。
しかし今回のリズ・トラス新首相の任命は、
このバルモラル城で行われた。

それがエリザベス二世最後の公務となった。

新国王にはすぐに、
長男のチャールズ皇太子が即位した。

チャールズ三世としての国王就位だが、
すでに73歳。

エリザベス二世の在位は、
1952年2月6日から、
逝去の2022年9月8日 まで。
70年間でイギリス最長。

日本の天皇で最長在位は、
昭和天皇の62年。

イギリスは立憲君主制の国家で、
形式的には国王が行政権の長で、
元首となっている。

ただし1931年のウェストミンスター憲章で、
英国国王は連合王国の象徴の地位に就いた。

その意味では日本と似ている。

そのうえイギリスは、
ヨーロッパの島国で、
東アジアの島国の日本と、
親近感がある。

イギリスとフランスは、
隣国同士だが、
長い歴史の中で、
あまり仲が良くない。

その仲の良くないフランス人が、
イギリス人をうらやましいと思うことが、
一つだけある。

王室の存在である。

フランスでは1789年に、
フランス革命が起こった。
1792年に王権が停止し、
翌1793年にルイ16世が、
ギロチンで処刑された。

それ以来、フランスには王がいない。

イギリスではエリザベス二世が、
70年間も女王の地位にいて、
イギリスの顔となり、
歴代首相の知恵袋となってきた。

それがイギリスの特徴でもある。

そのエリザベス二世の国葬は、
考慮の余地もなく2週間以内に、
ウェストミンスター寺院で営まれる。

日本では安倍晋三元首相の国葬が、
9月27日に予定されていて、
なおかつ賛否の議論がある。

確実にイギリスの国葬が、
先に行われることになる。
どうなることか。

さて商人舎流通スーパーニュース。
ローソンnews|
東証に成城石井の上場申請/市場区分は未定

㈱ローソンが東京証券取引所に対して、
連結子会社㈱成城石井の株式上場を申請した。

上場企業の誕生だ。

原昭彦さん、おめでとう。
何度でも言いたい。
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今年4月4日から、
東京証券取引所の上場区分は変わった。
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以前は東証の一部、二部、
そしてマザーズ、JASDAQと、
一般投資家に対して4つに分かれていた。

それが三つの市場区分になった。

⑴プライム市場
東証一部に代わる市場で、
グローバルな大企業が上場する。

スーパーマーケットで言えば、
ライフコーポレーションや、
ヤオコー、アークス、ベルクなど、
多くの企業がプライム市場だ。

⑵スタンダード市場
プライム市場上場企業に次ぐ
規模・実績の企業が上場する市場。

関西フードマーケットや、
ヤマザワ、マミーマート、
U.S.M.Hなど。
こちらにも多くの企業が上場している。

⑶グロース市場
高い成長性を持つ企業が上場する市場。

㈱True Dataは、
このグロース市場に上場している。

さて成城石井はどの区分になるか、
今のところ未定だが、
私はプライムになると思う。

成城石井の2022年2月期営業収益は1086億円、
営業利益は112億円だった。
なんと営業利益率10.3%。

2023年2月期も好調に推移していて、
ローソンにとって大の孝行息子である。

上場によって得られた調達資金は、
成城石井の成長投資に使ってほしい。

私はそう思うけれど――。

エリザベス女王の逝去と、
成城石井上場企業の誕生。

合掌しつつ、
「おめでとう」と言おう。

〈結城義晴〉

2022年09月08日(木曜日)

