結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年03月05日(火曜日)

Forbes世界長者番付とセブン&アイ、ローソン賃上げ・年収アップ

本当に春めいてきた。
今日は二十四節気の「啓蟄」。
「けいちつ」と読む。

「啓」は「ひらく」という意味、
「蟄」は「虫が土中で冬籠りすること」。
従って「啓蟄」は、虫の冬籠りが明けること。

『暦便覧』はこう記す。
「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、
穴をひらき出ればなり」。

花粉症さえなければ、
これからの季節は、ほんとうにいい。

さて、米国の雑誌『Forbes』。
3月4日に恒例の2013年版世界長者番付を発表。

日本人トップのファーストリテイリング柳井正さんが、
第66位で133億ドル(100円換算で1兆3300億円)。
これが各所で大きく報じられた。
前年の88位から大きく躍進。

しかし柳井さんと同業の世界のファッション関係者は、
スペインのZARA創始者のアマンシオ・オルテガが、
第3位で570億ドル。

スウェーデンH&Mのステファン・パーションが、
第12位の280億ドル。

小売業では、ウォルマート関係者が上位を席捲。
第11位、クリスティ・ウォルトン282億ドル、
第14位、ジム・ウォルトン267億ドル、
第16位、アリス・ウォルトン263億ドル、
第17位、 ロブソン・ウォルトン261億ドル。

サム・ウォルトンの子供たちが、合計1073億ドルで、
第1位のメキシコ人カルロス・スリムの730億ドル、
第2位、マイクロソフトのビル・ゲイツ670億ドルを上回って、
断トツの一番。

サム・ウォルトンは1992年に亡くなっているが、
相変わらず第1位に君臨している。

10億ドル以上の億万長者の数を国別にみると、
米国は17人増の442人、
中国は27人増の122人。

ロシア110人(前年96人)、
ドイツ58人(前年55人)、
イギリス37人(前年37人)、
台湾26人(前年24人)、
韓国24人(前年20人)、
フランス24人(前年16人)、
そして日本は2人減の22人。

私自身は別世界過ぎて、
あまり悔しいとは思わないが、
日本は9番目となっている。

日本の100位以内のランクインは、
第66位の柳井正さん。
ファーストリテイリング会長兼社長、資産は133億ドル。
以下、第128位、孫正義さん(ソフトバンク創業者)86億ドル。
第215位、三木谷浩史さん(楽天社長)56億ドル。

小売業だけ拾ってみると、
第527位、伊藤雅俊(セブン&アイ・ホールディングス名誉会長)27億ドル。
第641位、三木正浩(ABCマート創業者)23億ドル、
第1342位、似鳥昭雄(ニトリ創業者)10億ドル。
同、安田隆夫(ドン・キホーテ会長)10億ドル。

小売業では10億ドル以上が5人。
これはちょっとさみしい。

さて、この億万長者のニュースに対して、
一般庶民の賃上げの報道。
日経新聞。

セブン&アイ・ホールディングスが、
5万3500人の社員の「賃金を引き上げ」を発表。
UAゼンセンに属する労組の要求に満額回答、
イトーヨーカ堂やそごう・西武などはベースアップも実施。

ヨーカ堂は組合員平均(41歳)の給与を、
5229円アップさせる。
前年比1.5%プラス。

内訳は定期昇給が4322円(1.24%)、
ベースアップ分が907円(0.26%)。

子育て中の社員には「子女手当」を増額支給、
子供がいる35歳の社員の給与は2%アップする。

鈴木敏文会長のコメント。
「景気回復効果が流通業に回るまで2~3年かかるので、
こちらから働き掛ける」

これには拍手。

先にローソン新浪剛史社長が、
社員年収3%引き上げを表明したが、
これは賞与によるアップ。

しかしセブンの賃上げは以後も続くし、
最終的には退職金にもつながる。
労働組合としては賃上げを評価する。

さらに今日、甘利明経済再生相が異例の発言。
「ローソン、セブンイレブン、
次はファミマという風に期待している」。

日経の記事では、
第一生命経済研究所の永浜利広主席エコノミストが試算する。
「賃金が1%上がると、
個人消費は0.54%押し上げられる」

コンビニエンスストアは、
フランチャイズチェーンであるから、
賃上げといっても本部社員を対象とする。

多くの加盟店のオーナーや、
そこで働く従業員が実質的に所得が上がることこそ、
日本経済に貢献するものだろう。

億万長者と比べるとささやかなものだが、
それでも給料が上がれば希望も湧いてくる。

小さな喜び、
ささやかな幸せ、
明日への希望。

これが生きる活力となる。

ひとつずつ、
すこしずつ、
いっぽずつ。

今月の標語。

東日本大震災だけでなく、
日本国民一人ひとりの所得が増えねば、
本格的な消費の活性化はないと考えるが、
いかが。

さて昨日から商人舎に来客が続々。
まず、アイダスグループ代表・鈴木國朗さん。
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ご存知、スーパーマーケットコンサルティング第一人者の一人。
特にプロモーションとプレゼンテーションには定評があって、
㈱商業界時代、私は何度も鈴木さんの別冊号や単行本をつくった。

その鈴木さんと、
Webコンサルタントの猪股信吾さん(私の隣)。
そして商人舎チーフエディターの渋木克久。
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ホームページやウェブサイトの活性化について議論した。

今日は、宝酒造㈱のお二人。
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新野裕司さん(酒類事業本部流通推進部長、右)と、
井上善能さん(同副部長)。

7月11日、12日に京都で講演をします。

それから㈱紀文食品のみなさん。
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営業推進室営業販促部部長の福本篤英さん(右)、
執行役員社長室副室長の山本真砂美さん、
そして㈱豊珠興産LSI事業部チーフマネジャーの中尾崇司さん。

