結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年04月14日(日曜日)

ジジとサンセット・ショー[日曜版2013vol15]

ジジです。
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ユウキヨシハルのおとうさん、
また、でかけています。

オキナワです。

海のそばのコテージ。
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夕日がさして、
うつくしい。
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でも、においます。
なにか、おいしいことが、
はじまりそう。
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これです。
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ポークチョップ。
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これをやいて、たべる。
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バーベキュー。
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ジュージュー。
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すぐにできあがって、
やきたてをたべる。
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たまりません。
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ビールもこんなにたくさん。
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オキナワのオリオンビール。

夕日にかざして、
カンパーイ。
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ほんとうにうらやましい。
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コテージのバーベキュー。
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たのしそうです。
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たべながら、
のみながら、
かたりあいながら、
夕日をみる。
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オキナワの夕日がしずむ。
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日ざしはつよかった。
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すこしずつ、よわまっていく。
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ボクも、みたいです。
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みんなで、みた。
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ボクも、みた。
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オキナワのサンセット・ショー。
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雲のうえの夕日。
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しずみそう。
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雲のしたの夕日。
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まあるい夕日。
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そのなかに、雲の線。
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ハンバーガーのよう。
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すこしずつ、線が上に。
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あがっていきます。
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いちばん上だけのこして・・・。
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ほんのちょっと、のこして。
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また、まあるくなる。
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まあるい夕日。
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さいごに、したのほうから、
きえていく。
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だんだん、きえていく。
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ほ~ら、きえていく。
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きえていく。
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きえて・・・いく。
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うつくしかった。
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なみだがでそう。

ユーキ・ゼミのみんなとフォト。
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ムトーさん、ウッチー、カガワくん。

rikkyoビジネスデザインのみんなと。
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そしてオキナワの人たちもくわわって、
全員で。
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たのしいうたげは、
これからです。
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オオタニさんとフラフープ。
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そしてシェーク・ハンズ。
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でも、ボクは、
つかれました。
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ホリちゃんと。
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サンシンでうたってくれて、
みんなで、おどった。
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おとうさんもギターをもって、
海の歌をうたった。
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それから卒業おめでとうケーキ。
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こころから、おめでとう。
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あさ、ビールはこれしか、
のこっていませんでした。
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おつかれさまでした。
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でも、よかったですね。

みんなたのしそうでした。

〈『ジジの気分』(未刊だけどいつか写真集?)より〉

2013年04月13日(土曜日)

消費増税後の「還元セール」禁止に関しての三つの観点

立教大学大学院・結城ゼミ卒業旅行。
沖縄に来て、3日目となった。

このところ、
あっちへ行ったりこっちへ来たり、
あれをしたりこれをしたり、
一度に多くのことをやりすぎて、
落ち着きがなかったのは確か。

なんとか一段落ついて、
沖縄旅行。

満喫している。

昨日は、沖縄第一の小売企業サンエーを訪問。
宜野湾コンベンションシティ店を見学した後、
アメリカンビレッジに寄って、
それから一路、残波岬へ。
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沖縄残波岬ロイヤルホテル。
ホテルの9階の部屋から見下ろす沖縄の海と空。
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素晴らしいけれど、寒かった。
気温も東京と2度しか違わない。

夕方ブログを書いていると、
すぐに宵闇がやてきた。
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夕食は「mintama」。
沖縄風イタリアン。
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アメリカのターゲットのロゴマークのよう。

民家を改造した店内。
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調理場にはイタリアン独特の匂いが立ち込める。
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フロアもシックな雰囲気。
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そして前菜から始まって、
サラダ、そしてピザ。
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これが絶品。

魚料理。
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オリオンビールから始めて、
白ワイン、赤ワイン。

イカ墨のスパゲティと、
沖縄風チャーハンで締めて、
大満足。
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前列は右から松井亮一さん、
武藤麻代さん、
後列は左から香川耕太郎さん、
内田憲一郎さん、
そして結城ゼミではないけれど、
結城ゼミ・シンパで特別参加の相澤繁さん。

その後ホテルに帰って、
深夜まで懇親。

今朝は、5時半に起きて、
私だけゴルフへ。
8人二組。

ジ・アッタテラスゴルフリゾート。
土曜日なのに意外に空いていて、
はじめての沖縄のゴルフを楽しんだ。

それから恩納村の海辺のコテージへ。
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空はやっと沖縄らしくなってきた。
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海はもともと沖縄らしいが、
エメラルドグリーンを見ることができる。
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今日は夕方から、
20人以上の人々が集まってきて、
バーベキュー。
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年に一度の卒業旅行。
ただの旅行ではない。

1年間苦労して論文を仕上げた後の旅行。
だから満足感はひとしお。

沖縄の海と夕陽が、
祝福してくれている。
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さて、消費税増税問題で、
政府と小売企業の対立が鮮明になってきた。