FSSF2022セミナーの「明日のために今日を決めよ」

二十四節気の白露。
大気が冷えてきて、
露ができ始めるころ。

秋です。

自民党の旧統一教会との関係。
ずぶずぶだということがわかった。

一方で円安はとどまらない。
こちらは待ったなしだ。

この政府はどうも、
最重点事項に集中できない。
そんな巡り合わせにある。

それを断ち切らねばならない。

私は今日もインテックス大阪。
日本最大級の国際展示場と謳う。

展示会、見本市、販売催事、国際会議、試験、
セミナー、パーティ、コンサートなど、
さまざまなイベントが催される。

その4号・5号館で行われているのが、
フードストアソリューションズフェア2022。

商人舎はそのセミナー企画に協力している。

今日はその2日目。
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セミナー会場は5号館の一角。

2日目のセミナー第1プログラムは、
パネルディスカッション。

パネラーはお二人。
㈱万代の芝純常務、
㈱関西スーパーマーケットの柄谷康夫常務。
お二人とも営業本部長。

結城義晴がコーディネートする。

テーマは、
「ポストコロナのマーチャンダイジングはこう変わる!」

朝、9時半過ぎから最後の打ち合わせ。IMG_5520

10時半、セミナー開始。
120席が8月1日の受付初日に満席となり、
急遽、150名に枠を拡大。
しかし、それもすぐに満杯となった。

そこで、当日キャンセル待ちの列ができた。
列に並んだ10名あまりの人は入場できたが、
残念ながらお断りした人も多数いた。IMG_5523

そして10時半、
パネルディスカッション開始。IMG_5526

ソーシャルディスタンスのために、
1席ずつ空けて座ってもらう。
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初めにお二人に、
会社と自身のことを語ってもらう。IMG_5529

それから結城義晴からの4つの質問。IMG_5564

第1は現在の商品値上げについての対応。
第2は、コロナ禍の顧客や消費の変化。
第3は、ポストコロナに向けた取り組み。
そして、第4は商品開発・調達について。IMG_5543

お二人とも、実に丁寧に答えてくれた。IMG_5558

会場に来ている人は、
卸やメーカーのトップや幹部、
あるいは営業、商品開発の担当者が多い。
もちろんスーパーマーケットの実務家たちも。IMG_5559

芝さんも、柄谷さんも、
営業をあずかるトップ。
お二人の語る営業戦略、商品戦略は、
ベンダーの人たちにとっては、
これからの取引の考え方の勉強になる。

スーパーマーケットの人たちにとっては、
そのものずばりで営業政策の参考になる。IMG_5561

お二人が話すことをメモしながら、
全員が集中して、真剣に聞いてくれた。IMG_5562

パネルディスカッションは、
10時半から12時までの90分間。IMG_5571

あっという間に過ぎていった。IMG_5567

私の最後の言葉。
「未来を築くために初めになすべきことは、
明日何をなすべきかを決めることではなく、
明日をつくるために今日、
何をなすべきかを決めることである」IMG_5574

最後は盛大な拍手をいただいた。IMG_5582
ご清聴、感謝したい。

パネルディスカッションは大成功。IMG_5589
芝さん、柄谷さん、
ありがとうございました。

会場には、
サミットリテイリングセンターのお二人、
代表の新谷千里さんと、
新谷紗也佳さん。
サービス部門兼マーケティング担当。
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セミナーの第2プログラム講師は、
尾﨑英雄さん。
㈱フジ・リテイリング会長。

テーマは、
「フジのリージョナルチェーン構想」IMG_5594

ほぼ1年前の昨年9月1日、
㈱フジとマックスバリュ西日本㈱、
そしてイオン㈱は、
フジとマックスバリュ西日本の、
合併に合意した。

そして2024年3月、
統合新会社が設立され、経営統合する。

尾﨑さんはフジの歴史から紐解いて、
地域小売業としてのフジの未来像を語った。IMG_5607
最後にダイバーシティの重要性を強調して、
講演は終わった。

尾﨑さんを囲んで、
次の講師の千野和利さんと、
三人で写真。
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尾﨑さんと千野さんは、
久しぶりの再会だそうで、
香港のシティスーパーを視察したことなどを、
楽しそうに話し合っていた。

その千野さんには、
セミナーを締めくくる、
「総括講演」をお願いした。

テーマは、
「地方創生離島振興の意義とその進展」IMG_5616

昨日のブログでも紹介したが、
千野さんは、
(一社)離島振興地方創生協会理事長。IMG_5617

略称離創協は、このフェアを共催している。
会場には長崎県離島PRコーナーもあって、
長崎県五島列島・壱岐・対馬の生産者が、
数多く出展している。
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そういった人たちも聴講してくれた。