営業活動の相談と、
9月4日、5日の「紀文正月フォーラム」の打ち合わせ。

もう夏や秋のプランをつくり、
その実行について検討している。

仕事は早仕掛け、そして、
ひとつずつ、すこしずつ、いっぽずつ。

啓蟄の2週間後には、
3月20日の春分が待っている。

〈結城義晴〉

2013年03月04日(月曜日)

「イオン、ピーコックストア買収」事件とタイ小売業のM&A百花繚乱

Everybody! Good Monday!
[2013vol10]

2013年第10週、
3月の第2週となりました。

緊急ニュース。
ピーコックストアがイオンに売却される。

日経Web版は、
今日15時26分、ピーコックストア側のニュースとして報じ、
直後の15時38分にイオン側のコメントを載せた。

NHKは15時47分に、News Webにこの情報をアップ。

4月10日にスタートする『商人舎Magazine』ならば、
こういった「事件」をすぐさま解説、分析する。

さてピーコックストアは、
J.フロントリテイリング傘下のスーパーマーケット。
いわゆる百貨店系の企業。

そのJ.フロントは、
大丸と松坂屋が2007年に経営統合し、
それぞれの子会社のスーパーマーケットがやはり、
経営統合して「株式会社ピーコックストア」に商号変更。

大丸ピーコック、松坂屋ストア、横浜松坂屋ストアなどの集合体で、
現在、関東、中部、関西に88店を展開する。
2012年2月期年商は約1100億円。

株式の取得額は130億円、
買収総額は300億円。

4月1日付で買収し、
イオンの完全子会社にする。
これは一昨年の2011年11月の、
四国・中国地方のマルナカグループ買収と同じパターン。

イオンは今回手中にする首都圏の約50店によって
都心部のドミナントを強化する。

J.フロントリテイリングは、
大丸松坂屋百貨店やパルコに、
経営を集中する。

昨年6月28日のこのブログで、
私はピーコックストアがディスカウントすることを、
批判した。

「今年度から低価格店『ピーマート』を本格展開する。
現在2店、12年度中に4店を業態転換、
13年度は新規出店もスタート。
水を差すつもりは毛頭ないが、私は、
百貨店系の高級スーパーマーケット企業が、
ディスカウント型の店舗を展開するのは、
『おやめなさい』と言っている。
消費税増税で、
国民の価格コンシャスは高まる。
しかし、だからと言って、
社風に合わないディスカウント・フォーマットをやってみるのは、
流通業の歴史が示す間違いだ」

ピーマートは、
ピーコックストアの、
最後のあがきとなってしまった。

しかし、このニュースの波紋は大きい。

私は今年の潮流のひとつを、
新たなM&A急加速と言い続けているが、
百貨店系に限らず、
電鉄系スーパーマーケットも、
親会社の意思決定に委ねられる企業、
しかも親会社のお荷物となっている企業は、
「売れるうちに売られる」。

厳然とした事実だ。

その時にも、
「商人の本籍地と現住所」がある。
このことは忘れたくない。

商人は顧客とともに、店とともにある限り、
何時までも仕事し、社会貢献し続けることができる。

ピーコックストアの従業員の皆さんには、
「商人の本籍地と現住所」を強調しておきたい。

いきてゐてくれさへすればそれでいい
そばでなくともらしくなくても

〈日経歌壇 さいたま・松永浩司〉

さて、ひな祭りが終った。
1週間後は3・11。
今週はそのことを思いつつ、
仕事に邁進したい。

梅よ咲け壊滅したるこの浜に
〈日経俳壇 石巻・石の森市朗〉

東日本大震災に遭った宮城県石巻の歌人。
石巻の浜に梅が咲く光景を祈りつつ、詠む。

合掌して、
復興・振興を祈念したい。

さて、先週のバンコク視察報告のつづき。

ハイパーマーケットを2店舗紹介しよう。
第1がテスコロータス・エクストラ。
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エカチャイ・ディストリビューションが運営する。
イギリス・テスコとタイCPオールとの、
ジョイントベンチャーとして始まった企業だが、
現在はテスコの子会社で、
タイ小売業の第2位。

ちなみに第1位は、
そのCPオールで、
こちらはセブン-イレブン6822店を運営。

タイ国内のテスコロータスの総店舗数は、
2010年で698店舗。
テスコ・エクスプレスという小型スーパーマーケットがあるから、
店舗数は多い。

しかし売上げの主力は、
ハイパーマーケットのエクストラで、
店舗数は90店。
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これがよくできたハイパーマーケット。

広く、長いコンコース。
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床はピカピカ。

テスコ・プロダクト・ディベロップメント・センター。

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ここでは、試食や試用のデモが行なわれる。
お勧めの食品や日用雑貨も並べられている。

売場は基本カラーのグリーンとイエロー。
販促物もカラフル。
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一方、テスコロータス・ミニは、
都市型小型店。
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イギリスのテスコでいえば、
1000㎡のメトロの機能。

販促物はエクストラと同じものを使用している。
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セルフレジも当たり前。
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しかし経営は、ちょいと辛い。

ハイパーマーケット競争で、
テスコロータスとしのぎを削っているのが、
ビッグC。
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2010年、タイのカルフールを買収。
ビッグC87店、カルフール39店で、
ハイパーマーケットの店数では、
テスコロータスを凌ぐし、
店づくりは最強。

入口を入ると家電のクリアランスセール。
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こちらは収納用品のプロモーション。
見事にカラフル。
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タイの小売業は、色づかいが美しい。
月曜は黄色、火曜は桃色と、曜日の色が決まっている。
それらの色がベースになる。