この問題は、
月刊『商人舎』プレ創刊号で特集を組み、
火をつけた感がある。

業界の重鎮・清水信次さんが、
総額表示に対して、
時限措置としての外税表記を勝ち取った。
清水さんは、生活産業消費者団体連合会と、
日本チェーンストア協会の会長。
日本スーパーマーケット協会、
新日本スーパーマーケット協会名誉会長。

これによって、現場の混乱が大きく軽減される。

昨日の12日、衆院本会議で、
その特別措置法が審議入りした。

外税方式は歓迎するものの、
問題は「消費税還元セール」の禁止事項。

この問題には三つの観点がある。
第一は、
「消費税を納税する」という観点。

小売業側からの一斉の反対の声に、
政府は甘利経済財政・再生担当大臣が、
説明にこれ務めている。
「消費税還元セールは、
やめてくださいとお願いしている。
消費税は還元するものでなく、
納めるものですから」

お願いしているのに禁止するのはおかしい。

「できるだけ安く商品を提供するのは
自由にやってもらえればいい。
あくまでも消費税は(消費者に)返さないで
ちゃんと(国に)納めてくれということ」

私もこの文言自体は、
正論だと考える。

消費税を納める。
そのことを国民が自覚する必要がある。
そしてその税の使い道を監視し続け、
政治に参画する。

つまりポリティカルな国民になる。

そのために、
「消費税還元」をセールに謳うのは、
よろしくない。

これは広い意味での、
倫理の問題だと思う。

日経新聞には、
小売関係者の本音として、
書かれている。
「消費者心理のあやをつかんだ
『消費税還元セール』という選択肢を残したい」

この「選択肢を残したい」というスケベ根性は、
いい加減、止めにしようではないか。

しかし第二の観点は、
今度は政府が、
セールを禁止するという法律をつくること。

小売商業自身の倫理問題を、
国が法律で裁くのは、
まったくおかしい。

私は「士農工商」の序列が、
今でも残っているとさえ思う。

だから甘利さんが、
「できるだけ安く商品を提供するのは
自由にやってもらえればいい」と言うならば、
セールの禁止などするべきではない。

第三の観点は、
「優越的地位の乱用」の防止という問題。

日経新聞にはこうある。
「交渉力が弱いメーカーや卸への
増税負担のしわ寄せを避けることが狙い」。

「独占禁止法でもこうした『優越的地位の乱用』を
取り締まることはできるが、
違反行為の認定は難しい」

これに対してイオン社長の岡田元也さん。
「不当なことをする小売業者がいるならば、
現行法で取り締まればいい」

私も最初から同じ見解を表明しているし、
この意見に賛成。

前にも書いたが、
だから「公取委、しっかり仕事しろ!」と、
言うしかない。

「前回の増税後の還元セールで
買いたたかれた中小企業が多かった」
日経は霞が関の声として紹介する。

ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正さん。
「消費税還元セールの禁止」に対して、
「法律自体が理解できない」

さらにユニクロは、増税後も、
「店頭価格表示を据え置く方針」を明らかにした。

つまりユニクロは、
「実質値下げ」。

柳井さんの見解。
「景況感の明るさが続くかどうかは不透明」
だから、今後も、
「価格のリーダーシップをとる必要がある」

これは正当な企業努力である。
顧客が喜ぶことは、
どんどんやればいい。

プライベートブランド専門のユニクロは、
売価を維持しながら、
3%分を吸収できる自信をのぞかせる。

ユニクロの店頭では、
「990円」「1990円」といった価格帯が
維持される。

イオン社長の岡田元也さん。
「転嫁して、お客様が
受け入れる状況になる
見込みはない」

イオンも体力で、
3%分を吸収する戦略を採用しそう。

ただし「消費税還元セール」などと、
みっともないマネはやめて、
さりげなく、「本体価格+税」を表示して、
顧客には納税感を持ってもらい、
本体価格はこれだけご奉仕しますと、
正々堂々の商売をする。

月刊『商人舎』の主張は、
この正々堂々の商売にある。

この消費税増税のときに、
正々堂々の商売の何たるかを、
世間に見せつけてやろうではないか。

〈結城義晴〉

2013年04月12日(金曜日)

結城ゼミ沖縄卒業旅行でサンエー宜野湾コンベンションシティへ

商人舎magazine。
お申し込みありがとうございます。

今朝、4時ごろ、目がさめて、
商人舎magazineの中の、
「Daily商人舎」の記事を書いた。
「イオン決算、
売上げ・経常過去最高
ROA4.4%」

分配率と総資産経常利益率、
そのウォルマートとの比較、
そしてトップバリュの売上高前年比29.3%増。

さらに今日、夕方、
渋木チーフエディターが記事をアップ。
「原信ナルスHD&フレッセイHD経営統合」

商人舎magazineのDaily Newsは、
スピーディで、しかも役に立ちます。

「Weekly商人舎」の金曜日は、
㈱商人舎チーフエディターの渋木克久の記事。
「Weekend News Summary」。
タイトルは、
「好調な決算
今日はよかった、
明日はどうか」。

