結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年05月08日(木曜日)

いなげや成瀬直人社長「一に惣菜・二に生鮮」とイオン事業分類体系

今日は鈴木國朗さんが、
横浜商人舎オフィスを訪ねてくれた。
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㈱アイダスグループ代表取締役社長。
同社は30周年を迎えて、
記念の品をプレゼントしていただいた。
おめでとうございます。
ありがとうございます。

コンサルティング・カンパニーで、
30周年はすごい。

今日、送られてきたばかりの
「Meiji Marketing Review」をもって、
一緒に写真。

さて4月1日の消費税増税後、
反動や影響はどうだったのか。

㈱いなげや社長の成瀬直人さんが、
日経新聞の決算トーク欄で答えている。
「購買意欲の衰えは全く感じない」

5月に入ってからの既存店売上高は、
前年同月を3%上回るペースだとか。

「和牛がびっくりするほど売れ、
高めのワインも好調だ」

従って、来年の2015年3月期連結経常利益は、
31億円と今年3月期対比1%増を見込む。
これはいなげやにとって、3期ぶりの増益。

2013年1月に社長に就任した成瀬さん。
「競争力を高めるための
改装などの投資は減らせない」。

1976年3月にいなげや入社のプロパー組。
様々な社内職歴を経て、
1998年、人事部長。

最近は、人事を始め管理部門の担当が長いが、
スーパーマーケットの経営戦略には長けている。

その食品スーパーマーケットにとって、
既存店へのリニューアル投資は、
新店開発よりも重要だ。

古くて小さな店が多いいなげや。
店舗改装作戦が、
企業の成長の鍵を握っている。

いなげやの前期は、
過去最大の改装年度だった。
小規模改装を含めて131店中約60店舗。
新店は5店舗だった。

来年3月までの今期も、
改装中心に活性化を果たす。

原則は「2年に1回サイクルの改装」。

そのリニューアル・コンセプトは、
一に惣菜、二に生鮮。
そのために、
惣菜子会社の㈱クックサンを本体に統合。
グループ全体の経営資源の集中を企図している。

遠藤正敏会長の後を受けて、
上手に難局を乗り切っている。

そのいなげやの15%の株式は、
イオンが保有している。
連結子会社ではないが、
持分法適用会社。

これも日経新聞企業欄の記事だが、
イオンの子会イオンタウン㈱が、
住宅地に近接する中小型ショッピングセンターを、
「2014~16年度は全国30カ所以上に開く」。

業界で言われる近隣型のNSC、
つまりネイバーフッドショッピングセンター。
スーパーマーケットを核店舗とする商業集積。
だから全国のマックスバリュや「ザ・ビッグ」が核となる。

つまりイオンタウンは、
NSC専門のディベロッパー企業。

イオンはもうひとつ、
イオンモール㈱をもつが、
こちらはRSCのディベロッパー企業。
リージョナル・ショッピングセンター。
核店舗はイオンリテールの総合スーパー。

イオンタウンの前身はロック開発㈱。
「日本及び、中国・アセアンにおける
ナンバー1 NSCディベロッパー」を目指す。

そしてイオンモールの前身は、
ジャスコ興産、イオン興産と、
㈱ダイヤモンドシティ。

イオンタウンは、これまで約120店を展開。
今後も毎年10店以上の新店開発を行って、
活発。

一方、イオンモールのRSCの14年度は、
従来計画より出店ペースを抑える。

イオンの全体戦略としては、
グランド・ゼネレーションをターゲティングして、
NSC開発を急ぐ。

イオンタウンの商圏は、
NSCの教科書通り。
車を利用する場合で、商圏10~15分。
徒歩客、自転車客もターゲット。
首都圏では駅の近くにも開発。

売場面積は5000~2万5000㎡。

イオンタウン社長の大門淳さん。
「冷蔵庫代わりに週3~4日
通ってもらえる店にする」

イオンタウンの特徴は、
食料品のスーパーマーケットに加えて、
日常的に使う専門店を20~100店、
店揃えする。

この中には非物販のサービス業も、
揃えられなければならない。

まさに教科書的なNSC。

それを教科書的にやり遂げられるのが、
イオンタウンとイオンモールの強みだ。

グループ企業一覧には、
14の分類がある。

まず①純粋持株会社としてのイオン。
小売業態別にグループ分けされる。
②GMS(総合スーパー)事業
③SM(スーパーマーケット)事業
④DS(ディスカウントストア)事業
⑤戦略的小型店事業
⑥ドラッグ・ファーマシー事業

