結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年12月12日(水曜日)

鈴木敏文の「人民を、人民によって、 人民のために統治すること」

昨日の夕方の東京・芝増上寺。
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後ろに、東京タワー。
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空気が透き通っている。
それがよくわかる。

朝日新聞の経済欄コラム『経済気象台』。
1863年11月19日、
リンカーンのゲティスバーグ演説を取り上げる。
“government of the people, by the people, for the people”
「人民の人民による人民のための政治」と訳される。

コラムニストは「人民の」の「の」に関心を持つ。
英語の“of”である。

故丸谷才一さんは、解釈する。
「人民を、人民によって、
人民のために統治すること」

こちらは「を」と「統治」するにこだわって、
governmentは「政府」ではなく、
「統治すること」と理解する。

丸谷説が「正しい」というのが、
コラムニストの意見。

「政治家は選挙民には嬉々として媚を売る。
与党や省庁は、好景気には利権拡大のため、
経済効果も疑わしい箱モノに税金をつぎ込み、
不景気にも需要拡大と称してばらまきを重ねてきた」

「国民が政治の所有権を取り戻し、
自らが自らを統治する本来の民主主義を
樹立すべき時に来ている」

まったくその通り。

毎日新聞の『水説』。
水曜日の社説コラム。
先週12月5日は専門編集委員の潮田道夫さん。
「物価上昇は困る?」がタイトル。

現時点で、毎日新聞の記事のなかで、
3番目にアクセスが多い。
「総選挙にむけ、どの党もデフレ退治を公約している。
物価をあげることが国民の期待に応えることだと、
政治家は考えているわけだ」

「そうなのだろうか。
国民は物価上昇を望んでいるのか」

日本銀行の生活意識に関するアンケート調査を引く。
第51回目の9月の調査。

「1年前と比べて物価が『上がった』と答えた人にその感想を聞くと
8割台後半の人が『どちらかと言えば、困ったことだ』と回答した。
明らかに人々は物価の上昇を歓迎していないのである」

この調査結果について、
白川方明(まさあき)日銀総裁は指摘する。
「今の日本においては
『物価は上がらないのが普通だ』という感覚にとどまらず
『物価の上昇は許容できない』という感覚が
広く定着している可能性を示唆している」

「物価に関するある種の常識的な感覚、
すなわち『物価観』こそが経済理論では
『インフレ予想』という用語で抽象化されているものの実像」

その結果、企業は値上げができず
賃金などコスト削減に走っている。
デフレからの脱却がますます遠のく。

「経済の成長力を強化し、
賃金の引き上げを実現していく、

という実体的な変化を起こすことが不可欠」

ここで「初めて、インフレ予想が上昇し、
デフレ脱却が見えてくる」。

「大事なのは企業のチャレンジ精神を高め
新規需要の開拓力をつけること
だというのが結論」
これにも私は賛同したい。

今週末の日曜日には、
衆議院総選挙。

正当なことを正当に主張し、考察し、
国民が政治の所有権を取り戻したい。

日経新聞に鈴木敏文さん登場。
セブン&アイ・ホールディングス会長。

政治に望むこと。
「第1は景気を浮揚させることができるかだ。
脱デフレを果たすために大胆な取り組みが必要。
国内総生産の6割を占める個人消費が落ち込めば、経済成長は難しい。
不安が先に立ち将来への見通しが立たないのが日本の現状。
消費者は景気が上向いたと感じるようにならないとお金は使わない。
今はそんなムードは全くない」

消費者の景気が上向いたと感じさせること。

そのために必要なこと。
「2%程度の経済成長を目指し、
様々な手をうつことが必要だ。

議論になっているインフレターゲットは1つの方法だと思う。
明日の生活に困るという人たちへきちんとケアしたうえで、
脱デフレを急ぐべきだ。
公共事業も従来型のハコモノ投資ではなく、
例えば、中央自動車道の事故を受けた道路など
インフラの保守点検・整備を行うべきだ。
雇用創出にもつながるだろう」

鈴木さんはインフレターゲット論に賛成する。

消費税増税に関して。
「消費税を上げればすべてが解決するような言い方はおかしい。
多額の財政赤字は
消費税を上げたからといって埋まるものではない」

「増税時期は相当慎重にやらないといけない。
経済が停滞している時の増税は
相当消費を落ち込ませることになる。
税収が増えるどころか逆に減る懸念がある。
付帯条項にあるように経済成長を見極めるべきだ。
経済成長で税収を上げる方が日本には合っている」

1997年の「消費税分還元セール」は、
前年比約2倍を売り上げた。

「今回は消費者は動かないだろう。
税率が1年後には8%からさらに10%まで上がるからだ。
2回も上がることを消費者は嫌がるはず。
どうしても上げるなら一気に10%に上げた方がショックは大きいが、
消費者心理の回復も早いのでは」