輸入食品のコーナー。
黄と黒で目立つサイン。
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食品売場のプロモーションコーナー。
天井からは吊り下げのスポット照明。
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タイのハイパーマーケット競争は、
完全なる複占状態。

そのビッグCの裏手にできたショッピングセンターKvillage。
2010年3月にオープン。
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人気の専門店、飲食店を集合させたアッパーグレードのSC。
犬の散歩ができるなど、憩いの空間を意識。
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その中にある高級スーパーマーケット「グルメ・マーケット」。
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百貨店のエンポリアム傘下。
J.フロントリテイリングのピーコックストアのような存在。

日本酒や日本のお菓子など日本人向けの食材も豊富。
通路をはさんで、反対側には、
酒とコンビニエンスフーズとドラッグを集めた売場。
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このSCはまだまだ拡張中。
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最後に、大型商業施設「ゲートウェイ・エカマイ」。
BTS(スカイトレイン)のエカマイ駅に直結。
このエリアは、在住日本人や外国人が多い。
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そこに入ったのが「マックスバリュ」。
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24時間営業。

日本人向けの食材が豊富に揃うが、
もう少し現地化したい。
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入口に張り出してあるチラシもカラフル。
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国内同様、イオンデイには、
イオンカード利用で5%オフの告知。
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この商業施設には、
日本の企業が数多く出店していて、
全体に「ジャパン」色が強調されている。

ドラッグストアのツルハ。
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ご存知、イオングループ。

1階がドラッグ部門、2階はコスメティクス。
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若い女性に最新トレンドをアピールして、
この店は現地化に成功。

ダイソーは主要な商業施設には必ず出店している。
タイでは57店を展開。
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「60バーツ均一」が面白い。
約180円。

郡山を本拠にするらーめんの幸楽苑。
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5階に昨年11月1日にオープンしたイオンファンタジー。
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タイ初の子どものための屋内遊園地として、人気。
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ショップの改廃も進んでいる。
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よくよく見ると、メイドカフェ。
日本の風俗文化輸出。
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1階のイベント会場にいたタイ人の浴衣娘。
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タイ人は日本びいきだ。
だから「ジャパン」を強調した店やSCが、
都心に登場する。

イオン・グループが主力となったこのSCは、
それを狙っている。

イオンはアジア戦略を展開すると同時に、
日本国内ではM&Aを積極的に仕掛ける。

ピーコックストアがその最新ニュースだが、
今年に入って1月1日、
テスコ・ジャパン株式の50%を1円で取得。
同社は首都圏で113店を運営。

タイのテスコロータスとイオンは、
これから本格対峙する。

テスコ・ジャパンと日本のイオン、
そのテスコのタイ事業とCPオール。
タイのビッグCとカルフール。

一方、日本のカルフール店舗は2005年3月、
イオンが買収。

さらにイオンは昨年10月31日、
カルフール・マレーシア事業を買収。

イオンが国際企業になろうとしていることはよくわかるが、
最終的には「現地化」が巧みな親会社によって、
子会社はドライに売り買いされる。

この外国勢に「商人の本籍地と現住所」は、
理解できないに違いない。

まずもって「本籍地」の概念が存在しないからだ。

しかしピーコックストアの件には、
正直、驚かされた。

ショッキングな気分を振り払いつつ、
3・11を迎えたい。

では、みなさん。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2013年03月03日(日曜日)

ジジとひな祭り[日曜版2013vol9]

ジジです。
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きょうは3月3日。
ひなまつり。
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ひなまつりがくるまえに、
おとうさんはバンコクに、
いってきました。
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手をあわせるのを、
「ワイ」といいます。

商売の神様。
ガネーシャというなまえですが、
それはゾウ。
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タイではドナルド・マクドナルドもワイ。
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おとうさんは、
おもしろいものを、
たくさんみつけてきました。
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タイの女のひとの首。
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おおきな首です。
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それからボクのなかま。
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おおきなまねき猫。
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ショッピングセンターの入り口にいた。

これはZENというデパートの入り口にいました。
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ボクのなかまも活躍していて、
うれしい。

ところで、おひなさま。
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おびな。
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めびな。
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うつくしい。

でもボクは、
花より団子。
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ひなあらあれ。

はじめてです。
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なんか、あまい。
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これは、気にいりました。
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おとうさん、
これはなに?
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ビニールにつつまれている。
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これも、ためしてみたいなぁ。
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ひしもち。
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これがメインディッシュみたいです。

いいですか?
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きれいな形をしています。
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どこからたべるの?
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まず、においをかいで。
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ペロペロして。
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もっと、ペロペロ。
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味がない!
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ねえ、おひなさま。
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こっちは、味がないです。
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女の子のおまつりはきれいだけど、
メインディッシュに味がない!