その他の業態別事業グループ。
⑦総合金融事業
⑧ディベロッパー事業
⑨サービス事業
⑩専門店事業
⑪Eコマース事業

それから海外展開。
⑫アセアン事業
⑬中国事業

最後に、⑭商品機能等。

この中の⑧ディベロッパー事業が、
さらに二つに分かれて、
イオンモール㈱とイオンタウン㈱。

イオンモールが大型のRSC担当、
イオンタウンが小型のNSC担当。

③のスーパーマーケット事業には19社あって、
そのうち持分法適用会社が4社。
㈱マルエツ、㈱カスミ、㈱ベルク、
そして成瀬社長の㈱いなげや。

私は分類の概念が大好きだが、
イオンは連邦経営でグループを拡大して、
その後、業態別、事業別、地域別に、
企業群を分類整理している。

分類整理そのものが、
純粋持株会社イオンの役目でもある。

まだまだ分類の改善の余地は大いにあるし、
足りない事業も多数見受けられるが、
この事業体系を有することと、
そこにトップマネジメント層を持つこと、
そしてそのトップたちがそれぞれ、
自分の見識と実行力を持っていることが、
イオンの強みといえよう。

持分法適用会社とはいえ、
いなげやの成瀬さんもその一人だし、
イオンタウンの大門さんも、
もちろんその一員。

日経新聞の中で、
別の欄に分かれて掲載されている記事が、
実はみな繋がってくる。

時流に合わせて、
それらのつながりの紐帯
(ちゅうたい)を、
引いたりゆるめたりする。

それができることが、
いまやイオンというリテール・トップ企業の、
特長であると見るが、
いかがだろう。

〈結城義晴〉

2014年05月07日(水曜日)

丸谷才一『星のあひびき』と伊藤雅俊「御用聞きとオムニチャネル」

飛び石連休中、
丸谷才一著『星のあひびき』を、
読んでいた。
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といっても、
頭からずっと読み続けて、
最後まで読み終わるのではなくて、
ひろい拾い、読む。

いろいろなメディアに書いたものを、
集めてきて編んだ本。

だから、ひろい拾い、読める。

1925(大正14)年、
山形県鶴岡市生れ。

ライフコーポレーション会長の清水信次さんの、
一つ上。

ということは、
イオン名誉会長の岡田卓也さんと同じ。

東京大学英文科卒で、英語に堪能。
だからジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』など、
難解なのを訳したりする。

1968年『年の残り』で芥川賞受賞。
谷崎潤一郎賞、読売文学賞、野間文芸賞、
川端康成賞、泉鏡花文学賞、朝日賞など、
数え上げたらきりがない。

旧仮名遣いが特徴で、
読んでいる側は、
実に気分がいい。

その『星のあひびき』の一文。
「『新聞言葉』の恥しい表現」。

私もずっと思ってきたことを、
これは丸谷さん、何度も書いている。
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「子供のときから新聞が好きで、
じつによく読んだし、今も読むが、
新聞の言葉づかひには
嫌ひなものが多い」