あくまで消費者心理を優先的に考えるのが鈴木さん。

12月の衆議院選挙は売業に影響を与えるか。
「選挙時は経済は停滞することが多い。
ただ選挙後に政局が安定するとみれば、
消費が盛り上がってくるのでは。
株価も上がり、少しはお金を使おうかなという心理になるかもしれない」

鈴木さんの主張は、
「消費者が安心してお金を使えるように
将来の設計図とそのプロセスが見える政治」

国民心理を前向きにする政治。
そのためにはインフレターゲット論も必要とする。

ただしインフレは歯磨きのチューブのごとし。
出し過ぎると戻しにくい。

ポール・クルーグマン教授の提唱する2%のインフレ・ターゲット。
鈴木さんも必要だとする。

日銀白川総裁の考え方。
「企業のチャレンジ精神を高め、
新規需要の開拓力をつけること」

政治が企業に望むこと、
企業が政治に望むこと。

その両者の先に消費者がある。

つまり消費者の望むことを実現させる。
それが「人民を、人民によって、
人民のために統治すること」
の本質である。

〈結城義晴〉

2012年12月11日(火曜日)

眼鏡チェーンJIN田中仁に柳井正が問うた「会社が目指すもの」

俳優小沢昭一逝去。
享年83。

新聞各紙ほとんど、
巻頭コラムで取り上げた。
それがこの異能の才人の評価を物語っている。

俳号は「変哲」(へんてつ)
寒風へ頭を槍にして進む
「頭を槍にして」のたとえ、いい。

なぜか、冬の猫の句多し。
木枯しや猫捨てきれず戻りけり

あの声は捨て子猫らし夜寒かな

音もなく猫帰りくる霙るる夜

戯れに詠んだ辞世。
志ん生に会えると春の黄泉(よみ)の道

一方、歌舞伎役者中村勘三郎。
5日に早世。

朝日新聞で劇作家の野田秀樹さんが悼む。
「演劇界が彼を失ったことは、
ただの喪失ではすまない。
災害に近い」
享年57。

野田秀樹の「災害」のたとえ、
これもすごい。

師走の訃報。
心急かれつつ、
心痛む。
合掌。

日経新聞『旬の人時の人』。
㈱ジェイアイエヌ社長の田中仁さん登場。
眼鏡店JINSは全国に約170店。

前橋信用金庫(現しののめ信用金庫)職員から、
38歳で低価格眼鏡チェーンを創業。

2006年には上場。

ここまではディスカウント・チェーンストア方式で、
ある程度の成長は可能。
しかしその反動が、必ず出る。

上場後、「競争激化で赤字に転落」。

「あなたの会社は
何を目指しているのですか」。

ファーストリテイリング柳井正会長兼社長。
2008年のクリスマスイブに、
会いに来た田中さんに質問。

しかし田中さん、返答できず。
「自分は慢心していたと2日間寝込んだ」。

翌年、会社が社会に果たす役割を定める。
「目を守る、よく見えるための新機能・デザインの開発」

これが、「JINS PC」の大ヒットにつながった。
「パソコンの青色光を最大50%減らし、
目が疲れにくい効果をうたった眼鏡」

今、メガネ業界で先を争って開発されている。
しかしJINSは、
昨2011年秋の発売から今年11月末までに、
100万本超を販売。
「あなたの会社は何を目指すのか?」
一言でいえば、
「Vision」である。

ピーター・ドラッカー教授は質問する。
「顧客は誰か。
顧客はどこにいるか。
顧客の求める価値は何か。
顧客は何を買うか」

この質問に答えるのも、
自らのビジョンを明らかにすることにつながる。

ジェイアイエヌの社名は、JIN。
つまり田中仁の「JIN」。
自分の名前を社名にした

しかしここからは、
会社のビジョンは見えない。

一方、ファーストリテイリングは、
Fast=早い、Retailing=小売業、
「はやい小売業」。

社名そのものが、
何を目指すかを示している。

これだけで会社の価値を図ることは、
もちろんできない。

社名のつけ方には大きく二種類ある。
固有名詞からつける場合、
コンセプトからつける場合。

前者の代表はウォルマート。
ウォルトンのマート。

クローガー、アルバートソンズ、
ウェグマンズ、トレーダー・ジョー。

三越も、その前身の越後屋もこれ。
イトーヨーカ堂も岡田屋もこちら。

後者はウォルマートのライバルのターゲット。
コストコ、セーフウェイ、
パブリックスやホールフーズ。

岡田屋からジャスコに転じ、
イオンとなった日本最大小売業も、
今はこちら。

私たちの商人舎も後者。

会社をつくるとき、
「結城義晴事務所」や「結城オフィス」も、
分かりやすいし仕事がしやすいと勧められた。

しかし私は「商人の舎(とねり)とした。

私の師匠や先輩でも、
倉本長治の㈱商業界、
渥美俊一の日本リテイリングセンター、
友人の鈴木哲男さんはリテイル・エンジニアリング・アソシエイツ、
鈴木國朗さんはアイダスグループ。
後者が多い。