〈『ジジの気分』(未刊だけど、いつか写真集?)より〉

2013年03月02日(土曜日)

「球春」に胸躍る季節、生協PBの「消費増税後値段据え置き措置」

3月2日。
明日はひな祭り。

売場はどの店も、
桃の節句一色。

春ですね。

さて今日から、
ワールドベースボールクラシック(WBC)開幕。
日本代表は三連覇を視野に入れる。

ナショナリズムを煽り立てることもできるだろうが、
野球ファンにとっては「球春」がいち早くやってくる。

今日から水曜日6日までが一次ラウンド。
日本はブラジル、キューバ、中国と闘って、
2番手までが二次ラウンド。
それが8日から12日まで。

WBCには16カ国が参加。
一次ラウンドは、4カ所に分かれて行われる。
福岡、台中(台湾)、サンフアン(プエルトリコ)、フェニックス(米国)。

上位2カ国が東京とアメリカのマイアミで二次ラウンド。

日本チームは一次が福岡、二次は東京。
地元で試合をするのだから、
これは盛り上がる。

そして決勝ラウンドが17日から19日まで。
こちらはアメリカ・サンフランシスコで開催される。

一方、春の甲子園大会3月22日から13日間。
第85回選抜高校野球大会。

プロ野球はセパ両リーグともに、
3月29日金曜日開幕。

だから甲子園の最後のピークと、
プロ野球開幕が重なって、
野球ファンには堪えられない春が展開される。

その先駆けが、今夜のWBC。
野球ファンは大いに楽しみたい。
それを商売に結び付けることも、
積極的に試みたい。

さて、来年4月の消費税増税に対して、
最初の動き。

それは全国の生活協同組合。
日経新聞の昨日の記事。

プライベートブランドの主力商品において、
消費税込みの販売価格を、
消費増税後も据え置く。

そのために日本生活協同組合連合会(日生協)が、
供給しているコープブランドの卸値を約5%引き下げる。
それを原資として各生協が消費増税後も、
増税前と同じ価格で提供する。

消費税の問題のひとつは、
「総額表示」の義務付けにある。
つまりは内税方式。

2004年から、これが義務付けられた。

私はそれを外税にすべきだと思う。
納税者にも税を納めていることを、
しっかり認識してもらって、
むしろ納税の義務を果たす行為に、
誇りを持ってもらうのがいいと思う。

それを生協が増税が正式決定する前から、
据え置きと発表するのは、
消費税対策を産業レベルで考え、対応することに対して、
なし崩し行為となる。

据え置き対象は、
「コープベーシック」310品目。
コープブランド約3800品目は年商4100億円。
ベーシックは500億円。

ちなみに全国の生協の年間売上高は3兆3000億円。
シジシージャパングループが4兆円を超えるから、
総年商では、イオン、セブン&アイ・ホールディングス、
そしてCGCの次に位置づけられる。

政府が軽減税率を導入しそうもないから、
「生協が自らそれをやろう」といった意図もあるのだろうが、
私はこの時期に、困った独断専行だと思う。

軽減税率とは、商品を「生活必需品と贅沢品」とに区分けし、
それを非課税にしたり、低税率にする方式。
当然、ベーシックな食料品はその筆頭になる。

生協は生協らしい考え方で、
自らコープベーシックを軽減税率化しようというのだろう。

セブン&アイの鈴木敏文会長は、
「増税分はそのまま転嫁できない」と発言しているが、
この「生協に追随する動き」が出る可能性があると、
日経新聞は書く。

しかしこれが大勢を占めるとなると、
「三方1%損」となりかねない。

大岡政談の「三方一両損」はよくできた話だが、
消費増税の三方損は、
製造業、卸売業、小売業。
それぞれが1%ずつ損をして、
増税前と同じ値段にする。

これを私は「三方1%損」と呼ぶ。

しかしそんなことを続けていたら、
消費税率が10%、15%、20%と上がって行った場合、
「三方3%損」から「三方5%損」まで、
エスカレートしていくことになる。

私は基本的に外税にして、
一般消費税を納めるという義務を、
国民に明確に意識しつつ、
誇りにしてもらうことが筋だと思う。
社会保障・税一体改革関連法案の趣旨を、
あくまで貫くためにもそれは必要だ。

小売業や卸売業、製造業は、
税とは関係なく、日常的にそれぞれの努力でコスト削減をし、
それを顧客に還元する。

こちらはこちらで、
正々堂々の競争をすればいい。

消費増税に絡めて、
「自分だけ、あるいは自分が最初に」という根性は、
よろしくないと考えるが、いかが?

球春に胸躍る3月。
水を差す行為は、ふさわしくない。

〈結城義晴〉

2013年03月01日(金曜日)

「日本商業の誇り」株式会社マルト設立50周年記念式典のこと

一月行く、
二月逃げる、
三月去る。

二月が逃げるがごとく終わり、
三月が始まった。

しかし「去る」がごとくに、
このひと月も、
時間の経過は早足。

その3月1日、
九州から関東まで、
「春一番」の突風が吹いた。

暦の上でも、
実際の陽気をみても、
3月・4月・5月が、
「春」。

その春の始まりの日に、
春一番。

これは語呂がよいし、
縁起もよろしい。
そう考えたい。

私は、福島県いわき市から帰ってきたが、
ちょっと疲れが溜まっている。

昨日、㈱足利屋洋品店社長の松﨑靖さんから、
「虹の架け橋」が贈られてきた。

商人がチラシのように配る地域新聞。
その連載「小耳にはさんだいいはなし」は、
私のお気に入り。
松﨑さんが手ずから書いている。

今月は、
中山靖雄著『すべては今のためにあったこと』のなかから、
一句を紹介。

よしあしの中を流れて清水哉
江戸時代後期の臨済宗禅僧で画家の仙厓和尚の句。
〈『仙厓義梵』掲載

ここで使われている「よしあし」には、
二つの意味がある。

「葦」という字は「よし」とも読むし「あし」ともいう。
イネ科の多年草。
ブレーズ・パスカルの「人間は考える葦である」は有名だが、
その「葦」でもあって、人間をイメージさせる。