「ああ、いやだなあと怖気を震ひ、
それでも読むのをやめない」

たとえば――。

「――と胸を張る」
これは、ふつうに「・・・といばる」がいい。

「――さんも駆けつけた」。

丸谷さんが何度も書くのが、
「――とゲキを飛ばした」。

ぞっとしない、らしい。
同感です。

「あのゲキは本当は『檄』で、
木の札です」

「これは訓は『めしぶみ』『ふれぶみ』、
つまり回状のことで、
昔の中国で役所から人民に出した」

「特に急を要するときには鶏の羽をつけた。
だから『飛ばす』と言ふ」

「それを『激』と勘違ひして、
激しい口調で叱ること
だと思ひ、
野球の監督がすぐ目の前にゐる
コーチや選手にゲキを飛ばす」

「読んでて妙に恥しくなります」

しかし、この言い回し、
私もつい、使ってしまったりする。

もちろん「激」などとは、
死んでも書かない。
「ゲキ」はいいでしょう。
正しくは「檄」です。

ただし、そこら中で、のべつ幕なし、
「激」を飛ばすことを、
日々の業務にする勘違い経営者や、
似非コンサルタントがいたりする。

これは、恥しい。

このほか「辞書的人間」は筒井康隆、
「名人藝といふべき教訓句論」では高浜虚子、
「文系大学生に一番人気の社の経営者」では、
資生堂元社長の福原義春を題材にする。

現物を読んでほしいが、
丸谷才一の興味の視線の先が、
なにより面白い。

さて、日経MJ5月5日版の『斜光線』。
「伊藤雅俊氏卒寿の思い」
企業報道部次長の鈴木哲也さんが書いている。

セブン&アイ・ホールディングス創業者。
伊藤雅俊さんは、丸谷才一さんの一つ上。
つまり岡田卓也さんの一つ上だし、
清水信次さんの二つ上。

先週、90歳の卒寿を迎えた。

しかし、今も、
毎日、本社に出勤。
「人と会ったり、店を回ったり」。
活発な日々は続く。

その伊藤さんの「オムニチャネル観」。

「御用聞きはオムニチャネルの原点」。

オムニは「すべての」という意味。
だからオムニチャネルは、
すべての顧客接点をもって商売すること。

セルフサービスが極限まで発達した現代、
すべての接点の欠落部分を埋めるものは、
「御用聞き」ということになる。

これはさすがに鋭い視点。

昭和初期の恐慌時代の羊華堂洋品店。
伊藤さんの御母堂の伊藤ゆきさんが、
店を切り盛りしていた。

店で待っているだけでは
売上げを確保できない。

そこで伊藤さんが子供ながらに、
「商売の厳しさを目にして、
御用聞きや配達を手伝った」。

昔の商店の子供たちは、
例外なくそんな経験を持つ。

90歳にして伊藤さんは、
その時の感慨を思い出して、
オムニチャネルと結びつけた。

エーリッヒ・ケストナー。
ドイツの作家・詩人・児童文学者。
「子供のころを忘れないことこそ、
児童文学を書く才能です」
そんなことを言っている。
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実際にケストナーは、
『私がこどもだったころ』という
タイトルの本を書いている。

伊藤雅俊さんも、
ケストナーのような才能を
持っているのだと思う。

本物の商人は、
文学者でもある。

本物の商人は、
モノを売る人ではない。

人々に喜びをもたらす人だ。
人々に感動を与える人だ。

その条件の一つが、
「子供だったころのこと」なのかもしれない。

〈結城義晴〉

2014年05月06日(火曜日)

清水信次さんと父・結城義登に遭遇/セザンヌ「首吊りの家」を思う

2014年の安近短黄金週間。
最終日の5月6日。
振り替え休日。

といっても、今日の振り替えは、
昨日のこどもの日の振り替えか、
一昨日のみどりの日の振り替えか。

のっけからクイズみたいだが、
答えは、みどりの日の振り替え休日。

1948年7月20日公布・即日施行の『祝日法』。
正式には『国民の祝日に関する法律』。

その第三条の2。
「『国民の祝日』が日曜日に当たるときは、
その日後においてその日に最も近い
『国民の祝日』でない日を休日とする」。

今年の場合、みどりの日が日曜だから、
その後の日で、国民の祝日でない日は、
今日の5月6日。

なぜならみどりの日の翌日は、
国民の祝日のこどもの日。
だからその後の本来の平日の今日が、
みどりの日の振り替え休日となる。

だから、国民はみな、
今日の祝日をみどりの日に、
感謝しなければいけない。

商売をする人たちも、
みどりの日に、
感謝しよう。

さて、今日、まったく偶然にも、
店頭で清水信次さんに出会った。
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㈱ライフコーポレーション会長。
大正15年4月18日生まれの88歳。
満で数えて今年、米寿。

二人そろって、
カートを持ちながら写真。
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清水さんはいつも、
店回りの時には、
カートを押しながら、
細かくチェックする。

清水信次、88歳の現役。

ゴールデンウィーク最終日の今日、
清水さんは朝9時から店を回っていた。
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この店で9店目。

清水さんは、
業界活動や政治活動の、
様々な会議に、
実によく顔を出す。
そして意見を発する。

しかし、一見、そう見えて、
現場をよく回っている。

だからこそ、
ライフコーポレーションの店、
最近、とてもいい。
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もちろん、私もできる限り、
世界中の店を見る。