藪下研究室、島田研究室、築山研究室は前者。

田中さんは今春から、
慶応義塾大学修士課程で、
「消費者行動論」を研究。
社会人MBAで学ぶ。

この姿勢はいい。

立教MBAの私の授業では、
クレドをつくるときにビジョンと社名の講義をするが、
慶応で田中さんは何を学び、
何をイノベートするのだろう。

さて昨日は、夕方から、
その立教大学大学院で、
サービスマーケティングの講義。
フリークエントショッパーズプログラムと、
エブリデーロープライス。
その融合。
さらにペルソナマーケティング。

考え方やコンセプトをこそ、
理解し、各自考察してほしい。
その後、履修者有志で懇親。
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撮影は幹事の山崎亮さん。

学生街の激安の店で、
愉しく懇親し、議論し、
学ぶ社会人の意味合いを確認し合った。

学ぶときにも、
仕事するときにも、
もちろん会社を興し、
経営するときにも、
Visionは不可欠だ。

「あなたは何を目指すのか?」

〈結城義晴〉

2012年12月10日(月曜日)

改装した東京ステーションホテルに見る「生産的な過去のもの」

Good Monday! Everyone!
[2012vol50]

2012年も第50週。
50週はなんとなく、
区切りのようにも感じられるが、
実はそうでもなく、
1年間は52週。
13週ごとのクォーター(四半期)が4回で52週。

だから50週というのは逆に中途半端。

こういったこと、よくあります。

私たちは10進法でものを考えることに慣れているけれど、
コンピュータは2進法だし、
時計は12進法。

ウィークリーマネジメントは、
7進法と13進法。
それが7×52と1日の1年間となっているから不思議。

その今週は第50週。

来週日曜日の12月16日は、
第46回衆議院総選挙。
「総選挙」は、英語ではGeneral election。
「総員改選」の意味。
日本の衆議院やイギリス下院で行われる。

480議席の総員が改選される。
それだけ重要な選挙となる。

だから、
選挙に行こう!
投票しよう!

今月の商人舎標語は、
「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」

現時点は「早仕掛け」の最中。
クリスマスだけでなく、
歳末も仕掛けておくこと。
もちろん年始に対しても早仕掛け。

総選挙も商売においては、
テーマ資源。

それから12月13日はすす払いの日、
転じて大掃除の日。

今週の気分は「大掃除」か。

落葉焚(おちばたき)昨日も今日も灰となり
〈朝日俳壇 安城市・稲垣雄二〉

そして、年賀はがきの受け付けは、
毎年12月15日から。
おわりも決まっている。
翌年1月7日まで。

百歳の恩師へとまづ賀状書く
〈日経俳壇 沼津・岩城英雄〉

今週はそんな年末の出来事が集中して、
歳末を盛り上げる。

この気分、忘れてはいけない。

そのうえで16日の日曜日、
総選挙。

月刊『食品商業』のロングセラー特集。
『このまま使える販促企画書』。
私が編集長のときに始めた毎月連続特集。
まだ続いている。

その2012年12月編で、
盟友の鈴木國朗さんが、
今週のライフスタイルを書いている。

「年末年始の必需品の予約や買い物を始める。
気温も下がり、何かと忙しく体調を崩しやすい。
忘年会やお疲れ様会などが開かれ、慌ただしい」

その通り。

「今日も一日、慌てず、急げ!」

結城義晴の標語。

冬という一本の木を愛しけり

〈朝日俳壇 三郷市・岡崎正宏〉

さて一昨日の夕方。
立教大学大学院・結城ゼミ3期生とそのグループで、
東京ステーションホテルへ。
その施設内の視察見学とディナー。
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東京駅丸の内のドームは今や、
観光のメッカ。
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ホテル受付は、丸の内南口から通ずるところ。
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実に丁寧にご案内くださった豊泉遼平さん。
日本ホテル㈱オペレーション部ゲストリレーションズ。
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東京駅丸の内側駅舎で営業。
ホテル部分の1915年(大正4年)完成、創業。
駅舎建物は赤レンガ造りで辰野金吾の設計。