水は、そのアシやヨシの間を流れ流れて、
やがて清水となる。

もうひとつの意味は「良しと悪し」。
人間や組織は、
良いこと悪いことをかいくぐって、
成長してゆく。

中山さんは言う。
「本来『良し』『悪し』というのは一対の岸であり、
その両岸の間をどう流れるかということが大事なのです」

3月は「よしあし」のなかを、
生き抜いていきたい。

まず3月を俯瞰しよう。
私たちの暮らしにとって、
ピークは三つある。

第1が3月3日のひな祭り。

今年の桃の節句は日曜日。
2月25日が雛人形を飾るリミットで、
従って、今週は徐々にひな祭りで盛り上がって、
日曜日に絶頂期を迎える。

女の子の節句。

韓国大統領朴槿恵(パククネ)さんは、
初の女性大統領。

タイ王国首相インラック・シナワットさんも、
史上初の女性首相。

21世紀は間違いなく女性の時代。
その女性の時代のひな祭り。

盛大に祝いたい。

ひな祭りを過ぎると、
1週間と1日後の月曜日が、
3月11日。

一昨年の東日本大震災から丸2年

死者と行方不明者の数は、
2月13日現在、
合計で1万8574人。

死者は1万5880人、
宮城県9535人、岩手県4673人、福島県1606人。
心からご冥福を祈りたい。

さらに行方不明者2694人、
宮城県1310人、岩手県1169人、福島県211人。

仮設などで避難生活を送る人、
フクシマ原発の影響で家に帰れない人、
仕事が再開できない人、
数知れず。

この震災を忘れてはいけない。
自民党政権になっても、
国を挙げて、
復興と振興に取り組み続けたい。

私も『店長のためのやさしい《ドラッカー講座》』の印税を全額、
日本赤十字社に寄付しているが、
これは続けていきたい。

そして3月の商人舎標語。
再びみたびよたびいつたび、
「ひとつずつ、
すこしずつ、
いっぽずつ」。

いつも、ここから始めよう。

3月の暮らしのピークの第3が、
3月20日(水曜日)の春分の日。

祝日法の趣旨は、
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日。

そしてこの春分の日をはさむ前後7日間が彼岸。
17日の日曜日が彼岸の入り、
23日の木曜日が彼岸の明け。

彼岸とは、「煩悩を脱した悟りの境地のこと」。
「煩悩や迷いに満ちたこちら側」を「此岸」(しがん)という。

中山さんがいう「『良し』『悪し』」というのは、
「彼岸と此岸」のことでもある。

今年も、
3月11日から3月23日までは、
わが日本人にとって、
彼岸と此岸の一対の岸を認識する日々である。

よしあしの中を流れて清水哉

心静かに、
このひと月を過ごしたい。
合掌。

さて、昨日は、
バンコクから帰国し、
その足で東京・大門のカスタマー・コミュニケーションズ㈱へ。
月例の取締役会。

その後、スーパーひたち23号で、
福島県いわき駅の一つ手前の湯本駅へ。
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それからタクシーで、
スパリゾートハワイアンズへ。
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昔の常磐ハワイアンセンター。

平成2年に名称変更しているが、
有名なのは映画『フラガール』。

そのラピータで、
株式会社マルト
創立50周年記念式典。

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いわき市、福島県の名士はもとより、
食品関係、日用品雑貨関係、製薬関係の企業トップが集って、
マルトグループの50周年を祝った。
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安島浩社長の挨拶、
安島祏司会長の言葉、
安島光子副会長の話。

私は遅れて入場したので聞き漏らしたが、
多くの人から「感動的だった」という声を聴いた。

来賓の挨拶は、
シジシージャパン代表・堀内淳弘さん、
三菱食品社長・井上彪さんなど、
シンプル。
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そしてお取引先トップ総出の鏡割り。
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見事に割れて、お目出度い。
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乾杯の音頭とご挨拶は、
味の素社長の伊藤雅俊さん。
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このあたりの演出は、
基本通りで簡素。
マルトらしい。

そして懇親。

料理とワインが、
飛び切りよかった。

通常こういった会合の食事は、
ちょっと残してしまう。
しかし今回は完食。

スパリゾートに用意させて2度の試食会をやった。
しかし気にいらず、お取引先の協力を得て、
マルトらしいおもてなしをしたという。

ワインも大塚製薬の飛び切りのリッジ2008年が、
全テーブルに並んだ。

食事とワインを楽しみながら、
私も懇親。

まず三菱食品最高顧問の廣田正さん。
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廣田さんは引退されて、
3月4日から、
鎌倉に「オフィス廣田」を開設。

ご苦労様でした。
そしておめでとうございます。

さらに伊藤ハム社長の堀尾守さん、
日清オイリオグループ専務の芋川文男さん。
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そしてメインイベントは、
フラガール。
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映画のフラガールよりも、
実際のフラガールの方が美しかった。

これは、はっきり言っておきたい。

祝賀会が終り、
出口の金屏風の前で、お別れ。
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安島浩社長、安島光子副会長、
そして車椅子の安島祏司会長。
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シジシージャパン顧問の川一男さんも。
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私は会長・副会長と写真。
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私の隣は衣料品ファミリー社長の安島ゆみ子さん。

そして最後の最後に、
マルト100周年を担う二人。
安島大司さん(右)と安島英城さん。
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大司さんが安島浩社長の長男で、現在マルト取締役。
英城さんが次男で、米国研修から帰国したばかり。

私はこの日、この二人に会いたかった。
そして「50年後の100周年をよろしく」と、
直接、言いたかった。

東日本大震災と福島原発事故のなかで、
地域のために活躍したマルトは、
「日本商業の誇り」である。

そのことを、将来を担う二人に、
伝えたかった。

祝賀会が全部終わって、
帰ろうとしたら、
ばったりとお会いした。
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くすりのマルト社長の安島力さんと、
㈱大木会長兼社長の松井秀夫さん。

そのまま、松井さんにさらわれるように二次会に。
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安島光子副会長が加わって、
「割烹 一平」。