神は現場にあり。

それができない人は、
経営者やジャーナリストを辞めた方がいい。

今日は清水さんに出会って、
なんだか気分がすっきりした。

その後、夕方、
またまた、偶然にも、
私の父親に出会った。
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結城義登。
大正15年12月20日生まれ。

清水信次さんと同年。

仕事は既にリタイアしたが、
今は碁会所通いが日課。
その日課からの帰途。

今日二度目の、
大正15年生まれとの遭遇。

気分は盛り上がって、
父親と杯を傾けた。

2014年のゴールデンウィーク、
とてもいい終り方だった。

このブログでは何度も書いているが、
私には大正15年生まれの恩人が多い。

早稲田大学名誉教授の壽里茂先生。
s1
〈写真は2009年10月25日〉

学生時代に産業社会学ゼミで、
本当にお世話になった。

そしてもうおひとり。
故渥美俊一先生は、
2010年7月21日に亡くなられた。

しかし、私も、
命ある限り、
現役生活を続ける。

そんな活力がわいてきた。

さて、昨日の日経新聞文化欄。
ポール・セザンヌの『首吊りの家』が、
掲載された。
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(提供はMondadori/アフロ)

現在はパリのオルセー美術館にあるが、
1873年に制作され、
1974年の第1回印象派展に出品され、
酷評された。

私は高校の美術の授業で、
この『首吊りの家』を、
貼り紙で模写した。

貼り紙といっても、
既成の色紙(いろがみ)を使ったものではない。
写真集や週刊誌のカラーページなどから、
生きた自然の色を細かく千切りとって、
点描のようにして、名画を模写する。

3カ月ほどかかった記憶がある。
そんな授業だったから、
この絵は思い出深い。

日経新聞では、
写真家の鷹野隆大が評する。

「なんとなく見づらい絵だ。
かすみ目になったような。
すべてにピントが合っているのに、
すべてがボケている感じだ」

だから私の貼り絵には、適していた。

「人の認識を画面に反映できる絵画は、
本質的に写真より遥(はる)かに
空間や立体感の再現性が豊かである」。

「それを考えると、
この作品の『見づらさ』には、
意図を感じる」。

「身勝手な解釈だが、ここには
写真的視覚を体験した人の
造形への志向が
ほのかに現れている気がする」。

セザンヌは、自ら書いている。
「自然を円筒、球、
円錐によって扱いなさい」。

それがキュビスムに影響を与えたとされる。
キュビスムは二人の前衛画家によって創始された。
パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラック。

写真家・鷹野は、
当然そのことを知った上で、
「写真的視覚を体験した人」と、
セザンヌを評する。

私は10歳の時に右目の怪我をした。
視力はずっと0.001くらい。

それ以来、左目に手を当てて隠して、
右目だけでこの世を視ると、
光景は印象派の絵画のように見える。

貼り絵模写者の私は、
自分が絵を描く才能があるなどとは、
間違っても思わないが、
そんな見方があるのだろうとは、
想像がつく。

天才画家はもしかしたら、
視力的欠陥者だったのかもしれない。

フィンセント・ファン・ゴッホも、
アメデオ・クレメンテ・モディリアニも、
たしかに精神を病んでいた。

ポール・セザンヌは1839年1月19日、
南フランスのエクサン・プロヴァンス生まれ。

1906年10月15日、
野外で絵画制作中、
大雨に打たれて肺炎にかかった。
そのために10月22日か23日に死去。

67歳だった。

しかし最後まで、
彼は現役だった。

貼り絵模写者としてではなく、
結城義晴は現役を続けて、
清水信次や壽里茂、そして結城義登に、
負けない人生を送る。

そんなことを決意した、
黄金週間最終日だった。

〈結城義晴〉

2014年05月05日(月曜日)

こどもの日の「最悪・最善」と「50年後の人口1万人維持政策」

安近短黄金週間中だけれど、
Everyone! Good Monday!
[2014vol18]

今日はこどもの日で、
二十四節気の立夏。
夏が立つ日。

しかし今日、
沖縄は梅雨入り。

日本列島は四季があってよろしいけれど、
天気予報は一様ではない。

昨年の沖縄の梅雨入りは、
5月10日ごろだったから、
少し早い。

少し早く梅雨入りして、
少し早く梅雨明け。

このあたりは、
常盤勝美の2週間天気予報をどうぞ。
商人舎Magazineの、
Weekly商人舎日替り連載火曜版が、
詳しい。
その簡潔な略報は、
商人舎公式ホームページのブログでどうぞ。