『月刊商人舎』と「Weekly商人舎」、
そして「Daily商人舎」。

さらにフォトギャラリーとデータ。

多様なメディアが、
小売流通サービス業向けに、
集積されています。

さて、今朝の日経新聞一面に、
「小売りの今期
8割が増収増益」
の記事。

経済はなんといっても日経新聞。
そのトップ面に「小売り」が取り上げられる。
何をおいてもうれしいニュース。

「主要小売り各社の2014年2月期の業績見通し」
つまり今年度の成績と来年初めの決算予測。

小売企業55社のうち43社が今期、
増収・経常増益を見込む。
これは上場小売業の約8割。

しかも「3社に1社が経常最高益を更新する見通し」。
景気のいい話。

「イオンは今期の連結経常利益
2150億~2250億円」
前期比1~6%増える見通しだと発表。
岡田元也社長は慎重。
「株高など資産高の恩恵が
若い年齢層の消費者にまで及ぶかは不透明」

セブン&アイ・ホールディングスは、
連結経常利益3370億円の見込み。
これも14%プラス。

「無印良品」の良品計画の経常利益は、
221億円の見通し。
前年比12%増。

最後に、
「小売り55社の経常利益の総額」は、
1兆1800億円。

2010年2月期に比べて、
5割増の水準。

この年度は、
リーマンショックから始まった金融危機の年。
21世紀に入って最も利益が落ち込んだ年だが、
一番底から1.5倍になるのが、今年度。

しかし上場企業が好調ということは、
全てが好調とは言い切れない。

消費増税を控え、低価格消耗線は続く。
競争構造の変革が起こる。

あちらが良ければ、こちらは悪い。

それが今年の傾向。

だから非上場企業、中小企業は、
褌を締めてかからねばならない。

その危機感が今日、
原信ナルスとフレッセイの企業統合に、
現象化された。

無呼吸泳法の日々は続く。

その処方箋は、
『月刊商人舎』と『商人舎magazine』にて、
真剣に考察していきたい。

さて私は沖縄。

朝、宜野湾に向けて出発。
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米軍嘉手納基地の横を通る。

昨夜は、楽しい懇親会。
立教・結城ゼミの卒業旅行だから。
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東京風沖縄料理。

おわりの頃には、
こんなにくだけてしまった。
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特に最前列の堀田直樹さん。
結城ゼミ生ではない。
高岡ゼミ所属の、
結城ゼミ・シンパ。

だが、態度は一番デカい。

朝から訪れたのは、
㈱サンエーの最新店
宜野湾コンベンションシティ店。

対応してくれたのは、
田崎正仁さん(左)と上原俊也さん。
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田崎さんは取締役食品部長、
上原さんは宜野湾コンベンションシティ食品館店長。

お二人を囲んで、
結城ゼミ生とともに写真。
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視察を始めようとしたら、
ばったりとお会いした。

㈱なとりのお二人に遭遇。
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代表取締役社長兼会長の名取三郎さんと、
同営業本部九州営業部福岡営業所の厚田裕介さん。

この店、素晴らしい。
詳細は商人舎magazineの、
Weekly商人舎で紹介する。
写真はフォトギャラリーで公開。

2フロアのショッピングセンターとなっているが、
1階のスーパーマーケット部門と、
2階の衣料品・住関連が、
サンエー独自の売場。

トップには、
清明祭向けの商品。
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天井は湾曲していて、
素晴らしい空間を演出している。
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沖縄そばのカテゴリー。
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青果、鮮魚、精肉と、
意図のこもった売場づくり。

惣菜がまた、特に良い。
そのカレーバー、スープバー。
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パンのエンドは、
ローソンセレクトでコーナーづくりされている。
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サンエーは沖縄エリアで、
ローソンのエリアフランチャイジー。
だからこのように、
ローソンのプライベートブランドを、
積極的に展開。

さらにニチリウのプライベートブランドのエンド。
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ブランド名はくらしモア。

1階の食品館は720坪の完璧なスーパーマーケット。

2階の衣料品は好調。
外側をテナント、中央を自社の売場として、
両者が融合している。
その中核となる「かりゆし」コーナー。
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そしてフードコート。
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ファミリーレストランは、
九州の雄ジョイフル。
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この店も、サンエーが、
フランチャイズ方式で、
加盟店となって運営。

店の裏手には、すぐ後ろに、
宜野湾のヨットハーバーが見える。
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店全体に貫かれているのは、
顧客視点。

その一つの例が、
このエスカレーターの段。
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どこにホスピタリティが表現されているかは、
お考えいただこう。

レジではサッカー・サービスを展開し、
随所に顧客志向の対策が講じられている。

テナントはドラッグストアのマツモトキヨシ、
東急ハンズ。
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いずれもサンエーが、
フランチャイジーとなって運営。