いわき市のアンコウ料理の名門。

安島会長は奇跡的にガンを克服した。
その主治医が慶応義塾大学病院耳鼻咽喉科の小川郁先生。
小川先生の音頭で乾杯をして、
マルト50周年を再び、祝った。
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私は2011年4月1日に、
マルトを訪れた。

あの震災が勃発し、
月が明けた初めの日を選んだ。

そして、感動した。
心から応援した。

4月4日、5日と連続で毎日更新宣言ブログに、
「マルトの大震災孤軍奮闘物語」を書いた。

〈前篇〉が「店を開けることが私たちの使命」
〈後篇〉が「店を開けよう、売場に立とう!これが私の誇りです!」

それから2年が経過しようとしている。
原発の状況は一向に変わらない。
だからマルトの仕事の重みは、
ますます増している。

いわき市周辺に顧客たちが、
大切な生活を営んでいるからだ。

ずっしりとしたものを背負いながら、
マルトは全従業員、全役職員の、その総力で、
今日も仕事を続ける。

よしあしの中を流れて清水哉

合掌。

〈結城義晴〉

2013年02月28日(木曜日)

バンコク・サイアム地区のセントラル・グループとビッグCと「業界話」

2013年2月最後の日。

朝6時ごろに羽田空港到着。
タイはバンコクから6時間で帰国。

現地時間夜の10時半の搭乗で、
6時間弱のフライト、
そして時差2時間。

日本について、まるまる1日が活用できる。

しかしフライト中にずっと熟睡できるわけではない。
だから活用できるけれど、辛い。

帰国し、帰宅して、朝風呂につかり、
すぐに東京・芝へ。
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東京タワーをみると、
日本に帰ってきたんだなあ、
という感慨がわいてくる。

これ以外に、この感慨を味わわせてくれるのは、
富士の山だろうか。

芝・大門、カスタマー・コミュニケーションズ㈱。
定例の取締役会。

米倉裕之社長以下、
社員・従業員、みな頑張って、
会社がどんどんよくなっている。

役員会が終ると、
すぐに上野駅から常磐線スーパーひたち23号に乗って、
福島県の湯本駅へ。

㈱マルト創業50周年記念式典に参加。
その模様は明日のこのブログで。

さて、糸井重里の『ほぼ日刊イトイ新聞』。
巻頭言は「今日のダーリン」。

糸井重里が、「業界」について書いている。
「なんとなくなじめない話というのがあります。
それは、じぶんのいる『業界』を憂えることです」

「仮にね、お笑いの業界の人である芸人さんが、
『この業界は、いまこんなふうに苦しい』
というようなことを熱心に話し合ってるようなこと」

「映画業界であろうが、農業の世界であろうが、
家電業界であろうが、出版業界であろうが、
広告業界であろうが、レストラン業界であろうが、
どこも、『業界としての行き詰まりや欠点』があります」

糸井さんはズバリ言う。
「『業界全体』について憂えたり考え込んだりするのは、
まず最初にやることじゃないだろう、という気がします」

賛成。

「業界全体に逆風が吹いているときでも、
じぶんは、どういう仕事をして前に進むか、
つまり稼いでいくかを考えることが
第一だと思うのです」

業界のことよりも、
自分の店、自分の企業、
自分の仕事を語りたい。

「『最近はレストラン業界は、どうなんだろう』
と真剣に語り合ってるレストランよりも、
『なんとかおいしい料理を出して、よろこんでもらおう』
と、一所懸命に腕をふるっている店のほうが、
お客さんたちも通いますよね」

「なんか、ほんとはするべきことから逃げて、
みんなが『業界話』ばかりしてる気がするんだよなぁ」

糸井さんは『ほぼ日』というインターネット業界にいて、
日夜、そのイノベーションを考えている。

だから「業界話」のつまらなさを理解することができる。
私もそう思う。

さて、タイの小売業レポート。
近代化された主な小売業企業は、
セブン-イレブンを展開するCPオール、
テスコロータスを営むエカチェイ・ディストリビューション・システム、
ハイパーマーケットを展開するビッグCスーパーセンター、
百貨店を主体にしたセントラル・バッタナー、
そして同じく百貨店のザ・モール・グループ。
以上がベスト5。

2009年の数値でちょっと古いが、
CPが1370億バーツ、
テスコロータスが1123億バーツ、
ビッグCが703億バーツ、
セントラルが574億バーツ、
ザ・モールが401億バーツ。

1バーツは現在、約3.1円だから、
それぞれ3倍してもらえば、日本円での規模がわかる。

コンビニのセブン-イレブンはガリバー状態だが、
他の業態はそれぞれに、ほぼ2社ずつが、
マーケットを分け合っている。
つまり「複占」の状態。

私たちが最初に訪れたのは、
バンコク中心部のサイアム・スクエア。
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まず、
商売の神様の前で、
合掌。

この地区の中核は、
セントラル・ワールドプラザ。
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セントラル・バッタナー・グループが、
2006年にオープンさせた巨大複合商業施設の核店舗。

セントラル・ワールドプラザを真ん中に、
ZENと伊勢丹の3つの百貨店で構成される。
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さらにホテル、ワールドトレードセンターが隣接する。
総敷地面積は100万㎡と東南アジア最大級。

セントラルワールドには、
海外の人気ブランドショップから、
専門店チェーン、飲食チェーンなどが入っていて、
これは国際級。
つまり上海や香港、シンガポール、
さらに東京やニューヨーク、ロンドンにも劣らない商業集積。