総括講演にふさわしい、
メッセージ性のある内容だった。IMG_5623

会場からも大きな拍手が沸いた。

二日間のフェアのセミナーは無事、終了。

日本食料新聞社の責任者のお二人。
廣瀬嘉一大阪支社長(中)と、
楠井晴久関西ビジネスサポート部次長(左)。IMG_5625
大阪支社のお二人には
お世話になった。

ありがとうございました。
お疲れさまでした。

来年はもっともっと飛躍しましょう。

新大阪からのぞみで帰路につく。
思いがけず富士の雄姿を拝むことができた。IMG_5628

初秋の夕暮れの富士。
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充実の2日間が終わった。

「明日をつくるために今日、
何をなすべきかを決めよ」

それを考えた。

〈結城義晴〉

2022年09月07日(水曜日)

フードストアソリューションズフェア2022初日のセミナー模様

円はさらに下落。
1ドル144円台。
24年ぶりの安値を更新

米欧は利上げを急ぐ。
しかし日銀は動かず。

下落に歯止めがかからない。

鈴木俊一財務相。
「足元の動きは円安方向に
一方的に振れている。
継続すれば必要な対応をとる」

遅い!
判断機能停止。

ああ。

私はインテックス大阪。
ここで今日と明日の2日間開催されるのが、
フードストアソリューションズフェア2022
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商人舎はセミナー企画に協力している。
2日間、7つのプログラムが行われる。
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会場の目の前にある
クインテッサホテル大阪ベイに連泊して、
セミナーに取り組む。

もちろん私も対談やコーディネートで登壇する。
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9時になると、インテックス大阪の
中央広場で開会式。
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主催は日本食料新聞社。
共催は離島振興地方創生協会。
「離創協(りそうきょう)」と略称される。

そして副主催は西日本の小売業18社。
そうそうたる企業が揃っている。

開会に向けてまず、
杉田尚日本食料新聞社社長があいさつ。IMG_5401-1

2022年は外食産業フェアと同時開催。
それぞれのフェアに相互入場できる。

今日のこの日に向けて、
準備してきた出展者や関係者が見守る。IMG_5405

来賓あいさつは出倉功一近畿農政局長。IMG_5406

開会宣言は離創協の千野和利協会長。
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離創協は2020年4月に発足して、
3年目に入った。

その祝賀懇親会が9月2日に行われた。
その際にも感じたが、
千野さんの話は力強くて、
しかも人を惹き付ける。IMG_5411

開会式の最後は、
記念撮影。
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このあと10時の開場に先駆けて、
副主催企業のトップの皆さんが、
展示会場を隅々まで回った。
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昨年よりも出展社数が多く、
会場も広くなった。
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出展企業にとっては
スーパーマーケットのトップが直接、
商品を見てくれるから、
説明にも力が入る。
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私は会場をぐるりと視察して、
すぐにセミナー会場へ。

商人舎がこのセミナーを企画した。

今日は4つのプログラムが行われる。

第1プログラムの講師は、
近畿農政局の出倉局長。
テーマは、
「食糧の安全保障とみどりの食糧システム戦略について」
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生産者と小売業との取り組みの今後について、
丁寧に講演してくれた。

出倉さんが講演で紹介したが、
平和堂やイオンやの活動に関して、
取材したいと思った。
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第2プログラムの講師は、
西川隆さんと結城義晴。
西川さんは㈱プログレスデザイン代表取締役。

対談講座。
[先進事例に学ぶ]
「コロナ後の店づくりの潮流と売り方の変貌」IMG_5453

西川さんには店舗設計の考え方と、
最新事例をふんだんに語ってもらった。IMG_54482

とくにマックスバリュ関東の事例。
「買物体験型スーパーマーケット」に関して、
コンセプトづくりから、
床や天井の資材選択、ゾーニング、
具体的なレイアウトづくりにいたるまで、
そのプロセスを丁寧に説明してくれた。
興味深かった。
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西川さんの話を受けて、
わたしは持論であるポジショニング戦略を
簡潔に説明した。
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ポジショニング戦略は、
商品力と販売力の一致のもとで、
成果を発揮する。