最高レベルのオペレーションを展開。

だからサンエーの総合スーパーは、
十二分に利益を出している。

視察が終ってから、
昼食をとりながら、
1時間半もレクチャーを受け、
議論した。

田崎さん、上原さんには、
心から感謝したい。

詳細な分析レポートは、
商人舎magazineのWeekly商人舎に、
写真はフォトギャラリーに掲載。

さて結城ゼミの卒業旅行は、
沖縄アメリカンビレッジへ。
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おおきな観覧車Sky Max60。
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ビレッジ内には、イオンの総合スーパーのほか、
『カーニバルパークミハマ』は、
衣類・雑貨店やカフェ・レストランが充実。
『シーサイドスクエア』は、
アミューズメント施設。
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アイスクリームを食べてから、
マンゾクそうに写真。
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結城ゼミ卒業旅行は、まだまだ続く。

しかしサンエーの店には、
アメリカにも負けない顧客志向があった。

〈結城義晴〉

2013年04月11日(木曜日)

立教・結城ゼミの沖縄卒業旅行とTPPの「消費者視点」の優先

『月刊商人舎+商人舎magazine』
プレ創刊号が昨日オープンしましたが、
今日は朝からお申し込みが続きました。
ありがとうございます。
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プレ創刊号としたことには、
理由があります。

紙の『月刊商人舎』は、
私も30年以上の経験がありますから、
まったく問題はないのですが、
網の『商人舎magazine』は、
インターネット上のサイトです。

どんな不具合が生じるか、
予想がつきません。

したがって、1カ月間を、
試用期間としてその不具合への対応を図り、
あらためてグランド創刊を、
5月10日にさせていただこうと考えたわけです。

今朝から、インターネットでお申込みいただきましたが、
そのなかでやはり、若干の不具合が生じました。

申し訳ありません。

すぐに対応し、
改善を図りました。

現時点でお申し込みの皆さんには、
紙の『月刊商人舎』4月号は、
お手元に届きません。
5月10日号からです。

しかしそれでも、お申し込みの皆さんには、
1カ月間の『商人舎magazine』を、
無料で閲覧できる特典を差し上げます。

いま、申し込めば
13カ月の閲覧が可能
となるわけです。

ただし、試用期間ですので、
不具合が起こる可能性もあり、
また、商人舎magazineのコンテンツも、
いまだ構築中です。

ご容赦ください。

そのための「プレ創刊号」でもあり、
だからの「特典」ということにもなります。

それでも、こんなにお申し込みをいただいて、
心から感謝しています。

ますます内容、システムともに、
充実させねばならないと、
商人舎編集部一同、
気力にあふれています。

志定まれば、
気盛んなり。

〈吉田松陰〉

さて、私はいま、
沖縄県那覇市。

立教大学大学院結城ゼミ第4期生の卒業旅行。
昨年の第3期生は台湾の台北に行った。
今年は沖縄県那覇市。

朝10時に羽田を発って、
午後1時過ぎに那覇空港に到着。

すぐにレンタカーを借りて、市内の国際通りへ。
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そして腹ごしらえはステーキ。
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ステーキハウス88。
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2階に上がると、狭いドア。
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そして昔懐かしの喫茶店のような店内。
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厨房からはいい匂い。
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このマークがある店は、
米軍関係者も安心して来店できる。
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「A」マークは、
Approved[承認済み]のA。
米軍から承認された店という意味。

私たちが注文したのは、
もちろんランチ・ステーキ。
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1250円也。

アメリカ人が満足する本場の肉と焼き方。
焼き具合はミディアムレアを頼んだが、
これぞミディアムレア。

日本のレストランは、
ミディアムレアがミディアムくらい、
レアがミディアムレアくらい。

要は焼き過ぎ。
それがこの店は、
正真正銘のミディアムレア。

マンゾク。

レジには有名人の色紙サインが飾られていた。
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おもしろいのは、
ドルでも支払いができること。
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私は先週帰国したばかりで、
財布の中には200ドルほど入っていたが、
日本人はドルでは勘定してもらえず、
残念。

1ドル85円なのに。

その後、市場本通りを視察。
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ものすごい商店街。

中に、有名な公設市場。
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那覇市第一牧志公設市場。

こんな商品まで。
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〈詳細は帰浜してから、
『商人舎magazine』のWeekly Specialに、
掲載する予定〉

私たちは、塩専門店を訪れた。
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有名な「塩屋」(マース・ヤー)。