国際級のショッピングセンターは、
国際空港と同じで、すぐに世界水準となる。

入口をはいると、コンコースには、
大きなシャンデリア。

中間層の上の層から、アッパーな客層を狙う。
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イギリスの「マークス&スペンサー」が入っている。
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アメリカのファストファッション「フォーエバー21」。
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そしてジャパン・テクノロジー「ユニクロ」。
この店がバンコク1号店。
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ショッピングセンター中央には、
大きな吹き抜けが設けられ、
回廊式のエスカレーターで上階まで運ぶ。
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その吹き抜けにプロモーションの垂れ幕。

セントラル・グループは、
主に3つのバナー名で百貨店を運営する。
第1がセントラル、第2がロビンソン、
そして第3が高級百貨店のZEN。

そしてセントラルグループは、
スーパーマーケットもチェーン展開している。
Central Food HallとTopsの2バナー。

このセントラル百貨店の7階に、
「セントラル・フード・ホール」がある。
まぎれもない高質スーパーマーケット。
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日本でいえば、
伊勢丹百貨店の中のクイーンズ伊勢丹、
そごう西武のシェルガーデン、
大丸のピーコックストア、
そして阪急百貨店の阪食、
そんな位置づけ。

入口のプロモーションスペースには、
ドライフルーツや果物味のチョコなどがカラフルに並ぶ。
その奥がフルーツ&ベジタブルコーナー。
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季節の果物プレゼンテーションが見事。
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オーガニック野菜も扱う。
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バルク販売のナッツ類。
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対面式のハム・ソーセージ売場。
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そして、これも対面方式の精肉売場。
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インストア・ベーカリー売場。
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ショーケース販売のチーズ売場。
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食品を宝石のように販売する。

右サイドには、冷凍食品、
グロサリー・HBCが配置されている。
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清潔感が漂うデリカテッセン売場。
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対面販売を強調する高質スーパーマーケットではあるが、
しかしこれはよくできたスーパーマーケットそのもの。

しかしこの店の特徴は、
フードサービスコーナーが売場に併設されていること。

お客は、その場で食べてもいいし、
持ち帰ってもいい。
ニューヨークのイータリーとまではいかないが、
かなり斬新な試みを展開。

パンやデザート・飲料を販売する「health brown」ショップ。
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サンドイッチやパスタを注文するグリルコーナー。
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ここには、カウンター席が設けられている。

こちらはタイ料理のショップ。
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小売りの売場とイートインコーナーの混在と融合。
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レジは2カ所で、ひとつは、
青果部門入口横にある3台のコンビニエンス・レジ。
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こちらはグロサリー・HBC売場の横にある10台のメイン・レジ。
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そして通路をはさんだワインセラー。
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その横のカスタマー・サービスのコーナー。
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店長のChertsak Kanpakdeeさん(中)に話を聞いた。
右は、エスコートしてくれたチャチャイ・トングラタナハンさん。
タイ小売業協会専務理事。
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「2006年にオープンし、現在、1日客数は約5000人。
フードサービスと物販は1対9の比率。
さらに物販は、フードが7割、ゼネラル(その他)が3割。
130人体制で運営している」

店長として心掛けていることは、
「クレンリネスの徹底です」。

店長は数値を日本のように、くわしくは知らない。
しかし、答えてくれた数値は、
現場をあずかる店長としての実感だろう。

さて、セントラル・ワールドプラザに隣接する伊勢丹。
セントラル百貨店とは通路で結ばれている。
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伊勢丹の5階に、
伊勢丹スーパーマーケット。
その入口では北海道スィーツフェア。
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セントラル・フード・ホールに比べると、
全体にせまくて、天井高も低い。
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日本人向けの、旧来のスーパーマーケットが、
百貨店の上階にあるという感じ。

品揃えは、日本製品が多い。

そしてこの精肉売場。
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スカスカの売り場に、愕然としつつがっかり。

それでも、日本人の固定客が、
しっかりとついている。
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惣菜売場は通路を挟んで別途展開。
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日本人客をターゲットにした店。

タイでは日本製品にあこがれる顧客が多い。
だからこの層をターゲットにした商売は大いに成り立つだろう。

ユニクロはジャパンテクノロジーを前面に出して、
現地の消費者をしっかりつかんでいる。

しかし伊勢丹はいつの間にか、
日本人をターゲットしてしまっている。
途端にマーケットは縮んでいく。

ターゲティングは、
確かなポジショニングによって、
客層を広げることができる。

これがポジショニング戦略の要の考え方。

そして、このサウヤム地区で、
セントラルワールドプラザと道を挟んで真向かいに位置するのが、
ビッグCスーパーセンター。
ハイパーマーケット業態を中核に展開する企業。
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ビッグCは、もともとセントラルグループの事業部門だったが、
フランスのスーパーマーケット企業カジノに売却された。
さらにこの企業が2010年にタイのカルフールを買収。
ハイパーマーケットの数は国内最大。

2階、3階がスロープで結ばれた総合スーパー。
1階にはテナントが入る。

2階は食品と日用品。
そしてドラッグストア。
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主通路は広い。
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カルフールが創造し、完成させたハイパマーケットの店づくりを、
忠実に再現している。