そしてポジショニング戦略が、
商品力と販売力を強化する。

そのうえでアメリカの店舗、
国内の店舗の最新の事例を、
スライドで紹介した。
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最後は西川さんへの質疑応答。
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1時間の対談時間の中で、
盛りだくさんの内容となった。
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100名ほどの方が聞いてくれて、
最後は拍手をいただき、
心から感謝。
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講演が終わると、多くの方が
声をかけてくれた。

久しぶりに会ったのが、
天野水産の天野裕識社長。
2018年に商人舎主催「ハワイ研修会」に参加して、
互いに大いに楽しんだ。

来年には再開します。
また行きましょう。
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能美芳祐さんはオフィスのうみ代表。
実に熱心な勉強家で、
明日のセミナーも受講してくださる。IMG_5474

対談を終えて、
講師控え室で西川さんと写真。IMG_5476
お疲れさまでした。

フェア会場では多くの人と会った。

そのなかのロピアの重鎮二人。
柴田昇さん(中)と中島英則さん(左)。
柴田さんは、
㈱中部ロピア執行役員営業本部長。
中島さんは、
㈱関西ロピア取締役営業本部長。IMG_5487

第3プログラムは特別講演。
「大阪・関西万博がめざすもの」IMG_5488
講演者は堤成光さん。
(公社)2025年日本国際博覧会協会の、
機運醸成局地域・観光部地域連携課参事。IMG_5490
2025年の大阪万博に向けて、
このフェアもその機運を、
盛り上げていきたいものだ。

初日最後のプログラム。
講師は惣菜サミット会長の小平昭雄さん。
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テーマは、
「惣菜の変化・進化~これからの惣菜の在り方」

惣菜部門の存在感は高まった。
そのなかで何よりも、
おいしさと売れ筋商品の重要性を強調。
そのための製造小売り機能の必要性を、
さまざまな切り口から語った。
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ますますお元気な小平さんと写真。
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お疲れさまでした。

2025年には大阪万博が開催される。
そのときには円相場も落ち着いているだろうか。

私たちは消費を喚起し、
産業を発展させて、
日本経済にも貢献しなければならない。

遠大なる計画だが、
それがこれからの食品産業と小売産業の、
大きくて重い役割だ。

私はそう思う。

〈結城義晴〉

2022年09月06日(火曜日)

リズ・トラス英国新首相誕生とFSSFの講演の脱線

イギリスの新首相。
リズ・トラス外相が就任する。

マーガレット・サッチャー第71代首相、
テリーザ・メイ第76代首相に次ぐ、
3人目の女性首相。
47歳。
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保守党の党員投票による党首選で、
多数票を獲得。

エリザベス女王から組閣の要請を受けて、
イギリスの第78代首相に就任する。

イギリスの正式名称は、
United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland。
UKと略される。

オックスフォード大学出身。
エネルギーのシェル社、
電気通信のケーブル&ワイヤレスに属し、
シンクタンク・リフォームの副所長から、
2010年の総選挙で下院議員に当選。

環境相、国際貿易相、外相を歴任。

サッチャー元首相を尊敬し、
「鉄の女2.0」と呼ばれる。

期待しよう。

世界中の国の大統領や首相が、
全部女性になったら、
戦争は激減するだろう。

私はそう思う。

さて今日は、
月刊商人舎9月号の責了日。
最後の原稿を書きまくった。

2本の特集のまえがき、
Cover Message、
Message of September。

朝、出社すると、
セルコレポート9月号が届いていた。IMG_E53862

私の連載は、
「艱難は商人を鍛える」
今回はジェームズ・J・ペニーの巻。
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最後の原稿を書き終わると校正。IMG_E53902