そこで写真。
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結城ゼミ&高岡ゼミ・堀田直樹さん。

沖縄の卒業旅行、
日曜日まで続く。

乞う、ご期待。

さて、今日からマスターズトーナメントが始まる。
男子ゴルフ・メジャー第1戦。
場所はアメリカ、オーガスタ・ナショナルGC。

タイガー・ウッズ完全復活が話題に上るが、
世界ランキング第2位ロリー・マキロイ、
サウスポーのフィル・ミケルソン、
日本からは石川遼、藤田寛之に期待がかかる。

沖縄でゴルフもする私にとって、
おおいに楽しみだ。

さて、日経新聞の夕刊に、
「TPP参加、米と合意」の記事。
環太平洋経済連携協定(TPP)交渉。
事前協議で大筋合意し、明日の12日、
合意文書を発表する。

これに関して、
昨日の日経新聞『大機小機』。
タイトルは、
「TPPに必要な消費者の視点」

この視点、私は、
まったくもって同感。

TPPの交渉参加に関しては賛否両論がある。
それぞれに言い分があるが、
「両者に共通するのは
企業の収益確保である」

「自動車や電気機器などは輸出拡大を期待し、
農業関係者は農産品の輸入増大を心配する」

つまり相反する目的が含まれている。
「相手国の保護撤廃」と「日本の保護維持」である。

「これは、経常収支の黒字が勝ち、
赤字が負けという通念とも整合する」

しかし、標準的な貿易理論が説くのは、
「経常収支の均衡を前提に、
賃金や利子・配当所得と関税収入を考慮し、
消費者としての国民の利益を考える」

つまり消費者の利益最優先であること。
業界や企業の利益優先ではないこと。

保護貿易とは、
「外国製品に関税をかければ、
国内での販売価格が関税分高くなる。
それでその製品の需要が抑えられ、
国際価格が下がる。
安く輸入できるから、
日本は得をする」。

「このとき消費者の払う額は関税分だけ高いが、
その分は政府の歳入となり、
減税や歳出拡大を通して国民に戻る」はず。

「そのため総合的な便益は、
国際価格の動きが決める」

保護貿易とは、
「外国製品を買い控えて国際価格を下げ、
その輸入支払い分を稼ぐために
必要な国産品の輸出量を減らす政策」。

「海外に渡す国産品が減れば、
国内で使える量が増え、
消費者の生活が豊かになる」

TPP反対派の論拠がこの思考回路。

このように損得をすべて考慮しても、
日本のある程度の保護継続と、
相手側の保護撤廃が望ましいことになる。

しかし「国内で使える国産品が増えて
消費者が得をする」という理屈は、
現実に合わない。

「需要不足の現状」があるからで、
この状況のもとでは、
「国産品の購入は増えず、
物余りが拡大する」。

「結果的に景気が悪化すれば、
人々の生活は逆に苦しくなる」

さらに、たとえ、
「輸入を減らし輸出を増やすこと」がうまくいきすぎて、
日本の経常収支の黒字が拡大しても、
これがまた円高を呼んで、
結局は輸出が減少する。

「円高を避けながら販売を伸ばすには、
内需拡大しかない」。

コラムニストは強調する。
「TPP交渉において、
企業の立場だけでなく
消費者の立場で考えることが
重要だ」

「消費者が喜ぶ外国製品の輸入を促進する」
「円安を導くから国産品の需要も増える。
内需拡大で新産業が育つ環境も整い、
産業構造の転換も容易になる」

「商品の種類も増えるから消費者も喜ぶ」

「内需拡大による雇用増加で、
景気も上向く」

この論法がコラムニストの主張。

私は小売りサービス業に立脚して、
モノを考え、論じている。

常に消費者が喜ぶことが、
内需を拡大させ、
それが先進国共通の経済対策だと思う。

沖縄に来ていると、
不思議な感覚に襲われる。

日本国内に居ながら、
外国に来た気分。

やがて環太平洋は、
日本本土と沖縄のようになってゆく。

そのとき、TPPは重要な役割を果たす。

いちばん重要なのは、
「消費者の視点」である。

ジョンFケネディのコンシューマー・ドクトリンである。

〈結城義晴〉

2013年04月10日(水曜日)

商人舎magazine ただいま、オープン! 「おかげさまで」

満を持して、
待望のお知らせ。

商人舎magazine
2013年4月10日14時。
ただいまオープン。

http://magazine.shoninsha.co.jp/

20130410122654.jpg

店は客のためにある。
店員とともに栄え、
店主とともに滅びる。

その店は、歴史的に、
超大型百貨店がまず、
世界を支配した。

次に総合スーパーが隆盛した。

さらにはスーパーマーケット、
ホームセンター、
ドラッグストア、
バラエティストア、
ファーストファッション、エトセトラ、
中型店業態のバラエティ化が進んだ。

そして最後に、
コンビニエンスストアが覇権を握る。

だんだん強い店は小さくなっていく。

しかしここで終わりではない。

古くて新しい無店舗販売。
つまりIT社会に便利な、
ネット・リテーラー。

そして究極のO2O。
On-line To Off-line。

メディアの世界でも、
ペーパーからネットへの転換が、
急で、激しい。

パソコンやスマホが、
これほどに普及した今、
「紙と網の融合」こそ、
受け手にとって、
最も、
便利で、
安価で、
リアリティある
ジャーナリズムである。

〈結城義晴&株式会社商人舎一同〉

おかげさまで、
ここまでやってくることができました。

とはいっても、いまだ、
5合目付近でしょうか。

富士登山ならば、
これから本格的に登りはじめる。

激変の日本社会。
激動の流通小売業界。

そのめまぐるしい時代の変化に対して、
毎日更新宣言ブログと、
商人舎magazineと、
そして月刊商人舎と、
三つのメディアで、
考え、行動し、発信していきます。