東京駅改装後に営業を再開。
休館前に約50室だった客室が150室と増加。

丸の内駅舎は4万3000平方メートルが改装された。
ホテルは2万0800平方メートル。

駅舎の三階部分の客室通路。
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壁にゆかりの品が展示されている。
これは松本清張の『点と線』。
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清張はかつて、このステーションホテルを愛用。
部屋は2033号室だった。
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3階の小部屋に展示があって、
ドームを見下ろすことができる。
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高くて広々とした天井。
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その壁面欄間。
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見下ろすと地上部分。
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壁面には鷲のレリーフ。
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正面アーチには豊臣秀吉の兜のキーストーン。
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ここで全員で記念写真。
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その後、ロイヤルスイートルームへ。
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173平方メートル、一泊80万円。
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皆さんも、どうぞ。

私たちは次に高価な1泊35万円の部屋を見学。
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メゾネットタイプで、
広い応接室。
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応接セットの前で、また、
記念写真。
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4人掛けテーブルセット。
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執務デスク。
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ここで、全員、
大正時代の文豪のように気取って、
またまた記念写真。
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バスとトイレもシックで豪華。
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アメニティはブルガリで揃えてある。
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メゾネット方式の2階へ。
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階段を登るとベッドルーム。
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シモンズのベッドとみると、
寝ころびたくなる。
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窓の外にはJR路線とはとバスの群れ。
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駅舎の丸の内側に面して並ぶパレスサイド81室、
クラシックタイプ29室、
室内2階建てのメゾネット7室、
スイールーム4室、
ロイヤルスイートルーム1室、
合計150室。

最安値は23平方メートルのクラシックタイプ、
3万30円(消費税サービス料込み、宿泊税別)。
ただしルームチャージなので2人で泊まれば、
1人1万5000円。

地下1階には、スパ。
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最後に4階の朝食会場。
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これが贅沢で素晴らしい。

いまのところ、宿泊者が朝食をとるだけの部屋。
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赤煉瓦のメインダイニングの前で、
記念写真。

そしてディナーは、「ブランルージュ」。
70席と合計26席の個室3室。
その1室で、よく吟味されたフランス料理。

そして最後の記念写真。
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東京ステーションホテルを堪能した。

古いものをイノベーションによって、
新しくする。

東京ステーションホテル。
実に良くできていた。

ピーター・ドラッカー先生の言葉。
「仕事が出来る者は、集中する。
集中するための原則は、
生産的でなくなった過去のものを捨てることである」

「過去を捨てなければ、
明日をつくることは出来ない」

「あまりにわずかの企業しか、
昨日を捨てていない。
あまりにわずかの企業しか、
明日のために必要な資源を手にしていない」

生産的でなくなった過去のものを捨てる。
何が残るか。
生産的な過去のもの。
それが「文化」である。
明日につながる昨日のもの。
それが「文化」である。

東京ステーションホテルは、
その意味で「文化」そのものだ。

そんなことを感じて、
豊かな気分になってきた。
80万や35万の部屋には、
泊まることはないだろうけれど。

では、みなさん。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2012年12月09日(日曜日)

ジジとイチョウの木[日曜版2012vol50]

ジジです。
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12月にはいって、
ずいぶん、寒くなってきました。
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きのう、rikkyoで、
すごいことがおこりました。
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あさ10時ごろ。

キャンパスのイチョウの木。
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それが昼をすぎて3時ごろ。
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あっというまに、
ちってしまいました。

ちょっとかなしい。
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夕闇がせまってくると、
もっとせつない。
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キャンパスをみわたすと・・・・。
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こっちのイチョウには、
まだまだはっぱがのこってる。
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でもすごいですね。
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おどろきました。

11月24日は、
こんなに金色にかがやいていた。
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それからもっと、
暑いころ。
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思い出してみました。
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6月には、
青々としていた。
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元気いっぱい。

夏には、
イチョウもボクも、
元気だった。
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それから、5月。
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緑色がましてきた。
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もっともどると、
去年のクリスマスイブの日。
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ちってしまったイチョウのえだが、
トリミングされていました。

いま、キャンパスの主役はこれです。
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門をくぐると2本、みえる。
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モミの木。
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もうかざりつけがおわって、
夜にはライトアップされます。
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みあげると、
すごくきれい。

でも、イチョウの木は、
わきで、じっとしています。
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ごくろうさま。

らいねんも、
よろしくね。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2012年12月08日(土曜日)

「自己客観化」と「自立・自律」、そして「脱グライダー」を志向せよ!

毎日新聞の巻頭コラム『余録』。
「『選ぶ政治家がいない』
『誰がやっても同じ』
『どうせ世の中は良くならない』。
どこかで聞いた嘆きをもらす向きもあろうが、
『結果』は自らにふりかかる。
まず政治の底を固める有権者の1票だ」
まったくの同感。

どんなことになろうが、
私たちは選挙結果に責任を持たねばならない。

だから、
選挙に行こう!
投票しよう!