明日が振り替え休日だが、
全国的に今夕あたりから、
帰省ラッシュ。
ご苦労様。

小売りサービス業の現場の皆さんは、
仕事に就いてから帰省ラッシュなど、
経験したことがないのかもしれないが、
それでも高速道路のサービスエリアや道の駅など、
これ以上ないというくらい大繁盛する。

商売繁盛はTPOSによる。
つくづくと感じさせられる。

Time[時]
Place[ところ]
Occasion[場合・理由]
Style[生活様式・ライフスタイル]

顧客が、
どんなときに、
どんな場所で、
どんな場合・どんな理由、
あるいはどんなきっかけで、
どんな暮らし方・どんな楽しみ方、
どんな生き方を求めて、
商品やサービスを購入するのか。

つねにTPOSを感じること、
考え続けること、
それがいわば、
リテール・マーケティングの基本。

さて、関東地方、
今朝の地震で目を覚まされた。

東京都心で震度5弱。
関東の広範囲で震度4。
横浜でも震度4。

首都圏直下型地震ではなかったようだが、
日本列島は、地震列島。

だからいつも、
最悪を覚悟して、
最善を尽くす。

私の心構えは、
常にこうある。
いや、こうありたいと、
腹積もりしている。

だから何ごとも、
自分で決める。
自分で行う。
自分で責任を持つ。

自律・自立、自己革新。
脱グライダー。

しかしこんな歌がつくられる。
容れものは容れられるものを
四捨五入せし形にて作られてをり

〈日経歌壇 横須賀・丹羽利一〉

さて今日のこどもの日に先駆けて、
人口問題に関する重要な報告がある。

昨日の日経新聞の「きょうのことば」が面白い。

日本の人口の推移。
1603年、江戸幕府が成立。
その人口は1227万人。

江戸時代を通じて緩やかに増加し、
明治時代以降、増加のペースが急激化。

1868年、明治維新のころは、
3330万人。

1945年、第2次世界大戦が終わったころ、
7199万人。

明治維新から100年弱で倍増。

さらに戦後二度のベビーブームなどあって、
2008年がピーク。
1億2808万人。

しかし国立社会保障・人口問題研究所の推計。
2048年に1億人を割る。
2060年に8674万人。
終戦直後に近くなる。

そのうえ、
65歳以上が人口に占める高齢者の割合は、
2010年の23%が、
2060年に40%弱。

半面、15~64歳の生産年齢人口は、
2010年の8173万人が、
2060年に4418万人。
こちらは半減。

この日本の決定的な人口問題に対して、
「選択する未来」委員会が、
経済財政諮問会議に中間報告をする。

政府は、これを受けて、
経済財政運営と改革の基本方針に盛り込む。

委員会会長は三村明夫日本商工会議所会頭。

日経新聞が昨日の一面トップで取り上げた。

その初めての目標は、
「50年後に人口1億人程度を維持」
50年後というのは2060年代。

具体的目標指標は合計特殊出生率。
つまり1人の女性が生涯に産む子供の数。
2012年で1.41。
2060年にこれを、
2.07以上
に引き上げる。
そうすれば人口は、
1億545万人程度になる。

そのための国費ベースの予算。
3兆円規模の出産・子育て支援。

政府予算の資源配分を、
「高齢者から子どもへ大胆に移す」
当たり前だけれど、大胆な提言。

その「費用は現在世代で負担」と明記。

さらに「年齢、性別に関わらず働ける制度を構築」。
女性・高齢者の労働参加も進める。

そのためにひとつは、
「出産・育児と仕事を両立させる」。
もうひとつは、
「働く高齢者を後押しする」。

さらによく批判される労働力統計で、
新しい指標を制定する。

具体的にはまず、
「新生産年齢人口」の定義を変える。
それは「20歳以上70歳未満」。

さらに産業構造の変更、大胆な規制改革。
これはお題目としてはずっと上がっていて、
総論賛成各論反対にばかりなっている。

三村日商会頭が会長だから、
「起業・廃業の新陳代謝で産業の若返りを進める」。

外国人は「移民政策」ではなく、
「外国人材を戦略的に受け入れる」。

諮問報告はいちいちもっともで、
斬新とは言えないかもしれないが、
確実にこれを達成してほしいものだ。

たとえ高齢者がもっと働こうとも、
高齢者への予算が子どもたちに回されようとも、
それに文句を言う者はいないはずだ。

立夏の日に春の季語とは、
季節はずれだが、
大好きな小林一茶の句。
雪とけて村いっぱいの子どもかな

2014年のこどもの日に、
そんな日本社会の到来を、
心から祈念したい。

ではみなさん、
連休は明日まで。
月曜日は、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2014年05月04日(日曜日)