もちろん生身の結城義晴が、
いちばんのメディアであることは、
自ら自覚するところです。

今月の商人舎標語、
「おかげさまで」。

この気持ち、
忘れずに、
精進していきます。

よろしくお願いします。

〈結城義晴〉

2013年04月09日(火曜日)

小売商の娘サッチャーが父から影響を受けた市場競争原理

『月刊商人舎』プレ創刊号、
出来上がりました。
20130409183229.jpg
チーフエディター渋木克久と、
発行人・結城義晴。

これから㈱商人舎は、
三つのメディアを、
世に問うていきます。

第1が「商人舎サイト」。
これは従来通りの商人舎ホームページと、
[結城義晴のブログ毎日更新宣言]。
無料です。

第2が『月刊商人舎』。
紙の月刊雑誌。
有料です。

年間購読料1万8000円(本体価格)。

第3が『商人舎magazine』。
網のMonthly&Weekly&Daily Magazine。
これもウェブサイトですが、
『月刊商人舎』の年間購読者と、
そのチームメンバー4人に、
IDとパスワードを提供。

いつでも、どこでも、
見る、読む、使う。

したがって、ひとり、
ひと月に300円也。

商業現代化のためのオピニオンを主張し、
知識商人養成のための知恵と情報を提供し、
しかも利益の上がる会社と店をつくる。

ただし、グランドオープンは5月号。
ご購読はこの実質的な創刊号から。

よろしくお願いします。

自分がどんなに苦しくとも、
どんなに忙しくとも、
どんなに追い詰められていても、
常に周りを見ていたい。
世界を感じていたい。
顧客の動向を知っていたい。

仕事とはそんなもの。
どんな時にも手を抜きたくはない。

マーガレット・サッチャーさん、逝去。
脳卒中で、87年の生涯を閉じた。

1979年から1990年まで、
11年間、イギリス首相。
アメリカのレーガン大統領、
ソビエト連邦ゴルバチョフ大統領とともに、
東西冷戦の幕を引いた。

別名「鉄の女」。

どんな時にも絶対に、
手を抜かなかった女性。

「小さな政府」を標榜し、
市場原理と競争原理を導入して、
経済の自由化を実現する政策。
これが『サッチャリズム』。

国営企業民営化や規制緩和を進め、
英国病に陥った経済を復活させた。

1925年、リンカンシャー州グランサム生まれ。
実家はグロサリーストア。
父・アルフレッド・ロバーツは、
市長経験者。

「人間として必要なことは
全て父から学んだ」

その父はもちろん、
小売業者。
自由主義経済学者ハイエクに影響されたが、
その著書を読む前から、
「父の商売を通じ、
自由市場のなんたるかを
心得ていた」。

つまり、小売り商業者の哲学と、
その寄って立つ市場競争原理が、
マーガレット・サッチャーを通して、
英国病を立ち直らせたことになる。

オックスフォード大学卒業後、
59年に下院議員に初当選。
75年に保守党党首、
79年、イギリス史上初の女性首相。

1982年のフォークランド紛争では
力による外交を展開。

私は映画『The Iron Lady』で、
フォークランド紛争後のサッチャーの言葉に感動。
メリル・ストリープが見事に演じた。
「いまこそ、
イギリス国民であることに
誇りを持つ時です」

そのサッチャーの実家が、
グロサリーストアであったことは、
忘れられない。

世界各国からの声を、
日経新聞の記事から拾った。

中曽根康弘元日本国首相。
「第2次世界大戦後、自由世界で
レーガン元米大統領とともに
記憶されるべき政治家」
レーガンはアメリカ国民からは、
本当に驚くほど人気が高い。

「旧ソ連に対抗し、自由世界が
協力団結すべきことを訴えた
傑出した政治家だった」

ゴルバチョフ元ソ連大統領。
「初めて1984年に会って以来、
サッチャー氏とは人間関係をはぐくみ、
それにより高まった相互理解が
東西冷戦の終結につながった。
歴史に残る大きな政治家だった」

キッシンジャー元アメリカ国務長官。
「米国にとって信頼できる心強い盟友だった」

「冷戦終結への先見の明を持った
最初の指導者の一人だった」

「一般的なイメージとは異なり、
非常に暖かい人物だった」

オバマ米大統領。
「世界は偉大な自由の闘士を、
米国は真の友人を失った」

実に巧いコメント。

「彼女は破れない『ガラスの天井』はない
という見本を我々の娘たちに示した」
これも上手。

「レーガン元米大統領と共に、
我々は信念と不屈の勇気、鉄の意志によって
歴史の潮流を作ることができるのだと
世界に知らしめた」
これもいい。

安倍晋三首相。
「意志の力を身をもって示した
偉大なリーダーであり、
国家国民のためにすべてをささげた
尊敬すべき政治家だった。
英国民と深い悲しみを共にしたい」
オバマに比べると、
ありきたり。