そして8時前にタクシーで新横浜へ。
20時07分発ののぞみ。IMG_E54482

乗り込んで新大阪へ。IMG_54502
車中でもネット画面で校正。
大阪に到着して、
ギリギリの責了。

またタクシーでホテルへ。
クインテッサホテル大阪ベイ。IMG_54532

ここで2泊。
お世話になります。IMG_54542
ホテルの目の前は、
インテックス大阪。

明日、明後日は、
フードストアソリューションズフェア。

セミナー企画を商人舎が担当した。
私は明日も明後日も、
コーディネーター役で講演会に出る。
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明日の私の出番は12時半から。
「コロナ後の店づくりの潮流と
売り方の変貌」
㈱プログレスデザイン代表取締役の、
西川隆さんと事例を出し合って、
議論します。

おいでください。
まだまだ席は空いていると思う。

ただし事前登録は必要です。

展示会を見る人、
12時半からです。

ちょっと寄ってみてください。
お願いします。

朝日新聞「折々のことば」
第2490回。

語りというものはいつも、
「そういえば」……
「話は変わるけど」
「関係ないけど」
このようにして始まるものが、
いちばん面白い。
(岸政彦『東京の生活史』のあとがきから)
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「ほんの切れ端であっても、
生活の小さな語りからはよく、
予想もしない言葉が飛び出してくる」

「その豊穣(ほうじょう)さにふれるには、
何かを期待しつつ聞くのでなく、
ひたすら”積極的に受動的”になることが肝要だ」

岸政彦さんは1967年生まれの社会学者。
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。

明日の対談も、
「そういえば」
「話は変わるけど」
「関係ないけど」を、
増やそうか。

私の講演や講義のときにも、
「脱線が面白い」とよく言われる。

一つのストーリーの中で、
ふっと思いついたり、
思い出したりしたことが、
とても役に立つ。

それもある。

是非、おいでください。
ご期待ください。

〈結城義晴〉

2022年09月05日(月曜日)

「働けど物価高」の「物価の安定」と「野越え山越えの精神」

Everybody! Good Monday!
[2022vol㊱]

2022年は第36週、
9月も第2週に入った。

台風11号が九州に接近。

日本列島は、
地震列島であり、
台風列島である。

いつも最悪を覚悟して、
最善を尽くす。

それがリスクマネジメントだ。

北海道新聞の巻頭コラム「卓上四季」
タイトルは「働けど物価高」

詩人・木下夕爾(ゆうじ)の詩「東京行」から。
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「縄ない機械を踏む速度では
とても物価に追いつけない

ないあげた縄の長さは
北海道にも達するだろう」

「縄ない」は、
刈り取った稲わらを撚(よ)って縄にする仕事。
農家の収入源だった。

詩人は東京に行きたくなって、
旅費稼ぎに縄ないを始めた。

ところが、お金がまとまりかけると、
汽車賃が上がる。

戦後すぐの超インフレ期の話。

詩人が苦しんだインフレを止めたのは、
「ドッジライン」だった。

ドッジラインは、
1949年に実施された財政金融引き締め政策。
GHQ経済顧問のジョゼフ・ドッジが、
立案、勧告した。
デトロイト銀行頭取でもあった。
当時の大蔵大臣は池田勇人だった。
池田勇人

また、1970年代の「狂乱物価」の際には
当時の福田赳夫蔵相が、
「物価安定世直し予算」を組んだ。
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田中角栄首相の日本列島改造論によって、
公共投資が膨らんで狂乱物価が起こった。
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今回の政府の予算は、
来年度概算要求で110兆円を超える。
膨らむ一方。

物価の番人たる日銀は、
大規模金融緩和に固執する。

今の財務大臣、
何をしているか。

どこかおかしい。

アラン・グリーンスパンFRB元議長。
物価を長期に安定させ、
「マエストロ(巨匠)」と称された。
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そのマエストロの「物価の安定」の定義。