朝日新聞の巻頭コラム『天声人語』。
〈この子らに戦(いくさ)はさせじ七五三〉水野李村(りそん)
「国を守る決意もいいけれど、
戦没者の悔しさを思い、
孫子の顔を浮かべての一票も悪くない」

憲法9条を変え、
自衛隊を国防軍にする。
そんな主張に反論する。

今日は真珠湾攻撃の日。
1941年12月8日。
それから71年経った。

国民も政治家も、
朝日、読売、毎日の大新聞も、
得体のしれないものに引きずられた。
アイデンティティを失った。

私は今日、
いつもの土曜日のごとく、
東京・池袋の立教大学。
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銀杏の葉が落ちて、
もうすぐ丸裸。

それでも銀杏は天に向かって、
すっくと立っている。

午前中から結城ゼミ。
ゼミ生は全員、修士論文・調査研究レポートに邁進中。
提出日は来年1月11日。
私もこの日が実質的な正月。

それまで無呼吸泳法。

今日も個別指導。
武藤麻代さんは、
自分の研究を白板に書いて整理。
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すごくいい研究が進んでいる。
全員の研究、ほんとうに楽しみだ。

私の信条は変わらない。
「邪魔をしないこと」
人間や組織や会社が伸びていく。
その障害物になったり、
方向性を捻じ曲げたりは、
絶対にしない。

指導にエゴイズムは禁物だ。

大学院生も、
会社の部下も、
指導先も。

「邪魔をしない」し、
「脱グライダー」であることを求める。

だいいち、
ひきずられつつ、
教えられたまんまをやるなんて、
生きている意味がない。
会社ならば経営している価値がない。

昨日の日経新聞の経済コラム『大機小機』。
タイトルは「外から日本を見ると」。

「自分が外国の日本経済研究者だとしよう。
自分は日本経済のかじ取りについてどう考えるだろうか」
これがコラムニスト隅田川氏のスタンス。

「第1に気になるのが財政であろう。
日本の財政は先進国中最悪の状態だ。
消費税の引き上げが決まったとはいえ、
それだけでは2020年度に基礎的財政収支を黒字化」できない。

「このままでは、いずれ
金利の暴騰やインフレなどの大混乱をもたらしかねない」。

「ところが、現実の日本では、選挙があっても、
消費税引き上げ後の財政再建について議論する政党は皆無である」。

「第2に環太平洋経済連携協定への対応ぶり

「今後は成長著しいアジア地域との連携を
強化していくことがほぼ必然の対応であり、
TPPのような機会があったら、
日本は真っ先にこれに加入し、
これをテコに更なる発展を目指すはずだと考えるだろう」

「ところが、日本ではTPP交渉への参加をめぐって
延々と議論が繰り返され、一向に明確な方針が出ない」

「第3に人口変化への対応が重要」

「先進国中で高齢化比率が最も高く、
生産年齢(15~64歳層)比率が最も低い国となる」

「生産年齢人口が減れば、
労働力不足が成長を制約するだろうし、
負担者である働く層が減り、
受益者である高齢者層が増えれば、
現在のような年金・医療・介護などの社会保障システムを
維持していくことは難しくなる」

「ところが日本では、
外国人労働力の受け入れには消極的であり、
社会保障給付の抑制策はほとんど実行されていない」

コラムニストは、『外から日本を見るとどう考えるか』の発想を勧める。
つまり「自己客観化」の方法である。

この国への警告はそのまま、
人間に当てはまる。
会社にも当てはまるし、
店にも事業部にも適用できる。

私たちは「自立」していなければならない。
つまり自分で立って、自分で物事を行うことだ。
さらに私たちは「自律」しなければならない。
自らをコントロールすること。

「自立と自律」。
それが自己客観化のために必要だ。

そのために必須のことは、
「外から自分を見て、考えること」だ。

外部の人に助言を求めるもよし、
ベンチマークする企業や店を見るもよし。
海外を訪れるもよし。

ただし、助言を求める外の人や、
ベンチマークする対象、
海外の企業や店は、
よく吟味されていなければいけない。

これを間違えると、
反対の方向に行ってしまう。

そしてその時、
「自立と自律」が不可欠だ。

私の言葉でいえば、
「脱グライダー」であること。

グライダーのように、
ロープで引っ張ってもらい、
エンジンなしで空を浮遊することは、
いま、最も避けなければいけない愚行だ。

なぜならば今こそ、
「ポジショニング戦略」が、
不可欠だからである。
ポジショニングとは、
自己客観化なしにできるものではない。

では、良い週末を。

〈結城義晴〉

2012年12月07日(金曜日)