多くを望みはしないが。

さて昨日の日経新聞。
「ファミマ、コンビニ+ドラッグ店拡大」

ファミリーマートは、
2014年度末までに
コンビニとドラッグストアの融合店舗を。
約200店出す。

その手法は、
ドラッグストアのローカルチェーンと、
フランチャイズ契約を結び、
既存のドラッグ店を転換するというもの。

現在のところ、
4社とFC契約を結んでいる。

九州の大賀薬局、
北陸のコメヤ薬局などは、
FCの既存店を改装し、6月にも、
コンビニとドラッグ店の融合店舗を開く。

今回の提携でファミマの融合店舗は
首都圏・近畿圏以外にも広がる。

今後2年間、
FCのドラッグストアを、
20社に増やす。

融合店舗は売り場面積が500~600㎡、
通常のコンビニの4~5倍。
取扱商品はほぼ2倍の5000品目。

医薬品以外に、
日用品や化粧品も大幅拡充。

既に昨2012年からファミリーマートは、
ヒグチ産業と組んで、
「ファミリーマート+薬ヒグチ」を、
出店している。
現在は東京都内などに2店。

アメリカでも、
ウォルグリーンやCVSファーマシー
が、
食品の強化を図っている。

ウォルグリーンは食品部門を、
「Up Market」などとネーミングしているが、
これは日本のコンビニ機能そのものである。

もともとアメリカはコンビニ発祥の国だが、
そのコンビニは一度、ほとんどの企業が、
倒産状態に陥った。

その代りにドラッグストアが、
日本のコンビニの便利機能を果たした。

だから必然的なラインロビングで、
ドラッグストア+コンビニが、
出来上がった。

日本でも2009年に薬事法が改正されると、
徐々に相性の良いコンビニ&ドラッグ店舗が、
登場し始めた。

24時間営業のコンビニが、
医薬品需要への対応小売業として、
最適だからだ。

日本の薬事法の改正も、
いわばサッチャー同様、
市場競争原理に対応したもの。

月刊『商人舎』も基本的には、
市場原理と競争原理を支持するものだ。

すなわち、
「競争はあなたの仕事です」。

〈結城義晴〉

2013年04月08日(月曜日)

『月刊商人舎&商人舎Magazine』プレ創刊号・今週水曜日発刊!

Everybody! Good Monday!
[2013vol14]

いい季節です。
20130408125536.jpg
ハナミズキ。

商人舎オフィス裏の遊歩道。
20130408125545.JPG

たんぽぽのやうなあいさつする子かな
〈朝日俳壇より 弘前市・千葉新一〉

人間がみな、
いい人に見えます。
いい人に感じられます。

そんな、いい季節。

2013年第14週。
4月の第2週。

東京・横浜では、
桜の季節が終わった。

咲ききりし緊張ほどく桜かな
〈朝日俳壇 牧方市・中嶋陽太〉
満開の桜が極まって、散ってゆく。
満開の緊張がほどけていくように見える。

この季節、やはり桜の句が多い。

朝桜倒れるまでを歩きたし
〈日経俳壇 千葉・田中浩子〉

朝の空気、満開の桜、
そのなかを、
倒れるまで歩きたい。
わかる。

にほんといふやさしき響き山桜
〈日経俳壇 みよし市・稲垣 長〉

桜と日本、サクラとにほん。
よくぞ日本に生まれけり。

4月第2週、学校では、
今日から新学期の授業開始。

立教大学のビジネスデザイン研究科は、
水曜日の10日からスタート。

その4月10日は、
『月刊商人舎』プレ創刊号発刊の日。
今日段階で、
創刊準備号は発送された。

そして4月10日、
『商人舎magazine』スタート。

結城義晴責任編集のウェブマガジン。

この日から正式に、
購読者募集開始。

10日、このホームページに、
申込みバナーが登場します。

購読は、1年間一括方式。
年間購読料は、
本体価格1万8000円。
税込1万8900円。

『月刊商人舎』が毎月お手元に届けられ、
さらに『商人舎magazine』アクセス権が、
1冊ごとに5人の方に付与されます。

紙版購読者はチームリーダー。
ウェブ版読者4人はチームメンバー。

つまり1購読に対して5アクセス。
1人当たり、ひと月300円。

パソコンはもちろん、
スマートフォンでもタブレットでも、
いつでもどこでも、
見る、読む、使う。

それが商人舎magazine。

『月刊商人舎』は、
48ページフルカラーの月刊雑誌。

毎号、特集は一つで、
強烈なオピニオンを出す。

こちらは全ページを、
くまなく読み切っていただく。
読み切りを意図した編集。

無駄がなくて、
便利で、
なおかつ、
鮮明な主張。

『月刊商人舎』&『商人舎magazine』。
ご期待ください。

それから4月第2週は、
春の新製品が出揃う週。

コンサルタントの鈴木國朗さんが、
いい指摘をしている。

第1にプライスカード、ショーカードが、
決められた位置についているか、
商品と価格が一致しているか、
それを確認したい。

第2に、「新商品コーナー」を設けたい。
トレーダー・ジョーの全店には、
New Itemエンドが設定されていて、
顧客はいつもそこをチェックしている。
20130408141341.jpg