「企業や家計が
物価動向をほとんど気にせずに
行動できる状態」

コラム。
「目指すべき所はそこである」

同感だ。

商人舎流通スーパーニュース。
ヨークベニマルnews|
食料品・日用品の「厳選600品緊急値下げ」を年内継続

5月31日(火)から8月30日(火)まで、
3カ月限定で値下げ販売をしてきた。
対象は食料品・日用品の約600品。

この値下げ販売の期間を、
9月5日(月)から12月31日(土)まで、
延長する。

「商品や価格を見直すことで、
くらしを応援していく」
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これも「物価の安定」に貢献する。

家計が物価動向を気にせずに、
行動できることに貢献するからだ。

値下げ商品は毎月5日に入れ替える。
特売やセール時には、
さらに値引きして提供する。

このブログで何度も書いている。
同社元社長の故大高善二郎さん。

「去年の今月と今年の今月、
同じ商品を同じ量、買っていただくとする。
それらの商品で1カ月に1万円分、
われわれがコストダウンできて、
それをお客様に還元できたとしたら、
この地域のお客様全員に、
1万円のベースアップをしたことになる」
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値上げの時代のベースアップ。

「物価安定」のために、
小売業ができる方策である。

では、みなさん、今週も、
「野越え山越え」の精神で、
「一人のお客さまに誠実を尽くせ」

Good Monday!

〈結城義晴〉

2022年09月04日(日曜日)

伯母の葬儀の伯父の「ナマンダブ」

羽田空港。
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朝8時の便で福岡へ。
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飛び上がると雲の間から東京湾が見えた。IMG_53922

そして巨大な東京の街。
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東シナ海に台風11号があって、
日本列島も雲に覆われている。IMG_53952

1時間半で玄界灘。
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そして博多湾。
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志賀島(しかのしま)と海の中道。
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砂州によって本土と陸続きになった陸繋島。
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博多港。
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高速道路と幹線鉄道路。
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福岡も巨大な街になった。
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福岡空港に降り立つ。
私の生まれ故郷。
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空港で「やりうどん」。
長いごぼうの天ぷらが、
槍に見立てられている。
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うまい。

結城ヱミ子伯母の葬儀。
9月2日、私の誕生日に亡くなった。
93歳だった。
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子どものころから、
たいへんに世話になった。

福岡に帰るたびに、
早良の家に泊めてもらって、
手料理でもてなされた。

葬儀は粛々と進み、
浄土真宗の「南無阿弥陀仏」の読経のなか、
焼香して合掌した。

それから火葬場で見送った。

結城信行伯父。
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かつて町会議員を務めた、
博識の97歳。

いまやただ一人生き残った、
結城家の長老。

驚くほどの記憶力で、
一族のことを語り続けた。
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私の父結城義登は年子の弟。
2014年11月4日に逝った。
米寿だった。

「義ちゃん、義ちゃん」と呼んで、
父のことを自慢げに話してくれた。IMG_54382

大戦が終わって、
伯父はシベリアに抑留された。

その厳しい抑留が終わるころ、
本当に珍しいことに、
缶詰が支給された。

若い兵士が、
その缶詰を開けようとした。

しかし手がぶるぶる震えて、
開けられない。

寒さと喜びと緊張が、
缶切りで缶詰を開ける行為さえ、
阻んでしまったのだ。

伯父が代わって、
「ナマンダブ、ナマンダブ」と唱えながら、
缶切りを動かすと、
すんなりと缶詰が開いた。

「ナマンダブ」は万能だ。
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伯母との最後のお別れのときにも、
「ナマンダブ、ナマンダブ」と唱えた。

最後に拙著を渡すと、
大切そうに鞄に入れた。
『コロナは時間を早める』

ありがとうございます。

帰りは18時の便。
飛び上がると陽が沈んだ。
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私は月刊誌の最終段階を迎えている。
行きも帰りも、機中で原稿を手直しした。

そして貴重な原稿が出来上がった。
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「ナマンダブは万能だ」

93歳の伯母の逝去。
大往生だと思う。

そして、
97歳の伯父の「南無阿弥陀仏」。

万能のナマンダブに、
合掌。

〈結城義晴〉

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