日経MJ結城義晴寄稿「ウォルマート、年末商戦の心得」の全体最適

今日、夕方の5時18分、
東北から関東にかけて強い地震。

青森、岩手、宮城、茨城、栃木の各県で震度5弱、
横浜でも震度4。

震源は三陸沖、
震源の深さは約10キロ。
マグニチュード7.3と推定された。

「またか」

私は横浜の商人舎オフィスにいたが、
ゆったりとした横揺れから始まって、
昨年3月の無気味な地震を思い出した。

5時53分、宮城県金華山沖で0.2メートル、
6時2分、宮城県石巻市鮎川で1メートルの津波が観測された。

NHKは津波発生地区に対して、
「避難してください」と命令口調を繰り返した。

私は、この対応に、
ちょっと安心した。

しかし、いつ、再び来るかわからない。
そのことに対しては、
あの3・11を忘れないと同時に、
絶対に気を緩めてはいけない。

さて、今朝の日経MJをご覧になった方はいるだろうか。
14面『マーケティング・スキル』の欄に寄稿した。
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タイトルは「ウォルマート、年末商戦の心得」

日経新聞消費産業部の竹蓋(たけふた)幸広さんが、
タイトルをつけてくれた。

私は担当編集者に完全に委ねる。
新聞も雑誌も、全体があって、個々の記事がある。
全体最適が何よりも大事だと考えるからだ。

いい記事になった。
感謝したい。

今日の昼ごろには、
日経MJデスクの白鳥和生さんから電話。
消費産業部次長。

私の寄稿に対するお礼の言葉。

丁寧な対応に、ここでも感謝。

月に1回くらい、寄稿していこうと思う。
ご愛読を願っておきたい。

その今日の日経MJ。
一面は「ライフネット生命」の特集記事。
2008年開業のインターネット専業の生保。
現在、快進撃。

11月の契約件数15万件を突破。
これ、私が主張する「フォーマット化」の現象。
生保業態にも新しいフォーマットが誕生している。

立教ビジネスデザイン研究科サービスマーケティングの課題、
ザキヤマ君はこの記事をもとにレポートを書けば、
いい成績が収められるに違いない。

ライフネット生命は、
「正直さ」すなわちオネスティと、
「顔の見える経営」に徹した。

私のサービスマーケティングの授業そのもの。

日経MJ2面の「マーケティング八塩圭子ゼミ」。
テーマは「選挙投票と購買行動」。
ヘンリー・アサエルの「購買行動類型」を、
今回の衆議院選に当てはめた。

アサエルは消費者の購買行動によって、
製品を4タイプに分類。
座標軸は、
第1に「関与水準(消費者と製品の関わり合いの程度)」、
第2に「ブランド間の知覚差異」。

これで4つのタイプのマトリックスができる。

八塩さんは、関与水準が低くて、差異がない領域の、
つまりコモディティ領域を、
今回の日本の12政党乱立にたとえる。
「慣性型購買行動」の対象となる領域。
だから「政党も今まさにコモディティ―となってしまっている」。

面白い視点だし、
マスコミ受けしそうな切り口。

政治にも行政にも、
マーケティングは必須。

日経MJ最終面には、
「選挙の師走 消費走らず?」の記事。
編集委員の田中陽さんが健筆をふるった。
「選挙があるとその時期は消費が弱くなる」
このジンクスの検証。

結論は、
「景気の不透明感、ボーナス減に選挙のジンクスも重なり、
今年の師走商戦は流通業界にとって厳しい展開が予想される」

日経MJの5面「総合小売り」欄。
「西友、より安い食品の新PB」の記事。
これは10月2日の日経本紙一面のイオンの「格安PB」の記事と同意。
つまり「コンペティティブブランド」のこと。
私流にいえば「競争的・闘争的ブランド」。

イオンにつづいて、ウォルマート西友も、
コンペティティブブランドを強化する。

ウォルマートはアメリカでは、
この競争型を「サムズ」ブランドで対応している。
そう、メンバーシップホールセールクラブのバナーと同じ。
日本では「みなさまのお墨付き」と命名。
これは、日本的で、すごくいい。

このページは左上に、
「イオン、北関東最大級モール」の記事。
イオンモール水戸内原オープン。
店舗面積8万㎡。

この面の下段では、
カコミ記事の『ハッスル店長』。
ここにはイトーヨーカドー鷺宮店長・長島義彦さん登場。
「従業員による接客と挨拶の徹底」を掲げる。
大久保恒夫流だ。
「まずは店長が率先垂範。
パワーがいると思うが、
明るい笑顔で乗り切りたい」
店長のコメントはどんなメディアのどんなコメントもいい。