さて、毎日新聞の巻頭コラム『余禄』。
1962年、ノーベル賞受賞クリック博士の話。
ワトソン博士とともに、
DNAの螺旋構造を解明。

私自身、この研究から、
多くの触発を得たが、
10年前に終了した「ヒトゲノム計画」も、
博士らの基礎研究の賜だった。

米国オバマ大統領は、
「ヒトゲノム計画への投資は
140倍になって戻ってきた」とコメントし、
新国家プロジェクトを公表。
脳の活動全体を調べ上げ、
活用する「ブレイン計画」。

このコラムは基礎研究の重要性を説く。

一方、4月6日の朝日新聞『天声人語』。
小島寛之帝京大教授の言葉を引用。
同じく朝日の2010年7月2日社説の言葉。
「経済学は、物理学でいえば
ニュートンよりだいぶ前の段階」

これはずいぶんとショックな話だ。
それにしては経済学者やエコノミストは、
自信満々に語る。

「大恐慌の時代より格段に進歩したはずの
財政・金融政策も現代経済学も、
その問いに対する明快な答えを出せていない」

DNA螺旋構造解明の基礎研究から、
ヒトゲノム遺伝子情報の解析、実用研究まで。

こんな真摯さと執拗さが、
私たちの仕事にも必要だ。

日経新聞の今日の巻頭コラム『春秋』。
「昨年の11月14日に
当時の野田佳彦首相が
衆院解散を明言してから、
日経平均は実に48%上がった」

コラムニストはここで、
感慨深げに語る。
「改めて感じ入るのは、
景気という言葉の味わい深さだ」

「分解してみれば
景色の『景』と気分の『気』。
要するに見た目と心持ちの組み合わせだ。
経済学でいう『期待』という言葉に
どこか通じている気がする」

ジャーナリストの曖昧さが、
出てくる。

ニュートン以前の経済学、
その経済学の「期待」に景色と気分が、
「通じている気がする」らしい。

『東洋経済オンライン』の4月6日(土)版。
「竹中平蔵、アベノミクスを語る」の冒頭。

「鴨長明の『方丈記』の中に、
景気とは『空気の景色』という
説明が出てくるそうだ」

竹中さんが教わったのは、
故・速水優元日本銀行総裁から。

「まさしく、景気は『気』から。
経済学的にはエクスペクテーション(期待)だ」
日経の春秋の言い回しと一緒。

「それが今高まっている。
それを高めたのは安倍首相の功績だ」

クリック博士とヒトゲノムに比して、
なんと抽象的で曖昧な見解か。

現代経済の問題を、
鴨長明から引っ張ってくるなんて、
ニュートン以前であることは間違いない。

実際に、今日の日経新聞『景気指標』。
「春季交渉『満額』印象は画餅」
編集委員の土屋直也さんの署名記事。

「株高以上に消費者心理に響きそうなのは、
春季労使交渉で自動車メーカーなどの
『満額回答』が相次いだことだ」
では本当に給与・賞与が増えたのか。

連合発表の春季労使交渉3月末集計。
1456組合の賃上げ率は1.8%、
昨春とまったく同じ。

これは組合員数を勘案した加重平均の数値。

夏ボーナスは468組合分では約68万円、
前年実績比1.8%増。

「『満額回答』の印象に惑わされがちだが、
円安景気を先取りしたボーナス増は
一部にとどまっているもよう」

だから、
「個人預金は最新データの今年2月分では、
むしろ前年比の増加率が上がっている」。

アベノミクスの20%以上もの円安効果、
日経平均の48%もの高騰。

コラムニストは、
「必ず、消費や投資へ波及する」と、
語りつつも、結語は、
「まだ証拠は乏しく、
その『震度・波及度』も見えていない」

マスコミに限らない。
私たち自身にも、「景気」を、
「空気の景色」や「景色の気分」と、
漫然と見る習性がある。

竹中平蔵ですら、
「景気は気から」などと言っている。

しかし私たちは、
「神は現場にあり」によって、
ものを判断し続けねばいけない。

いい季節だけに、
仕事は現場主義を貫きたい。

『月刊商人舎』も
『商人舎Magazine』も、
基礎研究の如きアプローチと、
徹底した現場主義を、
貫徹していきたい。

では、みなさん。
Good Monday!

〈結城義晴〉

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結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

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