ジジとみどりの日のみどり[日曜版2014vol18]

ジジです、
こんにちは。
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きょうは、
みどりの日です。
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みどりが、うつくしい。
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ユウキヨシハルのおとうさん、
おうちでゆっくり。
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ソファにすわってる。
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ブラジリエ。
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おへやのなかも、
しずかです。
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スタンド。
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ひかりが、
すきとおっています。
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ガラスのなかにも、
しいさなみどり。
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キッチンにも。
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ひかり。
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ボク、おなかすいた。
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おいしい。
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そとも、
きもちいい。
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ベランダも。
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草花がひかりを、
あびている。
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花ひらいた。
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チューリップやパンジー。
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だから、
みどりの日です。
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新緑のみどり。
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空にはえるミドリ。
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茶畑のみどり。
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緑のなかでは、
ボクはちいさい。
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ほんとうにちいさい。
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みどりをみていると、
生きることがうれしくなる。
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深い緑と若い緑。
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みどりの日にふさわしい。
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ボクはしあわせ。
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緑にかこまれて。
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おとうさんも、
しあわせ。
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緑のなかにいて。

ボクたち、
しあわせです。
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ありがとう。
こころから。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年05月03日(土曜日)

日本国憲法前文と第9条の短文と「集団的自衛権の行使」

66回目の憲法記念日。
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日本国憲法は、
1947年5月3日に施行。

その記念日は、
1948年の祝日法で制定。

対になっている文化の日は、
憲法公布日の11月3日。

毎年2回、
私たちは自分たちの憲法を、
熟考することになる。

この毎日更新宣言ブログ。
2007年8月12日から、
連続更新中で、
来月の26日に、
第2500回を迎える。

ほぼ7年間。
5000回は14年。
10000回は28年。
それは西暦2035年。

私は83歳。

少なくとも、
それまで続けたいが、
どうだろう。

そしてその時、
日本国憲法は、
改正されているだろうか。
日本社会はどう変わっているだろうか。
世界はどんな情勢になっているだろうか。

憲法記念日には、
そんなことまで、
考えさせられる。

いや、考えたくなる。

今日も夕日が沈んでいく。
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このブログでも何度か書いているが、
私は自分の著書の「はじめに」で、
日本国憲法を使ったことがある。

『小売業界大研究』。
2010年、産学社刊。

「私たちの日本国憲法は、
『主権が国民に存することを宣言』しています。
国の基本原理・基本原則を定める日本国憲法は、
まず、国民主権を掲げるのです」

「そのうえで、基本的人権の尊重、平和主義の
三つの考え方が謳われています」

「一方、すべての小売業もまた、
この三つの考え方を基盤としています」

「国の主権者である国民に、
一人ひとりの人権を尊重して、
商品とサービスを提供する。
そして、平和の中で、
小売業は繁栄する――」

「あらゆる産業は、
国民生活に貢献するために営まれています。
しかし、とりわけ小売業は、
国民の毎日の暮らしを維持・向上させるために、
最も国民に近いところで日々、活動します。
小売業はそのことに、
最大の存在意義をもつのです」

国民主権、
基本的人権の尊重、
平和主義。

小売サービス業も、
この三つの考え方に、
支えられている。

私の主張の根幹をなすものだ。

一方、憲法記念日にはいつも、
このブログでその前文を掲載する。

その都度、中学生の時に、
前文の全文を暗記したことを記す。

なんというか、
誇らしかったことを覚えている。

今年も掲載しよう。

日本国民は、
正当に選挙された
国会における代表者を通じて行動し、
われらとわれらの子孫のために、
諸国民との協和による成果と、
わが国全土にわたって
自由のもたらす恵沢を確保し、
政府の行為によって
再び戦争の惨禍が起ることの
ないやうにすることを決意し、
ここに主権が国民に存することを宣言し、
この憲法を確定する。