だから私は店長が大好きだ。

今日の日経MJ。
とてもいい。

私は立教大学院の講義で、
前期・後期ともに、参考文献を日経MJにしている。
いま、業界マスコミに最も求められることは、
ニュースの鮮度と見識である。

その意味で日経MJは最も価値あるメディアだと思う。

さて、日経本紙では、
一面に「セブン&アイ、PB売上高1兆円に」の記事。
実は私、昨日からこの情報を得ていた。

セブン&アイ・ホールディングスが2015年度に、
セブン・プレミアムの売上高を現在の2倍に引き上げる。
2012年度は前年度比17%増の4900億円。
全体の約8%。

2015年度には14~15%に高まる。

この実現に向けて、
「既存商品より価格帯の高い商品」、
すなわちクォリティブランドを増やす。

「大手食品メーカーや有名な外食店と組み、
高品質の原料にこだわったPBの品目数を
現在の10品程度から3年で300品に拡充」
現在の10アイテムアは論外。
300で一人前。

こちらはこちらで頑張れ。

プライベートブランドの分類は4つ。
①エコノミーブランド。
これは大半のトレード・オフによる商品。

②クォリティブランド。
セブン&アイが取組む。

③ライフスタイルブランド。
イオンの「トップバリュレディミール・トップバリュ共環宣言」
「トップバリュグリーンアイ ・トップバリュヘルシーアイ」などなど。
しかし売れないのが悩みの種。

④コンペティティブ・ブランド。
イオンのトップバリュベストプライスと、
西友の「みなさまのお墨付き」。

やっと複数社で分類のラインナップが揃ってきた。

説明しやすいし、議論しやすい。

もう、十把一絡げで、
プライベートブランドを、
「いいの悪いの」
「やるべきだの駄目だの」と、
論じる時代は終わっている。

〈結城義晴〉

2012年12月06日(木曜日)

三井物産米国トップセミナー同窓会と流通セミナー野中郁次郎講義

新聞各紙、こぞって、
第18代目中村勘三郎の早世を悼んだ。
それだけでもう十二分に、
追悼の意は評されただろうが、
それでも、惜しい。

合掌。

さて日経新聞電子版に、
「コンビニ伸長が映し出す『大無党派層』誕生」
日経新聞編集委員の中村直文さんの記事。

「衆院が解散された直後の11月下旬、
コンビニエンスストア大手のファミリーマート本部に、
店舗オーナーから電話があった」

店頭に選挙ポスターを張らせてほしい、
候補者からの要請。

しかし本部側は、
「我々は政治に中立です。
お客様から特定の候補者や政党に
肩入れしているととられてしまうので、
おすすめはできません」

当然のことだ。

政治と宗教には中立、関与しない。
それが商売の鉄則。
「実際、国内のコンビニで、
候補者のポスターが張られるケースはこれまでない」

「コンビニ数は今年10月、
初めて5万店を突破した。
年間の来店客数となると140億人を超えた」

「それほど国民になじんだ施設ながら、
政治の臭いはない」

店は公器だ。
だからこそ、
特定の政党や特定の政治家に、
偏らない。

「政治的に中立と言うより、
政治にかかわらないコンビニは消費生活の中心で、
拡大する単身世帯の受け皿になっている」
それが無党派層に重なる、と、
中村さんは言う。

「特定の政党を支持しない無党派層は、
冷戦下の『5年体制」』崩れた90年代の前半から、
次第に選挙結果を左右する存在として注目されてきた」

「コンビニの店舗数もその頃から倍増し、
少子高齢化が進んできた過去10年でも
1万店ほど増えている」

「16日投開票の衆院選に
12党もの政党が候補を擁立したのも、
コンビニ的社会構造が
全国から地方にまで広がったことと符合する」

「大無党派層の誕生とコンビニの伸長は、
政治を映す鏡でもある」

編集委員・中村直文さんの観察。
なかなかに面白い。

店は政治と関係しないが、
そこで働く人たちは、
有権者の責任と義務を果たさねばならない。

選挙に行こう!
投票しよう!

私は特定の政党や政治家をお勧めしはしない。
しかし選挙という行為は強くお勧めしたい。

期日前投票は、
明日でも明後日でも可能だ。

国民として選挙結果に責任を持つためにも、
傍観者でいてはいけない。

無党派層はいいが、
棄権はいけない。

選挙に行こう!
投票しよう!