食品部門はベーカリーが導入部。
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ベーカリー売場から続く惣菜コーナー。
この惣菜コーナーは、持ちかえり用。
フライやミニ寿司など、
すぐに食べられる商品を対面でお勧めしている。
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鮮魚売場は、
氷を敷き詰めた平台で丸モノを販売。
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精肉売場では、多段セルフケースでのパック販売と、
平台ケースでのバラ販売を併用。
ひき肉も平台のバラ販売。
お客は必要な分だけすくって、袋に入れる。
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奥壁面には惣菜売場。
サラダやチキンローストなどが並ぶ。
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青果売場は売場全体のほぼ真ん中を占める。
ウォルマートのようなサイン。
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葉物コーナー。タイは野菜の種類が豊富だ。
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奥主通路沿いに冷凍食品コーナー。
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ビッグCのプライベートブランドのアイスクリーム。
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酒売場は時間帯によって販売できない。
だからこの時間は閑散としている。
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飲料売場では、ペプシの量販。
単品量販がハイパーマーケットの手法。
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2階のエスカレーターを登ると、
3階にはフェイスケア売場が登場する。
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2階のレジはごらんのとおり。
人がよく入っている。
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2階から3階へはエスカレーターで大型カートごと移動。
これはハイパーマーケットの常識。
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3階は、衣料品、家電、スポーツ用品、
それに家庭用品など非食品を展開。

主通路ではプロモーションアイテムを訴求。
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家電売場はまさにウォルマートのようだ。
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そして衣料品も比較的ハイセンス。
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タイでは、ほとんどの店が、
セキュリティシステムを入口に設けている。
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1階のテナントのひとつは、
イギリスのドラッグストア「ブーツ」。
現在はアメリカのウォルグリーンの傘下に入った。
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そして香港資本のドラッグストア「ワトソン」。
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ドラッグ・チェーンをほぼ、
隣同士で競い合わせている。

ビッグCスーパーセンターには、
実にお客がよく入っている。
高度成長時代を迎え、
中間層がボリュームゾーンとなってきたタイ。

日本の高度成長時代に、
ダイエーを中心とした総合スーパーが、
圧倒的な強さを発揮したように、
いまのバンコクでは総合業態が、
お客のニーズをジャストミートでとらえ、
ウォンツを満たす。

一方、コンビニが「後進の先進性」で、
異常に発達している。

ハイパーマーケットとコンビニに挟撃され、
食品スーパーマーケットは、
高所得層をターゲットとするしかない。


低所得層の食品ニーズは、
伝統的な市場が支えている。

この構造が、サイヤム地区を訪れるだけで見えてくる。

しかし、タイの小売業の人々は、
「業界話」で「内向きの論理」をもってはいない。
協会専務理事のチャチャイさんが、
そしてChertsak店長が、
それをよく示していた。

自分の仕事、自分の店、
そして自分の会社を、
より良くしようと考えていれば、
業界全体の衰退や低迷の話を、
語る暇はないのだ。

その意味でも、私たちは謙虚に、
タイ小売業に学ぶことができる。

〈結城義晴〉

2013年02月27日(水曜日)

タイ小売業の体系とトレンドをつかんで、帰国します!

いま、バンコク・スワンナプーム国際空港。
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素晴らしい空港。
これだけでもバンコクが国際都市として、
一流になったことを示す。

チェックインを終わらせて、
そのタイ航空のラウンジ。
やっとたどり着いた。
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今日は朝からゴルフ。
名門のナワタニ・ゴルフコース。
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メンバーは前田仁さんと小阪裕介さん。

32度の灼熱のコースを、
スルーで回って、
そのコースの素晴らしさ、
メンテナンスとホスピタリティに満足。
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その後、ダウンタウンで最後の視察をした。
ロビンソン百貨店のトップス・スーパーマーケット。

さらに最後の最後に、
タイ式オイルマッサージへ。
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これをしなけりゃ、バンコクに来た意味がない。

体中をジャスミン・オイルでもみほぐして貰って、
視察とゴルフの疲れをとり、
最後にゴキゴキと背中の骨を全部鳴らして終了。

気持ちよかった。
疲れがふっ飛んだ。

その後、JTBバンコク支社のシニアマネージャー前田健登さんと会って、
6月と7月のタイ小売業視察ツアーの打ち合わせ。

お疲れ様。

それから空港へやってきた。
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広大な空港のANAのラウンジを探し当てたら、
20時30分でクローズ。

ブログのアップをラウンジでしようと考えていたので、
大ショック。

その後、駆けずり回って、
タイ航空のラウンジを探して、
ギリギリ、間に合わせ程度のブログ。

申しわけない。

ということで、昨日予定していたタイ小売業視察レポートは明日に。

再び申し訳ない。

タイの小売業界は、
1997 年の経済危機をきっかけに、
勢力図が大きく変わった。

それ以前に進出していた外資企業は、
大丸、そごう、伊勢丹、東急百貨店、
さらにジャスコ(現イオン)、ファミリーマートなどの日本企業。

しかし通貨危機をきっかけに、
欧米系外資企業が躍進。

イギリスのテスコロータスや、
フランス・カジノ系のビッグCが、
本格的に市場参入し、
現在、ハイパーマーケット市場は外資の独占状態。

カルフールもビッグCに売却して撤退。

百貨店は、大丸が1990 年、
そごうが2001 年に撤退した後、
セントラルやザ・モールといったタイ企業と、
地元百貨店が市場をけん引している。

百貨店とハイパーマーケット、
それにセブン-イレブンをはじめとするコンビニ。

スーパーマーケットは、
高級タイプしかないと言ってよい。

日本の昭和30年代初めと言ったところか。

ただし空港をみてもわかるように、
高度成長の消費と経済があるから、
昭和30年代と現在が交錯している。

「後進の先進性」を現出させている。

ここにイノベーションの芽も生まれてくる。

私は、それを考察し、
伝えたいと考えた。

そして同時に、
中国、韓国と違和感をもたざるを得ない今日、
タイという国との交流は、
私たちの国際的存在価値をも見直させてくれる。

いい国だ。
大切な国だ。

つくづくと思いつつ、帰国する。

〈結城義晴〉

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流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

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(イーストプレス刊)

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