悪文。

その意味では、憲法。
表現方法を改定したほうがいい。

小学生でもわかる方がいいし、
憶えようとする中学生も、
内容をしっかりと理解できる方がいい。

そもそも国政は、
国民の厳粛な信託によるものであって、
その権威は国民に由来し、
その権力は国民の代表者がこれを行使し、
その福利は国民がこれを享受する。

主権在民の意味。
リンカーン宣言と同意。
そしてこれは変えてはいけない。

これは
人類普遍の原理であり、
この憲法は、
かかる原理に基くものである。


われらは、
これに反する
一切の憲法、法令
及び詔勅を排除する。

この後、平和について、
強調される。

日本国民は、
恒久の平和を念願し、
人間相互の関係を支配する
崇高な理想を深く自覚するのであって、
平和を愛する諸国民の
公正と信義に信頼して、
われらの安全と生存を
保持しようと決意した。

われらは、平和を維持し、
専制と隷従、圧迫と偏狭を
地上から永遠に除去しようと
努めてゐる国際社会において、
名誉ある地位を占めたいと思ふ。

われらは、全世界の国民が、
ひとしく恐怖と欠乏から免れ、
平和のうちに生存する権利を
有することを確認する。

これだけ強調される平和主義。
それは変えてはならない。

われらは、いづれの国家も、
自国のことのみに専念して
他国を無視してはならないのであって、
政治道徳の法則は、
普遍的なものであり、
この法則に従ふことは、
自国の主権を維持し、
他国と対等関係に立たうとする
各国の責務であると信ずる。

このパラグラフは、
政治道徳の法則を確認する。

これも国際国家として、
変えることはできない。

そして憲法前文のまとめ。

日本国民は、
国家の名誉にかけ、
全力をあげて
この崇高な理想と目的を
達成することを誓ふ。

悪文である点は、
なんとかならないかと思うが、
前文に関して、
その趣旨は変える必要はなさそうだ。

今日の記念日には、
改憲論議が盛んに行われる。

私が問うのは、
Five W’s and One H。

Who(だれが)
What(なにを)
When(いつ)
Where(どこで)
Why(なぜ)
How(どのように)