今日午後は、大手町にある三井物産㈱本社。
前半は、米国視察トップセミナーの同窓会。
後半は、三井物産流通セミナーと懇親会。

米国視察トップセミナーの同窓会は
本店12階にある会議室IT-12号室。
エレベーターで12階に上がると、告知の張り紙。
なぜなら広いワンフロアに会議室がずらっと並んでいる。
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廊下には、同窓会会場の告知。
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会場前には、立派な告知ボード。
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三井物産トップセミナーには、
今夏8月23日から1週間、
経営トップ35名が参加した。
ダラス・ニューヨークを巡っての視察。

そのメンバーが4カ月ぶりに集まって、
懇親をしようというのが今回の趣旨。
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進行は、食品流通部事業推進室の島方正弘さん。
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はじめにアメリカツアーにも同行した
食品流通部長の中山裕之さんがあいさつ。
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そして、コーディネーターを務めた私が
挨拶を兼ねて研修総括として、
40分ほど講義した。
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8月以降、11月までに、
私は都合4回アメリカを訪れている。
その4回の視察で感じたアメリカ小売業の変化を、
整理し、報告した。
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視察当時の写真を紹介しながら
記憶をたどってもらい、解説する。
するとみんなの理解が進む。
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さらにアメリカ市場の変化、
小売業のマーケティング戦略の潮流、
日本の市場で取り組むべきことを私なりに提示。
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短時間ではあったが、ご清聴を、感謝したい。

前半のまとめは加工食品営業部長の堀田安紀さん。
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そして、後半の流通セミナー会場へ。
場所は、地下の多目的ホール。

三井物産食品メーカー会定例のセミナー。
取引先メーカーの経営幹部が300名を超えて集まった。
さらに小売業の経営トップも参加。
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セミナーに先立ち、
食品メーカー会会長の小畑一雄さんがあいさつ。
東洋水産㈱社長。
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「被災地の東北をまわったが、
いまだ復旧・復興のスタートについたばかり。
しかし地元には気力、勇気がみなぎっている。
12月は食品業界にとって大切な時期。
中長期の方向を見失わず、
着実に命題をクリアーしていくことが大切」

そして、野中郁次郎先生のセミナー。
一橋大学名誉教授。
テーマは「日本企業にいま大切なこと」
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まったく偶然のことながら、
日経新聞最終面の『交遊抄』で、
富国生命保険社長の米山好映さんが、
「暗黙知の師」と題して野中先生のことを書いた。

「会ってみたいとの思いが成就したのは1990年ごろ、
経済同友会の会合でだった。
以来、約20年にわたり先生の研究会に参加している」

野中先生の言葉。
「大ぼらを吹かないと人間は駄目だよな」
「すぐ使えるハウツーのような知識はあまり役立たない」

『交遊抄』そのままに、
野中先生の講演が始まり、約1時間半、
持続可能なイノベーション企業に必要なリーダーシップと、
その組織の在り方が提示された。
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理想主義・演繹法のプラトンと
実践主義・帰納法のアリストテレス。
今どちらの哲学が大事なのか。
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共感・共振・共鳴の経営、
共感・共振・共鳴の顧客との関係づくりの重要性。
暗黙知を形式知として形にし、
さらに実践知にする。
そのための考え方。

The Wise Leaderの必要性。
その能力とは何か。
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ドラッカー、シュンペーターから、
ポーター、ハイエクまで、
それぞれの思想をきっぱりと位置づけ、
脳にとって刺激的なセミナーだった。

「究極の価値は勇気によって創り出される」


「身体化された心」

「Mind & Body」
「Thinker と Doer」
そして「知的体育会系」
野中先生の結語はすべて、
「オクシモロン」(撞着語法)だった。

そして場所を移しての懇親会。
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ここからは懇親の写真を紹介しよう。

メーカー会会長・東洋水産社長の小畑一雄さん。
右は、常務取締役の今村将也さん、即席麺本部長。
この時期に「マルちゃん正麺」が絶好調。
マーケティングの面白さについて語りあった。
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㈱コノミヤ社長の芋縄隆史さん。
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㈱阪食からは常務の松元努さんが参加。
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芋縄さんと松元さん、大阪組の二人は、
そのあと、連れ立って会場を後にした。

㈱セルバ社長の桑原孝正さん。
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㈱京急ストア常務の上野裕さん。
コーネル・ジャパン「伝説の1期生」。
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そのコーネル・ジャパン第1期に、
事務局長を務めた大高愛一郎さん。
現在、三井物産勤務。
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そして流通セミナーの司会も務めた中山裕之さんと、
食糧本部穀物物流部長の松本裕之さん(右)。
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お世話になった三井物産のみなさんと記念写真。
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左から、三井食品執行役の稲田雄司さん(コーネル・ジャパン2期生)、
三井物産九州食料部食品室長の和田幸成さん、
「ルミエール」の三角商事㈱社長の三角勝信さん、
物産食品流通部長の中山裕之さん、
同大阪支社の小林将人さん(コーネル・ジャパン3期生)。

最後は堀田安紀さん。20121206204843.jpg
堀田さんは懇親会の司会まで担当し、大活躍。
お疲れ様でした。

しかし野中郁次郎の「オクシモロン」、
頭に残った。

〈結城義晴〉

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