日本国憲法に関して、
はっきりさせなければいけないのは、
What・Why・How。

なにを変えるか、
なぜ変えるか。
どのように変えるか。

焦点のひとつとなるのは、
いつも日本国憲法第9条。

条文は意外に短い。


日本国民は、
正義と秩序を基調とする
国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。


前項の目的を達するため、
陸海空軍その他の戦力は、
これを保持しない。
国の交戦権は、
これを認めない。

これも毎年、表明しているが、
私は個人として、
「暴力と武力の行使」は、
これを「永久に放棄」している。

これも私個人のことだが、
マハトマ・ガンディーの非暴力不服従に、
熱い共感を持っている。

それは小売りサービス業に、
深くかかわる者として。

さて新聞各紙。
今年は社説で主張した。
今年の焦点は、
「集団的自衛権の行使」。

毎日新聞社説は、
わかりやすい。

「日本の平和と安全は、
二つの柱で支えられてきた」

「日本国憲法と、
日米安保条約だ」

「憲法9条によって、
日本は戦争を忌避」

「一方、日米安保条約は、
巨大な基地と補給拠点を
米国に提供することと引き換えに、
外国からの侵略を防ぐ役割を果たしてきた」。

「9条の理念を、
安保のリアリズムが補う」

だから、「9条が禁止してきた、
さまざまな形での自衛隊の投入が、
集団的自衛権を行使すれば
できるようになる」

「それは、
日本を支える二つの柱から憲法を外し、
安全を日米安保のみに
依存することに等しい」。

一方、今朝の朝日新聞社説。
「安倍政権と憲法
―平和主義の要を壊すな」

安倍晋三首相の
今年のやり方を指弾。

「条文はいじらない。
閣議決定によって、
『行使できない』としてきた集団的自衛権を
使えるようにする」

これはちょっと安易。

「日本国憲法の平和主義は
形としては残っても、
その魂が奪われる」。

読売新聞社説のタイトルは、
「集団的自衛権で抑止力高めよ」

つまりは朝日新聞と反対の主張。
安倍内閣にハッパをかける。
最後に日経新聞社説。
「集団的自衛権めぐるジレンマ解消を」

三つのジレンマを指摘。
日経は冷静でニヒル。

第1は「安倍首相のジレンマ」。
「安倍首相が前面に出てくれば出てくるほど、
抵抗が大きくなるという政治の現実がある」

第2は「政権公約のジレンマ」。
「自民党は2012年の衆院選の政権公約で、
国家安全保障基本法を制定し
集団的自衛権の行使に
道を開く方針を打ち出した」

ところが、今年は、
「安保基本法によるのではなく、
自衛隊法などいきなり個別法を
秋の臨時国会で処理する段取りだ」

第3は「改憲のジレンマ」。
「集団的自衛権の行使に風穴をあけると、
首相が掲げる改憲が差しせまった問題ではなくなり、
むしろ遠のくという皮肉な結果をもたらす」。

こうして4大新聞社説を並べると、
あるプロ野球球団のファンだから、
そのチームに肩入れしている新聞だけを、
毎日とっていることの危険性がよくわかる。

かといって、権威と伝統がありそうだからと、
その新聞だけ読んで安心しているのも、
正しいとは言えない。

読み比べ、見比べて、
ストアコンパリゾンをするように、
新聞にも政治にも、
自分の関心と見識を持ってもらいたい。

今年は「集団的自衛権の行使」が焦点。

だからこそ日本国憲法第9条の条文を、
今一度、国民に徹底して、
議論したい。

日本には、年に二度、
その議論の機会が与えられている。

〈結城義晴〉

2014年05月02日(金曜日)

忌野清志郎の命日に増田伊作さんが来社し「誇り高く生きよう!」

安近短黄金週間。
その中日の5月2日。

5年前の今日、
忌野清志郎が逝った。
kiyosiro
1951年4月2日生まれ。

私より一つ上。
そして2009年5月2日没。
58歳だった。

惜しい人だった。

「誇り高く生きよう」  
「誇り高く生きよう」  
「誇り高く生きよう」
「誇り高く生きよう」

清志郎の最後のメッセージ。

誇り高く生きよう!

しかし、新緑の季節。
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本当に美しい時に、
清志郎は逝った。

今日は横浜商人舎オフィス。

午後、増田伊作さん、来社。
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1954年12月生まれの59歳。
元㈱マスダ社長。

茨城県のマスダは現在、
㈱エコスの子会社。
木村幸治社長のもと、
13店舗のスーパーマーケットを運営している。

私たちはもう、30数年の付き合い。

お父上の故増田一さんの思い出、
故渥美俊一先生や故杉山昭次郎先生の話、
ご家族のこと、息子さんたちのこと、
新旧チェーンストア理論の話題、
スーパーマーケット経営のこと、
2時間ほどもしみじみと語り合った。

橘曙覧『獨樂吟』より。
たのしみは物識人に稀にあひて
(いに)しへ今を語りあふとき

2008年8月30日に、
やはり伊作さんは、
商人舎オフィスを訪ねてくれた。
当時はマスダ顧問だった。

その時、言葉を残していった。

「艱難が忍耐を生み出し、
忍耐が練達を生み出し、
練達が希望を生み出す。
この希望は
失望に終わることがない」

(新約聖書・ローマ人への手紙5章)

私はその時、伊作さんに、
著書と言葉を贈った。

著書は、
『お客様のためにいちばん大切なこと』。

ことばは、
朝に希望、
昼の努力、
夕に感謝。

今回は、
杉山昭次郎著『マス・カスタマイゼーション』を、
差し上げた。

そしてマザー・テレサの言葉。

Be careful of your thoughts,
for your thoughts become your words;
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。

Be careful of your words,
for your words become your deeds;
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。

Be careful of your deeds,
for your deeds become your habits;
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。

Be careful of your habits,
for your habits become your character;
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。

Be careful of your character,
for your character becomes your destiny.
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから

再び『獨樂吟』より。
たのしみは神の御國の民として
神の敎
(おしえ)をふかくおもふとき

伊作さん、互いに、
誇り高く生きよう!

後ろ姿に、目でそう呼びかけて、
増田伊作さんを送り出した。

安近短黄金週間の間の、
日差しは強いけれど、
静かな日だった。

〈結城義晴〉

 

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